JP2015192068A - 太陽電池モジュール及び車両用部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】更なる軽量化を実現しつつ、充分な耐衝撃性を具備する太陽電池モジュールを提供する。【解決手段】表面保護層1、受光面封止材層21、光電変換層3、非受光面封止材層41、及び裏面基材5をこの順に有する太陽電池モジュールであって、非受光面封止材層41は、25℃における貯蔵弾性率が50MPa以上であり、裏面基材5は、引張弾性率が10GPa以上である、太陽電池モジュール。【選択図】図1

Description

本発明は、軽量かつ優れた耐衝撃性を有する太陽電池モジュールに関する。本発明の太陽電池モジュールは、車両用太陽電池パネルに適している。
従来より、外的圧力に対する保護能力を持つソーラセルモジュール、2枚のポリカーボネート板の間に発電素子を封止した、安価で軽量の太陽電池モジュール、薄型化を目的とした太陽電池モジュール等が知られている(例えば、特許文献1〜3)。一方、車両に装着される車両用太陽電池パネルの開発もなされている(例えば、特許文献4)。さらに、前面保護部材と裏面保護部材とがシリコーン樹脂封止層を介して積層された太陽電池モジュールにおいて、軽量かつ温度サイクル試験の耐久性を有することが記載されている(例えば、特許文献5)。
特開平7−169984号公報 特開2005−113077号公報 特開2007−242677号公報 特開2010−21499号公報 特開2013−62423号公報
上記文献に記載されたいずれの太陽電池モジュールも、車両に搭載される際の環境等によっては耐衝撃性が不十分であった。本発明は、従来の太陽電池モジュールに比べ、更なる軽量化を実現しつつ、充分な耐衝撃性を具備する太陽電池モジュールの提供を課題とする。
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、表面保護層、受光面封止材層、光電変換層、非受光面封止材層、及び裏面基材をこの順に有する太陽電池モジュールにおいて、非受光面封止材層の貯蔵弾性率、及び、裏面基材の引張弾性率が特定の条件を満たす場合に上記課題を解決できることを見出し、本発明に至った。
即ち、本発明は以下の構成を有する。
[1] 表面保護層、受光面封止材層、光電変換層、非受光面封止材層、及び裏面基材をこの順に有する太陽電池モジュールであって、
前記非受光面封止材層は、25℃における貯蔵弾性率が50MPa以上であり、前記裏面基材は、引張弾性率が10GPa以上である、太陽電池モジュール。
[2] 前記非受光面封止材層と前記裏面基材が直接積層される、[1]に記載の太陽電池モジュール。
[3] 前記非受光面封止材層は、厚みが0.5mm以下である、[1]または[2]に記載の太陽電池モジュール。
[4] 前記受光面封止材層は、tanδピーク値が0.3以上である、[1]〜[3]のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
[5] 前記受光面封止材層は、2層の封止材層の間に中間層が配置された積層体である、[1]〜[4]のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
[6] 前記光電変換層が結晶シリコン系の光電変換層である、[1]〜[5]のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
[7] [1]〜[6]のいずれかに記載の太陽電池モジュールを含む車両用部材。
本発明によれば、従来の太陽電池モジュールに比べ、更なる軽量化を実現しつつ、充分な耐衝撃性を具備する太陽電池モジュールを提供できる。
本発明の太陽電池モジュールの一態様を示す説明図である。 本発明の太陽電池モジュールの一態様を示す説明図である。 本発明の太陽電池モジュールの一態様を示す説明図である。
本発明の太陽電池モジュールは、表面保護層、受光面封止材層、光電変換層、非受光面封止材層、及び裏面基材をこの順に有する太陽電池モジュールであって、前記非受光面封止材層は、25℃における貯蔵弾性率が50MPa以上であり、前記裏面基材は、引張弾性率が10GPa以上である、太陽電池モジュールである。
<1.表面保護層>
本発明の太陽電池モジュールは表面保護層を有する。表面保護層としては樹脂が用いられる。
表面保護層として用いられる樹脂としては、例えば、エチレン4フッ化エチレン、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、環状ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート等が挙げられる。好ましくは、エチレン4フッ化エチレン(ETFE)樹脂、ポリカーボネート(PC)樹脂等が挙げられる。
これらの樹脂は市販のものを用いることができる。例えば、ETFEでは旭硝子(株)製アフレックス、PCではタキロン(株)製ポリカーボネートプレート、三菱エンジニアリングプラスチックス(株)製ユーピロン、PMMAでは三菱レイヨン(株)製アクリライト,住友化学(株)製スミペックス等が挙げられる。
表面保護層として用いる樹脂の曲げ弾性率の下限は、特に限定されないが、通常1GPa以上であり、好ましくは2GPa以上、更に好ましくは3GPa以上である。一方で、上限も特に限定されないが、通常20GPa以下であり、10GPa以下が好ましい。曲げ弾性率の測定方法は、例えば、JIS K 7171による。
表面保護層として用いる樹脂の全光線透過率の下限は、特に限定されないが、通常80%以上、好ましくは85%以上である。一方で、上限も特に限定されないが、通常99.9%以下である。全光線透過率の測定方法は、例えば、JIS K 7361−1による。
表面保護層として用いる樹脂の厚みの下限は、特に限定されないが、通常0.02mm以上、好ましくは0.05mm以上、更に好ましくは0.1mm以上である。一方で、上限も特に限定されないが、通常5mm以下、好ましくは2mm以下である。表面保護層の厚みがこの範囲であることで、適度な耐衝撃性と軽量化を両立することができる。
表面保護層として用いる樹脂を所望の厚みにする方法は、公知の方法を用いることができる。その樹脂に相当する公知の板を用いることができ、また公知の板を加熱プレス等の方法により製作することができる。
表面保護層に上記樹脂を用いることにより、降ひょう試験時の衝撃力を平面方向に分散させることができる。これにより、光電変換層への応力集中を軽減し、光電変換層の破壊を抑制することができる。また、ひょうの破壊を促進することもでき、そのことによるエネルギーの分散により、光電変換層への応力を軽減することもできる。表面保護層の大きさは、特に制限されず、通常、光電変換層より大きければよい。
本発明の太陽電池モジュールは、表面保護層の外側(表層側)に表面保護シートを備えてもよい。本発明において表面保護シートを備えることは表面保護層の傷つきや劣化を抑制し、全光線透過率を維持するため好ましい。表面保護シートを構成する材料は、耐候性・耐擦傷性フィルムが好ましく、通常使用される公知のものを使用することができる。
表面保護シートの材料となる樹脂としては、例えばエチレン−テトラフルオロエチレン共重合体、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、シリコーン、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド等が挙げられる。これらの中でもポリメチルメタクリレート(PMMA)、およびエチレン−テトラフルオロエチレン共重合体が好ましい。このような表面保護シートを1層または複数層配置することもできる。
表面保護シートの厚みは、特に制限されないが、通常10μm以上、好ましくは20μm以上であり、通常200μm以下、好ましくは150μm以下である。表面保護シートは、光電変換層の受光面側に設けられるものであるため、光を透過する性質を有する必要があり、その全光線透過率は80%以上、好ましくは85%以上である。一方で、上限は特に限定されないが、通常99.9%以下である。
このような表面保護シートは市販のものを用いることができる。例えば、アクリプレンHBS(三菱レイヨン株式会社製)や、サンデュレン(株式会社カネカ製)、テクノロイ(住友化学株式会社製)等が例示できる。
本発明の太陽電池モジュールは、表面保護シートと表面保護層との間に接着層を備えてもよい。接着層の材質等は特に制限されないが、通常例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)樹脂、ポリビニルブチラール(PVB)樹脂、マレイン酸またはシラン等で変性した変性ポリエチレン樹脂、変性ポリプロピレン樹脂、またエポキシ系接着剤、ウレタン系接着剤等の光透過性の材料が用いられる。接着層の厚みは特に制限されないが、例えば300〜500μmのシート状が好ましい。
本発明の太陽電池モジュールは、表面保護層または表面保護シートの外側(表層側)にさらに、耐候性保護層を備えてもよい。耐候性保護層を備えることで、耐候性、耐衝撃性、耐擦傷性等をさらに向上させることができる。耐候性保護層の材料は特に限定されないが、光硬化性樹脂、熱硬化性樹脂等のハードコート剤を用いることができる。このようなハードコート剤を塗布、噴霧等した後、乾燥、加熱、光照射等することで、表面保護層または表面保護シートの外側に耐候性保護層を積層することができる。
耐候性保護層は、光電変換層の受光面側に設けられるものであるため、光を透過する性質を有する必要があり、その全光線透過率は80%以上、好ましくは85%以上である。上限は特に限定されないが、通常99.9%以下である。
耐候性保護層の厚みは、特に限定されないが、通常1μm以上、好ましくは5μm以上であり、通常200μm以下、好ましくは100μm以下である。
耐候性保護層に用いるハードコート剤としては市販のものを用いることができる。例えば、ユピマーUV(紫外線硬化性樹脂:三菱化学株式会社製)やレイクイーン(三菱レイヨン株式会社製)等が例示できる。
<2.封止材層>
太陽電池モジュールにおける封止材層は、通常、光電変換層を封止すること等を目的として、光電変換層を覆うように設けられる。そのため、封止材層は、表面保護層と光電変換層との間、及び裏面基材と光電変換層との間に配置される。
本発明の太陽電池モジュールは、表面保護層と光電変換層との間に受光面封止材層を有し、裏面基材と光電変換層との間に非受光面封止材層を有する。
<2−1.受光面封止材層>
本発明の太陽電池モジュールは、表面保護層と光電変換層との間に受光面封止材層を有する。
受光面封止材層の封止材としては、太陽光を透過する合成樹脂材料であればよく、公知の通常用いられるものを使用することができる。例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)樹脂、ポリオレフィン(PO)樹脂、ポリビニルブチラール(PVB)樹脂、ポリエチレンテレフタラート(PET)樹脂、マレイン酸またはシラン等で変性した変性ポリエチレン樹脂、変性ポリプロピレン樹脂、またエポキシ系接着剤、ウレタン系接着剤等を用いることができる。
また、受光面封止材層は1層でも複数層でもよい。受光面封止材層が複数の封止材層で構成されている場合には、各封止材層の材料は同一であっても異なっていてもよい。この場合、後述するように、それらの封止材層の間に中間層を有することが好ましく、例えば、2層の封止材層の間に中間層を有することが好ましい。
また、受光面封止材層が複数の封止材層で構成される場合には、その間に中間層を挟持する複数の封止材層の損失係数tanδピーク値は同一であってもよいが、tanδピーク値が0.3以下のように低い値である場合には異なることが好ましく、例えば、2層の封止材層の間に中間層を有する場合には、その2層の封止材層の損失係数tanδピーク値は一方が高いことが好ましい。このような構成とすることで、外部からの衝撃がより吸収され、光電変換層の歪みが軽減されるため、光電変換層の破壊をより抑制することができる。
これらの樹脂は市販のものを用いることができる。例えば、シーアイ化成(株)製、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)UFHCE40、大日本印刷(株)製、変性ポリオレフィンシート(PO)Z74、三菱樹脂(株)製、変性ポリオレフィンシート(PO)2000、F6000等が挙げられる。
本発明の太陽電池モジュールでは、受光面封止材層が1層である場合にはその1層の損失係数tanδピーク値の下限が、複数層である場合にはそのうち少なくとも1層のtanδピーク値の下限が、好ましくは0.2以上であり、より好ましくは0.25以上であり、更に好ましくは0.3以上である。tanδピーク値が上記範囲にあることで、外部からの衝撃が吸収され、光電変換層の歪みが軽減されるため、光電変換層の破壊を抑制することができる。
一方で、tanδピーク値の上限は、受光面封止材層が1層であっても複数層であっても、特に限定されないが、通常0.8以下であり、好ましくは0.7以下であり、より好ましくは0.6以下である。なお、損失係数tanδとは、損失弾性率を貯蔵弾性率で除した値であり、その測定方法は、例えば、JIS K7244による。
上記tanδピーク値を有する封止材としては、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)樹脂、ポリオレフィン系樹脂(グレード:F2000等が好ましく挙げられる。また、所望のtanδピーク値を有する封止材を得る方法としては、公知の方法を用いることができ、例えば、公知の樹脂に粘着付与樹脂を含ませる、樹脂の主鎖成分を低分子量化する、等の方法が挙げられる。
受光面封止材層の厚みの下限は、通常0.2mm以上、好ましくは0.3mm以上、更に好ましくは0.4mm以上である。一方で、上限も特に限定されないが、通常2mm以下、好ましくは1mm以下である。
受光面封止材層の封止材を所望の厚みにする方法は、公知の方法を用いることができる。封止材に相当する公知の板を用いることができ、また公知の板を加熱プレス等の方法により製作することができる。
<2−2.中間層>
本発明の太陽電池モジュールは、受光面封止材層が複数の封止材層で構成される場合には、それらの封止材層の間に中間層を有することが好ましく、例えば、2層の封止材層の間に中間層を有することが好ましい。このような構成とすることで、外部からの衝撃が吸収され、光電変換層の歪みが軽減されるため、光電変換層の破壊を抑制することができる。
中間層を構成する好ましい基材としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、ポリエチレンナフタレート(PEN)樹脂などが挙げられる。これらの基材は市販のものを用いることができる。例えば、PET樹脂であれば三菱樹脂(株)製ダイアホイル、PEN樹脂であれば帝人(株)製テオネックス等が挙げられる。
中間層の厚みの下限は、特に限定されないが、通常50μm以上、好ましくは100μm以上、更に好ましくは150μm以上である。一方で、上限も特に限定されないが、通常1000μm以下、好ましくは500μm以下である。
中間層を所望の厚みにする方法は、公知の方法を用いることができる。中間層を構成する基材に相当する公知の板を用いることができ、また公知の板を加熱プレス等の方法により製作することができる。
<2−3.非受光面封止材層>
本発明の太陽電池モジュールは、裏面基材と光電変換層との間に非受光面封止材層を有する。
非受光面封止材層は、25℃における貯蔵弾性率の下限が50MPa以上であり、好ましくは70MPa以上、より好ましくは90MPa以上である。一方で、上限は特に限定されないが、通常1000MPa以下、好ましくは800MPa以下、より好ましくは500MPa以下である。25℃における貯蔵弾性率が上記範囲にあることで、板状の形状を維持し、光電変換層が衝撃を受けた際に生じる変形歪を抑制して、光電変換層の破損や配線材料への負担を防止することができる。貯蔵弾性率の測定方法は、例えば、JIS K7244による。
非受光面封止材層の材料としては、上記25℃における貯蔵弾性率を満たすものであれば、公知の通常用いられるものを使用することができる。例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)樹脂、ポリオレフィン(PO)樹脂、ポリビニルブチラール(PVB)樹脂、マレイン酸またはシラン等で変性した変性ポリエチレン樹脂、変性ポリプロピレン樹脂、またエポキシ系接着剤、ウレタン系接着剤等を用いることができる。好ましい樹脂としては、例えば、ポリオレフィン系樹脂(グレード:F6000、Z74等)等が挙げられる。
これらの樹脂は市販のものを用いることができる。例えば、大日本印刷(株)製、変性ポリオレフィンシート(PO)Z74、三菱樹脂(株)製、変性ポリオレフィンシート(PO)F6000等が挙げられる。
また、所望の貯蔵弾性率を有する封止材を得る方法としては、公知の方法を用いることができ、例えば、シラン変性ポリエチレン樹脂中のポリエチレン含有量とシラン変性量と
によって貯蔵弾性率を調節できる。太陽電池モジュールが用いられる温度範囲内での寸法変化による光電変換層への余分な応力がなければ特に材料は限定されない。
なお、非受光面封止材層は上記貯蔵弾性率を満たすものであれば、1層でも複数層でもよい。
非受光面封止材層は、裏面基材と直接積層されることが好ましい。一般的に、非受光面封止材層と裏面基材との間に緩衝層等の中間層が存在した方が光電変換層の破損を防止できると考えられる。しかし、実際には、非受光面側封止材層と裏面基材としては、光電変換層の歪みを生じさせない構造であることが必要であり、非受光面側封止材層と裏面基材との間に中間層が存在しない方が、光電変換層の局所的な歪みが生じにくく、光電変換層の破損を防ぐことができるためである。
非受光面封止材層の厚みの上限は、好ましくは0.5mm以下であり、より好ましくは0.4mm以下であり、さらに好ましくは0.3mm以下である。一方で、下限は特に限定されないが、通常0.1mm以上である。非受光面封止材層の厚みが過度に大きくなく、上記範囲にあることで、板状の形状を維持し、光電変換層が衝撃を受けた際に生じる変形歪を抑制する効果を発揮でき、光電変換層の破損や配線材料への負担を防止することができる。なお、上記厚みは、非受光面封止材層が複数層で構成される場合には、各層の厚みではなく、複数層全体が成す厚みをいう。
非受光面封止材層の封止材を所望の厚みにする方法は、公知の方法を用いることができる。封止材に相当する公知の板を用いることができ、また公知の板を加熱プレス等の方法により製作することができる。
<3.光電変換層>
本発明の太陽電池モジュールは光電変換層(本明細書において、「太陽電池セル」と称することがある。)を有する。
光電変換層は、光エネルギーを直接電力に変換することができる太陽電池セルを有する層であり、通常、複数の太陽電池セルを集電線等で接続してなる。太陽電池セルで発生した電気は、集電線を通じ外部変換機を介して取り出すことができる。
太陽電池セルの素子としては、単結晶シリコン太陽電池素子、多結晶シリコン太陽電池素子、アモルファスシリコン太陽電池素子、微結晶シリコン太陽電池素子、球状シリコン太陽電池素子などのシリコン系太陽電池素子を用いることができる。また、CIS系太陽電池素子、CIGS系太陽電池素子、GaAs系太陽電池素子などの化合物太陽電池素子を採用することもできる。さらに色素増感太陽電池素子、有機薄膜太陽電池素子、多接合型太陽電池素子、HIT太陽電池素子等を採用してもよい。
例えば、シリコン系太陽電池素子は市販のものでよく、例えば、Q−Cells社、FirstSolar社、Suntech社、Sunpower社、TSEC社、Gintech社、シャープ社製などの太陽電池セルが挙げられる。
太陽電池セルの素子の各電極は、導電性を有する任意の材料を1種又は2種以上用いて形成することができる。電極材料(電極の構成材料)としては、例えば、白金、金、銀、アルミニウム、クロム、ニッケル、銅、チタン、マグネシウム、カルシウム、バリウム、ナトリウム等の金属、あるいはそれらの合金;酸化インジウムや酸化錫等の金属酸化物、あるいはその合金(ITO:酸化スズインジウム);ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリアセチレン等の導電性高分子;そのような導電性高分子に、塩酸、硫酸、スルホン酸等の酸、FeCl等のルイス酸、ヨウ素等のハロゲン原子、ナトリウム、カリウム等の金属原子などのドーパントを含有させたもの;金属粒子、カーボンブラック、フラーレン、カーボンナノチューブ等の導電性粒子をポリマーバインダー等のマトリクスに分散した導電性の複合材料などが挙げられる。
各電極の厚み及び光電変換層の厚みは、必要とされる出力等に基づき、決定することができる。さらに電極に接するように補助電極を設置してもよい。特に、ITOなど導電性のやや低い電極を用いる場合には効果的である。補助電極材料としては、導電性が良好ならば上記金属材料と同じ材料を用いることができるが、銀、アルミニウム、銅が例示される。
<4.裏面基材>
本発明の太陽電池モジュールは裏面基材を有する。
裏面基材は、その引張弾性率の下限が10GPa以上であり、好ましくは15GPa以上であり、より好ましくは20GPa以上である。一方で、上限は特に限定されないが、好ましくは200GPa以下であり、より好ましくは150GPa以下である。裏面基材の引張弾性率が10GPa以上であることで、光電変換層が衝撃を受けた際に生じる変形歪みを軽減して、光電変換層の破壊を抑制することができる。引張弾性率の測定方法は、例えば、JIS K 7161による。
裏面基材として用いる材料としては、上記引張弾性率を満たすものであればよく、例えば、繊維強化プラスチック(FRP)、鋼板、アルミシート、ガラスエポキシ樹脂等が挙げられる。これらの基材は市販のものを用いることができる。
また、所望の引張弾性率を有する裏面基材を得る方法としては、例えば、公知の基材に金属基材を貼り合わせる方法や、公知の樹脂等を繊維強化して得る方法などが挙げられる。
上述した通り、裏面基材は、非受光面封止材層と直接積層されることが好ましい。一般的に、非受光面封止材層と裏面基材との間に緩衝層等の中間層が存在した方が光電変換層の破損を防止できると考えられる。しかし、実際には、非受光面側封止材層と裏面基材は光電変換層の歪みを生じさせない構造であることが必要であり、非受光面側封止材層と裏面基材との間に中間層が存在しない方が、光電変換層の局所的な歪みが生じにくく、光電変換層の破損を防ぐことができるためである。
裏面基材の厚みは、特に制限されないが、通常0.1mm以上であり、好ましくは0.3mm以上、更に好ましくは0.5mm以上である。一方で、上限も特に限定されないが、通常5mm以下、好ましくは2mm以下、更に好ましくは1mm以下である。
裏面基材を所望の厚みにする方法は、公知の方法を用いることができる。裏面基材に相当する公知の板を用いることができ、また公知の板を加熱プレス等の方法等により製作することができる。
<5.その他の層>
本発明の太陽電池モジュールは、更にガスバリア層、紫外線カット層、耐候性保護層、耐擦傷性層、防汚層、その他の公知の構成部材等を備えてもよい。
<6.太陽電池モジュールの製造方法>
本発明の太陽電池モジュールの製造方法は、公知の方法を用い得るが、例えば、表面保護層、受光面封止材層、光電変換層、非受光面封止材層、裏面基材等を含む多層シートを、真空ラミネーション装置内へ配置し、真空引きの後、加熱し、一定時間経過後に冷却することにより、太陽電池モジュールを得ることができる。
以下、本発明の太陽電池モジュールについて図面を参照して説明するが、本発明はこのような実施態様のみに限定されるわけではない。
図1は、本発明の太陽電池モジュールの一態様を示す。図1の太陽電池モジュールは、太陽光受光面側から表面保護層1、受光面封止材層21及び22、光電変換層3、非受光面封止材層41、裏面基材5の順に積層されている(層構成Aとする)。非受光面封止材層41の貯蔵弾性率を50MPa以上、裏面基材5の引張弾性率を10GPa以上とすることで、従来の太陽電池モジュールよりも、軽量で優れた耐衝撃性を有する太陽電池モジュールとすることができる。
図2の太陽電池モジュールでは、太陽光受光面側から表面保護層1、受光面封止材層21、中間層23、受光面封止材層22、光電変換層3、非受光面封止材層41、裏面基材5の順に積層されている(層構成Bとする)。受光面封止材層21と受光面封止材層22との間に中間層23が積層されることで、外部からの衝撃が吸収され、光電変換層の歪みが軽減されるため、光電変換層の破壊を抑制することができる。
図3の太陽電池モジュールでは、太陽光受光面側から表面保護層1、受光面封止材層21及び22、光電変換層3、非受光面封止材層41及び42、並びに、裏面基材5の順に積層されている(層構成Cとする)。
本発明の太陽電池モジュールは、薄肉かつ軽量であるにもかかわらず光電変換層の破壊を抑制する耐衝撃性を有し、また、たわみや振動を抑制する機能を持つために、自動車やトラック等に取り付けることができる。
以下、実施例に基づき本発明を詳細に説明する。なお、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
太陽電池モジュールの耐衝撃性の評価方法は、剛球落下試験(降ひょうの簡易試験)により実施した。各々の試験方法以下に示した。
[剛球落下試験]
剛球落下試験はJISC8938に記載の降ひょう試験の簡易試験方法に準拠して行った。
まず、太陽電池モジュールを、表面保護層面を上にして端部のみを固定し、地上面と接地しないよう水平に設置した。次に、質量227±2g、直径約38mmの表面が滑らかな鋼球を、力を加えずにモジュールの表面保護層面の中心点に落下させた。表面保護層面から鋼球の中心までの距離を0.1m刻みで1mまで変化させて試験を行った。鋼球の落下点は、表面保護層面の中心点から25mm以内とし、1枚の供試品に対する衝撃は1回限り、試験時の温度は標準状態とした。
この方法で試験した太陽電池モジュールについて、アイテス社製太陽電池EL検査装置を使用して太陽電池セルにひびや亀裂などの目視上の欠陥が生じたときの表面保護層面から落下前の鋼球の中心までの距離を記録した。
[実施例1]
図1の層構成Aのように、太陽電池モジュールの製造を次のように実施した。
表面保護層として、縦25cm、横25cm、厚み0.1mmのETFE樹脂(旭硝子社製、アフレックス、グレード:50HK−DCS)を用いた。
裏面基材として、縦20cm、横20cm、厚み1mmのFRP板(大隅加工社製、ガラスエポキシ積層板、グレード:SL−EC)(引張弾性率=20GPa)を用いた。
表面保護層側から第一の受光面封止材層として、縦22cm、横22cm、厚み0.4mmのEVA樹脂(シーアイ化成社製、EVAシート、グレード:UFHCE40)(tanδピーク値=0.5)を用いた。
表面保護層側から第二の受光面封止材層として、縦22cm、横22cm、厚み0.4
mmのPO樹脂(三菱樹脂社製、変性ポリオレフィンシート、グレード:F2000)(tanδ=0.36)を用いた。
非受光面封止材層として、縦22cm、横22cm、厚み0.4mmのPO樹脂(三菱樹脂社製、変性ポリオレフィンシート、グレード:F6000)(貯蔵弾性率=90MPa)を用いた。
光電変換層として、TSEC社製6インチサイズの結晶シリコン素子を用いた。素子は各太陽電池モジュールにつき、1枚使用した。
表面保護層、第一及び第二の受光面封止材層、光電変換層、受光面封止材層、並びに裏面基材を図1に示すごとく積層し、真空ラミネーション装置(NPC社製小型ラミネーターLN−50X50−S)内へ配置し、150℃にステージを加熱し、積層体を突き出しピンで持ち上げた状態で真空引きを行い5分間保持した。次いで突き出しピンを下げて積層体をステージに密着させて15分間保持した後、積層体を取り出して自然冷却を行い、太陽電池モジュールを得た。十分に冷却した後に、裏面基材に合わせて端部のトリミングを行ない、縦20cm、横20cm、の衝撃試験用太陽電池モジュールを得た。
各層の材料については表1にまとめた。このようにして得られた太陽電池モジュールに対して上述した剛球落下試験を実施し、その結果を表2に示した。以下の実施例及び比較例で用いた各層の材料についても表1にまとめ、実施例1と同様に耐衝撃性を評価し、その結果を表2に示した。
[実施例2]
表面保護層側から第二の受光面封止材層として、縦22cm、横22cm、厚み0.4mmのPO樹脂(三菱樹脂社製、変性ポリオレフィンシート、グレード:F6000)(tanδ=0.14)を用いたこと以外は実施例1と同様にして太陽電池モジュールを得た。
[実施例3]
表面保護層側から第一の受光面封止材層として、縦22cm、横22cm、厚み0.4mmのPO樹脂(三菱樹脂社製、変性ポリオレフィンシート、グレード:F2000)(tanδ=0.36)を、表面保護層側から第二の受光面封止材層として、縦22cm、横22cm、厚み0.4mmのEVA樹脂(シーアイ化成社製、EVAシート、グレード:UFHCE40)(tanδ=0.5)を用いたこと以外は実施例1と同様にして太陽電池モジュールを得た。
[実施例4]
表面保護層として、縦25cm、横25cm、厚み0.5mmのPC樹脂(三菱ガス化学社製、ユーピロン、グレード:MRF08U)を用いたこと以外は実施例1と同様にして太陽電池モジュールを得た。
[実施例5]
裏面基材として、縦20cm、横20cm、厚み1mmのアルミシート(汎用品)(引張弾性率=70GPa)を用いたこと以外は実施例1と同様にして太陽電池モジュールを得た。
[実施例6]
図2の層構成Bのように、表面保護層側から第一及び第二の受光面封止材層の間に、中間層として、縦25cm、横25cm、厚み0.125mmのPET樹脂(三菱樹脂社製ダイアホイル、グレード:T600)を設けたこと以外は実施例1と同様にして太陽電池モジュールを得た。
[実施例7]
非受光面封止材層として、縦22cm、横22cm、厚み0.8mmのPO樹脂(三菱樹脂社製、変性ポリオレフィンシート、グレード:F6000)(貯蔵弾性率=90MPa)を用いたこと以外は実施例1と同様にして太陽電池モジュールを得た。
[比較例1]
表面保護層、および裏面基材として、縦20cm、横20cm、厚み2mmのPC樹脂(タキロン社製、グレード:PC1600)(引張弾性率=2.3GPa)を用い、図3の層構成Cのように、光電変換層側から第二の非受光面封止材層として、縦22cm、横22cm、厚み0.4mmのEVA樹脂(シーアイ化成社製、EVAシート、グレード:UFHCE40)(貯蔵弾性率=12MPa)を設けたこと以外は実施例1と同様にして太陽電池モジュールを得た。
[比較例2]
図3の層構成Cのように、光電変換層側から第二の非受光面封止材層として、縦22cm、横22cm、厚み0.4mmのEVA樹脂(シーアイ化成社製、EVAシート、グレード:UFHCE40)(貯蔵弾性率=12MPa)を設けたこと以外は実施例1と同様にして太陽電池モジュールを得た。
[比較例3]
裏面基材として、縦20cm、横20cm、厚み0.125mmのPET(三菱樹脂社製ダイアホイル、グレード:T600)(引張弾性率=4GPa)を用いたこと以外は実施例1と同様にして太陽電池モジュールを得た。
[比較例4]
表面保護層側から第一の受光面封止材層として、縦22cm、横22cm、厚み0.4mmのPO樹脂(三菱樹脂社製、変性ポリオレフィンシート、グレード:F6000)(tanδ=0.14)を、表面保護層側から第二の受光面封止材層として、縦22cm、横22cm、厚み0.4mmのPO樹脂(三菱樹脂社製、変性ポリオレフィンシート、グレード:F6000)(tanδ=0.14)を用いたこと以外は実施例1と同様にして太陽電池モジュールを得た。
[比較例5]
光電変換層側から第一の非受光面封止材層として、縦22cm、横22cm、厚み0.4mmのPO樹脂(三菱樹脂社製、変性ポリオレフィンシート、グレード:F2000)(貯蔵弾性率=22MPa)を用いたこと以外は実施例1と同様にして太陽電池モジュールを得た。
以上のとおり、本発明の太陽電池モジュールは、剛球落下試験により評価した結果、外部からの衝撃に対し高い保護能力を有することが示された。
Figure 2015192068
Figure 2015192068
本発明は、軽量かつ優れた耐衝撃性を有する太陽電池モジュールに関する。本発明の太陽電池モジュールは、車両用太陽電池パネルに適している。
1 表面保護層
21、22 受光面封止材層
23 中間層
3 光電変換層
41、42 非受光面封止材層
5 裏面基材

Claims (7)

  1. 表面保護層、受光面封止材層、光電変換層、非受光面封止材層、及び裏面基材をこの順に有する太陽電池モジュールであって、
    前記非受光面封止材層は、25℃における貯蔵弾性率が50MPa以上であり、前記裏面基材は、引張弾性率が10GPa以上である、太陽電池モジュール。
  2. 前記非受光面封止材層と前記裏面基材が直接積層される、請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記非受光面封止材層は、厚みが0.5mm以下である、請求項1または2に記載の太陽電池モジュール。
  4. 前記受光面封止材層は、tanδピーク値が0.3以上である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  5. 前記受光面封止材層は、2層の封止材層の間に中間層が配置された積層体である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  6. 前記光電変換層が結晶シリコン系の光電変換層である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の太陽電池モジュールを含む車両用部材。
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