JP2015190132A - 防水シートの固定方法及びシート取付プレート - Google Patents

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Abstract

【課題】防水シートが不透明であっても、シート取付プレートの位置が把握でき、大掛かりな装置を用いずに防水シートを簡便にかつ正確にシート取付プレートに固定できる。
【解決手段】防水シート31の固定方法において、磁石13が取り付けられるとともに、熱可塑性接着層17が被着されたシート取付プレート11を、施工面27に所定の間隔で固定するプレート固定工程と、施工面27を防水シート31によって覆うシート展張工程と、磁力線可視化フィルムを防水シート31に重ねて可視化された磁石13の位置に応じシート取付プレート11の位置を確認する確認工程と、防水シート31の確認された位置を防水シート31の上から電磁誘導加熱することによって熱可塑性接着層17を溶融させて防水シート31とシート取付プレート11を接合するシート固定工程と、を含む。
【選択図】 図6

Description

本発明は、廃棄処分場の法面やビルの屋上外壁面、トンネル壁面などに展設される防水シートの固定方法及びシート取付プレートに関する。
加熱によって溶融する接着層を上面に備えたシート取付プレートを、施工面に固定し、そのシート取付プレートの上に防水シートを配置した後、シート取付プレートを防水シートの上から電磁誘導加熱によって加熱して接着層を溶融させることで、防水シートをシート取付プレートに接着する防水シート接着方法が知られている。防水シートは、透明または半透明な素材よりなり、加熱,溶着時に防水シート越しにシート取付プレートを目視にて確認しながら、電磁誘導加熱装置をセットし、接着施工が行われる。ところが、防水シートは透明または半透明であるものばかりではなく、設置場所に応じて種々有り、トンネル内では透明や半透明なものでもよいが、廃棄処分場やビル屋上などの屋外の場合には、耐候性を備える素材とすることで不透明の防水シートが使用される。この防水シートが不透明であることで、シート取付プレートを透かして見ることができず、電磁誘導加熱装置の加熱コイルの目視による位置合わせは不可能であるため、実際の現場では、手によりシート取付プレートを探り当てて位置出しを行なっている。このため、作業が容易でないとともに、防水シートが厚い場合、正確な位置出しが困難となる。
そこで、シート取付プレートと加熱コイルとの相対位置関係を、容易かつ正確に検出することができる被誘導加熱体の検出方法が提案されている(特許文献1参照)。この被誘導加熱体(シート取付プレート)の検出方法は、高周波電源から、共振回路を通して加熱コイルに高周波電力を与え、これにより、壁面に固定されるディスク表面の発熱体を発熱させ、防水シートをディスクに溶着する。この検出方法では、共振回路に、保護回路、測定回路及び表示手段を接続し、測定回路により、共振回路のインピーダンス変化または共振周波数変化を測る。これらの変化は、発熱体と加熱コイルとの位置がずれていると、大きく変動するので、この変動を表示手段によって観察することにより、防水シートに覆われた発熱体の位置に、加熱コイルを正確に合わせることができる。
特許第3290211号公報
しかしながら、上記した従来の被誘導加熱体の検出方法は、共振回路、保護回路、測定回路及び表示手段を備える複雑で高価な装置が必要になる。また、測定回路により、共振回路のインピーダンス変化または共振周波数変化を測りながらディスク(シート取付プレート)位置を見つけるため、施工が煩雑となる問題がある。特にトンネルの一次覆工等において起立する高所の施工面では、上記装置を用いた測定しながらの施工は危険を伴うこととなる。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、防水シートが不透明であっても、シート取付プレートの位置が把握でき、大掛かりな装置を用いずに防水シートを簡便にかつ正確にシート取付プレートに固定できる防水シートの固定方法及びシート取付プレートを提供することにある。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載の防水シート31の固定方法は、磁石13が取り付けられるとともに、熱可塑性接着層17が被着され、磁性を有する導体からなる複数のシート取付プレート11を、施工面27に所定の間隔で固定するプレート固定工程と、
前記施工面27を防水シート31によって覆うシート展張工程と、
磁力線可視化フィルム35を前記防水シート31に重ねて可視化された前記磁石13の磁力線の位置に応じ、前記シート取付プレート11の位置を確認する確認工程と、
前記磁力線可視化フィルム35を除いて前記防水シート31の前記確認された位置を防水シート31の上から電磁誘導加熱することによって、前記シート取付プレート11を加熱し前記熱可塑性接着層17を溶融させて前記防水シート31と前記シート取付プレート11を接合するシート固定工程と、
を含むことを特徴とする。
この防水シート31の固定方法では、シート取付プレート11が、コンクリート釘39などの固定手段によって施工面27に固定される。シート取付プレート11が固定された施工面27には、防水シート31がシート取付プレート11を覆って展張される。シート取付プレート11は、防水シート31が不透明である場合に、この防水シート31に覆われることで、目視できなくなる。施工面27を覆った防水シート31の表面側から磁力線可視化フィルム35を重ねる。磁力線可視化フィルム35は、防水シート31の背面側に位置するシート取付プレート11の位置になると、シート取付プレート11に設けられた磁石13の磁力線によって、磁力線が可視化される。この磁力線可視化フィルム35に可視化された磁力線に基づき、その位置を確認する。例えば防水シート31に印41を付けることとしてもよい。このようにして最初のシート取付プレート11の位置が分かれば、所定の間隔に施工面27に配置させた他のシート取付プレート11の位置が見つけやすくなる。すなわち、最初に見つけたシート取付プレート11から所定の間隔の位置に、磁力線可視化フィルム35を重ねることで、シート取付プレート11の正確な位置が容易に把握可能、確認することができる。次いで、その確認された位置、例えば防水シート31の印41の付された位置を防水シート31の上から電磁誘導加熱する。これにより、シート取付プレート11を加熱し、熱可塑性接着層17を溶融させて、防水シート31とシート取付プレート11とが接合される。これを繰り返すことで、全てのシート取付プレート11に、容易かつ正確な位置で防水シート31が固定され、施工面27に防水シート31が展張される。なお、他の全てのシート取付プレート11の位置を、磁力線可視化フィルム35にて見つけ防水シート31に印41を付しマーキングすることとしてもよく、全ての印41の位置で上記のように電磁加熱誘導を行い、接合することとしてもよい。
本発明の請求項2記載の防水シート31の固定方法は、熱可塑性接着層17が被着され、磁性を有する導体からなる複数のシート取付プレート11を、施工面27に所定の間隔で固定するプレート固定工程と、
前記シート取付プレート11の表面に、磁石13を取り付ける磁石取付工程と、
前記施工面27を防水シート31によって覆うシート展張工程と、
磁力線可視化フィルム35を前記防水シート31に重ねて可視化された前記磁石13の磁力線の位置に応じ、前記シート取付プレート11の位置を確認する確認工程と、
前記磁力線可視化フィルム35を除いて前記防水シート31の前記確認された位置を防水シート31の上から電磁誘導加熱することによって、前記シート取付プレート11を加熱し前記熱可塑性接着層17を溶融させて前記防水シート31と前記シート取付プレート11を接合するシート固定工程と、
を含むことを特徴とする。
この防水シート31の固定方法では、シート取付プレート11が、コンクリート釘39などの固定手段によって施工面27に固定される。シート取付プレート11には、その表面に、磁石13が取り付けられる。シート取付プレート11が固定された施工面27には、防水シート31がシート取付プレート11を覆って展張される。シート取付プレート11は、防水シート31が不透明である場合に、この防水シート31に覆われることで、目視できなくなる。施工面27を覆った防水シート31の表面側から磁力線可視化フィルム35を重ねる。磁力線可視化フィルム35は、防水シート31の背面側に位置するシート取付プレート11の位置になると、シート取付プレート11に設けられた磁石13の磁力線によって、磁力線が可視化される。この磁力線可視化フィルム35に可視化された磁力線に基づき、その位置を確認する。例えば防水シート31に印41を付けることとしてもよい。このようにして最初のシート取付プレート11の位置が分かれば、所定の間隔に施工面27に配置させた他のシート取付プレート11の位置が見つけやすくなる。すなわち、最初に見つけたシート取付プレート11から所定の間隔の位置に、磁力線可視化フィルム35を重ねることで、シート取付プレート11の正確な位置が容易に把握可能、確認することができる。次いで、その確認された位置、例えば防水シート31の印41の付された位置を防水シート31の上から電磁誘導加熱する。これにより、シート取付プレート11を加熱し、熱可塑性接着層17を溶融させて、防水シート31とシート取付プレート11とが接合される。これを繰り返すことで、全てのシート取付プレート11に、容易かつ正確な位置で防水シート31が固定され、施工面27に防水シート31が展張される。なお、全てのシート取付プレート11に磁石13を取り付けることとしてもよく、或いはいずれかの位置におけるシート取付プレート11に磁石13を取り付けることとしてもよい。
本発明の請求項3記載のシート取付プレート11は、磁性を有する導体からなり円板形状に形成されて中心に固定穴21の穿設されたプレート本体15と、
防水シート取付面23に設けられた熱可塑性接着層17と、
前記固定穴21を中心に前記防水シート取付面23に凹設された凹部19と、
前記凹部19に取り付けられた磁石13と、
を具備することを特徴とする。
このシート取付プレート11では、プレート本体15の中心に固定穴21が穿設され、プレート本体15は、この固定穴21にコンクリート釘39などの固定手段が挿通されて施工面27に固定される。シート取付プレート11は、磁石13が、凹部19に嵌るサイズのもので形成される。凹部19に配置された磁石13は、磁力によって凹部19に固定、或いは、接着剤などで凹部19に固定される。磁石13が、例えば円板状やリング状に形成されることで、プレート本体15の中心が容易に把握可能となる。これにより、磁力線可視化フィルム35に表された磁石13の位置の中央位置がプレート本体15の中心となる。このように、不透明の防水シート31に覆われ、目視できなくなったシート取付プレート11は、磁力線可視化フィルム35によって、中心が容易かつ確実に把握されるようになる。
本発明の請求項4記載のシート取付プレート11は、請求項3記載のシート取付プレートであって、
前記磁石13は、複数で構成され、前記凹部19に取り付けられることを特徴とする。
このシート取付プレート11では、シート取付プレート11の凹部19に固定される磁石13が、複数の磁石13で構成されることで、磁力線可視化フィルム35に表されたそれぞれの磁石13の中央位置がプレート本体15の中心となる。
本発明に係る請求項1記載の防水シートの固定方法によれば、防水シートによって目視が不可能となったシート取付プレートの位置を見つけるための大掛かりな装置を用いることなく、不透明な防水シートに隠れて見えないシート取付プレートの位置を容易に見つけることができ、この防水シートを簡便かつ正確にシート取付プレートへ固定でき、防水シートを施工面に展着することが可能となる。
本発明に係る請求項2記載の防水シートの固定方法によれば、施工面に固定されるシート取付プレートに対して、その固定後に磁石を取り付けることから、複数のシート取付プレートから選択して任意のシート取付プレートにのみ磁石を取り付けることができ、磁石の使用数を削減できコストダウンになる。そして、防水シートの展張によって目視が不可能となったシート取付プレートの位置を見つけるための大掛かりな装置を用いることなく、不透明な防水シートに隠れて見えないシート取付プレートの位置を容易に見つけることができ、この防水シートを簡便かつ正確にシート取付プレートへ固定でき、防水シートを施工面に展着することが可能となる。
本発明に係る請求項3記載のシート取付プレートによれば、防水シートが不透明であっても、磁石によりシート取付プレートの位置を把握でき、電磁誘導加熱を正確な位置にセットでき、シート取付プレートに対してズレることなく確実に熱可塑性接着を行え、防水シートの取付状態を確実なものとすることが可能となる。
本発明に係る請求項4記載のシート取付プレートによれば、シート取付プレートの凹部に固定される磁石が、複数の磁石で構成されることで、磁力線可視化フィルムに表されたそれぞれの磁石の中央位置がプレート本体の中心を示すことが可能となる。そして、防水シートが不透明であっても、これら磁石によりシート取付プレートの位置を把握でき、電磁誘導加熱を正確な位置にセットでき、シート取付プレートに対してズレることなく確実に熱可塑性接着を行え、防水シートの取付状態を確実なものとすることが可能となる。
本発明の実施形態に係るシート取付プレートの平面図である。 図1に示したシート取付プレートのA−A断面図である。 磁石のバリエーションを表した分解斜視図である。 プレート固定工程の斜視図である。 磁石取付工程の斜視図である。 シート展張工程のシート展張前の断面図である。 シート展張工程のシート展張後の断面図である。 確認工程の磁力線可視化フィルム使用時の斜視図である。 確認工程の印付け時の斜視図である。 シート固定工程の斜視図である。 施工面に固定され防水シートに覆われたシート取付プレートの位置を表す正面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態に係るシート取付プレート11の平面図、図2は図1に示したシート取付プレート11のA−A断面図、図3は磁石13のバリエーションを表した分解斜視図である。
本実施形態に係るシート取付プレート11は、プレート本体15と、熱可塑性接着層17(図6参照)と、凹部としての環状溝19と、磁石13と、を有する。
プレート本体15は、磁性を有する導体からなり、円板形状に形成されて中心に固定穴21が穿設される。具体的には、金属板をプレス成形することによって得る。プレート本体15の外周には、表面である防水シート取付面23よりも施工面側に低くなるフランジ部25が形成される。つまり、プレート本体15は、フランジ部25が施工面27に当たると、防水シート取付面23が施工面27(図4参照)から浮上する。プレート本体15の表面は、固定穴21を中心に、同心円状の環状溝19を有する。固定穴21の周囲は環状溝19と同様に凹設され、環状溝19と固定穴21との間は防水シート取付面23と略同等の高さとなる突条となる。シート取付プレート11は、環状溝19、フランジ部25に、小穴29を有する。小穴29は、防水シート31の溶着時における空気抜きの穴となる。すなわち、シート取付プレート11は、防水シート取付面23に防水シート31が被せられると、環状溝19が密閉空間となる。この状態で防水シート31の外側からプレート本体15が加熱されると、環状溝19の空気が膨張し、防水シート31が膨らんでしまう。小穴29は、この際の環状溝19内の空気を施工面27側へ逃がすことができる。これにより、防水シート31の破裂や破損を防止する。
プレート本体15の材料には、ステンレス鋼を素材として用いることができる。より具体的には、JIS400番台のマルテンサイト系ステンレスのSUS420J2やフェライト系ステンレスのSUS430、JIS329番系のオーステナイト・フェライト(二相)系ステンレスのSUS329J4Lを好適に用いることができ、好ましくはSUS430とされる。プレート本体15は、SUS430を用いることで、磁性を付与するとともに、高い防食性も得ることができる。なお、プレート本体15は、磁性、防食性があれば他の素材であってもよい。
このシート取付プレート11は、施工面27に固定されるものであるが、この施工面27としては、コンクリート面自体や地山面自体、或いは、これらコンクリート面や地山面を覆う不織布とされる。不織布の場合は、この不織布を固定する部材としてシート取付プレート11が用いられる。この場合、不織布が、防水シート31の展張よりも先行してシート取付プレート11によって施工面27に展着される。そして、この不織布を覆うように、シート取付プレート11の表面に接着された防水シート31がさらに展張される。
熱可塑性接着層17は、施工面27に対向する背面33と反対側の少なくとも表面である防水シート取付面23に被着される。この熱可塑性接着層17は、例えばホットメルト接着層とすることができる。ホットメルト接着層は、例えば、ポリエステル系、エチレン酢酸ビニル系、合成ゴム系、オレフィン系等の材質のものを採用でき、融点は70〜160℃のものを使用できる。電磁誘導加熱装置による加熱効率の向上や、装置コストの低減等の観点から150℃程度が好ましい。電磁誘導加熱装置によるシート取付プレート11の加熱は、150〜180℃程度の温度となるように設定される。
環状溝19は、固定穴21を中心に防水シート取付面23に同心円状に凹設される。環状溝19の断面形状は、U字形状、四角形状とすることができる。プレス成形時の局所曲げを回避し、亀裂を生じにくくするためには、溝延在方向に直交する断面形状がU字形状の溝底となることが好ましい。この溝底は、フランジ部25よりも施工面側には突出せずに形成される。
磁石13は、環状溝19の形状に沿うリング状に形成される。磁石13は、環状溝19の深さよりも小さい断面矩形に形成される。従って、環状溝19に取り付けられた磁石13は、プレート本体15の防水シート取付面23から突出しない。磁石13の着磁方向は、プレート本体15の厚み方向や片面多極着磁したものが用いられる。片面多極着磁の場合、着磁面が防水シートの方向に用いられ、シート取付プレート11に対して接着剤等で取り付けられる。また、厚み方向の両面に着磁方向としている磁石13の場合は、シート取付プレート11に着磁することで取り付けられる。
磁石は、上記リング状の他に、円板状に形成されることとしてもよい。この円板状の磁石37の場合は、シート取付プレート11の環状溝19の外径よりも小径に形成し、片面多極着磁の磁石とされ、着磁面ではない裏面側に接着剤等を用いてプレート本体15、例えば突条20に接着し取り付けられる。
この他、磁石は、プレート本体15の外周縁部分であるフランジ部25に取り付けることもできる。この場合も磁石はリング状に形成される。
また、磁石は、複数で構成されても良い。複数で構成される磁石は、環状溝19に円周方向に等間隔で取り付けられる。複数構成の磁石13は、任意な形状で形成できるが、それぞれは同一の形状が好ましく、環状溝19の断面形状と同一の断面形状で形成することとしてもよい。磁石13は、防水シート越しに磁力が磁力線可視化フィルム35(図8参照)で見つかればよい。
複数で構成される磁石の場合は、中心がわかる位置で互いに離間して配置される。すなわち、磁石は、2個以上が取り付けられる。2個であれば、それぞれの中間地点がプレート中心位置となる。また、4個であれば、直交する対角線の交点がプレート中心位置となる。3個であれば正三角形の中央位置がプレート中心位置となる。なお、磁石は、環状溝19に沿う円弧形状に形成してもよい。円弧形状の磁石によれば、環状溝19に対する固定強度を高めることができる。
磁石13は、磁性粉を練り込んだ樹脂製品としてもよい。また、磁石13は、樹脂にインサート成形されてもよい。磁石13は、焼結磁石や、ネオジムなどの強力なものを使用してもよい。磁石13は、自らの磁力でプレート本体15に取り付けることができる。また、磁力に加えて、接着剤を用いて固定してもよい。そして、磁力線可視化フィルム35によって磁力線が可視化される。磁石13は、単数であっても複数であっても、磁極の位置が可視化され、磁力線可視化フィルム35にてパターンを形成することとなる。
シート取付プレート11は、固定穴21に固定手段としてのコンクリート釘39が貫通されて施工面27に固定される。シート取付プレート11の固定された施工面27には、防水シート31が展設される。本実施形態において、防水シート31には、黒色不透明のものが用いられる。防水シート31としては、例えば、厚さが1〜2mm程度のポリオレフィン系や塩化ビニル系等の合成樹脂製シートが用いられる。
次に、防水シート31の固定方法の手順を説明する。
図4はプレート固定工程の斜視図、図5は磁石取付工程の斜視図、図6はシート展張工程のシート展張前の断面図、図7はシート展張工程のシート展張後の断面図、図8は確認工程の磁力線可視化フィルム使用時の斜視図、図9は確認工程の印付け時の斜視図、図10はシート固定工程の斜視図、図11は施工面27に固定され防水シート31に覆われたシート取付プレート11の位置を表す正面図である。
防水シート31の固定方法は、プレート固定工程と、磁石取付工程と、シート展張工程と、確認工程と、シート固定工程と、を含む。
プレート固定工程は、複数の磁石13が取り付けられるとともに熱可塑性接着層17が被着され磁性を有する導体からなる複数のシート取付プレート11を、起立する施工面27に所定の間隔で固定する(図4参照)。施工面27は、廃棄処分場の斜面(法面)、屋上などの外壁面、トンネルの一次覆工面などを対象とすることができる。
各磁石13は、シート取付プレート11に予め取り付けられてもよいし、シート取付プレート11を施工面27に固定した後に取り付けられてもよい。本実施形態では、図5に示すように、磁石取付工程として、施工面27に先に固定されたシート取付プレート11に、後から磁石13が取り付けられる。
シート展張工程は、図6,図7に示すように、施工面27をシート取付プレート11とともに不透明の防水シート31によって覆う。本実施形態において、防水シート31は、黒色不透明のものが用いられる。なお、防水シート31は、他の色の不透明、或いは透明や半透明であってもよい。
確認工程は、図8に示すように、磁性流体をフィルム中に均一分散させた磁力線可視化フィルム35を防水シート31に重ねる。これにより、磁力線可視化フィルム35には磁石13の磁力線の位置が紋様(パターン)45となって出現し可視化される。図示の例では、磁石13がリング状であり、リング形状の紋様45(図では斜線で示す)が現れる。そして、この紋様45の現れた防水シート31の表面位置を確認する。なお、この確認工程において、磁力線可視化フィルム35に出現するこれら紋様45の示す箇所の防水シート31に、図9に示すような印41を付け、マーキングを行うこととしてもよい。すなわち、これら紋様45のおよその中心位置にX印などの印41を付ける。このマーキングは、防水シート31に対して連続して印41を付す際などに有効である。
シート固定工程は、図10に示すように、磁力線可視化フィルム35を除いて防水シート31の確認された位置、例えば上記した防水シート31の印41の付された位置を防水シート31の上から電磁誘導加熱装置によって電磁誘導加熱することによってシート取付プレート11を加熱し熱可塑性接着層17を溶融させて防水シート31とシート取付プレート11を接合する。電磁誘導加熱装置は、誘導コイルを内蔵する加熱部43を有する。加熱部43は、交番電流により励磁され、その発生磁界の電磁誘導作用により、プレート本体15にうず電流を生じさせる。このため、プレート本体15はうず電流損により発熱し、熱可塑性接着層17が溶けて、防水シート31を接着する。
次に、上記の構成を有する防水シート31の固定方法の作用を説明する。
本実施形態に係る防水シート31の固定方法では、施工面27に、複数のシート取付プレート11が所定の間隔で取り付けられる。施工面27は、トンネルや廃棄処分場の地山、トンネルの一次覆工、建物屋上の壁面等となる。シート取付プレート11は、コンクリート釘39などによって施工面27に固定される。
シート取付プレート11が固定された施工面27には、防水シート31がシート取付プレート11を覆って展張される。シート取付プレート11は、防水シート31に覆われることで、目視できなくなる。展張される防水シート31は、施工面27が垂直面の場合、垂れ落ちないように、上縁を支持材などで支えたり、例えば釘等の仮止め材によって上端側が施工面27に仮固定されてもよい。
次いで、施工面27を覆った防水シート31の表面側から磁力線可視化フィルム35を重ねる。磁力線可視化フィルム35は、防水シート31の背面側に位置するシート取付プレート11の位置になると、シート取付プレート11に設けられた磁石13の磁力線によって、磁力線が紋様45となって可視化される。この磁力線可視化フィルム35に可視化された磁力線に基づき、その位置を確認する。また、例えば防水シート31に印41を付ける。このようにして最初のシート取付プレート11の位置が分かれば、所定の間隔に配置させた他のシート取付プレート11の位置が見つけやすくなる。すなわち、最初に見つけたシート取付プレート11から所定の間隔の位置に、磁力線可視化フィルム35を重ねることで、シート取付プレート11の正確な位置が容易に把握可能、確認することができる。このようにして、他の全てのシート取付プレート11の位置を、防水シート31にマーキングすることとしてもよい。なお、各シート取付プレート11は、施工面27に対して予め設定された所定寸法の等間隔に配置固定されることもあり、その場合には、全てのシート取付プレート11に対して磁力線可視化フィルム35を使用しなくてもよく、所定の位置のシート取付プレート11を磁力線可視化フィルム35にて見つけ、その他のシート取付プレート11に関しては、防水シート31上をメジャーなどを用いて計測し、位置を定めて上記同様の印を付けることとしてもよい。
次いで、防水シート31の確認された位置、或いは印41の付された位置を防水シート31の上から電磁誘導加熱する。これにより、シート取付プレート11を加熱し、熱可塑性接着層17を溶融させて、防水シート31とシート取付プレート11とが接合される。これを全ての確認位置や印41の位置で繰り返すことで、全てのシート取付プレート11に、容易かつ正確な位置で防水シート31が固定される。
また、本実施形態に係るシート取付プレート11では、プレート本体15の中心に固定穴21が穿設され、プレート本体15は、この固定穴21にコンクリート釘39などが挿通されて施工面27に固定される。シート取付プレート11は、磁石13が予め取り付けられたものが施工面27に固定されてもよく、施工面27に固定された後に、磁石13が後から取り付けられてもよい。施工面27への固定前に磁石13を取り付けておければ、現場での作業を軽減することができる。また、施工面27への固定後に磁石13を取り付ければ、プレート搬送時やプレート固定工程において、磁力により相互に吸着したシート取付プレート11を離す手間が省ける。
シート取付プレート11は、予め磁石13をとりつける場合、或いは現場で磁石13を取り付ける場合の何れであっても、磁石13を容易に取り付けることが可能となる。すなわち、磁石13は、環状溝19に嵌るサイズのもので形成される。磁石13は、環状溝19に沿う形状となって、環状溝19内に配置される。環状溝19に配置された磁石13は、磁力によって環状溝19に固定される。なお、磁石13は、磁気吸着力に加え、接着剤によってプレート本体15に固定されてもよい。環状溝19に取り付けられた磁石13は、プレート本体15の防水シート取付面23からは突出しない。防水シート31を固定した際に、突出した磁石13による防水シート31の破れを防止するためである。
リング状の磁石13は、その形状から環状溝19に配置されることで、プレート本体15の中心が容易に把握可能となる。これにより、磁力線可視化フィルム35に表されたリング状の磁石13の位置の中心位置がプレート本体15の中心となり、確認が可能である。また、円板状の磁石37の場合には、磁力線可視化フィルム35に表された円形の中央位置がプレート本体15の中心となる。
このように、不透明の防水シート31に覆われ、目視できなくなったシート取付プレート11は、磁力線可視化フィルム35によって、中心が容易かつ確実に把握され、確認が可能となる。
従って、本発明に係る防水シート31の固定方法によれば、大掛かりな装置を用いずに防水シート31を簡便かつ正確にシート取付プレート11に固定できる。
また、本発明に係るシート取付プレート11によれば、磁石13を備えるので、防水シート31が不透明であっても、磁力線可視化フィルム35によって、その位置を簡単に把握できる。
11…シート取付プレート
13…磁石
15…プレート本体
17…熱可塑性接着層
19…凹部(環状溝)
21…固定穴
23…防水シート取付面
27…施工面
31…防水シート
33…背面
35…磁力線可視化フィルム

Claims (4)

  1. 磁石が取り付けられるとともに、熱可塑性接着層が被着され、磁性を有する導体からなる複数のシート取付プレートを、施工面に所定の間隔で固定するプレート固定工程と、
    前記施工面を防水シートによって覆うシート展張工程と、
    磁力線可視化フィルムを前記防水シートに重ねて可視化された前記磁石の磁力線の位置に応じ、前記シート取付プレートの位置を確認する確認工程と、
    前記磁力線可視化フィルムを除いて前記防水シートの前記確認された位置を防水シートの上から電磁誘導加熱することによって、前記シート取付プレートを加熱し前記熱可塑性接着層を溶融させて前記防水シートと前記シート取付プレートを接合するシート固定工程と、
    を含むことを特徴とする防水シートの固定方法。
  2. 熱可塑性接着層が被着され、磁性を有する導体からなる複数のシート取付プレートを、施工面に所定の間隔で固定するプレート固定工程と、
    前記シート取付プレートの表面に、磁石を取り付ける磁石取付工程と、
    前記施工面を防水シートによって覆うシート展張工程と、
    磁力線可視化フィルムを前記防水シートに重ねて可視化された前記磁石の磁力線の位置に応じ、前記シート取付プレートの位置を確認する確認工程と、
    前記磁力線可視化フィルムを除いて前記防水シートの前記確認された位置を防水シートの上から電磁誘導加熱することによって、前記シート取付プレートを加熱し前記熱可塑性接着層を溶融させて前記防水シートと前記シート取付プレートを接合するシート固定工程と、
    を含むことを特徴とする防水シートの固定方法。
  3. 磁性を有する導体からなり円板形状に形成されて中心に固定穴の穿設されたプレート本体と、
    防水シート取付面に設けられた熱可塑性接着層と、
    前記固定穴を中心に前記防水シート取付面に凹設された凹部と、
    前記凹部に取り付けられた磁石と、
    を具備することを特徴とするシート取付プレート。
  4. 前記磁石は、複数で構成され、前記凹部に取り付けられることを特徴とする請求項3記載のシート取付プレート。
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