JP2015189429A - 自動二輪車 - Google Patents

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齊藤 聡
Satoshi Saito
聡 齊藤
亮 永久保
Ryo Nagakubo
亮 永久保
恭介 稲田
Kyosuke Inada
恭介 稲田
谷 一彦
Kazuhiko Tani
一彦 谷
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Abstract

【課題】意匠面を簡素にすることができるフロントブレーキを提供することを課題とする。【解決手段】ドラムブレーキ31は、前輪12に一体的に設けられたドラム状のハブ34と、フロントフォーク16Lに設けられハブ34の開口部を覆うように形成されたブレーキパネル35とを有する。このブレーキパネル35は、フロントフォーク16Lの突起部19に嵌合して回転を規制する回り止め部42と、車速計測器21及び車速ケーブル22を収納する収納部43とを有する。車両側面視において、収納部43が回り止め部42と重なっている。【効果】回り止め部と収納部とが重なってさせているので、外観の凹凸を一部分に集中させることができ、ブレーキパネルの意匠面を簡素にすることができる。【選択図】図4

Description

本発明は自動二輪車、特にそれのフロントブレーキの改良に関する。
自動二輪車のフロントブレーキには、ブレーキケーブルを牽引することにより作動するドラムブレーキが知られている(例えば、特許文献1(図7)参照。)。
特許文献1の図7に示される自動二輪車の前輪(3)(括弧付き数字は特許文献1に記載されている符号を示す。以下同じ。)に、ドラムブレーキ(70)が備えられている。ドラムブレーキ(70)は、車軸ホルダブロック(62)にブレーキ作動軸(75)を介してブレーキ作動アーム(76)が揺動自在に設けられており、このブレーキ作動アーム(76)に接続されたブレーキケーブル(79)を牽引することにより、ドラムブレーキ(70)が作動される。
車軸ホルダブロック(62)の車幅方向側方の表面には、ブレーキ作動アーム(76)の他に、スピードメータケーブル(81)の先端を収納する車速計測用のギヤボックス(62c)と、ブレーキケーブル(79)のアウタ(79b)を支持するアウタ取付部(62d)と、車軸ホルダブロック(62)を支持するとともに回り止めするキングピン取付部(62a)及びナックル(62b)とが設けられている。
しかし、車軸ホルダブロック(62)の表面である意匠面は、ギヤボックス(62c)、アウタ取付部(62d)、キングピン取付部(62a)及びナックル(62b)等により複雑な形状となって、金型が複雑化し、コストの上昇を招くことになる。そこで、フロントブレーキの意匠面を簡素にすることが望まれている。
特開2000−168667公報
本発明は、意匠面を簡素にすることができるフロントブレーキを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明では、車体のフロントフォークに車軸を介して回転可能に支持される前輪と、ブレーキケーブルを牽引することで作動するドラムブレーキと、前記前輪の回転数を計測する車速計測器及び車速ケーブルとを有する自動二輪車において、前記ドラムブレーキは、ホイールのハブ内に設けられたドラムと、このドラムの開口部を覆うように設けられるブレーキパネルとを有し、前記ブレーキパネルは、前記フロントフォークの突起部に嵌合して回転を規制する回り止め部と、前記車速計測器又は前記車速ケーブルの少なくとも一部を収納する収納部とを有し、車両側面視で、前記収納部が前記回り止め部と重なっていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、ブレーキパネルに、回動可能に支持される回転軸と、この回転軸に支持されるブレーキアームとを備え、回転軸は、車軸よりも上方位置に配置され、且つ収納部と回り止め部が重なる部位の近傍に配置されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、ブレーキパネルの表面において、ブレーキアームから延びるブレーキケーブルと車速ケーブルとは、車両側面視で、略平行に上下に並んで配策されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、車体の車幅方向中心に対して一方側に、ドラムブレーキが配置され、車体の車幅方向中心に対して他方側に、ディスクブレーキが配置され、ドラムブレーキは、連動ブレーキ用操作子によって操作され、ディスクブレーキは、フロントブレーキ用操作子によって操作されることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、ブレーキパネルにおいて、車両側面視で、車速計測器又は車速ケーブルの少なくとも一部を収納する収納部がブレーキパネルの回り止め部と重なっている。収納部は車速計測器又は車速ケーブルの少なくとも一部を収納するため、外方に突出する凸部となる。また、回り止め部はフロントフォークの突起部を挟むように2つの並んだ凸部が設けられる。本発明では、回り止め部のかげに収納部と重なるようにした。すなわち、回り止め部と収納部が重なっているので、凸部を一部分に集中させることができ、ブレーキパネルの意匠面を簡素にすることができる。加えて、回り止め部は、ブレーキ時にトルクを受けることから、高い剛性が必要になるが、凸部を重ねることで、回り止め部の剛性を高められるので、ブレーキパネル全体を厚肉にせずに軽量化を図ることができる。
請求項2に係る発明では、ブレーキアームの回転軸は、回り止め部と収納部とが重なる部位の近傍に配置されている。この重なる部位は剛性が高い。この剛性の高い部位の近くに回転軸を通す穴が設けられている。穴を設けたことによる剛性低下は、重なる部位の剛性向上でカバーされる。結果、ブレーキパネルの肉厚を薄くでき、ブレーキパネルの軽量化を図ることができる。
請求項3に係る発明では、ブレーキアームから延びるブレーキケーブルと車速ケーブルとは、車両側面視で、略平行に上下に並んで配策されているので、2つのケーブルを簡単に配策することができ、意匠性を向上させることができる。
請求項4に係る発明では、車体の車幅方向中心に対して一方側に、ドラムブレーキが配置され、車体の車幅方向中心に対して他方側に、ディスクブレーキが配置される。車体の車幅方向中心に対して一方側にドラムブレーキとディスクブレーキの両方を配置する場合に比較して、本発明では一方側にドラムブレーキだけを配置するので、ドラムブレーキ側のスペースを広く使用でき、ドラムブレーキのレイアウトの自由度を向上させることができる。
本発明に係る自動二輪車におけるブレーキ装置のシステム図である。 本発明に係る前輪の左図である。 図2の3矢視図である。 図2からブレーキカバーを外した状態の図である。 図4の5矢視図である。 図5に示した前輪の斜視図である。 図4の7−7線断面図である。 図4の8−8線断面図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。「前(Fr)」、「後(Rr)」、「左(L)」、「右(R)」、「上(Up)」、「下(Down)」は運転者から見た方向に従う。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示されるように、自動二輪車10は、想像線で示す車体11の前部に前輪12及びハンドル13を備え、中央右側にペダル14を備え、後部に後輪15を備えている。
前輪12の一方側(左側)に、この前輪12の回転数を計測する車速計測器21が設けられ、この車速計測器21から車速ケーブル22が延ばされ車速メータ23に接続されている。自動二輪車10は、前輪12及び後輪15を制動する連動ブレーキ装置30と、前輪12のみを制動するフロントブレーキ装置70とを備える。
連動ブレーキ装置30は、前輪12の一方側(左側)に設けられたフロントドラムブレーキ31と、このフロントドラムブレーキ31から延ばされるフロントブレーキケーブル32と、ハンドル13の一方側(左側)に設けられフロントブレーキケーブル32がイコライザ33aを介して接続される連動ブレーキ用操作子33と、後輪15の側部に設けられたリアドラムブレーキ61と、このリアドラムブレーキ61から延ばされイコライザ33aを介して連動ブレーキ用操作子33に接続されるリアブレーキケーブル62とを有する。イコライザ33aは、連動ブレーキ用操作子33の操作力をフロントブレーキケーブル32とリアブレーキケーブル62とに分配するものである。
フロントブレーキ装置70は、前輪12の他方側(右側)に設けられたディスクブレーキ71と、このディスクブレーキ71のブレーキキャリパ77から延ばされるブレーキ配管72と、ハンドル13の右側に設けられブレーキ配管72が接続されるマスタシリンダ73と、ハンドル13の右側に設けられマスタシリンダ62に液圧を発生させるフロントブレーキ用操作子74とを有する。ディスクブレーキ71は、ブレーキディスク76と、ブレーキキャリパ77とを含んでいる。
なお、実施例では、自動二輪車10を、スクータ型車両とし、連動ブレーキ用操作子30をハンドル13の左側に配置したが、これに限定されず、自動二輪車10を鞍乗型車両とし、ペダル14を連動ブレーキ用操作子33としても差し支えない。(図1参照)
次にフロントドラムブレーキについて説明する。
図2、図7に示されるように、車体11に設けられた左のフロントフォーク16L(Lは左を示す添え字、Rは右を示す添え字。以下同じ。)の下部前側に、車軸17を支持する車軸支持部18Lが形成され、車軸17に前輪12が回動可能に設けられている。車軸17は、左のフロントフォーク16Lの軸線C1よりも前方に位置する。
フロントドラムブレーキ31は、ホイール12aのハブ34の径方向内側に車幅方向一方側に向けて開放する凹部34bが形成され、この凹部34bに収容されるドラム34cと、凹部34bを一方側から覆うように設けられたブレーキパネル35とを有する。
ブレーキパネル35は、略円盤状に形成され、車両側面視で、表面35aの一部は、左のフロントフォーク16Lに隠されている。ブレーキパネル35に、回転可能に支持される回転軸36にブレーキアーム37の上端が支持されており、このブレーキアーム37の下端部に、フロントブレーキケーブル32が接続されている。
フロントブレーキケーブル32は、アウタチューブ32aに覆われており、このアウタチューブ32aの端部がブレーキパネル35のケーブルホルダ38に支持されている。ケーブルホルダ38とブレーキアーム37の先端部の間には、リターンスプリング39が設けられ、このリターンスプリング39は、ブレーキアーム37を初期位置方向に付勢している。
また、ブレーキアーム37は、車軸17の車両前方側に配置されており、ブレーキパネル35に設けられたブレーキカバー41によって車幅方向側方から覆われている。ブレーキカバー41は、左のフロントフォーク16Lの車両前方に配置され、ボルト41aによってブレーキパネル35に締結されている。
ブレーキカバー41の外周端は、凹部34b及びブレーキパネル35と略同じ大きさに、もしくは若干大きく形成され、側方からブレーキアーム37を覆っている。これにより、フロントドラムブレーキ31を隠すことができ、意匠性を向上させることができる。なお、実施例では、回転軸36を車軸17よりも上方へ設け、回転軸36から下方へブレーキアーム37を延ばして下端部にフロントブレーキケーブル32を接続させた。しかし、これに限定されず、回転軸36を車軸17よりも下方に設け、回転軸36から上方へブレーキアーム37を延ばして上端部にフロントブレーキケーブル32を接続した、いわゆる上引きの形態であっても差し支えない。この場合、車速計測器21及び車速ケーブル22が車軸17よりも下方に配置される。
次に回り止め部について説明する。
図3に示されるように、車輪14の左側には、フロントドラムブレーキ31が設けられている。左のフロントフォーク16Lの車幅方向内側には、突起部19が設けられている。ブレーキパネル35aには、突起部19に対向する位置に、回り止め部42が設けられている。回り止め部42は、突起部19を挟むように形成される一対の凸部42a,42aと、これらの凸部42a,42a間に形成される凹部42bによって構成される。回り止め部42は、断面U字状に形成され、凹部42bに隙間を空けて嵌合することで、ブレーキパネル35の回転が規制される。
また、前輪12の他方側(右側)には、ディスクブレーキ71が設けられている。ディスクブレーキ71は、ハブ34の車幅方向右側の端面34aにボルト75によって取り付けられたブレーキディスク76と、右のフロントフォーク16Rに取り付けられたブレーキキャリパ77とを有し、このブレーキキャリパ77のパッド78,78が、ブレーキディスク76を挟むように配置されている。
車幅方向のセンターラインCLに対して、前輪12の左側にフロントドラムブレーキ31を配置し、前輪12右側にディスクブレーキ71を配置して分けることで、車両側面視における前輪12の外観を簡素にすることができる。加えて、左右の重量バランスを向上させることができる。
次に車速計測器又は車速ケーブルの収納部について説明する。
図4に示されるように、車速ケーブル22の先端に車速計測器21が設けられ、この車速計測器21及び車速ケーブル22の先端部は、ブレーキパネル35の表面35aに突出するように形成された収納部43に収納されている。収納部43は、車両側面視で、前後方向に長く形成されており、ブレーキアーム37の回転軸36の後方に、且つ車軸17の上方に配置されている。
回り止め部42は、ブレーキパネル35の表面35aから車幅方向に突出するとともに突起部19を挟むように形成される一対の凸部42a,42aと、これらの凸部42a,42a間に形成される凹部42bによって構成される。回り止め部42は、断面U字状に形成され、凹部42bに隙間を空けて嵌合することで、ブレーキパネル35の回転が規制される。凸部42a,42a及び凹部42bは、車軸17から上方へ、左のフロントフォーク16Lに沿って延びるように形成されている。回り止め部41は、凸部42a,42a及び凹部42bの下端から上端までの全長にわたって形成されている。また、回り止め部42は、収納部43の一部と交差するように形成されており、車両側面視で、収納部43が回り止め部42と重なっている。すなわち、回り止め部42と収納部43とが重なっているので、外観の凹凸を一部分に集中させることができ、ブレーキパネル35の意匠面を簡素にすることができる。加えて、回り止め部42の剛性を、ブレーキパネル35の肉厚を厚くすることなく高めることができる。
また、収納部43と回り止め部42が重なる重なり部44は、車両側面視で、左のフロントフォーク16Lに隠れるように重なっている。外観の凹凸が集中する部分が、左のフロントフォーク16Lによって隠されるので、車両側面視における、ブレーキパネル35の外観をより簡素に見せることができる。
加えて、剛性が高い部位の近傍に、回転軸36を通す穴が設けられている。穴を設けたことによる剛性低下は、重なる部位の剛性向上でカバーされる。結果、ブレーキパネル35の肉厚を薄くでき、ブレーキパネル35の軽量化を図ることができる。収納部43の先端部43aは、回り止め部42よりも車両前側に位置し、収納部43の基端部43bは、回り止め部42よりも車両後側に位置する。回転軸36を通す孔に向けて、収納部43の先端部43aを延ばして接近させることで、収納部43がリブとして機能することにより、回転軸36を通す孔による剛性の低下を抑制することができる。
また、ブレーキアーム37から延びるフロントブレーキケーブル32と車速ケーブル22とは、車両側面視で、略平行に上下に並んで配策されているので、2つのケーブル32、22を簡単に配策することができ、意匠性を向上させることができる。なお、実施例では、車両側面視における、フロントブレーキケーブル32に対する車速ケーブル22の角度は5°以下に設定したが、これに限定されず、20°以下であれば差し支えなく、10°以下であればより良い。
図5、図6に示されるように、車両正面視において、重なり部44は、ブレーキアーム37の回転軸36に重なる。このため、車両正面視においても、回り止め部42及び収納部43による凹凸を隠すことができ、フロントドラムブレーキ31の外観性を向上させることができる。
また、車軸17の上方に重なり部44及び回転軸36を集め、車軸17の前方にスペースを設けることで、このスペースにブレーキアーム37を配置でき、ブレーキパネル35の表面35aを有効に活用するとともに簡素にすることができる。
図6〜図8に示されるように、左右のフロントフォーク16L、16Rに車軸17が支持されており、この車軸17に軸受45、45を介してハブ34が回転可能に支持されている。車軸17には、左のフロントフォーク16Lと左の軸受45との間に第1のカラー46が設けられ、左右の軸受45、45の間に第2のカラー47が設けられ、右の軸受45と右のフロントフォーク16Rとの間に第3のカラー48が設けられている。
ハブ34には、車軸17に沿って延びる中心部49が形成され、この中心部49に軸受45、45が設けられている。ハブ34の内側の凹部34bにはドラム34cが設けられている。このドラム34cは、凹部34b内周面51に鋳込まれている。ドラム34cには、2つのブレーキシュー52、52の外面に取り付けられたライニング54,54が当接している。2つのライニング54,54は、フロントブレーキケーブル32が牽引されると、回転軸36とともに回転するカムによって拡径され、ドラム34cに当接することにより制動力を得る。
第1カラー46の外周には、車速計測器21の一部を構成する歯車24が回転可能に取り付けられている。ホイール12aのハブ34の凹部34bから延びる中心部49の外側面には、突起25が一体的に形成されており、この突起25に歯車24の受け部が当接することで歯車24がホイール12aとともに回転する。この歯車24は、はすば歯車になっており、車速ケーブル22の先端に形成されたウォームギヤと噛み合うことで、車速ケーブル22を回転させ、車速を計測している。
ブレーキ車速計測器21は、ブレーキパネル35の表面35a側に突出するように形成された収納部43に収納されている。この収納部43の車幅方向外方に回り止め部42が形成されている。収納部43は、回り止め部42のかげに隠れるように回り止め部42と重なっている。すなわち、回り止め部と収納部とが重なっているので、外観の凹凸を一部分に集中させることができる。更に、この重なり部44の車幅方向外方に、左のフロントフォーク16Lが位置している。ブレーキパネル35における、外観の凹凸が集中している部分を、左のフロントフォーク16Lで隠すことができる。
ブレーキパネル35は、ハブ34の開口部を車幅方向外方から覆うように配置され、回り止め部42によって、左のフロントフォーク16Lを一体的になっている。また、ハブ34の中心部49と、ブレーキパネル35との間にはシール部材53が設けられている。
尚、実施例では、車体11の車幅方向中心に対して左側に、フロントドラムブレーキ31を配置し、車体11の車幅方向中心に対して右側に、ディスクブレーキ71を配置したが、これに限定されず、車体11の車幅方向中心に対して右側に、フロントドラムブレーキ31を配置し、車体11の車幅方向中心に対して左側に、ディスクブレーキ71を配置しても差し支えない。
本発明の自動二輪車は、ドラムブレーキを備えた自動二輪車に好適である。
10…自動二輪車、11…車体、12…前輪、12a…ホイール、16L、16R…フロントフォーク、17…車軸、19…突起部、21…車速計測器、22…車速ケーブル、31…フロントドラムブレーキ、32…フロントブレーキケーブル、33…連動ブレーキ用操作子、34…ハブ、35…ブレーキパネル、35a…表面、36…回転軸、37…ブレーキアーム、42…回り止め部、43…収納部、71…ディスクブレーキ、74…フロントブレーキ用操作子。

Claims (4)

  1. 車体(11)のフロントフォーク(16L)に車軸(17)を介して回転可能に支持される前輪(12)と、ブレーキケーブル(32)を牽引することで作動するドラムブレーキ(31)と、前記前輪(12)の回転数を計測する車速計測器(21)及び車速ケーブル(22)とを有する自動二輪車(10)において、
    前記ドラムブレーキ(31)は、ホイール(12a)のハブ(34)内に設けられたドラム(34b)と、このドラム(34b)の開口部を覆うように設けられるブレーキパネル(35)とを有し、
    前記ブレーキパネル(35)は、前記フロントフォーク(16L)の突起部(19)に嵌合して回転を規制する回り止め部(42)と、前記車速計測器(21)又は前記車速ケーブル(22)の少なくとも一部を収納する収納部(43)とを有し、車両側面視で、前記収納部(43)が前記回り止め部(42)と重なっていることを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記ブレーキパネル(35)に、回動可能に支持される回転軸(36)と、この回転軸(36)に支持されるブレーキアーム(37)とを備え、
    前記回転軸(36)は、前記車軸(17)よりも上方位置に配置され、且つ前記収納部(43)と前記回り止め部(42)が重なる部位の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
  3. 前記ブレーキパネル(35)の表面(35a)において、前記ブレーキアーム(37)から延びる前記ブレーキケーブル(32)と前記車速ケーブル(22)とは、車両側面視で、略平行に上下に並んで配策されていることを特徴とする請求項2記載の自動二輪車。
  4. 前記車体(11)の車幅方向中心に対して一方側に、前記ドラムブレーキ(31)が配置され、
    前記車体(11)の車幅方向中心に対して他方側に、ディスクブレーキ(71)が配置され、
    前記ドラムブレーキ(31)は、連動ブレーキ用操作子(33)によって操作され、
    前記ディスクブレーキ(71)は、フロントブレーキ用操作子(74)によって操作されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の自動二輪車。
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