JP2015185402A - 車両用灯具 - Google Patents

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誠治 長谷川
Seiji Hasegawa
誠治 長谷川
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Abstract

【課題】高い放熱性を確保しつつ、グラデーション発光を実現することができる車両用灯具を提供すること。【解決手段】ハウジング2とその開口部を覆うアウタレンズ3によって画成された灯室4内に、少なくともバルブ(光源)5と、該バルブ5からの光を反射させるリフレクタ6を収容して成る車両用灯具1において、前記リフレクタ6の一部にスリット状の切欠き9を幅方向に所定の間隔で複数形成する。又、前記バルブ5を前記リフレクタ6の幅方向一端に配置し、前記リフレクタ6の他端側に複数の前記切欠き9を形成する。更に、前記灯室4内の前記リフレクタ6の背面側に、部分的に容積が大きな熱拡散部10を形成する。【選択図】図3

Description

本発明は、上下幅が狭くて幅方向に細長い車両用灯具に関するものである。
光源として白熱電球やキセノンバルブを使用する車両用灯具に関して、特許文献1には、バルブのガラス球のうちフィラメントからリフレクタへの直射光を遮らない範囲にブルーのコーティング膜を形成し、該コーティング膜を透過した光の色温度をヘッドランプ用光源の光の色温度に近づけるようにしたクリアランスランプが提案されている。このクリアランスランプによれば、点灯時に色温度がヘッドランプと極端に差がないようにしてその視認性が高められるとともに、非点灯時にリフレクタにはコーティング膜のブルー色が反射されることがないために見栄えが損なわれることがない。
実開平7−019903号公報
ところで、車両の前部左右に配置されるポジションランプには、上下幅が狭くて幅方向に細長い形状のものが多く使用されるが、斯かるポジションランプは、上下幅が狭い(高さが低い)ために光源が発する熱を周囲に効率良く放散させることができず、灯室内の温度が高くなるという問題があった。
又、幅方向に細長いポジションランプには、光源の光の強度(明度)を幅方向に沿って漸減させるグラデーション発光が要求されるが、このグラデーション発光を実現させる方法が確立していないのが現状である。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、高い放熱性を確保しつつ、グラデーション発光を実現することができる車両用灯具を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ハウジングとその開口部を覆うレンズによって画成された灯室内に、少なくとも光源と、該光源からの光を反射させるリフレクタを収容して成る車両用灯具において、
前記リフレクタは、前記ハウジング及び前記レンズに沿って幅方向に延びる形状とし、
前記リフレクタの一部にスリット状の切欠きを幅方向に所定の間隔で複数形成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記光源を前記リフレクタの幅方向一端に配置し、前記リフレクタの他端側に複数の前記切欠きを形成したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記灯室内の前記リフレクタの背面側に、部分的に容積が大きな熱拡散部を形成したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載された発明において、前記リフレクタの反射面に配光制御用のフルートカット又は魚眼カットを施したことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の発明において、記複数の切欠きは、前記光源から出射して前記レンズの内面で反射した光が照射される位置に形成されていることを特徴とする。
請求項1及び5記載の発明によれば、リフレクタに形成された複数の切欠きを灯室内の熱気が通過して灯室内に熱の対流が発生するため、ハウジングの全表面から効率良く放熱がなされて灯室内の温度上昇が抑えられる。
又、光源から出射してレンズの内面で反射した光がリフレクタの切欠きを通過して正面側には現れないため、リフレクタの幅方向に沿って光の強度が漸減するグラデーション発光が実現する。
請求項2記載の発明によれば、光源をリフレクタの幅方向一端に配置し、リフレクタの他端側に複数の切欠きを形成したため、光源から遠ざかるに従って光の強度が漸減するグラデーション発光が実現する。
請求項3記載の発明によれば、リフレクタの切欠きを通過した熱気が灯室内のリフレクタの背面側に形成された熱拡散部において拡散するため、ハウジングの全表面からの放熱が促進されて灯室内の温度上昇が一層効果的に抑えられる。
請求項4記載の発明によれば、光源から出射する直射光の配光がリフレクタの反射面に施されたフルートカット又は魚眼カットによって制御されるため、当該車両用灯具に対して規定された配光規格を満足することができる。
本発明に係る車両用灯具の正面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 図3のC部拡大詳細図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る車両用灯具の正面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図1のB−B線断面図、図4は図3のC部拡大詳細図であり、本実施の形態に係る車両用灯具1は、車両の前部左右に配置されるポジションランプとして使用されるものである。
本実施の形態に係る車両用灯具1は、図1に示すように、上下幅が狭くて幅方向(図1の左右方向)に細長い灯具であって、図2及び図3に示すように、ハウジング2とその前面開口部を覆う透明なアウタレンズ3によって画成された灯室4内に、光源であるバルブ5と、該バルブ5から出射する光を車両前方(図3の下方)へと反射させる幅方向に細長いリフレクタ6と、アウタレンズ3の内側に配置された透明なインナレンズ7と、これらのバルブ5やリフレクタ6、インナレンズ7の周囲を覆うエクステンション8(図2参照)を収容して構成されている。尚、バルブ5には、白熱電球又はキセノンバルブが使用される。
前記ハウジング2は、光不透過性樹脂によって細長い矩形ボックス状に一体成形されており、その開口部の周縁に前記アウタレンズ3の周縁が被着されている。ここで、アウタレンズ3と前記インナレンズ7は、前方に向かって凸状を成す曲面状に成形されている。そして、ハウジング2の幅方向一端部(図3の右端部)にはバルブ挿通孔2aが開口しており、このバルブ挿通孔2aに前記バルブ5のソケット部5aが嵌め込まれることによって、バルブ5がハウジング2に固定されている。
又、前記リフレクタ6は、図3に示すように、前方に向かって凹状を成す曲面状に成形されており、その幅方向一端部には、前記バルブ5が通過する円孔6aが形成されており、バルブ5は、この円孔6aを通過してその発光部がリフレクタ6の正面側(反射面側)に突出している。そして、このリフレクタ6には、配光制御のためのフルートカット又は魚眼カットが施されている。又、リフレクタ6の表面(反射面)には、アルミ蒸着等の反射処理が施されている。
而して、本実施の形態では、図1及び図3に示すように、リフレクタ6のバルブ5が設けられた側とは反対側(図1及び図3の左端側)には、矩形スリット状の切欠き9が幅方向に所定の間隔で複数形成されている。ここで、各切欠き9は、バルブ5から出射する直接光のうち、リフレクタ6に照射されないでインナレンズ7又はアウタレンズ3の内面で反射した光が照射される位置に形成されている。
又、本実施の形態においては、図3に示すように、ハウジング2には直角に屈曲する屈曲部2Aが一体に形成されており、灯室4内のリフレクタ6の背面側には、リフレクタ6とハウジング2の屈曲部2Aとで画成される熱拡散部10が形成されており、この熱拡散部10には、灯室4内のリフレクタ6の背面側に形成された空間の他の部分の容積よりも大きな容積が確保されている。
以上のように構成された車両用灯具1において、バルブ5が点灯すると、該バルブ5から出射する直接光L1は、図3及び図4に示すように、リフレクタ6の反射面で反射して車両前方へと進み、透明なインナレンズ7とアウタレンズ3を透過して車両前方へと照射される。この場合、リフレクタ6の反射面には前述のように配光制御用のフルートカット又は魚眼カットが施されているため、該リフレクタ6の反射面で反射した直接光L1は、フルートカット又は魚眼カットによって配光が制御され、当該車両用灯具1に対して規定された配光規格が満足される。
又、バルブ5から出射した直射光のうちリフレクタ6で反射しない光は、図3及び図4に示すように、インナレンズ7或いはアウタレンズ3の内面で反射して反射光L2としてリフレクタ6に向かう。ここで、前述のように、リフレクタ6に形成された切欠き9は、バルブ5から出射した直接光のうち、リフレクタ6に照射されないでインナレンズ7或いはアウタレンズ3の内面で反射した光が照射される位置に形成されているため、反射光L2は、リフレクタ6の切欠き9を通過して正面側には現れず、この結果、リフレクタ6の幅方向に沿って光の強度が漸減するグラデーション発光が実現する。本実施の形態では、バルブ5をリフレクタ6の右端部に配置し、リフレクタ6の左端部に複数の切欠き9を形成したため、バルブ5から遠ざかるに左端部に向かって光の強度が漸減するグラデーション発光が実現する。
又、バルブ5の点灯によって該バルブ5には熱か発生するが、図3及び図4に示すように、リフレクタ6に形成された複数の切欠き9を灯室4内の熱気が通過して灯室4内に熱の対流が発生するため、ハウジング2の全表面から効率良く放熱がなされて灯室4内の温度上昇が抑えられる。特に、本実施の形態では、リフレクタ6の切欠き9を通過した熱気が灯室4内のリフレクタ6の背面側に形成された熱拡散部10において拡散するため、ハウジング2の全表面からの放熱が促進されて灯室4内の温度上昇が一層効果的に抑えられる。
尚、以上はポジションランプとして使用される車両用灯具に対して本発明を適用した形態について説明したが、本発明は、幅方向に細長いターンランプ等の他の車両用灯具に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 車両用灯具
2 ハウジング
2A ハウジングの屈曲部
3 アウタレンズ
4 灯室
5 バルブ(光源)
6 リフレクタ
7 インナレンズ
8 エクステンション
9 切欠き
10 熱拡散部
L1 直射光
L2 反射光

Claims (5)

  1. ハウジングとその開口部を覆うレンズによって画成された灯室内に、少なくとも光源と、該光源からの光を反射させるリフレクタを収容して成る車両用灯具において、
    前記リフレクタは、前記ハウジング及び前記レンズに沿って幅方向に延びる形状とし、
    前記リフレクタの一部にスリット状の切欠きを幅方向に所定の間隔で複数形成したことを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記光源を前記リフレクタの幅方向一端に配置し、前記リフレクタの他端側に複数の前記切欠きを形成したことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
  3. 前記灯室内の前記リフレクタの背面側に、部分的に容積が大きな熱拡散部を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の車両用灯具。
  4. 前記リフレクタの反射面に配光制御用のフルートカット又は魚眼カットを施したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の車両用灯具。
  5. 前記複数の切欠きは、前記光源から出射して前記レンズの内面で反射した光が照射される位置に形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の車両用灯具。
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