JP2015183785A - 動力伝達装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この装置は、エンジン側の部材に連結されるトルクコンバータ2と、クラッチカバー組立体41及びクラッチディスク組立体42を有するクラッチ装置3と、タービンシャフト4と、クラッチレリーズ機構5と、ハウジング6と、第1軸受7と、を備えている。タービンシャフト4は、クラッチディスク組立体42の出力部及びトルクコンバータ2の出力部に連結されている。ハウジング6はトランスミッション側の部材に固定される。第1軸受7は、タービンシャフト4を回転自在に支持するとともに、操作荷重を受けてハウジング6に伝達する。
【選択図】図1
Description
を有している。
[全体構成]
図1に本発明の第1実施形態による動力伝達装置1を示す。この装置1は、エンジンからの動力をトランスミッションに伝達又は遮断する装置である。図1において、右側にエンジンが配置され、左側にトランスミッション(図1では模式的に符合10で示している)が配置される。この動力伝達装置1は、トルクコンバータ2と、クラッチ装置3と、駆動軸としてのタービンシャフト4と、クラッチレリーズ機構5と、固定部材としてのハウジング6と、第1軸受7と、を備えている。また、この動力伝達装置1はタンク8を備えている。
トルクコンバータ2は、エンジンからの動力を、作動流体を介してトランスミッション10に伝達する。トルクコンバータ2は、図1及び図2に示すように、インペラ11と、タービン12と、ステータ13と、カバー14と、を有している。なお、図2は図1におけるトルクコンバータ2の部分を抽出して示したものである。
クラッチ装置3は、クラッチカバー組立体41と、クラッチディスク組立体42と、を有している。
図1及び図3に示すように、クラッチカバー組立体41は、カバー14に連結されており、エンジンからの動力がインペラ11及びカバー14を介して入力される。クラッチカバー組立体41は主に、クラッチカバー45と、プレッシャプレート46と、ダイヤフラムスプリング47とから構成されている。なお、図3は図1におけるクラッチ装置3の部分を抽出して示したものである。
クラッチディスク組立体42は、クラッチカバー組立体41からの動力をトランスミッション側に伝達又は遮断するものであり、軸方向に対向して配置されたクラッチプレート52及びリティニングプレート53と、クラッチディスク54と、ハブフランジ55と、複数のトーションスプリング56と、を有している。
クラッチレリーズ機構5は、クラッチ装置3のクラッチカバー組立体41にレリーズ荷重を作用させて、クラッチディスク組立体42による動力の伝達を解除する機構である。クラッチレリーズ機構5は、図1及び図4に示すように、レリーズ軸受60と、レリーズ軸受60をエンジン側に移動させるための作動機構61と、を有している。
第1軸受7は、図1及び図5に示すように、タービンシャフト4の外周面に装着されている。図5は図1を拡大した部分図である。より詳細には、第1軸受7は、タービンシャフト4をハウジング6に対して回転自在に支持するものであり、タービンシャフト4の外周面に内輪7aが圧入されている。タービンシャフト4の外周面にはスナップリング67が固定されており、内輪7aのトランスミッション側の側面はこのスナップリング67に当接している。また、第1軸受7の外輪7bはハウジング6の中心孔6aに装着されている。そして、外輪7bのエンジン側の側面は、第1支持カバー65の内周部の側面に当接している。
タンク8は、トルクコンバータ2の作動流体を貯留するものであり、エンジンやトランスミッション10とは別に設けられている。そして、図1に示すように、タンク8とトルクコンバータ2とは油回路70によって連結され、トルクコンバータ2のインペラ11のポンプ効果によって、作動流体がオイルポンプ等の機器なしに循環させられるようになっている。
この動力伝達装置1では、クラッチレリーズ機構5が作動していない場合は、クラッチ装置3はオン(動力伝達状態)である。具体的には、ダイヤフラムスプリング47によってプレッシャプレート46がカバー14側に押圧され、これによりクラッチディスク組立体42のクラッチディスク54がプレッシャプレート46の押圧面46aとカバー14の摩擦面14cとの間に挟持される。これにより、エンジンからの動力は、クラッチカバー組立体41からクラッチディスク組立体42を介してタービンシャフト4に伝達される。そして、このタービンシャフト4に伝達された動力は、タービンシャフト4に連結されたトランスミッションの入力軸に伝達される。
図7に第2実施形態による動力伝達装置を示す。第2実施形態は、クラッチレリーズ機構のみが第1実施形態と異なり、他の構成は同じである。
クラッチレリーズ機構5’は、第1実施形態と同様に、クラッチ装置3のクラッチカバー組立体41にレリーズ荷重を作用させて、クラッチディスク組立体42による動力の伝達を解除する機構である。クラッチレリーズ機構5’は、図7に示すように、第1実施形態と同様のレリーズ軸受60と、レリーズ軸受60をエンジン側に移動させるための作動機構81と、を有している。
本発明は以上のような実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。
2 クラッチ装置
3 トルクコンバータ
4 タービンシャフト(駆動軸)
5,5’ クラッチレリーズ機構(クラッチ操作機構)
6 ハウジング(固定部材)
7 第1軸受
8 タンク
10 トランスミッション
11 インペラ
12 タービン
14 カバー
28 ワンウェイクラッチ
29 ステータシャフト
41 クラッチカバー組立体
42 クラッチディスク組立体
47 ダイヤフラムスプリング
60 レリーズ軸受
62,82 アクチュエータ
63 ピストン
83 レリーズレバー
84 押圧部材
Claims (11)
- エンジンからの動力をトランスミッションに伝達又は遮断する動力伝達装置であって、
前記エンジン側の部材に連結可能であり、前記エンジンからの動力を、作動流体を介して前記トランスミッションに伝達する流体式動力伝達装置と、
前記流体式動力伝達装置を介して前記エンジンから動力が入力されるクラッチカバー組立体と、前記クラッチカバー組立体の内部に配置されたクラッチディスク組立体と、を有し、動力を前記トランスミッション側に伝達又は遮断するクラッチ装置と、
前記流体式動力伝達装置及び前記クラッチディスク組立体の回転中心部に配置され、前記クラッチディスク組立体の出力部及び前記流体式動力伝達装置の出力部に連結されて、動力を前記トランスミッションの入力軸に伝達する駆動軸と、
前記クラッチカバー組立体にクラッチ操作荷重を作用させて、前記クラッチ装置の動力の伝達又は伝達解除を行うためのクラッチ操作機構と、
前記トランスミッション側の部材に固定される固定部材と、
前記クラッチ操作機構の操作荷重を受ける部材を回転自在に支持するとともに、前記操作荷重を受けて前記固定部材に伝達する軸受と、
を備えた動力伝達装置。 - 前記クラッチ装置は、前記クラッチカバー組立体により前記クラッチディスク組立体に押圧荷重を作用させて前記エンジンからの動力を前記トランスミッションに伝達するものであり、
前記流体式動力伝達装置は前記エンジン側の部材に連結可能なインペラを有し、
前記クラッチカバー組立体は前記インペラを介して前記エンジンから動力が入力され、
前記クラッチ操作機構は、前記クラッチ操作荷重を作用させて前記クラッチディスク組立体への押圧荷重を解除し、前記クラッチ装置による動力の伝達を解除する、
請求項1に記載の動力伝達装置。 - 前記クラッチ操作荷重は、前記トランスミッション側から前記エンジン側に向かう第1方向の荷重である、請求項2に記載の動力伝達装置。
- 前記流体式動力伝達装置は、
前記インペラに対向して配置されたタービンと、
前記インペラの内周部と前記タービンの内周部との間に配置されたステータと、
前記ステータの内周部に配置されたワンウェイクラッチと、
前記ワンウェイクラッチを介して前記ステータに連結され、前記トランスミッション側の回転が禁止された部材に固定可能なステータシャフトと、
を有している、請求項2又は3に記載の動力伝達装置。 - 前記クラッチカバー組立体は、前記クラッチディスク組立体に対する押圧荷重を解除するためのレバー部材を有し、
前記クラッチ操作機構は、
前記レバー部材の内周部に係合して、前記レバー部材を前記第1方向に移動させるための係合部材と、
前記係合部材を前記第1方向に作動させる作動機構と、
を有する、
請求項3に記載の動力伝達装置。 - 前記作動機構は、
アクチュエータと、
前記アクチュエータによって駆動され、前記係合部材に当接して前記係合部材を前記第1方向に移動させるピストンと、
を有する、
請求項5に記載の動力伝達装置。 - 前記作動機構は、
アクチュエータと、
前記係合部材を前記第1方向に移動させるための押圧部材と、
一端が前記アクチュエータによって駆動されるとともに他端が前記押圧部材に当接し、前記押圧部材を前記第1方向に移動させるレリーズレバーと、
を有する、
請求項5に記載の動力伝達装置。 - 前記駆動軸は回転軸に沿って延びる貫通孔を有し、
前記ステータシャフトは前記貫通孔内において前記トランスミッション側に延びている、
請求項4から7のいずれかに記載の動力伝達装置。 - 前記流体式動力伝達装置は、外周部が前記クラッチカバー組立体に連結された環状のカバーを有し、
前記カバーの内周部と前記ステータシャフトとの間に設けられたシール部材をさらに備えた、
請求項4に記載の動力伝達装置。 - 前記流体式動力伝達装置に供給される作動流体は、前記エンジン及び前記トランスミッションで使用される作動流体と独立している、請求項9に記載の動力伝達装置。
- 前記流体式動力伝達装置の作動流体を貯留するタンクと、
前記タンクと前記流体式動力伝達装置との間で作動流体を流通させる油回路と、
をさらに備え、
前記流体式動力伝達装置は、前記クラッチカバーから動力が入力されるインペラと、前記インペラに対向して配置されたタービンと、を有し、
前記流体式動力伝達装置に供給される作動流体は、前記インペラのポンプ効果によって前記タンク、前記油回路、及び前記流体式動力伝達装置の間で循環する、
請求項1から10のいずれかに記載の動力伝達装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113613927A (zh) * | 2019-03-20 | 2021-11-05 | 戴姆勒股份公司 | 混合驱动系 |
Citations (3)
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JPH08247250A (ja) * | 1995-03-14 | 1996-09-24 | Exedy Corp | トルクコンバータ |
JP2004286190A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-10-14 | Suzuki Motor Corp | 自動変速機の発進クラッチ |
JP2012013174A (ja) * | 2010-07-01 | 2012-01-19 | Yutaka Giken Co Ltd | 船外機の伝動装置 |
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2014
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