JP2015183784A - 動力伝達装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1に本発明の一実施形態による動力伝達装置1を示す。この装置1は、エンジンからの動力をトランスミッションに伝達又は遮断する装置である。図1において、右側にエンジンが配置され、左側にトランスミッションが配置される。この動力伝達装置1は、クラッチ装置2と、トルクコンバータ3と、駆動軸としてのタービンシャフト4と、クラッチレリーズ機構5と、固定部材としてのステータシャフト6と、軸受7と、を備えている。また、この動力伝達装置1はさらに、シール機構8と、タンク9と、を備えている。
クラッチ装置2は、クラッチカバー組立体11と、クラッチディスク組立体12と、を有している。
図1及び図2に示すように、クラッチカバー組立体11は、エンジンのクランク軸15に円板状のドライブプレート16を介して連結されており、エンジンからの動力が入力される。クラッチカバー組立体11は主に、クラッチカバー18と、プレッシャプレート19と、ダイヤフラムスプリング20とから構成されている。なお、図2は図1におけるクラッチ装置2の部分を抽出して示したものである。
クラッチディスク組立体12は、クラッチカバー組立体11からの動力をトランスミッション側に伝達又は遮断するものであり、軸方向に対向して配置されたクラッチプレート31及びリティニングプレート32と、クラッチディスク33と、ハブフランジ34と、複数のトーションスプリング35と、を有している。
トルクコンバータ3は、エンジンからの動力を、作動流体を介してトランスミッション側に伝達する。トルクコンバータ3は、図1及び図3に示すように、カバー40と、インペラ41と、タービン42と、ステータ43と、を有している。
タービンシャフト4は、一端がトランスミッションの入力軸(図示せず)に連結されており、他端はトルクコンバータ3及びクラッチ装置2の中心部を貫通してエンジン側に延びている。タービンシャフト4は中空軸であり、外周面には、前述のように、クラッチディスク組立体12のハブ34aに係合するスプライン軸4aと、ステータキャリア56に係合するスプライン軸4bと、が形成されている。
クラッチレリーズ機構5は、クラッチ装置2のクラッチカバー組立体11にレリーズ荷重を作用させて、クラッチディスク組立体12による動力の伝達を解除する機構である。クラッチレリーズ機構5は、図1に示すように、作動ロッド62と、レリーズ軸受63と、係合部材64と、を有している。
図1及び図3に示すように、ステータシャフト6は、トルクコンバータ3のトランスミッション側に配置されており、固定フランジ6aと軸部6bとを有している。固定フランジ6aは、円板状に形成されており、図示しないトランスミッション側の部材に固定されている。軸部6bは、中空形状であり、図1及び図1の拡大部分図である図4に示すように、エンジン側に延びる第1軸部6cと、トランスミッション側に延びる第2軸部6dと、を有している。第1軸部6cは、小径部6eと大径部6fとを有しており、小径部6eの先端部にはスプライン軸6gが形成されている。このスプライン軸6gがワンウェイクラッチ58の内周面に形成されたスプライン孔58aに係合している。
軸受7は、図1及び図4に示すように、ステータシャフト6の第1軸部6cに形成された小径部6eに装着されている。より詳細には、軸受7は小径部6eのもっとも大径部6f側に圧入されており、内輪7aが大径部6fのエンジン側の側面に当接している。
この動力伝達装置1では、トルクコンバータ3の作動流体がクラッチ装置2側あるいはトルクコンバータ3の外部に漏れないようにシール機構8が設けられている。
タンク9は、トルクコンバータ3の作動流体を貯留するものであり、エンジンやトランスミッションとは別に設けられている。そして、図1及び図3に示すように、このタンク9とトルクコンバータ3とは油回路75によって連結され、トルクコンバータ3のインペラ41のポンプ効果によって、作動流体がオイルポンプ等の機器なしに循環させられるようになっている。
この動力伝達装置1では、クラッチレリーズ機構5が作動していない場合は、クラッチ装置2はオン(動力伝達状態)である。具体的には、ダイヤフラムスプリング20によってプレッシャプレート19がカバー40側に押圧され、これによりクラッチディスク組立体12のクラッチディスク33がプレッシャプレート19の押圧面19aとカバー40の摩擦面40cとの間に挟持される。これにより、エンジンからの動力は、クラッチカバー組立体11からクラッチディスク組立体12を介してタービンシャフト4に伝達される。そして、このタービンシャフト4に伝達された動力は、タービンシャフト4に連結されたトランスミッションの入力軸に伝達される。
本発明は以上のような実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。
2 クラッチ装置
3 トルクコンバータ
4 タービンシャフト(駆動軸)
5 クラッチレリーズ機構(クラッチ操作機構)
6 ステータシャフト(固定部材)
7 軸受
9 タンク
11 クラッチカバー組立体
12 クラッチディスク組立体
20ダイヤフラムスプリング
40 カバー
41 インペラ
42 タービン
62 作動ロッド(作動部材)
63 レリーズ軸受
64 係合部材
71〜73 シール部材
75 油回路
Claims (9)
- エンジンからの動力をトランスミッションに伝達又は遮断する動力伝達装置であって、
クラッチカバー組立体と、前記クラッチカバー組立体の内部に配置されたクラッチディスク組立体と、を有し、前記エンジンからの動力を前記トランスミッション側に伝達又は遮断するクラッチ装置と、
前記エンジンからの動力を、作動流体を介して前記トランスミッションに伝達する流体式動力伝達装置と、
前記クラッチディスク組立体及び前記流体式動力伝達装置の回転中心部に配置され、前記クラッチディスク組立体の出力部及び前記流体式動力伝達装置の出力部に連結されて、動力を前記トランスミッションの入力軸に伝達する駆動軸と、
前記クラッチカバー組立体にクラッチ操作荷重を作用させて、前記クラッチ装置の動力の伝達又は伝達解除を行うためのクラッチ操作機構と、
前記トランスミッション側の部材に固定される固定部材と、
前記クラッチ操作機構の操作荷重を受ける部材を回転自在に支持するとともに、前記操作荷重を受けて前記固定部材に伝達する軸受と、
を備えた動力伝達装置。 - 前記クラッチ装置は、前記クラッチカバー組立体により前記クラッチディスク組立体に押圧荷重を作用させて前記エンジンからの動力を前記トランスミッションに伝達するものであり、
前記クラッチカバー組立体は前記エンジン側の部材に連結可能であり、
前記流体式動力伝達装置は前記クラッチカバー組立体を介して前記エンジンから動力が入力され、
前記クラッチ操作機構は、前記クラッチ操作荷重を作用させて前記クラッチディスク組立体への押圧荷重を解除し、前記クラッチ装置による動力の伝達を解除する、
請求項1に記載の動力伝達装置。 - 前記クラッチ操作荷重は、前記エンジン側から前記トランスミッション側に向かう第1方向の荷重である、請求項2に記載の動力伝達装置。
- 前記クラッチカバー組立体は、前記クラッチディスク組立体に対する押圧荷重を解除するためのレバー部材を有し、
前記クラッチ操作機構は、
前記レバー部材の内周部に係合して、前記レバー部材を前記第1方向に移動させるための係合部材と、
前記駆動軸に沿って配置され、前記係合部材を前記第1方向に作動させる作動部材と、
を有する、
請求項3に記載の動力伝達装置。 - 前記駆動部材は回転軸に沿って延びる貫通孔を有し、
前記作動部材は前記貫通孔内に軸方向に移動自在に配置されている、
請求項4に記載の動力伝達装置。 - 前記流体式動力伝達装置は、
外周部が前記クラッチカバー組立体に連結されたカバーと、
外周部が前記カバーの外周部に連結され、前記カバーとともに流体室を形成するインペラと、
を有し、
前記カバーの内周部と前記駆動軸との間に設けられた第1シール部材と、
前記インペラの内周部と前記固定部材との間に設けられた第2シール部材と、
前記固定部材と前記駆動軸との間に設けられた第3シール部材と、
をさらに備えた、
請求項1から5のいずれかに記載の動力伝達装置。 - 前記流体式動力伝達装置に供給される作動流体は、前記エンジン及び前記トランスミッションで使用される作動流体と独立している、請求項6に記載の動力伝達装置。
- 前記流体式動力伝達装置の作動流体を貯留するタンクをさらに備え、
前記固定部材は、前記タンクを前記流体式動力伝達装置との間で作動流体を流通させる油回路を有している、
請求項1から7のいずれかに記載の動力伝達装置。 - 前記流体式動力伝達装置は、
前記クラッチカバーから動力が入力されるインペラと、
前記インペラに対向して配置されたタービンと、
を有し、
前記流体式動力伝達装置に供給される作動流体は、前記インペラのポンプ効果によって前記タンク、前記油回路、及び前記流体式動力伝達装置の間で循環する、
請求項8に記載の動力伝達装置。
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JP2004286190A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-10-14 | Suzuki Motor Corp | 自動変速機の発進クラッチ |
JP2012013174A (ja) * | 2010-07-01 | 2012-01-19 | Yutaka Giken Co Ltd | 船外機の伝動装置 |
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