JP2015183644A - アイドルストップ制御装置 - Google Patents

アイドルストップ制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015183644A
JP2015183644A JP2014062593A JP2014062593A JP2015183644A JP 2015183644 A JP2015183644 A JP 2015183644A JP 2014062593 A JP2014062593 A JP 2014062593A JP 2014062593 A JP2014062593 A JP 2014062593A JP 2015183644 A JP2015183644 A JP 2015183644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
restart
engine
brake pedal
control device
learning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014062593A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6323665B2 (ja
Inventor
貴洋 寺嶋
Takahiro Terajima
貴洋 寺嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2014062593A priority Critical patent/JP6323665B2/ja
Publication of JP2015183644A publication Critical patent/JP2015183644A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6323665B2 publication Critical patent/JP6323665B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

【課題】エンジンの自動停止時に、運転者に対して違和感を与えることなくエンジンを再始動させることができるアイドルストップ制御装置を提供する。【解決手段】エンジンが自動停止させた状態で、ブレーキペダルの踏み込み量が所定の再始動閾値以下まで減少した際、そのときの車速とブレーキペダルの踏み込み量とに基づいて、エンジンの再始動の要否を判定し、この判定結果に応じてエンジンを再始動させる。【選択図】図5

Description

本発明は、車両に搭載されたエンジンの自動停止及び再始動を制御するアイドルストップ制御装置に関し、具体的には、車両が停止される前の惰性(コースト)走行時にエンジンを自動停止及び再始動させる制御技術に関する。
従来、自動車等の車両においては、燃費の向上等を目的として、所定の自動停止条件が成立したときにエンジンを自動停止し、所定の再始動条件が成立したときに自動停止中のエンジンを再始動する制御(アイドルストップ制御)が実用化されている。このアイドルストップ制御では、一般的には、車両が完全に停止した状態でエンジンを自動停止させるが、近年は、車両が完全に停止する前、すなわち車両が所定速度以下の惰性(コースト)走行となった段階から、エンジンを自動停止させる制御も実用化されている。このように車両が停止する前からエンジンを自動停止させるようにすることで、さらなる燃費の向上を図ることができる。
ここで、エンジンを自動停止させるか否かの判断は、例えば、ブレーキペダルの踏み込み量と車速とに基づいて行われる。ただし、ブレーキペダルの踏み込み量とブレーキの効き方との関係は車両によって異なる。またブレーキペダルの踏み込み量や踏み込むタイミング等は、各運転者によっても異なる。このため、各車両で画一的な制御を行うと、運転者の意図しないタイミングでエンジンが停止してしまう虞がある。
このような問題に対しては、様々な技術が提案されている。例えば、ブレーキペダルの踏み込み量及び車速と、その踏み込み操作に伴って停車するに至ったかの結果とを関連付けて学習し、その学習結果に基づいてエンジンを自動停止させることで、運転者の意図に反したエンジンの停止を抑制するようにしたものがある(特許文献1参照)。
特開2011−111896号公報
このようにアイドルストップ制御におけるエンジン停止のタイミングについては、様々考慮されているものの、エンジン再始動のタイミングについてはあまり考慮されていないのが現状である。
アイドルストップ制御においては、一般的に、ブレーキペダルの踏み込み量が所定量以下となったことを条件としてエンジンを再始動させている。つまりブレーキペダルの踏み込み量が所定量以下となると、車両の走行が再開されると判断し、エンジンを再始動させるようにしている。
しかしながら、上述のようにブレーキペダルの操作(踏み込み量、タイミング等)は運転者によって大きく異なる場合がある。例えば、車両が停止される直前でブレーキペダルの踏み込み量を緩めたり、ブレーキペダルを大きく踏み込んだ後、一旦、踏み込み量を緩め、再度ブレーキペダルの踏み込み量を増すなど、運転者によってブレーキペダルの操作に癖がある。したがって、ブレーキペダルの踏み込み量が所定量以下となったとしても、必ずしも車両の走行が再開されるとは限らない。したがって、ブレーキペダルの踏み込み量を条件として画一的な制御を行い、エンジンを再始動させると、運転者が意図していないにもかかわらずエンジンが再始動されてしまい、運転者に違和感を与えてしまう虞がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、エンジンの自動停止時に、運転者に対して違和感を与えることなくエンジンを再始動させることができるアイドルストップ制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、車両に搭載されたエンジンの自動停止及び再始動を制御するアイドルストップ制御装置であって、車速が所定速度以下でかつブレーキペダルの踏み込み量が所定量以上であることを含む自動停止条件が成立した場合にエンジンを自動停止させ、ブレーキペダルの踏み込み量が所定の再始動閾値よりも減少したことを含む再始動条件が成立した場合に自動停止中の前記エンジンを再始動させる停止再始動制御手段と、前記エンジンが自動停止した状態で前記ブレーキペダルの踏み込み量が前記再始動閾値よりも減少した際に、そのときの車速と前記ブレーキペダルの踏み込み量とに基づいて、前記エンジンの再始動の要否を判定する再始動要否判定手段と、を備え、前記停止再始動制御手段は、前記再始動要否判定手段によって前記エンジンの再始動が要と判定されたことを前記再始動条件の一つとして前記エンジンを再始動させることを特徴とするアイドルストップ制御装置にある。
本発明の第2の態様は、第1の態様のアイドルストップ制御装置において、前記エンジンが自動停止されてから前記車両が停止に至るまでの車速の変化の状態と、前記ブレーキペダルの踏み込み量の変化の状態と、を関連付けて学習する第1の学習手段をさらに備え、前記再始動要否判定手段は、前記第1の学習手段による学習結果に基づいて前記エンジンの再始動の要否を判定することを特徴とするアイドルストップ制御装置にある。
本発明の第3の態様は、第2の態様のアイドルストップ制御装置において、前記停止再始動制御手段は、前記再始動要否判定手段によって前記エンジンの再始動が要であると判定されると、所定の待機時間が経過した後に前記エンジンを再始動させることを特徴とするアイドルストップ制御装置にある。
本発明の第4の態様は、第3の態様のアイドルストップ制御装置において、前記エンジンの自動停止中に、前記ブレーキペダルから前記アクセルペダルへの踏み換え操作が行われた場合、そのときの車速と、前記ブレーキペダルから前記アクセルペダルへの踏み換え時間と、を関連付けて学習する第2の学習手段をさらに備え、前記停止再始動制御手段は、前記第2の学習手段の学習結果に基づいて前記待機時間を決定することを特徴とするアイドルストップ制御装置にある。
本発明の第5の態様は、第3又は4の態様のアイドルストップ制御装置において、前記停止再始動制御手段は、前記待機時間が経過する前であっても、前記ブレーキペダルから前記アクセルペダルへの踏み換え操作が行われた場合には、その時点で前記エンジンを再始動させることを特徴とするアイドルストップ制御装置にある。
かかる本発明のアイドルストップ制御装置によれば、エンジンの自動停止時に、運転者の意図に反したエンジンの再始動を抑制することができる。したがって、エンジンの自動停止時に、運転者に対して違和感を与えることなくエンジンを再始動させることができる。
本発明の一実施形態に係るアイドルストップ制御装置を含むエンジンの概略構成を示す図である。 エンジン停止制御実行時の車速の変化を示すタイムチャートである。 本発明の一実施形態に係る再始動判定マップの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る待機時間マップの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る再始動制御の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る学習制御の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
まずは、本実施形態に係る制御装置が搭載される車両の概略構成の一例について簡単に説明する。
図1に示すように、車両1は、駆動源としてのエンジン3を備える。エンジン3は、自動変速機5を介して駆動輪7に接続されており、エンジン3によって生じた駆動力は、自動変速機5を介して駆動輪7に伝達される。
自動変速機5は、運転者によるアクセルペダル等の操作量(踏み込み量)や車速等に応じて変速段を自動的に切り替える装置であり、例えば、トルクコンバータ51と、変速機本体52と、を備えている。なお、これらトルクコンバータ51及び変速機本体52の構成は特に限定されず、既存の構成を採用すればよい。
また車両1は、エンジン3等を総合的に制御する電子制御ユニット(ECU)9を備える。ECU9は、入力装置、記憶装置、中央処理装置、タイマ、カウンタ類等が備え、各種センサ類、例えば、アクセルペダル11の踏み込み量を検出するアクセルポジションセンサ13、車両1の速度を検出する車速センサ15、ブレーキペダル17の踏み込み量を検出するブレーキセンサ19等の入力情報に基づいて、空燃比、吸入空気量、燃料噴射量等、エンジン3の総合的な制御を行う。
本実施形態では、ECU9は、エンジン3の制御の一つとしてのアイドルストップ制御(エンジン停止再始動制御)を実行するアイドルストップ制御部90を備える。なおアイドルストップ制御とは、燃費の向上等を目的として、ブレーキペダルが所定量(停止閾値)以上踏み込まれた状態でかつ車速が所定速度以下であることを含む自動停止条件が成立した場合にエンジン3を自動停止させ、エンジン3が自動停止した状態でブレーキペダルの踏み込み量が所定量(再始動閾値)よりも減少したことを含む再始動条件が成立した場合に自動停止中のエンジン3を再始動させる制御である。なお停止閾値及び再始動閾値は適宜設定されればよいが、例えば、本実施形態では、停止閾値を再始動閾値よりも大きい値に設定している。
そして本発明では、このようなアイドルストップ制御(エンジン停止制御)を実行し、エンジン3が自動停止した状態で車両1が惰性(コースト)走行している場合に、所望のタイミングでエンジン3を再始動させる再始動制御の内容に特徴がある。以下では、この再始動制御について詳しく説明する。
図1に示すように、ECU9のアイドルストップ制御部90は、本実施形態では、停止再始動制御手段91と、再始動要否判定手段92と、を備えると共に、再始動領域学習手段(第1の学習手段)93と、踏み換え時間学習手段(第2の学習手段)94と、ペダル操作量検出手段95と、を備えている。なおペダル操作量検出手段95は、ブレーキセンサ19及びアクセルポジションセンサ13からの情報に基づいて、ブレーキペダル17及びアクセルペダル11の操作量(踏み込み量)を検出する。
停止再始動制御手段91は、車速が所定速度以下であること、ブレーキペダル17の踏み込み量が所定量(停止閾値)以上であること等を含む所定の自動停止条件が成立すると、燃料の供給を中止してエンジン3を停止させる。例えば、図2のタイムチャートに示すように、車両1の速度が徐々に低下し、時刻T1で車速が所定速度Vstop以下となると、停止再始動制御手段91は、他の自動停止条件が成立した時点でエンジン停止制御を実行し、図示しない燃料噴射弁からの燃料噴射を中止してエンジン3を停止させる。図2に示す例では、その後、例えば、ブレーキペダル17の踏み込み量が所定量(再始動閾値)以下まで減少したこと等、所定の再始動条件が成立するまではエンジン3が停止した状態が維持され、時刻T2で車両が完全に停止することになる。
一方、図中T1−T2間、例えば、時刻T3で所定の再始動条件が成立、本実施形態では、後述する再始動要否判定手段92によってエンジン3の再始動が要であると判定されると、停止再始動制御手段91は、再始動制御を実行し燃料の供給を再開してエンジン3を再始動させる。この場合、図2中に点線で示すように、車両1は完全に停止することなく車速が徐々に増加することになる。
再始動要否判定手段92は、ペダル操作量検出手段95によってブレーキペダル17の踏み込み量が所定量(再始動閾値)よりも減少したことが検出されると、そのときの車速とブレーキペダル17の踏み込み量とに基づいて、エンジン3の再始動の要否を判定する。そして再始動要否判定手段92によってエンジン3の再始動が要であると判定されると、停止再始動制御手段91がエンジン3を再始動させる。すなわち停止再始動制御手段91は、ブレーキペダル17の踏み込み量が所定量(再始動閾値)よりも小さくなった時点で、すぐにエンジン3を再始動するのではなく、車速センサ15及びブレーキセンサ19等の入力情報に基づいて、エンジン3を再始動するかどうかを決めている。
ECU9は、ブレーキペダル17の踏み込み量が所定量(再始動閾値)より小さい領域において、エンジン3を再始動する「再始動領域」と、エンジン3を再始動しない「非再始動領域」とを、車速とブレーキペダル17の踏み込み量との関係で規定した再始動判定マップを記憶している(図3参照)。再始動要否判定手段92は、この再始動判定マップに基づいてエンジン3の再始動の要否を判定する。つまり再始動要否判定手段92は、ブレーキペダル17の踏み込み量が所定量(再始動閾値)B5よりも小さい状態で、その時の車速とブレーキペダル17の踏み込み量とで規定される領域が、この再始動判定マップの再始動領域であれば、エンジン3の再始動が要であると判定し、非再始動領域であれば、エンジン3の再始動は否であると判定する。
ここで、再始動判定マップは、初期状態では、図3(a)に示すように、車速0からV6の範囲で、ブレーキペダル17の踏み込み量が所定量(再始動閾値)B5よりも小さい(実質的にブレーキが解除される最小踏み込み量B1までの)全ての領域が「再始動領域」に設定されている。このため、ブレーキペダル17の踏み込み量が所定量(再始動閾値)B5より減少しエンジン3の再始動の有無を判定する際、再始動要否判定手段92は、車速に拘わらず、常にエンジン3の再始動が要であると判定し、停止再始動制御手段91がエンジン3を再始動させる。なお図3中の車速V6は、図2の車速Vstop付近の値に設定される。
この再始動判定マップは、再始動領域学習手段93による学習結果に基づいて適宜更新される(図3(b)参照)。再始動領域学習手段93は、エンジン3が自動停止されてから車両が停止に至るまでの車速の変化の状態と、ブレーキペダル17の踏み込み量の変化の状態と、を関連付けて学習する。例えば、本実施形態では、再始動領域学習手段93は、エンジン3の停止条件が成立し、エンジン3が停止された後の車速及びブレーキペダル17の踏み込み量を継続的に計測し、その計測結果と、車両の停止前にアクセルペダル11への踏み換え操作があったか否かの結果と、を関連付けて学習する。具体的には、エンジン3が停止されてから、アクセルペダル11への踏み替え操作無しで車両が停止に至った場合だけ、車速及びブレーキペダル17の踏み込み量の計測値から、アクセルペダル11の踏み込み量が所定量(再始動閾値)B5より小さい状態での車速に応じたブレーキペダル17の踏み込み量の変化の状態(傾向)を学習データとして取得(記録)している。
そして、学習データの取得数が所定数以上となったら、その学習結果(例えば学習データの平均値)から非再始動領域を設定し再始動判定マップに反映させる。つまり、エンジン3の停止から車両が停止されるまでの運転者のブレーキペダル17の操作の傾向、いわゆるブレーキペダル17の操作の癖を学習データとして取得し、学習結果を基に非再始動領域を設定し、再始動判定マップを更新している。したがって、学習制御により非再始動領域に設定されなかった領域が再始動領域として設定される。例えば、初期状態では、再始動領域マップは、図3(a)のように再始動領域しか設定されていないが、ここに先の学習結果から設定された非再始動領域が反映されると、図3(b)に示すように、再始動判定マップに非再始動領域が設定される。
例えば、図3(b)に示す再始動判定マップにおける車速範囲V2−V3、踏み込み量範囲B1−B2の領域は、再始動領域であり、車速範囲V2−V3、踏み込み量範囲B3−B4の領域は、非再始動領域である。なおこの図3(b)に示す再始動判定マップにおいては、車速が遅くなるにつれて再始動領域が徐々に狭くなる傾向にあるが、この再始動判定マップはあくまで一例に過ぎない。各領域が再始動領域又は非再始動領域となるかは、運転者のブレーキペダル17の操作の癖等によって適宜変化する。
また停止再始動制御手段91は、所定の再始動条件が成立すると、すなわち再始動要否判定手段92によってエンジン3の再始動が要であると判定されその他の再始動条件が成立すると、再始動制御を実行し、燃料噴射弁による燃料の供給を再開してエンジン3を再始動させる。ただし本実施形態では、停止再始動制御手段91は、エンジン再始動条件が成立した後、すぐにエンジン3を再始動させるのではなく、所定の待機時間が経過してからエンジン3を再始動させている。エンジン3の再始動時に、運転者に与える違和感を極力少なく抑えるためである。
例えば、運転者によっては、ブレーキペダル17を放した後、すぐにアクセルペダル11に踏み替えず、しばらく時間を空けてからアクセルペダル11に踏み替える場合がある。従って、エンジン再始動条件成立後、すぐにエンジン3を再始動させると、運転者が意図していないタイミングでエンジン3が再始動されてしまう虞がある。すなわち運転者によるブレーキペダル17からアクセルペダル11への踏み換え操作のタイミングと、エンジン3の再始動のタイミングとのずれに起因して、運転者に違和感を与えてしまう虞がある。
これに対し、所定の再始動条件成立後、所定の待機時間を経過してからエンジン3を再始動させることで、運転者のブレーキペダル17からアクセルペダル11への踏み換え操作のタイミングに合わせてエンジン3を再始動させることができると共に、再始動の遅れも抑制することができ、運転者に与える違和感を極力少なく抑えることができる。すなわち運転者によるブレーキペダル17からアクセルペダル11への踏み換え操作のタイミングと、エンジン3の再始動のタイミングとのずれが小さくなり、運転者に与える違和感を少なく抑えることができる。
なお待機時間が経過する前であっても、運転者によってブレーキペダル17からアクセルペダル11への踏み換え操作が行われた場合には、その時点でエンジン3を再始動させる。これにより、運転者に与える違和感をより少なく抑えることができる。
ところで、上記待機時間は、長すぎても運転者に与える違和感は大きくなってしまう。このため、待機時間は、例えば、車速と待機時間との関係が規定された待機時間マップに基づいて適宜設定される。すなわち停止再始動制御手段91は、所定の再始動条件が成立すると、例えば、図4に示す待機時間マップを参照し、そのときの車速に応じて待機時間を適宜決定する。これにより、運転者によるブレーキペダル17からアクセルペダル11への踏み換え操作のタイミングと、エンジン3の再始動のタイミングとのずれをより小さく抑えることができる。
また、この待機時間マップは、踏み換え時間学習手段94による学習結果に基づいて適宜更新される。踏み換え時間学習手段94は、エンジン3の自動停止中に、ブレーキペダル17からアクセルペダル11への踏み換え操作が行われた場合、そのときの車速と、ブレーキペダル17からアクセルペダル11への踏み換え時間と、を関連付けて学習する。例えば、図4に示すように、各車速範囲(V1−V2,V2−V3等)におけるペダルの踏み換え時間を学習データとして取得(記録)し、学習データの取得数が所定数以上となったら、例えば、学習データの平均値として学習する。
そして、この学習結果に基づいて待機時間マップを適宜設定(更新)する。すなわち、上記学習によって得られた各車速範囲におけるペダルの踏み換え時間(平均値)を、待機時間として設定(更新)する。例えば、図4に示す待機時間マップでは、車速が遅くなるにつれて待機時間も短くなるように設定されている。勿論、この待機時間マップは一例に過ぎず、各車速範囲での待機時間(ペダルの踏み換え時間)は、運転者の動作に応じて適宜変化するものである。
このように設定(学習)された待機時間マップに基づいて、エンジン3の再始動時の待機時間を適宜決定することで、エンジン3の再始動時の運転者に与える違和感をより少なく抑えることができる。
以下、上述のような本実施形態に係る再始動制御及び学習制御の一例について、図5及び図6のフローチャートを参照してさらに説明する。まずは図5のフローチャートを参照して再始動制御の一例について説明する。
図5に示すように、ステップS1で、車速が所定速度以下であること、ブレーキペダル17の踏み込み量が所定量(停止閾値)以上であること等の所定の停止条件が成立すると(ステップS1:Yes)、ステップS2でエンジン3を停止させる。これにより、車両1は惰性(コースト)走行状態となる。次いで、この走行状態における車両1の速度(車速)や、ブレーキセンサ19からの信号(ブレーキペダル17の踏み込み量)等の検出を開始する(ステップS3)。その後、ブレーキペダル17の踏み込み量が所定量(再始動閾値)よりも減少すると(ステップS4:Yes)、そのときの車速、ブレーキペダル17の踏み込み量に基づいてエンジン3を再始動するか否かを判定する。具体的には再始動領域マップを参照して再始動領域であるか否かを判定する(ステップS5)。
ここで、再始動判定マップにおける非再始動領域であれば(ステップS5:No)、ステップS4に戻り、エンジン3の停止状態が維持される。一方、再始動判定マップにおける再始動領域であれば(ステップS5:Yes)、ステップS6に進み、待機時間マップに基づいて車速に応じた待機時間を決定(取得)する。その後、ステップS7で待機時間の計測を開始し、ステップS8で待機時間が経過したか否かを判定する。そして待機時間が経過すると(ステップS8:Yes)、ステップS9で待機時間の計測を終了し、エンジン3を再始動させる(ステップS10)。一方、ステップS8で待機時間が経過していない場合には(ステップS8:No)、ステップS11でアクセルペダル11が踏み込まれたか否かを判定する。
アクセルペダル11の踏み込みが検出された場合、すなわちアクセルONとなった場合には(ステップS11:Yes)、ステップS9に進み、待機時間が経過していなくても待機時間の計測を終了してエンジン3を再始動する(ステップS10)。またアクセルONとなっていない場合には(ステップS11:No)、さらにステップS12でブレーキペダル17の再踏み込みの有無(ブレーキペダルの踏み込み量が所定量よりも大きいか否か)を判定する。そしてブレーキペダル17の再踏み込みが無ければ、すなわちブレーキペダル17の踏み込み量が所定量(再始動閾値)よりも小さければ(ステップS12:No)、ステップS8に戻り、その後、待機時間が経過した時点で(ステップS8:Yes)、待機時間の計測を終了し(ステップS9)、エンジン3を再始動させる(ステップS10)。またステップS12でブレーキペダル17の再踏み込みが有った場合、すなわちブレーキペダル17の踏み込み量が所定量(再始動閾値)以上となった場合には(ステップS12:Yes)、待機時間の計測を終了して(ステップS13)、ステップS4に戻り、エンジン3の停止状態が維持される。なおステップS1で自動停止条件が成立していない場合には(ステップS1:No)、エンジン3の運転状態が維持される。
次に、図6のフローチャートを参照して再始動領域マップ及び待機時間マップの学習制御の一例について説明する。
図6に示すように、まずステップS21で、所定の停止条件が成立すると(ステップS21:Yes)、ステップS22でエンジン3を停止させる。これにより、車両1は惰性(コースト)走行状態となり、学習が許可される(ステップS23)。次いで、この走行状態における車両1の速度(車速)や、ブレーキセンサ19からの信号(ブレーキペダル17の踏み込み量)等の検出を開始する(ステップS24)。その後、ブレーキペダル17の踏み込み量が所定量以下に減少したか否かを判定する(ステップS25)。
ここで、ブレーキペダル17の踏み込み量が所定量(再始動閾値)よりも小さくなった場合(ステップS25:Yes)、ステップS26に進み、アクセルペダル11の踏み込みが有ったか否か、すなわちアクセルONとなったか否かを判定する(ステップS26)。そしてアクセルペダル11の踏み込みが無い場合には(ステップS26:No)、次いでブレーキペダル17の再踏み込みの有無を判定する(ステップS27)。すなわちステップS27では、ブレーキペダル17の踏み込み量が所定量(再始動閾値)以上になったか否かを判定する。
そしてブレーキペダル17の再踏み込みが無ければ、すなわちブレーキペダル17の踏み込み量が所定量(再始動閾値)よりも小さい状態が維持されていれば(ステップS27:No)、アクセルペダル11に踏み替える可能性があるとして、ステップS26に戻る。一方、ブレーキペダル17の再踏み込みが有れば(ステップS27:Yes)、ステップS28に進み、車両1が停止したか否かを判定する。このとき、車両1が停止していれば(ステップS28:Yes)、エンジン3が停止してから車両が停止されるまでのブレーキペダル17の操作量(踏み込み量)及び車速の検出値から、車速に対応したブレーキペダル17の操作量の変化の状態(傾向)を第1データ(学習データ)として記録すると共に(ステップS29)、蓄積した第1データの数をカウント(加算)する(ステップS30)。その後、蓄積した第1データの数が所定蓄積数に達していない場合には(ステップS31:No)、第1データの記録を繰り返し、蓄積した第1データの数が所定蓄積数に達すると(ステップS31:Yes)、これら所定数の第1データに基づいて再始動判定マップ(図3(b)参照)を更新する(ステップS32)。その後は、第1データの蓄積数をリセットし(ステップS33)、ステップS1に戻る。なおステップS28で車両が停止していない場合には(ステップS28:No)、ステップS25に戻る。
またステップS26でアクセルONとなった場合には(ステップS26:Yes)、ステップS34に進み、例えば、ブレーキペダル17の踏み込み量が所定量(再始動閾値)よりも減少したときの車速及びブレーキペダル17からアクセルペダル11への踏み換え時間を第2データ(学習データ)として記録すると共に(ステップS34)、蓄積した第2データの数をカウントする(ステップS35)。その後、蓄積した第2データの数が所定蓄積数に達していない場合には(ステップS36:No)、第2データの記録を繰り返し、蓄積した第2データの数が所定蓄積数に達すると(ステップS36:Yes)、これら所定数の第2データに基づいて待機時間マップ(図4参照)を更新する(ステップS37)。その後は、第2データの蓄積数をリセットし(ステップS38)、ステップS21に戻る。
以上説明したように、本発明のアイドルストップ制御装置では、エンジン3が停止されてから車両が停止されるまでのブレーキペダル17の操作の傾向やアクセルペダル11への踏み替えタイミング等の運転者特有の癖を学習データとして取得し、エンジン再始動の要否の判定に用いている。これにより、エンジン3の自動停止時に、運転者の意図に反したエンジン3の再始動を抑制することができる。したがって、エンジン3の自動停止時に、運転者に対して違和感を与えることなくエンジン3を再始動させることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能なものである。
1 車両
3 エンジン
5 自動変速機
7 駆動輪
11 アクセルペダル
13 アクセルポジションセンサ
15 車速センサ
17 ブレーキペダル
19 ブレーキセンサ
51 トルクコンバータ
52 変速機本体
90 アイドルストップ制御部
91 停止再始動制御手段
92 再始動要否判定手段
93 再始動領域学習手段(第1の学習手段)
94 踏み換え時間学習手段(第2の学習手段)
95 ペダル操作量検出手段

Claims (5)

  1. 車両に搭載されたエンジンの自動停止及び再始動を制御するアイドルストップ制御装置であって、
    車速が所定速度以下でかつブレーキペダルの踏み込み量が所定量以上であることを含む自動停止条件が成立した場合にエンジンを自動停止させ、ブレーキペダルの踏み込み量が所定の再始動閾値よりも減少したことを含む再始動条件が成立した場合に自動停止中の前記エンジンを再始動させる停止再始動制御手段と、
    前記エンジンが自動停止した状態で前記ブレーキペダルの踏み込み量が前記再始動閾値よりも減少した際に、そのときの車速と前記ブレーキペダルの踏み込み量とに基づいて、前記エンジンの再始動の要否を判定する再始動要否判定手段と、を備え、
    前記停止再始動制御手段は、前記再始動要否判定手段によって前記エンジンの再始動が要と判定されたことを前記再始動条件の一つとして前記エンジンを再始動させる
    ことを特徴とするアイドルストップ制御装置。
  2. 請求項1に記載のアイドルストップ制御装置において、
    前記エンジンが自動停止されてから前記車両が停止に至るまでの車速の変化の状態と、前記ブレーキペダルの踏み込み量の変化の状態と、を関連付けて学習する第1の学習手段をさらに備え、
    前記再始動要否判定手段は、前記第1の学習手段による学習結果に基づいて前記エンジンの再始動の要否を判定する
    ことを特徴とするアイドルストップ制御装置。
  3. 請求項2に記載のアイドルストップ制御装置において、
    前記停止再始動制御手段は、前記再始動要否判定手段によって前記エンジンの再始動が要であると判定されると、所定の待機時間が経過した後に前記エンジンを再始動させる
    ことを特徴とするアイドルストップ制御装置。
  4. 請求項3に記載のアイドルストップ制御装置において、
    前記エンジンの自動停止中に、前記ブレーキペダルから前記アクセルペダルへの踏み換え操作が行われた場合、そのときの車速と、前記ブレーキペダルから前記アクセルペダルへの踏み換え時間と、を関連付けて学習する第2の学習手段をさらに備え、
    前記停止再始動制御手段は、前記第2の学習手段の学習結果に基づいて前記待機時間を決定することを特徴とするアイドルストップ制御装置。
  5. 請求項3又は4に記載のアイドルストップ制御装置において、
    前記停止再始動制御手段は、前記待機時間が経過する前であっても、前記ブレーキペダルから前記アクセルペダルへの踏み換え操作が行われた場合には、その時点で前記エンジンを再始動させることを特徴とするアイドルストップ制御装置。
JP2014062593A 2014-03-25 2014-03-25 アイドルストップ制御装置 Expired - Fee Related JP6323665B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014062593A JP6323665B2 (ja) 2014-03-25 2014-03-25 アイドルストップ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014062593A JP6323665B2 (ja) 2014-03-25 2014-03-25 アイドルストップ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015183644A true JP2015183644A (ja) 2015-10-22
JP6323665B2 JP6323665B2 (ja) 2018-05-16

Family

ID=54350461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014062593A Expired - Fee Related JP6323665B2 (ja) 2014-03-25 2014-03-25 アイドルストップ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6323665B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017207020A (ja) * 2016-05-19 2017-11-24 スズキ株式会社 車両のエンジン自動停止再始動装置
WO2018173291A1 (ja) * 2017-03-24 2018-09-27 本田技研工業株式会社 エンジン始動制御装置
JP2020090941A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 日立オートモティブシステムズ株式会社 車両の制御装置
JP7242606B2 (ja) 2020-05-26 2023-03-20 スズキ株式会社 車両のエンジン自動停止再始動装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09154205A (ja) * 1995-11-28 1997-06-10 Aqueous Res:Kk ハイブリッド型車両
JP2001289087A (ja) * 2000-04-05 2001-10-19 Toyota Motor Corp 内燃機関の自動停止・始動装置
JP2003035175A (ja) * 2001-07-24 2003-02-07 Denso Corp エンジン自動車の停止再始動装置
JP2004003434A (ja) * 2002-04-26 2004-01-08 Denso Corp エンジン始動システム
JP2004340206A (ja) * 2003-05-14 2004-12-02 Nissan Motor Co Ltd 変速機の制御装置
JP2004360465A (ja) * 2003-06-02 2004-12-24 Nissan Motor Co Ltd エンジン自動停止再始動装置
JP2011111896A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Denso Corp アイドルストップ制御装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09154205A (ja) * 1995-11-28 1997-06-10 Aqueous Res:Kk ハイブリッド型車両
JP2001289087A (ja) * 2000-04-05 2001-10-19 Toyota Motor Corp 内燃機関の自動停止・始動装置
JP2003035175A (ja) * 2001-07-24 2003-02-07 Denso Corp エンジン自動車の停止再始動装置
JP2004003434A (ja) * 2002-04-26 2004-01-08 Denso Corp エンジン始動システム
JP2004340206A (ja) * 2003-05-14 2004-12-02 Nissan Motor Co Ltd 変速機の制御装置
JP2004360465A (ja) * 2003-06-02 2004-12-24 Nissan Motor Co Ltd エンジン自動停止再始動装置
JP2011111896A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Denso Corp アイドルストップ制御装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017207020A (ja) * 2016-05-19 2017-11-24 スズキ株式会社 車両のエンジン自動停止再始動装置
CN107401460A (zh) * 2016-05-19 2017-11-28 铃木株式会社 车辆的发动机自动停止再启动装置
CN107401460B (zh) * 2016-05-19 2021-06-01 铃木株式会社 车辆的发动机自动停止再启动装置
WO2018173291A1 (ja) * 2017-03-24 2018-09-27 本田技研工業株式会社 エンジン始動制御装置
CN110446638A (zh) * 2017-03-24 2019-11-12 本田技研工业株式会社 发动机起动控制装置
JPWO2018173291A1 (ja) * 2017-03-24 2020-02-27 本田技研工業株式会社 エンジン始動制御装置
TWI686533B (zh) * 2017-03-24 2020-03-01 日商本田技研工業股份有限公司 引擎起動控制裝置
US10865758B2 (en) 2017-03-24 2020-12-15 Honda Motor Co., Ltd. Engine start control device
CN110446638B (zh) * 2017-03-24 2022-04-05 本田技研工业株式会社 发动机起动控制装置
JP2020090941A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 日立オートモティブシステムズ株式会社 車両の制御装置
JP7242606B2 (ja) 2020-05-26 2023-03-20 スズキ株式会社 車両のエンジン自動停止再始動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6323665B2 (ja) 2018-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6323665B2 (ja) アイドルストップ制御装置
JP5867433B2 (ja) 車両の制御装置
JP5993181B2 (ja) アイドルストップアンドゴー(isg)システムおよびその制御方法
JP6579497B2 (ja) 車両用制動装置
JP6359108B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP2012035773A (ja) パーキングブレーキ制御装置
JP6449548B2 (ja) エンジン自動制御装置
JP5910733B2 (ja) 車両制御装置
US20150353086A1 (en) Control device for vehicle and control method for vehicle
JP2013117194A (ja) 車両の駆動制御装置
JP2014227965A (ja) 内燃機関の制御装置
JP5780256B2 (ja) 車両の制御装置
JP5293425B2 (ja) 車両のアイドルストップ制御装置
JP2012026393A (ja) 車両の制御装置
US8930100B2 (en) Driving control system for vehicle
KR101316311B1 (ko) Isg 시스템 및 이의 제어방법
JP6304310B2 (ja) 車両の制御装置
JP2014180931A (ja) アイドルストップ車両の電動パワーステアリング制御装置
JP2011111896A (ja) アイドルストップ制御装置
JP2013216287A (ja) エコモード制御装置
JP2012030708A (ja) 惰行制御装置
JP5355164B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP2007132229A (ja) 車載エンジンの制御装置
KR101273181B1 (ko) Isg시스템 및 이의 제어방법
JP2006009716A (ja) 車両制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180327

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6323665

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees