JP2015178403A - 糸巻取機及び巻取方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な設定でバルジ巻きの発生を防止しつつ、パッケージサイズの増加を抑制可能な糸巻取機を提供する。【解決手段】自動ワインダ(糸巻取機)は、トラバースアームと、ユニット制御部と、を備える。トラバースアームは、コーン形状のパッケージに巻き取られる糸をトラバースする。ユニット制御部は、巻取段階が進行したときに、大径側領域でのトラバースガイドのトラバース速度に対する小径側領域でのトラバースガイドのトラバース速度の比であるトラバース速度比を増加させる。【選択図】図4

Description

本発明は、糸をトラバースしながら糸を巻き取ってコーン巻きパッケージを形成する糸巻取機に関する。
従来から、トラバースガイドが糸をトラバースしながらコーン巻きパッケージを巻き取る糸巻取機において、パッケージの大径側領域におけるトラバース速度を小径側領域におけるトラバース速度よりも小さくする制御が行われている。この制御を行うことで、パッケージの形状を適切にするとともに、大径側領域の巻き密度を増加させて、パッケージの解舒性を良好にすることができる。以下の説明では、大径側領域におけるトラバース速度に対する小径側領域におけるトラバース速度の比をトラバース速度比と称する。特許文献1及び2は、トラバース速度比を設定可能な糸巻取機を開示する。
特許文献1では、巻取りの進行に応じてトラバース速度比を減少させる技術が開示されている。また、特許文献2では、トラバース速度比(リード比)が設定された際に、小径側領域及び大径側領域のそれぞれについて速度プロファイルを調整する技術が開示されている。ここで、速度プロファイルとは、トラバース時間、トラバース速度、トラバースガイドの加速時間、及びトラバースガイドの加速度等を含む情報である。
独国特許出願公開第102008015907号明細書 特開2012−017205号公報
ところで、コーン巻きパッケージを形成する場合、特に小径側において、パッケージの側面が膨らむ現象(バルジ巻)が発生することがある。この現象は、パッケージの中間部の糸層が、外径側の糸の締付け力と巻取管からの反発力によって圧迫されて、パッケージ端面からはみ出してしまうことから生じる。従来のように、徐々に低下する又は一定のトラバース速度比を設定するだけでは、バルジ巻きの発生が防止できないことがある。
特に、巻き密度が高いパッケージを形成したり、太番手の糸を巻き取ってパッケージを形成したりする場合(即ちテンションが高くなる場合)は、バルジ巻が発生し易い。
従来では、バルジ巻きの発生を防止するために、トラバース幅を調整したり、綾角を調整したりする制御を行っていた。しかし、これらの制御は設定が複雑になり易い。また、上記の制御では、バルジを抑制するために適切な量を超えてトラバース幅及び/又は綾角が調整される。その結果、パッケージサイズが大きくなり、取扱いにくい等の課題が存在する。
本発明の主要な目的は、簡単な設定でバルジ巻きの発生を防止しつつ、パッケージサイズの増加を抑制可能な糸巻取機を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の第1の観点によれば、糸巻取機は、トラバースガイドと、制御部と、を備える。前記トラバースガイドは、前記コーン形状のパッケージに巻き取られる糸をトラバースする。前記制御部は、少なくとも前記トラバースガイドのトラバース速度を制御する。大径側領域での前記トラバースガイドのトラバース速度に対する小径側領域での前記トラバースガイドのトラバース速度の比をトラバース速度比と称したときに、前記制御部は、巻取段階が進行したときに、前記トラバース速度比を増加させる。
従来のトラバース幅を調整する制御では、トラバース幅を直接縮小させている。綾角を調整する制御では、巻き密度を低くしている。本実施形態の制御では、小径側領域と大径側領域の巻き密度のバランスを変化させている。従って、パッケージサイズの増加を抑制することができる。また、従来の制御と比較して簡単な処理でバルジ巻きの発生を防止できる。
前記の糸巻取機においては、前記制御部は、巻取段階の進行に応じて前記トラバース速度比を連続的に増加させることが好ましい。
これにより、小径側領域の初期の巻き密度及び中間部における糸層の巻き密度を特に高くできるので、バルジ巻きの発生を的確に防止することができる。
前記の糸巻取機においては、前記制御部は、前記パッケージの糸層又は前記パッケージのパッケージ径の増加に応じて前記トラバース速度比を増加させることが好ましい。
これにより、トラバース速度比は糸層又はパッケージ径と密接な関係があるので、バルジ巻きの発生を適切に防止することができる。
前記の糸巻取機は、開始トラバース速度比と、最終トラバース速度比と、切替閾値と、を設定可能な設定部を備えることが好ましい。前記開始トラバース速度比は、前記パッケージの巻き始めに適用する前記トラバース速度比である。前記最終トラバース速度比は、適用する前記トラバース速度比の上限である。前記切替閾値は、前記最終トラバース速度比を適用するタイミングを規定する。
これにより、トラバース幅又は綾角を変化させる制御と比較して設定が単純であるので、オペレータの手間を軽減できる。
前記の糸巻取機は、前記糸層又は前記パッケージ径を取得する取得部を更に備えることが好ましい。前記制御部は、前記取得部が取得した前記糸層又は前記パッケージ径が前記切替閾値よりも小さい場合、少なくとも前記開始トラバース速度比及び前記最終トラバース速度比に基づいて求められる目標トラバース速度比で前記トラバースガイドを制御する。
これにより、巻取段階の初期における小径側領域の巻き密度を大きくすることができるので、バルジ巻きの発生を防止できる。
前記の糸巻取機においては、前記制御部は、前記取得部が取得した前記糸層又は前記パッケージ径が前記切替閾値よりも大きい場合、前記最終トラバース速度比で前記トラバースガイドを制御することが好ましい。
これにより、巻取段階がある程度進行すると小径側領域の巻き密度を調整しなくてもバルジ巻きの発生を防止できるため、小径側領域の巻き密度が必要以上に減少することを防止できる。
前記の糸巻取機においては、前記制御部は、巻取段階に応じて綾角を変化させることが好ましい。
これにより、バルジ巻きの発生をより確実に防止することができる。
前記の糸巻取機においては、前記制御部は、巻取段階に応じて、前記トラバースガイドのトラバース幅を変化させることが好ましい。
これにより、バルジ巻きの発生をより確実に防止することができる。
本発明の第2の観点によれば、以下の巻取方法が提供される。即ち、この巻取方法は、取得工程と、求値工程と、制御工程と、を含む。前記取得工程では、パッケージの糸層又は前記パッケージのパッケージ径を取得する。前記求値工程では、前記取得工程で取得した前記糸層又は前記パッケージ径に基づいて、大径側領域でのトラバースガイドのトラバース速度に対する小径側領域での前記トラバースガイドのトラバース速度の比であるトラバース速度比を求める。前記制御工程では、前記求値工程で求めた前記トラバース速度比で、前記パッケージに巻き取られる糸と係合して当該糸をトラバースするトラバースガイドを制御する。
これにより、パッケージサイズの増加を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る自動ワインダの正面図。 糸巻取ユニットの正面図及びブロック図。 トラバース速度比を変化させる処理を示すフローチャート及び目標トラバース速度比を算出する式。 トラバース速度比を変化させる際の設定項目を示す表、及び、糸層の増大に伴うトラバース速度比の変化を示すグラフ。 綾角を説明するための巻取部の模式的な正面図。 綾角の設定例を示すグラフ。 トラバース幅を変化させる制御を説明する図。 変形例に係る糸層の増大に伴うトラバース速度比の変化を示すグラフ。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、本明細書において「上流」及び「下流」とは、糸巻取時での糸の走行方向における上流及び下流を意味する。
図1に示すように、自動ワインダ(糸巻取機)1は、並べて配置された複数の糸巻取ユニット10と、玉揚装置60と、機台制御装置90と、を備えている。
それぞれの糸巻取ユニット10は、給糸ボビン21から解舒された糸20をトラバース(綾振り)しながら、クレードル(巻取管支持部)23に支持されたコーン形状の巻取管22に巻き取り、パッケージ30を形成する。なお、クレードル23は、巻取管22の小径側端部を回転可能に支持する小径側支持部と、巻取管22の大径側端部を回転可能に支持する大径側支持部と、を有している。
玉揚装置60は、各糸巻取ユニット10においてパッケージ30が満巻となった際に、当該糸巻取ユニット10の位置まで走行する。玉揚装置60は、当該糸巻取ユニット10において、満巻のパッケージ30をクレードル23から外すとともに糸20が巻かれていない巻取管22(空ボビン)を供給する。
機台制御装置90は、機台設定部(設定部)91と、機台表示部92と、を備えている。機台設定部91は、オペレータが所定の設定値を入力したり適宜の制御方法を選択したりすることで、各糸巻取ユニット10に対する設定を行うことができる。機台表示部92は、各糸巻取ユニット10の糸20の巻取状況、及び、発生したトラブルの内容等を表示可能である。
次に、図2を参照して、糸巻取ユニット10の構成を具体的に説明する。
それぞれの糸巻取ユニット10は、図2に示すように、巻取ユニット本体17と、ユニット制御部51と、を備えている。
ユニット制御部51は、例えば、CPUと、RAMと、ROMと、I/Oポートと、通信ポートと、を備えている。このROMには、巻取ユニット本体17の各部を制御するプログラムが記録されている。I/Oポートと通信ポートには、巻取ユニット本体17が備える各部及び機台制御装置90が接続されており、制御情報等の通信ができる。これにより、ユニット制御部51は、巻取ユニット本体17が備える各部の動作を制御することができる。
巻取ユニット本体17には、給糸ボビン21と接触ローラ29との間の糸走行経路中に、給糸ボビン21側から順に、糸解舒補助装置12と、テンション付与装置13と、糸継装置14と、糸長検出センサ15と、クリアラ16と、巻取部18と、が配置されている。
糸解舒補助装置12は、給糸ボビン21の芯管に被さる規制部材40を給糸ボビン21からの糸20の解舒と連動して下降させることにより、給糸ボビン21からの糸20の解舒を補助する。規制部材40は、給糸ボビン21から解舒された糸20の回転と遠心力によって給糸ボビン21上部に形成されたバルーンに接触し、当該バルーンを適切な大きさに制御することによって糸20の解舒を補助する。規制部材40の近傍には給糸ボビン21のチェース部を検出する図略のセンサが備えられている。このセンサがチェース部の下降を検出すると、規制部材40を例えばエアシリンダ(図略)によって下降させる。
テンション付与装置13は、走行する糸20に所定のテンションを付与する。テンション付与装置13としては、例えば、固定の櫛歯に対して可動の櫛歯を配置するゲート式を用いることができる。可動側の櫛歯は、櫛歯同士が噛合せ状態又は解放状態になるように、ロータリ式のソレノイドにより回動することができる。なお、テンション付与装置13には、上記ゲート式以外にも、例えば、ディスク式を採用することができる。
糸継装置14は、クリアラ16が糸欠陥を検出して行う糸切断時、又は給糸ボビン21からの解舒中の糸切れ時等に、給糸ボビン21側の下糸と、パッケージ30側の上糸とを糸継ぎする。糸継装置14としては、機械式、又は、圧縮空気等の流体を用いる構成を採用することができる。
糸長検出センサ15は、パッケージ30に巻き取られた糸20の糸長さを非接触で検出する。糸長検出センサ15は、糸20の毛羽量を検出して糸20の移動量を算出して、糸長さを検出する。具体的には、この糸長検出センサ15は、受光素子と光源とを備えた光学式の毛羽検出部を、糸走行方向に沿って複数備えている。糸長検出センサ15は、糸走行方向で異なる位置にある複数の毛羽検出部の出力信号の変化に基づいて、糸20の走行長さを検出する。
ユニット制御部(取得部)51は、糸長検出センサ15が検出した糸20の走行長さを利用して、パッケージ30の糸層の厚さを求めることができる。具体的には、ユニット制御部51は、糸長検出センサ15が検出した糸走行長さに基づき算出される糸走行速度と、トラバース速度と、から綾角を算出することができる。そして、ユニット制御部51は、綾角と、パッケージ30の周速と、パッケージ30の回転数と、に基づいてパッケージ径を算出する。ユニット制御部51は、このパッケージ径から巻取管22の径を減算することにより、糸層の厚さを求めることができる。
クリアラ16は、糸20の太さを検出するための図略のセンサが配置されたクリアラヘッド49と、このセンサからの糸太さ信号を処理するアナライザ52と、を備えている。クリアラ16は、前記センサからの糸太さ信号を監視することにより、スラブ等の糸欠陥を検出する。前記クリアラヘッド49の近傍には、前記クリアラ16が糸欠陥を検出したときに直ちに糸20を切断する図略のカッタが設けられている。
糸継装置14の下側及び上側には、給糸ボビン21側の下糸の糸端を捕捉して糸継装置14に案内する下糸捕捉部材25と、パッケージ30側の上糸の糸端を捕捉して糸継装置14に案内する上糸捕捉部材(案内部材)26と、がそれぞれ設けられている。下糸捕捉部材25は、下糸パイプアーム33と、この下糸パイプアーム33の先端に形成された下糸吸引口32と、を備えている。上糸捕捉部材26は、上糸パイプアーム36と、この上糸パイプアーム36の先端に形成された上糸吸引口35と、を備えている。
下糸パイプアーム33と上糸パイプアーム36は、それぞれ軸34と37を中心にして回動可能である。下糸パイプアーム33及び上糸パイプアーム36には適宜の負圧源(図略)がそれぞれ接続されている。これにより、下糸吸引口32及び上糸吸引口35に吸引流を発生させて、下糸パイプアーム33と上糸パイプアーム36により上糸及び下糸の糸端をそれぞれ吸引捕捉できる。
巻取部18は、巻取管22を着脱可能に支持するクレードル23と、巻取管22の外周面又はパッケージ30の外周面に接触して回転可能な接触ローラ29と、トラバースアーム(トラバースガイド)71と、トラバース駆動モータ72と、を備えている。
クレードル23は、回動軸48を中心に回動可能である。巻取管22への糸20の巻取に伴う糸層径の増大を、クレードル23が回動することによって吸収できる。
クレードル23には、パッケージ駆動モータ41が取り付けられている。パッケージ駆動モータ41によって巻取管22を回転駆動して、糸20を巻取管22に巻き取る。パッケージ駆動モータ41のモータ軸は、巻取管22をクレードル23に支持させたときに、当該巻取管22と相対回転不能に連結される(いわゆるダイレクトドライブ方式)。パッケージ駆動モータ41の動作は、パッケージ駆動制御部42により制御される。パッケージ駆動制御部42は、ユニット制御部51からの指示を受けてパッケージ駆動モータ41の回転速度(又はその加速度)を調整する。
トラバースアーム71は、糸20と係合して糸20をトラバースする。トラバースアーム71は、トラバース駆動モータ72によって駆動される。具体的には、トラバースアーム71は、トラバース駆動モータ72のロータの正逆回転と連動して、連続的に往復運動するように設けられている。トラバース駆動モータ72の動作は、トラバース駆動制御部73を介してユニット制御部51により制御される。トラバースアーム71の先端部には例えばフック状の糸ガイド部が形成されている。糸ガイド部によって糸20を保持(案内)した状態で、トラバースアーム71が往復旋回運動を行うことにより、糸20をトラバースさせることができる。なお、トラバース箇所のやや上流にはガイドプレート28が設けられている。ガイドプレート28は、上流側の糸20をトラバース箇所へと案内している。
このように、自動ワインダ1では、給糸ボビン21から解舒された糸20が略上方向に走行し、パッケージ30に巻き取られている。
次に、図3及び図4を参照して、ユニット制御部51が糸層の増大に応じてトラバース速度比を変化させる制御について説明する。トラバース速度比とは、大径側領域におけるトラバース速度に対する小径側領域におけるトラバース速度の比をトラバース速度比である。なお、パッケージの小径側領域におけるトラバース時間に対する大径側領域のトラバース時間も同じ値を示すので、この値もトラバース速度比に該当する。
初めに、本制御の内容について説明する。本制御は、図4(b)に示すように、巻取作業の開始から所定の時点まではトラバース速度比を徐々に増大させる。その後、所定の時点(切替糸層)を経過した後は、トラバース速度比を一定に保つ。
特許文献1及び2に示すように、従来ではトラバース速度比は一定又は徐々に減少させていたので、糸層の増大に伴って小径側領域の巻き密度が大幅に増加していた(初期及び中間部の糸層の巻き密度が低かった)。その結果、バルジ巻きが発生していた。これに対し、本実施形態では、トラバース速度比を徐々に増加させるため、糸層の増大に伴う小径側領域の巻き密度の増大を抑えることができる(一定又は小さくすることもできる)。従って、バルジ巻きの発生を防止できる。
本制御を行う場合、オペレータは、巻取作業の開始前に機台設定部91に対して、開始トラバース速度比、最終トラバース速度比、及び切替糸層を設定する(図4(a)を参照)。開始トラバース速度比とは、パッケージ30の巻き始めに適用するトラバース速度比である。なお、開始トラバース速度比が小さい場合、バルジ巻きの発生を防止し易いが、大径側での綾落ちが発生し易くなる。したがって、それらを考慮して、開始トラバース速度比の値を定める必要がある。最終トラバース速度比とは、適用するトラバース速度比の上限である。切替糸層(切替閾値)とは、最終トラバース速度比を適用するタイミングを規定する値(糸層)である。機台制御装置90は、オペレータの指示をそれぞれの糸巻取ユニット10のユニット制御部51へ送信する。ユニット制御部51は、機台制御装置90から受信した設定値を受け付ける(S101)。
その後、パッケージ30の巻き取りが開始し、ユニット制御部51は、開始トラバース速度比でトラバースアーム71が糸20をトラバースするように、トラバース駆動モータ72を制御する。その後、ユニット制御部51は、パッケージ30の巻取り中と判断した場合(S102)、現在の糸層が切替糸層未満か否かを判断する(S103)。現在の糸層は、上述のように糸長検出センサ15の検出結果に基づいて算出(取得)することができる。
ユニット制御部51は、現在の糸層が切替糸層未満と判断した場合、目標トラバース速度比を算出する(S104)。目標トラバース速度比の算出は、図3(b)に示す式(1)を用いて行われる。本実施形態では、目標トラバース速度比は線形であるため、最終トラバース速度比から開始トラバース速度比を引いた値を切替糸層で割ることで、傾きを算出できる。その傾きに現在の糸層を掛けて、初期値である開始トラバース速度比を足すことで、目標トラバース速度比を算出できる。
ユニット制御部51は、上記のようにして算出した目標トラバース速度比で糸20をトラバースアーム71でトラバースするように、トラバース駆動モータ72を制御する(S105)。次に、ユニット制御部51は、ステップS102の処理を再び行う。ユニット制御部51が再び目標トラバース速度比を算出した場合は、現在の糸層が増大しているため、目標トラバース速度比も増大する。このように、ユニット制御部51は、トラバース速度比を糸層の増大に応じて徐々に増加させる制御を行う。
その後、巻取段階が進行して現在の糸層が切替糸層以上になった場合(S103でNoと判断した場合)、ユニット制御部51は、目標トラバース速度比を最終トラバース速度比として(S106)、このトラバース速度比で糸20をトラバースアーム71でトラバースするように、トラバース駆動モータ72を制御する(S105)。つまり、ユニット制御部51は、トラバース速度比を糸層の増大に応じて徐々に増加させる制御を終了し、一定のトラバース速度比でトラバースアーム71を動作させる制御に移行する。
ユニット制御部51は、最終トラバース速度比で糸20をトラバースアーム71でトラバースするようにトラバース駆動モータ72を制御する処理を、パッケージ30の巻取りの終了まで(S102でNoと判断するまで)行う。
このように、オペレータが3つの設定項目を設定するだけで、糸巻取ユニット10は、トラバース速度比を変化させる制御を行うことができる。従って、簡単な処理でバルジ巻きの発生を防止できる。特に、本実施形態では、糸層の厚さに応じてトラバース速度比を変化させており、糸層の厚さは巻き幅方向の位置によらないため、簡単かつ正確に測定することができる。従って、トラバース速度比を高精度に制御することができる。
なお、上記のようにトラバース速度比を変化させるだけでバルジ巻きの発生は防止できる。しかし、巻き密度が高いパッケージを形成する場合、又は、太番手の糸でパッケージを形成する場合、上述のようにバルジ巻が発生し易い。従って、確実にバルジ巻きの発生を防止するために、トラバース速度比を変化させる制御に加えて、更に、綾角を調整する制御及び/又はトラバース幅を調整する制御を同時に行っても良い。
初めに、図5及び図6を参照して、綾角を調整する制御について説明する。図5に示すように、綾角θは、巻取管22の軸の垂直線に対するパッケージ30上の糸20の傾斜角である。なお、糸20と糸20の交差角を綾角とみなして処理することも可能である。
綾角を設定する方法は任意だが、例えば糸層と綾角とを対応付けて何点か指定し(図6の黒丸)、指定した点を接続する方法がある。上述のように、バルジ巻きは、外側の糸層から圧力を受けて中間部の糸層が外側に膨らむ現象であるので、中間部の糸層に該当する部分の綾角を大きくすることで、バルジ巻きを防止することができる。
次に、図7を参照して、トラバース幅を調整する制御について説明する。
トラバース幅の補正幅(補正長)を設定する方法は任意だが、例えば、糸層と補正幅とを対応付けて何点か指定し(図7の黒丸)、指定した点を接続する方法がある。上述のように、バルジ巻きは、外側の糸層の圧力を受けて、中間部の糸層が巻き幅方向において外側に膨らむ現象である。したがって、中間部の糸層に該当する部分の補正幅を大きくすることで、バルジ巻きを防止することができる。
トラバース幅の補正幅の設定は、図7に示すように小径側と大径側とで別個の値を設定できる。小径側はバルジ巻きが発生し易いため、大径側よりも補正幅を大きくすることでバルジ巻きの発生をより確実に防止することができる。
以上に説明したように、本実施形態の自動ワインダ1は、トラバースアーム71と、ユニット制御部51と、を備える。トラバースアーム71は、コーン形状のパッケージ30に巻き取られる糸20をトラバースする。ユニット制御部51は、巻取段階が進行したときに、トラバース速度比を増加させる。
従来のトラバース幅又は綾角を調整する制御では、巻き幅(トラバース幅)を直接縮小したり、巻き密度を減少させたりしている。本実施形態の制御では、小径側領域と大径側領域の巻き密度のバランスを変化させているだけである。従って、パッケージサイズの増加を抑制することができる。また、従来の制御と比較して、簡単な処理でバルジ巻きの発生を防止できる。
本実施形態の自動ワインダ1は、開始トラバース速度比と、最終トラバース速度比と、切替閾値と、を設定可能な機台設定部91を備える。
これにより、トラバース幅又は綾角を変化させる制御と比較して設定が単純であるので、オペレータの手間を軽減できる。
次に、図8を参照して、上記実施形態の変形例を説明する。
上記実施形態では、トラバース速度比を糸層に応じて連続的に変化させ、その後トラバース速度比を一定にするパターンを適用している。しかし、糸層の増大により前記トラバース速度比を増加させる構成であれば任意のパターンを用いることができる。
例えば、図8(a)に示すように、トラバース速度比を段階的に変化させても良い。この場合、ユニット制御部51は、糸層が所定の基準値以上となったときにトラバース速度比を一段階増加させる。この場合、目標トラバース速度比を常時算出する必要がないので、処理量を抑えることができる。
図8(b)に示すように、トラバース速度比が一定となる領域を設けずに、トラバース速度比を変化させ続ける構成であっても良い。また、トラバース速度比の変化態様も任意であり、線形又は段階的に変化させる態様に限られず、例えば曲線で変化させても良い。
以上に本発明の好適な実施の形態及び変形例を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
上記実施形態では、トラバース速度比を変化させる制御をユニット制御部51が行ったが、当該制御の一部又は全部を機台制御装置90又はトラバース駆動制御部73が行う構成であっても良い。
トラバースガイドは上記実施形態のようにアーム式のトラバースガイドに限られず、例えばベルト式のトラバースガイドであっても良い。
パッケージ30をパッケージ駆動モータ41で直接回転駆動する代わりに、接触ローラ29の回転によってパッケージ30を従動回転させても良い。
パッケージ30の糸層の厚さを求める構成としては、クレードル23の角度(回動軸48まわりの回動角)を検知するための角度センサを用いても良い。この角度センサは例えばロータリエンコーダからなり、クレードル23の角度に応じた角度信号をユニット制御部51に対して送信する。クレードル23はパッケージ30が巻き太るに従って角度が変化するので、当該角度を前記角度センサによって検出することにより、パッケージ径を検出することができる。そして、このパッケージ径から巻取管22の径を減算することにより、パッケージ30の糸層の厚さを算出することができる。なお、糸層を検知する方法としては、角度センサ以外にも、アナログセンサを用いたものや、アブソリュート型センサ等、適宜の構成を用いることができる。
パッケージ30の糸層の厚さを求める構成としては、経過時間を測定可能なタイマを用いることができる。この場合、巻取条件に基づいて、糸層の厚さの時間変化を計算や経験値により予め定めておく。そして、定めた値と計測された経過時間とに基づいて糸層の厚さを求める。なお、このタイマは、糸切断と糸切れによって巻取りが中断した時間を考慮した経過時間の測定が可能である。
上記実施形態では、糸層の厚さに応じてトラバース速度比を変化させる構成であるが、巻取段階に応じてトラバース速度比を変化させるのであれば、糸層の厚さ以外を用いることもできる。例えば、糸層の厚さの代わりに、パッケージ径、巻き取った糸20の長さ(糸長)、又は巻取時間等を用いることができる。この場合、切替閾値も、糸層の代わりに、パッケージ径、糸長、巻取時間となる。
上記では、オペレータは、開始トラバース速度比、最終トラバース速度比、及び切替糸層を設定したが、例えば傾きを設定しても良い。また、糸層とトラバース速度比の対応関係を何点か指定し、指定した点を接続しても良い。換言すれば、開始トラバース速度比と最終トラバース速度比の間に複数の切替トラバース速度比を設けても良い。
また、本発明は、自動ワインダに限らず、巻返し機及び精紡機(例えば空気紡績機、オープンエンド紡績機)等の他の糸巻取機にも適用することができる。
1 自動ワインダ(糸巻取機)
18 巻取部
29 接触ローラ
51 ユニット制御部(制御部、取得部)
71 トラバースアーム(トラバースガイド)
90 機台制御装置
91 機台設定部(設定部)

Claims (9)

  1. コーン形状のパッケージに巻き取られる糸をトラバースするトラバースガイドと、
    少なくとも前記トラバースガイドのトラバース速度を制御する制御部と、
    を備え、
    大径側領域での前記トラバースガイドのトラバース速度に対する小径側領域での前記トラバースガイドのトラバース速度の比をトラバース速度比と称したときに、
    前記制御部は、巻取段階が進行したときに、前記トラバース速度比を増加させることを特徴とする糸巻取機。
  2. 請求項1に記載の糸巻取機であって、
    前記制御部は、巻取段階の進行に応じて前記トラバース速度比を連続的に増加させることを特徴とする糸巻取機。
  3. 請求項1又は2に記載の糸巻取機であって、
    前記制御部は、前記パッケージの糸層又は前記パッケージのパッケージ径の増加に応じて前記トラバース速度比を増加させることを特徴とする糸巻取機。
  4. 請求項3に記載の糸巻取機であって、
    前記パッケージの巻き始めに適用する前記トラバース速度比である開始トラバース速度比と、
    適用する前記トラバース速度比の上限である最終トラバース速度比と、
    前記最終トラバース速度比を適用するタイミングを規定する切替閾値と、
    を設定可能な設定部を備えることを特徴とする糸巻取機。
  5. 請求項4に記載の糸巻取機であって、
    前記糸層又は前記パッケージ径を取得する取得部を更に備え、
    前記制御部は、前記取得部が取得した前記糸層又は前記パッケージ径が前記切替閾値よりも小さい場合、少なくとも前記開始トラバース速度比及び前記最終トラバース速度比に基づいて求められる目標トラバース速度比で前記トラバースガイドを制御することを特徴とする糸巻取機。
  6. 請求項5に記載の糸巻取機であって、
    前記制御部は、前記取得部が取得した前記糸層又は前記パッケージ径が前記切替閾値よりも大きい場合、前記最終トラバース速度比で前記トラバースガイドを制御することを特徴とする糸巻取機。
  7. 請求項1から6までの何れか一項に記載の糸巻取機であって、
    前記制御部は、巻取段階に応じて綾角を変化させることを特徴とする糸巻取機。
  8. 請求項1から7までの何れか一項に記載の糸巻取機であって、
    前記制御部は、巻取段階に応じて、前記トラバースガイドのトラバース幅を変化させることを特徴とする糸巻取機。
  9. パッケージの糸層又は前記パッケージのパッケージ径を取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得した前記糸層又は前記パッケージ径に基づいて、大径側領域でのトラバースガイドのトラバース速度に対する小径側領域での前記トラバースガイドのトラバース速度の比であるトラバース速度比を求める求値工程と、
    前記求値工程で求めた前記トラバース速度比で、前記パッケージに巻き取られる糸と係合して当該糸をトラバースするトラバースガイドを制御する制御工程と、
    を含むことを特徴とする巻取方法。
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