JP2015174024A - 機能性シート製造装置、機能性シート製造方法、および機能性シート - Google Patents

機能性シート製造装置、機能性シート製造方法、および機能性シート Download PDF

Info

Publication number
JP2015174024A
JP2015174024A JP2014051687A JP2014051687A JP2015174024A JP 2015174024 A JP2015174024 A JP 2015174024A JP 2014051687 A JP2014051687 A JP 2014051687A JP 2014051687 A JP2014051687 A JP 2014051687A JP 2015174024 A JP2015174024 A JP 2015174024A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
roll
functional sheet
coating film
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014051687A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6244590B2 (ja
Inventor
崇 鶴田
Takashi Tsuruta
崇 鶴田
正晃 三上
Masaaki Mikami
正晃 三上
理史 浜辺
Michifumi Hamabe
理史 浜辺
黒宮 孝雄
Takao Kuromiya
孝雄 黒宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2014051687A priority Critical patent/JP6244590B2/ja
Publication of JP2015174024A publication Critical patent/JP2015174024A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6244590B2 publication Critical patent/JP6244590B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Inert Electrodes (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

【課題】 従来の機能性シートの製造方法では、品質の高い機能性シートを製造することが困難であった。【解決手段】 塗膜材6aの片側部分の掻き取りは、転写ロール2の表面に押し当てられたブレード8を利用して行われ、ブレード8のブレード刃線8aは、転写ロール2の回転軸Aに平行な母線Gを基準として傾けられており、ブレード刃線8aの二つのブレード刃線端部8bおよび8cの内の、塗膜材6aの領域にあるブレード刃線端部8bが転写ロール2の表面に当たっている位置は、ブレード刃線8aのその他の部分が転写ロール2の表面に当たっている位置と比較して、転写ロール2の回転向きを基準としてより上流側にある、機能性シート製造装置である。【選択図】 図3

Description

本発明は、機能性材料などによって塗膜を基材に形成するための、機能性シート製造装置、機能性シート製造方法、および機能性シートに関する。
キャパシター、燃料電池またはリチウムイオン二次電池などの電極、およびディスプレイの光学フィルムなどに使用される、ストライプ状のパターンを有する機能性シートの製造方法としては、(1)櫛歯状の平板でノズル出口を区切ってストライプ状に塗工を行う製造方法、(2)連続的に塗工を行ったシートからストライプ状に塗布物を除去する製造方法、および(3)基材へ転写を行う前に除去ヘッドでストライプ状に塗布物を除去し、基材転写時に平板でパターンを整える製造方法(たとえば、特許文献1参照)などが、知られている。
そこで、図8を参照しながら、第三の製造方法である、基材へ転写を行う前に除去ヘッドでストライプ状に塗布物を除去し、基材転写時に平板でパターンを整える、従来の機能性シートの製造方法についてより具体的に説明する。
ここに、図8は、従来の機能性シート製造装置の概略正面図である。
塗料4が供給タンク5から調厚ロール1と転写ロール2との間に供給され、塗膜6が転写ロール2の表面に形成され、転写ロール2の上の塗膜6の一部が除去ロール18の上の除去ヘッド18aによって除去される。
除去ヘッド18aによって除去された除去ロール18の上の塗膜は、掻き取りブレード14aによって回収塗膜12として回収ボックス11へ掻き取られる。
除去ヘッド18aで除去されなかった転写ロール2の上の塗膜6は、バックアップロール3の表面に沿って走行してきた基材7の表面に転写される。
転写ロール2とバックアップロール3との間には、平板20が配置されている。
そして、基材7と平板20との間の間隙t1は、転写ロール2と平板20との間の間隙t2よりも小さく、余剰な塗膜6はこのような転写が行われるときに間隙t2側に塗膜17として移動させられる。
かくして、任意の位置にストライプ状のパターンを有する機能性シート19が、製造される。
なお、基材7の表面に転写されなかったバックアップロール3の上の塗膜は、掻き取りブレード14bによって回収塗膜16として回収ボックス15へ掻き取られる。
特開2013−215688号公報
しかしながら、上述された従来の機能性シートの製造方法では、品質の高い機能性シートを製造することが困難であった。
すなわち、基材7へ塗膜6を転写させる際に必要なプレス圧力が印加されると、塗膜6の一部は基材7と平板13との間の間隙t1にも押し込まれる。
結果的に、ストライプ状の無地部にも、転写が行われてしまいやすい。
このため、ストライプ状のパターンの直線性および端部膜厚の均一性が得られ難いことがある。
なお、ストライプ状のパターンの直線性についてより具体的に説明すると、つぎの通りである。
すなわち、転写ロール2の上の塗膜6の一部を転写により除去ヘッド18aでストライプ状に除去するために、転写ロール2と除去ヘッド18aとの間の間隙は塗膜6の厚みの2/3以下に設定されている。
そして、除去ヘッド18aが塗膜6に接触して間隙が最も狭くなる箇所では、塗膜6は圧縮され、塗膜6の層内の結着力は増大する。
しかしながら、転写ロール2と除去ヘッド18aとの間の間隙はその後には広くなり、塗膜6の一部は除去ヘッド18aによってストライプ状に除去されるときには、ストライプ状のパターン端部における塗膜6の層内ではせん断力が発生するので、塗膜6を転写ロール2と除去ヘッド18aとでせん断破壊していることになる。
そのため、除去ヘッド18aにより除去されたストライプ状のパターン端部においては、直線性が得られ難いことがある。
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、より品質の高い機能性シートを製造することが可能な、機能性シート製造装置、機能性シート製造方法、および機能性シートを提供することを目的とする。
第1の本発明は、ロールの表面の、前記ロールの回転にともなって進行してくる塗膜材の片側部分が掻き取られた塗膜本体が基材に転写された機能性シートを製造するための、機能性シート製造装置であって、
前記塗膜材の片側部分の掻き取りは、前記ロールの表面に押し当てられたブレードを利用して行われ、
前記ブレードのブレード刃線は、前記ロールの回転軸に平行な母線を基準として傾けられており、
前記ブレード刃線の二つのブレード刃線端部の内の、前記塗膜材の領域にあるブレード刃線端部が前記ロールの表面に当たっている位置は、前記ブレード刃線のその他の部分が前記ロールの表面に当たっている位置と比較して、前記ロールの回転向きを基準としてより上流側にあることを特徴とする、機能性シート製造装置である。
第2の本発明は、前記ブレード刃線が前記母線を基準として傾けられている角度γは、15度以上であって60度以下である角度であることを特徴とする、第1の本発明の機能性シート製造装置である。
第3の本発明は、前記塗膜材の領域にあるブレード刃線端部に隣接する、前記ブレードのブレード側端面が前記母線を基準として傾けられている角度δは、前記ブレード側端面に当たって形成される前記塗膜本体の盛り上がりが、前記塗膜本体が前記基材に転写されるときのプレスで平坦になる角度であることを特徴とする、第1の本発明の機能性シート製造装置である。
第4の本発明は、前記ブレード刃線は、前記ロールの回転軸の直下にある前記母線と比較して、前記ロールの回転向きを基準としてより上流側にある前記ロールの表面の曲面部分に当たっていることを特徴とする、第1から第3の何れかの本発明の機能性シート製造装置である。
第5の本発明は、前記ブレードは、前記ロールの表面の曲面形状に応じて湾曲するように、前記ロールの表面に押し当てられていることを特徴とする、第1から第4の何れかの本発明の機能性シート製造装置である。
第6の本発明は、ロールの表面の、前記ロールの回転にともなって進行してくる塗膜材の片側部分が掻き取られた塗膜本体が基材に転写された機能性シートを製造するための、機能性シート製造方法であって、
前記塗膜材の片側部分の掻き取りを、前記ロールの表面に押し当てたブレードを利用して行い、
前記ブレードのブレード刃線は、前記ロールの回転軸に平行な母線を基準として傾けられており、
前記ブレード刃線の二つのブレード刃線端部の内の、前記塗膜材の領域にあるブレード刃線端部が前記ロールの表面に当たっている位置は、前記ブレード刃線のその他の部分が前記ロールの表面に当たっている位置と比較して、前記ロールの回転向きを基準としてより上流側にあることを特徴とする、機能性シート製造方法である。
第7の本発明は、第6の本発明の機能性シート製造方法を利用して製造されたことを特徴とする、機能性シートである。
本発明によって、より品質の高い機能性シートを製造することが可能な、機能性シート製造装置、機能性シート製造方法、および機能性シートを提供することができる。
本発明における実施の形態の機能性シート製造装置の概略正面図 (a)本発明における実施の形態の機能性シートの概略上面図、(b)本発明における実施の形態の機能性シートの概略右側面図 本発明における実施の形態の機能性シート製造装置の概略部分下面図 本発明における実施の形態の機能性シート製造装置のブレードの概略斜視図 (a)本発明における実施の形態の基材転写前および基材転写後の塗膜本体の概略断面図、(b)本発明における別の実施の形態の基材転写前および基材転写後の塗膜本体の概略断面図 本発明におけるさらに別の実施の形態の機能性シート製造装置の概略部分下面図 本発明における実施の形態の塗料の概略部分拡大斜視図 従来の機能性シート製造装置の概略正面図
以下、図面を参照しながら、本発明における実施の形態について詳細に説明する。
はじめに、図1を主として参照しながら、本実施の形態の機能性シート製造装置の構成および動作について説明する。
ここに、図1は、本発明における実施の形態の機能性シート製造装置の概略正面図である。
なお、本実施の形態の機能性シート製造装置の動作について説明しながら、本発明の機能性シート製造方法、および機能性シートの一実施の形態についても説明する。
本実施の形態においては、転写ロール2の表面の、転写ロール2の回転にともなって進行してくる塗膜材6aの片側部分が掻き取られた塗膜本体6bが、基材7に転写される。
基材7に転写される塗膜本体6bは、パターン塗膜とも呼ばれる。
そして、図2に示されているように、塗膜本体6bが基材7に転写されることによって製造された機能性シート10は、ストライプ状の、すなわち本実施の形態においてはストリップ状の無地部10aを有する。
ここに、図2(a)は本発明における実施の形態の機能性シート10の概略上面図であり、図2(b)は本発明における実施の形態の機能性シート10の概略右側面図である。
なお、転写ロール2は、本発明のロールの一例である。
さて、より具体的に説明すると、つぎの通りである。
すなわち、供給タンク5の内部に蓄えられている塗料4は、矢印X1の向きに回転する調厚ロール1と、矢印X2の向きに回転する転写ロール2と、の間の間隙を通過させられる。そして、転写ロール2の表面には、塗膜材6aが形成される。
転写ロール2の下方には、後に詳述されるように、把持台9によって把持されたブレード8が設置されている。
調厚ロール1と転写ロール2との間の間隙を通過させられた塗膜材6aの一部分、すなわち本実施の形態においては片側部分が、ブレード8によって掻き取られる。
そして、塗膜材6aの片側部分が掻き取られた塗膜本体6bは、矢印X2の向きに回転する転写ロール2と、矢印X3の向きに回転するバックアップロール3に巻回された基材7と、の間の間隙を通過させられるときに、基材7に転写される。
かくして、基材7に塗膜が形成された機能性シート10が、製造される。
製造された機能性シート10は、塗料4が含有している成分に応じて乾燥または硬化させられる。
本実施の形態においては、熱風乾燥方式が用いられている。
なお、乾燥には、熱風加熱のみならず、遠赤外線加熱、中赤外線加熱、または電磁誘導加熱を使用することができる。また、硬化には、UV(Ultra Violet)硬化、EB(Electron Beam)硬化、または熱硬化を使用することができる。
ブレード8により掻き取られた回収塗膜12は、回収ボックス11に回収される。
調厚ロール1および転写ロール2の表面材質は、複合金属物である。
そして、シリコーンまたはフッ素などの離型性が高い材質が、規則的に溝加工されたSUS(Steel Use Stainless)ロールの面、または粗面化がブラストによって行われた面にコーティングされ、円周面はその後に加工されている。
なお、調厚ロール1および転写ロール2の表面材質は、シリコーンまたはフッ素などの離型性が高い材質を含む樹脂、またはそれらの成分を含有した複合金属物であってもよい。
パックアップロール3の表面仕上げは、クロムめっき仕上げである。
なお、パックアップロール3の表面仕上げは、クロムめっき仕上げのみならず、SUS研磨仕上げ、またはニッケルめっき仕上げであってもよい。
つぎに、図3を主として参照しながら、ブレード8についてより具体的に説明する。
ここに、図3は、本発明における実施の形態の機能性シート製造装置の概略部分下面図である。
ブレード8は、転写ロール2に密着するように湾曲した状態で設置されている。
そして、ブレード8の先端の一辺であるブレード刃線8aは転写ロール2の回転軸Aに平行な母線Gに対して傾けられており、ブレード刃線8aは回転軸Aの直下より調厚ロール1の側に寄るように設置されている。
図3などにおいては、把持台9がブレード8の設置状態の理解を容易にするために省略的に示されておらず、把持台9から上方を見た場合におけるブレード8と転写ロール2との接触状態が模式的に示されている。
そして、図4に示されているように、塗膜材6aの片側部分の掻き取りを振動なくスムーズに行うために、ブレード8の先端には30度以下の鋭利な先端傾斜角θをもつブレード傾斜面8dが形成されており、ブレード8はその厚みτの5〜10倍の距離を長手方向にもつ部分が転写ロール2に密着するように設置されている。
ここに、図4は、本発明における実施の形態の機能性シート製造装置のブレード8の概略斜視図である。
ブレード8のブレード刃線8aは、転写ロール2の回転軸Aに平行な母線Gを基準として傾けられている。
ブレード8の、最初に塗膜材6aと接触するブレード刃線端部8bを基点にした、転写ロール2の上の塗膜材6aの進行向き、すなわち転写ロール2の回転向きに対しての角度αおよび角度βが、形成されている。
なお、ブレード刃線8aが母線Gを基準として傾けられている角度γは、角度αの補角である。また、塗膜材6aの領域にあるブレード刃線端部8bに隣接する、ブレード8のブレード側端面8eが母線Gを基準として傾けられている角度δは、角度βの補角である。
そして、ブレード刃線8aの二つのブレード刃線端部8bおよび8cの内の、塗膜材6aの領域にあるブレード刃線端部8bが転写ロール2の表面に当たっている位置は、ブレード刃線8aのその他の部分が転写ロール2の表面に当たっている位置と比較して、転写ロール2の回転向きを基準としてより上流側にある。
塗膜材6aの片側部分は、ブレード刃線8aによってブレード傾斜面8dの上へ掬い上げられ、その片側部分が存在する外側に向かって押し流されるように掻き取られて落下し、回収塗膜12として回収ボックス11の中に回収される。
ところで、後に詳述されるように、塗膜材6aは、ブレード8が転写ロール2と接触している接触弧長区間Iを通過するときに、ブレード側端面8eによって中央部分に向かって寄せ上げられ、一定量の土手状の盛り上がりが塗膜本体6bの塗膜本体端部6cに形成される。
かくして、盛り上がった塗膜本体端部6cを有する塗膜本体6bが、接触弧長区間Iの終点より下流側に形成されていく。
さて、上述された角度αおよび角度βについてより詳しく説明する。
まず、角度αについて説明すると、つぎの通りである。
すなわち、もしもα=90°であると、塗膜材6aの片側部分の掻き取りにおける掻き取り抵抗がかなり大きくなってしまうので、掻き取りがブレード8の振動の影響で不安定になったり、掻き取られた塗膜材6aの片側部分が掻き取られない中央部分へ流れ込んだりする。
そして、もしもα>90°であると、掻き取られた塗膜材6aの片側部分が同様に中央部分へ流れ込みやすい。
したがって、α<90°であり、上述されたように、ブレード刃線端部8bが転写ロール2の表面に当たっている位置は、ブレード刃線8aのその他の部分が転写ロール2の表面に当たっている位置と比較して、転写ロール2の回転向きを基準としてより上流側にある。
ただし、角度αが小さくなりすぎると、転写ロール2とブレード8との接触面積が小さくなりすぎてブレード8の振動が発生してしまい、ブレード8の状態が掻き取り抵抗の影響で不安定になりやすい。
結局のところ、30°≦α≦75°であることが望ましい。
ついで、角度βについて説明すると、つぎの通りである。
すなわち、角度βは、上述されたように、盛り上がりが塗膜本体6bの塗膜本体端部6cに形成されるような角度である。
基材7への転写が行われるときに、塗膜本体端部6cが押し広げられながら、転写ロール2の上の塗膜本体6bはプレスされる。
したがって、図5(a)に示されているように、盛り上がり部分Pが塗膜本体端部6cに形成されていると、プレスによって延ばされる塗膜本体端部6cにおける塗膜密度が中央部分における塗膜密度と比較して局所的に低くなることが抑制され、機能性シート10における形状ダレはほとんど発生しないが、図5(b)に示されているように、盛り上がり部分Pが形成されていないと、形状ダレ部分Qをともなう形状ダレが発生しやすい。
ここに、図5(a)は本発明における実施の形態の基材転写前および基材転写後の塗膜本体6bの概略断面図であり、図5(b)は本発明における別の実施の形態の基材転写前および基材転写後の塗膜本体6bの概略断面図である。
ただし、このような盛り上がりは塗膜本体6bが基材7に転写されるときのプレスで平坦になる程度の比較的に小さな盛り上がりであるので、角度βが大きくなりすぎることは望ましくない。
そして、角度βが角度αと同等以上の角度であると、掻き取られた塗膜材6aの片側部分が中央部分へ流れ込みやすいので、角度βは角度αの半分以下の角度であることが望ましい。
結局のところ、β≦15°であることが望ましい。
そして、ブレード8の材質は、把持台9によって把持されたブレード8が転写ロール2の表面に密着させられて塗膜材6aを掻き取ることができ、転写ロール2を損傷しないような、弾性をもつ材質であることが望ましい。
なお、転写ロール2のサイズはブレード8のサイズに対してかなり大きく、曲率半径が十分に大きい転写ロール2の表面は局所的にはほぼ平坦であるので、転写ロール2の表面に押し当てられたブレード8と転写ロール2との間の間隙はもとよりそれほど大きくはない。
本実施の形態においては、ブレード8はポリエステル系の樹脂ブレードであり、一例としてのブレード8のサイズについては、先端傾斜角θが13度であり、厚みτが0.55mmであり、先端幅であるブレード刃線8aの幅Wが20mmであり、長手方向の長さである全長Lが40mmである。
なお、ブレード8は、ポリエステル系の樹脂ブレードのみならず、フッ素系、またはポリエチレン系の樹脂ブレードであってもよい。
また、本実施の形態においては、α=75°およびβ=15°であって角度αと角度βとの和が90度であるが、図6に示されているように、角度αと角度βとの和が90度でなくてもよい。
ここに、図6は、本発明におけるさらに別の実施の形態の機能性シート製造装置の概略部分下面図である。
つぎに、図7を主として参照しながら、塗料4についてより具体的に説明する。
ここに、図7は、本発明における実施の形態の塗料4の概略部分拡大斜視図である。
供給タンク5内の塗料4は、粒子径が数十μm以下のサイズの一次粒子4bが結着した、粒子径が2mm以下のサイズの造粒体4aによって構成されている。
塗料4は、調厚ロール1と転写ロール2との間の間隙を通過させられるときに、間隙が狭くなるにしたがって圧縮され、間隙の最も狭い調厚ギャップ位置に進入する。
調厚ギャップ位置での調厚ギャップは、およそ100μmである。
そして、塗料4の状態は圧縮にともなって徐々に膜状態となり、塗膜材6aが形成される。
最大圧縮応力が調厚ギャップ位置で印加された後に、調厚ロール1と転写ロール2との間の間隙が広がってくると、圧縮されていた塗膜材6aの内部応力が開放される。
すると、内部応力が開放された塗膜材6aの膜厚は、調厚ギャップ位置での膜厚と比較して少し大きくなる。
塗料4は、活物質としての100重量部の活性炭と、導電材としての5重量部のCB(カーボンブラック)と、非水溶性高分子結着材としての2重量部のSBR(スチレンブタジエンゴム)と、分散溶媒としての45重量部の純水と、が混合された分極性電極材料である。
活性炭と純水との濡れ性がよくないばかりではなく、形成された塗膜材6aの表面積が非常に大きくなるので、塗膜材6aの固形分濃度は特に上昇しやすい。
このため、転写ロール2に転写されるときの塗膜材6aの結着力が変動して転写性を悪化させることがあり、高品位な機能性シート10の製造が結果的に困難になりやすい。
そして、結着剤成分および溶媒成分は、転写ロール2の回転にともなう遠心力の影響で塗膜材6aの表面に偏在することがある。
このため、塗膜本体端部6cに形成される盛り上がりの形状が結着力の強弱の影響で不安定になるばかりではなく、機能性シート10の塗膜の、端部状態、膜厚均一性、および直線性が結果的に悪化しやすい。
したがって、塗膜材6aの転写ロール2への転写と、塗膜本体6bの基材7への転写と、の間における比較的に早いタイミングで、ブレード8を利用して塗膜材6aに対する上述された掻き取りおよび端部盛り上がり形成を行うことが望ましい。
本実施の形態においては、上述されたように、ブレード刃線8aは回転軸Aの直下より調厚ロール1の側に寄るように設置されており、回転軸Aを含む鉛直面と、回転軸Aおよび最初に塗膜材6aと接触するブレード刃線端部8bを含む平面と、の間の角度φはおよそ30度である(図1参照)。
なお、このように、ブレード刃線8aが転写ロール2の回転軸Aの直下にある母線G0と比較して転写ロール2の回転向きを基準としてより上流側にある転写ロール2の表面の曲面部分に当たっていると、(1)塗膜材6aが下降ラインに沿って進行してくる位置でブレード8により掻き取られて落下していく回収塗膜12を回収ボックス11に回収することが容易であり、(2)ブレード刃線8aの配置状態を目視によって調整することも容易である。
かくして、本実施の形態によれば、端部状態、膜厚均一性、および直線性が優れた、無地部10aを有する機能性シート10を製造することができるという効果を得ることができる。
そして、上述されたように、ブレード8が転写ロール2に密着するように湾曲した状態で設置されているので、このような効果をより顕著に得ることができる。
すなわち、ブレード8の基本機能としては、安定的に塗膜本体6bを形成するための、塗膜材6aに対する掻き取りに適したブレードの機能が要求される。
ある程度の厚みがあって剛性が比較的に大きいブレードが転写ロール2の回転軸Aに平行な母線Gに対して傾けられて設置されると、隙間がブレードと転写ロール2との間に発生しやすい。
そして、剛性が比較的に大きいブレードが、特にブレード刃線を湾曲させないで転写ロール2の表面に直線的に接触させられた場合には、掻き取り抵抗がかなり大きくなってしまうので、掻き取りがブレード全体の振動の影響で不安定になりやすい。
したがって、端部状態、膜厚均一性、および直線性が優れた機能性シート10を製造するためには、ブレード8が曲げ性に富んでいることが望ましい。
ブレード8が曲げ性に富んでいると、ブレード8と転写ロール2との間での接触は面接触となり、特に湾曲している部分は掻き取り抵抗を吸収するダンパーとしての役割を果たすことができる。
つぎに、本発明における実施の形態の、実施例1〜5および比較例1および2について詳細に説明する。
(実施例1)
実施例1においては、α=15°およびβ=75°である。
(実施例2)
実施例2においては、α=30°およびβ=60°である。
(実施例3)
実施例3においては、α=45°およびβ=45°である。
(実施例4)
実施例4においては、α=60°およびβ=30°である。
(実施例5)
実施例5においては、上述されたように、α=75°およびβ=15°である。
(比較例1)
比較例1においては、α=90°およびβ=0°である。
(比較例2)
比較例2においては、α=105°およびβ=−15°である。
さて、表1に実施例1〜5および比較例1および2に関する評価結果を示す。
ここで、端部状態、膜厚均一性、および直線性といった評価項目について説明する。
第一に、端部状態については、転写ロール2の上の塗膜本体6bの塗膜本体端部6cを目視評価した。
基材7への転写が行われるまでの僅かな区間において塗膜本体端部6cの状態の正確な評価を直接的に行うために、一定の長さの機能性シート10を製造した後に機能性シート製造装置の動作を停止させ、拡大鏡を用いて観察を行った。
すなわち、塗膜本体端部6cの盛り上がり状態についての何らかの問題があるか否かを目視評価した。
そして、波うちの有無および剥れの有無を併せて目視確認した。
第二に、膜厚均一性については、機能性シート10の上の塗膜本体6bの塗膜本体端部6cと、塗膜本体中央部6dと、の間の区間において厚み計を用いて膜厚を連続的に測定した(図2参照)。
膜厚均一性評価基準は、塗膜本体端部6cから2mm以内の区間における膜厚変化量が塗膜本体中央部6dの膜厚の10%以下に収まっているか否か、というものである。
そして、形状ダレの有無およびヒビ割れの有無を併せて目視確認した。
第三に、直線性については、機能性シート10の、長手方向の長さ2000mmの区間において、基材7の端部と塗膜本体端部6cとの間の距離である、無地部10aの幅を100mmピッチで測定した(図2参照)。
直線性評価基準は、測定された距離の最大変化量が1mm未満に収まっているか否か、というものである。
そして、蛇行の有無を併せて目視確認した。
それぞれの評価項目において、○、△および×の良好なものから順に三段階で総合的に評価を行い、実用上の問題は全ての評価項目において×である場合を除いてないとみなすと、評価結果は以下の如くに分析される。
実施例1および2については、つぎの通りである。
端部状態の評価項目に関しては、塗膜本体端部6cの盛り上がり状態についての大きな問題はなかったが、不連続な波うちが確認された。
膜厚均一性の評価項目に関しては、膜厚均一性評価基準における膜厚変化量が塗膜本体中央部6dの膜厚の10%以下に収まっていたが、部分的な形状ダレが確認された。
直線性の評価項目に関しては、直線性評価基準における距離の最大変化量が1mm未満に収まっていたが、蛇行が確認された。
実施例1および2については、角度βが比較的に大きく、塗膜材6aに対するブレード8の接触程度、したがって掻き取り抵抗がやや大きくなってしまい、掻き取りがやや不安定になったので、これらの評価結果はあまり芳しくないが、実用上の問題はない。
実施例3〜5については、つぎの通りである。
何れの評価項目に関しても、評価結果は頗る芳しく、実用上の問題はもちろんない。
比較例1および2については、つぎの通りである。
端部状態の評価項目に関しては、塗膜本体端部6cの盛り上がり状態についての問題があり、断続的な塗膜の剥れが確認された。
膜厚均一性の評価項目に関しては、膜厚均一性評価基準における膜厚変化量が塗膜本体中央部6dの膜厚の10%以下に収まっておらず、塗膜の端部におけるヒビ割れが確認された。
直線性の評価項目に関しては、直線性評価基準における距離の最大変化量が1mm未満に収まっておらず、蛇行が確認された。なお、直線性の評価は、このような測定困難性のために行うこと自体がほぼ不可能であった。
比較例1および2については、掻き取られた塗膜材6aの片側部分が掻き取られない中央部分へ押し込まれ、ブレード刃線8aの近傍における塗膜密度が局所的に上昇し、転写ロール2の表面からの塗膜脱落が塗膜過密状態にともなう塗膜巻き込みのために発生したので、これらの評価結果は芳しくなく、実用上の問題がある。
本発明における機能性シート製造装置、機能性シート製造方法、および機能性シートは、より品質の高い機能性シートを製造することが可能であり、機能性材料などによって塗膜を基材に形成するための、機能性シート製造装置、機能性シート製造方法、および機能性シートに利用するために有用である。
1 調厚ロール
2 転写ロール
3 バックアップロール
4 塗料
4a 造粒体
4b 一次粒子
5 供給タンク
6a 塗膜材
6b 塗膜本体
6c 塗膜本体端部
6d 塗膜本体中央部
7 基材
8 ブレード
8a ブレード刃線
8b、8c ブレード刃線端部
8d ブレード傾斜面
8e ブレード側端面
9 把持台
10 機能性シート
10a 無地部
11 回収ボックス
12 回収塗膜

Claims (7)

  1. ロールの表面の、前記ロールの回転にともなって進行してくる塗膜材の片側部分が掻き取られた塗膜本体が基材に転写された機能性シートを製造するための、機能性シート製造装置であって、
    前記塗膜材の片側部分の掻き取りは、前記ロールの表面に押し当てられたブレードを利用して行われ、
    前記ブレードのブレード刃線は、前記ロールの回転軸に平行な母線を基準として傾けられており、
    前記ブレード刃線の二つのブレード刃線端部の内の、前記塗膜材の領域にあるブレード刃線端部が前記ロールの表面に当たっている位置は、前記ブレード刃線のその他の部分が前記ロールの表面に当たっている位置と比較して、前記ロールの回転向きを基準としてより上流側にあることを特徴とする、機能性シート製造装置。
  2. 前記ブレード刃線が前記母線を基準として傾けられている角度γは、15度以上であって60度以下である角度であることを特徴とする、請求項1に記載の機能性シート製造装置。
  3. 前記塗膜材の領域にあるブレード刃線端部に隣接する、前記ブレードのブレード側端面が前記母線を基準として傾けられている角度δは、前記ブレード側端面に当たって形成される前記塗膜本体の盛り上がりが、前記塗膜本体が前記基材に転写されるときのプレスで平坦になる角度であることを特徴とする、請求項1に記載の機能性シート製造装置。
  4. 前記ブレード刃線は、前記ロールの回転軸の直下にある前記母線と比較して、前記ロールの回転向きを基準としてより上流側にある前記ロールの表面の曲面部分に当たっていることを特徴とする、請求項1から3の何れかに記載の機能性シート製造装置。
  5. 前記ブレードは、前記ロールの表面の曲面形状に応じて湾曲するように、前記ロールの表面に押し当てられていることを特徴とする、請求項1から4の何れかに記載の機能性シート製造装置。
  6. ロールの表面の、前記ロールの回転にともなって進行してくる塗膜材の片側部分が掻き取られた塗膜本体が基材に転写された機能性シートを製造するための、機能性シート製造方法であって、
    前記塗膜材の片側部分の掻き取りを、前記ロールの表面に押し当てたブレードを利用して行い、
    前記ブレードのブレード刃線は、前記ロールの回転軸に平行な母線を基準として傾けられており、
    前記ブレード刃線の二つのブレード刃線端部の内の、前記塗膜材の領域にあるブレード刃線端部が前記ロールの表面に当たっている位置は、前記ブレード刃線のその他の部分が前記ロールの表面に当たっている位置と比較して、前記ロールの回転向きを基準としてより上流側にあることを特徴とする、機能性シート製造方法。
  7. 請求項6に記載の機能性シート製造方法を利用して製造されたことを特徴とする、機能性シート。
JP2014051687A 2014-03-14 2014-03-14 機能性シート製造装置、および機能性シート製造方法 Active JP6244590B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014051687A JP6244590B2 (ja) 2014-03-14 2014-03-14 機能性シート製造装置、および機能性シート製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014051687A JP6244590B2 (ja) 2014-03-14 2014-03-14 機能性シート製造装置、および機能性シート製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015174024A true JP2015174024A (ja) 2015-10-05
JP6244590B2 JP6244590B2 (ja) 2017-12-13

Family

ID=54253750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014051687A Active JP6244590B2 (ja) 2014-03-14 2014-03-14 機能性シート製造装置、および機能性シート製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6244590B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109585774A (zh) * 2017-09-28 2019-04-05 丰田自动车株式会社 电极板的制造方法和电极板的制造装置
WO2019142287A1 (ja) * 2018-01-18 2019-07-25 株式会社フオトクラフト社 塗布方法
KR102056584B1 (ko) * 2018-03-06 2019-12-17 신화인터텍 주식회사 기능성 시트의 제조 장치 및 기능성 시트의 제조 방법
JP2021044096A (ja) * 2019-09-09 2021-03-18 トヨタ自動車株式会社 電極シートの製造方法

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49121984A (ja) * 1973-03-23 1974-11-21
JPS50119082U (ja) * 1974-03-14 1975-09-29
JPS60108378U (ja) * 1983-12-27 1985-07-23 川崎製鉄株式会社 帯状体の部分塗装装置
JPS60188748U (ja) * 1984-04-27 1985-12-14 リョービ株式会社 電動シ−ト剥離機
JPH0615758U (ja) * 1992-07-28 1994-03-01 古河アルミニウム工業株式会社 ロールコーティング装置
JPH11317220A (ja) * 1998-04-30 1999-11-16 Toyota Central Res & Dev Lab Inc シート電極の製造方法
JP2009056447A (ja) * 2007-09-04 2009-03-19 Nisshin Steel Co Ltd ロール式塗装装置
JP2009291698A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Lintec Corp 塗布装置と塗布方法
JP2010540286A (ja) * 2007-09-24 2010-12-24 ランパック コーポレイション ダンネージ変換機、方法、およびダンネージ製品
JP2013126656A (ja) * 2011-11-14 2013-06-27 Jfe Steel Corp ロールコータ
JP2013215688A (ja) * 2012-04-11 2013-10-24 Panasonic Corp 機能性シート製造装置および機能性シート製造方法

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49121984A (ja) * 1973-03-23 1974-11-21
JPS50119082U (ja) * 1974-03-14 1975-09-29
JPS60108378U (ja) * 1983-12-27 1985-07-23 川崎製鉄株式会社 帯状体の部分塗装装置
JPS60188748U (ja) * 1984-04-27 1985-12-14 リョービ株式会社 電動シ−ト剥離機
JPH0615758U (ja) * 1992-07-28 1994-03-01 古河アルミニウム工業株式会社 ロールコーティング装置
JPH11317220A (ja) * 1998-04-30 1999-11-16 Toyota Central Res & Dev Lab Inc シート電極の製造方法
JP2009056447A (ja) * 2007-09-04 2009-03-19 Nisshin Steel Co Ltd ロール式塗装装置
JP2010540286A (ja) * 2007-09-24 2010-12-24 ランパック コーポレイション ダンネージ変換機、方法、およびダンネージ製品
JP2009291698A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Lintec Corp 塗布装置と塗布方法
JP2013126656A (ja) * 2011-11-14 2013-06-27 Jfe Steel Corp ロールコータ
JP2013215688A (ja) * 2012-04-11 2013-10-24 Panasonic Corp 機能性シート製造装置および機能性シート製造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109585774A (zh) * 2017-09-28 2019-04-05 丰田自动车株式会社 电极板的制造方法和电极板的制造装置
WO2019142287A1 (ja) * 2018-01-18 2019-07-25 株式会社フオトクラフト社 塗布方法
JPWO2019142287A1 (ja) * 2018-01-18 2021-01-07 株式会社フォトクラフト社 塗布方法
KR102056584B1 (ko) * 2018-03-06 2019-12-17 신화인터텍 주식회사 기능성 시트의 제조 장치 및 기능성 시트의 제조 방법
JP2021044096A (ja) * 2019-09-09 2021-03-18 トヨタ自動車株式会社 電極シートの製造方法
JP7205426B2 (ja) 2019-09-09 2023-01-17 トヨタ自動車株式会社 電極シートの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6244590B2 (ja) 2017-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6244590B2 (ja) 機能性シート製造装置、および機能性シート製造方法
JP5914793B2 (ja) 機能性シート製造装置および機能性シート製造方法
Barthwal et al. Mechanically robust superamphiphobic aluminum surface with nanopore-embedded microtexture
JP2015164717A (ja) 塗膜物の製造装置
CN104138933B (zh) 矫直宽厚板中浪控制方法
Boscher et al. Single-step process for the deposition of high water contact angle and high water sliding angle surfaces by atmospheric pressure dielectric barrier discharge
JP2010539714A5 (ja)
TW201312599A (zh) 在導電膜之塗層中之異向性減少
JP2008270004A (ja) リチウムイオン二次電池およびその製造方法並びに塗布装置
CN101842750B (zh) 管及其制造方法
JP2011123489A5 (ja)
JP2010184286A (ja) 円筒軸、搬送ローラー、搬送ユニット、及び印刷装置
JP2015176842A (ja) リチウムイオン二次電池電極用シート製造装置,リチウムイオン二次電池電極用シートの製造方法およびリチウムイオン二次電池の製造方法
TWI635946B (zh) Sweeping roller and manufacturing device and manufacturing method of plastic film using the same
JP2013017962A (ja) 塗布装置
WO2019163635A1 (ja) 不織布塗工機
US8632327B2 (en) Apparatus to apply a variable surface texture on an airfoil
JP2011003365A (ja) 電極板の製造方法
JP6988329B2 (ja) 電極板の製造方法およびその装置
JP2012228649A (ja) 塗布装置
CN105829058B (zh) 过滤器装置
CN103966904B (zh) 一种组合刮刀涂布头结构
JP5739762B2 (ja) 集電体の製造方法
CN202805932U (zh) 油墨刮刀
JP2020054986A (ja) 不織布塗工機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171017

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171025

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6244590

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151