JP2015173351A - 半導体装置、その制御方法、及びカメラ - Google Patents

半導体装置、その制御方法、及びカメラ Download PDF

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Abstract

【課題】デコーダでの貫通電流を抑制するのに有利な技術を提供する。【解決手段】半導体装置は、第1電源ラインと第2電源ラインとの間の経路に配され、信号を受けて該信号をデコードするデコーダと、前記第1電源ラインと前記第2電源ラインとの間の経路に前記デコーダと直列に配されたスイッチ部と、前記デコーダへの信号がハイレベルおよびローレベルの一方から他方に変わった後に、該信号が前記デコーダによりデコードされるように前記スイッチ部を導通状態にする制御部と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、半導体装置、その制御方法、及びカメラに関する。
固体撮像装置は、複数の画素と、各画素を駆動するための駆動部と、各画素からの信号を読み出すための読出部とを備えており、例えば、駆動部や読出部の一部にはデコーダが用いられうる。デコーダは、例えば所定のビット数の信号を受けて、該信号をデコードする。その後、デコードされた信号に基づいて、各画素からの信号を読み出すための制御信号が生成される。
特開2009−88769号公報
デコーダでは、信号を受けた際に貫通電流が生じうる。このことは、デコーダを形成するデコードするための複数のトランジスタが同時に導通状態となり、電源ノードと接地ノードとの間に電流経路が形成されることに起因する。また、デコーダへの入力信号のうち信号値が変化したビット数が大きい場合には上記貫通電流の量が大きくなる。これらのことは、上記固体撮像装置の例では多画素化によってデコーダへの入力信号のビット数も大きくなるため、顕著な問題となりうる。
なお、ここでは固体撮像装置のケースを例示したが、他の半導体装置についても同様である。
本発明の目的は、デコーダでの貫通電流を抑制するのに有利な技術を提供することにある。
本発明の一つの側面は半導体装置にかかり、前記半導体装置は、第1電源ラインと第2電源ラインとの間の経路に配され、信号を受けて該信号をデコードするデコーダと、前記第1電源ラインと前記第2電源ラインとの間の経路に前記デコーダと直列に配されたスイッチ部と、前記デコーダへの信号がハイレベルおよびローレベルの一方から他方に変わった後に、該信号が前記デコーダによりデコードされるように前記スイッチ部を導通状態にする制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、デコーダでの貫通電流を抑制することができる。
固体撮像装置の全体構成例を説明するための図である。 信号読出動作のタイミングチャートを説明するための図である。 デコーダの構成例及びその制御方法の例を説明するための図である。 デコーダの断面構造の例を説明するための図である。 デコーダの構成例及びその制御方法の例を説明するための図である。 デコーダの構成例を説明するための図である。 デコーダの構成例を説明するための図である。 デコーダの制御方法の例を説明するための図である。
(1. 第1実施形態)
以下では、半導体装置として、カメラ等の撮像システムに搭載される固体撮像装置(「固体撮像装置I」とする)を例示して第1実施形態を述べる。
(1−1. 固体撮像装置の全体構成例)
図1は、固体撮像装置Iの全体構成例を示している。固体撮像装置Iは、図1(a)に例示されるように、画素アレイAPXと、駆動部UDRVと、読出部UROと、タイミングジェネレータTGとを備える。画素アレイAPXは、複数の画素PXが配列された画素領域である。駆動部UDRVは、複数の画素PXを行単位で駆動する。読出部UROは、複数の画素PXからの信号を列単位で読み出す。タイミングジェネレータTGは、外部からのクロック信号ないし基準信号に基づいて、各ユニットに、対応する制御信号を供給する。
図1(b)は、単位画素PXの構成例を示している。画素PXは、例えば、光電変換部PD(例えば、フォトダイオード)、転送トランジスタTTX、フローティングディフュージョンFD、リセットトランジスタTRES、ソースフォロワトランジスタTSF、選択トランジスタTSELを有する。転送トランジスタTTXのゲート端子には、制御信号ptxが与えられる。フローティングディフュージョンFDは、転送トランジスタTTXのソース領域を形成する半導体領域であり、電気的に浮遊状態である。制御信号ptxが活性化されると、光電変換部PDで生じた電荷が、転送トランジスタTTXによって、フローティングディフュージョンFDに転送される。
リセットトランジスタTRESのゲート端子には、制御信号presが与えられる。制御信号presが活性化されると、リセットトランジスタTRESはフローティングディフュージョンFDの電位を初期化(リセット)する。
ソースフォロワトランジスタTSFは、ソースフォロワ動作を行い、ソースフォロワトランジスタTSFのソース電位は、フローティングディフュージョンFDに保持された電荷量に応じて変化する。選択トランジスタTSELのゲート端子には、制御信号pselが与えられる。制御信号pselが活性化されると、選択トランジスタTSELは、ソースフォロワトランジスタTSFのソース電位に応じた信号を画素信号として列信号線Lに出力する。
図1(c)は、駆動部UDRVの構成例を示している。駆動部UDRVは、画素アレイAPXに信号を出力して各画素PXを駆動し、また、各画素PXを制御する制御部としても機能する。駆動部UDRVは、例えば、デコーダDECと、パルスジェネレータPGとを有する。デコーダDECは、例えば、タイミングジェネレータTGからの信号をデコードする。タイミングジェネレータTGからの信号は、例えば、タイミングジェネレータTG内のカウンタ(不図示)のカウント値を含む。パルスジェネレータPGは、デコーダDECからの信号と、タイミングジェネレータTGからの制御信号とに基づいて、各画素PXを駆動するための信号を生成する。
図1(d)は、読出部UROの構成例を示している。読出部UROは、例えば、信号増幅部UAMPと、信号保持部USHと、シフトレジスタHSRと、出力部UOUTとを有する。なお、信号増幅部UAMPおよび信号保持部USHは、画素アレイAPXの各列に対応して配されるが、ここでは説明を容易にするため、ある1列に対応する信号増幅部UAMPおよび信号保持部USHを1つずつ示している。
信号増幅部UAMPは、入力容量CINと、演算増幅器a0と、フィードバック容量CFBと、トランジスタTFBとを有する。入力容量CINの一方の端子は、列信号線Lに接続されており、他方の端子は、演算増幅器a0の反転入力端子に接続されている。演算増幅器a0の非反転入力端子には、基準電圧ないし参照電圧VREFが供給される。フィードバック容量CFBとトランジスタTFBとは、演算増幅器a0の出力端子と反転入力端子との間のフィードバック経路に、互いに電気的に並列に配されている。信号増幅部UAMPのゲインは、入力容量CINの容量値と、フィードバック容量CFBの容量値との比で定まる。トランジスタTFBは、制御信号pclの活性化に応答して演算増幅器a0を初期化する。また、演算増幅器a0の初期化が為される際に、リセットされたときの画素PXからの信号が、ノイズ成分として入力容量CINにクランプされる。
信号保持部USHは、スイッチSWS及びSWSと、サンプリング容量CSH及びCSHと、スイッチSWO及びSWOとを有する。スイッチSWSとサンプリング容量CSHとは、信号増幅部UAMPからの信号をサンプリングするためのサンプルホールド回路を形成している。具体的には、スイッチSWSは、制御信号ptnの活性化に応答して導通状態になり、容量CSHに信号が保持される。容量CSHに保持された信号は、スイッチSWOがシフトレジスタHSRからの制御信号に応答して導通状態になることにより、信号線LOに出力される。
スイッチSWS、サンプリング容量CSHおよびスイッチSWOについても同様である。即ち、スイッチSWSは、制御信号ptsの活性化に応答して導通状態になり、容量CSHに信号が保持される。容量CSHに保持された信号は、スイッチSWOがシフトレジスタHSRからの制御信号に応答して導通状態になることにより、信号線LOに出力される。なお、シフトレジスタHSRからの制御信号は、デコーダとパルスジェネレータとを用いて生成されてもよい。
詳細は後述するが、容量CSHには、信号増幅部UAMPをリセットしたときの信号レベル(「N信号」と称する)が保持され、容量CSHには、光電変換によって生じた電荷量に基づく信号レベル(「S信号」と称する)が保持される。
出力部UOUTは、反転入力端子が信号線LOに接続され、非反転入力端子が信号線LOに接続された出力アンプであり、容量CSHに保持されたN信号と容量CSHに保持されたS信号との差分を増幅して出力する。
(1−2. 信号読出動作における基板電位の変動について)
以下、図2を参照しながら、画素PXから信号を読み出す際に生じうる基板電位の変動について述べる。図2は、前述の各制御信号(信号pres、pcl、ptx、ptn、ptsおよびpsel)と、信号増幅部UAMPの出力OAMPとをそれぞれ示している。また、図2は、前述の各ユニット(画素アレイAPX、駆動部UDRV、読出部URO等)が形成された半導体基板の電位(「基板電位VSUB」とする)を示している。
ここでは、主に、デコーダDECへの入力信号が変化することによって生じうる基板電位VSUBの電位変動を説明する。よって、説明を容易にするため、図2には、デコーダDECへの入力信号が変化した際の基板電位VSUBの電位変動を図示しており、その他の動作による電位変動については図示していない。同様の理由により、該その他の動作による信号増幅部UAMPの出力OAMPの変動についても図示していない。さらに説明を容易にするため、固体撮像装置Iの受光光量が0のケースを想定する。
デコーダDECには、所定のビット数の信号(データ)が入力され、前述のとおり、例えばカウンタからのカウント値が入力される。前述のとおり、駆動部UDRVのパルスジェネレータPGは、デコーダDECからのデコードされた信号と、タイミングジェネレータTGからの制御信号とに基づいて、各画素PXを行単位で駆動するための信号を生成する。
例えば、デコーダDECに3ビットデータが入力される構成を考えた場合、例えば、デコーダDECが“000”を受けたとき、パルスジェネレータPGにより画素アレイAPXの第1行の各画素PXを駆動するための信号が生成される。また、例えば、デコーダDECが“001”を受けたとき、パルスジェネレータPGにより画素アレイAPXの第2行の各画素PXを駆動するための信号が生成される。以下、同様にして、例えば、デコーダDECが“111”を受けたとき、パルスジェネレータPGにより画素アレイAPXの第8行の各画素PXを駆動するための信号が生成される。
ここで、例えば、デコーダDECへの入力信号が“000”から“001”に変化する、“011”から“100”に変化する等、デコーダDECへの入力信号の値が変化するタイミングを「時刻t0」とする。詳細は後述するが、このとき、デコーダDECでは貫通電流が生じ、これによって、基板電位VSUBに電位変動が生じうる。図中では、基板電位VSUBの電位変動量を「ΔV(t0)」と示している。基板電位VSUBは、その後、時間の経過と共に本来の電位に徐々に戻っていく。即ち、ある時刻tでの基板電位VSUBの電位変動量をΔV(t)としたときに、tが大きくなると、ΔV(t)は0に近づく。
その後、時刻t1〜t10では、該デコーダDECへの入力信号が変化したことに応じて、対応する各画素PXから信号を読み出す信号読出動作が開始される。
時刻t1では、信号presをハイレベル(以下、単に「H」と示す)からローレベル(以下、単に「L」と示す)にし、信号pselをLからHにする。信号presをLにすることによって、フローティングディフュージョンFDのリセットを終了する。また、信号pselをHにすることによって、選択トランジスタTSELが導通状態になる。これにより、ソースフォロワトランジスタTSFがソースフォロワ動作を開始し、列信号線Lには、上記リセット後のフローティングディフュージョンFDの電位にしたがう量の電流が出力される。
時刻t2では、信号pclをHにする。これにより、トランジスタFBが導通状態になり、演算増幅器a0が初期化され、その出力OAMPはVREFとなる。また、リセットされたときの画素PXからの信号がノイズ成分として入力容量CINにクランプされる。
時刻t3では、信号pclをLにする。これにより、トランジスタFBが非導通状態になり、演算増幅器a0の初期化を終了し、入力容量CINへのノイズ成分のクランプを完了する。なお、詳細は後述するが、時刻t3では、電位変動が生じた基板電位VSUBが、まだ定常状態になっておらず(元の電位に戻っておらず)、信号増幅部UAMPの出力OAMPは、VREFから変化する。
時刻t4では、信号ptnをHにする。これにより、スイッチSWSが導通状態になり、容量CSHには、N信号、即ち、信号増幅部UAMPがリセットされたときの信号増幅部UAMPからの信号が書き込まれる。なお、信号増幅部UAMPを設けない構成の場合、容量CSHに書き込まれるN信号は、画素PXがリセットされたことによって画素PXから出力される信号である。
時刻t5では、信号ptnをLにする。これにより、スイッチSWSが非導通状態になり、N信号が容量CSHに保持される。
時刻t6では、信号ptxをHにする。これにより、転送トランジスタTTXが導通状態になり、光電変換部PDで生じた電荷のフローティングディフュージョンFDへの転送を終了する。
時刻t7では、信号ptxをLにする。これにより、転送トランジスタTTXが非導通状態になり、上記電荷転送を終了する。
時刻t8では、信号ptsをHにする。これにより、スイッチSWSが導通状態になり、容量CSHには、S信号、即ち、光電変換によって生じた電荷量に基づく画素PXからの信号が書き込まれる。
時刻t9では、信号ptsをLにする。これにより、スイッチSWSが非導通状態になり、S信号が容量CSHに保持される。
時刻t10では、信号pselをLにする。これにより、選択トランジスタTSELが非導通状態になり、ソースフォロワトランジスタTSFがソースフォロワ動作を終了する。
その後、容量CSH及びCSHに保持されたN信号およびS信号は、シフトレジスタHSRからの制御信号に基づいて信号線LO及び信号線LOに列ごとに順に出力され、N信号とS信号との差分が出力部UOUTより順に出力される。以上のようにして、1行分の画素PXからの信号読出が為される。
前述のとおり、ここでは固体撮像装置Iの受光光量が0のケースを想定しているため、この場合、N信号とS信号とは信号レベルが互いに等しくなる。しかしながら、前述のとおり、基板電位VSUBの電位変動によって、時刻t3以降、信号増幅部UAMPの出力OAMPが変化しており、N信号とS信号とは信号レベルが互いに異なっている。N信号とS信号との信号レベルの差を「ΔVSN」とする。
信号レベルの差ΔVSNは、詳細は後述するが、デコーダDECで生じた貫通電流に起因する。ここで、N信号の保持が完了する時刻t5での基板電位VSUBと、S信号の保持が完了する時刻t9での基板電位VSUBとの差の絶対値(時刻t5〜t9での基板電位VSUBの変化分)をΔVt5−t9とする。この場合、N信号とS信号との信号レベルの差ΔVSNは、
ΔVSN=ΔVt5−t9×A×GSF×GAMP
A :係数、
SF :ソースフォロワトランジスタTSFのゲイン、
AMP:信号増幅部UAMPのゲイン、
と表せる(式1)。なお、係数Aは、基板電位VSUBによるフローティングディフュージョンFDの電位変動率であり、寄生抵抗や寄生容量等に依存するため、画素位置によって異なる値となる。
(1−3. 参考例)
図3(a)は、参考例として、デコーダDEC0の構成例を示している。ここでは説明を容易にするため、1ビット分のデコーダDEC0を例示しているが、ビット数に対応する複数のデコーダDEC0が用いられる。デコーダDEC0は、例えば、NMOSトランジスタM1〜M4を有する。トランジスタM1とM2とは、VDDノード(電源電圧供給用の電源ライン)とGNDノード(接地用の電源ライン)との間に電流経路を形成することができるように直列に配されている。同様に、トランジスタM3とM4とは、VDDノードとGNDノードとの間に他の電流経路を形成することができるように直列に配されている。
デコーダDEC0は、入力信号を伝搬する信号線C0及びC0_bをさらに有しており、トランジスタM2およびM3のゲートは信号線C0に接続され、トランジスタM1およびM4のゲートは信号線C0_bに接続される。信号線C0を伝搬する信号と、信号線C0_bを伝搬する信号とは、互いに反対の信号レベルであり、例えば、一方の信号は、他方の信号からインバータ等を介して生成されればよい。
信号線C0の信号がLの場合には、トランジスタM1及びM4が導通状態になり、トランジスタM2及びM3が非導通状態になり、その結果、ノードnaの出力はHとなり、ノードnbの出力はLとなる。信号線C0の信号がHの場合には、トランジスタM1及びM4が非導通状態になり、トランジスタM2及びM3が導通状態になり、その結果、ノードnaの出力はLとなり、ノードnbの出力はHとなる。
ここで、信号線C0の信号と信号線C0_bの信号とは、信号レベルが変化するタイミングが異なり、即ち、信号伝搬の時間差を有しうる。このことは、例えば、上述の一方の信号を他方の信号からインバータ等を介して生成する構成では、インバータによる信号遅延に起因する。その他、このことは、例えば信号線C0及びC0_bの配線抵抗および配線容量にも起因する。
図3(b)は、信号線C0及びC0_bの信号の信号レベルが変化するタイミングが異なるケースを説明するためのタイミングチャートである。ここでは、信号線C0_bの信号が、信号線C0の信号からインバータを介して生成された構成を考える。
図中では、信号線C0の信号がLからHに変化する時刻を「t0」と示し、該変化によって信号線C0_bの信号がHからLに変化する時刻を「t0」と示している。信号線C0_bの信号は、インバータによる信号遅延により、信号線C0の信号よりも信号レベルの変化のタイミングが遅くなっている。そして、時刻t0〜t0の間、全てのトランジスタM1〜M4が導通状態となっており、VDDノードとGNDノードとの間に電流経路が形成され、貫通電流が生じてしまう。このことは、前述の基板電位VSUBの電位変動をもたらしうる。
図4は、デコーダDEC0におけるトランジスタM1〜M2の部分の断面構造を例示している。領域R1は、デコーダが形成された領域である。領域R2は、画素PX(ここでは不図示)が形成された領域である。N型の半導体基板SUBの領域R1にはP型ウエルW1が形成され、基板SUBの領域R2にはP型ウエルW2が形成されている。ウエルW1及びW2には、対応する各素子が形成され、例えば、ウエルW1には、トランジスタM1〜M2の各部分が形成される。
図中には、基板SUBに電源電位を与えるためのコンタクトプラグと、ウエルW2との間には、寄生抵抗成分Rparaと、寄生容量成分Cparaとが存在する。前述のデコーダDEC0での貫通電流に起因する基板電位VSUBの変動は、これらの成分Rpara及びCparaを介して、ウエルW1の電位を変動させ、即ち、フローティングディフュージョンFDの基準電位を変動させる。その結果、信号増幅部UAMPの出力OAMPが変化してしまう。
なお、ウエルW1の電位は、時定数τ=Rpara×Cparaにしたがって、時間の経過と共に、本来の電位(0[V])に戻っていく。
ここで、時刻t5における基板電位VSUBの変動量をΔV(t5)とし、時刻t9における基板電位VSUBの変動量をΔV(t9)とする(図2参照)。このとき、τ=Rpara×Cparaとして、
ΔV(t5)=ΔV(t0)×exp{−(t5−t0)/τ}、
ΔV(t9)=ΔV(t0)×exp{−(t9−t0)/τ}、
と表せる(式2)。
よって、前述の(式1)は、(式2)により、
ΔVSN
={ΔV(t5)−ΔV(t9)}×A×GSF×GAMP
=ΔV(t0)
×[exp{−(t5−t0)/τ}−exp{−(t9−t0)/τ}]
×A×GSF×GAMP
と表せる(式3)。
また、上述のデコーダDEC0での貫通電流は、その電流量が、デコーダDEC0への入力信号の信号値によって異なる。例えば、入力信号が“000”から“001”に変化する第1ケースでは、3ビットのうち第1の位の1ビットのみ信号値が変わる。これに対して、入力信号が“001”から“010”に変化する第2ケースでは、3ビットのうち第1〜第2の位の2ビットの信号値が変わるため、前述の第1ケースの2倍の量の貫通電流が生じうる。また、例えば、入力信号が“011”から“100”に変化する第3ケースでは、3ビットのうち第1〜第3の位の全てのビットの信号値が変わるため、前述の第1ケースの3倍の量の貫通電流が生じうる。
デコーダDEC0への入力信号の信号値によって、前述の貫通電流の量が異なることによって、信号レベルの差ΔVSNが、行ごとに(この例では、kを1以上の整数として、第2行ごとに)異なってしまう。このことは、固体撮像装置から得られる画像に縞状のノイズが形成される等、画像の品質低下をもたらしうる。
(1−4. 第1の例)
図5(a)は、本実施形態の第1の例として、1ビット分のデコーダDEC1の構成例を示している。デコーダDEC1は、主に、トランジスタM1〜M4とVDDノードの間に電流経路を形成することができるように配されたトランジスタMXを更に有する、という点でデコーダDEC0と異なる。トランジスタMXのゲートは信号線LXに接続されており、トランジスタMXは信号線LXの信号の活性化に応答して導通状態になる。
図5(b)は、デコーダDEC1を駆動するための信号線LX、C0及びC0_bの各信号のタイミングチャートである。まず、図3(b)と同様に、時刻t0で信号線C0の信号がLからHに変化し、時刻t0で信号線C0_bの信号がHからLに変化する。そして、その後の時刻t0で信号線LXの信号をLからHにする。
デコーダDEC1の制御方法によると、時刻t0〜t0の間にはVDDノードとGNDノードとの間に電流経路が形成されないため、貫通電流が発生しない。よって、本制御方法によると、前述の基板電位VSUBの電位変動が防止される。そして、時刻t0でトランジスタMXが導通状態となり、信号線C0及びC0_bの信号に基づく信号レベルがノードna及びnbから出力される。
デコーダDEC1は、時刻t0〜t0の期間を意図的に大きくすることによって、デコーダDEC1の出力ノードその他のノードがリセットされるように構成されてもよい。時刻t0〜t0の期間は、信号線C0_bに接続されたインバータの設計値を変更することによって調整されてもよいが、信号線C0_bに所定の遅延回路を挿入することによっても調整されうる。
なお、本構成では、信号線C0_bの信号の信号レベルの変化のタイミングが信号線C0の信号より遅い。そのため、時刻t0の後、信号線C0の信号がHからLに変化して信号線C0_bの信号がLからHに変化する際には貫通電流が生じないと考えられる。よって、本構成では、信号線C0_bの信号がLからHに変化した後に、信号線LXの信号をLからHにすればよい。
以上、上記デコーダDEC1の構成および上記制御方法によると、デコーダDEC1への入力信号が変化した際にデコーダDEC1で貫通電流が生じないため、基板電位VSUBの変動を防ぐことができる。よって、例えば前述の固体撮像装置から得られる画像に生じうる縞状のノイズが防止され、該画像の品質が向上する。
また、本構成によると、基板電位VSUBの変動を防ぐことができるため、デコーダが形成された領域R1と、画素PXが形成される領域R2と、を基板SUBで電気的に分離する必要がない。そのため、領域R1とR2とを電気的に分離するための分離領域を省略してチップ面積を縮小することが可能であり、また、領域R1及びR2の各素子に共通の電源電圧を用いることも可能である。
(1−5. 第2の例)
図6は、本実施形態の第2の例として、1ビット分のデコーダDEC1の構成例を示している。デコーダDEC1は、主に、トランジスタMXの代わりに、トランジスタMXaがトランジスタM1とM2との間に配され、トランジスタMXbがトランジスタM3とM4との間に配されている、という点で前述のデコーダDEC1と異なる。本構成によっても、第1の例と同様の効果が得られる。
以上、本実施形態によると、デコーダDEC1(DEC1及びDEC1)に、デコーダDEC1への入力信号の信号値が変化する際に形成されうる電流経路を遮断するためのスイッチ部(トランジスタMX等)を設ける。そして、該スイッチ部を制御することによって貫通電流を防止しつつデコーダDEC1への入力信号をデコードする。
ここではデコーダの構成例として上記デコーダDEC1を例示したが、デコーダの構成はこれらに限られるものではない。デコーダは、VDDノードとGNDノードとの間の経路に配された所定の回路素子で形成され、デコーダへの入力信号が変化した際には該VDDノードとGNDノードとの間に電流経路が形成されて貫通電流が生じる。そのため、上記デコーダDEC1に限らず、他の構成のデコーダにも本発明を適用することが可能である。
(2. 第2実施形態)
本発明は、デコーダの多様な構成に適用することが可能であり、例えば、デコーダが、デコードを行うための複数の回路ユニットを有する構造では、前述のスイッチ部を各回路ユニットに適用することが可能である。デコーダの多様な構成の1つの例として、以下、図7〜8を参照しながら第2実施形態を述べる。
図7(a)は、本実施形態のデコーダDEC2の構成例を示している。デコーダDEC2は、ユニットU1等とインバータINV1等とを有する。信号線C0〜C2は、デコーダDEC2への入力信号(3ビット)を伝搬する信号線であり、それぞれ、第1〜第3の位の信号に対応する。信号線C0_b〜C2_bは、信号線C0〜C2の信号とは反対の信号レベルの信号を伝搬する信号線である。なお、ここでは説明を容易にするため、3ビット対応のデコーダDEC2の構成例を示しているが、デコーダの構成はビット数に応じて変更されればよい。
ユニットU1等の各々は、互いに同様の構成を採っており、4つの入力端子in1〜in4と1つの出力端子outとを有する。
図7(b)は、ユニットU1の構成例を示している。ユニットU1は、PMOSトランジスタMP1〜MP3と、NMOSトランジスタMN4〜MN6とを有する。トランジスタMP1〜MP3は、VDDノードと出力端子outとの間に電流経路を形成することができるように互いに並列に配されている。トランジスタMN4〜MN6は、出力端子outとGNDノードとの間に電流経路を形成することができるように順に直列に配されている。入力端子in1は、トランジスタMP3のゲートに接続されている。入力端子in2は、トランジスタMP1およびMN5のゲートに接続されている。入力端子in3は、トランジスタMP2およびMN4のゲートに接続されている。入力端子in4は、トランジスタMN6のゲートに接続されている。他のユニットU2等も同様の構成を採っている。
図7(a)に示されるように、ユニットU1の入力端子in1は、リセット信号を伝搬する信号線LRESに接続され、入力端子in2は信号線C2_bに接続され、入力端子in3は信号線C1_bに接続され、入力端子in4は信号線LX1に接続されている。
同様に、ユニットU2の入力端子in1は信号線LRESに接続され、入力端子in2は信号線C2_bに接続され、入力端子in3は信号線C1に接続され、入力端子in4は信号線LX1に接続されている。ユニットU3の入力端子in1は信号線LRESに接続され、入力端子in2は信号線C2に接続され、入力端子in3は信号線C1_bに接続され、入力端子in4は信号線LX1に接続されている。ユニットU4の入力端子in1は信号線LRESに接続され、入力端子in2は信号線C2に接続され、入力端子in3は信号線C1に接続され、入力端子in4は信号線LX1に接続されている。
インバータINV1はユニットU1に対応して配されている。インバータINV1の入力端子はユニットU1の出力端子outに接続されている。
ユニットU11及びU12は、ユニットU1およびインバータINV1に対応して配されている。ユニットU11の入力端子in1は信号線LRESに接続され、入力端子in2はインバータINV1の出力端子に接続され、入力端子in3は信号線C0_bに接続され、入力端子in4は信号線LX2に接続されている。ユニットU12の入力端子in1は信号線LRESに接続され、入力端子in2はインバータINV1の出力端子に接続され、入力端子in3は信号線C0に接続され、入力端子in4は信号線LX2に接続されている。
インバータINV11はユニットU11に対応して配され、インバータINV12はユニットU12に対応して配されている。
以上のような構成により、信号線C0等の信号に基づく信号レベルが、インバータINV11の出力ノードであるノードna1、および、インバータINV12の出力ノードであるノードnb1から、それぞれ出力される。
図中において破線で示された、ユニットU11及びU12並びにインバータINV11及びINV12の部分を「単位セルCU1」とする。また、ここでは説明を容易にするため図示していないが、ユニットU2〜U4およびインバータINV2〜INV4に対応するように、単位セルCU2〜CU4がそれぞれ配される。
図8は、デコーダDEC2を駆動するための信号線C0〜C2、LRES、LX1及びLX2の各信号のタイミングチャートである。図中の時刻t11〜t15のうち、時刻t12以前の時刻は、信号線C0〜C2の信号の値が“000”から“001”に変化する前の時刻であり、t13以降の時刻は、該変化した後の時刻である。
時刻t11では、信号線LX1及びLX2の信号をHからLにする。これにより、全てのユニットU1等のトランジスタMN6が非導通状態になり、ユニットU1等におけるVDDノードとGNDノードとの間の電流経路が遮断される。
時刻t12では、信号線LRESの信号をHからLにする。これにより、全てのユニットU1等のトランジスタMP3が導通状態になり、出力端子outの電位が初期化されてHになる。即ち、デコーダDEC2における各ノードの電位が初期化される。
その後、信号線C0〜C2の信号の値が“000”から“001”に変化する。このとき、ユニットU1等におけるVDDノードとGNDノードとの間の電流経路が遮断されているため、各ユニットU1等では貫通電流が生じない。
時刻t13では、信号線LRESの信号をLからHにする。これにより、全てのユニットU1等のトランジスタMP3が非導通状態になり、上記初期化が終了される。
時刻t14では、信号LX1の信号をLからHにする。これにより、ユニットU1〜U4のトランジスタMN6が導通状態になり、信号線C1及びC2の信号に基づく信号レベルが、ユニットU1〜U4の出力端子outからそれぞれ出力される。即ち、時刻t14では、ユニットU1〜U4のトランジスタMN6を導通状態にしてユニットU1〜U4を活性化させることにより、ユニットU1〜U4での信号レベルが確定される。
時刻t15では、信号LX2の信号をLからHにする。これにより、例えば、単位セルCU1では、ユニットU11〜U12のトランジスタMN6が導通状態になる。そして、信号線C0〜C2の信号に基づく信号レベル(より具体的には、ユニットU1からインバータINV1を介して入力された信号と信号線C0の信号とに基づく信号レベル)が、ユニットU11〜U12からインバータINV11〜INV12に出力される。他の単位セルCU2〜CU4についても同様である。即ち、時刻t15では、単位セルCU1〜CU4を活性化させることにより、単位セルCU1〜CU4での信号レベルが確定され、ノードna1等からの出力が確定される。以上のようにして、デコードされた信号がノードna1等から出力される。
以上、上記デコーダDEC2の構成および上記制御方法によると、デコーダDEC2への入力信号が変化した際にデコーダDEC2で貫通電流が生じないため、基板電位VSUBの変動を防ぐことができる。以上、本発明はデコーダの多様な構成に適用することが可能であり、本実施形態によっても第1実施形態と同様の効果が得られる。
(3. その他)
以上、本明細書では2つの実施形態を例示したが、本発明はこれらに限られるものではなく、目的等に応じて、適宜、その一部を変更してもよいし、各実施形態を組み合わせてもよい。
以上の各実施形態では、カメラ等に代表される撮像システムに含まれる固体撮像装置について述べた。撮像システムの概念には、撮影を主目的とする装置のみならず、撮影機能を補助的に備える装置(例えば、パーソナルコンピュータ、携帯端末)も含まれる。撮像システムは、上述の各実施形態で例示された固体撮像装置と、該固体撮像装置から出力される信号を処理する処理部とを含みうる。該処理部は、例えば、A/D変換部や該A/D変換器から出力されるデジタルデータを処理するプロセッサを含みうる。

Claims (11)

  1. 第1電源ラインと第2電源ラインとの間の経路に配され、信号を受けて該信号をデコードするデコーダと、
    前記第1電源ラインと前記第2電源ラインとの間の経路に前記デコーダと直列に配されたスイッチ部と、
    前記信号がハイレベルおよびローレベルの一方から他方に変わった後に、該信号が前記デコーダによりデコードされるように前記スイッチ部を導通状態にする制御部と、を備える
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記デコーダは、前記第1電源ラインと前記第2電源ラインとの間の経路に直列に配された2以上のトランジスタを有している
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記デコーダは、
    前記第1電源ラインと前記第2電源ラインとの間の第1の経路に直列に配された第1トランジスタおよび第2トランジスタと、
    前記第1電源ラインと前記第2電源ラインとの間の第2の経路に直列に配された第3トランジスタおよび第4トランジスタと、を有し、
    前記デコーダには、第1信号と、該第1信号とは反対の信号レベルの第2信号と、が入力され、
    前記第1トランジスタおよび前記第4トランジスタは前記第1信号を受けて動作し、
    前記第2トランジスタおよび前記第3トランジスタは前記第2信号を受けて動作する
    ことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記デコーダは第1部分と第2部分とを含み、前記スイッチ部は前記第1部分と前記第2部分との間に配されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記デコーダは、その出力ノードの電位を初期化する初期化手段を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 前記初期化手段は、前記スイッチ部が非導通状態となっている間に前記出力ノードの電位を初期化する
    ことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記制御部は、前記デコーダへの信号が前記ハイレベルおよび前記ローレベルの前記他方から前記一方に変わった後に前記スイッチ部を導通状態にする
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の半導体装置。
  8. 前記半導体装置は固体撮像装置を含み、
    前記固体撮像装置は、複数の画素と、各画素を駆動するための駆動部と、各画素からの信号を読み出すための読出部と、を備えており、
    前記駆動部および前記読出部の少なくとも一方は、前記デコーダを有している
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の半導体装置。
  9. 前記複数の画素と前記デコーダとには共通の電源電圧が供給される
    ことを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  10. 請求項8または請求項9に記載の半導体装置である固体撮像装置と、
    前記固体撮像装置から出力される信号を処理する処理部と、を具備する
    ことを特徴とするカメラ。
  11. 半導体装置の制御方法であって、
    前記半導体装置は、
    第1電源ラインと第2電源ラインとの間の経路に配されたデコーダと、
    前記第1電源ラインと前記第2電源ラインとの間の経路に前記デコーダと直列に配されたスイッチ部と、を備え、
    前記半導体装置の制御方法は、
    前記信号をハイレベルおよびローレベルの一方から他方に変えた後に前記スイッチ部を導通状態にする工程と、
    前記スイッチ部が導通状態になったことに応じて前記デコーダが受けた信号をデコードする工程と、を有する
    ことを特徴とする半導体装置の制御方法。
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