JP2015173083A - 発光装置、発光モジュールユニット、及び保持部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】発光モジュールユニットを保持部材に強固に固定するとともに、発光モジュールユニットを保持部材から容易に取り外す。【解決手段】発光モジュールユニット100には、凹部134が形成されている。凹部134の側面には凹部136が形成されている。電源レール200(保持部材)には、凸部230が形成されている。凸部230は、電源レール200に沿って移動することができる。このため、電源レール200に沿って凸部230を移動させて、凸部230を凹部136にはめ込むことができる。この場合、凸部230と凹部136が互いにかみ合う。これにより、発光モジュールユニット100を電源レール200に強固に固定することができる。【選択図】図7
Description
本発明は、発光装置、発光モジュールユニット、及び保持部材に関する。
有機EL(Organic Electro−Luminescence)素子又はLED(Light−Emitting Diode)に例示される光源を搭載した発光モジュールユニットが現在開発されている。このような発光モジュールユニットは、しばしば照明器具として用いられる。この場合、発光モジュールユニットを搭載するとともに、当該モジュールユニットを壁面(例えば、天井)に保持するための保持部材が必要となる。そこで現在、発光モジュールユニットとともに、このような保持部材も開発されている。
例えば、特許文献1では、保持部材は長尺状の形状を有しており、保持部材の表面には、第1凹部が形成されている。この第1凹部の側面には、保持部材の長手方向に沿って第2凹部がさらに形成されている。この第2凹部には、発光モジュールユニットに形成される凸部が差し込まれる。このようにして、発光モジュールユニットが保持部材に保持される。
さらに特許文献1では、第1凹部の底面には、保持部材の長手方向に沿って延在した導電部材が設けられている。さらに第1凹部の底面には、2つの凸部が形成されている。これら2つの凸部は、上記の導電部材を挟んで、保持部材の長手方向に沿って延在している。そしてこれら2つの凸部の間には、発光モジュールユニットに形成される端子が挟まれる。さらにこの状態において、発光モジュールユニットの端子は、上記した導電部材と接触する。このようにして発光モジュールユニットと保持部材の間において、電力及び信号の伝達が行われることになる。
特許文献2では、長尺状の発光モジュールユニットが、長尺状の保持部材に対して回転可能に取り付けられている。発光モジュールユニットは、保持部材と対向する表面に第1凸部を有している。さらにこの第1凸部の側面には、第2凸部が形成されている。同様に、保持部材は、発光モジュールユニットと対向する表面に第3凸部を有している。さらにこの第3凸部の側面には第4凸部が形成されている。発光モジュールユニットの第2凸部は、保持部材の第4凸部と保持部材の長尺状の表面の間の間隙に差し込まれる。同様に、保持部材の第4凸部は、発光モジュールユニットの第2凸部と発光モジュールユニットの長尺状の表面の間の間隙に差し込まれる。このようにして、発光モジュールユニットが保持部材に保持される。
これらの発光装置に加えて、収納装置の鏡板の施錠方法が現在開発されている。例えば、特許文献3には、複数の鏡板を連動して施錠又は開錠する方法が記載されている。具体的には、複数の鏡板それぞれには、鏡板の施錠及び開錠を切り替える作動部が設けられている。この作動部は、鏡板の面方向に回転可能になっており、この回転程度によって鏡板の施錠及び開錠が切り替わる。互いに隣接する鏡板の作動部は、連結部によって連結されている。さらにこの連結部によって一方の作動部の回転が他方の作動部に伝わる。これによって、互いに隣接する鏡板の作動部が連動して動くことになる。結果、複数の鏡板が連動して施錠及び開錠される。
発光モジュールユニットを保持部材に装着する場合は、発光モジュールユニットを保持部材に強固に固定する必要がある。その一方で発光モジュールユニットを保持部材から取り外す場合は、発光モジュールユニットを保持部材から容易に取り外すことができるようにする必要がある。本発明者は、発光モジュールユニットを保持部材に強固に固定する状態と、発光モジュールユニットを保持部材から取り外す状態とを切り替える方法を検討した。さらに本発明者は、複数の発光モジュールユニットを保持部材に沿ってほぼ隙間なく配置した場合にも、上記の固定状態及び取り外し状態を切り替えることができる方法を検討した。
本発明が解決しようとする課題としては、発光モジュールユニットを保持部材に強固に固定するとともに、発光モジュールユニットを保持部材から容易に取り外すことが一例として挙げられる。
請求項1に記載の発明は、
発光モジュールユニットと、
凸部を有する保持部材と、
を備え、
前記発光モジュールユニットは、
第1部分と、
間隙を介して前記第1部分と対向する第2部分と、
を有し、
前記発光モジュールユニットは、前記凸部が前記第1部分及び前記第2部分によって挟まれた状態で、前記保持部材に固定されており、
前記間隙及び前記凸部の少なくとも一方を他方に対して相対的に移動させて前記凸部を前記間隙で固定する発光装置である。
発光モジュールユニットと、
凸部を有する保持部材と、
を備え、
前記発光モジュールユニットは、
第1部分と、
間隙を介して前記第1部分と対向する第2部分と、
を有し、
前記発光モジュールユニットは、前記凸部が前記第1部分及び前記第2部分によって挟まれた状態で、前記保持部材に固定されており、
前記間隙及び前記凸部の少なくとも一方を他方に対して相対的に移動させて前記凸部を前記間隙で固定する発光装置である。
請求項8に記載の発明は、
上記した発光装置に用いられる発光モジュールユニットである。
上記した発光装置に用いられる発光モジュールユニットである。
請求項9に記載の発明は、
上記した発光装置に用いられる保持部材である。
上記した発光装置に用いられる保持部材である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る発光装置10の構成を示す図である。発光装置10は、発光モジュールユニット100、電源レール200(保持部材)、電源300(電力供給部)、及び配線400を含んでいる。
図1は、実施形態1に係る発光装置10の構成を示す図である。発光装置10は、発光モジュールユニット100、電源レール200(保持部材)、電源300(電力供給部)、及び配線400を含んでいる。
発光モジュールユニット100は、板状の基材110及び光源140を有している。基材110は、その厚さ方向に互いに対向する面120,130を有している。本図に示す例では、面120,130の形状は矩形である。ただし、面120,130の形状は矩形に限定されるものではなく、他の形状であってもよい。なお、基材110は、例えば、樹脂により形成されている。
基材110の面120には、複数の光源140が互いに離間してマトリクス状に配置されている。ただし、面120に配置される光源140の数は複数に限定されるものではなく、1つのみであってもよい。本図に示す例では、各光源140は、1又は複数の有機EL素子を含む面光源である。各光源140の裏面には、有機EL素子の駆動回路を有する回路基板(不図示)が設けられている。なお、光源140は面光源に限定されるものではなく、点光源であってもよい。さらに光源140に含まれる素子は、有機EL素子に限定されるものではなく、LEDであってもよい。また上記の駆動回路は、発光モジュールユニット100の外部に設けてもよい。
基材110の面130には、溝132が形成されている。溝132は、基材110の面130を横断しており、溝132の両端は、基材110の側面を貫通している。本図に示す例では、溝132は、矩形の面130のおおよそ中心を通過しつつ、この矩形の辺に沿って延在している。溝132は、電源レール200を覆う形状を有している。これにより、発光モジュールユニット100を電源レール200に装着する場合、溝132が電源レール200を覆うことができる。
電源レール200は、棒状の形状を有しており、その長手方向に垂直な断面において矩形となっている。本図に示す例では、電源レール200の長手方向の長さが、溝132の長さ方向における発光モジュールユニット100の幅よりも長い。ただし、電源レール200の長手方向の長さは、溝132の長さ方向における発光モジュールユニット100の幅とほぼ等しくてもよい。一方、電源レール200の短手方向の幅は、基材110の溝132の幅とほぼ等しい。
発光モジュールユニット100は、溝132が電源レール200を覆った状態で電源レール200に搭載される。本図に示す例では、電源レール200には、同一形状の複数の発光モジュールユニット100が搭載されている。そしてこのような発光モジュールユニット100が、電源レール200の長手方向に沿って、ほぼ等間隔にほぼ隙間なく繰り返し設けられている。ただし、電源レール200に設けられる発光モジュールユニット100の数は複数に限定されるものではなく、1つのみであってもよい。
発光装置10では、1つの電源レール200と、この電源レール200に上記のように設けられた1又は複数の発光モジュールユニット100によって1つのセットが構成されている。発光装置10は、このセットを複数含んでいる。そして複数のこのセットは、電源レール200の短手方向に沿ってほぼ等間隔に繰り返し設けられている。この場合において、複数の発光モジュールユニット100は、電源レール200の短手方向に沿ってほぼ同一直線上にほぼ隙間なく並んでいる。このようにして、複数の発光モジュールユニット100がマトリクス状に配置される。ただし、発光装置10に含まれるセットの数は複数に限定されるものではなく、1つのみであってもよい。
本図に示す例では、互いに隣接する発光モジュールユニット100において、光源140が設けられている面(面120)が段差を介さず滑らかに(例えば、面一に)繋がっている。すなわち、複数の発光モジュールユニット100の面120が、各面120よりも大きな1つの面を構成している。
各発光モジュールユニット100における複数の光源140は、電源レール200の長手方向及び短手方向に沿ってほぼ等間隔に配置されている。そしてこの間隔は、電源レール200の長手方向及び短手方向に沿って互いに隣接する発光モジュールユニット100の境界を介して互いに対向する光源140の間においても保たれている。このようにして1つの発光モジュールユニット100における複数の光源140の配列の周期性が、複数の発光モジュールユニット100の間においても成り立っている。
電源レール200は、配線400を介して電源300に電気的に接続している。本図に示す例では、複数の電源レール200が1つの電源300に対して電気的に並列に接続している。ただし、複数の電源レール200それぞれに別個の電源300を設けてもよい。
図2は、図1に示した発光モジュールユニット100の透過斜視図である。図3は、図1に示した発光モジュールユニット100の光源140と反対側の面(面130)を示す図である。図4は、図2のA−A断面図である。なお、説明のため、図2には、図1に示した光源140を示していない。発光モジュールユニット100(基材110)の面130には、溝132が形成されている。溝132は、基材110の面130を横断しており、溝132の両端は、基材110の側面を貫通している。本図に示す例では、溝132は、溝132が面130を横断する方向に長手方向を有している。ただし、溝132は、この方向に交わる方向に長手方向を有していてもよい。
溝132の底面には、溝132の長さ方向のおおよそ中央において、端子160(受給側電源端子)が設けられている。ただし、端子160は、溝132の底面ではなく、溝132の側面に設けてもよい。端子160は、配線(不図示)を介して、複数の光源140(図1)と電気的に接続している。すなわち、本図に示す例では、複数の光源140に対して、1つの端子160が設けられている。
端子160は、並列に配置された電源端子162、接地端子164、及び信号端子166を含んでいる。これらの端子は、板状(本図に示す例では、矩形の板状)の形状を有しており、その厚さ方向に互いに対向する表面が溝132の長さ方向に沿った状態で、溝132の底面に対して立てられている。
基材110の面130に垂直な方向から見て、面130は、溝132の側面の近傍において凹部134を有している。さらに、凹部134の側面のうち溝132の長さ方向を向いた側面には凹部136が形成されている。そして溝132の側面のうち凹部134,136と対向する部分は、開口を通じて、凹部134,136と繋がっている。本図に示す例では、凹部134は、溝132の長さ方向のおおよそ中央に設けられている。結果、本図に示す例では、面130に垂直な方向から見て、溝132及び凹部134がT字状の形状を有している。
基材110の厚さ方向において、溝132の底面と、凹部134の底面と、凹部136の内壁のうち面120(面130の反対側の面)に対向する部分とは、段差を介さず滑らかに(例えば、面一に)繋がっている。このため、面120,130に垂直な断面において、凹部134,136は、図4に示すようにL字状の形状を有している。ただし、これらの面の間には段差が存在していてもよい。
図5は、図1に示した電源レール200を拡大した図である。上記したように、電源レール200は、棒状の形状を有しており、その長手方向に垂直な断面において矩形となっている。
電源レール200の長手方向に延在している側面の1つには、並列に配置された溝212,214,216がこの長手方向に沿って形成されている。溝212,214,216は、電源レール200の長手方向の一端から他端にかけて形成されている。本図に示す例では、溝212,214,216の両端が、電源レール200の長手方向に対向する側面の内側に位置しているが、これらの溝の一端又は両端がこの側面を貫通していてもよい。
溝212,214,216の間隔は、電源端子162、接地端子164、及び信号端子166(図3)の間隔とほぼ等しいものになっている。また、溝212,214,216の幅は、電源端子162、接地端子164、及び信号端子166の厚さとそれぞれほぼ等しいものになっている。さらに溝212,214,216の長さは、電源端子162、接地端子164、及び信号端子166の幅よりもそれぞれ長いものになっている。このため、溝212,214,216に電源端子162、接地端子164、及び信号端子166をそれぞれはめ込むことができる。ただし、溝212,214,216と電源端子162、接地端子164、及び信号端子166との対応関係の順序はこれに限定されるものではない。なお、溝212,214,216の深さは特に限定されないが、例えば、電源端子162、接地端子164、及び信号端子166の高さとほぼ等しくしてもよいし、又はこの高さよりも深いものとしてもよい。
本図に示す例では、溝212,214,216の長さは、基材110の溝132(図3)の長さ方向における発光モジュールユニット100の幅よりも長いものとなっている。この幅よりも長い範囲において溝212,214,216の長さを適宜調整することで、1組の溝212,214,216に対して、複数の発光モジュールユニット100の電源端子162、接地端子164、及び信号端子166をはめ込むことができる。
溝212,214,216のそれぞれの内両側面には、導電部材(供給側電源端子、不図示)が設けられている。電源端子162、接地端子164、及び信号端子166は、それぞれ、溝212,214,216の内部において、この導電部材に挟まれる。このようにして、電源端子162、接地端子164、及び信号端子166が、それぞれ溝212,214,216に保持されるとともに、これらの溝の内部の導電部材と電気的に接続することになる。
溝212,214,216の内部における上記した導電部材は、図1に示した電源300と電気的に接続している。このため、発光モジュールユニット100の電源端子162、接地端子164、及び信号端子166は、この導電部材を介して、電源300と電気的に接続することになる。
発光モジュールユニット100は、電源端子162、接地端子164、及び信号端子166(図3)が上記したように電源レール200の溝212,214,216にそれぞれ保持されることで、電源レール200に装着される。
電源レール200は、その長手方向に延在している側面のうち、溝212,214,216が設けられた側面に隣接する側面に、凸部230を有している。本図に示す例では、複数の凸部230が電源レール200の長手方向に沿ってほぼ等間隔に繰り返し設けられている。ただし、電源レール200に設けられる凸部230の数は複数に限定されるものではなく、1つのみであってもよい。また凸部230は、溝212,214,216が設けられた側面と対向する側面に設けてもよい。
凸部230は、電源レール200の長手方向に延在している側面に沿って設けられた長尺状のスライド部220に固定されている。スライド部220は、電源レール200の長手方向に往復してスライドして、電源レール200に対して相対的に移動することができる。このため、凸部230は、スライド部220のスライドにともなって、電源レール200に対して相対的に移動することができる。特に複数の凸部230がスライド部220に固定されている場合、これらの複数の凸部230は、スライド部220のスライドによって連動して移動することができる。
スライド部220の電源レール200への取り付け方は特に限定されるものではないが、例えば、本図に示すように、電源レール200の側面に設けられた溝にスライド部220をはめ込んでもよい。またスライド部220には、例えばその一端に、つまみ240を設けてもよい。この場合、ユーザは、つまみ240を用いて、スライド部220をスライドさせることができる。
凸部230の高さは、基材110の凹部136(図2〜図4)の内壁のうち基材110の溝132の幅方向に互いに対向する部分の間の距離以下となっている。さらに凸部230の電源レール200の短手方向における幅は、凹部136の内壁のうち基材110の厚さ方向に互いに対向する部分の間の距離とほぼ等しいものになっている。このため、凸部230を凹部136に差し込むことができるとともに、凸部230は、基材110の厚さ方向において凹部136とかみ合うことになる。なお、凸部230の電源レール200の長手方向における幅は、特に限定されるものはないが、例えば、凹部136の深さとほぼ等しいものにしてもよい。
発光モジュールユニット100は、基材110の凹部136(図2〜図4)に電源レール200の凸部230が差し込まれることで、電源レール200に固定される。このため、電源レール200における発光モジュールユニット100の配置は、凸部230の位置によって決定されることになる。したがって、凸部230の位置合わせによって発光モジュールユニット100の配置を調整することができる。
次に、発光モジュールユニット100を電源レール200に固定する方法について説明する。図6及び図7は、発光モジュールユニット100を電源レール200に固定する方法を説明するための図である。なお、本図には、説明のため、図1に示した光源140は示していない。
まず、スライド部220を、例えばつまみ240を用いて、電源レール200の長手方向に移動させて、電源レール200の凸部230の位置合わせを行う。上記したように、発光モジュールユニット100の配置は、凸部230の位置によって決定されることになる。このため、凸部230の位置合わせによって、発光モジュールユニット100の配置を調整することができる。
次に、図6に示すように、発光モジュールユニット100を電源レール200に重ねて、発光モジュールユニット100の溝132が電源レール200を覆うようにする。これにより、溝132の底面の電源端子162、接地端子164、及び信号端子166(図3)が電源レール200の溝212,214,216(図5)にそれぞれはめ込まれる。さらに、溝132の側面の近傍において、電源レール200の凸部230が発光モジュールユニット100の表面(面130)の凹部134に覆われる。
次に、図7に示すように、スライド部220を電源レール200の長手方向に移動させて、電源レール200の凸部230を、凹部134から、この凹部134の側面の凹部136に差し込む。この場合、凸部230と凹部136が互いにかみ合うことになる。このようにして、発光モジュールユニット100が電源レール200に固定される。
なお、発光モジュールユニット100を電源レール200から取り外す場合は、スライド部220を電源レール200の長手方向に移動させて、電源レール200の凸部230を凹部136から凹部134に移動させればよい。
以上、本実施形態によれば、発光モジュールユニット100には、凹部134が形成されている。凹部134の側面には凹部136が形成されている。電源レール200には、凸部230が形成されている。凸部230は、電源レール200に沿って移動することができる。このため、電源レール200に沿って凸部230を移動させて、凸部230を凹部136にはめ込むことができる。この場合、凸部230と凹部136が互いにかみ合う。これにより、発光モジュールユニット100を電源レール200に強固に固定することができる。
また本実施形態によれば、発光モジュールユニット100の電源端子162、接地端子164、及び信号端子166が溝212,214,216にそれぞれはめ込まれた状態で、電源レール200の凸部230が移動している。このため、発光モジュールユニット100を電源300に電気的に接続した状態で、電源レール200の凸部230を発光モジュールユニット100の凹部134に対して相対的に移動させることができる。
なお、本実施形態では、保持部材として電源レール200を用いているが、保持部材はこれに限定されるものではない。例えば、保持部材は、発光モジュールユニット100を保持する機能のみを有する部材であってもよい。この場合、発光モジュールユニット100は、保持部材とは別の部材を介して、電源300と電気的に接続することになる。
(実施形態2)
図8は、実施形態2に係る発光モジュールユニット100の構成を示す図であり、実施形態1の図3に対応する。図9は、図8に示した発光モジュールユニット100の上面図である。本実施形態に係る発光モジュールユニット100は、以下の点を除いて、実施形態1に係る発光モジュールユニット100と同様の構成である。なお、本実施形態に係る電源レール200は、実施形態1に係る電源レール200と同様の構成である。
図8は、実施形態2に係る発光モジュールユニット100の構成を示す図であり、実施形態1の図3に対応する。図9は、図8に示した発光モジュールユニット100の上面図である。本実施形態に係る発光モジュールユニット100は、以下の点を除いて、実施形態1に係る発光モジュールユニット100と同様の構成である。なお、本実施形態に係る電源レール200は、実施形態1に係る電源レール200と同様の構成である。
本実施形態では、基材110の裏面(面130)には、溝132、凹部134、及び凹部136(図4)が形成されていない。このため、基材110の面130は、凹凸を有さず、滑らかなものとなっている。
面130のおおよそ中央には、実施形態1と同様にして、端子160(電源端子162、接地端子164、及び信号端子166)が設けられている。これらの端子は、板状(本図に示す例では、矩形の板状)の形状を有しており、矩形の面130の1辺と並列に並んだ状態で面130に対して立てられている。
発光モジュールユニット100は、面130に垂直な方向に面130から離間して設けられた部材172を有している。このようにして、面130と部材172の間には間隙が形成される。部材172は、例えば板状の形状を有しており、面130の少なくとも一部を覆っている。また部材172は、面130に垂直な方向から見て、端子160と重ならない領域に位置している。
発光モジュールユニット100は、基材110と部材172を繋ぐ部材174を有している。部材174によって、部材172は面130から離間して支持されることになる。本図に示す例では、部材174は、基材110の面130に取り付けられており、面130と部材172を繋いでいる。ただし部材174は、基材110の側面に取り付けられていてもよい。この場合、部材174は、例えば、基材110の側面から面130に回り込む形状を有することになる。さらに部材174は、面130と反対側の面(面120)に取り付けられていてもよい。この場合、部材174は、例えば、面120から基材110の側面を介して面130に回り込む形状を有することになる。
部材174は、面120,130に平行な方向から見て、面130と部材172の間の間隙の側面の一方に設けられている。このようにして、面120,130に平行な方向から見て、面130と部材172の間には、部材174を底面とする凹部が形成されることになる。そしてこの凹部は、部材174と対向する側において、面130と部材172の間の間隙の内側と外側を繋ぐ開口を有する。さらにこの開口は、板状の電源端子162、接地端子164、及び信号端子166の厚み方向に互いに対向する面と平行な方向を向いている。
なお、本図に示す例では、面130と部材172の間の間隙は、部材174と対向する側面だけでなく、部材174とその反対側の間に位置する側面にも開口を有している。ただし、部材174とその反対側の間に位置する側面の開口は、適当な部材によって塞いでもよい。
面130と部材172の間の間隙の距離は、電源レール200の短手方向における凸部230(図5)の幅とほぼ等しいものになっている。このため、凸部230をこの間隙に差し込むことができるとともに、凸部230は、基材110の厚さ方向に面130及び部材172とかみ合うことになる。
発光モジュールユニット100は、面130と部材172の間の間隙に電源レール200の凸部230(図5)が差し込まれることで、電源レール200に固定される。このため、電源レール200における発光モジュールユニット100の配置は、凸部230の位置によって決定されることになる。したがって、凸部230の位置合わせによって発光モジュールユニット100の配置を調整することができる。
次に、発光モジュールユニット100を電源レール200に固定する方法について説明する。図10及び図11は、発光モジュールユニット100を電源レール200に装着する方法を説明するための図である。なお、本図には、説明のため、図1に示した光源140は示していない。
まず、実施形態1と同様にして、電源レール200の凸部230の位置合わせを行う。実施形態1と同様にして、凸部230の位置合わせによって、発光モジュールユニット100の配置を調整することができる。
次に、図10に示すように、発光モジュールユニット100を電源レール200に重ねる。これにより、発光モジュールユニット100の電源端子162、接地端子164、及び信号端子166(図9)が電源レール200の溝212,214,216(図5)にそれぞれはめ込まれる。
次に、図11に示すように、スライド部220を電源レール200の長手方向に移動させて、電源レール200の凸部230を、発光モジュールユニット100の面130と、この面130から離間した部材172の間の間隙に差し込む。この場合、凸部230と面130及び部材172が互いにかみ合うことになる。このようにして、発光モジュールユニット100が電源レール200に固定される。
以上、本実施形態によれば、発光モジュールユニット100は、面130及び部材172を有している。そして面130と部材172の間には、間隙が形成されている。電源レール200には、凸部230が形成されている。凸部230は、電源レール200に沿って移動することができる。このため、電源レール200に沿って凸部230を移動させて、凸部230を上記した間隙に差し込むことができる。この場合、凸部230は面130及び部材172に挟まれることになる。これにより、発光モジュールユニット100を電源レール200に強固に固定することができる。
また本実施形態によれば、発光モジュールユニット100の電源端子162、接地端子164、及び信号端子166が溝212,214,216にそれぞれはめ込まれた状態で、電源レール200の凸部230が移動している。このため、発光モジュールユニット100を電源300に電気的に接続した状態で、電源レール200の凸部230を面130と部材172の間の間隙に対して相対的に移動させることができる。
さらに本実施形態では、実施形態1とは異なり、基材110の面130に溝132、凹部134、及び凹部136(図2〜図4)を形成する必要がない。このため、本実施形態では、実施形態1と比較して、基材110の厚みを薄くすることができる。
(実施形態3)
図12は、実施形態3において、発光モジュールユニット100を電源レール200に固定する方法を説明するための図である。本実施形態に係る電源レール200は、以下の点を除いて、実施形態1に係る電源レール200と同様の構成である。なお、本実施形態に係る発光モジュールユニット100は、実施形態1に係る発光モジュールユニット100と同様の構成である。
図12は、実施形態3において、発光モジュールユニット100を電源レール200に固定する方法を説明するための図である。本実施形態に係る電源レール200は、以下の点を除いて、実施形態1に係る電源レール200と同様の構成である。なお、本実施形態に係る発光モジュールユニット100は、実施形態1に係る発光モジュールユニット100と同様の構成である。
本実施形態において、電源レール200は、スライド部220(図6)を有していない。これにともない、凸部230は電源レール200に直接固定されている。このため、本実施形態では、実施形態1と異なり、凸部230が電源レール200に対して相対的に動くことができない。
本実施形態においても、発光モジュールユニット100を電源レール200に固定することができる。すなわち、図12の右側の発光モジュールユニット100のように、発光モジュールユニット100を電源レール200に重ねて、発光モジュールユニット100の溝132が、電源レール200を覆うようにする。これにより、溝132の底面の電源端子162、接地端子164、及び信号端子166(図3)が電源レール200の溝212,214,216(図5)にそれぞれはめ込まれる。さらに、溝132の側面の近傍において、電源レール200の凸部230が発光モジュールユニット100の表面(面130)の凹部134に覆われる。
次に、発光モジュールユニット100を電源レール200に沿って移動させ、図12の左側の発光モジュールユニット100のように、電源レール200の凸部230を、凹部134から、この凹部134の側面の凹部136に差し込む。この場合、凸部230と凹部136が互いにかみ合うことになる。このようにして、発光モジュールユニット100が電源レール200に固定される。
以上、本実施形態によれば、発光モジュールユニット100には、凹部134が形成されている。凹部134の側面には凹部136が形成されている。電源レール200には、凸部230が形成されている。このため、発光モジュールユニット100を電源レール200に沿って移動させて、凸部230を凹部136にはめ込むことができる。この場合、凸部230と凹部136が互いにかみ合う。これにより、発光モジュールユニット100を電源レール200に強固に固定することができる。
また本実施形態によれば、発光モジュールユニット100の電源端子162、接地端子164、及び信号端子166が溝212,214,216にそれぞれはめ込まれた状態で、発光モジュールユニット100が移動している。このため、発光モジュールユニット100を電源300に電気的に接続した状態で、発光モジュールユニット100の凹部136を電源レール200の凸部230に対して相対的に移動させることができる。
さらに本実施形態では、実施形態1とは異なり、電源レール200にスライド部220(図5)を形成する必要がない。このため、本実施形態では、実施形態1と比較して、電源レール200の構造を簡略化することができる。
(実施例1)
図13は、実施例1に係る電源レール200の構成を示す図であり、実施形態1の図5に対応する。本実施例では、第1の電源レール200に、第1の電源レール200と同じ構成を有する第2の電源レール200が交差して重ねられている。なお、これらの電源レール200では、スライド部220が互いに独立に動くことができる。本図に示す例では、第1の電源レール200及び第2の電源レール200は、それぞれ、x軸方向及びy軸方向に延在しており、互いに直交している。ただし、電源レール200の交差角度は直角に限定されるものではなく、他の角度であってもよい。
図13は、実施例1に係る電源レール200の構成を示す図であり、実施形態1の図5に対応する。本実施例では、第1の電源レール200に、第1の電源レール200と同じ構成を有する第2の電源レール200が交差して重ねられている。なお、これらの電源レール200では、スライド部220が互いに独立に動くことができる。本図に示す例では、第1の電源レール200及び第2の電源レール200は、それぞれ、x軸方向及びy軸方向に延在しており、互いに直交している。ただし、電源レール200の交差角度は直角に限定されるものではなく、他の角度であってもよい。
なお、本図に示す例では、説明のため、2つの電源レール200のみが示されている。ただし、電源レール200の数はこれに限定されるものではない。例えば、y軸方向に長手方向を有する複数の電源レール200がx軸方向に繰り返し設けられていてもよい。さらにこれらの複数の電源レール200の上に、x軸方向に長手方向を有する他の複数の電源レール200がy軸方向に繰り返し設けられていてもよい。
図14〜図16は、本実施例に係る発光モジュールユニット100の構成を示す図であり、実施形態1の図2〜図4に対応する。本実施形態に係る発光モジュールユニット100は、以下の点を除いて、実施形態1に係る発光モジュールユニット100と同様の構成である。なお、図14には、説明のため、光源140(図1)を示していない。
本実施例では、面130には、面130に対して浅い溝132(y軸方向に延在する溝132)及び面130に対して深い溝132(x軸方向に延在する溝132)が交差して形成されている。本図に示す例では、これらの溝132は、面130のおおよそ中央において交わっている。またこれらの溝132の交差角度は直角である。ただし、溝132の交差角度はこれに限定されるものではなく、電源レール200(図13)の交差角度と一致するものであれば他の角度であってもよい。
面130に対して浅い側の溝132は、交差して重ねられた2つの電源レール200(図13)のうち下側の電源レール200を覆う形状を有している。一方、面130に対して深い側の溝132は、上記した電源レール200のうち上側の電源レール200を覆う形状を有している。これにより、発光モジュールユニット100を電源レール200に装着する場合、これらの溝132が上記した2つの電源レール200を覆うことができる。
面130に対して深い側の溝132の底面には、この溝132の長さ方向のおおよそ中央において、電源端子162、接地端子164、及び信号端子166が設けられている。これら端子の配置及び大きさは、実施形態1と同様にして、交差して重ねられた2つの電源レール200(図13)のうち上側の電源レール200の溝212,214,216とそれぞれ対応している。このため、電源端子162、接地端子164、及び信号端子166を上記した電源レール200のうち上側の溝212,214,216にそれぞれはめ込むことができる。
さらに、面130に対して浅い側及び深い側のいずれの溝132の側面にも、実施形態1と同様にして、凹部134,136が形成されている。ただし本実施例では、一方の溝132の凹部134,136は、面130に垂直な方向から見て、他方の溝132と重ならない領域に位置している。
図17は、発光モジュールユニット100を電源レール200に固定する方法を説明するための図である。なお、本図には、説明のため、図1に示した光源140は示していない。
まず、実施形態1と同様にして、電源レール200の凸部230の位置合わせを行う。実施形態1と同様にして、凸部230の位置合わせによって、発光モジュールユニット100の配置を調整することができる。
次に、発光モジュールユニット100を電源レール200に重ねて、発光モジュールユニット100の深い側及び浅い側の溝132が、交差して重ねられた電源レール200のうち上側及び下側の電源レール200をそれぞれ覆うようにする。これにより、深い側の溝132の底面の電源端子162、接地端子164、及び信号端子166(図15)が上記した上側の電源レール200の溝212,214,216(図13)にそれぞれはめ込まれる。さらに、上記した深い側及び浅い側の溝132の側面の近傍において、上記した上側及び下側の電源レール200の凸部230が発光モジュールユニット100の表面(面130)の凹部134にそれぞれ覆われる。
次に、図17に示すように、各電源レール200において、スライド部220を電源レール200の長手方向に移動させて、電源レール200の凸部230を、凹部134から、この凹部134の側面の凹部136に差し込む。この場合、交差して重ねられた電源レール200のうち上側及び下側の電源レール200の凸部230は、それぞれ、発光モジュールユニット100の深い側及び浅い側の溝132の凹部136にそれぞれ差し込まれる。これにより、各凸部230と各凹部136が互いにかみ合うことになる。結果、発光モジュールユニット100が電源レール200に固定される。
以上、本実施例によれば、発光モジュールユニット100には、複数の凹部134が形成されている。各凹部134の側面には凹部136が形成されている。電源レール200は複数設けられており、これらの電源レール200は互いに交差している。各電源レール200には、凸部230が形成されている。凸部230は、電源レール200に沿って移動することができる。このため、各電源レール200において電源レール200に沿って凸部230を移動させて、各凸部230を各凹部136にはめ込むことができる。この場合、凸部230と凹部136が互いにかみ合う。これにより、発光モジュールユニット100を電源レール200に強固に固定することができる。
さらに本実施例では、凸部230と凹部136のかみ合いによる固定を、1つの発光モジュールユニット100に対して2重にかけることができる。このため、実施形態1と比較して、発光モジュールユニット100を電源レール200にさらに強固に固定することができる。また仮に一方のかみ合いが解除されてしまったとしても、もう一方のかみ合いが残っていれば、依然として発光モジュールユニット100を電源レール200に固定することができる。このため、固定の信頼性が向上することになる。
さらに本実施例では、複数の第1の電源レール200が繰り返し並べられ、複数の第2の電源レール200がこれらの第1の電源レール200と交差して繰り返し並べられている。発光モジュールユニット100は、第1の電源レール200及び第2の電源レール200の交点と重なる領域に設けられる。
この場合、複数の発光モジュールユニット100を上記の交点の配置にしたがってマトリクス状に配置することができる。さらにこの場合、各発光モジュールユニット100は、この発光モジュールユニット100と重なる領域で交差している第1の電源レール200及び第2の電源レール200によって2重に固定される。
この場合、各発光モジュールユニット100を電源レール200から取り外すには、この発光モジュールユニット100と重なる領域で交差している第1の電源レール200及び第2の電源レール200による固定を解除する必要がある。このため、複数の発光モジュールユニット100がマトリクス状に配置されていても、複数の第1の電源レール200の中の適当な1つの第1の電源レール200の固定を解除し、かつ、複数の第2の電源レール200の中の適当な1つの第2の電源レール200の固定を解除することで、任意の1のみの発光モジュールユニット100を取り外すことができる。
(実施例2)
図18は、実施例2において、発光モジュールユニット100を電源レール200に固定する方法を説明するための図であり、実施形態2の図10及び図11に対応する。本実施例における電源レール200は、以下の点を除いて、実施形態2に係る電源レール200と同様の構成である。なお、本実施例に係る発光モジュールユニット100は、実施形態2に係る発光モジュールユニット100と同様の構成である。
図18は、実施例2において、発光モジュールユニット100を電源レール200に固定する方法を説明するための図であり、実施形態2の図10及び図11に対応する。本実施例における電源レール200は、以下の点を除いて、実施形態2に係る電源レール200と同様の構成である。なお、本実施例に係る発光モジュールユニット100は、実施形態2に係る発光モジュールユニット100と同様の構成である。
本実施例の電源レール200では、スライド部220に沿って複数の凸部230がほぼ等しい間隔で繰り返し設けられている。さらに本実施例では、複数の凸部230同士の間の間隔が、図5に示した電源レール200のものよりも狭いものとなっている。具体的には、複数の凸部230同士の間隔は、複数の発光モジュールユニット100を電源レール200に沿って隙間なく並べた場合の発光モジュールユニット100の配置間隔よりも小さいものとなっている。
上記したように、発光モジュールユニット100の配置は、凸部230の位置によって決定されることになる。このため、複数の凸部230の間隔が小さいほど、電源レール200の長手方向の単位長さにおいて、発光モジュールユニット100を配置することができる位置の数が増えることになる。結果、本実施例によれば、発光モジュールユニット100のレイアウトの自由度が向上する。
(実施例3)
図19は、実施例3に係るスライド部220の構成を示す図である。本実施例に係るスライド部220は、長尺状の部材である。スライド部220には、その長手方向に沿って繰り返し設けられた複数の凸部230を有している。またスライド部220の一部(本図に示す例では、スライド部220の一端)には、つまみ240が設けられている。さらにスライド部220の長手方向に互いに離間した領域には、穴232が形成されている。穴232は、スライド部220の長手方向の両端部近傍に形成されている。ただし、穴232の形成領域は、これに限定されるものではない。
図19は、実施例3に係るスライド部220の構成を示す図である。本実施例に係るスライド部220は、長尺状の部材である。スライド部220には、その長手方向に沿って繰り返し設けられた複数の凸部230を有している。またスライド部220の一部(本図に示す例では、スライド部220の一端)には、つまみ240が設けられている。さらにスライド部220の長手方向に互いに離間した領域には、穴232が形成されている。穴232は、スライド部220の長手方向の両端部近傍に形成されている。ただし、穴232の形成領域は、これに限定されるものではない。
図20は、本実施例に係る電源レール200の構成を示す図であり、実施形態1の図5に対応する。本実施例では、スライド部220が電源レール200の長手方向に沿って固定されている。具体的には、スライド部220は、ねじ234により電源レール200に固定されている。この場合において、ねじ234の軸が、スライド部220の穴232を貫通して、電源レール200の側面に埋め込まれている。
本実施例では、穴232の幅が、スライド部220の短手方向においてねじ234の軸とほぼ同じ広さである。その一方で、穴232の幅は、スライド部220の長手方向においてねじ234の軸よりも広いものになっている。このため、スライド部220は、穴232の形状にしたがって、電源レール200の長手方向に沿ってスライドすることができる。
以上、本実施例によれば、図5に示した例と同様に、スライド部220を電源レール200に対して相対的に移動させることができる。さらに本実施例によれば、ねじ234によってスライド部220を電源レール200に取り付けることができる。このため、スライド部220を電源レール200に取り付けるためには、電源レール200の側面にねじ234のためのねじ穴を形成するだけでよい。すなわち、スライド部220を形成するための構造を簡素なものにすることができる。
(実施例4)
図21は、実施例4に係る発光モジュールユニット100の構成を示す図であり、実施形態1の図3に対応する。本実施例に係る発光モジュールユニット100は、以下の点を除いて、実施形態1に係る発光モジュールユニット100と同様の構成である。
図21は、実施例4に係る発光モジュールユニット100の構成を示す図であり、実施形態1の図3に対応する。本実施例に係る発光モジュールユニット100は、以下の点を除いて、実施形態1に係る発光モジュールユニット100と同様の構成である。
本実施例に係る電源端子162、接地端子164、及び信号端子166は、図3に示す例と同様、溝132の底面に設けられており、板状の形状を有している。ただし、これらの端子の幅は、溝132の底面から離れるにしたがって狭くなるようになっている。本図に示す例では、端子160は、三角形の板状の形状を有している。
以上、本実施例によれば、電源端子162、接地端子164、及び信号端子166の先端が細いものになっている。この場合、図3に示す例と比較して、電源端子162、接地端子164、及び信号端子166と電源レール200の溝212,214,216(図5)のかみ合いが弱いものとなる。このため、発光モジュールユニット100の凹部136と電源レール200の凸部230のかみ合いを解除すれば、発光モジュールユニット100を電源レール200から容易に取り外すことができる。
以上、図面を参照して実施形態及び実施例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 発光装置
100 発光モジュールユニット
110 基材
120 面
130 面
132 溝
134 凹部
136 凹部
140 光源
160 端子
162 電源端子
164 接地端子
166 信号端子
172 部材
174 部材
200 電源レール
212 溝
220 スライド部
230 凸部
232 穴
234 ねじ
240 つまみ
300 電源
400 配線
100 発光モジュールユニット
110 基材
120 面
130 面
132 溝
134 凹部
136 凹部
140 光源
160 端子
162 電源端子
164 接地端子
166 信号端子
172 部材
174 部材
200 電源レール
212 溝
220 スライド部
230 凸部
232 穴
234 ねじ
240 つまみ
300 電源
400 配線
Claims (9)
- 発光モジュールユニットと、
凸部を有する保持部材と、
を備え、
前記発光モジュールユニットは、
第1部分と、
間隙を介して前記第1部分と対向する第2部分と、
を有し、
前記発光モジュールユニットは、前記凸部が前記第1部分及び前記第2部分によって挟まれた状態で、前記保持部材に固定されており、
前記間隙及び前記凸部の少なくとも一方を他方に対して相対的に移動させて前記凸部を前記間隙に差し込む発光装置。 - 請求項1に記載の発光装置において、
前記発光モジュールユニットは、第1面を有しており、
前記第1面には、第1凹部が形成されており、
前記第1凹部の側面には、第2凹部が形成されており、
前記第1部分及び前記第2部分は、前記第2凹部の内壁のうち前記第1面に垂直な第1方向に互いに離間しつつ対向する部分である発光装置。 - 請求項1に記載の発光装置において、
前記発光モジュールユニットは、第1面を有しており、
前記発光モジュールユニットは、前記第1面に垂直な第1方向に前記第1面から離間して設けられた第1部材を有し、
前記第1部分は、前記第1面のうち前記第1方向に前記第1部材と対向している部分であり、
前記第2部分は、前記第1部材のうち前記第1方向に前記第1面と対向している部分である発光装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の発光装置において、
前記保持部材は、複数の前記凸部を有する発光装置。 - 請求項4に記載の発光装置において、
前記複数の凸部は、前記保持部材に対して相対的に移動可能である発光装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の発光装置において、
前記発光モジュールユニットは、電源電位を受給する受給側電源端子を有し、
前記保持部材は、前記発光モジュールユニットが前記保持部材に保持された場合に前記受給側電源端子と接続する供給側電源端子を有する発光装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の発光装置において、
前記発光モジュールユニットと、前記発光モジュールユニットに外部から電力を供給する電力供給部とが電気的に接続した状態で、前記間隙及び前記凸部の少なくとも一方が他方に対して相対的に移動する発光装置。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載の発光装置に用いられる発光モジュールユニット。
- 請求項1〜7のいずれか一項に記載の発光装置に用いられる保持部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014049342A JP2015173083A (ja) | 2014-03-12 | 2014-03-12 | 発光装置、発光モジュールユニット、及び保持部材 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102555531B1 (ko) * | 2023-01-02 | 2023-07-18 | 주식회사 코어디자인그룹 | 부드러운 조명 효과를 제공하는 벽면 매립형 조명 구조물 및 이의 시공 방법 |
-
2014
- 2014-03-12 JP JP2014049342A patent/JP2015173083A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102555531B1 (ko) * | 2023-01-02 | 2023-07-18 | 주식회사 코어디자인그룹 | 부드러운 조명 효과를 제공하는 벽면 매립형 조명 구조물 및 이의 시공 방법 |
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