JP2015171749A - バラ積みされたワークを取り出すロボットシステム及びワークの把持状態を判定する判定方法 - Google Patents

バラ積みされたワークを取り出すロボットシステム及びワークの把持状態を判定する判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ワークの把持状態を簡易かつ安価な機構によって判定できるロボットシステムを提供する。【解決手段】バラ積みされた同一種類のワークWを順次取り出すロボットシステムRSにおいて、ハンドRHは、アームRAに取り付けられる基部60、基部60から延在するシリンダ71と、シリンダ71の延在方向における先端部から突出し、シリンダ71内の流体圧によって後退移動可能なピストンロッド72とを有するシリンダ装置70、及びロッド突出方向の先端部に装着される把持部80を備える。ロボットシステムRSは、シリンダ71内の流体圧を調節可能な流体圧調節装置30と、ピストンロッド72が後退移動したことを検出する移動検出装置40と、シリンダ71内の流体圧の大きさと移動検出装置40の検出結果とに基づいて、ハンドRHが指定個数のワークWを把持しているかどうかを判定する判定装置50と、をさらに備える。【選択図】図1

Description

本発明は、アームとハンドを備えるロボットによって、バラ積みされた同一種類のワークを順次取り出すロボットシステム、及びハンドによるワークの把持状態を判定する判定方法に関する。
アームとハンドを備えるロボットによってワークを搬送する際には、ハンドによるワークの把持状態を確認する手段として、ハンドに取り付けられた種々の光電センサが使用されうる。この場合、ハンドによって把持したワークが光電センサの検出範囲から外れることのないように、ワークに対してハンドを正確に位置決めすることが好ましい。ところが、コンテナ内にバラ積み又は山積みにされたワークを順次取り出して搬送する際には、任意の姿勢にされたワークを吸着して把持する必要があるので、ワークに対してハンドを正確に位置決めすることは必ずしも容易ではない。そこで、バラ積みされたワークの把持状態を確認する目的ために、ロボットから独立した光電センサをコンテナの外部に設置しておき、その光電センサの検出範囲内にハンドを移動させる手法が採用されうる。しかし、光電センサによる確認の結果、ハンドがワークを把持していなかった場合には、改めてワークを取り出すためにハンドをコンテナ内に移動させる必要があるので、取り出し工程のサイクルタイムが長期化してしまう。なお、バラ積みされたワークを把持するハンドの一例として、アームに装着されるシリンダ装置と、シリンダ装置のピストンロッドの先端部に取り付けられる吸着パッドと、を備える吸着式のハンドが挙げられる。このような吸着式のハンドが特許文献1に開示されている。
ところで、ハンドによるワークの把持状態を確認する手段として、上述した光電センサ以外の装置を使用するロボットも公知である。例えば、特許文献2及び特許文献3には、アームとハンドの間に配置された力センサによってワークの重量を計測するロボットが提案されており、特許文献4には、アームの先端部に取り付けられた重量計測器を備えるロボットが提案されている。また、特許文献5には、ハンドに取り付けられ、バキュームパッドの取付板に作用する荷重を測定可能な荷重センサを備える重量測定装置が提案されており、特許文献6には、コイルと磁石を用いた電磁力平衡方式の計測手段によってワークの重量を計測するハンドリング装置が提案されている。ところが、特許文献2〜6に記載の技術を採用するためには、アーム又はハンドに専用の測定装置を組み込む必要があるので、ロボットの構造が複雑化するとともに製造コストが増加する虞がある。
特開平6−344351号公報 特開2013−195199号公報 特開2013−56402号公報 特開2013−27940号公報 特開平8−94424号公報 特開平4−152223号公報
ハンドによるワークの把持状態を簡易かつ安価な機構によって判定できるロボットシステム及び判定方法が求められている。
本発明の第1の態様によれば、アームとハンドを備えるロボットによって、バラ積みされた同一種類のワークを順次取り出すロボットシステムであって、ハンドが、アームに取り付けられる基部、基部から延在するシリンダと、シリンダの延在方向における先端部から突出し、シリンダ内の流体圧によって突出方向と反対向きに移動可能なピストンロッドと、を有するシリンダ装置、及びピストンロッドの突出方向の先端部に装着される、ワークを把持可能な把持部を備え、シリンダ内の流体圧を調節可能な流体圧調節装置、ピストンロッドが突出方向と反対向きに移動したことを検出する移動検出装置、並びにシリンダ内の流体圧の大きさと移動検出装置の検出結果とに基づいて、ハンドが指定個数のワークを把持しているかどうかを判定する判定装置、をさらに備えるロボットシステムが提供される。
本発明の第2の態様によれば、第1の態様のロボットシステムにおいてハンドによるワークの把持状態を判定する判定方法であって、シリンダ内の流体圧を、把持部がワークを把持しないときにはピストンロッドが突出方向と反対向きに移動し、かつ、把持部がワークを把持するときにはピストンロッドが移動しない第1圧力値に、流体圧調節装置によって調節し、ピストンロッドが突出方向と反対向きに移動したかどうかを移動検出装置によって検出し、第1圧力値の流体圧によってピストンロッドが突出方向と反対向きに移動した場合に、ハンドがワークを把持していないと判定する一方で、第1圧力値の流体圧によってピストンロッドが移動しない場合に、ハンドがワークを把持していると判定する、判定方法が提供される。
本発明の第3の態様によれば、第2の態様の判定方法において、ハンドがワークを把持していると判定した場合に、シリンダ内の流体圧を、把持部が1つのワークのみを把持するときにはピストンロッドが突出方向と反対向きに移動し、かつ、把持部が2つ以上のワークを把持するときにはピストンロッドが移動しない第2圧力値に、流体圧調節装置によって調節し、ピストンロッドが突出方向と反対向きに移動したかどうかを、移動検出装置によって再度検出し、第2圧力値の流体圧によってピストンロッドが突出方向と反対向きに移動した場合に、ハンドが1つのワークのみを把持していると判定する一方で、第2圧力値の流体圧によってピストンロッドが移動しない場合に、ハンドが2つ以上のワークを把持していると判定する、判定方法が提供される。
本発明の第4の態様によれば、第2又は第3の態様において、把持部がワークを把持するまでは、ピストンロッドが突出方向と反対向きに移動することなく把持部に作用する重力を相殺するように、シリンダ内の流体圧を流体圧調節装置によって調節する、判定方法が提供される。
本発明の第1及び第2の態様によれば、シリンダ内の流体圧の大きさと、ピストンロッドの後退移動の検出結果とに基づいて、ハンドによるワークの把持状態を判定できる。より具体的には、シリンダ内の流体圧を所定の第1圧力値に設定するとともに、第1圧力値の流体圧によってピストンロッドが後退移動するかどうかを検出することによって、ハンドがワークを把持しているかどうかを判定できる。従って、第1及び第2の態様によれば、ハンドがワークを把持しているかどうかを簡易かつ安価な機構によって判定できるようになる。さらに、第1及び第2の態様によれば、ハンドをコンテナの外部に移動させることなく、ハンドがワークを把持しているかどうかを判定できるので、バラ積みされたワークを取り出すためのサイクルタイムを短縮できるようになる。
本発明の第1及び第3の態様によれば、シリンダ内の流体圧の大きさと、ピストンロッドの後退移動の検出結果とに基づいて、ハンドによるワークの把持状態を判定できるようになる。より具体的には、シリンダ内の流体圧を所定の第2圧力値に調節するとともに、第2圧力値の流体圧によってピストンロッドが後退移動するかどうかを検出することによって、ハンドが1つのワークのみを把持しているかどうかを判定できる。従って、第1及び第3の態様によれば、ハンドが1つのワークのみを把持しているかどうかを簡易かつ安価な機構によって判定できるようになる。さらに、第1及び第3の態様によれば、ハンドをコンテナの外部に移動させることなく、ハンドが1つのワークのみを把持しているかどうかを判定できるので、バラ積みされたワークを1つずつ取り出すためのサイクルタイムを短縮できるようになる。
本発明の第4の態様によれば、把持部がワークを把持するまでは、把持部に作用する重力を相殺する押圧力がピストンロッドに加えられるので、把持部がワークに接触するときの衝撃を緩和できるようになる。従って、第4の態様によれば、把持部の重量が大きい場合であっても、把持部とワークの接触時の衝撃によってワークが損傷することを防止できるようになる。
本発明の一実施形態の例示的なロボットシステムの構成を示すブロック図である。 図1のロボットシステムにおけるロボットの外観を示す斜視図である。 図2のロボットにおけるハンドを拡大して示す部分拡大図である。 シリンダ内部の流体圧が第1圧力値にされた状態を示す、取り出し姿勢のハンドの第1の側面図である。 シリンダ内部の流体圧が第1圧力値にされた状態を示す、取り出し姿勢のハンドの第2の側面図である。 シリンダ内部の流体圧が第2圧力値にされた状態を示す、取り出し姿勢のハンドの第1の側面図である。 シリンダ内部の流体圧が第2圧力値にされた状態を示す、取り出し姿勢のハンドの第2の側面図である。 図1のロボットシステムにおける流体圧調節装置の空気圧回路図であり、ソレノイドバルブが第2位置に在るときの状態を示している。 図8と同様の空気圧回路図であり、ソレノイドバルブが第1位置に移動したときの状態を示している。 図8と同様の空気圧回路図であり、ソレノイドバルブが第3位置に移動したときの状態を示している。 本実施形態の例示的な把持状態判定処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。各図面において、同様の構成要素には同様の符号が付与されている。なお、以下の記載は、特許請求の範囲に記載される発明の技術的範囲や用語の意義等を限定するものではない。
図1〜図11を参照して、本発明の一実施形態のロボットシステムについて説明する。本実施形態のロボットシステムは、バラ積みされた同一種類のワークを順次取り出して搬送する搬送システムである。図1は、本実施形態の例示的なロボットシステムRSの構成を示すブロック図である。図1のように、本例のロボットシステムRSは、アームとハンドを備えるロボット10と、制御装置20と、流体圧調節装置30と、移動検出装置40と、判定装置50と、を含んでいる。そして、本例のロボットシステムRSは、バラ積みされたワークを取り出す際に、ロボット10のハンドによるワークの把持状態を判定する機能を有している。このような判定処理を以下では把持状態判定処理と称する。本例のロボットシステムRSの各装置について以下に詳細に説明する。
図2は、図1のロボットシステムRSにおけるロボット10の外観を示す斜視図である。図2のように、本例のロボット10は、手首部RWを有するアームRAと、手首部RWに取り付けられるハンドRHと、を備える垂直多関節ロボットである。ここで、本例のロボット10のアームRAは、床面に固定された固定基部B1と、固定基部B1に連結された旋回基部B2と、旋回基部B2に連結された下腕部A1と、下腕部A1に連結された上腕A2と、上腕部A2に連結された手首部RWと、を有している。そして、本例のアームRAは、図示しないサーボモータの駆動力によって、手首部RWに装着されたハンドRHの位置及び姿勢を任意に変更できる。図2のように、本例のロボット10は、無蓋のバラ積みコンテナCに収容されたワークを順次取り出すように動作する。この際、アームRAは、取り出すべきワークの直上の取り出し位置までハンドRHを移動させることによってハンドRHの吸着部材82をワークに接触させる。このような取り出し位置は、例えば、コンテナCに設置された図示しない視覚センサによって検出されうる。
図3は、図2のロボット10におけるハンドRHのみを拡大して示す部分拡大図である。図3のように、本例のハンドRHは、アームRAの手首部RWに取り付けられる円盤状の基部60と、基部60に連結され、空気圧又は油圧等の流体圧によって駆動するシリンダ装置70と、を備えている。本例のシリンダ装置70は、移動中のハンドRHが意図せずにワークと干渉するときの衝撃を吸収するフローティング機構として機能する。図3のように、本例のシリンダ装置70は、基部60から延在する角筒状のシリンダ71と、シリンダ71内で往復移動可能なピストン(図示しない)と、ピストンに連結され、シリンダ71の延在方向の先端部から突出するピストンロッド72と、を有している。以下では、図3の矢印A30によって表されるピストンロッド72の突出方向を単にロッド突出方向と称することがある。
図3のように、本例のシリンダ71は、ロッド突出方向における両端部にそれぞれ形成された接続口CP1,CP2を有しており、それら接続口CP1,CP2を介してシリンダ装置70の作動流体が供給され排出されるようになっている。以下では、ピストンロッド72に隣接する接続口CP1をロッド側接続口CP1と称し、基部60に隣接する接続口CP2を基部側接続口CP2と称する。そして、本例のピストンロッド72は、ロッド側接続口CP1を介して供給される作動流体の圧力によって、ロッド突出方向と反対向きに移動可能である。より具体的に、ロッド側接続口CP1を介してシリンダ71の内部に高圧流体が供給されると、ロッド突出方向と反対向きの押圧力がピストンに作用し、それにより、ピストンロッド72がピストンと一緒にロッド突出方向と反対向きに移動する。以下の説明では、ピストンロッド72がロッド突出方向と反対向きに移動することを後退移動と称する。
引き続き図3を参照すると、本例のハンドRHは、ピストンロッド72の突出方向の先端部に装着される、ワークを把持可能な把持部80をさらに備えている。本例の把持部80は、磁力による吸着力を発生させる円柱状の電磁石81と、電磁石81の吸着力によって金属製のワークを吸着して把持する突起状の吸着部材82と、を有している。図3のように、本例の電磁石81は、ピストンロッド72の先端部に連結されており、本例の吸着部材82は、ロッド突出方向における電磁石81の先端部から突出している。本例の把持部80は、ピストンロッド72と一体に連結されるので、シリンダ71内部の流体圧によってピストンロッド72と一緒に後退移動しうる。なお、ロボット10がバラ積みされたワークを取り出す際に、本例のハンドRHは、ロッド突出方向が鉛直方向の下方を向いた姿勢にされる(図2参照)。このような姿勢を以下では取り出し姿勢と称する。図2の取り出し姿勢では、ピストンロッド72が鉛直方向と平行にされているものの、ピストンロッド72が鉛直方向に対して幾分傾斜されることもある。
再び図1を参照すると、本例のロボットシステムRSにおける移動検出装置40は、上述したシリンダ装置70のピストンロッド72が後退移動したことを検出する機能を有する。本例の移動検出装置40は、一般的なリードスイッチであり、シリンダ装置70のシリンダ71に組み込まれうる(図3参照)。また、本例のロボットシステムRSにおける流体圧調節装置30は、上述したシリンダ装置70のシリンダ71内部の流体圧を調節する機能を有する。より具体的に、流体圧調節装置30は、シリンダ71内部の流体圧を、例えば、上述した取り出し姿勢のハンドRHがワークを把持していないときにはピストンロッド72が流体圧によって後退移動し、かつ、取り出し姿勢のハンドRHが1つ以上のワークを把持しているときにはピストンロッド72が後退移動せずに初期位置に留まるような圧力値に調節しうる。このような圧力値を以下では第1圧力値と称する。第1圧力値はワークの種類に応じて予め設定されうる。
図4及び図5は、取り出し姿勢のハンドRHを示す側面図であり、いずれもシリンダ71内部の流体圧が上記の第1圧力値にされた状態を示している。図4のように、取り出し姿勢のハンドRHがワークWを把持していないとき、すなわち、把持部80がワークWの吸着に失敗したときには、ピストンロッド72がシリンダ71内の流体圧によって鉛直方向上向きに後退移動する。他方、図5のように、取り出し姿勢のハンドRHが1つ以上のワークWを把持しているとき、すなわち、把持部80がワークWの吸着に成功したときには、把持部80からピストンロッド72に作用する鉛直方向下向きの力が相対的に大きくなるので、ピストンロッド72は流体圧によって後退移動せずに初期位置に留まる。
同様に、本例の流体圧調節装置30は、シリンダ71内部の流体圧力を、取り出し姿勢のハンドRHが1つのワークのみを把持しているときにはピストンロッド72が流体圧によって後退移動し、かつ、取り出し姿勢のハンドRHが2つ以上のワークを把持しているときにはピストンロッド72が後退移動せずに初期位置に留まるような、第1圧力値よりも大きい他の圧力値に調節しうる。このような他の圧力値を以下では第2圧力値と称する。第2圧力値も、第1圧力値と同様に、ワークの種類に応じて予め設定されうる。図6及び図7は、取り出し姿勢のハンドRHを示す側面図であり、いずれもシリンダ71内部の流体圧が上記の第2圧力値にされた状態を示している。図6のように、取り出し姿勢のハンドRHが1つのワークWのみを把持しているときには、ピストンロッド72がシリンダ71内の流体圧によって鉛直方向上向きに後退移動する。他方、図7のように、取り出し姿勢のハンドRHが2つ以上のワークWを把持しているときには、把持部80からピストンロッド72に作用する鉛直方向下向きの力が相対的に大きくなるので、ピストンロッド72は流体圧によって後退移動せずに初期位置に留まる。
続いて、本例の流体圧調節装置30の動作原理について説明する。以下の説明において、ロボットシステムRSのシリンダ装置70は空気圧によって駆動されるものとし、流体圧調節装置30はシリンダ71内の空気圧を調節するものとする。図8は、図1のロボットシステムRSにおける流体圧調節装置30の空気圧回路図である。図8のように、本例の流体圧調節装置30は、フィルタFL及びレギュレータRGを介して空気圧源ASに接続されたソレノイドバルブSVを有している。本例のソレノイドバルブSVは、所定の第1位置、第2位置、及び第3位置の間で移動可能な3位置電磁弁であり、図8には、中立位置である第2位置に在る状態のソレノイドバルブSVが示されている。ここでいう中立位置とは、制御信号の入力が無いときのソレノイドバルブSVの位置である。
図8のように、本例の流体圧調節装置30におけるソレノイドバルブSVよりも下流側の流路は、第1エアオペレートバルブAO1及び精密レギュレータPRを経由してシリンダ71のロッド側接続口CP1に到達する第1流路FC1と、第2エアオペレートバルブAO2及び電空レギュレータERを介してロッド側接続口CP1に到達する第2流路FC2と、に分岐している。図8から分かるように、ソレノイドバルブSVが第2位置に在るときには、空気圧源ASからの圧縮空気がソレノイドバルブSVにおいて遮断されるとともに、第1流路FC1と第2流路FC2の双方がソレノイドバルブSVにおいて大気圧に接続される。このときには、第1エアオペレートバルブAO1と第2エアオペレートバルブAO2の双方が開放されるので、シリンダ71内の空気圧が大気圧と等しくなる。従って、ソレノイドバルブSVが第2位置に在るときに、シリンダ装置70のピストンロッド72が空気圧によって後退移動することはない。
図8のように、本例のソレノイドバルブSVは、制御装置20の移動指令部22からの制御信号に従って、第1位置又は第3位置に移動するように構成されている。このような制御信号を以下では移動指令と称する。図9は、図8と同様の空気圧回路図であり、ソレノイドバルブSVが第1位置に移動したときの状態を示している。このときの圧縮空気の流れが矢印A90によって表されている。矢印A90から分かるように、ソレノイドバルブSVが第1位置に在るときには、空気圧源ASからの圧縮空気がソレノイドバルブSVを通って第2流路FC2に供給されるとともに、第1流路FC1がソレノイドバルブSVにおいて大気圧に接続される。このときには、第2エアオペレートバルブAO2が開放されるとともに第1エアオペレートバルブAO1が閉鎖されるので、空気圧源ASからの圧縮空気が、第2流路FC2の電空レギュレータERを通ってロッド側接続口CP1に供給される。従って、ソレノイドバルブSVが第1位置に在るときには、電空レギュレータERによってシリンダ71内の空気圧を任意に調節でき、それにより、ピストンロッド72を空気圧によって後退移動させることができる。図9のように、電空レギュレータERは、制御装置20の圧力指令部23からの制御信号に基づいてシリンダ71内の空気圧を調節する。このような制御信号を以下では圧力指令と称する。電空レギュレータERは、例えば、シリンダ71内の空気圧を、上記の第1圧力値又は第2圧力値に調節しうる。
続いて、図10は、図8と同様の空気圧回路図であり、ソレノイドバルブSVが第3位置に移動したときの状態を示している。このときの圧縮空気の流れが矢印A100によって表されている。矢印A100から分かるように、ソレノイドバルブSVが第3位置に在るときは、空気圧源ASからの圧縮空気がソレノイドバルブSVを通って第1流路FC1に供給されるとともに、第2流路FC2がソレノイドバルブSVにおいて大気圧に接続される。このときには、第1エアオペレートバルブAO1が開放されるとともに、第2エアオペレートバルブAO2が閉鎖されるので、空気圧源ASからの圧縮空気が、第1流路FC1の精密レギュレータPRを通ってロッド側接続口CP1に供給される。そして、精密レギュレータPRは、その出力圧力を極めて精密に調節できるので、例えば、ピストンロッド72に作用する押圧力がピストンロッド72を後退移動させない程度の大きさになるようにシリンダ71内の空気圧を調節できる。これにより把持部80に作用する重力の一部が上記の押圧力によって相殺されるので、把持部80がワークに接触するときの衝撃を緩和できる。その結果、把持部80の重量が大きい場合であっても、把持部80とワークWの接触時の衝撃によってワークWが損傷することを防止できる。
再び図1を参照すると、本例のロボットシステムRSにおける制御装置20は、動作制御部21、移動指令部22、及び圧力指令部23を有している。ここで、本例の動作制御部21は、予め作成された動作プログラムに従って、ロボット10の各部に対する動作指令を生成する。このようにして生成された動作指令は、ロボット10の各部を駆動するサーボモータに送信される。また、本例の移動指令部22は、上述した把持状態判定処理において、流体圧調節装置30のソレノイドバルブSVに対する移動指令を生成する(図9及び図10参照)。そして、本例の圧力指令部23は、上述した把持状態判定処理において、流体圧調節装置30の電空レギュレータERに対する圧力指令を生成する(図9参照)。
再び図1を参照すると、本例のロボットシステムRSにおける判定装置50は、上述した把持状態判定処理において、ハンドRHによるワークの把持状態を判定する機能を有する。より具体的に、本例の判定装置50は、ハンドRHのシリンダ71内の流体圧の大きさと、移動検出装置40による検出結果とに基づいて、ハンドRHが指定個数のワークを把持しているかどうかを判定する。特に、本例の判定装置50は、シリンダ71内の流体圧が上記の第1圧力値であるときにピストンロッド72が後退移動した場合には、ハンドRHがワークWを把持していないと判定する一方で(図4参照)、シリンダ71内の流体圧が上記の第1圧力値であるときにピストンロッド72が後退移動しなかった場合には、ハンドRHが1つ以上のワークWを把持していると判定する(図5参照)。さらに、本例の本例の判定装置50は、シリンダ71内の流体圧が上記の第2圧力値であるときにピストンロッド72が後退移動した場合には、ハンドRHが1つのワークWのみを把持していると判定する一方で(図6参照)、シリンダ71内の流体圧が上記の第2圧力値であるときにピストンロッド72が後退移動止しなかった場合には、ハンドRHが2つ以上のワークWを把持していると判定する(図7参照)。なお、図1では判定装置50と制御装置20が別個の装置として示されているものの、判定装置50は制御装置20の一部であってもよい。
次に、本実施形態のロボットシステムRSにおける把持状態判定処理の具体的な手順について説明する。図11は、例示的な把持状態判定処理の手順を示すフローチャートである。図11のように、先ず、ステップS101では、制御装置20の移動指令部22が、流体圧調節装置30のソレノイドバルブSVを上記の第2位置にすべきとの移動指令を送信する。これにより、流体圧調節装置30の第1エアオペレートバルブAO1と第2エアオペレートバルブAO2の双方が開放されるので、シリンダ装置70のシリンダ71内の残圧が除去される(図8参照)。次いで、ステップS102では、制御装置20の移動指令部22が、流体圧調節装置30のソレノイドバルブSVを上記の第3位置にすべきとの移動指令を送信する。これにより、シリンダ71内の空気圧が精密レギュレータPRによって調節されるので、ピストンロッド72を後退移動させない程度の大きさの押圧力がピストンロッド72に加えられる(図10参照)。
次いで、ステップS103では、アームRAがハンドRHを上記の取り出し位置に移動させる。このとき、ハンドRHの把持部80に作用する重力の一部が上記の押圧力によって相殺されるので、把持部80がワークに接触するときの衝撃が緩和される。なお、ハンドRHが取り出し位置に移動してワークWを把持するまでは、上述したシリンダ71の基部側接続口CP2が大気圧に接続されることが好ましい。これにより、フローティング機構としてのシリンダ装置70からワークWに作用しうる反力の大きさが、そのフローティング量によらず一定に保持される。従って、移動中のハンドRHが意図せずにワークWと干渉したとしても、それによりハンドRHからワークWに大きな反力が加わることを防止できる。これに対して、バネ等の弾性体を使用した従来のフローティング機構によると、ワークに加わる反力の大きさがフローティング量に比例して増大するので、ハンドとワークの意図しない干渉によってワークに大きな損傷が生じることがある。
次いで、ステップS104では、制御装置20の圧力指令部23が、シリンダ71内の空気圧を上記の第1圧力値にすべきとの圧力指令を送信する。次いで、ステップS105では、アームRAがハンドRHを所定の判定位置に移動させる。ここでいう判定位置は、例えば、上記の取り出し位置から鉛直方向の上向きに所定距離だけ離間した位置である。次いで、ステップS106では、制御装置20の移動指令部22が、流体圧調節装置30のソレノイドバルブSVを上記の第1位置にすべきとの移動指令を送信する。これにより、流体圧調節装置30の第1エアオペレートバルブAO1が閉鎖されるとともに、第2エアオペレートバルブAO2が開放されるので、電空レギュレータERによってシリンダ71の空気圧が第1圧力値に調節される(図9参照)。
次いで、ステップS107では、ピストンロッド72が後退移動したかどうかを、移動検出装置40が検出する。ここで、ピストンロッド72が後退移動した場合には(ステップS107のYES)、ハンドRHがワークWを把持していないと、判定装置50が判定する(ステップS108)。このときのハンドRHの状態が図4に例示されている。その後、ロボットシステムRSは上記のステップS101に戻る。他方、ピストンロッド72が後退移動しなかった場合には(ステップS107のNO)、ハンドRHが1つ以上のワークWを把持していると、判定装置50が判定する(ステップS109)。このときのハンドRHの状態が図5に例示されている。次いで、ステップS110では、制御装置20の圧力指令部23が、シリンダ71内の空気圧を上記の第2圧力値にすべきとの圧力指令を送信する。その結果、電空レギュレータERによってシリンダ71内の空気圧が第2圧力値に調節される(図9参照)。
次いで、ステップS111では、ピストンロッド72が後退移動したかどうかを、移動検出装置40が再び検出する。ここで、ピストンロッド72が後退移動しなかった場合には(ステップS111のNO)、ハンドRHが1つのワークWのみを把持していると、判定装置50が判定する(ステップS112)。このときのハンドRHの状態が図6に例示されている。その後、ロボットシステムRSは把持状態判定処理を終了する。他方、ピストンロッド72が後退移動した場合には(ステップS111のYES)、ハンドRHが2つ以上のワークWを把持していると、判定装置50が判定する(ステップS113)。このときのハンドRHの状態が図7に例示されている。次いで、ステップS114では、アームRAがハンドRHをコンテナC内の所定の返却位置まで移動させてから、ハンドRHが電磁石81の吸着状態を解除してワークWを返却する。ここでいう返却位置は、例えば、上記の取り出し位置から鉛直方向の上向きに所定距離だけ離間した位置である。その後、ロボットシステムRSは上記のステップS101に戻る。
以上のように、本例のロボットシステムRSによれば、シリンダ装置70のシリンダ71内の流体圧の大きさと、ピストンロッド72の後退移動の検出結果とに基づいて、ハンドRHによるワークWの把持状態を判定できる。より具体的には、シリンダ71内の流体圧を所定の第1圧力値に調節するとともに、第1圧力値の流体圧によってピストンロッド72が後退移動するかどうかを検出することによって、ハンドRHがワークWを把持しているかどうかを判定できる(図11のステップS107を参照)。従って、本例のロボットシステムRSによれば、ハンドRHが1つ以上のワークWを把持しているかどうかを簡易かつ安価な機構によって判定できるようになる。さらに、本例のロボットシステムRSによれば、ハンドRHをコンテナCの外部に移動させることなく、ハンドRHが1つ以上のワークWを把持しているかどうかを判定できるので、バラ積みされたワークWを取り出すためのサイクルタイムを短縮できるようになる。
また、本例のロボットシステムRSによれば、シリンダ71内の流体圧を所定の第2圧力値に調節するとともに、第2圧力値の流体圧によってピストンロッド72が後退移動するかどうかを検出することによって、ハンドが1つのワークのみを把持しているかどうかを判定できる(図11のステップS111参照)。従って、本例のロボットシステムRSによれば、ハンドRHが1つのワークWのみを把持しているかどうかを簡易かつ安価な機構によって判定できるようになる。さらに、本例のロボットシステムRSによれば、ハンドRHをコンテナCの外部に移動させることなく、ハンドRHが1つのワークWのみを把持しているかどうかを判定できるので、バラ積みされたワークWを1つずつ取り出すためのサイクルタイムを短縮できるようになる。
本発明は、上記の実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内で種々改変されうる。例えば、上記の実施形態では、電磁石81の吸引力によってワークWを把持する電磁吸着式のハンドRHを例示したものの、本発明のロボットシステムは、例えば、真空吸着式又はサーボ駆動式のハンドを備えていてもよい。また、上述したロボットシステムRSの各部の寸法、形状、及び材質等は一例にすぎず、本発明の効果を達成するために多様な寸法、形状、及び材質等が採用されうることは言うまでもない。
10 ロボット
20 制御装置
21 動作制御部
22 移動指令部
23 圧力指令部
30 流体圧調節装置
40 移動検出装置
50 判定装置
60 基部
70 シリンダ装置
71 シリンダ
72 ピストンロッド
80 把持部
81 電磁石
82 吸着部材
AO1 第1エアオペレートバルブ
AO2 第2エアオペレートバルブ
C コンテナ
CP1 ロッド側接続口
CP2 基部側接続口
ER 電空レギュレータ
FC1 第1流路
FC2 第2流路
PR 精密レギュレータ
RA アーム
RH ハンド
RW 手首部
SV ソレノイドバルブ
W ワーク

Claims (4)

  1. アームとハンドを備えるロボットによって、バラ積みされた同一種類のワークを順次取り出すロボットシステムであって、
    前記ハンドは、
    前記アームに取り付けられる基部と、
    前記基部から延在するシリンダと、前記シリンダの延在方向における先端部から突出し、前記シリンダ内の流体圧によって突出方向と反対向きに移動可能なピストンロッドと、を有するシリンダ装置と、
    前記ピストンロッドの突出方向の先端部に装着される、ワークを把持可能な把持部と、を備え、
    前記ロボットシステムは、
    前記シリンダ内の流体圧を調節可能な流体圧調節装置と、
    前記ピストンロッドが前記突出方向と反対向きに移動したことを検出する移動検出装置と、
    前記シリンダ内の流体圧の大きさと前記移動検出装置の検出結果とに基づいて、前記ハンドが指定個数のワークを把持しているかどうかを判定する判定装置と、をさらに備えるロボットシステム。
  2. 請求項1に記載のロボットシステムにおいて前記ハンドによるワークの把持状態を判定する判定方法であって、
    前記シリンダ内の流体圧を、前記把持部がワークを把持しないときには前記ピストンロッドが前記突出方向と反対向きに移動し、かつ、前記把持部がワークを把持するときには前記ピストンロッドが移動しない第1圧力値に、前記流体圧調節装置によって調節し、
    前記ピストンロッドが前記突出方向と反対向きに移動したかどうかを前記移動検出装置によって検出し、
    前記第1圧力値の流体圧によって前記ピストンロッドが前記突出方向と反対向きに移動した場合に、前記ハンドがワークを把持していないと判定する一方で、前記第1圧力値の流体圧によって前記ピストンロッドが移動しない場合に、前記ハンドがワークを把持していると判定する、判定方法。
  3. 前記ハンドがワークを把持していると判定した場合に、前記シリンダ内の流体圧を、前記把持部が1つのワークのみを把持するときには前記ピストンロッドが前記突出方向と反対向きに移動し、かつ、前記把持部が2つ以上のワークを把持するときには前記ピストンロッドが移動しない第2圧力値に、前記流体圧調節装置によって調節し、
    前記ピストンロッドが前記突出方向と反対向きに移動したかどうかを、前記移動検出装置によって再度検出し、
    前記第2圧力値の流体圧によって前記ピストンロッドが前記突出方向と反対向きに移動した場合に、前記ハンドが1つのワークのみを把持していると判定する一方で、前記第2圧力値の流体圧によって前記ピストンロッドが移動しない場合に、前記ハンドが2つ以上のワークを把持していると判定する、請求項2に記載の判定方法。
  4. 前記把持部がワークを把持するまでは、前記ピストンロッドが前記突出方向と反対向きに移動することなく前記把持部に作用する重力を相殺するように、前記シリンダ内の流体圧を前記流体圧調節装置によって調節する、請求項2または3に記載の判定方法。
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