JP2015169214A - 排気弁および排気弁装置 - Google Patents

排気弁および排気弁装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015169214A
JP2015169214A JP2014042024A JP2014042024A JP2015169214A JP 2015169214 A JP2015169214 A JP 2015169214A JP 2014042024 A JP2014042024 A JP 2014042024A JP 2014042024 A JP2014042024 A JP 2014042024A JP 2015169214 A JP2015169214 A JP 2015169214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
lid
valve body
exhaust valve
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014042024A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6253452B2 (ja
Inventor
翔平 松田
Shohei Matsuda
翔平 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mirai Industry Co Ltd
Original Assignee
Mirai Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mirai Industry Co Ltd filed Critical Mirai Industry Co Ltd
Priority to JP2014042024A priority Critical patent/JP6253452B2/ja
Publication of JP2015169214A publication Critical patent/JP2015169214A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6253452B2 publication Critical patent/JP6253452B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
  • Check Valves (AREA)

Abstract

【課題】覆い部がありながら、弁体を取り外して、弁体を交換したり通気路を清掃したりすることができる、排気弁を提供する。【解決手段】排気弁3は、立上り管の上方開口部を塞ぐ蓋体2の貫通孔2aに固定される固定部と、貫通孔2aを介して蓋体2の表裏を連通する通気路6と、弁体7と、覆い部8とを、備える。弁体7は、蓋体2の表側の面である上面2bよりも上方で、通気路6を閉鎖するとともに排水管路からの増加した圧力を受けて開口動作して通気路6を開放する。覆い部8は、蓋体2の表側において弁体7の上面側を覆う。そこで、弁体7は、蓋体2の裏側から着脱可能となっている。【選択図】図2

Description

この発明は、排水管路に繋がる立上り管の上方開口部に設けられる、排気弁および排気弁装置に関するものである。
従来、地中に埋設された排水管路に繋がる立上り管を塞ぐ蓋体においては、何らかの原因で排水管路の圧力が増加した場合に備えて、その圧力を逃がす空気抜き体が設けられることがあった(例えば、特許文献1参照)。図9に示すように、この空気抜き体22は、蓋体21の貫通孔21aに接着固定されるものであって、扁平状の本体部23と、その本体部23から下方に延設されて貫通孔21aに挿入される管部24とから構成された。そして、この空気抜き体22には、管部24の下端から本体部23の側面に渡って通気路25が形成され、通気路25には、その通気路25を開閉するための弁体26が設けられた。ここで、空気抜き体22は、弁体26の上面側を覆う覆い部22aを有しており、この覆い部22aにより、弁体26を保護することができた。
特開平9−328793号公報
ところで、前記従来の空気抜き体22(排気弁)にあっては、弁体26が設けられるものの、弁体26の上面側を覆う覆い部22aを有するため、弁体26を取り外すことができず、弁体26の交換や通気路25の清掃が困難となっていた。
この発明は、上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、覆い部がありながら、弁体を取り外して、弁体を交換したり通気路を清掃したりすることができる、排気弁および排気弁装置を提供することにある。
この発明に係る排気弁および排気弁装置は、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項1に記載の発明に係る排気弁は、排水管路に繋がる立上り管の上方開口部を塞ぐ蓋体に形成された貫通孔に固定される、排気弁であって、前記貫通孔に固定される固定部と、前記貫通孔を介して前記蓋体の表裏を連通する通気路と、弁体と、覆い部とを、備える。ここで、前記弁体は、前記蓋体の表側の面である上面よりも上方で、前記通気路を閉鎖するとともに前記排水管路からの増加した圧力を受けて開口動作して前記通気路を開放するものである。そして、前記覆い部は、前記蓋体の表側において前記弁体の上面側を覆い、その覆い部には、側方に前記通気路を外部に連通させる排気口が設けられる。そこで、前記弁体は、前記蓋体の裏側から着脱可能となっている。
この排気弁によると、排気弁は、立上り管の上方開口部を塞ぐ蓋体の貫通孔に固定される。そして、排気弁は、貫通孔を介して蓋体の表裏を連通する通気路と、その通気路を閉鎖したり開放したりする弁体と、その弁体の上面側を覆う覆い部とを備えている。ここで、弁体は、蓋体の上面よりも上方で、通気路を閉鎖したり開放したりするため、通気路が開放する場合であっても、蓋体の内側に雨水が浸入し難い。そして、弁体は、蓋体の裏側から着脱可能となっているため、蓋体を立上り管から持ち上げて外し、弁体を蓋体の裏側から取り外すことができる。
また、請求項2に記載の発明に係る排気弁は、請求項1に記載の排気弁において、前記排気弁は、本体と、弁体ユニットとを備える。ここで、前記本体は、中空筒状に形成されて前記貫通孔に嵌められる本体筒部と、その本体筒部から延設される前記覆い部とを備える。そして、前記本体筒部は、その外面に、前記貫通孔に固着される固着面からなる前記固定部を有する。また、前記弁体ユニットは、前記弁体と、その弁体を支持するとともにその弁体と分離可能な弁支持体とを備え、前記蓋体に固定された前記本体の内側に、前記蓋体の裏側から挿入されるようにして着脱可能に取り付けられる。この排気弁によると、弁体を取り外すにあたっては、蓋体を立上り管から持ち上げて外し、弁体を弁体ユニットごと蓋体の裏側から取り外す。そして、この弁体ユニットにおいて、弁体を弁支持体から分離することで、弁体を取り外すことができる。
また、請求項3に記載の発明に係る排気弁は、請求項2に記載の排気弁において、前記弁支持体は、内部が前記通気路を構成するよう中空筒状に形成された支持体筒部と、その支持体筒部の内側に架設されて前記弁体を支持する架設部とを有する。
また、請求項4に記載の発明に係る排気弁は、請求項2または3に記載の排気弁において、前記弁体は、軟質材料により形成され、前記弁支持体に一部が固定されるようにして支持されて、自身の撓み変形により開口動作する。
また、請求項5に記載の発明に係る排気弁は、請求項2ないし4のいずれか1項に記載の排気弁において、前記本体筒部には、前記蓋体の上面における前記貫通孔周縁に掛け止まる掛止部が張り出すように設けられる。
また、請求項6に記載の発明に係る排気弁は、請求項2ないし5のいずれか1項に記載の排気弁において、前記弁体は、前記弁支持体に支持される軸状の被支持部と、その被支持部から広がって形成されて下面が前記弁支持体の上面に当接して前記通気路を閉鎖する閉塞部とを有する。
また、請求項7に記載の発明に係る排気弁装置は、排水管路に繋がる立上り管の上方開口部を塞ぐ蓋体と、前記蓋体の表裏を連通する通気路と、弁体と、覆い部とを、備える。ここで、前記弁体は、前記蓋体の表側の面である上面よりも上方で、前記通気路を閉鎖するとともに前記排水管路からの増加した圧力を受けて開口動作して前記通気路を開放するものである。そして、前記覆い部は、前記蓋体の表側において前記弁体の上面側を覆い、その覆い部には、側方に前記通気路を外部に連通させる排気口が設けられる。そこで、前記弁体は、前記蓋体の裏側から着脱可能となっている。
この排気弁装置によると、排気弁装置は、立上り管の上方開口部を塞ぐ蓋体と、蓋体の表裏を連通する通気路と、その通気路を閉鎖したり開放したりする弁体と、その弁体の上面側を覆う覆い部とを備えている。ここで、弁体は、蓋体の上面よりも上方で、通気路を閉鎖したり開放したりするため、通気路が開放する場合であっても、蓋体の内側に雨水が浸入し難い。そして、弁体は、蓋体の裏側から着脱可能となっているため、蓋体を立上り管から持ち上げて外し、弁体を蓋体の裏側から取り外すことができる。
この発明に係る排気弁および排気弁装置によれば、弁体が蓋体の裏側から着脱可能となっているため、覆い部がありながら、弁体を取り外して、弁体を交換したり通気路を清掃したりすることができる。
この発明の一実施の形態の、全体を示す縦断面図である。 同じく、通気路が閉鎖された状態を示す、縦断面図である。 同じく、通気路が開放された状態を示す、縦断面図である。 同じく、排気弁の斜視図である。 同じく、弁体ユニットの縦断面図である。 同じく、弁体ユニットの斜視図である。 同じく、弁支持体の斜視図である。 同じく、弁体の斜視図である。 従来の空気抜き体を示す縦断面図である。
以下、この発明に係る排気弁および排気弁装置を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図8は、本発明の一実施の形態を示す。図中符号1は、地中に埋設される排水管路(図示せず)に繋がる立上り管を示し、この立上り管1は、例えば、家屋の排水設備と下水本管とを繋ぐ排水管路に対し、その排水管路に繋がる排水枡等からなる。2は、前記立上り管1の上方開口部を塞ぐ蓋体を示す。3は、前記蓋体2に形成された貫通孔2aに固定される排気弁を示す。4は、排気弁装置を示す。
排気弁3は、蓋体2の貫通孔2aに固定される固定部5と、通気路6と、弁体7と、覆い部8とを、備える。そして、排気弁装置4は、前記蓋体2と、通気路6と、弁体7と、覆い部8とを、備える。
ここで、通気路6は、蓋体2の表裏を連通(詳しくは、蓋体2の貫通孔2aを介して蓋体2の表裏を連通)する。弁体7は、蓋体2の表側の面である上面2bよりも上方で、通気路6を閉鎖するとともに(図2参照)排水管路からの増加した圧力を受けて開口動作して通気路6を開放する(図3参照)。覆い部8は、蓋体2の表側において弁体7の上面側を覆い、その覆い部8には、側方に通気路6を外部に連通させる排気口8aが設けられる。そこで、前記弁体7は、蓋体2の裏側から着脱可能となっている。
詳細には、排気弁3は、本体9と、弁体ユニット10とを備える。ここにおいて、本体9は、中空筒状に形成されて蓋体2の貫通孔2aに嵌められる本体筒部9aと、その本体筒部9aから延設される前記覆い部8とを備える。そして、本体筒部9aは、その外面に、蓋体2の貫通孔2aに接着などで固着される固着面からなる前記固定部5を有する。一方、弁体ユニット10は、前記弁体7と、その弁体7を支持するとともにその弁体7と分離可能な弁支持体11とを備え、蓋体2(詳しくは、貫通孔2a)に固定された本体9の内側に、蓋体2の裏側から挿入されるようにして着脱可能に取り付けられる。
具体的には、図1に示すように、蓋体2は、受け枠12を介して、立上り管1の上方開口部に取り付けられる。ここで、受け枠12は、例えば、環状に形成されて円筒形状の立上り管1の上端に、接着等により固定される。この受け枠12は、立上り管1に嵌められる第1枠部12aと、その第1枠部12aよりも径大となって上方に延びる第2枠部12bとを備える。そして、受け枠12は、第1枠部12aから第2枠部12bに移る内側の段部が、蓋体2が載せられる受け面12cとなっている。
蓋体2は、盤状に形成されて、受け枠12内を、貫通孔2aを残して塞ぐものであり、受け枠12に挿入されて、受け面12cに載せられる(図1参照)。貫通孔2aは、蓋体2の中央に位置し、蓋体2を上下に貫通する。この貫通孔2aは、貫通孔2aのない既存の蓋体2に対し、ドリル等の切削工具によりあけられるが、初めから蓋体2に設けられていてもよい。また、蓋体2は、受け枠12の第1枠部12aと対向するように下方に延びる延出部2cを有する。そして、その延出部2cと第1枠部12aとの間に封止用パッキン13が設けられる。
排気弁3においては、本体9は、その本体筒部9aに、蓋体2の上面2bにおける貫通孔2a周縁に掛け止まる掛止部9bがリング状に張り出すように設けられる。そして、本体筒部9aには、係止部9cが、本体筒部9aの内面に凹状に窪んで形成される。覆い部8は、天壁8bと、その天壁8bの周縁と本体筒部9aの上端とを繋ぐ連結壁8cとを備える。そして、この連結壁8cに、前記排気口8a(図示実施の形態においては、複数の排気口8a、8a)が設けられる。
弁支持体11は、内部が前記通気路6を構成するように中空筒状に形成された支持体筒部11aと、その支持体筒部11aの内側に架設されて弁体7を支持する架設部11bとを有する。ここで、支持体筒部11aの上端面が、弁体7が当接する座面11cとなり、この座面11cが、蓋体2の上面2bよりも上方に位置する。そして、支持体筒部11aには、被係止部11dが、支持体筒部11aの外面に突出形成され、この被係止部11dを、本体9の係止部9cが係止することで、弁支持体11、つまりは弁体ユニット10は、本体9から下方に抜け出ないように保持される。詳細には、支持体筒部11aには、被係止部11dを挟むように、縦に、下端に達するスリット11e、11eが設けられ、それらスリット11e、11e間が弾性片11fとなっている。そして、その弾性片11fの下部に、前記被係止部11dが設けられる。そこで、この弾性片11fの撓み変形により、弁支持体11(つまり、弁体ユニット10)は、本体9に対し着脱可能となる。
また、支持体筒部11aの外面と本体筒部9aの内面との間には、気密パッキン14が設けられる。詳細には、支持体筒部11aには、その外面にリング状の溝11gが形成され、その溝11gに気密パッキン14が嵌め込まれて保持される。
架設部11bは、支持体筒部11aの中心部分に位置する基部11hと、その基部11hから放射状に延びて支持体筒部11aの内面に渡される架設片11i(図示実施の形態においては、複数例えば4本の架設片11i、11i)とを有する(図7参照)。そこで、基部11hに、弁体7を支持する支持孔11jがあけられる。
弁体7は、弁支持体11に支持される軸状の被支持部7aと、その被支持部7aから広がって形成されて下面が弁支持体11の上面に当接して前記通気路6を閉鎖する閉塞部7bとを有する。図示実施の形態においては、弁体7の被支持部7aが、弁支持体11における支持孔11jに上から挿入されて、弁体7は、弁支持体11に支持される。そして、被支持部7aを支持孔11jから抜き出すことで、弁体7は、弁支持体11から分離する。また、弁体7の閉塞部7bは、円形平板状に形成され、下面(詳しくは、閉塞部7bにおける周縁部の下面)が弁支持体11の上面(詳しくは、前述の座面11c)に当接することで、通気路6を閉鎖する。
詳細には、弁体7は、ゴムとか軟質樹脂等の軟質材料により形成され、弁支持体11に一部が固定されるようにして支持されて、自身の撓み変形により開口動作する。図示実施の形態においては、弁体7の被支持部7aには、弁支持体11における支持孔11jの下端周縁に係合する係合突起7cが設けられており、この係合突起7cにより、被支持部7aは、支持孔11jに固定される。こうして、弁体7は、その一部となる被支持部7aが弁支持体11の支持孔11jに固定され、閉塞部7bは、排水管路からの増加した圧力を受けて、外周側が上方に変位するように撓み変形、つまり開口動作する(図3参照)。なお、弁体7を弁支持体11に対し、取り付けたり外したりする際には、被支持部7aを、支持孔11jに対して引っ張ったり押し込んだりして、被支持部7aや係合突起7cを変形させることで、係合突起7cが支持孔11jを通過する。
次に、以上の構成からなる排気弁3および排気弁装置4の作用効果について説明する。排気弁3は、立上り管1の上方開口部を塞ぐ蓋体2の貫通孔2aに固定される。そして、排気弁3は、貫通孔2aを介して蓋体2の表裏を連通する通気路6と、その通気路6を閉鎖したり開放したりする弁体7と、その弁体7の上面側を覆う覆い部8とを備えている。一方、排気弁装置4は、立上り管1の上方開口部を塞ぐ蓋体2と、蓋体2の表裏を連通する通気路6と、その通気路6を閉鎖したり開放したりする弁体7と、その弁体7の上面側を覆う覆い部8とを備えている。
そこで、排水管路、そして立上り管1内の圧力が、何らかの原因で増加すると、弁体7が開口動作して、通気路6と外部とが連通し、増加した圧力を逃がすことができ、これによって、排水管路の逆流を防いだり、排水管路の流れが二重トラップ等が原因で滞るようなことを防いだり、あるいは、蓋体2が立上り管1から飛び出すのを防いだりすることができる。そして、弁体7は、覆い部8で覆われて保護されるため、その上に、物などが載ったりしても、弁体7の作動が損なわれることがない。
また、弁体7は、蓋体2の上面2bよりも上方で、通気路6を閉鎖したり開放したりする。このため、通気路6が開放する場合であっても、蓋体2の内側に雨水が浸入し難い。そして、弁体7は、蓋体2の裏側から着脱可能となっている。このため、蓋体2を立上り管1から持ち上げて外し、弁体7を蓋体2の裏側から取り外すことができる。すなわち、弁体7が蓋体2の裏側から着脱可能となっているため、覆い部8がありながら、弁体7を取り外して、弁体7を交換したり通気路6を清掃したりすることができる。
また、弁体7が覆い部8で覆われることから、その覆い部8によって、弁体7(詳しくは、閉塞部7b)の撓み変形の量を一定範囲に制限することができる。このため、増加した圧力を受けて弁体7が開口動作した後に、圧力が減少して弁体7が復帰するとき、その復帰を確実に行うことができる。
また、弁体7は、弁体ユニット10の一部として存在する。このため、弁体7を取り外すにあたっては、蓋体2を立上り管1から持ち上げて外し、弁体7を弁体ユニット10ごと蓋体2の裏側から取り外す。そして、この弁体ユニット10において、弁体7を弁支持体11から分離することで、弁体7を取り外すことができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、立上り管1が繋がる排水管路は、家屋の排水設備と下水本管とを繋ぐ管路でなくとも、下水本管そのもの等、その他の排水管路であってもよい。
また、弁支持体11は、中空筒状に形成された支持体筒部11aを有するが、この支持体筒部11aを、リング状に形成された支持体環部としてもよい。
また、弁体7は、閉塞部7bが、被支持部7aから円形に広がって形成されるものでなくとも、例えば、弁支持体11における隣合う架設片11i、11i間に設けられるよう、扇状に広がって形成され、それぞれの架設片11i、11i間に対し、個別に弁体7が設けられてもよい。
また、弁体7は、軟質材料により形成されなくとも、硬質材料により形成されて、その全体が移動することで、通気路6を閉鎖したり開放したりしてもよい。
また、排気弁装置4においては、本体9は、蓋体2と別体に形成されなくとも、蓋体2と一体に形成されてもよい。
1 立上り管
2 蓋体
2a 貫通孔
2b 上面
3 排気弁
4 排気弁装置
5 固定部
6 通気路
7 弁体
7a 被支持部
7b 閉塞部
8 覆い部
8a 排気口
9 本体
9a 本体筒部
9b 掛止部
10 弁体ユニット
11 弁支持体
11a 支持体筒部
11b 架設部

Claims (7)

  1. 排水管路に繋がる立上り管の上方開口部を塞ぐ蓋体に形成された貫通孔に固定される、排気弁であって、
    前記貫通孔に固定される固定部と、
    前記貫通孔を介して前記蓋体の表裏を連通する通気路と、
    前記蓋体の表側の面である上面よりも上方で、前記通気路を閉鎖するとともに前記排水管路からの増加した圧力を受けて開口動作して前記通気路を開放する弁体と、
    前記蓋体の表側において前記弁体の上面側を覆い側方に前記通気路を外部に連通させる排気口が設けられた覆い部とを、備え、
    前記弁体は、前記蓋体の裏側から着脱可能である、排気弁。
  2. 前記排気弁は、本体と、弁体ユニットとを備え、
    前記本体は、中空筒状に形成されて前記貫通孔に嵌められる本体筒部と、その本体筒部から延設される前記覆い部とを備えて、前記本体筒部は、その外面に、前記貫通孔に固着される固着面からなる前記固定部を有し、
    前記弁体ユニットは、前記弁体と、その弁体を支持するとともにその弁体と分離可能な弁支持体とを備え、前記蓋体に固定された前記本体の内側に、前記蓋体の裏側から挿入されるようにして着脱可能に取り付けられる、請求項1に記載の排気弁。
  3. 前記弁支持体は、内部が前記通気路を構成するよう中空筒状に形成された支持体筒部と、その支持体筒部の内側に架設されて前記弁体を支持する架設部とを有する、請求項2に記載の排気弁。
  4. 前記弁体は、軟質材料により形成され、前記弁支持体に一部が固定されるようにして支持されて、自身の撓み変形により開口動作する、請求項2または3に記載の排気弁。
  5. 前記本体筒部には、前記蓋体の上面における前記貫通孔周縁に掛け止まる掛止部が張り出すように設けられる、請求項2ないし4のいずれか1項に記載の排気弁。
  6. 前記弁体は、前記弁支持体に支持される軸状の被支持部と、その被支持部から広がって形成されて下面が前記弁支持体の上面に当接して前記通気路を閉鎖する閉塞部とを有する、請求項2ないし5のいずれか1項に記載の排気弁。
  7. 排水管路に繋がる立上り管の上方開口部を塞ぐ蓋体と、
    前記蓋体の表裏を連通する通気路と、
    前記蓋体の表側の面である上面よりも上方で、前記通気路を閉鎖するとともに前記排水管路からの増加した圧力を受けて開口動作して前記通気路を開放する弁体と、
    前記蓋体の表側において前記弁体の上面側を覆い側方に前記通気路を外部に連通させる排気口が設けられた覆い部とを、備え、
    前記弁体は、前記蓋体の裏側から着脱可能である、排気弁装置。
JP2014042024A 2014-03-04 2014-03-04 排気弁および排気弁装置 Active JP6253452B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014042024A JP6253452B2 (ja) 2014-03-04 2014-03-04 排気弁および排気弁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014042024A JP6253452B2 (ja) 2014-03-04 2014-03-04 排気弁および排気弁装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015169214A true JP2015169214A (ja) 2015-09-28
JP6253452B2 JP6253452B2 (ja) 2017-12-27

Family

ID=54202153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014042024A Active JP6253452B2 (ja) 2014-03-04 2014-03-04 排気弁および排気弁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6253452B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018151020A (ja) * 2017-03-14 2018-09-27 株式会社オンダ製作所 排水管用圧力調整弁
JP2018159457A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 未来工業株式会社 排気弁装置及び弁体設置装置
KR20190039267A (ko) * 2016-08-17 2019-04-10 더블유.엘.고어 앤드 어소시에이츠 게엠베하 체크 밸브
KR20190132460A (ko) * 2017-03-30 2019-11-27 도날드슨 컴파니, 인코포레이티드 릴리프 밸브를 갖는 통기구
JP2020023997A (ja) * 2018-08-07 2020-02-13 丸一株式会社 吸気弁
JP2020180707A (ja) * 2020-08-16 2020-11-05 未来工業株式会社 弁体ユニット、排気弁装置、蓋体への排気弁固定装置及び蓋体への排気弁固定構造
JP2021055849A (ja) * 2020-12-14 2021-04-08 株式会社オンダ製作所 排水管用圧力調整弁
CN113330239A (zh) * 2019-01-29 2021-08-31 日东电工株式会社 通气部件

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09328793A (ja) * 1996-06-07 1997-12-22 Maezawa Kasei Ind Co Ltd 排水管路における空気抜き装置
JPH1089514A (ja) * 1996-09-13 1998-04-10 Maezawa Kasei Ind Co Ltd 吸排気弁
JPH11172749A (ja) * 1997-12-11 1999-06-29 Takiron Co Ltd 排水管路における掃除口の蓋
JPH11325284A (ja) * 1998-05-11 1999-11-26 Sekisui Plastics Co Ltd 逆止弁および断熱コンテナ
JP2000120901A (ja) * 1998-07-13 2000-04-28 Borg Warner Automot Inc 多部品のバルブハウジングを持つバルブ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09328793A (ja) * 1996-06-07 1997-12-22 Maezawa Kasei Ind Co Ltd 排水管路における空気抜き装置
JPH1089514A (ja) * 1996-09-13 1998-04-10 Maezawa Kasei Ind Co Ltd 吸排気弁
JPH11172749A (ja) * 1997-12-11 1999-06-29 Takiron Co Ltd 排水管路における掃除口の蓋
JPH11325284A (ja) * 1998-05-11 1999-11-26 Sekisui Plastics Co Ltd 逆止弁および断熱コンテナ
JP2000120901A (ja) * 1998-07-13 2000-04-28 Borg Warner Automot Inc 多部品のバルブハウジングを持つバルブ

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190039267A (ko) * 2016-08-17 2019-04-10 더블유.엘.고어 앤드 어소시에이츠 게엠베하 체크 밸브
JP2019526756A (ja) * 2016-08-17 2019-09-19 ダブリュ.エル.ゴア アンド アソシエーツ,ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングW.L. Gore & Associates, Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung チェックバルブ
US11092253B2 (en) 2016-08-17 2021-08-17 W. L. Gore & Associates Gmbh Check valve
KR102327573B1 (ko) * 2016-08-17 2021-11-16 더블유.엘.고어 앤드 어소시에이츠 게엠베하 체크 밸브
JP2018151020A (ja) * 2017-03-14 2018-09-27 株式会社オンダ製作所 排水管用圧力調整弁
JP2018159457A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 未来工業株式会社 排気弁装置及び弁体設置装置
JP7249286B2 (ja) 2017-03-30 2023-03-30 ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド リリーフ弁を備えたベント
KR20190132460A (ko) * 2017-03-30 2019-11-27 도날드슨 컴파니, 인코포레이티드 릴리프 밸브를 갖는 통기구
JP2020515783A (ja) * 2017-03-30 2020-05-28 ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド リリーフ弁を備えたベント
JP7474893B2 (ja) 2017-03-30 2024-04-25 ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド リリーフ弁を備えたベント
KR102565772B1 (ko) * 2017-03-30 2023-08-10 도날드슨 컴파니, 인코포레이티드 릴리프 밸브를 갖는 통기구
US11692644B2 (en) 2017-03-30 2023-07-04 Donaldson Company, Inc. Vent with relief valve
JP2020023997A (ja) * 2018-08-07 2020-02-13 丸一株式会社 吸気弁
CN113330239A (zh) * 2019-01-29 2021-08-31 日东电工株式会社 通气部件
CN113330239B (zh) * 2019-01-29 2023-09-05 日东电工株式会社 通气部件
JP2020180707A (ja) * 2020-08-16 2020-11-05 未来工業株式会社 弁体ユニット、排気弁装置、蓋体への排気弁固定装置及び蓋体への排気弁固定構造
JP2022116124A (ja) * 2020-12-14 2022-08-09 株式会社オンダ製作所 排水管用圧力調整弁
JP7080445B2 (ja) 2020-12-14 2022-06-06 株式会社オンダ製作所 排水管用圧力調整弁
JP2021055849A (ja) * 2020-12-14 2021-04-08 株式会社オンダ製作所 排水管用圧力調整弁
JP7373123B2 (ja) 2020-12-14 2023-11-02 株式会社オンダ製作所 排水管用圧力調整弁

Also Published As

Publication number Publication date
JP6253452B2 (ja) 2017-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6253452B2 (ja) 排気弁および排気弁装置
WO2007086736A2 (en) Drain assembly
EP2886035B1 (en) Outlet tube for dish and linen washing maschines
JP5686313B2 (ja) 遠隔操作式排水栓装置の操作側構造
JP2015117827A5 (ja)
RU2015137742A (ru) Система смыва для унитаза
MX364287B (es) Deflector de ventilación de desbordamiento para válvula de descarga.
JP2018159457A (ja) 排気弁装置及び弁体設置装置
WO2017192492A3 (en) Dispensing system for toilet bowl cleaner
JP5706659B2 (ja) 排水管路における掃除口用蓋
JP2019152062A (ja) 継ぎ手部材
JP5683167B2 (ja) 排水トラップ
JP5894229B2 (ja) 排水用継手構造と調整リング
JP2015055149A (ja) 排水機器の接続構造
JP5901594B2 (ja) 排水トラップ
EP2884016B1 (en) Drain with siphon
JP2014031678A (ja) 浴槽排水部の接続構造
JP2015048697A (ja) 栓体
JP2011052745A (ja) 排水用通気弁
US20200149256A1 (en) Self-Sealing Drain Vent Cover
JP2018048490A (ja) 封水筒及び排水トラップ
JP2014119111A (ja) 排水用低位通気弁
JP6899101B2 (ja) 封水筒及び排水トラップ並びに封水筒の二重トラップ解消方法
JP5412611B2 (ja) 遠隔操作式排水栓装置
DE502005003795D1 (de) Einsatz für ein Restebecken einer Küchenspüle

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160907

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170731

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6253452

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250