JP2020023997A - 吸気弁 - Google Patents
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Abstract
Description
上記吸気弁が取り付けられた排水配管について、大量の排水が流れる等して排水配管内が負圧となった時、弁体は吸気孔を開放して外気を吸入し、当該負圧を解消する。一方、排水配管内が正圧となった時、弁体は吸気孔の閉塞を維持し、排水配管内の臭気や排水が漏出することを防ぐ。
外気を吸気する吸気孔と、吸気孔から吸気した外気を排水配管へと流入させる連通部を有する本体部と、
吸気孔を開閉する第一弁体と、
連通部を開閉する第二弁体から成り、
第一弁体は本体部に固定される軸部と、軸部の周囲に形成された傘状の開閉部を有し、常圧において開閉部によって吸気孔を閉塞するとともに、吸気時には開閉部が吸気孔から離間するアンブレラ弁であって、
第二弁体は常圧において連通部を開放するが、排水配管からの逆流が生じた際に作動し、連通部を閉塞する逆止め弁であることを特徴とする吸気弁である。
下流側の圧力によって浮上するフロート弁であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の吸気弁である。
本体部に固定される軸部と、軸部の周囲に形成された傘状の開閉部を有するアンブレラ弁であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の吸気弁である。
請求項2に記載の本発明によれば、第一弁体と第二弁体を同軸上に配置することによって、装置を更に小型化することが可能となる。
請求項3及び請求項4に記載の本発明によれば、第二弁体を明確にすることが可能となる。
継手部材110は略T字形状を成し、その両端が横引き管に接続されているともに、上方に向けて形成された枝管部分には吸気弁1が取り付けられている。
第一固定部32は吸気部3の中心に形成されるとともに、軸部51が挿通される小開口を有している。尚、第一弁体5は第一固定部32に取り付けられた状態において、第一弁座33と当接することによって吸気孔31を閉塞している。
第一弁座33は吸気孔31の外側に形成された環状の傾斜面であり、中心に向かうにつれて上流側、即ち上方に向けて傾斜し、内側程小径となっている。又、第一弁座33は常圧において、後述する第一弁体5の開閉部53と面接触している。
第二固定部42は筒状部4の中心に形成されるとともに、第二弁体6の軸部61が挿通される小開口を有している。尚、第二弁体6は第二固定部42に取り付けられた状態において、第二弁座43と当接することによって連通部41を閉塞している。
第二弁座43は連通部41の外側に形成された第二弁体6との当接部分であるが、常圧においては第二弁体6とは接触していない。
膨出部52は第一固定部32に形成された開口よりも大径であって、第一弁体5が第一固定部32に取り付けられた際に脱落防止の効果を奏する。
開閉部53は軸部51の一端から外側に向けて延設された厚さ1mm以下の円錐状の薄膜であって、図1に示すように、断面視において軸部51の他端側へ向かうように傾斜している。尚、開閉部53は第一弁体5が第一固定部32に取り付けられた状態において第一弁座33と当接している。
前述のように、第一弁座33は傾斜を備えているが、当該傾斜は開閉部53の傾斜と逆方向の傾斜であるため、図1等に示すように、第一弁体5の開閉部53は、第一弁座33に合わせて変形して強く当接し、気密性を高めている。
次に、第一弁体5と同様に第二弁体6を第二固定部42に取り付ける。尚、第二弁体6が取り付けられた状態において、開閉部63は第二弁座43から離間している。従って、常圧において、連通部41は開放された状態となっている。
次に、吸気部3と筒状部4を螺合させるとともに、筒状部4下端を継手部材110に接着することで吸気弁1の組み立て及び施工が完了する。
上記吸気によって排水配管100内の負圧が解消されると、第一弁体5は自身の弾性による復元力によって再び第一弁座33に面接触し、吸気孔31を閉塞する。
又、上記第一実施形態において第一弁体及び第二弁体は共にアンブレラ弁であったが、図7に示すように、第二弁体6をフロート弁としても良く、その他の弁体であっても良い。この場合において、主たる弁体であってサイズの大きい第一弁体5をアンブレラ弁としていることから、装置の小型化を図ることができる。尚、フロート弁の種類については図7に記載した板型以外にも、ボール型、ヒンジ型等であっても良く、その種類を問うものではない。
又、上記第一実施形態において、吸気弁1は排水配管100に対して、床下において略水平に配設された横引き管に取り付けられていたが、本発明の吸気弁1は当該横引き管にのみ取り付けられるものではない。即ち、横引き管よりも下流側であって、集合住宅等の各階層の排水をまとめて下流側へ排出する縦管に取り付けられても良く、横引き管よりも上流側であって、床上に配設された排水配管100に取り付けられても良い。
又、第一実施形態に係る吸気弁1は、吸気孔31より第一弁体5が外部に露出しているが、吸気を妨げないカバーを取り付けることによって、第一弁他5に埃等が堆積することを防ぐように構成しても良い。
2 本体部
3 吸気部
31 吸気孔
32 第一固定部
33 第一弁座
4 筒状部
41 連通部
42 第二固定部
43 第二弁座
5 第一弁体
51 軸部
52 膨出部
53 開閉部
6 第二弁体
61 軸部
62 膨出部
63 開閉部
C 中心軸
100 排水配管
110 継手部材
Claims (4)
- 排水配管に取り付けられる吸気弁であって、
外気を吸気する吸気孔と、吸気孔から吸気した外気を排水配管へと流入させる連通部を有する本体部と、
吸気孔を開閉する第一弁体と、
連通部を開閉する第二弁体から成り、
第一弁体は本体部に固定される軸部と、軸部の周囲に形成された傘状の開閉部を有し、常圧において開閉部によって吸気孔を閉塞するとともに、吸気時には開閉部が吸気孔から離間するアンブレラ弁であって、
第二弁体は常圧において連通部を開放するが、排水配管からの逆流が生じた際に作動し、連通部を閉塞する逆止め弁であることを特徴とする吸気弁。 - 前記第一弁体と第二弁体は同軸上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の吸気弁。
- 前記第二弁体は、
下流側の圧力によって浮上するフロート弁であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の吸気弁。 - 前記第二弁体は、
本体部に固定される軸部と、軸部の周囲に形成された傘状の開閉部を有するアンブレラ弁であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の吸気弁。
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2018
- 2018-08-07 JP JP2018148322A patent/JP2020023997A/ja active Pending
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