JP2015168257A - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御部は、大気開放弁252を閉じて真空ポンプ249を駆動し、圧力センサー251の検出結果に基づいて、中空糸膜の管内の気圧を所定の脱気運転気圧に維持することにより、脱気モジュール242によるインク中の溶存気体の除去を行う脱気制御と、所定の排出動作条件が成立したときに、圧力センサー251の検出結果に基づいて、中空糸膜の管内の気圧が所定の排出動作実行気圧となったときに大気開放弁252を開放することにより、中空糸膜の管内に浸潤したインクの排出を行う排出制御と、を実行する。
【選択図】図3
Description
前記気体透過膜の一端側は開放弁を介して少なくとも減圧された前記気体透過膜の管内の気圧よりも高い気圧の空間に接続されるとともに、前記気体透過膜の他端側は前記真空ポンプに接続されており、
前記気体透過膜の管内の気圧を検出する圧力センサーと、
前記開放弁を閉じて前記真空ポンプを駆動し、前記圧力センサーの検出結果に基づいて、前記気体透過膜の管内の気圧を所定の脱気運転気圧に維持することにより、前記脱気モジュールによるインク中の溶存気体の除去を行う脱気制御と、前記所定の排出動作条件が成立したときに、前記圧力センサーの検出結果に基づいて、前記気体透過膜の管内の気圧が所定の排出動作実行気圧となったときに前記開放弁を開放することにより、前記気体透過膜の管内に浸潤したインクの排出を行う排出制御と、を実行する制御部と、
を備えたことを特徴とする。
前記制御部は、前記排出制御において、前記気体透過膜の管内の気圧が所定の排出動作実行気圧となったときに、前記真空ポンプの駆動を停止した後に前記開放弁を開放することを特徴とする。
前記所定の排出動作条件は、前記脱気制御を所定時間実行したことを含むことを特徴とする。
前記制御部は、ジョブデータの入力に応じて前記インクジェットヘッドからインクを吐出して記録媒体に画像を形成するジョブを実行し、
前記所定の排出動作条件は、実行中のジョブが終了したことを含むことを特徴とする。
前記排出動作実行気圧は、前記気体透過膜の管内の気圧よりも高い空間における気圧との差が70k・Pa以上である気圧であることを特徴とする。
所定容量の気体を収容可能な減圧タンクを備え、
前記真空ポンプは、前記減圧タンクを介して前記気体透過膜に接続されていることを特徴とする。
前記圧力センサーは、前記気体透過膜と前記減圧タンクとの間における気圧を前記気体透過膜の管内の気圧として検出することを特徴とする。
前記減圧タンクは、前記気体透過膜から浸潤したインクを貯留可能であり、
前記減圧タンクに貯留したインクを排出するための排出弁を備えたことを特徴とする。
本実施の形態のヘッドユニット24は、記録媒体Pの搬送方向に垂直な方向(幅方向)について記録媒体Pの全体をカバーする長さ(幅)で設けられている。すなわち、インクジェット記録装置1は、ワンパス方式のラインヘッド型インクジェット記録装置である。ヘッドユニット24は、複数の記録ヘッド24a(図3参照)を配列してラインヘッドを構成することができる。
このインクの製造方法は、例えば、特開2013−23063号公報等に開示されている。
これら記録ヘッド24a及びインク流路24bは、ヒーターやヒーターからの熱を伝える伝熱部材等のインク加熱部270によって加熱、保温されて、インクの温度が適切な温度に保たれるようになっている。このインク加熱部270のヒーターとしては、例えば、電熱線が用いられ、通電されることによりジュール熱を生じる構成となっており、第1サブタンク241や第2サブタンク245の側壁に接触、固定されている。伝熱部材としては、熱伝導率の高い部材、例えば、アルミ合金等で形成された部材が用いられ、インク流路24bの配管に熱を伝えている。
本実施の形態では、上述したようにして構成された外部還流型の脱気モジュール242が採用されている。脱気モジュールの形態は問わないが、例えば、複数の中空糸膜を互いに編目状に編み込んだシートにすると、中空糸膜の目が細かく、全てのインクが中空糸の目を通過しやすいことから、脱気効率を高めやすいこと、柔軟な中空糸からでも一定以上の強度が得られやすいことなどから、好ましい。
なお、中空糸膜242bは、上述したように構成されていることから、インクに含まれるわずかな液体成分や溶媒が膜面を通過して管内に浸潤することがある。
このダイヤフラムポンプは、ダイヤフラムや逆止弁へインク成分が付着すると、ポンプ性能が低下し、劣化し、故障するおそれがある。
さらに、本実施の形態では、インクに加温できる構成としているため、インクの粘度を下げることができ、その結果、中空糸膜242b内面に付着したインクをより一層除去しやすくすることができる。
20 画像形成部
24a 記録ヘッド(インクジェットヘッド)
24b インク流路(インク供給経路)
40 制御部
51 インクタンク
242 脱気モジュール
242b 中空糸膜(気体透過膜)
249 真空ポンプ
251 圧力センサー
252 大気開放弁(開放弁)
254 減圧タンク
256 インク排出弁(排出弁)
Claims (8)
- インクタンクからインクジェットヘッドにインクを供給するインク供給経路上に設けられてインク中の溶存気体を透過可能な管状の気体透過膜を内部に有する外部還流型の脱気モジュールと、前記気体透過膜の管内の気圧を減圧する真空ポンプとを備え、前記真空ポンプによって前記気体透過膜の管内の気圧を減圧することにより、前記気体透過膜の外部を還流するインク中の溶存気体を除去するインクジェット記録装置において、
前記気体透過膜の一端側は開放弁を介して少なくとも減圧された前記気体透過膜の管内の気圧よりも高い気圧の空間に接続されるとともに、前記気体透過膜の他端側は前記真空ポンプに接続されており、
前記気体透過膜の管内の気圧を検出する圧力センサーと、
前記開放弁を閉じて前記真空ポンプを駆動し、前記圧力センサーの検出結果に基づいて、前記気体透過膜の管内の気圧を所定の脱気運転気圧に維持することにより、前記脱気モジュールによるインク中の溶存気体の除去を行う脱気制御と、前記所定の排出動作条件が成立したときに、前記圧力センサーの検出結果に基づいて、前記気体透過膜の管内の気圧が所定の排出動作実行気圧となったときに前記開放弁を開放することにより、前記気体透過膜の管内に浸潤したインクの排出を行う排出制御と、を実行する制御部と、
を備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記制御部は、前記排出制御において、前記気体透過膜の管内の気圧が所定の排出動作実行気圧となったときに、前記真空ポンプの駆動を停止した後に前記開放弁を開放することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記所定の排出動作条件は、前記脱気制御を所定時間実行したことを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記制御部は、ジョブデータの入力に応じて前記インクジェットヘッドからインクを吐出して記録媒体に画像を形成するジョブを実行し、
前記所定の排出動作条件は、実行中のジョブが終了したことを含むことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記排出動作実行気圧は、前記気体透過膜の管内の気圧よりも高い空間における気圧との差が70k・Pa以上である気圧であることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 所定容量の気体を収容可能な減圧タンクを備え、
前記真空ポンプは、前記減圧タンクを介して前記気体透過膜に接続されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記圧力センサーは、前記気体透過膜と前記減圧タンクとの間における気圧を前記気体透過膜の管内の気圧として検出することを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録装置。
- 前記減圧タンクは、前記気体透過膜から浸潤したインクを貯留可能であり、
前記減圧タンクに貯留したインクを排出するための排出弁を備えたことを特徴とする請求項6又は7に記載のインクジェット記録装置。
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