JP2015054416A - 液体吐出装置及び液体吐出装置の液体循環方法 - Google Patents

液体吐出装置及び液体吐出装置の液体循環方法 Download PDF

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Abstract

【課題】液体に混入する気泡或いは異物を除去するための液体の循環開始時に、ノズルからの気泡の吸引を防止して、液体吐出性能の良好な保持を提供する。
【解決手段】実施形態のインクジェットヘッドは、吐出部から液体を吐出する液体吐出ヘッドと、前記液体を収納するタンクと、前記タンクから前記液体吐出ヘッドに液体を搬送する第1の搬送部及び前記液体吐出ヘッドから前記タンクに液体を搬送する第2の搬送部を備える循環搬送部と、前記循環搬送部の液体を循環する駆動部と、前記循環搬送部で液体の循環を開始する場合に、大気圧に対して前記液体吐出ヘッド内を負圧に維持し且つ、前記液体吐出ヘッド内の圧力を加圧した後に液体の循環を開始するよう前記駆動部を制御する制御部と、を備える。
【選択図】図5

Description

実施形態は、液体循環型の液体吐出装置及び液体吐出装置の液体循環方法に関する。
液体タンクと液体吐出ヘッドとの間で液体を循環して、液体に含まれる気泡を除去する液体循環型の液体吐出装置がある。
しかしながら液体循環型の液体吐出装置では、気泡を除去するための液体の循環開始時に、循環ポンプによる吸引圧力により、液体吐出ヘッド内の圧力が急激に降下するおそれがある。液体吐出ヘッド内の圧力の降下が大きいと、液体の循環開始時に、吐出ヘッドがノズルから気体を吸引する恐れがある。
特開2005−125670号公報
この発明が解決しようとする課題は、液体に混入する気泡或いは異物を除去するための液体の循環開始時に、ノズルからの気泡の吸引を防止して、液体吐出性能を良好に保持する液体吐出装置及び液体吐出装置の液体循環方法を提供することである。
上記課題を達成するために、実施形態の液体吐出装置は、吐出部から液体を吐出する液体吐出ヘッドと、前記液体を収納するタンクと、前記タンクから前記液体吐出ヘッドに液体を搬送する第1の搬送部及び前記液体吐出ヘッドから前記タンクに液体を搬送する第2の搬送部を備える循環搬送部と、前記循環搬送部の液体を循環する駆動部と、前記循環搬送部で液体の循環を開始する場合に、大気圧に対して前記液体吐出ヘッド内を負圧に維持し且つ、前記液体吐出ヘッド内の圧力を加圧した後に液体の循環を開始するよう前記駆動部を制御する制御部と、を備える。
第1の実施形態のインクジェットプリンタのインク循環機構を示す概略構成図。 第1の実施形態のインクジェットヘッドのノズル周辺の構造を示す概略説明図。 第1の実施形態のインクジェットプリンタのインク循環機構の制御を主体とする制御系を示す概略ブロック図。 第1の実施形態のインク循環機構でのインクの循環開始時の、インク室内の圧力変動の例を示す説明図。 第1の実施形態のインクの循環の制御を示すフローチャート。 第1の実施形態のインクの循環の制御を示すタイミングチャート。 第2の実施形態のインクの循環の制御を示すフローチャート。 第2の実施形態のインクの循環の制御を示すタイミングチャート。 比較例のインクの循環の制御を示すタイミングチャート。
(第1の実施形態)
第1の実施形態の液体吐出装置の一例としてインクを吐出して記録媒体に画像を形成するインクジェットプリンタについて図1乃至図6を参照して説明する。図1に示すインクジェットプリンタ50のインク循環機構10は、液体吐出ヘッドであるインクジェットヘッド12、液体であるインク15を収納する、タンクであるインクタンク13を備える。インク循環機構10は、第1の搬送部であるインク供給路14、第2の搬送部であるインク還流路16、搬送ポンプである、循環ポンプ17、フィルタ18、圧力センサ20、圧力調整ポンプ21、大気連通路22及び電磁弁23を備える。循環ポンプ17及び圧力調整ポンプ21は、駆動部を構成する。インク循環機構10は大気に対して密閉されている。
インクジェットヘッド12は、インク供給路14に接続する流入口30、及び、インク還流路16に接続する流出口31を備える。インクジェットヘッド12は、図2に示すように、ヘッド本体32、吐出部であるノズル33aが形成されるノズルプレート33、及びアクチュエータ34を備える。(ノズルプレート33には、多数のノズル33aが形成されるが、図2では、ノズル33aを1個のみ示す。ノズルプレート33は、ノズル33a毎にアクチュエータ34を備える。)
インクジェットヘッド12は、ヘッド本体32に形成されるインク室36を備える。インク室36は、流入口30と流出口31に導通する。インクジェットヘッド12は、ヘッド本体32に形成される突出部32aに、アクチュエータ34を備える。アクチュエータ34は、例えばピエゾ(PZT)素子等の圧電素子で構成される。インク室36にて、アクチュエータ34の配置領域36aでは、アクチュエータ34とノズルプレート33との間隔が狭い。インク室36のアクチュエータ34の配置領域36aは、他の領域と比べてインクの流路断面積が小さい。
インクジェットヘッド12は、アクチュエータ34の圧電素子に電圧をかけて圧電素子を変形し、インク室36内のインク15に圧力変動を生じて、ノズル33aからインク滴を吐出する。インクジェットヘッド12のアクチュエータ34は圧電素子に限定されず、例えばヒータ等の熱エネルギーを利用してノズル33aからインク滴を吐出する構成でもよい。
インクタンク13は内部に、インク15からなるインク層13aと空気層13bとを含む。インク供給路14の上流端14a及びインク還流路16の下流端16aは、インク層13a内に在る。例えばインクジェットヘッド12内でノズル33aからインク15に混入した気泡は、インク還流路16を通ってインクタンク13に回収され、インクタンク13内で空気層13bに吸収される。インク供給路14及びインク還流路16として、例えば柔軟性のある樹脂チューブ或いはステンレス等の金属パイプを用いる。
循環ポンプ17は、インク還流路16に在る。循環ポンプ17は、インクジェットヘッド12、インクタンク13、インク供給路14、及びインク還流路16を含む循環流路10aにおいて、矢印sで示す循環方向にインク15を循環させる。循環ポンプ17として、例えばチューブポンプ、ダイヤフラムポンプ、或いはピストンポンプ等を利用する。
フィルタ18は、例えばインク還流路16の循環ポンプ17よりも循環方向の下流に在り、インク15に混入した異物を除去する。フィルタ18として、例えばポリプロピレン、ナイロン、ポリフェニレンサルファルド、或いはステンレス等のメッシュフィルタを利用する。
圧力センサ20は、インクタンク13の空気層13bの圧力を検出する。圧力センサ20は、例えば半導体ピエゾ抵抗圧力センサを利用する。半導体ピエゾ抵抗圧力センサは、外部からの圧力を受けるダイヤフラムと、このダイヤフラムの表面に形成された半導体歪ゲージとを備え、外部からの圧力によるダイヤフラムの変形に伴い歪ゲージに生じるピエゾ抵抗効果による電気抵抗の変化を電気信号に変換して圧力を検出する。
圧力調整ポンプ21は、インクタンク13に空気を送り込んで、循環流路10a内の圧力を高める。圧力調整ポンプ21は、例えばチューブポンプあるいは蛇腹ポンプ等を利用できる。
大気連通路22は、一端がインクタンク13の空気層13bに在り、他端がインクタンク13の外部、すなわち大気中に在る。電磁弁23は大気連通路22を開閉する。
図3に示すブロック図を参照して、インクジェットプリンタ50のインク循環機構10の制御を主体とする制御系60について説明する。制御系60は、例えば、インクジェットプリンタ50全体を制御するシステムコントローラ100、メモリ101、インターフェース(I/F)102、コントロールパネル103を備える。制御系60は、インクジェットヘッド12を駆動するヘッド駆動回路104、循環ポンプ17を駆動する循環ポンプ駆動回路105、圧力センサ20の検知結果を変換するA/Dコンバータ106、圧力調整ポンプ21を制御する圧力調整ポンプ駆動回路107、電磁弁23を制御する弁駆動回路108を備える。
システムコントローラ100は、CPU(Central Processing Unit)100a、ROM(Read Only Memory)100b及びRAM(Random Access Memory)100c等を備える。システムコントローラ100は、インク循環機構10の循環流路10aにおけるインク15の循環に関する処理を含む、インクジェットプリンタ50の各種の処理を実行する。各種の処理は、例えばCPU100aによりROM100b等が記憶するコンピュータプログラムを実行することにより実現される。
メモリ101は、プリント対象となる画像データを記憶する。画像データは、インクジェットプリンタ50に接続された外部装置から受信したデータであってもよいし、インクジェットプリンタ50が備えるスキャナ等により読み取られたデータであってもよい。インターフェース(I/F)102は、例えば、I/Oポートであり、コントロールパネル103とシステムコントローラ100との間で行われるデータの送受信を中継する。コントロールパネル103は、各種の操作ボタン、タッチパネル等を備える。
ヘッド駆動回路104は、システムコントローラ100からのコマンドに応じてインクジェットヘッド12を駆動する。例えばシステムコントローラ100からのコマンドが画像のプリントを制御するものである場合、ヘッド駆動回路104は、メモリ101が記憶する画像データに応じてインクジェットヘッド12のアクチュエータ34を選択的に駆動し、記録媒体に画像を形成する。
循環ポンプ駆動回路105は、システムコントローラ100からのコマンドに応じて循環ポンプ17を駆動する。A/Dコンバータ106は、圧力センサ20が出力するアナログ信号をA/D変換し、この変換により生成したデジタル信号をシステムコントローラ100に出力する。圧力調整ポンプ駆動回路107は、システムコントローラ100からのコマンドに応じて圧力調整ポンプ21を駆動する。弁駆動回路108は、システムコントローラ100の制御に応じて電磁弁23を開閉する。
インクジェットプリンタ50は、例えば電源の投入時、或いは省電力モードからの復帰時等に、インク循環機構10の循環流路10aのインク15を循環する。インクジェットプリンタ50は、循環流路10aのインク15を循環して、インク15に混入した気泡や異物を除去する。
第1の実施形態では、インク循環機構10にて循環ポンプ17の駆動開始時に、インクジェットヘッド12のインク室36内の圧力を一旦加圧する。インク室36内の圧力を加圧して、循環ポンプ17の駆動開始時の吸引圧力が強すぎる場合であっても、ノズル33aから気泡を吸引するのを防止する。
第1の実施形態の原理を、図4を参照して説明する。インクジェットヘッド12の停止時のインク室36内の圧力は、ノズル33aからインク15が漏れないよう、且つノズル33aから気泡を吸引しない程度の負圧を維持する。負圧は大気圧をゼロとした場合の圧力である。インクジェットヘッド12は、インク室36を負圧に保持し、且つノズル33aに生じるメニスカスにより、インク室36からのインク15の漏れを防止する。インクジェットヘッド12のインク室36内の圧力は、循環流路10aでインク15の循環を開始すると、循環停止時に比較して減圧する。循環開始時に、例えばインク室36内の圧力が気泡吸引圧D(kPa)以下になると、ノズル33aからの気泡の吸引を生じる。
循環開始時に、循環ポンプ17の吸引圧力によるインク室36の減圧が例えば実線αに示す場合であれば、インク室36内の圧力は気泡吸引圧D(kPa)に達することが無く、ノズル33aから気泡を引き込まない。他方、例えば循環ポンプ17の吸引圧力によるインク室36の減圧が点線βに示す様に大きい場合、インク室36の減圧は大きくなり、気泡吸引圧D(kPa)以下に減圧して、ノズル33aからの気泡の吸引を生じる。
第1の実施形態では、循環ポンプ17の駆動開始時に、インク室36内の圧力を停止時圧力B(kPa)から安全域圧A(kPa)まで加圧する。インク室36内の圧力を安全域圧A(kPa)まで加圧しておけば、循環ポンプ17の駆動開始時の吸引圧力が大きくても、インク室36の減圧は実線γとなる。循環ポンプ17の駆動開始時の吸引圧力が大きくても、インク室36内の圧力が、気泡吸引圧D(kPa)以下に減圧するのを防止する。安全域圧A(kPa)は、インク室36を負圧に維持する範囲であれば、インクジェットヘッド12の特性に応じて任意である。
インク循環機構10によるインク15の循環制御について、図5及び図6を参照して説明する。例えば図6の時間t1でコントロールパネル103からインク15の循環指示が入力されると、インク循環機構10は、インク15の循環を開始する。インク15の循環は、インクジェットプリンタ50の電源をオンすることにより開始しても良い。システムコントローラ100は、圧力センサ20が検知したインクタンク13内の圧力値Pが、閾値P1に達しているかを判断する(ACT197)。インクタンク13内の圧力値Pが閾値P1であれば、インクジェットヘッド12のインク室36内の圧力は、安全域圧A(kPa)となっている。
インク15の循環を開始後、インクタンク13内の圧力値PがP1に達していれば(ACT197でYes)、システムコントローラ100はACT202に進み定格流量で循環ポンプ17を駆動する。
圧力値PがP1に達していない場合(ACT197でNo.)、システムコントローラ100は、インクタンク13内を加圧する(ACT198)。システムコントローラ100は、圧力調整ポンプ21を加圧駆動するよう、圧力調整ポンプ駆動回路107を制御して、インクタンク13内を加圧する(ACT198)。或いはシステムコントローラ100は、電磁弁23を駆動するよう弁駆動回路108を制御して、インクタンク13内を加圧しても良い。電磁弁23の駆動により、大気連通路22を通じてインクタンク13圧力を上昇する。
時間t2でインクタンク13内の圧力値PがP1に達したら(ACT200でYes.)、システムコントローラ100は、圧力調整ポンプ21を停止して(ACT201)循環ポンプ17の駆動を開始する(ACT202)。システムコントローラ100は、定格流量で循環ポンプ17を駆動するよう、循環ポンプ駆動回路105を制御する。循環ポンプ17は駆動を開始して、循環流路10aにて、インク15を、定格流量で矢印s方向に循環開始する。
インクタンク13内の圧力値Pが閾値P1に達していれば、インク室36内の圧力は、安全域圧A(kPa)になっている。インクタンク13内の圧力値Pが閾値P1に達していれば、定格流量でインク15を循環開始した時に、循環ポンプ17の吸引圧力が強い場合であっても、インク室36内の圧力は、気泡吸引圧D(kPa)以下に減圧されない。インク15の循環開始時に、ノズル33aからインクジェットヘッド12のインク室36への気泡の吸引を生じない。
この後システムコントローラ100は、インクタンク13内の圧力値Pを、P3≦P≦P2に維持しながら、インク15の循環を継続する(ACT203、204)。インクジェットヘッド12は、インクタンク13内の圧力値Pが、P3≦P≦P2の範囲であれば、ノズル33aからのインク滴の吐出量及び吐出速度が安定し、良好なインク吐出性能を得る。
インクタンク13内の圧力値P2は、インク15の循環時においてインクジェットヘッド12が良好なインク吐出性能を発揮できる圧力範囲の上限値である。インクタンク13内の圧力値P3は、インク15の循環時においてインクジェットヘッド12が良好なインク吐出性能を発揮できる圧力範囲の下限値である。インクタンク13内の圧力値P2及びP3は、インクジェットヘッド12の特性に応じて任意であり、限定されない。
インクタンク13内の圧力値Pが、P3≦P≦P2の範囲に無い場合(ACT203でNo.)、システムコントローラ100は、インクタンク13内を圧力調整する(ACT204)。システムコントローラ100は、圧力調整ポンプ21を加圧駆動し或いは減圧駆動するように、圧力調整ポンプ駆動回路107を制御して、インクタンク13内を圧力調整する(ACT204)。或いはシステムコントローラ100は、電磁弁23を駆動するよう弁駆動回路108を制御して、インクタンク13内を圧力調整しても良い。
例えば時間t3で、圧力値PがP3未満の場合、圧力調整ポンプ駆動回路107は、圧力調整ポンプ21を加圧駆動して、インクタンク13内の圧力を上昇する(ACT204)。例えば時間t4で、圧力値PがP2以上の場合、圧力調整ポンプ駆動回路107は、圧力調整ポンプ21を減圧駆動して、インクタンク13内の圧力を減圧する(ACT204)。
インクタンク13内の圧力を、P3≦P≦P2の範囲に維持しながら、インク15の循環を継続する間(ACT203、204、206)に、循環流路10aのインク15に混入した異物は、フィルタ18に除去される。インク15に混入した気泡は、インクタンク13に回収されて、インクタンク13内で空気層13bに吸収される。
例えば時間t5で、コントロールパネル103からユーザがインク15の循環停止を指示すると、システムコントローラ100は、インク15の循環停止を判断する(ACT206でYes)。循環停止の判断により(ACT206でYes)、システムコントローラ100は、循環ポンプ駆動回路105を制御して、循環ポンプ17を停止する(ACT207)。時間t5でのインク15の循環停止は、ユーザの指示ではなく、インク15の循環開始から一定時間経過した場合に、システムコントローラ100が判断しても良い。システムコントローラ100は、(ACT207)で循環ポンプ17を停止して、インク循環機構10のインク15の循環制御を終了する。
第1の実施形態によれば、インク循環機構10により循環流路10aにてインク15を循環して、インク15に含まれる気泡或いは異物等を除去する。インクジェットヘッド12のインク吐出性能を良好に保持して、インクジェットプリンタ50によるプリント画質を向上できる。
第1の実施形態によれば、インク循環機構10の循環ポンプ17の駆動開始時に、インクタンク13内の圧力値Pを閾値P1に加圧して、インクジェットヘッド12のインク室36内の圧力を、予め安全域圧A(kPa)まで加圧する。循環ポンプ17の駆動開始による吸引圧力によりインク室36の圧力は低下するが、気泡吸引圧D(kPa)以下に達することがなく、ノズル33aから気泡を引き込まない範囲を保持できる。インク15の循環開始時の吸引圧力にかかわらず、インクジェットヘッド12は、ノズル33aから気泡を吸引するのを防止できる。インク循環機構10は、インク15の循環開始時に更にインク15に気泡が混入するのを防止して、インクジェットヘッド12のインク吐出性能を良好に保持し、プリント画質を向上する。
(第2の実施形態)
第2の実施形態のインクジェットプリンタを、図7乃至図8を参照して説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態において、インクの循環開始時に、インクタンク内の圧力値及び循環流量を制御するものである。第2の実施形態にあって、前述の第1の実施形態で説明した構成と同一構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
第2の実施形態にて、例えばコントロールパネル103からインク15の循環指示が入力されると、インク循環機構10は、インク15の循環を開始する。
システムコントローラ100は、図7に示すフローチャートに従い、循環ポンプ17を駆動する(ACT221)。システムコントローラ100は、循環ポンプ駆動回路105を制御して、インク循環機構10の循環流路10aを循環するインク15の流量をN(ml/min)となるよう、循環ポンプ17を駆動する(ACT221)。
インク15の流量N(ml/min)は、インク循環機構10の循環流路10aを循環するインク15の定格流量をF(ml/min)とした場合に、例えば定格流量Fを分割数Xで分割した値(N=F/X)である。インク15の流量N(ml/min)は、インクジェットヘッド12の図4に示す停止時圧力B(kPa)の圧力値に拘わらず、インク15の循環開始時に、インク室36内の圧力が気泡吸引圧D(kPa)以下にならない大きさの流量である。インク15の流量N(ml/min)は、インクジェットヘッド12の特性に応じて任意である。
循環ポンプ17の駆動により循環回路10aにインク15を循環した後、システムコントローラ100は、インクタンク13内の圧力値Pが、下限圧力値P5に達しているかを判断する(ACT222)。
下限圧力値P5は、インクジェットヘッド12のインク室36内の圧力値が、図4の気泡吸引圧D(kPa)に達するまでに余裕を持った圧力値である。インクタンク13内の圧力値Pが下限圧力値P5より多少低下した場合でも、インクジェットヘッド12は、しばらくは気泡吸引圧D(kPa)に達せず、ノズル33aからの気泡の吸引を生じない。インクタンク13内の下限圧力値P5は、インクジェットヘッド12の特性に応じて任意であり、限定されない。
インクタンク13内の圧力値Pが下限圧力値P5まで低下していなければ(ACT222でNo.)、システムコントローラ100は、時間T待機のため、ACT227に進む。インク循環機構10の循環ポンプ17とインクジェットヘッド12は、インク還流路16を介して直結している。このため、循環回路10aにインク15の循環を開始した場合、或いは循環回路10aのインク15の流量を増加した場合に、インクタンク13内の圧力は減少する。しかしながらある任意の時間が経過すると、インク供給路14を介してインク15がインクジェットヘッド12に供給される為、インクタンク13内の圧力値は、徐々に復帰する。任意の時間の経過により、インクタンク13内の圧力値は、ある一定の圧力値に収束する。(ACT227)でインクタンク13内の圧力値が一定の圧力値に収束する時間Tを待機した後、システムコントローラ100はACT224に進む。インクタンク13内の圧力値が一定の圧力値に収束するまでの時間Tは、インク循環機構10の特性に応じて任意であり、限定されない。
インクタンク13内の圧力値Pが下限圧力値P5以下であれば(ACT222でYes.)、システムコントローラ100は、インクタンク13内を加圧する(ACT223)。システムコントローラ100は、圧力調整ポンプ21を加圧駆動するよう、圧力調整ポンプ駆動回路107を制御して、例えば圧力センサ20で検知した圧力値Pと下限圧力値P5との差分に応じた量だけ、インクタンク13の圧力を加圧する(ACT223)。次いで、システムコントローラ100は、ACT224に進む。
ACT224で、インクタンク13内の圧力値Pが復帰圧力値P4に達している場合、(ACT224でYes.)、システムコントローラ100は、ACT225に進む。インクタンク13内の圧力値Pが復帰圧力値P4に達していない場合(ACT224でNo.)、ACT223に進み、システムコントローラ100は、インクタンク13内を加圧する。復帰圧力値P4は、循環回路10aに循環するインク15の流量を増加するタイミングの目安となる圧力値である。
復帰圧力値P4は、次に循環回路10aに循環するインク15の流量を増加した場合でも、インク室36内の圧力が、気泡吸引圧D(kPa)まで低下しない程度に高い圧力値である。
インクタンク13内の圧力値Pが復帰圧力値P4の場合、インクジェットヘッド12のインク室36内の圧力は、大気圧に対して負圧を維持し、且つノズル33aは気泡を吸引しない。インクタンク13内の復帰圧力値P4は、インクジェットヘッド12の特性に応じて任意であり、限定されない。
ACT225で、システムコントローラ100は、インク循環機構10の循環流路10aを循環するインク15の流量をN(ml/min)増加する。ACT221と同様に、システムコントローラ100は、循環ポンプ駆動回路105を制御して、循環ポンプ17を駆動する(ACT225)。
ACT225でインク15の流量をN(ml/min)増加した後、システムコントローラ100は、循環流路10aを循環するインク15の流量が定格流量F(ml/min)に達したかを判断する(ACT226)。
インク15の流量は、圧力センサ20の出力値やシステムコントローラ100が循環ポンプ駆動回路105へ送る駆動指令等で判断する。循環流路10aを循環するインク15の流量が定格流量F(ml/min)に達していない場合(ACT226でNo)、システムコントローラ100はACT222に進む。システムコントローラ100は、循環流路10aを循環するインク15の流量が定格流量F(ml/min)に達するまでACT222〜ACT22を実施して、インク15の流量を段階的に増加させる。
循環流路10aを循環するインク15の流量が定格流量F(ml/min)に達した場合(ACT226でYes.)、システムコントローラ100は、第1の実施形態と同様にして、ACT203、204、206、207を実施する。システムコントローラ100は、(ACT207)で循環ポンプ17を停止して、インク循環機構10のインク15の循環制御を終了する。
第2の実施形態において、循環ポンプ17の駆動開始時のインクジェットヘッド12のインク室36内の圧力変動を図8に示す。例えばインクジェットヘッド12のインク室36の停止時圧力B(kPa)を−0.3(kPa)とする。インクタンク13が復帰圧力値P4にある場合のインク室36の圧力値を−1.2(kPa)、インクタンク13が下限圧力値P5に在る場合のインク室36の圧力を−3.0(kPa)とする。インクジェットヘッド12のインク室36の気泡吸引圧D(kPa)を−5.0(kPa)とする。
ACT221に従い、時間t10で、循環流路10aに流量N(ml/min)で、インク15の循環を開始する。循環ポンプ17の吸引圧力によりインク室36の圧力は、−0.3(kPa)から例えば−2.5(kPa)まで低下した後、徐々に復帰する。ACT224に従い、インクタンク13内の圧力値がP4に達したのを検知すると(時間t11)、インク室36の圧力は−1.2(kPa)まで復帰している。
ACT225に従い、時間t11で、循環流路10aのインク15の流量をN(ml/min)増加する。インク15の流量を増加して、例えばインクタンク13内の圧力値がP5まで低下すると(時間t12)、ACT223に従い、インクタンク13内を加圧する。予めインクタンク13を加圧して、インク室36が、気泡吸引圧D(kPa)である−5.0(kPa)に達するのを防止する。
インクタンク13内の加圧後、ACT224に従い、インクタンク13内の圧力値がP4に達したのを検知して(時間t13)、インク室36の圧力が−1.2(kPa)まで復帰したら、循環流路10aのインク15の流量をN(ml/min)増加する。
同様にして、インク室36の圧力値が下限圧力値P5以下になった場合に、インクタンク13内を加圧しながら、インク15の流量の増加をX回繰り返す。インク15の流量の増加をX回繰り返して、循環流路10aを循環するインク15流量が定格流量F(ml/min)に達した(ACT226でYes)後、インク15を定格流量F(ml/min)で循環する。
インク15を定格流量F(ml/min)で循環する間(ACT203、204、206)に、循環流路10aのインク15に混入した異物は、フィルタ18に除去される。インク15に混入した気泡は、インクタンク13に回収されて、インクタンク13内で空気層13bに吸収される。
第2の実施形態に対して、比較例として、インク停止状態から、定格流量Fでインクの循環を開始した場合のインク室36の圧力変動を図9に示す。時間t20で、循環流路10aに定格流量F(ml/min)で、インク15の循環を開始すると、循環ポンプ17の吸引圧力によりインク室36の圧力は、−0.3(kPa)から例えば−5.5(kPa)まで急激に低下(時間t21)した後、徐々に復帰する。但し、時間t21ではインク室36の圧力は、気泡吸引圧D(kPa)の−5.0(kPa)以下であることから、ノズル33aから気泡を混入する可能性がある。
比較例では、インク停止状態から、定格流量F(ml/min)でいきなりインクを循環するために、インク室36の圧力が急激に低下する。一方、第2の実施形態では、少ないインク流量で循環を開始して、定格流量F(ml/min)まで徐々にインク流量を増加するのでインク室36の圧力の下降が小さい。
第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様、インク15に含まれる気泡或いは異物等を除去して、インクジェットヘッド12のインク吐出性能を良好に保持し、プリント画質を向上できる。
第2の実施形態によれば、インク循環機構10の循環ポンプ17の駆動開始時に、少ないインク流量で循環流路10aにインク15を循環開始する。循環開始後は、インクジェットヘッド12のインク室36の圧力を調整しながら、定格流量F(ml/min)に達するまで、徐々にインク15の流量を増加する。
インク循環機構10の循環ポンプ17の駆動開始による吸引圧力を緩和して、インク室36が急激に圧力低下して、気泡吸引圧D(kPa)以下に達するのを防止する。インク15の循環開始時の吸引圧力にかかわらず、インクジェットヘッド12のノズル33aが気泡を吸引するのを防止できる。さらに、インク15の循環開始時において、インクジェットヘッド12のインク室36内の圧力を一定の適正な範囲に保つことができる。
以上説明した実施形態の液体吐出装置はインクジェットプリンタに限らず、インクジェット方式で画像を形成するファクシミリ装置や複写機等に用いてもよい。また、液体吐出装置は、インク以外の液体を吐出することもできる。インク以外を吐出する液体吐出装置としては、例えばプリント配線基板の配線パターンを形成するための導電性粒子を含む液体を吐出する装置等であっても良い。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、インク循環機構によりインクを循環して、インク内の気泡或いは異物等を除去して、インクジェットヘッドのインク吐出性能を良好に保持しプリント画質を向上できる。循環ポンプ17の駆動開始による吸引圧力によりインク室36の圧力は低下するが、インクの循環開始時にインク室内の圧力を、適正に保持してノズルから気泡を吸引するのを防止して、良好なインク吐出性能による良質なプリント画像を提供する。
この発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことが出来る。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…インク循環機構
10a…循環流路
12…インクジェットヘッド
13…インクタンク
17…循環ポンプ
20…圧力センサ
23…インクタンク
33…ノズルプレート
33a…ノズル
36…インク室
100…システムコントローラ

Claims (9)

  1. 吐出部から液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
    前記液体を収納するタンクと、
    前記タンクから前記液体吐出ヘッドに液体を搬送する第1の搬送部及び前記液体吐出ヘッドから前記タンクに液体を搬送する第2の搬送部を備える循環搬送部と、
    前記循環搬送部の液体を循環する駆動部と、
    前記循環搬送部で液体の循環を開始する場合に、大気圧に対して前記液体吐出ヘッド内を負圧に維持し且つ、前記液体吐出ヘッド内の圧力を加圧した後に液体の循環を開始するよう前記駆動部を制御する制御部と、を備えることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記制御部は、前記液体の循環を開始する場合に、前記タンク内の圧力を予め設定された閾値迄加圧して前記液体吐出ヘッド内の圧力を加圧するよう前記駆動部を制御することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記制御部は、定格流量で前記液体の循環を開始するよう前記駆動部を制御することを特徴とする請求項2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記制御部は、前記液体の循環を開始する場合に、前記タンク内の圧力を段階的に加圧して前記液体吐出ヘッド内の圧力を段階的に加圧しつつ、前記循環搬送部を循環する液体の流量を段階的に増加するよう前記駆動部を制御して、前記液体の流量を定格流量まで増加することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  5. 前記駆動部は、前記循環搬送部で前記液体を搬送する搬送ポンプと、前記液体吐出ヘッド内の圧力を調整する圧力調整ポンプとを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  6. 液体吐出ヘッドとタンクとの間で液体の循環を開始する場合に、
    大気圧に対して前記液体吐出ヘッド内を負圧に保った状態で、前記液体吐出ヘッド内の圧力を加圧した後に液体の循環を開始することを特徴とする液体吐出装置の液体循環方法。
  7. 前記液体の循環を開始する場合に、前記タンク内の圧力を予め設定された閾値迄加圧して前記液体吐出ヘッド内の圧力を加圧した後に前記液体の循環を開始することを特徴とする請求項6に記載の液体吐出装置の液体循環方法。
  8. 前記液体の循環を開始する場合に、定格流量で前記液体の循環を開始することを特徴とする請求項7に記載の液体吐出装置の液体循環方法。
  9. 前記液体の循環を開始する場合に、前記タンク内の圧力を段階的に加圧して前記液体吐出ヘッド内の圧力を段階的に加圧しつつ、循環する液体の流量を定格流量まで段階的に増加することを特徴とする請求項6に記載の液体吐出装置の液体循環方法。
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