JP2015166663A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】装着箇所の周囲形状が異なっても優れた密封性能を発揮することができるガスケットを備え、熱損失が少なく、且つガスケットの共通化を図ることができる冷蔵庫を提供する。【解決手段】断熱扉8に取り付けられてマグネット38により断熱箱体2に密着するガスケット30を有する冷蔵庫において、ガスケット30は、断熱扉8に固定される係止部を備えた基部35と、基部35よりも断熱箱体2側に配置されて内部にマグネット38を保持する密着部36と、基部35と密着部36とを連結して中空部51、52を形成する庫内側緩衝部39及び庫外側緩衝部40と、庫内側緩衝部39から突設されて庫内側に向かって延在する中空構造の袋部42と、を有し、袋部42の先端近傍には、袋部42の他の部分よりも幅が広い膨出部43が形成される。【選択図】図6

Description

本発明は、扉の庫内側の周縁部にガスケットを備えた冷蔵庫に関する。
一般に、冷蔵庫内部の冷気が庫外に漏れることや、庫外から冷蔵庫内部へと熱が侵入することを防止するため、冷蔵庫の開閉扉の内側周囲には、マグネットガスケットが取り付けられる。従来、この種のガスケットでは、シール性能及び断熱性能を高めるために、ガスケットの側面から延出されるヒレ部を設けることや(例えば、特許文献1)、ガスケットの中空部を庫内側に延長すること(例えば、特許文献2)が知られている。
図10は、特許文献1に開示された断熱扉115のガスケット150付近を示す要部拡大断面図である。図10に示すように、ガスケット150は、本体部の上面に形成された収納室154の内部に収納されるマグネット153と、本体部の下面から突設された差込部151と、を有する。差込部151は、断熱扉115のガスケットホルダー140に形成された装着溝136に嵌め込まれる。
ガスケット150の本体部内には、複数の空気室152が画成されており、ガスケット150の内周面(庫内側の側面)には、3枚のヒレ部155が形成されている。ガスケット150が断熱扉115に装着されると、一番上のヒレ部155は、内装板125の周縁部の水平面上を覆い、中央のヒレ部155は、内装板125の段差面132に当てられる。
図11は、特許文献2に開示された冷蔵庫のドアガスケット210を示す断面図である。図11に示すように、ドアガスケット210は、冷蔵庫ドアの結合溝に挿入固定される結合部211と、結合部211と一体に形成される第1空気ポケット213と、第1空気ポケット213に一体に形成されて内部に挿入された磁石217によって冷蔵庫本体と密着される密着部219と、密着部219の側部から冷蔵庫ドアの内側の方に長く延長される第2空気ポケット215と、を有する。また、第2空気ポケット215の内部には、第2空気ポケットの形状を維持するための支え隔壁225を備えている。
特開2006−300478号公報(第5−6頁、第8図) 特開2004−12121号公報(第6−7頁、第1図)
上記した従来技術のように、ガスケットの側面にヒレ部を形成してガスケットと断熱扉との隙間をシールすることや、中空部を庫内側に延長して断熱扉と断熱箱体との隙間を塞ぐことにより、庫外からの熱侵入及び冷蔵庫内からの冷気の漏れを減らすことができる。
しかしながら、ヒレ部や延長した中空部が断熱扉等に適切に当接しなければ、そこには隙間が生じて、冷気漏れ等が発生し、冷蔵庫の性能が低下してしまう。また更に、特許文献2に開示された従来技術のように、中空部を庫内側へと延長する方式では、延長された中空部が断熱箱体と断熱扉との間に挟み込まれることにより、マグネットの吸着が阻害され、却って密着性が悪化するという問題点もある。
ヒレ部等を断熱扉に適切に当接させて所定のシール性能を発揮させ、且つ挟み込みによる密着不良を防止するためには、ガスケットが装着される箇所の周囲形状に応じて、ヒレ部等の形状を好適に設計する必要がある。
ところが、ガスケットが装着される箇所の周囲形状は断熱扉や断熱箱体の位置によって異なるので、各々の装着箇所の形状に対応した異なる形状のガスケットを用意しなければならない。また、断熱箱体や断熱扉の寸法誤差も考慮しなければならない。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、装着箇所の周囲形状が異なっても優れた密封性能を発揮することができるガスケットを備え、熱損失が少なく、且つガスケットの共通化を図ることができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明の冷蔵庫は、開口部が形成される断熱箱体と、前記断熱箱体に取り付けられて前記開口部を開閉自在に塞ぐ断熱扉と、前記断熱扉の内側周縁部に取り付けられてマグネットにより前記断熱箱体に密着するガスケットと、を有する冷蔵庫において、前記ガスケットは、前記断熱扉に固定される係止部を備えた基部と、前記基部よりも前記断熱箱体側に配置されて内部に前記マグネットを保持する密着部と、前記基部と前記密着部とを連結して中空部を形成する庫内側緩衝部及び庫外側緩衝部と、前記庫内側緩衝部から突設されて庫内側に向かって延在する中空構造の袋部と、を有し、前記袋部の先端近傍には、前記袋部の他の部分よりも幅が広い膨出部が形成されることを特徴とする。
本発明の冷蔵庫によれば、庫内側緩衝部から突設されて庫内側に向かって延在する中空構造の袋部を有し、前記袋部の先端近傍には、前記袋部の他の部分よりも幅が広い膨出部が形成される。これにより、前記膨出部が断熱箱体に押されてガスケットと断熱扉との密着性を高めることができる。その結果、ガスケットと断熱扉との隙間を介して冷蔵庫内から庫外へと冷気が漏れることを防止できる。
また、前記袋部の内部は中空であり、且つガスケットと断熱扉若しくは断熱箱体との間にも空気層を形成できるので、ガスケット及びその周囲の熱伝達を抑制することができる。これにより、ガスケットの断熱性能を高めることができる。
また、袋部を中空構造にしているので、袋部の変形量を大きく確保することができ、ガスケット装着箇所の周囲形状が異なっても優れた密封性能を確保することができる。また更に、袋部の先端近傍に膨出部を設けているので、袋部は、容易に潰れ変形できるようになる。これにより、断熱箱体と断熱扉との隙間に袋部を挟み込むことによるマグネットの吸着不良を防ぐことができる。
また、前記袋部に、断熱扉に向かって延出するヒレ部を形成しても良い。これにより、断熱扉の寸法誤差が大きくても、ガスケットと断熱扉との隙間を好適に塞ぐことができ、ガスケットの密封性能及び断熱性能を更に向上させることができる。更に、前記膨出部を、断熱箱体に向かって膨出するよう形成しても良い。これにより、膨出部が断熱箱体に当たって袋部が断熱扉側に押されるので、袋部に形成された前記ヒレ部と断熱扉とを好適に接触させることができる。
また、庫内側緩衝部と前記袋部との接続点の断熱扉側に、庫内側緩衝部と袋部とを連結して前記接続点を覆う袋状ヒレ部を形成しても良い。これにより、ガスケットと断熱扉との密着シール性を更に高めることができる。
また、ガスケットの中空部の内部に、基部と庫内側緩衝部とを連結して前記中空部を庫内側と庫外側とに分割する仕切部を設けても良い。これにより、ガスケットの内部に生ずる対流を分断して、ガスケットの内部を介する熱伝達を減少させることができる。
更に、前記仕切部を伸縮自在な蛇腹状に形成しても良い。これにより、ガスケットの変形量を大きく確保することができ、ガスケット装着箇所の周囲形状が異なっても、優れた密着性を発揮することができる。
また、本発明のガスケットは、装着箇所の周囲形状が異なっても優れた密封性能及び断熱性能を発揮するので、異なる位置に取り付けられるガスケットの共通化を図ることができる。これにより、部品の種類を削減でき、冷蔵庫の生産性を高めることができる。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫の概略構造を示す正面外観図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の概略構造を示す左側面断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の断熱扉を庫内側から見た概略図である。 本発明の実施形態に係るガスケットの断面図である。 本発明の実施形態に係る取付溝の概略形状を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るガスケットの取り付け状態を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るガスケットの取り付け状態の他の例を示す(A)断熱扉を離した状態、(B)断熱扉を近づけた状態の断面図である。 本発明の実施形態に係るガスケットの取り付け状態の他の例を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るガスケットの取り付け状態の他の例を示す断面図である。 従来技術の冷蔵庫の例を示す断熱扉のガスケット付近の断面図である。 他の従来技術の冷蔵庫の例を示すドアガスケットの断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る冷蔵庫を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る冷蔵庫1の概略構造を示す正面外観図である。図2は、冷蔵庫1の概略構造を示す左側面断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る冷蔵庫1は、本体としての断熱箱体2を備え、断熱箱体2の内部に食品等を貯蔵する貯蔵室を形成している。貯蔵室の内部は、保存温度や用途に応じて複数の収納室3〜6に区分されている。最上段が冷蔵室3、その下段が上段冷凍室4、更にその下段が下段冷凍室5、最下段が野菜室6である。
断熱箱体2の前面は開口しており、前記各収納室3〜6に対応した前記開口部には、各々断熱扉8〜11が開閉自在に設けられている。断熱扉8は、右側上下部が断熱箱体2に回転自在に支持されている。また、断熱扉9〜11は、各々図示しない収納容器と一体的に組み合わされ、冷蔵庫1の前方に引出自在に、断熱箱体2に支持されている。
図2に示すように、冷蔵庫1の本体である断熱箱体2は、前面に開口部を有する鋼板製の外箱14と、外箱14の内側に間隙を持たせて配設され、前面に開口部を有する合成樹脂製の内箱16と、外箱14と内箱16との間隙に充填発泡される発泡ポリウレタン製の断熱材15と、から構成されている。
各断熱扉8〜11も、断熱箱体2と同様の断熱構造を採用している。例えば、冷蔵室3の前面を塞ぐ断熱扉8は、冷蔵庫1の前面を構成する鋼板製の外板17と、庫内側に配設される合成樹脂製の扉内板19と、外板17と扉内板19との間隙に充填発泡される発泡ポリウレタン製の断熱材18と、有する。
前述の通り、貯蔵室は複数の収納室3〜6に区分けされており、冷蔵室3と上段冷凍室4との間は、仕切壁23によって仕切られている。また、上段冷凍室4と下段冷凍室5との間は、冷気が流通自在な通気口が形成された仕切壁24によって仕切られている。そして、下段冷凍室5と野菜室6との間は、仕切壁25によって区分けされている。
各仕切壁23〜25は、合成樹脂の成形品であり、必要によりその内部に断熱材が充填される。尚、各仕切壁23〜25の前面部には、各々、後述するガスケット30のマグネット38(図4参照)が吸着できるように、例えば鋼板等、磁性体の材料で構成されたシール面としての前面板23a、24a、25aを備えている。
また、各収納室3〜6の内部や断熱扉8〜11の庫内側には、図示を省略するが、食品等を収納するための収納容器、棚及び収納ポケット等が配設されている。
また、内箱16の内部の貯蔵室の奥側は、合成樹脂製の仕切部材26で区分けされ、冷却風路27や冷却室28が設けられている。そして、冷蔵庫1の下部背面側には、機械室29が設けられており、そこに冷凍サイクルを構成する機器(図示省略)が配置される。
ここで、断熱箱体2の前面開口部を塞ぐ各断熱扉8〜11には、ガスケット30が取り付けられており、ガスケット30によって、各断熱扉8〜11と、断熱箱体2の周縁部若しくは各仕切壁23〜25の前面部と、の間をシールしている。これにより、外部から冷蔵庫1の庫内への熱の侵入を抑えることができる。
以下、図3ないし図6を参照して、断熱扉8と断熱箱体2とのシール箇所を例として、ガスケット30及びその装着構造について説明する。尚、以下の説明における断熱扉8を断熱扉9〜11と、断熱箱体2を仕切壁23〜25と各々置き換えても、ガスケット30は、同等に適用可能である。
図3は、断熱扉8を庫内側から見た概略説明図である。即ち、図3は、ガスケット30が取り付けられた状態の断熱扉8を示しており、図3において、ガスケット30の後述する密着部36(図4参照)が手前(庫内側)に表れる。尚、図3において、断熱扉8の庫内側に設けられる収納ポケット等は、図示を省略している。
図3に示すように、ガスケット30は、断熱扉8の庫内側周囲を取り囲むように取り付けられている。即ち、ガスケット30は、全体としては、略矩形枠状に成形されている。
矩形枠状のガスケット30を構成する各辺は、後述する略帯状の形態を成しており、各々両方の端部30aが略45度の角度になるように切断されている。そして、各々連続する各辺の端部30aの切断面が互いに溶着されて、全体として矩形枠状のガスケット30が形成される。
図4は、図3のA−A線断面に相当するガスケット30の断面図である。図4において、紙面上方が冷蔵庫1の前面側に対応する方向である。また、ガスケット30に対して、紙面右側が庫外側、紙面左側が庫内側である。
ガスケット30は、軟質合成樹脂を押し出し成形することによって成形され、図4に示す断面形状で、紙面垂直方向に延在する長尺の略帯状の形態を成している。
即ち、ガスケット30は、断熱扉8(図2参照)に固定される係止部31を備えた基部35と、基部35よりも断熱箱体2(図2参照)側に配置されて内部にマグネット38を保持する密着部36と、基部35と密着部36とを連結して中空部51、52を形成する庫内側緩衝部39及び庫外側緩衝部40と、庫内側緩衝部39から突設されて庫内側に向かって延在する中空構造の袋部42と、を有する。
基部35は、断熱扉8に取り付けられ、扉内板19(図5参照)の周縁部19a(図5参照)と接触する部分である。基部35の庫外側は、予め断熱扉8側に向けて僅かに傾斜しており、庫外側の先端部には、曲げ部35aを形成している。これにより、ガスケット30と断熱扉8との密着性を高めることができる。
係止部31は、ガスケット30を断熱扉8に取り付ける際、取付溝20(図5参照)に挿入される部分である。係止部31は、基部35に立設されている。係止部31の先端付近は、先端側ほど幅が狭くなる略くさび状の形態を成している。これにより、取付溝20への挿入を容易に行うことができる。また、係止部31の先端部31a付近には、先端部31aよりも高く斜め上方に延びるヒレ部33が突設されている。
また、略くさび状に形成された係止部31の先端側の傾斜面の下部には、該傾斜面に連続するように、斜め下方(基部35側)に向けて突出する凸部32が形成されている。凸部32は、ガスケット30が取付溝20から外れ落ちることを防止するものである。
係止部31の内部には、中空部54が形成されている。これにより、係止部31は、取付溝20に挿入される際、中空部54が潰れるように変形するので、ガスケット30の挿入作業を容易に行うことができる。また、中空部54を設けることによって、係止部31の熱伝達を低減することができる。
マグネット挿入部50は、マグネット38を収納するための空間であり、密着部36に設けられている。また、密着部36のマグネット挿入部50の庫内側には、中空部53が形成されている。
マグネット38は、ガスケット30を断熱箱体2に吸着させるためのものであり、磁性粉末が混合された合成ゴム製の磁石、いわゆるゴム磁石、である。マグネット38は、可撓性があり、断面略矩形状の略帯状の形態を成しており、前述したマグネット挿入部50に挿入される。
基部35と密着部36とは、庫内側において、薄肉で可撓性を有する庫内側緩衝部39で連結されている。また、基部35と密着部36とは、庫外側において、薄肉で可撓性を有する庫外側緩衝部40によって連結されている。
これにより、基部35と、庫内側緩衝部39と、庫外側緩衝部40と、密着部36と、に囲まれるガスケット30の内部には、中空部51、52が形成される。このように、ガスケット30の内部に中空部51、52を設けることにより、ガスケット30の内部を伝達する熱を減らし、ガスケット30の断熱性能を高めることができる。
更に、庫内側緩衝部39と庫外側緩衝部40との間には、基部35と庫内側緩衝部39とを連結する薄肉で可撓性を有する仕切部41を備えている。仕切部41でガスケット30の内部を2つの空間、即ち中空部51と中空部52とに区画することにより、ガスケット30の内部における空気対流を抑え、庫外側から庫内側への熱伝達を低減することができる。
即ち、仮に仕切部41が形成されずに中空部51、52が一つの繋がった空間であると、ガスケット30の内部(中空部51、52)に生ずる対流は、庫内側緩衝部39と庫外側緩衝部40との間を連続して流れ、庫外側から庫内側へと熱が伝えられる。そこで、仕切部41を設けてガスケット30の内部(中空部51、52)を分割することにより、ガスケット30の内部の対流を庫内側と庫外側とに分断して、熱伝達による損失を低減することができる。
また、基部35と密着部36とを連結する庫内側緩衝部39、庫外側緩衝部40及び仕切部41は、薄肉で可撓性を有するので、ガスケット30は、弾性変形可能となる。具体的には、ガスケット30は、主に断熱扉8の開閉方向、即ち紙面上下方向、に伸縮自在となる。
このように、ガスケット30を伸縮自在とすることにより、ガスケット30の密着性を高めることができる。また、ガスケット30を伸縮自在として、ガスケット30の内部に中空部51、52を設けることにより、断熱扉8を開閉する際の衝撃を和らげることができる。
ここで、庫内側緩衝部39、庫外側緩衝部40及び仕切部41は、略蛇腹状に形成されている。具体的には、庫内側緩衝部39、庫外側緩衝部40及び仕切部41は、基部35と密着部36とを直線的に接続するのではなく、庫外側若しくは庫内側に膨出するように湾曲して蛇行している。
これにより、ガスケットの変形量を大きく確保することができ、ガスケット30は、ガスケット30を装着する箇所の周囲形状が異なっても、優れた密着性を発揮することができる。また、扉開閉時の衝撃吸収性能も高めることができる。
尚、図面には表れないが、ガスケット30の内部に形成される空間(中空部51、52、55、56)が完全な密閉空間にならないように、ガスケット30の一部に僅かな切り込みを入れている。即ち、中空部51、52、55、56とガスケット30の外部空間とを、空気が僅かに流通できるよう連通させている。
これにより、中空部51、52、55、56の空気が庫内の冷気によって冷やされてガスケット30が収縮する不具合を回避できる。つまり、中空部51、52、55、56が収縮することによるガスケット30と断熱扉8若しくは断熱箱体2との密着性の低下を防止することができる。
また、略矩形枠状に形成されるガスケット30の角部、即ち各辺を構成するガスケット30の端部30a(図3参照)付近は、溶着により変形し難くなり、断熱扉8等への追従性が低下する傾向にある。そのため、前述した切り込みは、略矩形枠状に形成されるガスケット30の角部付近(端部30a若しくはその近傍)に形成されることが好ましい。これにより、溶着箇所の変形性を高めてシール不良を抑制することができる。
また、ガスケット30は、シール性能を高め、熱損失を低減させる目的で、庫内側緩衝部39にヒレ部44を備えている。尚、ヒレ部は1つに限らず、複数設けることも可能である。
袋部42は、庫内側緩衝部39に突設されて、庫内側に向かって延びる略袋状の形態を成している。つまり、袋部42は中空構造であり、その内部には中空部55が形成されている。また、袋部42は、基部35や係止部31よりも薄く、可撓性を有し、容易に変形できるように形成されている。
袋部42を設けることにより、ガスケット30と断熱扉8若しくは断熱箱体2との密着性を更に高めることができる。また、袋部42は中空構造であるので、ガスケット30の内部を伝達する熱損失を更に低減することができる。
ここで、袋部42の先端近傍には、袋部42の他の部分よりも幅(延在方向に略垂直な方向の寸法)が広い膨出部43が形成されている。即ち、膨出部43の幅W2は、袋部42のその他の部分の幅W1よりも大きい。
これにより、袋部42は、先端付近の膨出部43が断熱箱体2に接触し易くなると共に、付け根方向のその他の部分が潰れ変形や屈曲変形し易くなる。その結果、袋部42と、断熱扉8との密着性を高めることができる。また、袋部42を挟み込むことによるマグネット38の吸着不良を回避することができる。
尚、袋部42の一部にも、中空部55とガスケット30の外部(庫内側)とを僅かに連通させる切り込みを入れている。これにより、袋部42は更に潰れ易くなり、袋部42を挟み込むことによる不具合を回避することができる。
また、袋部42には、断熱扉8に向かって延出するヒレ部46、47が形成されている。これにより、断熱扉8の寸法誤差が大きくても、ガスケット30と断熱扉8との隙間を好適に塞ぐことができ、ガスケット30の密封性能及び断熱性能を更に向上させることができる。
また、膨出部43は、断熱箱体2に向かって膨出するよう形成される。これにより、膨出部43が断熱箱体2に当たって袋部42が断熱扉8側に押されるので、ヒレ部46、47と断熱扉8とを好適に接触させることができる。
また、庫内側緩衝部39と袋部42との接続点48の断熱扉8側には、庫内側緩衝部39と袋部42とを連結して接続点48を覆う袋状ヒレ部45が形成されている。袋状ヒレ部45は中空構造であり、その内部には中空部56が形成されている。
袋状ヒレ部45を設けることにより、ガスケット30と断熱扉8との密着シール性を更に高めることができる。特に、袋状ヒレ部45を中空構造としているので、袋状ヒレ部45と断熱扉8との接触面積を大きく確保することができ、これにより、優れた密封性能を発揮できる。
図5は、断熱扉8の取付溝20付近の構造を示す断面図であり、図3のA−A線断面に相当する。図5において、紙面上方が冷蔵庫1の前面側、紙面下方が庫内側である。
図5に示すように、扉内板19の周縁部19aは、ガスケット30(図4参照)の基部35(図4参照)が当接するシール面となる。そして、周縁部19aには、ガスケット30の係止部31(図4参照)を挿入するための取付溝20が形成される。取付溝20も、ガスケット30と同じように、全体として略矩形枠状を成し、断熱扉8の内側周囲を取り囲むように形成される(図3参照)。
挿入口21は、所定の幅W3及び所定の深さで形成された領域であり、取付溝20への差し込み口となる開口部分である。取付溝20は、挿入口21の幅W3よりも、奥側の幅W4の方が大きくなるように形成されている。
尚、取付溝20の断面形状は、挿入口21の奥側が略楕円形状を成しているが、これに限定されるものではなく、内部に挿入口21よりも幅の広い部分が形成されていれば良く、例えば、断面形状が略矩形状や略三角形状であっても構わない。
周縁部19aの内側には、周縁部19aから連続して断熱扉8に対して略垂直方向に延在する段差部19bが形成されている。また、段差部19bの更に内側には、段差部19bから連続して庫内側へと延びる面19cが形成されている。
図6は、ガスケット30を断熱扉8に取り付けた状態を示す断面図であり、図3のA−A線断面に相当する。尚、ガスケット30は、前述の通り、各断熱扉8〜11について適用可能であるが、ここでは、代表として、ガスケット30を断熱扉8に取り付けた例を図示している。図6において、紙面上方が冷蔵庫1の前面側であり、ガスケット30に対して、紙面右側が庫外側、紙面左側が庫内側である。
図6に示すように、ガスケット30の係止部31は、断熱扉8の周囲に設けられた取付溝20に挿入される。ガスケット30を挿入する際には、係止部31の内部の中空部54は、挿入口21の幅方向に潰れるように変形する。また、略くさび状に形成された係止部31の凸部32は、挿入の際、係止部31の側面に沿うように変形する。これらの効果により、係止部31を取付溝20に容易に挿入することができる。
挿入時に折れ曲がる凸部32は、係止部31が取付溝20に挿入された状態では、挿入口21よりも幅広く形成された取付溝20の内部で元の形状に戻り、係止部31の側面から斜め下方に突き出した形状となる。これにより、ガスケット30が取付溝20から外れてしまうことを防止できる。
ガスケット30を断熱扉8の取り付けた状態では、ガスケット30の基部35が扉内板19の周縁部19aに当接し、係止部31に形成されたヒレ部33が取付溝20の内面20aに当接する。
これにより、取付溝20の内部に区画された空気層60、61を形成することができる。その結果、取付溝20の内部を通じて冷気が漏れることを防止できると共に、庫外側から庫内側へと侵入する熱を減らすことができる。
また、庫内側緩衝部39に形成されたヒレ部44、及び庫内側緩衝部39と袋部42とを連結する袋状ヒレ部45は、扉内板19の段差部19bに当接して、ガスケット30と断熱扉8との間には、複数の区画された空気層62、63が形成される。これにより、ガスケット30と断熱扉8との隙間から漏れる冷気を遮断することができると共に、熱伝達による損失を更に低減することができる。
袋部42は、断熱扉8と断熱箱体2との間隙を庫内方向に延在する。袋部42の内部には、中空部55が形成されているので、庫外側からの伝熱による熱侵入を抑えることができる。
袋部42の断熱扉8側に突設されたヒレ部46、47は、扉内板19の面19cに当接して弾性的に折れ曲がる。これにより、ガスケット30と断熱扉8と隙間が塞がれ、ガスケット30の密封性能が向上する。
また、ヒレ部46、47によって、袋部42と断熱扉8との間に空気層64、65が形成されるので、ガスケット30の断熱性能を更に高めることができる。
また、図6においては、説明のために断熱扉8を少し開いた状態を示しているが、ガスケット30が取り付けられた断熱扉8を閉じると、ガスケット30の密着部36は、マグネット38の磁力によって外箱14のシール面14aに密着する。
尚、ガスケット30と密着するシール面14aとしては、外箱14のシール面14aの他にも仕切壁23〜25(図2参照)の各前面板23a、24a、25a(図2参照)がある。ここでは、代表として、ガスケット30が外箱14の周縁部のシール面14aに密着する場合ついて説明する。
鋼板製の外箱14の前面開口部周縁部には、ガスケット30と密着するシール面14aが形成されている。シール面14aは、外箱を側面から内側へと略90度の角度で折り曲げることにより形成されている。また、シール面14aの裏側には、外箱14を更にシール面14aから略180度の角度で折り返し、更に所定の形状で曲げ加工を行って形成された補強構造を備えている。
尚、ガスケット30が密着するシール面14aの内側近傍の断熱材15が充填される部分には、熱の漏れによる結露や水分の凍結を防止するために、図示しない結露防止手段を設けている。結露防止手段としては、電気ヒータや冷凍サイクルの放熱パイプ等を採用し得る。
断熱扉8を閉じると、ガスケット30は、マグネット38の磁力によって鋼板製のシール面14aに引き付けられ、密着部36とシール面14aとが密着する。これにより、庫内側から庫外側へと冷気が漏れること、若しくは庫外側から庫内側へと外気が侵入することを防止することができる。
また、断熱扉8を閉じると、断熱箱体2の内箱16の開口縁付近の面16aは、袋部42に接触して、袋部42を押圧する。尚、袋部42と内箱16との接触形態は、ガスケット30を装着する箇所によって異なる。しかし、袋部42の先端付近には、断熱箱体2に向かって膨出する膨出部43が形成されているので、その膨出部43付近が押され易い。これにより、袋部42は、断熱扉8の方向に変形して、袋部42に形成されたヒレ部46、47は、扉内板19の面19cに適切に接触する。
また、ガスケット30の密着部36と断熱箱体2のシール面14aとが密着し、袋部42と内箱16の面16aとが当接すると、ガスケット30と断熱箱体2との間に空気層66が形成される。これにより、熱伝達による損失を更に低く抑えることができる。
また、前述の通り、ガスケット30は、庫内側緩衝部39、庫外側緩衝部40及び仕切部41により基部35と密着部36とが伸縮自在に連結されているので、断熱扉8の開閉方向に幅広く伸縮することができる。
これにより、大きな力を必要とせずに、断熱扉8〜11を容易に開けることができる。即ち、断熱扉8を開けるために、断熱扉8を手前に引き寄せるように力を加えると、ガスケット30がシール面14a吸着した状態のまま弾性的に伸びて、断熱扉8〜11を僅かに開くことができる。そして、動き出した断熱扉8の慣性力を利用して、マグネット38の磁力によるガスケット30の吸着を引き剥がすことができる。
また、庫内側緩衝部39、庫外側緩衝部40及び仕切部41を略蛇腹状に形成してガスケット30の変形量を大きく確保しているので、ガスケット30を装着する箇所の周囲形状が異なっても、優れた密着性を発揮することができる。
次に、図7ないし図9を参照して、ガスケット30を装着する箇所の周囲形状が異なる例について説明する。
ガスケット30を装着する箇所の周囲形状は、取り付ける箇所毎に異なっている。例えば、断熱扉8〜11の種類、断熱扉8〜11に対する位置(上部、側部、下部)、断熱箱体2に吸着するか仕切壁23〜25に吸着するか、断熱箱体2や仕切壁23〜25の位置、各部品の製造上の誤差等によって、各々異なる形状である。
図7ないし図9は、ガスケット30の取り付け状態の他の例を示す断面図であり、周囲形状が異なる例を、断熱扉8及び断熱箱体2を代表例として示している。尚、図7ないし図9において、断熱扉8及び断熱箱体2の内部構造については図示を省略している。また、以下の説明においては、断熱扉8との記載は断熱扉9〜11を、断熱箱体2との記載は仕切壁23〜25を各々含むものとする。
図7(A)及び(B)は、取り付け状態の他の例を示す断面図であり、図7(A)は、断熱扉8を離した状態を、図7(B)は、断熱扉8を近づけた状態を示している。
図7(A)に示すように、断熱扉8の段差部19bが比較的低く、段差部19bに連続する面19cが断熱扉8と略平行にやや長く延在する箇所では、袋部42に設けられたヒレ部46、47は、断熱扉8の面19cに接触しない場合がある。
このような場合であっても、ガスケット30は、袋部42の付け根付近に袋状ヒレ部45を備えているので、袋状ヒレ部45が断熱扉8に当接して、ガスケット30と断熱扉8との隙間を適切にシールすることができる。
また、図7(B)に示すように、断熱扉8を閉じるために、断熱扉8を断熱箱体2に近づけると、断熱箱体2の面16aがガスケット30の袋部42に接触して、袋部42を断熱扉8に近づく方向に押し曲げる。
これにより、袋部42に形成されたヒレ部46、47が断熱扉8の面19cに当接し、ガスケット30と面19cとの間隙に空気層64、65を形成する。その結果、庫内からの冷気漏れを遮断すると共に、空気の対流を抑えて熱伝達損失を低減することができる。
特に、袋部42の先端付近には、断熱箱体2に向かって膨出する膨出部43が形成されているので、袋部42は、先端付近が断熱箱体2に押され易い。そのため、ヒレ部46、47と断熱扉8とを適切に接触させて、押圧することができる。
また、袋部42は、膨出部43から付け根付近にかけては、膨出部43よりも狭い幅で形成されているので、容易に折れ曲がり変形または潰れ変形する。これにより、断熱扉8と断熱箱体2との間に袋部42が挟まれることによるマグネット38の吸着不良を回避することができる。
図8は、ガスケット30の取り付け状態の更に他の例を示す断面図である。図8に示すように、断熱扉8の段差部19bが更に低くなり、断熱箱体2の面16aが断熱扉8に対して略平行方向に長く伸び、断熱扉8と断熱箱体2との隙間が更に狭くなった場合であっても、ガスケット30の袋部42は適切に変形する。
即ち、袋部42は、断熱箱体2の面16aに押されて断熱扉8に向かって折れ曲がり、ヒレ部46、47が断熱扉8の面19cに弾性的に当接する。ここで、膨出部43が断熱箱体2に押圧されるので、ヒレ部46、47の密着性を高めることができる。
また、先端付近が幅広に形成された袋部42は、潰れ変形し易く、挟み込みによる吸着不良が少ない。断熱扉8を閉めると、断熱扉8と断熱箱体2とは、図8に示す状態よりも更に近づくが、袋部42は、容易に潰れて、断熱扉8の動き及びマグネット38の吸着を阻害しない。
尚、前述の通り、袋部42の一部には、中空部55とガスケット30の外部(庫内側)とを僅かに連通させる切り込みが形成されている。これにより、袋部42は更に潰れ易くなり、袋部42を挟み込むことによる不具合が回避される。
図9は、ガスケット30の取り付け状態の更に他の例を示す断面図である。図9に示すように、段差部19bに連続する面19cが断熱扉8から略垂直方向に延びる箇所であっても、ガスケット30の袋部42は適切に変形して、断熱扉8との間隙をシールすることができる。
即ち、ガスケット30が断熱扉8に装着されると、袋部42は、断熱扉8の面19cに押されて庫外側に向かって折れ曲がる。そして、袋部42は、面19cに沿って庫内方向に延び、袋部42に突設されたヒレ部46、47は、面19cに密着する。
ここで、袋部42は、先端付近の膨出部43よりも付け根に近い部分の幅が狭く形成されているので、変形し易い。また、ヒレ部46、47は、弾性変形した袋部42の適度な復元力によって面19cに押し当てられ、袋部42と断熱扉8との隙間から冷気が漏れることを防止できる。
以上説明の如く、ガスケット30は、装着箇所の周囲形状が異なっても優れた密封性能及び断熱性能を発揮する。そのため、同一の横断面形状に押出成形されたガスケット30を、冷蔵庫1の異なる位置に共通して使用することができる。これにより、部品の種類を削減でき、冷蔵庫1の生産性を高めることができる。
以上、本発明の実施形態に係る冷蔵庫1について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
1 冷蔵庫
2 断熱箱体
3 冷蔵室
4 上段冷凍室
5 下段冷凍室
6 野菜室
8〜11 断熱扉
14 外箱
14a シール面
15 断熱材
16 内箱
16a 面
17 外板
18 断熱材
19 扉内板
19a 周縁部
19b 段差部
19c 面
20 取付溝
23〜25 仕切壁
30 ガスケット
31 係止部
32 凸部
33 ヒレ部
35 基部
36 密着部
38 マグネット
39 庫内側緩衝部
40 庫外側緩衝部
41 仕切部
42 袋部
43 膨出部
44 ヒレ部
45 袋状ヒレ部
46、47 ヒレ部
48 接続点
50 マグネット挿入部
51〜56 中空部
60〜66 空気層

Claims (4)

  1. 開口部が形成される断熱箱体と、
    前記断熱箱体に取り付けられて前記開口部を開閉自在に塞ぐ断熱扉と、
    前記断熱扉の内側周縁部に取り付けられてマグネットにより前記断熱箱体に密着するガスケットと、を有する冷蔵庫において、
    前記ガスケットは、前記断熱扉に固定される係止部を備えた基部と、
    前記基部よりも前記断熱箱体側に配置されて内部に前記マグネットを保持する密着部と、
    前記基部と前記密着部とを連結して中空部を形成する庫内側緩衝部及び庫外側緩衝部と、
    前記庫内側緩衝部から突設されて庫内側に向かって延在する中空構造の袋部と、を有し、
    前記袋部の先端近傍には、前記袋部の他の部分よりも幅が広い膨出部が形成されることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記袋部には、前記断熱扉に向かって延出するヒレ部が形成され、
    前記膨出部は、前記断熱箱体に向かって膨出することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記庫内側緩衝部と前記袋部との接続点の前記断熱扉側には、前記庫内側緩衝部と前記袋部とを連結して前記接続点を覆う袋状ヒレ部が形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記ガスケットは、前記基部と前記庫内側緩衝部とを連結して前記中空部を分割する仕切部と、を有し、
    前記仕切部は、伸縮自在な蛇腹状に形成されることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の冷蔵庫。
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