JP2015166647A - 室外機 - Google Patents

室外機 Download PDF

Info

Publication number
JP2015166647A
JP2015166647A JP2014040650A JP2014040650A JP2015166647A JP 2015166647 A JP2015166647 A JP 2015166647A JP 2014040650 A JP2014040650 A JP 2014040650A JP 2014040650 A JP2014040650 A JP 2014040650A JP 2015166647 A JP2015166647 A JP 2015166647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outdoor unit
main body
front panel
grill
unit according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014040650A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015166647A5 (ja
JP6223232B2 (ja
Inventor
谷川 喜則
Yoshinori Tanigawa
喜則 谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2014040650A priority Critical patent/JP6223232B2/ja
Priority to US14/608,690 priority patent/US20150247649A1/en
Priority to EP15154783.3A priority patent/EP2916081B1/en
Priority to CN201510089262.4A priority patent/CN104896611B/zh
Priority to CN201520118451.5U priority patent/CN204534881U/zh
Publication of JP2015166647A publication Critical patent/JP2015166647A/ja
Publication of JP2015166647A5 publication Critical patent/JP2015166647A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6223232B2 publication Critical patent/JP6223232B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/22Means for preventing condensation or evacuating condensate
    • F24F13/222Means for preventing condensation or evacuating condensate for evacuating condensate
    • F24F13/224Means for preventing condensation or evacuating condensate for evacuating condensate in a window-type room air conditioner
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/06Separate outdoor units, e.g. outdoor unit to be linked to a separate room comprising a compressor and a heat exchanger
    • F24F1/46Component arrangements in separate outdoor units
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/06Separate outdoor units, e.g. outdoor unit to be linked to a separate room comprising a compressor and a heat exchanger
    • F24F1/56Casing or covers of separate outdoor units, e.g. fan guards
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/22Means for preventing condensation or evacuating condensate
    • F24F2013/221Means for preventing condensation or evacuating condensate to avoid the formation of condensate, e.g. dew

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Abstract

【課題】簡単な室外機の筐体の構成により外部からの水滴が筐体内部、特に吹出グリル近傍のベルマウスまわりなどに侵入し凍結することによる送風性能の低下や異音の発生などを防止することを目的とする。【解決手段】前面パネル2を有する本体1と、本体1の天面を覆う天板3と、前面パネル2に取り付けられる吹出グリル6と、を備えた室外機であって、天板3は、天板3の周囲に形成された折曲片部3aを有し、吹出グリル6は、吹出グリル6の側縁に形成された固定用片部6aを有し、吹出グリル6の固定用片部6aを前面パネル2と折曲片部3aとの間に挟持して吹出グリル6を設置した。【選択図】図3

Description

本発明は、空気調和機の室外機に係り、特にファンとベルマウスとの間で水滴が凍結するのを防ぐことができる空気調和機の室外機に関するものである。
空気調和機の室外機は、暖房運転時に雨や雪などによる水滴が筐体の内部に侵入した際に外気温度が低いと、ファンとベルマウスとの間で水滴が凍結し、ファンの正常な回転を妨げたり、また、異音が発生したりする場合がある。
そこで、従来の空気調和機の室外機では、吹出グリルを筐体の前面パネルに取り付ける際に、前面パネルの吹出し開口の周囲に突出部を設け、吹出グリルにはこの突出部に当接する防水部(傾斜部)を形成し、これら2部材を密着させることで雨水等の水滴が吹出グリル内のベルマウス等に侵入することを防止している(例えば特許文献1を参照)。
特開平08−178365号公報(図1、2等を参照)
しかしながら、従来の空気調和機の室外機は、前面パネルの吹出し開口の周囲に設けた突出部と、吹出グリルに設けた防水部(傾斜部)とを密着させて筐体内への水滴の浸入を防いでいるため、前面パネルや吹出グリルの成形加工時にソリや変形が生じた際には突出部と防水部との間に隙間ができ、水滴の侵入を防止することができなくなるという問題があった。また、室外機が設置された後、経年変化により前面パネルや吹出グリルの形状が変形してしまった場合にも同様に防水性能を担保することができなかった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、簡単な室外機の筐体の構成により外部からの水滴が筐体内部、特に吹出グリル近傍のベルマウスまわりなどに侵入し凍結することによる送風性能の低下や異音の発生などを防止することを目的とする。
本発明に係る室外機は、前面パネルを有する本体と、本体の天面を覆う天板と、前面パネルに取り付けられる吹出グリルと、を備えた室外機であって、天板は、天板の周囲に形成された折曲片部を有し、吹出グリルは、吹出グリルの側縁に形成された固定用片部を有し、吹出グリルの固定用片部を前面パネルと折曲片部との間に挟持して吹出グリルを設置したものである。
本発明に係る室外機によれば、吹出グリルの固定用片部を前面パネルと天板の折曲片部との間に挟持して吹出グリルを設置したため、簡単な室外機の筐体の構成により外部からの水滴が筐体内部、特に吹出グリル近傍のベルマウスまわりなどに侵入し凍結することによる送風性能の低下や異音の発生などを防止することが可能となる。
実施の形態1に係る室外機の分解斜視図である。 実施の形態1に係る室外機の外観斜視図である。 実施の形態1に係る室外機の前面パネル部分の断面図である。 実施の形態2に係る室外機の外観斜視図である。 実施の形態2に係る室外機の前面パネル部分の断面図である。 実施の形態3に係る室外機の前面パネル部分の断面図である。
以下、本発明に係る室外機について、図面を用いて説明する。
なお、以下で説明する構成は、一例であり、本発明に係る室外機は、そのような構成に限定されない。
また、細かい構造については、適宜図示を簡略化又は省略している。
また、重複又は類似する説明については、適宜簡略化又は省略している。
実施の形態1.
図1〜図3を用いて実施の形態1に係る室外機における構造の概要を説明する。
図1は、実施の形態1に係る室外機の分解斜視図である。
図2は、実施の形態1に係る室外機の外観斜視図である。
図3は、実施の形態1に係る室外機の前面パネル部分の断面図である。
図1に示すように、空気調和機の室外機の筐体は、箱形状の本体1の前面側を構成する前面パネル2と、天面を構成する天板3と、吹出グリル6と、を有する構造となっている。
前面パネル2には、吹出開口2aが円形に開口し、吹出開口2aの周囲には略円筒形状のベルマウス4が前面パネル2と一体に形成されている。
ベルマウス4の内部には、ベルマウス4の円筒形状に沿うようにファン5の翼が配置されている。また、本体1の前面パネル2に対向する背面側には熱交換器(図示しない)が配置されている。
本体1の天面側の周縁には、本体1の側壁面より筐体の内側に垂直面を有する垂直段差部1aと、本体1の側壁面と垂直段差部1aとを水平につなぐ水平段差部1bとが形成されている。垂直段差部1aには天板3の外周に形成された折曲片部3aが嵌合し、本体1の天面を塞ぎ室外機の筐体を形成する。このとき天板3の折曲片部3aの外面は、本体1の側壁面と面一となる構成になっている。
吹出グリル6は、本体1の前面視において例えば矩形状をしており、複数の平板状のルーバー6cによってファン5が送風する熱交換用の外気が流通するように開口が設けられている。
吹出グリル6の上縁には、固定用片部6aと、固定用片部6aから連続して形成された傾斜舌部6bとが形成されている。
図3に示すように、固定用片部6aは板状であり、吹出グリル6の背面側から上方に延設されている。また、固定用片部6aは吹出グリル6の前面から見て吹出グリル6の幅方向に渡って形成されている。
固定用片部6aは、本体1に取り付けられた際にその吹出し面が略垂直になるように本体1の前面パネル2における垂直段差部1aに沿って固定される。
傾斜舌部6bは、固定用片部6aの下端から本体1の前面側に向けて下勾配を有して延設されており、その前端部は複数のルーバー6cの前端部と略同一面を形成している。
これらの構成部材の材質は、例えば本体1と天板3は、鋼板製を採用することができ、吹出グリル6とファン5には樹脂製を採用することができるが、これらに限定されるものではない。
次に、実施の形態1に係る室外機の吹出グリル6まわりの組立手順について説明する。
はじめに、本体1における前面パネル2の吹出開口2aを覆うように吹出グリル6を仮設置する。このとき、図3に示すように吹出グリル6の上縁に設けられた固定用片部6aの背面側が本体1の前面パネル2における垂直段差部1aの前面側に当接すると共に、固定用片部6aの下面を本体1の水平段差部1bに当接するように仮設置する。
次に、天板3を本体1の上面側から被せ、天板3の折曲片部3aを本体1の垂直段差部1aに嵌合させる。すると、吹出グリル6の固定用片部6aは、本体1の前面パネル2における垂直段差部1aと天板3の折曲片部3aとに挟まれて挟持される。このとき、傾斜舌部6bは固定用片部6aの下端から本体1の前面側に向けて下勾配を有して延設した形状になっている。
最後に、吹出グリル6の下部を前面パネル2にねじ止めや係合爪などの係合手段により最終的に固定し、本体1に対する吹出グリル6の取り付けが完了する。
このように実施の形態1に係る室外機を組み立てると、吹出グリル6の傾斜舌部6bの上面は、固定用片部6aが本体1に取り付けられた状態で天板3の折曲片部3aの下方に位置し、本体1の前面側に下るような傾斜面を備えることになる。
次に、実施の形態1に係る室外機を運転した際の作用について説明する。
室外機のファン5を回転駆動すると、本体1の外部の外気を本体1の背面側から本体1内部に吸い込む。本体1の背面側には熱交換器(図示しない)が設置されており、室内機が冷房運転の時には凝縮器として機能し、室内機が暖房運転の時には蒸発器として機能する。
熱交換器を通過した外気は、ファン5の翼で室外機の本体1の前面側に送風され、円筒状のベルマウス4の内壁面側を通過して前面パネル2の吹出開口2aから吹き出される。吹出開口2aから吹き出された外気は、吹出グリル6のルーバー6cの間を通過し、室外機の本体1から排出される。
ここで、実施の形態1に係る室外機に雨や雪などによる水滴が落下した場合の水滴の流れについて説明する。
室外機の天板3上に降り注いだ雨や雪などの水滴は、図3に記載の天板3上から折曲片部3aをつたい、吹出グリル6の傾斜舌部6b上に落下する。傾斜舌部6bの上面は、本体1の前面側に下るような傾斜面を有しているため、水滴はこの傾斜舌部6b上を本体1の前面側に向けて流れ、傾斜舌部6bの前端部から落下する。落下した水滴は、ルーバー6cの表面をつたって下方に落下するか、もしくはファン5が回転駆動されている場合には吹き出された気流に乗ってさらに本体1の前面側に運ばれ落下する。
実施の形態1に係る室外機の構成による効果について説明する。
本実施の形態1に係る室外機の筐体は、上記のように吹出グリル6の固定用片部6aを本体1の前面パネル2における垂直段差部1aと天板3の折曲片部3aとの間に挟むように設置したことで、傾斜舌部6b上に降り注いだ雨や雪などの水滴が固定用片部6aに堰き止められ、本体1の内部に侵入することがない。
雨や雪などの天候で特に室外機の熱交換器が蒸発器として機能している場合、熱交換器を通過した後の空気温度が低下し、本体1内に水滴が存在すると凍結する可能性がある。特に、ファン5まわりのベルマウス4等に凍結が発生するとファン5の送風性能の低下や、異音の発生、ファン5の破損などが起こることがあるが、本実施の形態1に係る室外機の筐体は、ベルマウス4まわりに水滴が侵入することがないため、ファン5の送風性能の確保や、ファン5の破損を防止することができる。また、前面パネル2や吹出グリル6にソリや変形が生じたとしても折曲片部3aと前面パネル2における垂直段差部1aとの間に固定用片部6aが配置されている限り水滴がベルマウス4側に流れ落ちることがないため、上記と同様の効果を得ることができる。
実施の形態2.
図4、図5を用いて実施の形態2に係る室外機における構造の概要を説明する。
図4は、実施の形態2に係る室外機の外観斜視図である。
図5は、実施の形態2に係る室外機の前面パネル部分の断面図である。
実施の形態2に係る室外機は、吹出グリル6の固定用片部6aを本体1の前面パネル2における垂直段差部1aと天板3の折曲片部3aとの間に挟む基本的な構成で実施の形態1に係る室外機と同一である。しかし、実施の形態1に係る固定用片部6aの下端から傾斜舌部6bを本体1の前面側に延設した吹出グリル6に対して、実施の形態2ではこの吹出グリル6の上縁の構成が異なっている。したがって、実施の形態1に係る吹出グリル6と異なる点を説明する。
実施の形態2に係る室外機の吹出グリル6の上縁は図4に示すように、中央が高く、左右方向が下がるように傾斜した左右傾斜舌部6dを備えている。左右傾斜舌部6dは、固定用片部6aの下端から本体1の前面側に延設した構成となっている。
また、左右傾斜舌部6dは、図5に示すように前面パネル2の断面視において上面が水平な形状となっている。なお、左右傾斜舌部6dの上面は、このように前面パネル2の断面視において水平となる例を示したが、実施の形態1の傾斜舌部6bと同様に本体1の前面側に向けて下る傾斜をさらに備えていてもよい。
実施の形態2に係る室外機の吹出グリル6まわりの組立手順については実施の形態1と同様であるが、実施の形態2に係る室外機を組み立てると、図5に示すように吹出グリル6の左右傾斜舌部6dの上面が天板3の折曲片部3aの下方に位置し、本体1の前面側から見て左右に下る傾斜面を備えることになる。
次に、実施の形態2に係る室外機に雨や雪などによる水滴が落下した場合の水滴の流れについて説明する。
室外機の天板3上に降り注いだ雨や雪などの水滴は、図5に記載の天板3上から折曲片部3aをつたい、吹出グリル6の左右傾斜舌部6d上に落下する。左右傾斜舌部6dの上面は、本体1の前面視で左右に下るような傾斜面を有しているため、水滴はこの左右傾斜舌部6d上を左右に分かれて流れ、左右傾斜舌部6dの左右両端部から落下する。落下した水滴は、ルーバー6cの両端部をつたって下方に落下する。
なお、図4では、左右傾斜舌部6dの上面が本体1の前面視で左右側に下るような傾斜面を有する例を示したが、左右側の一方に下る勾配を有する傾斜面を備えていてもよい。
実施の形態2に係る室外機の構成による効果について説明する。
本実施の形態2に係る室外機の筐体は、実施の形態1と同様に吹出グリル6の固定用片部6aを本体1の前面パネル2における垂直段差部1aと天板3の折曲片部3aとの間に挟むように設置するとともに、固定用片部6aの下端から左右傾斜舌部6dを本体1の前面側に延設した構成を採用したことで、左右傾斜舌部6d上に降り注いだ雨や雪などの水滴が固定用片部6aに堰き止められ、本体1の内部に侵入することがない。
雨や雪などの天候で特に室外機の熱交換器が蒸発器として機能している場合、熱交換器を通過した後の空気温度が低下し、本体1内に水滴が存在すると凍結する可能性がある。特に、ファン5まわりのベルマウス4等に凍結が発生するとファン5の送風性能の低下や、異音の発生、ファン5の破損などが起こることがあるが、実施の形態1と同様に、本実施の形態2に係る室外機の筐体は、ベルマウス4まわりに水滴が侵入することがないため、ファン5の送風性能の確保や、ファン5の破損を防止することができる。また、前面パネル2や吹出グリル6にソリや変形が生じたとしても折曲片部3aと前面パネル2における垂直段差部1aとの間に固定用片部6aが配置されている限り水滴がベルマウス4側に流れ落ちることがないため、上記と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
図6を用いて実施の形態3に係る室外機における構造の概要を説明する。
図6は、実施の形態3に係る室外機の前面パネル部分の断面図である。
実施の形態3に係る室外機は、吹出グリル6の固定用片部6aを本体1の前面パネル2における垂直段差部1aと天板3の折曲片部3aとの間に挟む基本的な構成で実施の形態1及び2に係る室外機と同一であり、また、実施の形態2に係る左右傾斜舌部6dのように中央が高く、左右方向が下がるように傾斜した吹出グリル6の上縁の構成を備える点で共通している。したがって、実施の形態1及び2に係る吹出グリル6と異なる点を説明する。
実施の形態3に係る室外機の吹出グリル6の上縁は図4に示すように、中央が高く、左右方向が下がるように傾斜した左右傾斜舌部6dを備えている。左右傾斜舌部6dは、固定用片部6aの下端から本体1の前面側に延設した構成となっている。
この左右傾斜舌部6dは、図6に示すように前面パネル2の断面視において本体1の前面側に配置され、左右傾斜舌部6dから略垂直方向に立ち上がる突状片部6eを一体として備えている。突状片部6eは、吹出グリル6の前面側から見て、吹出グリル6の幅方向に渡って形成されている。
また、左右傾斜舌部6dは、図6に示すように前面パネル2の断面視において上面が水平な形状となっている。なお、左右傾斜舌部6dの上面は、このように前面パネル2の断面視において水平となる例を示したが、実施の形態1の傾斜舌部6bと同様に本体1の前面側に向けて下る傾斜をさらに備えていてもよい。
実施の形態3に係る室外機の吹出グリル6まわりの組立手順については実施の形態1と同様であるが、実施の形態3に係る室外機を組み立てると、図6に示すように吹出グリル6の左右傾斜舌部6dの上面は、天板3の折曲片部3aの下方に位置し、本体1の前面側から見て左右に下る傾斜面を備えるとともに、左右傾斜舌部6dの上面における本体1の前面側に突状片部6eが形成される。
次に、実施の形態3に係る室外機に雨や雪などによる水滴が落下した場合の水滴の流れについて説明する。
室外機の天板3上に降り注いだ雨や雪などの水滴は、図6に記載の天板3上から折曲片部3aをつたい、吹出グリル6の左右傾斜舌部6d上に落下する。左右傾斜舌部6dの上面は、本体1の前面視で左右に下るような傾斜面を有すると共に、前面側の端部に突状片部6eが形成されているため、水滴はこの左右傾斜舌部6d上を左右に分かれて流れ、左右傾斜舌部6dの左右両端部から落下する。落下した水滴は、ルーバー6cの両端部をつたって下方に落下する。
実施の形態3に係る室外機の構成による効果について説明する。
本実施の形態3に係る室外機の筐体は、実施の形態1及び2と同様に吹出グリル6の固定用片部6aを本体1の前面パネル2における垂直段差部1aと天板3の折曲片部3aとの間に挟むように設置するとともに、固定用片部6aの下端から左右傾斜舌部6dを本体1の前面側に延設した構成を採用したことで、左右傾斜舌部6d上に降り注いだ雨や雪などの水滴が固定用片部6aに堰き止められ、本体1の内部に侵入することがない。
雨や雪などの天候で特に室外機の熱交換器が蒸発器として機能している場合、熱交換器を通過した後の空気温度が低下し、本体1内に水滴が存在すると凍結する可能性がある。特に、ファン5まわりのベルマウス4等に凍結が発生するとファン5の送風性能の低下や、異音の発生、ファン5の破損などが起こることがあるが、実施の形態1及び2と同様に、本実施の形態3に係る室外機の筐体は、ベルマウス4まわりに水滴が侵入することがないため、ファン5の送風性能の確保や、ファン5の破損を防止することができる。
また、前面パネル2や吹出グリル6にソリや変形が生じたとしても折曲片部3aと前面パネル2における垂直段差部1aとの間に固定用片部6aが配置されている限り水滴がベルマウス4側に流れ落ちることがないため、上記と同様の効果を得ることができる。さらに、左右傾斜舌部6dの上面における本体1の前面側に突状片部6eが形成されているため、水滴が本体1の前面側に落下することがない。したがって、ファン5が回転駆動されている場合に吹き出された気流に乗って水滴が本体1の前面側に飛散することを防止することができる。
以上、実施の形態1〜3について説明したが、本発明は各実施の形態の説明に限定されず、各実施の形態の全て又は一部を組み合わせることも可能である。
1 本体、1a 垂直段差部、1b 水平段差部、2 前面パネル、2a 吹出開口、3 天板、3a 折曲片部、4 ベルマウス、5 ファン、6 吹出グリル、6a 固定用片部、6b 傾斜舌部、6c ルーバー、6d 左右傾斜舌部、6e 突状片部。

Claims (7)

  1. 前面側に前面パネルを有する本体と、前記本体の天面を覆う天板と、前記前面パネルに取り付けられる吹出グリルと、を備えた室外機であって、
    前記天板は、該天板の周囲に形成された折曲片部を有し、
    前記吹出グリルは、該吹出グリルの側縁に形成された固定用片部を有し、
    前記吹出グリルの前記固定用片部を前記前面パネルと前記折曲片部との間に挟持して前記吹出グリルを設置したことを特徴とする室外機。
  2. 前記吹出グリルは、前記固定用片部の下端から延設された傾斜舌部を有することを特徴とする請求項1に記載の室外機。
  3. 前記傾斜舌部の上面は、前記本体の前面側に向かって下る勾配を備えたことを特徴とする請求項2に記載の室外機。
  4. 前記傾斜舌部の上面は、前記本体の前面側から見て左右側のいずれか1方向に下る勾配を備えたことを特徴とする請求項2に記載の室外機。
  5. 前記傾斜舌部の上面は、前記本体の前面側から見て左右側の両端に下る勾配を備えたことを特徴とする請求項2に記載の室外機。
  6. 前記傾斜舌部は、前記本体の前面側に配置され、前記傾斜舌部から略垂直方向に立ち上がる突状片部を備えたことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の室外機。
  7. 前記前面パネルの上縁には、前記前面パネルの構成面から段差を有して垂直段差部が形成され、
    前記固定用片部を前記垂直段差部と前記折曲片部との間に挟持して前記吹出グリルを設置したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の室外機。
JP2014040650A 2014-03-03 2014-03-03 室外機 Active JP6223232B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014040650A JP6223232B2 (ja) 2014-03-03 2014-03-03 室外機
US14/608,690 US20150247649A1 (en) 2014-03-03 2015-01-29 Outdoor unit
EP15154783.3A EP2916081B1 (en) 2014-03-03 2015-02-12 Outdoor unit
CN201510089262.4A CN104896611B (zh) 2014-03-03 2015-02-27 室外机
CN201520118451.5U CN204534881U (zh) 2014-03-03 2015-02-27 室外机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014040650A JP6223232B2 (ja) 2014-03-03 2014-03-03 室外機

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015166647A true JP2015166647A (ja) 2015-09-24
JP2015166647A5 JP2015166647A5 (ja) 2016-08-04
JP6223232B2 JP6223232B2 (ja) 2017-11-01

Family

ID=52472200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014040650A Active JP6223232B2 (ja) 2014-03-03 2014-03-03 室外機

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20150247649A1 (ja)
EP (1) EP2916081B1 (ja)
JP (1) JP6223232B2 (ja)
CN (2) CN204534881U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112050300A (zh) * 2019-06-06 2020-12-08 夏普株式会社 空气调节机的室外机
WO2022074710A1 (ja) * 2020-10-05 2022-04-14 三菱電機株式会社 空気調和機の室外機

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5522150B2 (ja) * 2011-11-14 2014-06-18 ダイキン工業株式会社 冷凍装置の室外機
JP6223232B2 (ja) * 2014-03-03 2017-11-01 三菱電機株式会社 室外機
KR102163905B1 (ko) * 2016-01-25 2020-10-12 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 실외기 및 그것을 구비한 공기 조화기

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57149394U (ja) * 1981-03-16 1982-09-20
JPH08178365A (ja) * 1994-12-22 1996-07-12 Daikin Ind Ltd 空気調和機の室外機
JPH08200744A (ja) * 1995-01-31 1996-08-06 Mitsubishi Electric Corp 分離型空気調和機の室外ユニット
JP2000274738A (ja) * 1999-03-26 2000-10-06 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室外機ユニット
JP2005180793A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機
JP2012154581A (ja) * 2011-01-27 2012-08-16 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室外ユニット
WO2013073338A1 (ja) * 2011-11-14 2013-05-23 ダイキン工業株式会社 冷凍装置の室外機

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2696280A (en) * 1949-09-30 1954-12-07 Joseph B Bourne Window frame assembly
US5653068A (en) * 1996-04-29 1997-08-05 Moody; Ben A. Water diverting strip
US6951081B2 (en) * 2002-01-02 2005-10-04 Bonshor David J Water deflecting apparatus
US6705105B2 (en) * 2002-05-24 2004-03-16 American Standard International Inc. Base pan and cabinet for an air conditioner
JP2006162094A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Fujitsu General Ltd 空気調和機の室外機
US20060125355A1 (en) * 2004-12-10 2006-06-15 Hauck Robert F Exterior cabinet doors and drawers
JP2008170082A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機の室外機ユニット
JP2008256296A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機の室外機
JP4435823B2 (ja) * 2007-11-09 2010-03-24 シャープ株式会社 開口カバー装置及びそれを備えた空気調和機
US8357031B2 (en) * 2008-09-29 2013-01-22 Dinicolas Michael Outdoor air conditioner cover assembly
JP2010145063A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Panasonic Corp 空気調和装置の室外機
JP5220076B2 (ja) * 2010-09-29 2013-06-26 三菱電機株式会社 室外機及びこれを備えた空気調和装置
US9194593B2 (en) * 2013-06-17 2015-11-24 Lennox Industries Inc. Icing protection for a heat pump
JP6223232B2 (ja) * 2014-03-03 2017-11-01 三菱電機株式会社 室外機

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57149394U (ja) * 1981-03-16 1982-09-20
JPH08178365A (ja) * 1994-12-22 1996-07-12 Daikin Ind Ltd 空気調和機の室外機
JPH08200744A (ja) * 1995-01-31 1996-08-06 Mitsubishi Electric Corp 分離型空気調和機の室外ユニット
JP2000274738A (ja) * 1999-03-26 2000-10-06 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室外機ユニット
JP2005180793A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機
JP2012154581A (ja) * 2011-01-27 2012-08-16 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室外ユニット
WO2013073338A1 (ja) * 2011-11-14 2013-05-23 ダイキン工業株式会社 冷凍装置の室外機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112050300A (zh) * 2019-06-06 2020-12-08 夏普株式会社 空气调节机的室外机
JP2020200967A (ja) * 2019-06-06 2020-12-17 シャープ株式会社 空気調和機の室外機
WO2022074710A1 (ja) * 2020-10-05 2022-04-14 三菱電機株式会社 空気調和機の室外機
JP7370477B2 (ja) 2020-10-05 2023-10-27 三菱電機株式会社 空気調和機の室外機

Also Published As

Publication number Publication date
EP2916081A1 (en) 2015-09-09
CN104896611A (zh) 2015-09-09
JP6223232B2 (ja) 2017-11-01
EP2916081B1 (en) 2018-10-03
CN204534881U (zh) 2015-08-05
CN104896611B (zh) 2018-07-20
US20150247649A1 (en) 2015-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6223232B2 (ja) 室外機
JP5289200B2 (ja) 空気調和機用室外機
JP5220076B2 (ja) 室外機及びこれを備えた空気調和装置
JP5556676B2 (ja) 空気調和機の室外ユニット
JP4544364B1 (ja) 空気調和装置
JP2014077591A (ja) 空気調和機の室内ユニット
WO2013118497A1 (ja) 室内機
US20160033163A1 (en) Icing protection for a heat pump
JP5401355B2 (ja) 空気調和機の室内機
CN108474571B (zh) 空调机的室外机及鼓风机
JP5305782B2 (ja) 空気調和機
CN108474585B (zh) 空调装置的室内机
JP6508883B2 (ja) 空気調和機の室外機
JP2013108684A (ja) 空気調和機の室内機
JP5339998B2 (ja) 空気調和機
JP5348967B2 (ja) 空気調和機
JP5870251B2 (ja) 空気調和機
JP2010048470A (ja) 空気調和機
JP6314949B2 (ja) 室内機
WO2020079851A1 (ja) 浴室乾燥機
EP2312245A2 (en) Domestic electrical appliance
FI122966B (fi) Kasettipatteri
WO2018189894A1 (ja) 空気調和機の室内ユニット
JP2011106777A (ja) 空気調和機
WO2016139806A1 (ja) 空気調和機の室内機

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160617

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170613

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170614

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171003

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6223232

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250