JP2015165758A - 間接活線工法用クリップ - Google Patents
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Abstract
【課題】間接活線工法用クリップを電線等に被せた絶縁シート等に対して着脱する作業を容易化する。【解決手段】固定操作片4を備えると共に、先端に挟持部6を備えたベース挟持部材2と、8軸支部により被軸支部22を回動自在に軸支された可動挟持部材20と、可動操作片35と、弾性部材30に抗して可動操作片を固定操作片に接近させた時に作動して可動挟持部材をベース挟持部材から離間させるリンク機構40と、を備え、ベース挟持部材と可動挟持部材の各挟持部6.24との接触位置と、軸支部8とを結ぶ直線L1と、可動操作片が進退する方向L2とが、平行、或いは鋭角状に交差する。【選択図】 図2
Description
本発明は、高圧の電気設備等に対する間接活線作業において使用される間接活線工法用クリップに関する。
間接活線作業では、充電した状態の高圧配電線(電線)に対して作業員が絶縁ヤットコ等の間接活線工具を用いて各種作業を行う。間接活線作業に際しては、例えば、間接活線工法用クリップ(絶縁シート挟み用器具)を用いて、電線の充電部分に被せた感電防止用の絶縁シートを電線と共に挟んで固定したり、切断によりフリーとなった電線を他の部位に仮固定するといった安全措置を講じる必要がある。この間接活線工法用クリップは、長尺のハンドル部を備えた絶縁ヤットコを用いて操作されるのが一般である。
図10(a)は従来の間接活線工法用クリップ(以下、クリップと称する)の構成例であり、このクリップ100は、2つの挟圧片101を開閉支持部材105によって開閉自在に支持すると共に、各挟圧片の先端部101aを常時接近(閉じる)方向へ付勢する図示しないバネを備えている。先端部が閉じた状態では後端部101bは図示のように離間した状態にあり、図10(b)に示すように絶縁ヤットコ120を用いてこの後端部101b同士を接近させる方向へ挟み込むことにより、各先端部101aを開放させることができる。
図10(a)は従来の間接活線工法用クリップ(以下、クリップと称する)の構成例であり、このクリップ100は、2つの挟圧片101を開閉支持部材105によって開閉自在に支持すると共に、各挟圧片の先端部101aを常時接近(閉じる)方向へ付勢する図示しないバネを備えている。先端部が閉じた状態では後端部101bは図示のように離間した状態にあり、図10(b)に示すように絶縁ヤットコ120を用いてこの後端部101b同士を接近させる方向へ挟み込むことにより、各先端部101aを開放させることができる。
また、同図(c)に示すように絶縁ヤットコの長手方向と直交する方向、その他の交差方向へクリップを保持して作業を行うこともできる。
しかし、従来のクリップを電線に取り付けた絶縁シートに挟み込んだり、絶縁シートから取り外す作業を行う際に、作業員の作業位置やアプローチ方法が限定される、という問題がある。高所作業車から延びるバケット140上に乗った作業においても周辺環境の影響によって作業が制限されることが多々ある。
特に、周辺の状況から高所作業車を使用できない場合には柱上に登ることになるが、その場合には柱上で安定した姿勢を維持しつつ効率的な作業を行うことが困難となることが多い。例えば、柱上では足場や姿勢や身体の動作が自由にならないため、クリップの着脱作業は更に制限を受けることとなる。
しかし、従来のクリップを電線に取り付けた絶縁シートに挟み込んだり、絶縁シートから取り外す作業を行う際に、作業員の作業位置やアプローチ方法が限定される、という問題がある。高所作業車から延びるバケット140上に乗った作業においても周辺環境の影響によって作業が制限されることが多々ある。
特に、周辺の状況から高所作業車を使用できない場合には柱上に登ることになるが、その場合には柱上で安定した姿勢を維持しつつ効率的な作業を行うことが困難となることが多い。例えば、柱上では足場や姿勢や身体の動作が自由にならないため、クリップの着脱作業は更に制限を受けることとなる。
図11は高所作業車のバケットに乗って間接活線作業を行っている状態を示した略図である。図11に基づいて従来のクリップの欠点を説明する。
図11に示した例では、一方の作業者Aは、電線130を内包した絶縁シート135を挟み込んでいるクリップ100を、絶縁ヤットコ120を用いて取り外そうとしているが、クリップの後端部が上向きとなっているため、下方からの作業でクリップの後端部を絶縁ヤットコの先端部で挟み込んでクリップ先端部を開放させることは容易ではない。また、クリップの後端部の幅方向(短辺方向)が電線とほぼ並行となっているため、図示のように電線と交差する方向から絶縁ヤットコをクリップ後端部に接近させる場合には、絶縁ヤットコ先端部でクリップ後端部を挟み込むことが更に困難となる。
図12(a)(b)はこのような状況を図示しており、図12(a)の紙面手前側、(b)の右側に作業者が位置していると仮定する。この場合には、絶縁ヤットコ120の先端によりクリップ100の後端部を引っ掛けて手前に引くことにより電線を中心としてクリップを回転させてクリップ後端部を手前側へ向けてから、クリップ後端部を絶縁ヤットコの先端部で挟み込んで開放させて離脱させることになる。しかし、この作業は極めて効率が悪く、疲労をもたらす。
或いは、作業者の位置を図12(a)の右、或いは左方向に変化させた上で、絶縁ヤットコを電線とほぼ並行にしてクリップ後端部を挟持する必要があった。しかし、周辺の状況がこのような作業を許さない場合には、クリップを取り外す作業は極めて困難となる。
図11に示した例では、一方の作業者Aは、電線130を内包した絶縁シート135を挟み込んでいるクリップ100を、絶縁ヤットコ120を用いて取り外そうとしているが、クリップの後端部が上向きとなっているため、下方からの作業でクリップの後端部を絶縁ヤットコの先端部で挟み込んでクリップ先端部を開放させることは容易ではない。また、クリップの後端部の幅方向(短辺方向)が電線とほぼ並行となっているため、図示のように電線と交差する方向から絶縁ヤットコをクリップ後端部に接近させる場合には、絶縁ヤットコ先端部でクリップ後端部を挟み込むことが更に困難となる。
図12(a)(b)はこのような状況を図示しており、図12(a)の紙面手前側、(b)の右側に作業者が位置していると仮定する。この場合には、絶縁ヤットコ120の先端によりクリップ100の後端部を引っ掛けて手前に引くことにより電線を中心としてクリップを回転させてクリップ後端部を手前側へ向けてから、クリップ後端部を絶縁ヤットコの先端部で挟み込んで開放させて離脱させることになる。しかし、この作業は極めて効率が悪く、疲労をもたらす。
或いは、作業者の位置を図12(a)の右、或いは左方向に変化させた上で、絶縁ヤットコを電線とほぼ並行にしてクリップ後端部を挟持する必要があった。しかし、周辺の状況がこのような作業を許さない場合には、クリップを取り外す作業は極めて困難となる。
また、電線に掛けられた絶縁シート135をクリップにより挟み込む作業を絶縁ヤットコを用いて行うことは更に煩雑である。即ち、図11のように斜め下方、或いは横方向からの作業によってクリップを絶縁シートに挟み込むには、斜め下方向、或いは横方向から絶縁ヤットコにより保持したクリップ先端を電線に相当する絶縁シート部分にあてがって押し込んで絶縁シートを変形させながら、開放したクリップの挟圧片間に電線を内包した絶縁シートを入り込ませて挟み込む、といった煩雑な作業を行う必要がある。
或いは、絶縁ヤットコの長手方向に対するクリップの保持方向を図10(c)のように90度角度を持たせた上で、クリップの取付け作業を実施することも可能である。このような角度に保持したクリップ先端を開放させて電線に掛けられた絶縁シートの上辺に挟み込むには、電線とほぼ同じ高さまで作業者を上昇させつつ、絶縁ヤットコを電線とほぼ並行に保持しながら作業を行う必要がある。しかし、高所作業車のバケットの上昇可能な高さには限界がある。
或いは、絶縁ヤットコの長手方向に対するクリップの保持方向を図10(c)のように90度角度を持たせた上で、クリップの取付け作業を実施することも可能である。このような角度に保持したクリップ先端を開放させて電線に掛けられた絶縁シートの上辺に挟み込むには、電線とほぼ同じ高さまで作業者を上昇させつつ、絶縁ヤットコを電線とほぼ並行に保持しながら作業を行う必要がある。しかし、高所作業車のバケットの上昇可能な高さには限界がある。
また、図11中に示したように切断することによってフリーとなった電線の端部131を同じ相の電線等132に沿わせてクリップで固定するが、この場合にも作業者Bは、クリップの形状に起因して、作業位置やアプローチ方法が限定される、という問題がある。
特許文献1には、鋏のように2つのクリップ片を一つの支点部を中心として開閉自在に構成し、各クリップ片の後端部に絶縁ヤットコの先端部を確実に保持させるための保持部材を設けた間接活線工法用クリップが開示されている。この間接活線工法用クリップによれば、降雪時、雨天時等の作業環境の悪化に左右されることなく、間接活線工法用クリップが絶縁ヤットコから脱落することを防止することができる、と記載されている。
しかし、この間接活線工法用クリップは、図10等に示した従来のクリップと同様の欠点を有していることが明かである。
特許文献1には、鋏のように2つのクリップ片を一つの支点部を中心として開閉自在に構成し、各クリップ片の後端部に絶縁ヤットコの先端部を確実に保持させるための保持部材を設けた間接活線工法用クリップが開示されている。この間接活線工法用クリップによれば、降雪時、雨天時等の作業環境の悪化に左右されることなく、間接活線工法用クリップが絶縁ヤットコから脱落することを防止することができる、と記載されている。
しかし、この間接活線工法用クリップは、図10等に示した従来のクリップと同様の欠点を有していることが明かである。
従来の間接活線工法用クリップは、長尺な絶縁ヤットコを用いて操作され、絶縁シート等を電線に固定したり離脱させる等の作業に用いられるが、作業者の位置やアプローチ方法が制限される場合には、電線に被せた絶縁シートに取り付けられたクリップの後端部が作業員の位置とは異なった方向へ向けて突出した状態となり易いため、クリップの着脱操作が煩雑であった。
即ち、従来の間接活線工法用クリップは、2つの挟圧片101を開閉支持部材105によって開閉自在に支持しているに過ぎず、各挟圧片の先端部101aと後端部101bとは、開閉支持部材105を間に挟んでほぼ同一直線状に配列されている。このため、作業対象物に対してある位置関係にある作業者にとって角度的にクリップ後端部を絶縁ヤットコ先端部で保持することが難しい場合には、作業位置を変える必要があったが、周辺の条件からして作業位置の変更が難しい場合には着脱作業が難航することがあった。
即ち、従来の間接活線工法用クリップは、2つの挟圧片101を開閉支持部材105によって開閉自在に支持しているに過ぎず、各挟圧片の先端部101aと後端部101bとは、開閉支持部材105を間に挟んでほぼ同一直線状に配列されている。このため、作業対象物に対してある位置関係にある作業者にとって角度的にクリップ後端部を絶縁ヤットコ先端部で保持することが難しい場合には、作業位置を変える必要があったが、周辺の条件からして作業位置の変更が難しい場合には着脱作業が難航することがあった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、絶縁シート等の作業対象物を挟圧する間接活線工法用クリップ先端の開閉方向に対して、絶縁ヤットコによって保持されるクリップ後端の開閉方向を所定角度ずらして、クリップ後端部が作業員に向けて突出するようにした。このため、作業対象物に対する作業者の作業位置に関係なく、間接活線工法用クリップを電線等に被せた絶縁シート等の対象物に対して着脱する作業を容易化することができる間接活線工法用クリップを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1の発明に係る間接活線工法用クリップは、中間部外側面に固定操作片を備えると共に、先端に挟持部を備えたベース挟持部材と、該ベース挟持部材の基端部寄り位置に設けた軸支部により基端部寄りに設けた被軸支部を回動自在に軸支され、且つ先端部に前記ベース挟持部材の挟持部と接触可能な挟持部を有した可動挟持部材と、前記ベース挟持部材に対して前記可動挟持部材を閉じる方向へ付勢する弾性部材と、前記固定操作片よりも前記軸支部寄りの前記ベース挟持部の外側面によって前記固定操作片に対して進退自在に支持された可動操作片と、前記弾性部材に抗して前記可動操作片を前記固定操作片に接近させた時に作動して前記可動挟持部材を前記ベース挟持部材から離間させるリンク機構と、を備え、前記ベース挟持部材の挟持部と前記可動挟持部材の挟持部との接触位置と、前記軸支部とを結ぶ直線と、前記可動操作片が進退する方向とが、平行、或いは鋭角状に交差することを特徴とする。
請求項2の発明は、前記リンク機構は、前記可動挟持部材の前記被軸支部よりも基端側に配置された基端軸支部と、該基端軸支部により一端部を回動自在に軸支され、且つ他端部を前記可動操作片に回動自在に軸支されたたリンク片と、を備えていることを特徴とする。
請求項3の発明は、前記ベース挟持部材には、前記可動操作片のスライド部材をスライド自在に支持する長穴状のガイド穴が形成されており、前記可動操作片には前記ガイド穴内に嵌合して該ガイド穴の長手方向に進退するスライド部材が設けられ、前記リンク片の前記他端部は前記スライド部材により回動自在に軸支されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、前記ベース挟持部材には、前記可動操作片のスライド部材をスライド自在に支持する長穴状のガイド穴が形成されており、前記可動操作片には前記ガイド穴内に嵌合して該ガイド穴の長手方向に進退するスライド部材が設けられ、前記リンク片の前記他端部は前記スライド部材により回動自在に軸支されていることを特徴とする。
本発明によれば、絶縁ヤットコを操作する作業者の作業位置を変化させたり、身体の向きを変化させる等の煩雑な作業を行うことなく、クリップを開閉操作してスムーズに挟圧対象物に対して着脱させることが可能となる。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る間接活線工法用クリップの外観斜視図であり、図2は間接活線工法用クリップの正面図であり、(a)は先端部を閉じた状態、(b)は先端部を開放した状態を示している。また、図3(a)は間接活性工法用クリップの分解正面図であり、(b)はリンク機構の動作説明図である。
図1は本発明の一実施形態に係る間接活線工法用クリップの外観斜視図であり、図2は間接活線工法用クリップの正面図であり、(a)は先端部を閉じた状態、(b)は先端部を開放した状態を示している。また、図3(a)は間接活性工法用クリップの分解正面図であり、(b)はリンク機構の動作説明図である。
また、図4(a)乃至(d)は可動挟持部材の正面図、平面図、底面図、及び左側面図であり、図5(a)乃至(d)はベース挟持部材の正面図、平面図、底面図、及び右側面図であり、図6(a)乃至(d)は可動操作片の正面図、平面図、底面図、及び右側面図であり、図7(a)乃至(d)はリンク片の正面図、平面図、底面図、及び右側面図であり、図8(a)(b)及び(c)は弾性部材の正面図、平面図、及び底面図である。
間接活線工法用クリップ(以下、クリップ、という)1は、外側面中間部に固定操作片4を一体的に備えると共に、先端に挟持部6を備えたベース挟持部材2と、ベース挟持部材2の基端部寄り位置に設けた軸支部8により基端部寄りに設けた被軸支部22を軸支され、且つ先端部にベース挟持部材の挟持部(先端部)6と接触(近接)可能な挟持部(先端部)24を有した可動挟持部材20と、軸穴である軸支部8及び被軸支部22に挿通されて両挟持部材を回動自在に軸支するピン28と、ベース挟持部材に対して可動挟持部材を閉じる方向へ付勢する弾性部材30と、固定操作片4よりも軸支部8寄りのベース挟持部材2の中間部外側面によって固定操作片4に対して進退自在に支持された可動操作片35と、絶縁ヤットコ50等の操作具によって弾性部材30に抗して可動操作片35を固定操作片4に接近させた時に作動して可動挟持部材20をベース挟持部材2から離間(開放)させるリンク機構40と、を備える。
上記全ての構成要素は、樹脂等の絶縁材料から構成される。なお、弾性部材30のみは金属から構成することも可能である。
上記全ての構成要素は、樹脂等の絶縁材料から構成される。なお、弾性部材30のみは金属から構成することも可能である。
ベース挟持部材2と可動挟持部材20は、全体として略C字状に湾曲しており、夫々の基端部寄り位置をピン28により軸支されると共に、各挟持部材2、20が図1に示した閉止状態にある時には各挟持部6、24は弾性部材30の閉止方向への力によって圧接した状態にある。
クリップ1においては、ベース挟持部材2の挟持部6と可動挟持部材20の挟持部24との接触位置と、軸支部8(被軸支部22)とを結ぶ直線L1と、可動操作片35が進退する方向L2とが、平行、或いは鋭角状に交差している構成が一つの特徴をなしている。
クリップ1においては、ベース挟持部材2の挟持部6と可動挟持部材20の挟持部24との接触位置と、軸支部8(被軸支部22)とを結ぶ直線L1と、可動操作片35が進退する方向L2とが、平行、或いは鋭角状に交差している構成が一つの特徴をなしている。
ベース挟持部材2には可動操作片35の細長いスライド部材36をスライド自在に支持する長穴状のガイド穴10が先端部から基端部へ向けて形成されており、スライド部材36をガイド穴10内に嵌合した状態でガイド穴の長手方向に沿って往復移動させることにより可動操作片35は所定の姿勢を維持したまま固定操作片4に対して進退する。
絶縁材料から成るベース挟持部材2は、更に、ガイド穴10を夫々備えた略同形状の二枚の対向片12と、各対向片12間を連結する複数の連結片13と、対向片12間に基端部を固定された固定操作片4と、トーションバネとしての弾性部材30の一端31を固定する弾性部材支持部(対向片12に設けた受け穴)14と、を備えている。
絶縁材料から成るベース挟持部材2は、更に、ガイド穴10を夫々備えた略同形状の二枚の対向片12と、各対向片12間を連結する複数の連結片13と、対向片12間に基端部を固定された固定操作片4と、トーションバネとしての弾性部材30の一端31を固定する弾性部材支持部(対向片12に設けた受け穴)14と、を備えている。
ベース挟持部材2に固定される固定操作片4は、絶縁ヤットコ50の先端部が接触する下面に滑り止めの高摩擦部4aを有し、一端を対向片12間に挟まれた状態で固定されている。
絶縁材料から成る可動挟持部材20は、更に、同形状の二枚の対向片25と、各対向片25間を連結する複数の連結片26と、被軸支部22よりも基端側に設けられた基端軸支部27と、弾性部材30の他端32を固定する弾性部材支持部(対後編25に設けた受け穴)29と、を備えている。
絶縁材料から成る可動挟持部材20は、更に、同形状の二枚の対向片25と、各対向片25間を連結する複数の連結片26と、被軸支部22よりも基端側に設けられた基端軸支部27と、弾性部材30の他端32を固定する弾性部材支持部(対後編25に設けた受け穴)29と、を備えている。
可動操作片35は、絶縁ヤットコ50の先端部が接触する上面に滑り止めの高摩擦部35bを有した本体35aと、本体35aに一体化されたスライド部材36と、を有する。スライド部材36はガイド穴10内に遊嵌して進退するに適した細長い構成を有し、その上端部にはリンク機構40を構成するリンク片41の下端部を回動自在に軸支する軸支部36aを有している。
リンク機構40は、可動挟持部材20の被軸支部22よりも基端側に配置された基端軸支部27と、基端軸支部27により一端部を回動自在に軸支され、且つ他端部を可動操作片35の軸支部36aにより回動自在に軸支されたたリンク片41と、を備えている。
リンク機構40は、可動挟持部材20の被軸支部22よりも基端側に配置された基端軸支部27と、基端軸支部27により一端部を回動自在に軸支され、且つ他端部を可動操作片35の軸支部36aにより回動自在に軸支されたたリンク片41と、を備えている。
リンク片41はその下端部にリンク片の軸支部36aと回動自在に連結する被軸支部41aを有し、上端部には基端軸支部27と回動自在に連結する被軸支部41bを有する。
絶縁ヤットコ50の先端部によって固定操作片4に対して可動操作片35が接近するように挟み込むと、図2(a)の離間位置にある可動操作片35が弾性部材30に抗して同図(b)に示した接近位置に移動し、それまで図2(a)に示した挟圧姿勢(閉止姿勢)にあった可動挟持部材20がリンク片41を介して開放方向へ付勢され、(b)に示した非挟圧姿勢(開放姿勢)に移行する。
絶縁ヤットコ50の先端部によって固定操作片4に対して可動操作片35が接近するように挟み込むと、図2(a)の離間位置にある可動操作片35が弾性部材30に抗して同図(b)に示した接近位置に移動し、それまで図2(a)に示した挟圧姿勢(閉止姿勢)にあった可動挟持部材20がリンク片41を介して開放方向へ付勢され、(b)に示した非挟圧姿勢(開放姿勢)に移行する。
また、絶縁ヤットコの先端部による挟圧力を解除すると、弾性部材30の付勢力によって固定操作片4から可動操作片35が離間し、それまで図2(b)に示した非挟圧姿勢(開放姿勢)にあった可動挟持部材20がリンク片を介して閉止方向へ付勢され、(a)に示した挟圧姿勢(閉止姿勢)に移行する。
このように可動操作片35のスライド部材36に設けた軸支部36aと可動挟持部材の基端軸支部27によって両端部を夫々回動自在に軸支されたリンク片41は、可動操作片35が固定操作片4に向けて進退する際に生成される駆動力を可動挟持部材20に対してスムーズに伝達する役割を果たす。
この際、ガイド穴10に沿って安定した軌道を往復移動する可動操作片35のスライド部材36によって、リンク片41は安定して動作することができる。
以上の構成を備えた間接活線工法用クリップ1の操作手順について説明する。
このように可動操作片35のスライド部材36に設けた軸支部36aと可動挟持部材の基端軸支部27によって両端部を夫々回動自在に軸支されたリンク片41は、可動操作片35が固定操作片4に向けて進退する際に生成される駆動力を可動挟持部材20に対してスムーズに伝達する役割を果たす。
この際、ガイド穴10に沿って安定した軌道を往復移動する可動操作片35のスライド部材36によって、リンク片41は安定して動作することができる。
以上の構成を備えた間接活線工法用クリップ1の操作手順について説明する。
図1、図2(a)に示したように両挟持部材が挟圧姿勢(閉止姿勢)にある時には、可動操作片35は弾性部材30の力によって固定操作片4から離間した位置にある。
両挟持部材2、20を非挟圧姿勢(開放姿勢)に変位させるには、まず図2(a)のように両挟持部材2、20を絶縁ヤットコ50の先端部で保持してから、次いで(b)に示すように挟圧すればよい。絶縁ヤットコによって固定操作片4に向けて可動操作片35を押し付けると、ガイド穴10内に嵌合した可動操作片のスライド部材36がベース挟持部材2の先端部に向かって移動する。このため、軸支部36aを介して被軸支部41aを軸支されたリンク片41が、図2(a)→(b)、図3(a)→(b)に示すように軸支部36aを中心として時計回り方向へ回動しながら可動挟持部材20を軸支部8、及びピン28を中心として開放方向へ回動させる。
両挟持部材2、20を非挟圧姿勢(開放姿勢)に変位させるには、まず図2(a)のように両挟持部材2、20を絶縁ヤットコ50の先端部で保持してから、次いで(b)に示すように挟圧すればよい。絶縁ヤットコによって固定操作片4に向けて可動操作片35を押し付けると、ガイド穴10内に嵌合した可動操作片のスライド部材36がベース挟持部材2の先端部に向かって移動する。このため、軸支部36aを介して被軸支部41aを軸支されたリンク片41が、図2(a)→(b)、図3(a)→(b)に示すように軸支部36aを中心として時計回り方向へ回動しながら可動挟持部材20を軸支部8、及びピン28を中心として開放方向へ回動させる。
図2(b)に示した絶縁ヤットコ50による挟圧状態を解消すると、弾性部材30の原形復帰力によって、図2(a)に示したように、両挟持部材2、20が挟圧姿勢に復帰する。
本発明のクリップにおいては、図9(a)(b)及び(c)に示すように、ベース挟持部材2の挟持部6と可動挟持部材20の挟持部24との接触位置と、回動軸支部(軸支部8、被軸支部22)とを結ぶ直線L1と、可動操作片35が進退する方向L2とが、平行(図9(a))となっているか、或いは鋭角状に交差している構成(図9(b)(c))が一つの特徴をなしている。
本発明のクリップにおいては、図9(a)(b)及び(c)に示すように、ベース挟持部材2の挟持部6と可動挟持部材20の挟持部24との接触位置と、回動軸支部(軸支部8、被軸支部22)とを結ぶ直線L1と、可動操作片35が進退する方向L2とが、平行(図9(a))となっているか、或いは鋭角状に交差している構成(図9(b)(c))が一つの特徴をなしている。
換言すれば、本発明のクリップ1では、従来のクリップのように回動軸部を間に挟んで挟持部材の挟持部の延長上に操作片が存在していない。操作片4、35は、接触した状態にある2つの挟持部6、24と軸支部8、及び被軸支部22(回動軸支部)とを結んだ直線L1を横方向に回避した位置に配置され、且つ可動操作片35の移動方向が直線L1とほぼ並行(並行、鋭角状に交差する場合を含む)となっている。
このため、絶縁ヤットコの先端部の開閉方向と、クリップの挟持部材の開閉方向が交差することとなり、各操作片4、35の突出方向を作業員に向けることが可能となる。従って、作業対象物に対する絶縁ヤットコを操作する作業員の位置関係に関係なく、クリップを作業対象物に取り付けたり、取り外す作業性を高めることができる。
このため、絶縁ヤットコの先端部の開閉方向と、クリップの挟持部材の開閉方向が交差することとなり、各操作片4、35の突出方向を作業員に向けることが可能となる。従って、作業対象物に対する絶縁ヤットコを操作する作業員の位置関係に関係なく、クリップを作業対象物に取り付けたり、取り外す作業性を高めることができる。
具体的には、二つ折りにして電線に被せた絶縁シート(挟圧対象物)を電線と共にクリップで挟んだり、挟んだ状態にあるクリップを絶縁シートから取り外すために絶縁ヤットコを操作する場合に、周辺環境の影響により高所作業車から延びるバケットの高さ位置が絶縁シートの挟着対象部位よりも大幅に低くなっているとしても、操作片の突出方向を作業員に向けることができる。このため、下からの作業によってクリップを絶縁シートに容易に挟着したり、取り外すことが可能となる。図2に示すように絶縁ヤットコ50が延びる方向(軸方向)に対して、クリップの挟持部材の挟持部6、24の方向が略90度ずれているため、電線よりも下からの作業によってクリップを着脱することが容易となる。
このように本発明のクリップによれば、クリップの挟持部が延びる方向に対して、操作部が突出する方向を所定角度ずらしたので、操作部の突出方向を作業員に向け易くなる。このため、絶縁ヤットコを操作する作業者の作業位置を変化させたり、身体の向きを変化させる等の煩雑な作業を行うことなく、クリップを開閉操作してスムーズに挟圧対象物に対して着脱させることが可能となる。
<本発明の構成、作用、効果のまとめ>
第1の本発明に係る間接活線工法用クリップ1は、中間部外側面に固定操作片4を備えると共に、先端に挟持部6を備えたベース挟持部材2と、該ベース挟持部材の基端部寄り位置に設けた軸支部8により基端部寄りに設けた被軸支部22を回動自在に軸支され、且つ先端部にベース挟持部材の挟持部6と接触可能な挟持部24を有した可動挟持部材20と、ベース挟持部材2に対して可動挟持部材20を閉じる方向へ付勢する弾性部材30と、固定操作片4よりも軸支部8寄りのベース挟持部材の外側面によって固定操作片に対して進退自在に支持された可動操作片35と、弾性部材30に抗して可動操作片を固定操作片に接近させた時に作動して可動挟持部材をベース挟持部材から離間させるリンク機構40と、を備え、ベース挟持部材の挟持部と可動挟持部材の挟持部との接触位置と、軸支部とを結ぶ直線L1と、可動操作片が進退する方向L2とが、平行、或いは鋭角状に交差することを特徴とする。
第1の本発明に係る間接活線工法用クリップ1は、中間部外側面に固定操作片4を備えると共に、先端に挟持部6を備えたベース挟持部材2と、該ベース挟持部材の基端部寄り位置に設けた軸支部8により基端部寄りに設けた被軸支部22を回動自在に軸支され、且つ先端部にベース挟持部材の挟持部6と接触可能な挟持部24を有した可動挟持部材20と、ベース挟持部材2に対して可動挟持部材20を閉じる方向へ付勢する弾性部材30と、固定操作片4よりも軸支部8寄りのベース挟持部材の外側面によって固定操作片に対して進退自在に支持された可動操作片35と、弾性部材30に抗して可動操作片を固定操作片に接近させた時に作動して可動挟持部材をベース挟持部材から離間させるリンク機構40と、を備え、ベース挟持部材の挟持部と可動挟持部材の挟持部との接触位置と、軸支部とを結ぶ直線L1と、可動操作片が進退する方向L2とが、平行、或いは鋭角状に交差することを特徴とする。
従来のクリップは挟持対象物を挟持する各挟持部(先端部)の延びる方向と、絶縁ヤットコにより保持される各挟持部の延びる方向が、回動軸を間に挟んでほぼ同じ直線上に沿っていた。このため、従来のクリップを電線に取り付けた絶縁シートに挟み込んだり、絶縁シートから取り外す作業を行う際には、作業員の作業位置やアプローチ方法が限定される、という問題があった。高所作業車から延びるバケット上に乗った作業においても周辺環境の影響によって作業が制限されることが多々ある。
特に、周辺の状況から高所作業車を使用できない場合には柱上に登ることになるが、その場合には柱上で安定した姿勢を維持しつつ効率的な作業を行うことが困難となることが多かった。例えば、柱上では足場や姿勢や身体の動作が自由にならないため、クリップの着脱作業は更に制限を受けることとなる。
特に、周辺の状況から高所作業車を使用できない場合には柱上に登ることになるが、その場合には柱上で安定した姿勢を維持しつつ効率的な作業を行うことが困難となることが多かった。例えば、柱上では足場や姿勢や身体の動作が自由にならないため、クリップの着脱作業は更に制限を受けることとなる。
例えば、図11に示した例では、クリップの後端部が上向きとなっているため、下方からの作業でクリップの後端部を絶縁ヤットコの先端部で挟み込んでクリップ先端部を開放させることは容易ではない。また、クリップの後端部の幅方向(短辺方向)が電線とほぼ並行となっているため、図示のように電線と交差する方向から絶縁ヤットコをクリップ後端部に接近させる場合には、絶縁ヤットコ先端部でクリップ後端部を挟み込むことが更に困難となる。
本発明では、絶縁ヤットコにより保持される各操作片が突出する方向(可動操作片の進退方向L2と直交する方向)が、挟持対象物を挟持する各挟持部の延びる方向(直線L1が延びる方向)と交差する方向となっており、各挟持部の延びる方向(L1)が絶縁ヤットコの軸方向の延長線と交差している。このため、絶縁ヤットコを操作する作業員が電線等の作業対象物よりも下方に位置している等、最適の作業位置、作業姿勢を確保できない不利な状況においても、操作片を作業員側に向けて突出した状態とすることができる。従って、操作片に向けて絶縁ヤットコを延ばしたときに、その先端部によって操作片を無理なく保持することができ、間接活線工法用クリップを電線等に被せた絶縁シート等の対象物に対して着脱する作業を容易化することができる。
特に、電線と交差する方向から絶縁ヤットコをクリップ後端部に接近させる場合においても、絶縁ヤットコ先端部でクリップ後端部を挟み込むことが容易となる。
特に、電線と交差する方向から絶縁ヤットコをクリップ後端部に接近させる場合においても、絶縁ヤットコ先端部でクリップ後端部を挟み込むことが容易となる。
第2の本発明では、リンク機構は、可動挟持部材の被軸支部よりも基端側に配置された基端軸支部27と、該基端軸支部により一端部を回動自在に軸支され、且つ他端部を可動操作片に回動自在に軸支されたたリンク片41と、を備えていることを特徴とする。
可動挟持部材の被軸支部22よりも基端側に配置された基端軸支部27をリンク片41によって引いたり、押したりすることにより、可動挟持部材20を被軸支部22を中心としてスムーズに回動させることが可能となる。リンク機構40を構成する部品点数が少ないため、小型化、低コスト化を実現できる。
可動挟持部材の被軸支部22よりも基端側に配置された基端軸支部27をリンク片41によって引いたり、押したりすることにより、可動挟持部材20を被軸支部22を中心としてスムーズに回動させることが可能となる。リンク機構40を構成する部品点数が少ないため、小型化、低コスト化を実現できる。
第3の本発明では、ベース挟持部材には、可動操作片のスライド部材をスライド自在に支持する長穴状のガイド穴10が形成されており、可動操作片にはガイド穴内に嵌合して該ガイド穴の長手方向に進退するスライド部材36が設けられ、リンク片の他端部はスライド部材36により回動自在に軸支されていることを特徴とする。
可動操作片をガイド穴に沿って進退させることにより、リンク片を介して可動挟持部材を回動させることができ、構成をコンパクト化することができる。
可動操作片をガイド穴に沿って進退させることにより、リンク片を介して可動挟持部材を回動させることができ、構成をコンパクト化することができる。
1…間接活線工法用クリップ、2…ベース挟持部材、4…固定操作片、6…挟持部、8…軸支部、10…ガイド穴、12…対向片、13…連結片、14…弾性部材支持部、20…可動挟持部材、22…被軸支部、24…挟持部、25…対向片、26…連結片、27…基端軸支部、28…ピン、29…弾性部材支持部、30…弾性部材、31…一端、32…他端、35…可動操作片、35a…本体、35b…高摩擦部、36…スライド部材、36a…軸支部、40…リンク機構、41…リンク片、41a…被軸支部、41b…被軸支部、50…絶縁ヤットコ。
Claims (3)
- 中間部外側面に固定操作片を備えると共に、先端に挟持部を備えたベース挟持部材と、該ベース挟持部材の基端部寄り位置に設けた軸支部により基端部寄りに設けた被軸支部を回動自在に軸支され、且つ先端部に前記ベース挟持部材の挟持部と接触可能な挟持部を有した可動挟持部材と、前記ベース挟持部材に対して前記可動挟持部材を閉じる方向へ付勢する弾性部材と、前記固定操作片よりも前記軸支部寄りの前記ベース挟持部材の外側面によって前記固定操作片に対して進退自在に支持された可動操作片と、前記弾性部材に抗して前記可動操作片を前記固定操作片に接近させた時に作動して前記可動挟持部材を前記ベース挟持部材から離間させるリンク機構と、を備え、
前記ベース挟持部材の挟持部と前記可動挟持部材の挟持部との接触位置と、前記軸支部とを結ぶ直線と、前記可動操作片が進退する方向とが、平行、或いは鋭角状に交差することを特徴とする間接活線工法用クリップ。 - 前記リンク機構は、前記可動挟持部材の前記被軸支部よりも基端側に配置された基端軸支部と、該基端軸支部により一端部を回動自在に軸支され、且つ他端部を前記可動操作片に回動自在に軸支されたたリンク片と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の間接活線工法用クリップ。
- 前記ベース挟持部材には、前記可動操作片に設けたスライド部材をスライド自在に支持する長穴状のガイド穴が形成されており、前記可動操作片には前記ガイド穴内に嵌合して該ガイド穴の長手方向に進退する前記スライド部材が設けられ、前記リンク片の前記他端部は前記スライド部材により回動自在に軸支されていることを特徴とする請求項1、又は2に記載の間接活線工法用クリップ。
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