JP2015162909A - 回転電機の積層鉄心、ステータ、回転電機 - Google Patents
回転電機の積層鉄心、ステータ、回転電機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015162909A JP2015162909A JP2014034788A JP2014034788A JP2015162909A JP 2015162909 A JP2015162909 A JP 2015162909A JP 2014034788 A JP2014034788 A JP 2014034788A JP 2014034788 A JP2014034788 A JP 2014034788A JP 2015162909 A JP2015162909 A JP 2015162909A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- rotation
- electrical machine
- rotating electrical
- rotating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
Description
回転電機の周方向の一端部が前記周方向に対して凸部に、他端部が前記周方向に対して凹部にそれぞれ形成されたバックヨーク部と、
前記バックヨーク部から前記回転電機の内周側に突出して形成された磁極ティース部とを有する板状の複数のコア片が、
前記バックヨーク部の前記凸部と前記バックヨーク部の前記凹部とが当接されるとともに環状に配列され、
前記回転電機の軸方向に複数積層され形成された回転電機の積層鉄心であって、
前記軸方向の積層において、
環状に配列された複数の前記コア片の前記凸部が前記回転電機の回転方向と同一方向に配列された第一コア部材と、
環状に配列された複数の前記コア片の前記凸部が前記回転電機の回転方向と逆方向に配列された第二コア部材とが交互に複数積層され、
前記第一コア部材の少なくとも1つまたは前記第二コア部材の少なくとも1つには、隣接する前記コア片の前記バックヨーク部同士を前記凸部および前記凹部より前記回転電機の外周側にて結合する結合部が形成され、
前記軸方向の少なくとも1組の前記第一コア部材の前記コア片および前記第二コア部材の前記コア片には、一方の前記コア片の前記凸部と、他方の前記コア片の前記凸部とを前記軸方向に連結するとともに回動する回動部が形成されているものである。
上記に記載の回転電機の積層鉄心において、
前記磁極ティース部に装着されたインシュレータと、
前記インシュレータを介して巻装された駆動コイルとが形成されたものである。
円筒のハウジングと、
前記ハウジング内に固定された上記に記載のステータと、
前記ステータの環状内に配設され前記ハウジングに回転可能に保持されたロータとを備えたものである。
コア片の間隔を拡大して、巻線の作業性を改善することでき、かつ、コア片同士の連結を低コストにて実現することができる。
以下、本願発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明の実施の形態1における回転電機の積層鉄心の一部を示す平面図である。図2は図1に示した回転電機の積層鉄心にて構成された回転電機の平面図および部分拡大図である。図3は図1に示した回転電機の積層鉄心の構成を示す平面図である。図4は図1に示した回転電機の積層鉄心の構成を示す斜視図である。図5は図3に示した回転電機の積層鉄心の分割状態を示す平面図である。図6は図1に示した回転電機の積層鉄心の第一コア部材のプレス加工状態の構成を示す平面図である。図7は図6に示した第一コア部材のコア片の一部を示す拡大平面図である。
また、軸方向および周方向のコア片間を回動可能な回動部にて連結するため、従来のようにピン部材を用いることなく隣り合う軸方向および周方向のコア片間を連結できるため、製造コストを低減できる。
コア片同士を一体化する結合部はステータの外径よりも内側に配置されている。そのため、ステータをハウジングに固定するときに、結合部の除去工程が不要となって、回転電機のコストを低減できる。
コア片同士を一体化する結合部には弱剛性箇所が設けられている。
そのため、連結位置決め工程において結合部を曲げるための荷重を小さくでき、製造コストを低減できる。
また、結合部の曲がる位置を制御でき、製造設備の簡素化による製造コスト低減ができる。
また、上記実施の形態1においては、回動部は、第二コア部材のコア片の凸部に形成された回動穴部と、第一コア部材のコア片の凸部に形成され軸方向に屈折され回動穴部に挿入された回動爪部とにて形成する例を示したが、これに限られることはなく、第一コア部材に回動穴部、第二コア部材に回動爪部を形成してもよい。
また、上記実施の形態1においては、積層鉄心の軸方向の上層側に、回動部を備えない構成を示しているが、これに限られることはなく、第三コア部材と同様の構成において、回動爪部を追加する構成の他コア部材を形成して、上層側の第三コア部材を他コア部材に変更して、回動爪部を軸方向に屈折させ、第二コア部材の回動穴部に挿入して回動部を備えるようにしてもよい。
また、上記実施の形態1においては、回動爪部を、軸方向の上方に屈折させる例を示したが、これに限られることはなく、回動爪部と回動穴部との積層箇所を適宜設定すれば、回動爪部を軸方向の下方に屈折させて回動穴部に挿入して回動部を形成してもよい。
また、上記実施の形態1においては、2個の積層鉄心を組み合わせて1つの積層鉄心を構成する例を示したが、これに限られることはなく、1つの積層鉄心は分割せず一体で構成したり、または、3個以上の積層鉄心を組み合わせて1つの積層鉄心を構成してもよい。
尚、これらのことは以下の実施の形態においても同様であるため、その説明は適宜省略する。
図21はこの発明の実施の形態2による回転電機の積層鉄心の詳細を示す平面図である。この図は、上記実施の形態1の図17と同様に、図14に示すように、回動爪部18が軸方向Cに屈折される前であり、積層鉄心3が回動する前の直線状態を示すものである。図22は、図21に示した回転電機の積層鉄心の第一コア部材の構成を示す平面図である。図23は、図21に示した回転電機の積層鉄心の第三コア部材の構成を示す平面図である。図24は、図21に示した回転電機の積層鉄心の第二コア部材の構成を示す平面図である。図25から図27は、図21に示した回転電機の積層鉄心のY−Y断面位置の構成を示す断面図である。
図29はこの発明の実施の形態3による回転電機の積層鉄心の回動部の詳細を示す平面図である。この図は、上記実施の形態1の図17と同様に、図14に示すように、回動爪部18が軸方向Cに屈折される前であり、積層鉄心3が回動する前の直線状態を示すものである。図30は、図29に示した回転電機の積層鉄心の第一コア部材の構成を示す平面図である。図31は、図29に示した回転電機の積層鉄心の第三コア部材の構成を示す平面図である。図32は、図29に示した回転電機の積層鉄心の第二コア部材の構成を示す平面図である。図33から図35は、図29に示した回転電機の積層鉄心のZ−Z断面位置の構成を示す断面図である。
5 インシュレータ、6 ロータ、7 永久磁石、11 回動部、12 コアブロック、13 コア片、14 バックヨーク部、15 磁極ティース部、16 凸部、
17 凹部、18 回動爪部、19 抜きかしめ部、20 回動穴部、
21 第一コア部材、22 第三コア部材、23 第二コア部材、25 結合部、
28 回動穴部、31 弱剛性箇所、32 弱剛性箇所、35 治具、36 回動止部、37 回動止部、42 回動止爪部、46 回動止穴部、44 回動止穴部、
48 回動止穴部、52 回動止穴部、50 回動止爪部、53 回動止爪部、
54 回動止穴部、100 回転電機、A 周方向、A1 回転方向、A2 逆方向、
B 内周側、C 軸方向、D 外周側。
Claims (11)
- 回転電機の周方向の一端部が前記周方向に対して凸部に、他端部が前記周方向に対して凹部にそれぞれ形成されたバックヨーク部と、
前記バックヨーク部から前記回転電機の内周側に突出して形成された磁極ティース部とを有する板状の複数のコア片が、
前記バックヨーク部の前記凸部と前記バックヨーク部の前記凹部とが当接されるとともに環状に配列され、
前記回転電機の軸方向に複数積層され形成された回転電機の積層鉄心であって、
前記軸方向の積層において、
環状に配列された複数の前記コア片の前記凸部が前記回転電機の回転方向と同一方向に配列された第一コア部材と、
環状に配列された複数の前記コア片の前記凸部が前記回転電機の回転方向と逆方向に配列された第二コア部材とが交互に複数積層され、
前記第一コア部材の少なくとも1つまたは前記第二コア部材の少なくとも1つには、隣接する前記コア片の前記バックヨーク部同士を前記凸部および前記凹部より前記回転電機の外周側にて結合する結合部が形成され、
前記軸方向の少なくとも1組の前記第一コア部材の前記コア片および前記第二コア部材の前記コア片には、一方の前記コア片の前記凸部と、他方の前記コア片の前記凸部とを前記軸方向に連結するとともに回動する回動部が形成されている回転電機の積層鉄心。 - 前記軸方向の複数組の前記第一コア部材および前記第二コア部材には、前記回動部がそれぞれ形成されている請求項1に記載の回転電機の積層鉄心。
- 前記回動部は、
一方の前記コア片の前記凸部に形成された回動穴部と、
他方の前記コア片の前記凸部に形成され前記軸方向に屈折され前記回動穴部に挿入された回動爪部とにて形成されている請求項1または請求項2に記載の回転電機の積層鉄心。 - 前記軸方向の少なくとも1組の前記第一コア部材の前記コア片および前記第二コア部材の前記コア片には、一方の前記コア片の前記凸部と、他方の前記コア片の前記凸部とを前記軸方向に連結するとともに回動しない回動止部が形成されている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回転電機の積層鉄心。
- 前記軸方向の複数組の前記第一コア部材および前記第二コア部材には、前記回動止部がそれぞれ形成されている請求項4に記載の回転電機の積層鉄心。
- 前記回動止部は、
一方の前記コア片の前記凸部に形成された回動止穴部と、
他方の前記コア片の前記凸部には前記軸方向に屈折され前記回動止穴部に挿入された回動止爪部とにて形成されている請求項4または請求項5に記載の回転電機の積層鉄心。 - 前記回動止部は、
他方の前記コア片の前記凸部に形成された回動止穴部と、
一方の前記コア片の前記凸部には前記軸方向に屈折され前記回動止穴部に挿入された回動止爪部とにて形成されている請求項4または請求項5に記載の回転電機の積層鉄心。 - 前記回動部の前記軸方向の連結方向と、前記回動止穴部の前記軸方向の連結方向とが異なる方向にて形成されている請求項6または請求項7に記載の回転電機の積層鉄心。
- 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の回転電機の積層鉄心において、
前記磁極ティース部に装着されたインシュレータと、
前記インシュレータを介して巻装された駆動コイルとが形成されたステータ。 - 請求項9に記載のステータは、
前記結合部が除去され形成されているステータ。 - 円筒のハウジングと、
前記ハウジング内に固定された請求項9または請求項10に記載のステータと、
前記ステータの環状内に配設され前記ハウジングに回転可能に保持されたロータとを備えた回転電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014034788A JP6099582B2 (ja) | 2014-02-26 | 2014-02-26 | 回転電機の積層鉄心、ステータ、回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014034788A JP6099582B2 (ja) | 2014-02-26 | 2014-02-26 | 回転電機の積層鉄心、ステータ、回転電機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015162909A true JP2015162909A (ja) | 2015-09-07 |
JP6099582B2 JP6099582B2 (ja) | 2017-03-22 |
Family
ID=54185697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014034788A Expired - Fee Related JP6099582B2 (ja) | 2014-02-26 | 2014-02-26 | 回転電機の積層鉄心、ステータ、回転電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6099582B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111264016A (zh) * | 2017-11-01 | 2020-06-09 | 三菱电机株式会社 | 铁芯块连结体以及旋转电机的电枢铁芯的制造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002354719A (ja) * | 2001-05-28 | 2002-12-06 | Nippon Densan Corp | ステータコア構造 |
JP2009124789A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Honda Motor Co Ltd | ステータコア |
JP2009131027A (ja) * | 2007-11-22 | 2009-06-11 | Mitsui High Tec Inc | 積層鉄心及びその製造方法 |
-
2014
- 2014-02-26 JP JP2014034788A patent/JP6099582B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002354719A (ja) * | 2001-05-28 | 2002-12-06 | Nippon Densan Corp | ステータコア構造 |
JP2009124789A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Honda Motor Co Ltd | ステータコア |
JP2009131027A (ja) * | 2007-11-22 | 2009-06-11 | Mitsui High Tec Inc | 積層鉄心及びその製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111264016A (zh) * | 2017-11-01 | 2020-06-09 | 三菱电机株式会社 | 铁芯块连结体以及旋转电机的电枢铁芯的制造方法 |
CN111264016B (zh) * | 2017-11-01 | 2022-03-18 | 三菱电机株式会社 | 铁芯块连结体以及旋转电机的电枢铁芯的制造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6099582B2 (ja) | 2017-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20140091671A1 (en) | Stator core, split core block, stator manufacturing method and rotary electric machine | |
JP5511956B2 (ja) | 回転電機の積層鉄心 | |
US20170331336A1 (en) | Stator core for rotating electrical machine, rotating electrical machine, and method of manufacturing rotating electrical machine | |
WO2016185829A1 (ja) | 回転子、回転電機および回転子の製造方法 | |
JP6385588B2 (ja) | 回転子および回転電機 | |
WO2014192076A1 (ja) | 回転電機の鉄心 | |
WO2011121983A1 (ja) | 回転電気機械 | |
JP6627082B2 (ja) | 電動機 | |
JP5988915B2 (ja) | 回転電機の積層鉄心および回転電機の積層鉄心の製造方法およびステータおよび回転電機 | |
CN106030984B (zh) | 旋转电机的定子及其制造方法 | |
JP5911018B2 (ja) | 電機子およびその電機子を備えた回転電機 | |
JP2009100489A (ja) | スロットレス形回転電機 | |
JP6099582B2 (ja) | 回転電機の積層鉄心、ステータ、回転電機 | |
JP5528164B2 (ja) | 回転電機のステータ及びその製造方法 | |
JP2012115005A (ja) | 分割固定子積層鉄心 | |
JP6292312B2 (ja) | 回転機及び回転機の製造方法 | |
JP5738167B2 (ja) | 積層鉄心 | |
JP5988955B2 (ja) | 回転電機およびその製造方法 | |
JP5256835B2 (ja) | 回転電機の固定子及び回転電機 | |
JP6436825B2 (ja) | 固定子および固定子の製造方法 | |
JP5039298B2 (ja) | 積層鉄心及びその製造方法 | |
JP6095462B2 (ja) | 回転電機の電機子、回転電機、および回転電機の電機子の製造方法 | |
JP2005295675A (ja) | シリンダ型リニアモータ | |
JP2010213496A (ja) | ステータおよびモータ | |
JP2005095000A (ja) | 内転型電動機の固定子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150917 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160706 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160712 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160819 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170221 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6099582 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |