JP2015162833A - デジタル同報無線システム - Google Patents
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Abstract
【課題】子局無線装置が正常に動作するか否かを、人に対して不必要な注意を喚起することなく試験することができるデジタル同報無線システムを提供する。
【解決手段】子局無線装置40Aは無線部41と制御部43と第1の増幅部45と信号検出部46とを有する。制御部43は、無線部41が受信したデジタル信号に対応して可聴帯域音源42aおよび可聴帯域外音源42bのいずれかを用いて音声信号を出力する。第1の増幅部45は、音声信号を増幅することで拡声信号を生成する。信号検出部46は、第1の増幅部45によって生成された拡声信号を検出する。
【選択図】図1
【解決手段】子局無線装置40Aは無線部41と制御部43と第1の増幅部45と信号検出部46とを有する。制御部43は、無線部41が受信したデジタル信号に対応して可聴帯域音源42aおよび可聴帯域外音源42bのいずれかを用いて音声信号を出力する。第1の増幅部45は、音声信号を増幅することで拡声信号を生成する。信号検出部46は、第1の増幅部45によって生成された拡声信号を検出する。
【選択図】図1
Description
本発明は、デジタル同報無線システムに関し、特に、親局無線装置および子局無線装置を有するデジタル同報無線システムに関するものである。
デジタル同報無線システムは、特に市町村防災デジタル同報システムとして広く用いられている。このシステムでは、親局無線装置が音声またはデータなどの信号を、一斉呼出または選択呼出で子局設備へ通報する。これを受信した子局無線装置は通報内容をスピーカなどに出力することで地域住民へ情報を伝達する。より詳しくは、操作卓から入力された音声が親局無線装置にて符号化され、各子局に対して音声データとして伝達される。各子局無線装置は、伝達された音声データを復号し、復号化された信号をスピーカから音声として出力することで、地域住民へ通報を行う。また親局無線装置からの放送を受信する個別受信機が各戸に設けられてもよい。
重要な情報を扱う同報無線システムは確実な動作が求められる。このため、親局無線装置から離れて設置された子局無線装置が正常に動作するか否かを把握することが重要である。
特開2011−119808号公報(特許文献1)によれば、操作卓と、操作卓から放送音声を受信する親局無線装置と、親局無線装置と無線通信を行って放送音声を受信しこれを拡声放送する1以上の拡声受信装置とを含む同報無線システムが開示されている。拡声受信装置は、拡声放送した放送音声を集音するマイクを有する。これにより、実際に拡声受信装置で音声が放送されたか否かを確認することができる。
上記公報に記載の技術によれば、拡声受信装置(子局無線装置)の動作が正常か否かは、放送音声を集音することによって確認される。このため、子局無線装置の拡声放送を試験目的で行うと、人に対して不必要な注意を喚起してしまう。このため、通常、試験目的での拡声放送は控えられている。この場合、子局無線装置が正常に動作するか否かを、拡声放送を行う前に事前に把握することができない。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、子局無線装置が正常に動作するか否かを、人に対して不必要な注意を喚起することなく試験することができるデジタル同報無線システムを提供することである。
本発明のデジタル同報無線システムは、操作卓と、操作卓からの入力に対応したデジタル信号を送信する親局無線装置と、子局無線装置とを有する。子局無線装置は無線部と可聴帯域音源と可聴帯域外音源と制御部と第1の増幅部と信号検出部とを有する。無線部は、親局無線装置から送信されたデジタル信号を受信するためのものである。可聴帯域音源は、可聴帯域に含まれる周波数を有する音声信号を生成するためのものである。可聴帯域外音源は、可聴帯域から外れた周波数を有する音声信号を生成するためのものである。制御部は、無線部が受信したデジタル信号に対応して可聴帯域音源および可聴帯域外音源のいずれかを用いて音声信号を出力するためのものである。第1の増幅部は、制御部から出力された音声信号を増幅することで拡声信号を生成するためのものである。信号検出部は、第1の増幅部によって生成された拡声信号を検出するためのものである。
本発明によれば、子局無線装置に可聴帯域外音源が設けられるので、子局無線装置の試験を、可聴域外の音を発生することで行うことができる。これにより子局無線装置を、人に聞こえる拡声放送を行うことなく試験することができる。よって子局無線装置が正常に動作するか否かを、人に対して不必要な注意を喚起することなく試験することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
(実施の形態1)
図1を参照して、本実施の形態のデジタル同報無線システムは、操作卓10と、親局無線装置20と、アンテナ31,32と、子局無線装置40Aと、スピーカ80(第1のスピーカ部)と、戸別受信機90とを有する。操作卓10は、管理者がデジタル同報無線システム全体を管理するのに用いられる。親局無線装置20は、操作卓10からの情報入力に対応したデジタル信号を送信するものである。親局無線装置20にはアンテナ31が接続されている。
図1を参照して、本実施の形態のデジタル同報無線システムは、操作卓10と、親局無線装置20と、アンテナ31,32と、子局無線装置40Aと、スピーカ80(第1のスピーカ部)と、戸別受信機90とを有する。操作卓10は、管理者がデジタル同報無線システム全体を管理するのに用いられる。親局無線装置20は、操作卓10からの情報入力に対応したデジタル信号を送信するものである。親局無線装置20にはアンテナ31が接続されている。
子局無線装置40Aとスピーカ80とアンテナ32とは、操作卓10からの求めに応じて拡声放送を行う装置、すなわち拡声受信装置を構成している。図1は1つの子局無線装置40Aを示すが、子局無線装置の数は任意である。典型的には、子局無線装置40Aと同様の複数の装置が設けられる。子局無線装置40Aは具体的には無線部41と可聴帯域音源42aと可聴帯域外音源42bと制御部43と電源部44と増幅部45(第1の増幅部)と信号検出部46とを有する。
無線部41は、親局無線装置20から送信されたデジタル信号を受信することができるように構成されている。また無線部41は、後述する検出信号を親局無線装置20へ送信することができるように構成されている。親局無線装置20は、送信された検出信号を受信しかつ操作卓10へ出力するように構成されている。
可聴帯域音源42aは、可聴帯域に含まれる周波数を有する音声信号を生成するためのものである。可聴帯域音源42aが生成する音声信号は、拡声放送のために予め設定された内容を有し、制御部43からの要求に応じて生成される。制御部43から可聴帯域音源42aへの要求の内容は、操作卓10からの指示に対応して定められる。
可聴帯域外音源42bは、可聴帯域から外れた周波数を有する音声信号を生成するためのものである。可聴帯域音源42aが生成する音声信号は、試験放送のために予め設定された内容を有し、制御部43からの要求に応じて生成される。
制御部43は、無線部41に接続されており、無線部41が受信した信号を受け付けるように構成されている。また制御部43は、無線部41が受信した信号に対応して可聴帯域音源42aおよび可聴帯域外音源42bのいずれかを用いて音声信号を出力するように構成されている。
増幅部45は、制御部43から出力された音声信号を増幅することで拡声信号を生成するためのものである。増幅部45の出力はスピーカ80および信号検出部46の各々に接続されている。
信号検出部46は、増幅部45によって生成された拡声信号を検出するためのものである。制御部43は、信号検出部46が検出した拡声信号に対応する検出信号を無線部41に送信させることができるように構成されている。
電源部44は、子局無線装置40Aの各部に電源を供給するものである。電源部44は子局無線装置40Aとは別に設けられてもよい。
スピーカ80は、増幅部45によって生成された拡声信号が入力されることによって音を発生するためのものである。言い換えればスピーカ80は、操作卓10から伝達された情報に基づく音声を拡声放送するものである。
戸別受信機90は、親局無線装置20からの放送を受信するものである。戸別受信機90は必要に応じて設置されればよい。
図2を参照して、本実施の形態のデジタル同報無線システムの試験としての鳴動確認の動作について、以下に説明する。この説明においてシステムは、複数の子局無線装置を有するものとし、代表して子局無線装置40Aおよび40nを示す。
ステップS1aにて、まず、鳴動確認試験開始のための入力を操作卓10が受け付ける。この入力は、たとえばオペレータが操作卓10を操作することによって行われる。操作卓10は親局無線装置20に、試験開始要求に対応するデジタル信号を無線送信させる。
ステップS2aにて、子局無線装置40Aの無線部41は、親局無線装置20から送信された試験開始要求信号を受信する。制御部43はこの信号を復調することで試験開始要求指示を受け付ける。試験開始要求指示を受けた制御部43は可聴帯域外音源42bに可聴帯域外の音声信号を生成させる。生成された音声信号は制御部43へ送出される。制御部43はこの音声信号を増幅部45へ出力する。音声信号が入力された増幅部45は、音声信号を増幅することで拡声信号を生成する。生成された拡声信号はスピーカ80へ出力される。拡声信号が入力されることでスピーカ80は拡声信号に対応した音を発生する。すなわちスピーカ80は拡声放送を行う。
ステップS3aにて、子局無線装置40Aの信号検出部46は、拡声放送音が鳴動したか否かを判断するために、増幅部45が生成した拡声信号を検出する。
ステップS4aにて、子局無線装置40Aの制御部43は、信号検出部46の検出結果情報を変調することで、検出結果に対応する検出結果信号を生成する。無線部41は検出結果信号を送信する。
ステップS5aにて、親局無線装置20は検出結果信号を受信する。操作卓10は、親局無線装置20によって受信された検出結果信号を蓄積する。
上記ステップS1a、S2a、S3a、S4aおよびS5aのそれぞれと同様に、子局無線装置40nに関連してステップS1n、S2n、S3n、S4nおよびS5nが行われる。このようにして、全ての子局無線装置の検出結果情報が操作卓10に蓄積される。
ステップS6にて、操作卓10は各子局無線装置についての検出結果を表示する。以上のように、子局無線装置の鳴動確認試験が行われる。
本実施の形態によれば、子局無線装置40Aに可聴帯域外音源42bが設けられるので、子局無線装置40Aの試験を、可聴域外の音を発生することで行うことができる。これにより子局無線装置40Aの試験を、人に聞こえる拡声放送を行うことなく行うことができる。よって子局無線装置40Aの試験を、人に対して不必要な注意を喚起することなく、行うことができる。
上述したように不必要な注意喚起を伴わないことから、子局無線装置40Aを、実際の拡声放送を行う前に試験することができる。もし試験によって異常が見つかった場合は、実際の放送を行う前に、必要な対処を行うことができる。よって本実施の形態のデジタル同報無線システムは、情報伝達をより確実に行うことができる。よってこのシステムは、地域住民へ防災情報を拡声放送によって確実に伝達することが求められる市町村防災デジタル無線システムに適している。
子局無線装置40Aの制御部43は、信号検出部46が検出した拡声信号に対応する検出信号を無線部41に送信させるように構成されている。さらに、親局無線装置20は、無線部41が送信する検出信号を受信しかつ操作卓10へ出力するように構成されている。これにより子局無線装置40Aの試験結果を操作卓10で確認することができる。
なお、試験結果を操作卓10で確認する必要がない場合、制御部43は、検出信号を無線部41に送信させるように構成されていなくてもよく、親局無線装置20は、検出信号を受信しかつ操作卓10へ出力するように構成されていなくてもよい。
(実施の形態2)
図3を参照して、本実施の形態のデジタル同報無線システムは子局無線装置40A(図1)の代わりに子局無線装置40Bを有する。子局無線装置40Bは、子局無線装置40A(図1)と同様の構成に加えて記憶部47を有する。記憶部47は、制御部43が可聴帯域外音源42bを用いて音声信号を出力する予定、すなわち試験予定を記憶するものである。具体的には、記憶部47は、試験時刻または試験頻度などの試験時期設定を試験実施前に予め記憶しておくものである。試験時期設定の情報は、たとえば、操作卓10に入力されてもよい。この情報は、親局無線装置20と、子局無線装置40Bの無線部41および制御部43とを介して、記憶部47に入力され得る。
図3を参照して、本実施の形態のデジタル同報無線システムは子局無線装置40A(図1)の代わりに子局無線装置40Bを有する。子局無線装置40Bは、子局無線装置40A(図1)と同様の構成に加えて記憶部47を有する。記憶部47は、制御部43が可聴帯域外音源42bを用いて音声信号を出力する予定、すなわち試験予定を記憶するものである。具体的には、記憶部47は、試験時刻または試験頻度などの試験時期設定を試験実施前に予め記憶しておくものである。試験時期設定の情報は、たとえば、操作卓10に入力されてもよい。この情報は、親局無線装置20と、子局無線装置40Bの無線部41および制御部43とを介して、記憶部47に入力され得る。
なお、上記以外の構成については、上述した実施の形態1の構成とほぼ同じであるため、同一または対応する要素について同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
図4を参照して、本実施の形態のデジタル同報無線システムの試験としての鳴動確認の動作について、以下に説明する。この説明においてシステムは、複数の子局無線装置を有するものとし、代表して子局無線装置40Bおよび40nを示す。
ステップS7にて、操作卓10が試験時期設定の情報を受け付ける。この操作卓10はこの情報を、親局無線装置20と、子局無線装置40Bの無線部41および制御部43とを介して、記憶部47に送出する。子局無線装置40nについても同様の工程が行われる。
ステップS8aにて、子局無線装置40Bの記憶部47に記憶された試験時期設定に基づく試験時刻が到来すると、子局無線装置40Bの制御部43の試験機能が起動する。これにより、ステップS2a、S3a、S4aおよびS5a(図2)と同様の工程が行われる。
上記ステップS8aと同様に、子局無線装置40nに関連してステップS8nが行われる。これにより、ステップS2n、3n、4nおよび5n(図2)と同様の工程が行われる。このようにして、全ての子局無線装置の検出結果情報が操作卓10に蓄積される。
ステップS6にて、操作卓10は各子局無線装置についての検出結果を表示する。以上のように、子局無線装置の鳴動確認試験が行われる。
本実施の形態によれば、可聴帯域外の音を用いた試験予定を子局無線装置40Bの記憶部47に前もって記憶させることができる。よって子局無線装置40Bの試験の実際の実施を、操作卓10(図1)からの試験開始要求をきっかけとすることなく自動で開始することができる。これにより、定期的な試験を自動的に行うこともできる。
(実施の形態3)
図5を参照して、本実施の形態のデジタル同報無線システムは子局無線装置40B(図3)の代わりに子局無線装置40Cを有する。子局無線装置40Cにおいては制御部43は判定部43jを含む。判定部43jは、信号検出部46によって検出された拡声信号に異常かあるか否かを判定するものである。
図5を参照して、本実施の形態のデジタル同報無線システムは子局無線装置40B(図3)の代わりに子局無線装置40Cを有する。子局無線装置40Cにおいては制御部43は判定部43jを含む。判定部43jは、信号検出部46によって検出された拡声信号に異常かあるか否かを判定するものである。
制御部43は、判定部43jが拡声信号に異常があると判定した場合に異常通知信号を無線部41に送信させるように構成されている。
なお、上記以外の構成については、上述した実施の形態2の構成とほぼ同じであるため、同一または対応する要素について同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
図6を参照して、本実施の形態のデジタル同報無線システムの試験としての鳴動確認の動作について、以下に説明する。この説明においてシステムは、複数の子局無線装置を有するものとし、代表して子局無線装置40Cおよび40nを示す。
子局無線装置40Cにおいて、実施の形態2と同様の拡声信号検出(ステップS3a)の後、ステップS9aにて、判定部43jは検出結果が正常か異常かを判定する。正常と判定された場合、子局無線装置40Cにおける、試験のための処理は終了する。異常と判定された場合、実施の形態2と同様のステップS4aが行われることで、操作卓10への通知が行われる。これにより、子局無線装置40Cの放送機能に異常が発生したことを操作卓10で検出することができる。
子局無線装置40nについても、ステップS9aと同様のステップS9nが行われる。これにより、子局無線装置40Cの放送機能に異常が発生したことを操作卓10で検出することができる。
本実施の形態によれば、子局無線装置40Cの試験結果は、判定部43jが拡声信号に異常があると判定した場合に送信される。これにより拡声信号に異常がない際に試験結果が不必要に送信されることを避けることができる。よってエネルギー消費量を削減することができる。
なお試験時期設定が子局無線装置に予め記憶される必要がない場合、記憶部47は省略され得る。
(実施の形態4)
図7を参照して、本実施の形態のデジタル同報無線システムは子局無線装置40C(図5)の代わりに子局無線装置40Dを有する。またこのシステムはスピーカ80に加えてスピーカ80S(第2のスピーカ部)を含む。
図7を参照して、本実施の形態のデジタル同報無線システムは子局無線装置40C(図5)の代わりに子局無線装置40Dを有する。またこのシステムはスピーカ80に加えてスピーカ80S(第2のスピーカ部)を含む。
子局無線装置40Dは、子局無線装置40Cの構成に加えてさらに増幅部45S(第2の増幅部)を有する。増幅部45Sは増幅部45と同様の構成を有する。スピーカ80Sは、増幅部45Sによって生成された拡声信号によって音を発生するものである。本実施の形態においては制御部43は、増幅部45によって生成された拡声信号を検出する信号検出部46による検出結果に対応して増幅部45Sの増幅レベルを調整するように構成されている。
なお、上記以外の構成については、上述した実施の形態3の構成とほぼ同じであるため、同一または対応する要素について同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
図8を参照して、本実施の形態のデジタル同報無線システムの試験としての鳴動確認の動作について、以下に説明する。この説明においてシステムは、複数の子局無線装置を有するものとし、代表して子局無線装置40Dを示す。
子局無線装置40Dにおいて、実施の形態3と同様の検出結果通知(ステップS4a)の後、ステップS10aにて、制御部43はこの検出結果に対応して増幅部45Sの増幅レベルを調整する。他の子局無線装置(図8において図示せず)においても同様の処理が行われ得る。
本実施の形態によれば、増幅部45によって生成された拡声信号の検出結果に対応して増幅部45Sの増幅レベルが調整される。よって、増幅部45による拡声信号の生成の不具合を増幅部45Sで自動的に補うことができる。特に何らかの原因による増幅部45の増幅レベルの低下を増幅部45Sの増幅レベルの増大によって補償することができる。
なお図7に示すように、増幅部45Sによって生成された拡声信号を検出する信号検出部46Sがさらに設けられてもよい。この信号検出部46Sの検出結果に対応して、増幅部45の増幅レベルが調整されてもよい。また増幅部45S(第2の増幅部)と同様の第3の増幅部(図示せず)がさらに設けられてもよい。第3の増幅部の増幅レベルは、信号検出部46Sの検出結果によって調整されてもよい。増幅部の総数は特に限定されない。
試験時期設定が子局無線装置に予め記憶されておく必要がない場合、記憶部47は省略され得る。また拡声信号に異常がない際にも試験結果が送信されてよい場合は、判定部43jは省略され得る。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
10 操作卓、20 親局無線装置、40A〜40D,40n 子局無線装置、41 無線部、42a 可聴帯域音源、42b 可聴帯域外音源、43 制御部、43j 判定部、45 増幅部(第1の増幅部)、45S 増幅部(第2の増幅部)、46 信号検出部、47 記憶部、80,80S スピーカ。
Claims (5)
- 操作卓と、
前記操作卓からの入力に対応したデジタル信号を送信する親局無線装置と、
子局無線装置とを備え、前記子局無線装置は、
前記親局無線装置から送信された前記デジタル信号を受信する無線部と、
可聴帯域に含まれる周波数を有する音声信号を生成する可聴帯域音源と、
可聴帯域から外れた周波数を有する音声信号を生成する可聴帯域外音源と、
前記無線部が受信した前記デジタル信号に対応して前記可聴帯域音源および前記可聴帯域外音源のいずれかを用いて音声信号を出力する制御部と、
前記制御部から出力された前記音声信号を増幅することで拡声信号を生成する第1の増幅部と、
前記第1の増幅部によって生成された前記拡声信号を検出する信号検出部とを含む、
デジタル同報無線システム。 - 前記子局無線装置の前記制御部は、前記信号検出部が検出した前記拡声信号に対応する検出信号を前記無線部に送信させ、
前記親局無線装置は、前記無線部が送信する前記検出信号を受信しかつ前記操作卓へ出力する、請求項1に記載のデジタル同報無線システム。 - 前記子局無線装置は、前記制御部が前記可聴帯域外音源を用いて音声信号を出力する予定を記憶する記憶部をさらに備える、請求項1または2に記載のデジタル同報無線システム。
- 前記制御部は、前記信号検出部によって検出された前記拡声信号に異常かあるか否かを判定する判定部を含み、
前記制御部は、前記判定部が前記拡声信号に異常があると判定した場合に異常通知信号を前記無線部に送信させる、請求項1から3のいずれか1項に記載のデジタル同報無線システム。 - 前記子局無線装置は、前記制御部から出力された前記音声信号を増幅することで拡声信号を生成する第2の増幅部を含み、
前記制御部は、前記第1の増幅部によって生成された拡声信号を検出する前記信号検出部による検出結果に対応して前記第2の増幅部の増幅レベルを調整する、請求項1から3のいずれか1項に記載のデジタル同報無線システム。
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---|---|---|---|---|
JP2018139023A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-09-06 | 沖電気工業株式会社 | 音声受信装置 |
JP2019215701A (ja) * | 2018-06-13 | 2019-12-19 | 三協電子工業株式会社 | 音声報知装置 |
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- 2014-02-28 JP JP2014037698A patent/JP2015162833A/ja active Pending
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