JP2015160576A - 電車線の支持装置、及び案内軌道交通システム - Google Patents

電車線の支持装置、及び案内軌道交通システム Download PDF

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Abstract

【課題】施工コストを低減するとともに、高い施工精度を維持することができる支持装置、及びこれを備える案内軌道交通システムを提供する。【解決手段】軌道に一体に固定された基部91と、軌道を走行する車両の側部の案内輪が当接するガイドレール11と、ガイドレール11を基部91に固定する第一固定部17と、第一固定部17とは独立して接続された第二固定部18と、ガイドレール11に支持されるブラケット12と、ブラケット12によってガイドレール11に対する予め定められた相対位置に配置されるように支持されて、車両の集電部に摺接される電車線20と、を備える電車線20の支持装置1。【選択図】図2

Description

本発明は、電車線の支持装置、及びこれを備える案内軌道交通システムに関する。
案内軌道車両を用いた案内軌道交通システムが、新しい交通システムとして着目されている。このような案内軌道交通システムに採用される車両は、例えばその側面部に設けられた集電部と、該集電部と併設される案内輪とを備えている。案内軌道車両が走行する案内軌道上には、車両の集電部を介して車両に給電を行うための電車線と、車両の案内輪に当接して車両の進行方向を案内するガイドレールとが設けられている。これら電車線とガイドレールとの相対的な位置関係は、車両の集電部と案内輪との相対的な位置関係に対応している必要がある。即ち、電車線が集電部と当接し、案内輪がガイドレールと当接する位置関係とされる必要がある。したがって、案内軌道を敷設するに際しては、電車線とガイドレールとの相対的な位置関係を精度高く管理することが可能な電車線の支持装置や施工方法が要求される。
このような支持装置として、例えば特許文献1のような取付構造が知られている。この取付構造は、車両走行用軌道の側壁に略直角に埋め込み板を一部埋設して取付け、該埋め込み板に設けられた長穴を介して、埋め込み板に取付板をボルト締めし、取付板にはガイドレールをクリップで固定する。さらに、ガイシを介して給電線が取り付けられるガイシ取付板を、取付板に設けられた長穴を介して、取付板にボルト締めする構造を有している。
特開2005−231484号公報
しかしながら、上記特許文献1の取付構造は、埋め込み板に対して取付板を取り付けた後、該取付板にガイドレールと電車線が設けられたガイシ取付板とを別個に取り付ける必要がある。即ち、ガイドレールとガイシ取付板の位置調整をそれぞれ別個に行う必要がある。
さらに、ガイドレールのみの位置調整を行った場合、若しくはガイシ取付板のみの位置調整を行った場合、ガイドレールとガイシ取付板との相対的な位置関係が、所定の基準から逸脱してしまう可能性もある。したがって、施工精度の管理が困難になるとともに、施工工数の増加を招く可能性があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、施工コストを低減するとともに、高い施工精度を維持することができる電車線の支持装置、及びこの支持装置を備える案内軌道交通システムを提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明の支持装置、軌道、及び案内軌道交通システムは、以下の手段を提案している。
本発明の一態様に係る支持装置は、軌道に一体に固定された基部と、軌道を走行する車両の側部の案内輪が当接するガイドレールと、該ガイドレールを基部に固定する第一固定部と、第一固定部とは独立して接続された第二固定部と、ガイドレールに支持されるブラケットと、該ブラケットによってガイドレールに対する予め定められた相対位置に配置されるように支持されて、車両の集電部に摺接される電車線と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、ガイドレールを基部に取り付ける際に、ガイドレールと電車線とを、予め定められた相対位置に固定することができる。即ち、ガイドレールを基部に取り付けて該ガイドレールの位置が決定されると同時に、ブラケット、及びブラケットに支持された電車線の位置が決定される。これにより、高い精度で案内軌道を敷設することができるとともに、施工工数を削減することができる。
さらに、基部に対するガイドレールの位置調整を行った場合であっても、ガイドレールに追従して該ガイドレールに対する相対位置が固定された電車線の位置が同時に調整される。即ち、ガイドレールに対する電車線の相対的な位置関係を維持することができるため、高い精度で案内軌道を敷設することができるとともに、施工工数を削減することができる。
また、本発明の一態様に係る支持装置では、ガイドレールに対する電車線の相対位置は、車両の案内輪と電車線との位置関係に基づいて定められていることを特徴とする。
この構成によれば、ガイドレールの位置を決定するのみで、車両の案内輪と集電部との相対位置に対応したガイドレールと電車線との位置関係を得ることができる。
さらに、本発明の一態様に係る支持装置では、ブラケットはケーブルを支持するケーブル支持部を有することを特徴とする。
この構成によれば、ケーブルがブラケットに支持されることで、ケーブルを収納するための付帯設備に係る工数やコストを削減することができる。即ち、案内軌道を敷設するための工数を削減することができる。
さらに、本発明の一態様に係る支持装置では、ブラケットとガイシを一体的に絶縁支持物で構成することを特徴とする。
この構成によれば、ブラケットにガイシを固定する作業がなくなり施工工数を削減することができる。加えて、部品点数が減ることから、品質管理、在庫管理などの費用を抑制することができる。
さらに、本発明の一態様に係る支持装置では、ガイドレールは、基部に第一固定部によって固定される第一フランジと、該第一フランジと対向配置されて案内輪が当接する第二フランジと、これら第一フランジ及び第二フランジの間で、これら第一フランジ及び第二フランジを接続する接続部と、を有し、ブラケットは、接続部に第二固定部によって固定される被固定部と、該被固定部の第二フランジ側の部位から、接続部から離間する方向に延びる延在部と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、延在部が被固定部の第二フランジ側の部位に設けられていることから、ガイドレールの第一フランジ側に設けられた第一固定部と、ガイドレールの延在部とが互いに干渉しない。これにより、第一固定部と支持装置の延在部を軌道進行方向にずらすことなく配置することが可能となり、すでに実用されている既存線の交換工事にも適用することが容易となる。
さらに、本発明の一態様に係る支持装置では、第二固定部は、電車線の固定箇所を相対位置から微調整可能なように、ブラケットのガイドレールに対する固定位置を調整可能であることを特徴とする。
この構成によれば、ガイドレールに対する電車線の相対位置を当初の定められた位置から変更する要請が生じた場合であっても、ブラケットのガイドレールに対する固定位置を調整することで、この変更に容易に対応することができる。これにより、案内軌道敷設後の維持管理コスト、工数を削減することができる。
さらに、本発明の一態様に係る支持装置では、ガイドレールとブラケットとの間に介在されることで、電車線の固定箇所を相対位置から微調整するスペーサを備えることを特徴とする。
この構成によれば、スペーサを設置することのみによって電車線の固定箇所を相対位置から微調整することができる。これにより、案内軌道敷設後の維持管理コスト、工数を削減することができる。加えて、高い施工精度を維持することができる。
さらに、本発明は、上述のいずれかの態様に係る電車線の支持装置を備える案内軌道と、及び車両とを備える案内軌道交通システムを提供する。
本発明の電車線の支持装置、及び案内軌道交通システムでは、高い施工精度の維持と、施工工数の削減をすることができる。
本発明に係る案内軌道交通システムの車両、及び支持装置の概要を示す断面図である。 本発明の第一実施形態に係る支持装置の正面図である。 本発明の第二実施形態に係る支持装置の正面図である。 本発明の第三実施形態に係る支持装置の正面図である。 本発明の第四実施形態に係る支持装置の正面図である。 本発明の第五実施形態に係る支持装置の正面図である。 本発明の第六実施形態に係る支持装置の正面図である。 本発明の第六実施形態に係る支持装置の正面図である。 本発明の第六実施形態に係る支持装置の正面図である。 本発明の第六実施形態に係る支持装置の正面図である。
(第一実施形態)
以下、本発明に係る支持装置1、及び案内軌道交通システムTの第一実施形態について図1と図2を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る案内軌道交通システムTの概要を、車両100の走行方向から見た断面図である。
(案内軌道交通システム)
図1に示すように、案内軌道交通システムTは、人荷等を積載して運搬する車両100と、車両100が走行する案内軌道99と、案内軌道99に設けられた支持装置1とを有する。
(車両、案内軌道)
車両100は、箱体状の車両本体101と、車両本体101の下部に設けられた走行用の車輪102と、車両本体101の側面部両側に設けられた案内輪103と、案内輪103に対して上下方向に並設された集電部104と、を有する。
車両本体101は、内部に空洞を有する外形視箱体状の構造物であって、側面部には不図示の開閉扉や窓等が設けられ、下面部には左右一対の車輪102が設けられている。車輪102は、不図示の動力部によって駆動されて回転する。車輪102として例えばゴムタイヤ等が用いられる。
案内輪103は、車両100の側面部両側に上下方向の回転軸回りに回転可能に支持されている。案内輪103は、後述の支持装置1によって支持されたガイドレール11と略同一の高さ位置に設けられている。したがって、車両100が走行する際には、案内輪103はガイドレール11に当接して回転する。
集電部104は、上述の案内輪103の上方に設けられる部材である。本実施形態では上下方向に一対の集電部104が併設されるように設けられている。集電部104は、支持装置1によって支持された電車線20と略同一の高さ位置に設けられている。車両100が走行する際に、集電部104は後述の電車線20に摺接する。集電部104と電車線20はともに導電性を有する材料で形成されている。したがって、集電部104と電車線20とが互いに摺接することで、電車線20から供給される電力が集電部104に供給される。この電力は、車両100の動力部に供給され、車輪102は動力部により駆動されて回転する。これによって車両100は後述の案内軌道99上を走行することができる。
案内軌道99は、略水平に設けられた軌道路面90と、軌道路面90の両端から略上方に向かって延在する側壁である基部91と、を有している。軌道路面90と基部91とは、例えばコンクリート等で一体に構築される。案内軌道99は所定の路線に沿って延在し、その中途では直線区間と曲線区間とが必要に応じて混在している。車両100は、これら直線区間、及び曲線区間を後述のガイドレール11によって進行方向を案内されて軌道路面90上を走行する。
(支持装置)
支持装置1は、案内軌道99の基部91に対して取り付けられた、外形視柱状の構築物である。より詳しくは、図2に示すように、支持装置1は断面視H字状のガイドレール11と、ガイドレール11に接続された断面視L字状のブラケット12と、ブラケット12の延在中途に固定支持された絶縁支持部21と、を有している。
ガイドレール11は、上下方向にわたって延在する薄板状の第一フランジ11Aと、第一フランジ11Aと互いに平行をなして対向するように配置された同じく薄板状の第二フランジ11Bと、第一フランジ11Aと第二フランジ11Bとを互いに接続する接続部11Cと、を有している。より詳しくは、接続部11Cは、第一フランジ11Aの上下方向における中間位置と、第二フランジ11Bの上下方向における中間位置とを互いに接続している。さらに、接続部11Cは第一フランジ11A、及び第二フランジ11Bに対してそれぞれ垂直をなすように設けられている。即ち、ガイドレール11は、車両100の走行方向から見て断面視H字状の部材である。ガイドレール11は、案内軌道99の総延長にわたって設けられている。
さらに、ガイドレール11は、案内軌道99の基部91に対して、第一固定部17によって固定されている。より詳細には、ガイドレール11の第一フランジ部11Aが第一固定部17によって固定されている。第一固定部17は、係止部61と係止ボルト62とから構成される。係止部61は、例えば建設用クリップ等のように、帯板状に形成されるとともに、剛性を有する金属材料で形成された部材である。係止部61の一端は係止ボルト62によって基部91に対して締結されている。一方で、係止部61の他端と基部91との間には、薄板状をなす第一フランジ11Aの上下方向における両端縁が挟み込まれる。すなわち、第一フランジ11Aの第二フランジ11Bと対向する側と反対側の面が基部91の表面に当接する。ここで、係止部61は剛性を有するため、第一フランジ11Aの端部は、係止部61の他端によって基部91に向かう方向に押圧される。第一固定部17はガイドレール11の第一フランジ11Aの上下に一対設けられている。以上の構成により、ガイドレール11は、第一固定部17によって脱落不能に保持される。
(ブラケット)
ブラケット12は、上下方向に延在するとともに、該延在線に直交する断面の形状がL字状の柱状部材である。ブラケット12の下端は水平面に沿う平面形状をなす被固定部12B(ベースプレート12B)とされている。この被固定部12Bは後述のボルト14が挿通される貫通孔を有している。ここで、貫通孔の寸法、個数、配置は、前述の接続部11Cに設けられた貫通孔とそれぞれ対応している。
即ち、図2に示すように、接続部11Cとブラケット12とを上下方向に並設したとき、それぞれの部材に設けられた貫通孔は全て一致して、一つに連通した第二固定部貫通孔14Hを複数形成する。第二固定部貫通孔14Hには、それぞれボルト14が挿通されて、ボルト14の両端部はナットによって締結固定される。即ち、第二固定部18は、複数の第二固定部貫通孔14Hと、ボルト14とによって形成される。
ブラケット12の高さ方向における延在中途には、互いに上下方向に離間して一対の絶縁支持部21が設けられている。また、絶縁支持部21はブラケット12の高さ方向と直交する方向に沿って設けられるとともに、基部91が位置する側と反対の方向に向かって設けられている。
絶縁支持部21は絶縁性を有する部材で構成された棒状の部材である。絶縁支持部21は、ブラケット12に設けられた固定孔15に挿通されるとともに、一端を例えば亀の子金具等の固定具16によって固定支持されている。
絶縁支持部21の他端には、ガイシ22が設けられている。ガイシ22は公知の絶縁材料であって、その寸法や定格は設計に応じて適宜選択される。
電車線20は、ガイシ22の先端部に固定される。電車線20はガイドレール11と同様に、車両100の走行方向に沿って同一の高さに延在する。ここで、本実施形態では、2つの電車線20がブラケット12の中途に設けられている。ブラケット12の高さ方向で上方に位置する電車線20を第一電車線20Aとし、第一電車線20Aの下方に位置する電車線20を第二電車線20Bとする。
第一電車線20Aと、第二電車線20Bとは、支持装置1、及び絶縁支持部21が基部91に対して固定された後に、絶縁支持部21の先端に設けられたガイシ22に固定されて架設される。また、第一電車線20Aと第二電車線20Bとは、その総延長にわたって互いに略平行をなすようにして設けられる。
ここで、上述したガイドレール11の第二フランジ11Bの位置を基準位置P0とする。より詳しくは、基準位置P0は、第二フランジ11Bにおける第一フランジ11Aと対向する側と反対側の面上における一点であり、車両100の高さ方向と左右方向のみによって決定される二次元座標平面上の位置を示すものである。同様にして、第一電車線20A、第二電車線20Bが設けられる高さ方向、左右方向におけるそれぞれの位置を第一位置P1、第二位置P2とする。
このとき、基準位置P0に対する第一位置P1、第二位置P2のそれぞれの配置関係を表す相対位置は、車両100に設けられた集電部104、案内輪103との関係によって予め定められた位置である。言い換えると、ガイドレール11が基部91に対して固定されて段階で、ブラケット12上における絶縁支持部21の配置される位置は、上述のガイシ22の先端部が第一位置P1、第二位置P2に配置されるような位置となるように予め定められている。
以上のように、本実施形態では、基部91に対してガイドレール11を固定する第一固定部17と、ガイドレール11に対してブラケット12を固定する第二固定部18とが、互いに独立して設けられている。これにより、第一固定部17を調整することで、ガイドレール11の基準位置P0を変更した場合であっても、基準位置P0に対する第一電車線20Aの位置する第一位置P1と、第二電車線20Bの位置する第二位置P2との相対位置を維持することができる。言い換えると、ガイドレール11の基準位置P0のみを決定すれば、第一電車線20Aの第一位置P1、第二電車線20Bの第二位置P2がそれに追従して一義的に決定される。
これにより、支持装置1の施工に際して、ガイドレール11の位置と第一電車線20A、第二電車線20Bの位置をそれぞれ別個に調整、決定する必要がなくなる。これにより、案内軌道99の施工を高精度で行うことができるとともに、施工工数を削減することができる。
さらに、第一電車線20A及び第二電車線20Bのガイドレール11に対する相対位置が固定されるため、例えばガイドレール11の位置調整を行った場合であっても、ガイドレール11に追従してブラケット12に支持された第一電車線20A、及び第二電車線20Bの位置が同時に調整される。
ここで、例えば仮にガイドレール11とブラケット12がともに第一固定部17によって基部91に固定されている場合、ガイドレール11の基部91に対する位置調整をすべく第一固定部17を操作すれば、同時にガイドレール11とブラケット12との位置関係も変化してしまう。そのため、再度ガイドレール11とブラケット12との位置調整を改めて行う必要が生じる。
これに対して本実施形態では、ブラケット12がガイドレール11とともに基部91に固定されているのではなく、該ブラケット12がガイドレール11の基部91に対する固定とは独立して、言わば直接的にガイドレール11に固定されている。そのため、ガイドレール11の基部91に対する位置調整により該ガイドレール11とブラケット12との位置関係が変化することはない。
即ち、ガイドレール11と第一電車線20A、第二電車線20Bとの相対的な位置関係を維持することができるため、ガイドレール11と第一電車線20A、第二電車線20Bのそれぞれの位置を別個に調整する必要がなくなり、施工工数を削減することができる。
また、上述のガイドレール11と電車線20との相対位置は、車両100における案内輪103と集電部104との配置関係によって予め定められたものである。したがって、ガイドレール11の位置を決定するのみで、第一電車線20A、第二電車線20Bの位置が一義的に決定される。
これにより、ガイドレール11の位置のみを決定することで、車両100の案内輪103をガイドレール11に当接させるとともに、車両100の集電部104を、第一電車線20A、第二電車線20Bとにそれぞれ摺接させることができる。
さらに、本実施形態に係る支持装置1は、ガイシ22を有するとともにブラケット12に固定された絶縁支持部21を備えており、電車線20はこの絶縁支持部21を介してブラケット12に固定支持されている。
これにより、電車線20がブラケット12に固定支持されるため、施工時にブラケット12に対する電車線20の位置関係を調整する必要がなくなる。加えて、電車線20とガイドレール11との位置関係にずれを生じることを抑制することができる。これにより、案内軌道99の敷設時における高い施工精度を維持することができるとともに、施工工数を削減することができる。
(第二実施形態)
次に本発明の第二実施形態について図3を参照して説明する。なお、第一実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図3は、本実施形態に係る支持装置2の正面図である。図3に示すように、本実施形態に係る支持装置2では、ガイドレール11とブラケット12との間に、スペーサ13が設けられている。
より詳細には、スペーサ13は、ブラケット12の被固定部12Bと、ガイドレール11の接続部11Cとの間に介在している。スペーサ13は、例えばコンクリートや金属等で形成された板状の部材である。スペーサ13は、前述の接続部11C、及びブラケット12の被固定部12Bにそれぞれ設けられた貫通孔と対応する寸法、個数、配置をもつ貫通孔を有している。
即ち、図3に示すように、接続部11Cとスペーサ13とブラケット12とを上下方向に並設したとき、それぞれの部材に設けられた貫通孔は全て一致して、一つに連通した第二固定部貫通孔14Hを複数形成する。第二固定部貫通孔14Hには、それぞれボルト14が挿通されて、ボルト14の両端部はナットによって締結固定される。即ち、第二固定部18は、複数の第二固定部貫通孔14Hと、ボルト14とによって形成される。
このように、本実施形態では、ガイドレール11とブラケット12との間に、スペーサ13が設けられている。したがって、ガイドレール11に対する電車線20の相対位置を当初の定められた位置から変更する要請が生じた場合であっても、スペーサ13の厚さ方向における寸法を適宜選択することで、この変更に容易に対応することができる。これにより、案内軌道99敷設後の維持管理コスト、工数を削減することができる。
(第三実施形態)
次に本発明の第三実施形態について図4を参照して説明する。なお、上述の各実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図4は、本実施形態に係る支持装置3の正面図である。図4に示すように、本実施形態に係る支持装置3は、ブラケット32にケーブル支持部30が構成されている。
ケーブル支持部30は、薄板を曲折して略L字状に形成した部材であって、一端がブラケット32の中途に一体に接続されている。ブラケット32に接続された側である一端と反対側の他端は、略鉛直上方に向かって曲折されている。したがって、図4に示すように、ケーブル支持部30の他端とブラケット32の側面との間の領域にケーブルCを懸架することができる。言い換えると、ケーブルCは上方から見てケーブル支持部32と直交するようにして懸架される。
このように、ケーブルCがブラケット32に支持されることで、ケーブルCを収納するための付帯設備に係る工数やコストを削減することができる。即ち、案内軌道99を敷設するための工数を削減することができる。
(第四実施形態)
次に本発明の第四実施形態について図5を参照して説明する。なお、上述の各実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施形態では、支持装置4は、ブラケット32の被固定部32Aの第二フランジ11B側の部位から、接続部11Cと離間する方向に斜めに延在する延在部32Bを有している。
このように、延在部32Bが被固定部32Aの第二フランジ11B側の部位に設けられていることで、ガイドレール11の第一フランジ11A側に設けられた第一固定部17と、ガイドレール11の延在部32Bとが互いに干渉しない。より詳細には、第一固定部17の係止部61をブラケット32と干渉させずに設けることができる。これにより、基部91に対してガイドレール11を簡便に固定することができるため、施工工数を削減することができる。
(第五実施形態)
次に本発明の第五実施形態について図6を参照して説明する。なお、上述の各実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図6は、本実施形態に係る支持装置5の要部拡大図である。図6に示すように、本実施形態に係る支持装置5では、電車線20が、絶縁支持部21とガイシ22を介さずに、ブラケット12に直接設けられている。すなわち、ブラケット12は、電車線20を支持するとともに、ブラケット12に一体に形成された電車線支持部20Xを有している。さらに、電車線支持部20Xを含むブラケット12は電気絶縁性を有する任意の絶縁物によって一体に形成されている。
電車線支持部20Xは、車両100の走行方向から見た断面形状が概ね三角形をなして形成されている。より詳細には、電車線20が支持される先端部からブラケット12に向かうに従って次第に高さ方向の寸法が大きくなるように形成されている。
このような構成によれば、ブラケット12にガイシ22を固定する作業がなくなることによって、施工工数を削減することができる。加えて、部品点数が減ることから、品質管理、在庫管理などの費用を抑制することができる。
(第六実施形態)
次に本発明の第六実施形態について図7を参照して説明する。なお、上述の各実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図7は、本実施形態に係る支持装置6の正面図である。図7に示すように、本実施形態に係る支持装置6では、第二固定部18におけるスペーサ13の上下方向両側にナット部14A、ナット部14Bとがそれぞれ設けられている。さらに、接続部11Cの上下方向両側にもナット部14C、ナット部14Dとがそれぞれ設けられている。ナット部14A,14B,14C,14Dは、それぞれボルト14Eに貫通されて締結されている。ボルト14Eはスペーサ13に直交する方向に沿ってスペーサ13を貫通して配置されている。さらに、ナット部14A,14B,14C,14Dはそれぞれ2つずつのナットから構成されており、隣り合う2つのナット同士が互いに締付合うことにより、ボルト14E上での任意の位置で固定される。
したがって、ボルト14Eに対してこれらナット14A、14B、14C、14Dが締結される位置を変更することにより、スペーサ13と接続部11Cとの間隔を微調整することができる。
この構成によれば、ガイドレール11に対する電車線20の相対位置を当初の定められた位置から変更する要請が生じた場合であっても、ブラケット12のガイドレール11に対する固定位置を調整することで、この変更に容易に対応することができる。これにより、案内軌道99敷設後の維持管理コスト、工数を削減することができる。
(第七実施形態)
次に本発明の第七実施形態について図8を参照して説明する。なお、上述の各実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図8は、本実施形態に係る支持装置7の正面図である。図8に示すように、本実施形態に係る支持装置7では、ブラケット42は車両100の走行方向からの断面視で略L字型に形成されている。即ち、ガイドレール11の接続部11Cと略平行に延在する被固定部42Aと、被固定部42Aとおおむね直角を成して上方に延在する第一延在部42Bと、第一延在部42Bと平行な方向に沿って延びる第二延在部42Dと、第一延在部42Bと第二延在部42Dとを一体に接続する傾斜部42Cとを有している。第一延在部42Bの下部はガイドレール11の第一フランジ11Aの内面に当接している。また、第二延在部42Dは、車両100の左右方向を含む面内であって、ガイドレール11の第二フランジ11B側に近接する位置に設けられている。傾斜部42Cは第一延在部42Bの上部端縁と第二延在部42Dの下部端縁とを直線状に接続する部材である。
被固定部42Aは、後述のジャッキボルト24Aが挿通される長穴24Cを有している。長穴24Cは、被固定部42Aを上下方向に貫通するとともに、被固定部42Aの延在方向に沿って延びる長円状に形成されている。さらに、第一延在部42Bは、その下方に後述のボルト24Bが挿通される長穴24Dを有している。長穴24Dは、第一延在部42Bを左右方向に貫通するとともに、第一延在部42Bの高さ方向に沿って延びる長円状に形成されている。
加えて、本実施形態に係るガイドレール11は、第一フランジ11A上であって、上述の長穴24C、長穴24Dと対応する位置に、ボルト24Bが挿通される円形の貫通孔を有している。より詳細には、該貫通孔は第一フランジ11Aにおける接続部11Cよりも上側に位置する面を左右方向に貫通するように設けられている。
この構成によれば、ジャッキボルト24Aによってブラケット42の高さ方向の位置を微調整することができるとともに、ボルト24Bによって車両100の左右方向におけるブラケット42の位置を微調整することができる。
したがって、ガイドレール11に対する電車線20の相対位置を当初の定められた位置から変更する要請が生じた場合であっても、ブラケット42のガイドレール11に対する固定位置を調整することで、この変更に容易に対応することができる。
(第八実施形態)
次に本発明の第八実施形態について図9を参照して説明する。なお、上述の各実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図9は、本実施形態に係る支持装置8の正面図である。図9に示すように、本実施形態に係る支持装置8では、ブラケット52の被固定部52Bは、以下のような形状を有している。即ち、被固定部52Bは、上下方向から見て断面が略C字状に形成されている。一方で、被固定部52Bよりも上側に位置する部位は上下方向から見た断面が略L字状をなすように形成されている。
さらに、ブラケット52は、高弾性のゴム等で形成された接合部材36,36を介して、一対のボルト35,35によって、ガイドレール11の第一フランジ11A、第二フランジ11Bにおける互いに対向する面に固定される。より詳しくは、一対のボルト35,35は互いに離間する方向に、一対の接合部材36,36を、左右方向に沿って互いに離間する方向に向かって押圧するようにして被固定部52Bに固定される。これにより、接合部材36,36はガイドレール11の第一フランジ11Aと第二フランジ11Bとにそれぞれ押圧されて、脱落不能に固定支持される。
ここで、第一フランジ11Aと第二フランジ11Bとに対して、接合部材36,36が当接する位置を適宜変更することで、ブラケット52の高さ方向、及び左右方向の位置を微調整することができる。
したがって、ガイドレール11に対する電車線20の相対位置を当初の定められた位置から変更する要請が生じた場合であっても、ブラケット52のガイドレール11に対する固定位置を調整することで、この変更に容易に対応することができる。
(第九実施形態)
次に本発明の第九実施形態について図10を参照して説明する。なお、上述の各実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図10は、本実施形態に係る支持装置9の正面図である。図10に示すように、本実施形態に係る支持装置9では、ガイドレール11の接続部11Cに対して、ブラケット12がスペーサ13を介して溶接部Wによって固定されている。
これにより、ブラケット12がガイドレール11における接続部11Cの上側の面に対して、ボルト等の固定部材を介することなく、言わば直接的に固定されるため、予め定められたガイドレール11と第一電車線20A、第二電車線20Bとの相対位置にずれを生じる可能性が低減される。したがって、ガイドレール11の位置と第一電車線20A、第二電車線20Bの位置をそれぞれ別個に調整、決定する必要がなくなる。これにより、案内軌道99の施工を高精度で行うことができるとともに、施工工数を削減することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上述の各実施形態では、電車線20は第一電車線20A、第二電車線20Bの2つから構成されていたが、電車線20の設置本数はこれに限定されず、設計に応じて適宜変更されてよい。例えば、交流電圧によって電化された軌道区間では、電車線20の設置本数は3本となる。
また、上述の実施形態では、ブラケット12の断面がL字状に形成された例を説明した。しかしながら、ブラケット12の断面形状はL字状に限定されず、例えばH字状、C字状、I字状等であってもよい。
1…支持装置 99…案内軌道 90…軌道路面 91…基部 11…ガイドレール 11A…第一フランジ 11B…第二フランジ 11C…接続部 12…ブラケット 12B…被固定部 13…スペーサ 14…ボルト 15…固定孔 16…固定具 17…第一固定部 18…第二固定部 20…電車線 20A…第一電車線 20B…第二電車線 21…絶縁支持部 22…ガイシ 24A…ジャッキボルト 24C…長穴 30…ケーブル支持部 61…係止部 62…係止ボルト 100…車両 101…車両本体 102…車輪 103…案内輪 104…集電部 C…ケーブル T…案内軌道交通システム P0…基準位置 P1…第一位置 P2…第二位置

Claims (8)

  1. 軌道に一体に固定された基部と、
    前記軌道を走行する車両の側部の案内輪が当接するガイドレールと、
    該ガイドレールを前記基部に固定する第一固定部と、
    前記第一固定部とは独立して接続された第二固定部と、
    前記ガイドレールに支持されるブラケットと、
    該ブラケットによって前記ガイドレールに対する予め定められた相対位置に配置されるように支持されて、前記車両の集電部に摺接される電車線と、
    を備える電車線の支持装置。
  2. 前記相対位置は、前記車両の案内輪と前記電車線との位置関係に基づいて定められている請求項1に記載の電車線の支持装置。
  3. 前記ブラケットは、ケーブルを支持するケーブル支持部を有する請求項1又は2に記載の電車線の支持装置。
  4. 前記ブラケットとガイシが絶縁物によって一体的に形成されて、
    前記電車線は、前記絶縁物を介して前記ガイドレールに固定支持されている請求項1又は3に記載の電車線の支持装置。
  5. 前記ガイドレールは、
    前記基部に前記第一固定部によって固定される第一フランジと、
    該第一フランジと対向配置されて前記案内輪が当接する第二フランジと、
    これら第一フランジ及び第二フランジの間で、これら第一フランジ及び第二フランジを接続する接続部と、
    を有し、
    前記ブラケットは、
    前記接続部に前記第二固定部によって固定される被固定部と、
    該被固定部の前記第二フランジ側の部位から、前記接続部から離間する方向に延びる延在部と、
    を有する請求項1から4のいずれか一項に記載の電車線の支持装置。
  6. 前記第二固定部は、前記電車線の固定箇所を前記相対位置から微調整可能なように、前記ブラケットの前記ガイドレールに対する固定位置を調整可能である請求項1から5のいずれか一項に記載の電車線の支持装置。
  7. 前記ガイドレールと前記ブラケットとの間に介在されることで、前記電車線の固定箇所を前記相対位置から微調整するスペーサを備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の電車線の支持装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の電車線の支持装置と、
    前記車両と、
    を備える案内軌道交通システム。
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