JP2015154369A - 画像読取記録装置及び画像読取記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿と記録媒体を並列して排出することが可能で、かつ記録済みの記録媒体及び読み取った原稿への悪影響を抑制することができる、コンパクトで簡易な構成の画像読取記録装置を提供する。【解決手段】画像読取記録装置1は、原稿を搬送しながら原稿Sの画像を読み取り、原稿Sを重力で下方に排出する読取装置3と、読取装置3の下方に位置し、記録媒体Pを搬送しながら記録媒体Pに画像を記録し、記録媒体Pを重力で下方に排出する記録装置2と、記録媒体2の排出経路を原稿の排出経路から分離する可動部材10と、を有している。可動部材10は、原稿Sの排出経路が、少なくとも、原稿Sが読取装置3と記録装置との間の空間に排出される第1の排出経路31と、原稿Sが記録装置3の側方に排出される第2の排出経路のいずれかを選択的にとるように作動する。【選択図】図3

Description

本発明は、原稿の画像を読み取る読取装置と画像を記録する記録装置とを備えた画像読取記録装置と、原稿を読み取って記録する方法に関し、特に読み取った原稿の排出機構に関する。
原稿の画像を読取装置で読み取り、読み取った画像を記録装置で記録媒体に記録する画像読取記録装置が一般的に知られている。特許文献1に開示されているように、このような画像読取記録装置では一般に、記録装置の上方に読取装置が配置されている。読取装置は、操作者が原稿を給紙口に挿入するため、操作し易い高さ及び空間が必要なためである。
読取済みの原稿と記録済みの記録媒体を別々の収納部に排紙する場合、広いスペースが必要になる。特に、サイズが大きい原稿及び記録媒体が使用される大判装置では、非常に大きな収納部が必要となり、装置のコンパクト化や簡易化が困難である。これを防ぐために、読取済みの原稿を記録済みの記録媒体の収納部に排出する装置も知られている。このような装置においては、読取済みの原稿と記録済みの記録媒体は、回収操作性を向上させるため、いずれも装置前方へ排出されるのが一般的である。
特開2004−216709号公報
画像読取記録装置では2つの使用方法、すなわち読取装置で読み取った画像をすぐに記録装置に転送し記録媒体上に記録する使用方法と、読取装置で読み取った画像をパソコン等に保存するだけで記録媒体上に記録しない使用方法と、が想定される。読取済みの原稿を記録済みの記録媒体の収納部に排出する場合、いずれの使用方法においても以下の問題が生じる。まず、前者の使用方法では、読取済みの原稿と記録済みの記録媒体がほぼ同じタイミングでそれぞれ読取装置と記録装置から排出される。このため、両者が接触し、記録済みの記録媒体の画像が乱れる可能性があり、読取済みの原稿が悪影響を受けることもある。後者のように、読取装置で読み取った画像をパソコン等に保存するだけであれば、読取済みの原稿を記録媒体の収納部に排出しても上述の問題は生じない。しかし、画像読取記録装置はネットワークプリンタとして使用されることが多く、あるユーザが読取装置で画像の読取りしか行わない場合でも、同時に別のユーザが画像データをパソコンから記録装置に転送することがあり得る。従って、いずれの使用方法でも、記録済みの記録媒体が読取済みの原稿と接触することにより、記録済みの記録媒体の画像が乱れたり、読取済みの原稿が悪影響を受けたりする可能性がある。
これを回避するためには、読取装置での原稿読取りが終了し、読取済みの原稿が収納部に収納された後、記録済みの記録媒体を排出させることが考えられる。これによって、読取済みの原稿と記録済みの記録媒体との接触を防止することができる。しかし、そのようなシーケンスでは、あるユーザが原稿の読取りを行っている場合に、別のユーザから記録装置に転送された画像の記録は読取済みの原稿が収納部に収納されるまで待たされることになる。読取りと記録の並行処理ができないため、読取り開始から記録終了まで非常に時間がかかる。このような問題を解決するために読取済みの原稿と記録済みの記録媒体を別々の収納部に排紙すれば、上述のように装置のコンパクト化や簡易化が困難となる。
本発明は、原稿と記録媒体を並列して排出することが可能で、かつ記録済みの記録媒体及び読み取った原稿への悪影響を抑制することができる、コンパクトで簡易な構成の画像読取記録装置を提供することを目的とする。
本発明の画像読取記録装置は、原稿を搬送しながら原稿の画像を読み取り、原稿を重力で下方に排出する読取装置と、読取装置の下方に位置し、記録媒体を搬送しながら記録媒体に画像を記録し、記録媒体を重力で下方に排出する記録装置と、記録媒体の排出経路を原稿の排出経路から分離する可動部材と、を有している。可動部材は、原稿の排出経路が、少なくとも、原稿が読取装置と記録装置との間の空間に排出される第1の排出経路と、原稿が記録装置の側方に排出される第2の排出経路のいずれかを選択的にとるように作動する。
本発明によれば、可動部材によって記録媒体の排出経路が原稿の排出経路から分離されるため、排出された原稿と記録媒体の干渉を回避することができる。この結果、本発明によれば、原稿と記録媒体を並行して排出することが可能となり、かつ記録済みの記録媒体への悪影響を抑制することができる。原稿の排出経路として第1の排出経路が選択された場合、読取装置と記録装置との間の空間が原稿の排出スペースとして利用される。このため、専用の収納部を設ける必要がなく、装置のコンパクト化及び簡易化が図れる。このような空間は有限であるため、原稿の大きさによっては読取装置と記録装置との間の空間に良好に収納できず、読み取った原稿が空間から落下したり、折り曲げられたりするなどの悪影響が生じる可能性がある。しかし、その場合には原稿が記録装置の側方に排出される第2の排出経路を選択することができる。従って、本発明によれば原稿への悪影響を抑制することもできる。
本発明によれば、原稿と記録媒体を並列して排出することが可能で、かつ記録済みの記録媒体及び読み取った原稿への悪影響を抑制することができる、コンパクトで簡易な構成の画像読取記録装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る画像読取記録装置の斜視図である。 基準排出経路に沿って原稿が排出される状況を示す断面図である。 第1の排出経路に沿って原稿が排出される状況を示す断面図である。 第1の排出経路に沿って原稿が排出される状況を示す断面図である。 第1の排出経路に沿って原稿が排出される状況を示す断面図である。 第2の排出経路に沿って原稿が排出される状況を示す断面図である。 可動部材を電気的に動作させる機構の断面図である。 可動部材を電気的に動作させる際のシーケンスを示すフロー図である。 第2の実施形態における図2に対応する断面図である。 第2の実施形態における図3に対応する断面図である。 第2の実施形態における図6に対応する断面図である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して本発明の画像読取記録装置の第1の実施形態について説明する。
図1は、画像読取記録装置1の斜視図である。画像読取記録装置1は、インクジェットプリンタとして構成される記録装置2と、スキャナとして構成される原稿の読取装置3と、を有している。画像読取記録装置1はさらに装置スタンド4と、読み取られた原稿及び画像が記録された記録媒体を選択的に収納する収納部5と、を有している。記録装置2と読取装置3は装置スタンド4に載置され、収納部5は装置スタンド4に取り付けられている。記録装置2は読取装置3の下方に、収納部5は記録装置2の下方に、それぞれ位置している。
図2〜6は、図1に示す画像読取記録装置1の断面図を示す。記録装置2は給紙部2b、記録部2c、排紙部2dから構成されており、これらは筐体2aで覆われている。読取装置3は給紙部3b、原稿読取部3c、排紙ローラ対3d、排紙部3eから構成されており、これらは筐体3aで覆われている。記録媒体Pは、給紙部2bではロール状に巻かれている。記録媒体Pは、記録装置2の給紙部2b、記録部2c、排紙部2dの順に搬送され、収納部5に収納される。原稿Sは、読取装置3の給紙部3b、原稿読取部3c、排紙ローラ対3d、排紙部3eの順に搬送される。排紙ローラ対3dは原稿Sを搬送して排紙部3eに排紙する。排紙された原稿Sは、筐体2aの外部に設けられたガイド部材3fによって下方に導かれる。
記録装置2は、排紙部2dの上方に可動部材10を有している。可動部材10は記録装置2の筐体2aの前面2eに取り付けられており、図1に示すように櫛歯形状を有している。可動部材10は基準回動位置(基準位置ともいう)と、第1の回動位置(第1の位置ともいう)と、第2の回動位置(第2の位置ともいう)との間を、回動軸11を中心に筐体2aに対し回動することができ、かつそれぞれの回動位置で保持されることができる。この結果、可動部材10は、原稿Sの排出経路が、基準回動位置に対応した基準排出経路30と、第1の回動位置に対応した第1の排出経路31と、第2の回動位置に対応した第2の排出経路32のいずれかを選択的にとるように作動する。基準回動位置及び基準排出経路30は図2に、第1の回動位置及び第1の排出経路31は図3〜5に、第2の回動位置及び第2の排出経路32は図6に、それぞれ図示されている。
次に、画像読取記録装置1の読取装置3の動作について説明する。図2は、読取装置3で読み取った原稿Sが基準排出経路30に沿って排出される様子を示している。可動部材10は基準回動位置、すなわち、先端部20が回動軸11からみて原稿Sが排出されてくる方向に位置する向きにある。可動部材10は、好ましくは記録装置2の筐体2aと密着している。読取装置3にセットされた原稿Sは、給紙部3bのローラ対で原稿読取部3cに搬送され、原稿読取部3cで原稿Sの画像が読み取られる。さらに原稿Sが搬送されると、原稿Sの前端部SFは排紙ローラ対3d、排紙部3eを通り、筐体3a外に排出される。原稿Sはその後、重力で下方に排出される。原稿Sは排紙部3eに設けられたガイド部材3fによって案内され、原稿Sの前端部SFが可動部材10の方向へ下方へ誘導される。可動部材10は基準回動位置にあるため、原稿Sの動きを妨害しない。このため、原稿Sは記録装置2の筐体2aの前面2eに沿って下方へ進み、記録装置2の下方に位置する収納部5に収容される。
図2は、記録装置2で記録媒体Pに記録する様子も示している。記録装置2は記録媒体Pを搬送しながら、不図示のパソコンから送信された画像を記録部2cで記録媒体Pに記録する。記録媒体Pは、排紙部2dから記録装置2の筐体2a外に排出され、さらに重力で下方に排出されて収納部5に収容される。可動部材10は基準回動位置に保持されているため、記録装置2の排紙部2dの上方に張り出していない。このため、ユーザは記録媒体Pに記録された画像を容易に確認することができる。
図2は、便宜上原稿Sと記録媒体Pが同時に排出される様子を示しているが、原稿Sと記録媒体Pは同時に排出されない。これは原稿Sと記録媒体Pが接触し、記録媒体Pの印字に影響が生じることを防止するためである。
図3〜5は、読取装置3で読み取った原稿Sの画像を、記録装置2で記録媒体Pに記録する動作の流れを示している。原稿Sは図2と異なり、第1の排出経路31に沿って排出される。記録装置2の動作及び記録媒体Pの動きは図2で説明したのと同じである。しかし、可動部材10が記録媒体Pの排出経路を原稿Sの排出経路から分離するため、記録装置2の記録動作と読取装置3の読み込み動作は同時に行われ、原稿Sの排出と記録媒体Pの排出は並行して行われる。
図3を参照すると、可動部材10は図2に示す基準回動位置から回動軸11を中心に、反時計回りに回動されて第1の回動位置に保持されている。第1の回動位置では、可動部材10は記録装置2の前面2eとの間に凹状の保持部19ないしポケットを形成する向きにある。第1の回動位置は特に限定されないが、原稿Sの落下を防止するため、先端部20が回動軸11より上方に位置する向きにある。
読取装置3の動作は図2で説明したのと同様である。原稿Sの動きも、排紙部3eを通り、重力で下方に排出されるまでは図2で説明したのと同様である。その後、原稿Sは排紙部3eに設けられたガイド部材3fによって案内され、原稿Sの前端部SFが可動部材10の方向へ誘導される。原稿Sは第1の回動位置にある可動部材10または筐体2aの前面2eに当接し、可動部材10または筐体2aの前面2eに沿って滑りおち、保持部19で保持ないし規制される。保持部19は通常、可動部材10と記録装置2の前面2eとによって形成される凹状のポケットの最下部、すなわち回動軸11の付近にある。
一方、記録装置2では、原稿読取部3cで読み取られた原稿Sの画像が、記録部2cで記録媒体Pに記録される。記録媒体Pの前端部PFは、排紙部2dから記録装置2の筐体2a外に排出され、収納部5に導かれる。
図4を参照すると、原稿Sがさらに搬送され、原稿読取部3cでの読み取りが終了する。原稿Sは前端部SFを保持部19で規制ないし保持された状態で、排紙ローラ対3dによりさらに排出される。そして、ガイド部材3fの作用により、原稿Sが記録装置2と読取装置3との間の空間14に排出され、変形させられながら空間14内を搬送される。すなわち、原稿Sの前端部SFが保持部19で保持されている状態で原稿Sが排紙ローラ対3dから排出されるため、図4に破線で示される様に、原稿Sが徐々に右側へ膨らむように変形させられる。原稿Sがさらに搬送されると、原稿Sは記録装置2と読取装置3の間の空間14を、入口15から奥に押し出されるように誘導され、図の右方向へ進む。そして、原稿Sの後端部SEが、排紙ローラ対3dを通って読取装置3の外部に排出される。
一方、記録装置2では、図3で説明したのと同様に、原稿読取部3cで読み取られた原稿Sの画像が、記録部2cで記録媒体Pにさらに記録される。
図5を参照すると、原稿Sの後端部SEが読取装置3の外部に排出されると、原稿S自体の弾性復元力により、原稿Sの後端部SEが中央部を追い越して右方向(読取装置3の奥の方)に進む。これによって原稿Sの変形が解消され、原稿Sは最終的に記録装置2の筐体2aの天面2g上に載置される。
筐体2aの前面2eが傾斜しているため、原稿Sの前方部分が筐体2aの前面2eに載置され、原稿Sの後方部分が筐体2aの裏側に垂れ下がる。これによって、筐体2aの天面2gの奥行きより長い原稿Sを筐体2aの天面2gに載置することが可能となる。
図1に示されているように、筐体2aの天面2gは、搬送方向に延びる複数のリブ2hが設けられている。リブ2hの代わりに天面2gの前方縁部に凹みを設けてもよい。これによって、操作者が載置された原稿Sを容易に取り出すことができる。
一方、記録装置2では、記録媒体Pが不図示のカッタで切断され、収納部5内に収納される。記録済の記録媒体Pは、原稿Sと接触することなく収納部5に収納されるため、記録媒体Pが原稿Sと擦れて画像が乱れることが防止される。
図6は、所定の値(ある定形サイズの長さ)以上の搬送方向長さを有している原稿Sが排出される様子を示している。原稿Sは第2の排出経路32に沿って排出される。可動部材10は図3〜5に示す第1の回動位置から、回動軸11を中心にさらに反時計回りに回動されて、第2の回動位置に保持されている。第2の回動位置では、可動部材10の先端部20は回動軸11からみて原稿Sの排出方向に位置する向きにある。
読取装置3にセットされた原稿Sは、給紙部3bのローラ対で原稿読取部3cに搬送されて画像が読み取られる。原稿Sの前端部SFは排紙ローラ対3d、排紙部3eを通り、筐体3a外に排出される。その後、排紙部3eに設けられたガイド部材3fにより、原稿Sは下方に案内される。
可動部材10が図3〜5に示す第1の回動位置に保持されていると、原稿Sは記録装置2の筐体2aの天面2g上に案内される。しかし、原稿Sが所定の値(ある定形サイズの長さ)以上の搬送方向長さを有していると、原稿Sは図5に示すような良好な形態で記録装置2の筐体2aの天面2g上に載置されない可能性がある。すなわち、原稿Sの後端部SEが記録装置2の後方に滑り落ち、あるいは原稿Sが折り曲げられて重なり合う可能性がある。
そこで、所定の値以上の搬送方向長さを有する原稿Sを排出する際は、可動部材10は第2の回動位置に回動され、第2の回動位置に保持される。第2の回動位置は特に限定されないが、図3〜5に示すポケットができない角度、すなわち可動部材10の先端部20が回動軸11より下方に位置する角度であればよい。好ましくは、可動部材10は、図示されているように収納部5の上面をほぼ塞ぐ位置まで回動する。原稿Sと可動部材10のなす角度θが小さいため、原稿Sの前端部SFが可動部材10に接触したときに原稿Sの前端部SFは可動部材10に拘束されない。このため、原稿Sは可動部材10に沿って下方へ搬送される。可動部材10が収納部5の上面を塞いでいるため、原稿Sは記録装置2の側方を通って収納部5の外側へ案内される。原稿読取部3cで原稿Sの後端部SEまで読み取りが終了すると、排紙ローラ対3dの回転が停止される。これによって、原稿Sは落下することなく排紙ローラ対3dで保持される。
原稿読取部3cで読み取られた原稿Sの画像は、記録装置2に送られ、記録部2cで記録媒体P上に記録される。記録装置2の動作は前述のとおりである。記録済の記録媒体Pは、原稿Sと接触することなく収納部5に収納されるので、擦れて画像が乱れることはない。
以上説明した可動部材10の回動操作はユーザが手動で行うこともできるが、電気的に行うこともできる。図7には、可動部材10を電気的に動作させるための機構を示す。読取装置3は上述の実施形態と同じであるため、図7には記録装置2のみを示している。ギア12は回動軸11と同軸に設けられており、ギア12が回転することで可動部材10が回動軸11の周りを回動する。ギア13はギア12及びギア14と噛み合っており、ギア14とギア15は共通の軸を中心に一体的に回転する。ギア16は駆動モータ17の駆動軸に圧入されており、ギア15と噛み合っている。駆動モータ17、従って可動部材10は制御部21によって制御される。記録装置2の筐体2aの天面2gには原稿検知センサ18が設けられている。原稿検知センサ18は発光部と受光部を備え、筐体2aの天面2gに原稿Sがあるか否かを検知することができる。
制御部21によって駆動モータ17が矢印の方向(時計方向)に回転させられると、各ギア12〜16が順次駆動され、可動部材10が回動軸11を中心に反時計方向に回動する。逆に制御部21によって駆動モータ17が矢印と反対の方向(反時計方向)に回転させられると、可動部材10は回動軸11を中心に時計方向に回動する。可動部材10は、駆動モータ17及びギア12〜16の作用により、基準回動位置、第1の回動位置及び第2の回動位置に回動可能であり、かつその位置に保持されることができる。
図8は、可動部材10を電気的に動作させる場合のシーケンスを表すフロー図である。上述した画像読取記録装置1の動作を、図8を参照して説明する。
読取装置3において原稿Sの読取りが開始(ステップS1)されると、制御部21は、原稿Sの排出経路が基準排出経路30から第1の排出経路31に変更されるように、可動部材10を移動させる(ステップS2)。具体的には、駆動モータ17が図7の矢印方向(時計方向)に回転させられ、ギア12〜16の作用により、基準回動位置にある可動部材10が第1の回動位置へ移動する。
次に、読取装置3は原稿Sの前端部SFから原稿読取部3cまでの距離、すなわち原稿読取部3cを通過した原稿Sの搬送方向長さLを計測する(ステップS3)。搬送方向長さLは原稿S自体の全長ではなく、原稿Sの、原稿読取部3cを通過した部分の長さである。原稿Sの搬送方向長さLの計測は読取装置3の長さ計測手段20で行われる。長さ計測手段20は読取装置3に組み込まれたソフトウエアとして構成することができる。長さ計測手段20は、原稿Sの前端部SFを検知してからの経過時間、原稿Sの搬送速度などから、搬送方向長さLを一定の時間間隔で算出し、制御部21に送信する。
制御部21は、搬送方向長さLが所定の値(ある定形サイズの長さ)に達したかどうかを判定する(ステップS4)。所定の値(ある定形サイズの長さ)は、読取済みの原稿Sを、記録装置2の筐体2aの天面2g上で良好に保持できる最大長さのことである。最大長さを上回る原稿Sは、記録装置2の筐体2aの天面2g上に良好に載置されない可能性がある。具体的には、原稿Sの後端部SEが記録装置2の後方に滑り落ちたり、後端部SEが右方向へ移動せず、原稿Sが二つ折りになって載置されたりする可能性がある。搬送方向長さLが所定の値(ある定形サイズの長さ)に達しない場合は、原稿読取動作を継続するとともに、搬送方向長さLを監視する。
原稿Sの搬送方向長さLが所定の値(ある定形サイズの長さ)に達することなく読取りが終了(ステップS5)した場合、すなわち原稿S自体の長さが、記録装置2の天面2g上に良好に載置可能な長さである場合は、以下のステップ6〜8が行われる。まず、原稿検知センサ18により筐体2aの天面2g上に読取済みの原稿Sがあるかどうかが検知される(ステップS6)。読取済みの原稿Sが筐体2aの天面2g上にあり、次の原稿Sがある場合(ステップS8)は、読取装置3は次の原稿Sの読取りが開始されるのを待つ。可動部材10は基準回動位置に戻されず第1の回動位置に保持されるため、複数枚の原稿Sを連続的に読み込み、記録装置2の筐体2aの天面2g上に連続的に排出することができる。読取済みの原稿Sがユーザによって除去された場合は、駆動モータ17が矢印と反対方向(反時計方向)に回転させられ、ギア12〜16の作動により可動部材10が基準回動位置に戻される(ステップS7)。その後、読取装置3は次の原稿Sの読取りが開始されるのを待つ(ステップS8)。可動部材10が基準回動位置に戻される際は、このように事前に筐体2aの天面2g上に読取済みの原稿Sがあるかどうかが確認されるため、原稿Sが損傷することが防止される。
ステップS4で原稿Sの搬送方向長さLが所定の値(ある定形サイズの長さ)に達したと判定された場合、すなわち、読取済みの原稿Sを記録装置2の筐体2aの天面2g上に良好に載置することができない場合は、以下のステップ9〜15が行われる。まず、原稿検知センサ18により、筐体2aの天面2g上に読取済みの原稿Sが載置されているか否かが検知される(ステップS9)。これは、読取済みの原稿Sがあると、可動部材10を第2の回動位置に移動させた際に、筐体2aの天面2g上の読取済みの原稿Sが落下する可能性があるためである。原稿Sが天面2g上に載置されていることが検知されたときは、読取装置3は原稿Sの読取りを中断する(ステップS10)。
筐体2aの天面2g上に読取済みの原稿Sがない場合は、制御部21は駆動モータ17を矢印方向(時計方向)に回転させ、ギア12〜16の作動により、可動部材10を第2の回動位置へ移動させる(ステップS11)。ユーザによって読取済みの原稿Sが除去された場合も同様である。こうして、原稿Sの排出経路が第1の排出経路31から第2の排出経路32に変更されると、原稿読取部3cは原稿Sの読取りを継続または再開する(ステップS12)。原稿Sが後端部SEまで読み取られると(ステップS13)、排紙ローラ対3dが停止させられ(ステップS14)、原稿Sを落下しないように保持する。ユーザが原稿Sを排紙ローラ対から外した(ステップS15)後、読取装置3は次の原稿Sの読取りが開始されるのを待つ。
上述の通り、可動部材10の位置は、原稿Sの前端部SFが可動部材10の回動軸11に到達するまでに決定されることが望ましい。原稿Sの前端部SFが可動部材10の保持部19(回動軸11)に到達すると原稿Sが変形を始め、弾性反発力が生じる。その後に可動部材10を第2の回動位置に移動させると、原稿Sの弾性反発力によって、原稿Sが第2の排出経路32に沿って排出されない可能性がある。そこで、原稿Sの搬送方向長さLの所定の値を、原稿読取部3cから排紙ローラ対3dを通り、可動部材10の保持部19(回動軸11)までの第1の排出経路31に沿った長さとして規定することもできる。言い換えれば、長さ測定手段20で測定された原稿Sの搬送方向長さLが上記長さに達した場合、原稿読取部3cで原稿Sを読み取り中であれば、その時点で原稿Sの搬送方向長さLが所定の値(ある定形サイズの長さ)に達したと判断することができる。これによって、可動部材10は第2の回動位置に移動させられ、原稿Sの排出経路が第1の排出経路31から第2の排出経路32に変更される。
原稿Sの搬送方向長さLの所定の値を、原稿Sを記録装置2の天面2g上で保持できる最大長さと、保持部19から原稿読取部3cまでの第1の排出経路31に沿った長さのいずれか短い方として規定することもできる。原稿Sの搬送方向長さLが両者のいずれか短い方に達したときに、可動部材10を第2の回動位置に移動させ、原稿Sの排出経路を第1の排出経路31から第2の排出経路32に変更することができる。
(第2の実施形態)
図9〜11を参照して本発明の第2の実施形態に係る画像読取記録装置を説明する。本実施形態の読取装置は第1の実施形態と同じなので、図9〜11には記録装置102のみを示している。記録装置102は、筺体102aで覆われており、前面102eにストッパ部材からなる保持部112を有している。可動部材110は、基準排出経路130に対応した基準位置と、第1の排出経路131に対応した第1の位置と、第2の排出経路132に対応した第2の位置と、の間を横方向に移動可能に記録装置2に取り付けられている。可動部材110は、筺体102aの前面102eを貫通して、記録装置102の筺体102aに対し概ね水平方向に相対移動することができる。可動部材110は、筺体102aの前面102eを貫通する本体110aと、本体110aに接続され、原稿Sに当接する先端部110bを有している。原稿Sの先端部110bは本体110aに対し斜め下方に延びている。
図9を参照すると、可動部材110は途中まで引き出された基準位置にある。記録装置102から排出された原稿Sは、可動部材110により、記録装置102の下方に配置された収納部5に導かれ、収納される。図9は第1の実施形態の図2に対応している。
図10を参照すると、可動部材110は記録装置102の筺体102aに完全に収納された第1の位置にある。原稿Sの動きを妨げないために、可動部材110の外面110cは筺体102aの前面102eと同一面内にある。これを実現するため、可動部材110の先端部110bは、記録装置102の前面102eと同じ角度で傾斜している。可動部材110は原稿Sの前端部SFをストッパ部材112に誘導し、原稿Sの前端部SFはストッパ部材112の最下部に当接している。この状態は第1の実施形態の図3と同じである。原稿Sは、第1の実施形態と同様、図4,5に示すように排出され、最終的に記録装置102の筺体102aの天面102g上に載置される。
図11を参照すると、可動部材110は最も外側に引き出された第2の位置にある。原稿Sの前端部SFは可動部材110の作用により、ストッパ部材112の側方を通過し、収納部5の外側に導かれる。この状態は、第1の実施形態の図6と同じである。
以上説明した各実施形態に係る画像読取記録装置によれば、原稿の搬送方向長さLが所定の値(ある定形サイズの長さ)に達しない場合は、記録装置に設けた可動部材により、読取済の原稿を記録装置の筐体の天面上に載置することができる。読取済の原稿が記録済の記録媒体と接触しないため、記録媒体に記録された画像が乱れることが防止される。複数枚の原稿を連続的に読み取る場合も、複数の原稿を記録装置の筐体の天面に載置することができるため、操作性が向上する。
原稿の搬送方向長さLが所定の値(ある定形サイズの長さ)に達した場合は、可動部材を移動させ、原稿を記録済みの記録媒体を収納する収納部の外側に導くことができる。この場合も、可動部材によって読取済の原稿の排出路が記録済みの記録媒体の排出路から分離されるため、読取済の原稿が記録済の記録媒体と接触して記録媒体に記録された画像が乱れることが防止される。
上記いずれの場合も、原稿用と記録媒体用にそれぞれ専用の収納部(積載トレイ)を設ける必要がないため、省スペース化と画像読取記録装置の簡素化が達成できる。、画像読取りと記録媒体への記録が並行に処理できるので、画像を読取ってから記録媒体に記録するまでに要する時間を短縮することが可能となる。
上記実施形態では、記録装置とその上に配置された読取装置を有する画像読取記録装置が例示されていたが、記録装置と読取装置の上下を逆にしてもよい。また記録装置と読取装置以外にも、シートに処理を行う複数のシート処理装置(第1の処理装置と第2の処理装置)に対しても本発明は適用可能である。すなわち、第1の処理装置は第1のシートに第1の処理を行い、第1のシートの排出経路で第1のシートを排出する。第2の処理装置は、第1の処理装置の下方に配置され、第2のシートに第2の処理を行い、第2のシートを排出する。そしてシート処理装置は、第1のシートの排出経路が、少なくとも、第1の処理装置と第2の処理装置との間の空間に排出される第1の排出経路と、第2の処理装置の側方に排出される第2の排出経路のいずれかを選択的にとるように作動する。
1 記録装置
2 読取部
10 可動部材
14 空間
31 第1の排出経路
32 第2の排出経路

Claims (15)

  1. 原稿を搬送しながら前記原稿の画像を読み取り、前記原稿を重力で下方に排出する読取装置と、前記読取装置の下方に位置し、記録媒体を搬送しながら前記記録媒体に画像を記録し、前記記録媒体を重力で下方に排出する記録装置と、前記記録媒体の排出経路を前記原稿の排出経路から分離する可動部材と、を有し、
    前記可動部材は、前記原稿の排出経路が、少なくとも、前記原稿が前記読取装置と前記記録装置との間の空間に排出される第1の排出経路と、前記原稿が前記記録装置の側方に排出される第2の排出経路のいずれかを選択的にとるように作動する、画像読取記録装置。
  2. 前記原稿の前端部を保持する保持部を有し、前記可動部材は、前記第1の排出経路に対応した第1の位置と、前記第2の排出経路に対応した第2の位置と、の間を移動可能に前記記録装置に取り付けられており、前記原稿は、前記可動部材が前記第1の位置にあるときは、前記前端部が前記保持部で保持された状態で変形させられながら前記空間に排出され、前記可動部材が前記第2の位置にあるときは、前記前端部が拘束されない状態で前記記録装置の側方に排出される、請求項1に記載の画像読取記録装置。
  3. 前記可動部材は、前記第1の位置と前記第2の位置との間を回動軸の周りで回動可能に前記記録装置に取り付けられており、前記可動部材は、前記第1の位置では前記記録装置との間に凹状の前記保持部を形成する向きにあり、前記第2の位置では前記可動部材の先端部が前記回動軸からみて前記原稿の排出方向に位置する向きにある、請求項2に記載の画像読取記録装置。
  4. 前記保持部はストッパ部材を有し、前記可動部材は、前記第1の位置と前記第2の位置との間を横方向に移動可能に前記記録装置に取り付けられており、前記可動部材は、前記第1の位置では前記原稿の前記前端部を前記ストッパ部材に誘導する位置にあり、前記第2の位置では前記原稿の前記前端部が前記ストッパの側方を通過する位置にある、請求項2に記載の画像読取記録装置。
  5. 前記読取装置は排紙部にガイド部材を有し、前記ガイド部材は、前記原稿の前記前端部を前記可動部材の方向へ誘導し、前記第1の排出経路が選択されたときに、前記原稿の中央部を前記読取装置と前記記録装置との間の前記空間の入口から奥に押し出すように誘導する、請求項2から4のいずれか1項に記載の画像読取記録装置。
  6. 前記第1の排出経路が選択されたときに、前記原稿は前記記録装置の天面上に載置される、請求項5に記載の画像読取記録装置。
  7. 前記可動部材は、前記原稿の排出経路が、前記第1及び第2の排出経路に加えて、前記原稿が前記記録装置の下方に位置する収納部に排出される基準排出経路を選択的にとるように作動する、請求項1から6のいずれか1項に記載の画像読取記録装置。
  8. 前記可動部材の動作を制御する制御部を有し、前記可動部材は、前記原稿の排出経路が、前記第1及び第2の排出経路に加えて、前記原稿が前記記録装置の下方に位置する収納部に排出される基準排出経路を選択的にとるように作動し、前記制御部は、前記読取装置が前記原稿の読取を開始すると、前記原稿の排出経路が前記基準排出経路から前記第1の排出経路に変更されるように前記可動部材を移動させる、請求項2から5のいずれか1項に記載の画像読取記録装置。
  9. 前記第1の排出経路が選択されたとき前記原稿は前記記録装置の天面上に載置され、前記読取部は原稿読取部を通過した前記原稿の搬送方向長さを検知する長さ測定手段を有し、前記制御部は、前記長さ測定手段で測定された前記原稿の長さが前記原稿を前記記録装置の前記天面上で保持できる最大長さに達したときは、前記原稿の排出経路が前記第1の排出経路から前記第2の排出経路に変更されるように前記可動部材を移動させる、請求項8に記載の画像読取記録装置。
  10. 前記第1の排出経路が選択されたとき前記原稿は前記記録装置の天面上に載置され、前記読取部は原稿読取部を通過した前記原稿の搬送方向長さを検知する長さ測定手段を有し、前記制御部は、前記長さ測定手段で測定された前記原稿の長さが前記原稿を前記記録装置の前記天面上で保持できる最大長さと、前記保持部から前記原稿読取部までの前記第1の排出経路に沿った長さのいずれか短い方に達したときは、前記原稿の排出経路が前記第1の排出経路から前記第2の排出経路に変更されるように前記可動部材を移動させる、請求項8に記載の画像読取記録装置。
  11. 前記原稿が前記記録装置の前記天面上に載置されていることを検知する原稿検知センサを有し、前記原稿検知センサによって前記原稿が前記天面上に載置されていることが検知されたときは、前記読取装置は前記原稿の読取を中断し、前記原稿検知センサによって前記原稿が前記天面上に載置されていないことが検知されたときは、前記制御部は、前記原稿の排出経路が前記第1の排出経路から前記第2の排出経路に変更されるように前記可動部材を移動させる、請求項9または10に記載の画像読取記録装置。
  12. 前記読取装置は原稿読取部を通過した前記原稿の搬送方向長さを検知する長さ測定手段を有し、前記制御部は、前記長さ測定手段で測定された前記原稿の長さが前記保持部から前記原稿読取部までの前記第1の排出経路に沿った長さに達した場合であって前記原稿読取部で前記原稿を読み取り中であるときは、前記原稿の排出経路が前記第1の排出経路から前記第2の排出経路に変更されるように前記可動部材を移動させる、請求項8に記載の画像読取記録装置。
  13. 前記読取装置は前記原稿を排紙する排紙ローラ対を有し、前記排紙ローラ対は、前記第2の排出経路が選択され前記原稿の読取が終わったときに前記原稿を保持する、請求項1から12のいずれか1項に記載の画像読取記録装置。
  14. 読取装置で原稿を搬送しながら前記原稿の画像を読み取り、前記原稿を重力で下方に排出することと、前記読取装置の下方に位置する記録装置で記録媒体を搬送しながら前記記録媒体に画像を記録し、前記記録媒体を重力で下方に排出することと、前記原稿の排出経路を前記記録媒体の排出経路から分離する可動部材を作動させることと、を有し、
    前記可動部材を作動させることは、前記原稿の排出経路が、少なくとも、前記原稿が前記読取装置と前記記録装置との間の空間に排出される第1の排出経路と、前記原稿が前記記録装置の側方に排出される第2の排出経路のいずれかを選択的にとるように前記可動部材を作動させることを含む、画像読取記録方法。
  15. 第1のシートに第1の処理を行い、排出する第1の処理装置と、
    前記第1の処理装置の下方に配置され、第2のシートに第2の処理を行い、排出する第2の処理装置と、
    前記第1の処理装置から排出される第1のシートの排出経路が、少なくとも、前記第1の処理装置と前記第2の処理装置との間の空間に排出される第1の排出経路と、前記第2の処理装置の側方に排出される第2の排出経路のいずれかを選択的にとるように作動するシート処理装置。
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