JP2015152955A - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【目的】テレマティクスを利用して、ユーザが過去に利用したレンタカーに基づくサービス情報をレンタカー会社側が把握可能な装置を提供する。
【構成】情報処理装置は、レンタカーに搭載された車載器10とレンタカーに動力源を供給する供給場所に配置されたアクセスポイント101との間での無線通信を介して、ユーザに貸出中のレンタカーの運転履歴情報を取得する運転履歴情報取得部604と、運転履歴情報DB232を参照して、ユーザ識別情報毎に、レンタカーの運転履歴情報に基づいたサービス情報を生成する車両選定アドバイス情報生成部640と、新たにレンタカーを貸し出すレンタカー会社の端末から、ユーザ識別情報を用いた要求を受信する車両選定アドバイス情報受信部643と、かかる要求に基づいて、レンタカー会社の端末にネットワークを介してユーザ識別情報に対応するサービス情報を出力する車両選定アドバイス情報送信部641と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置および情報処理方法に関し、例えば、レンタカー事業のレンタカー(レンタル車両)の情報を把握する手法に関する。
従来のレンタカー事業では、レンタカー会社である貸主が整備済の車両を所有する。そして、車両の貸し出し希望者(ユーザ:借主)が、レンタカー会社が所有する整備済の車両の中から希望する車種を選択し、短期使用、或いは一時的な使用を前提に対価を支払ってその車種の車両(レンタカー)を借り受けていた。
レンタカー会社は、不特定多数のユーザを対象として、貸し出す車両(レンタカー)を保有する必要がある。そのため、ユーザのニーズにあった車種及び台数の車両を保有することが要望される。また、貸し出す時点において整備・点検・清掃等が終了していることが要望される。また、レンタカー会社にとっては、事業運営上、車両(レンタカー)の利用率を高めることが望ましい。
一方、自動車等の移動体に通信システムを組み合わせて、ナビゲーションに代表されるリアルタイムに情報を提供するテレマティクスの利用が普及してきている。テレマティクスでは、自動車が情報を受ける他、自動車の情報を外部に出力することも可能となる。例えば、車載器から路側無線装置を介してセンター装置に収集された車両の履歴情報を基に、車両の整備通知情報を生成して、車載器に送信するといった技術が提案されている(特許文献1参照)。
特に、車両(レンタカー)事業の収益性を高めるためには、ユーザに対してのサービス向上を図ることが望ましい。また、車両(レンタカー)の利用率を高めるためには、車両が損傷しないことが必要である。そのためには、ユーザに安全運転を行ってもらうことが望ましい。安全運転については、常日頃の運転者の運転傾向が大きく影響を与える。安全運転に心がける者と、危険運転を行う者とでは、車両を損傷させる可能性は大きく異なるはずである。しかしながら、従来のレンタカー事業では、事故等を起こさない限り、安全運転に心がける者と危険運転を行う者の把握が困難であった。また、運転者自身が客観的に安全運転を行っているのかどうかを知ることも困難であるといった問題があった。
再表2009−041457号公報
そこで、本発明の一態様は、上述した問題点の少なくとも1つを克服し、テレマティクスを利用して、ユーザが過去に利用したレンタカーに基づくサービス情報をレンタカー会社側が把握可能なシステムを提供することを目的とする。
本発明の一態様の情報処理装置は、
レンタカーに供給される動力源に対する代金支払いを処理する支払処理装置が代金支払いに伴い取得したユーザ識別情報を、支払処理装置を介して取得するユーザ情報取得部と、
レンタカーに搭載された第1の無線通信端末と所定の場所に配置された第2の無線通信端末との間での無線通信を介して、ユーザに貸出中のレンタカーの運転履歴情報を取得する運転履歴情報取得部と、
取得されたレンタカーの運転履歴情報をユーザ識別情報に対応付けて蓄積する運転履歴情報データベースと、
運転履歴情報データベースを参照して、ユーザ識別情報毎に、レンタカーの運転履歴情報に基づいたサービス情報を生成するサービス情報生成部と、
新たにレンタカーを貸し出すレンタカー会社の端末から、ユーザ識別情報を用いた要求を受信する受信部と、
かかる要求に基づいて、レンタカー会社の端末にネットワークを介してユーザ識別情報に対応するサービス情報を出力する出力部と、
を備えたことを特徴とする。
また、運転履歴情報取得部は、無線通信を介して、レンタカーの運転履歴情報と共に、レンタカーの車両識別情報を取得し、
サービス情報生成部は、
サービス情報の1つとして、運転履歴情報に基づいた、安全運転に関する評価情報を生成する評価情報生成部と、
サービス情報の他の1つとして、車両識別情報に基づいた、レンタカーの車両選定を補足する車両選定アドバイス情報を生成する車両選定アドバイス情報生成部と、
を有すると好適である。
また、取得されたレンタカーの運転履歴情報が取得されたユーザ識別情報に対応するかどうかを照合する照合部をさらに備えると好適である。
また、運転履歴情報取得部は、運転履歴情報を取得する際に、無線通信を行った時刻である無線通信時刻情報を併せて取得し、
ユーザ情報取得部は、支払処理装置からユーザ識別情報を取得する際に、支払処理装置が当該ユーザ識別情報を取得した時刻である支払時刻情報を併せて取得し、
照合部は、無線通信時刻情報と支払時刻情報とが略一致する場合に、取得されたレンタカーの運転履歴情報が取得されたユーザ識別情報に対応すると判定すると好適である。
また、複数のレンタカーの整備情報を前記複数のレンタカーの車両識別情報のうちそれぞれ該当する車両識別情報に対応付けて蓄積する整備情報データベースと、
整備情報に定義される整備項目毎に整備日時から指定期間が経過する場合に整備警告情報を生成する整備警告情報生成部と、
をさらに備え、
運転履歴情報取得部は、無線通信を介して、レンタカーの運転履歴情報と共に、レンタカーの整備情報を取得し、
取得されたレンタカーの整備情報は、確認された車両識別情報に対応付けられて前記整備情報データベースに格納され、
整備警告情報は、レンタカー会社の端末に出力されると好適である。
また、運転履歴情報データベースからユーザ識別情報に対応する運転履歴情報を読み出し、運転履歴情報から取得される情報を基に、ユーザが過去に利用したレンタカーの利用実績情報を生成する利用履歴処理部と、
利用実績情報を保存する利用履歴保存部と、
をさらに備え、
車両選定アドバイス情報生成部は、車両選定アドバイス情報を生成する場合に、利用履歴保存部を参照して、少なくとも1つの選定候補車を選択し、
選択された少なくとも1つの選定候補車の情報を閲覧した閲覧履歴情報を保存する閲覧履歴保存部をさらに備え、
ユーザに新たにレンタカーを貸し出す際、車両選定アドバイス情報の一部として、利用実績情報と閲覧履歴情報とが、レンタカー会社の端末を介して前記ユーザに呈示されると好適である。
また、燃費データとレンタカー貸出金額とが定義された、複数の車種のレンタカー情報が格納された車種データベースをさらに備え、
車両選定アドバイス情報生成部は、運転履歴情報と燃費データとを用いて、少なくとも1つの選定候補車を利用した場合のユーザの運転傾向に基づいて想定される燃費情報とレンタカー貸出金額情報とを、車両選定アドバイス情報の一部として生成し、
ユーザに新たにレンタカーを貸し出す際、車両選定アドバイス情報の一部として、燃費情報とレンタカー貸出金額情報とが、レンタカー会社の端末を介してユーザに呈示されると好適である。
本発明の一態様の情報処理方法は、
レンタカーに供給される動力源に対する代金支払いを処理する支払処理装置が代金支払いに伴い取得したユーザ識別情報を、支払処理装置を介して取得する工程と、
レンタカーに搭載された第1の無線通信端末と所定の場所に配置された第2の無線通信端末との間での無線通信を介して、ユーザに貸出中のレンタカーの運転履歴情報を取得する工程と、
取得されたレンタカーの運転履歴情報をユーザ識別情報に対応付けて蓄積する運転履歴情報データベースからユーザ識別情報に対応する運転履歴情報を読み出し、レンタカーの運転履歴情報に基づいたサービス情報を生成する工程と、
新たにレンタカーを貸し出すレンタカー会社の端末から、ユーザ識別情報を用いた要求を受信する工程と、
要求に基づいて、レンタカー会社の端末にネットワークを介してユーザ識別情報に対応するサービス情報を出力する工程と、
を備えたことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、テレマティクスを利用して、ユーザが過去に利用したレンタカーに基づくサービス情報をレンタカー会社側が把握できる。その結果、ユーザが新たにレンタカーを借りる際に、レンタカー会社側でサービス情報に基づいたサービスを提供できる。また、ユーザに対して安全運転への指針を与えることができる。
実施の形態1における自動車レンタルシステムの構成を示す構成図の一例である。 実施の形態1における車載器の構成を示す構成図である。 実施の形態1における車両情報の一例を示す図である。 実施の形態1における自動車レンタルシステムの情報処理方法の要部通信フローを示すタイムチャート図である。 実施の形態1におけるPOS端末の内部構成を示す図である。 実施の形態1におけるPOS管理装置の構成を示す図である。 実施の形態1におけるSS管理装置の構成を示す図である。 実施の形態1におけるデータ管理装置の構成を示す図である。 実施の形態1におけるサービスサーバ装置の構成を示す図である。 実施の形態1における安全運転評価結果の内容の一例を示す図である。 実施の形態1における安全運転評価データの内容の一例を示す図である。 実施の形態2における自動車レンタルシステムの構成を示す構成図の一例である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における自動車レンタルシステムの構成を示す構成図の一例である。図1において、自動車レンタルシステム100(情報処理システム、或いは情報処理装置の一例)は、サービスステーション(SS)管理装置110、データ管理装置120、サービスサーバ装置130、POS(Point of Sales)管理装置150、及びPOS端末160を備えている。SS管理装置110、データ管理装置120、サービスサーバ装置130、POS管理装置150、及びPOS端末160は、インターネット(ネットワークの一例)を介して互いに通信可能に配置される。そして、POS管理装置150は、インターネット(ネットワークの一例)を介して、クレジット会社の通信装置151と通信可能に接続される。SS管理装置110、及びPOS端末160は、給油サービスステーション(SS)102(供給地)内に配置される。また、給油サービスステーション(SS)102内には、さらに、アクセスポイント101(無線通信端末)と給油機104とが配置される。アクセスポイント101は、例えばローカルエリアネットワーク(ネットワークの一例)を介してSS管理装置110と通信可能に配置される。また、給油サービスステーション(SS)102内には、さらに、レンタカー会社153が設置され、レンタカー会社端末152が、例えばインターネット(ネットワークの一例)を介して、サービスサーバ装置130と通信可能に配置される。例えば、給油サービスステーション(SS)102がレンタカー会社153を兼ねても好適である。その場合、SS管理装置110が後述するレンタカー会社端末152の機能をさらに備えてもよい。
図1では、給油サービスステーション(SS)102が1つしか示されていないが、複数の給油サービスステーション(SS)102が存在すると好適である。各給油サービスステーション(SS)102には、SS管理装置110、アクセスポイント101(無線通信端末)、給油機104、及びPOS端末160が配置される。レンタカー会社153及びレンタカー会社端末152は、かかる複数の給油サービスステーション(SS)102のすべてに配置されても良いし、一部の給油サービスステーション(SS)102に配置されても良い。複数の給油サービスステーション(SS)102に配置されれば、レンタカーを借りる場所と返す場所を異なった場所にできる点でユーザにとって便利になる。また、レンタカー会社153は、給油サービスステーション(SS)102で運営してもよいし、それ以外のところで運営してもよい。言い換えれば、レンタカー会社153及びレンタカー会社端末152は、給油サービスステーション(SS)102内にあっても良いし、外部にあってもよい。なお、外部にある場合には、給油サービスステーション(SS)102の近くに配置されるとより好適である。
実施の形態1では、新たにレンタカーを借りる際に、ユーザが過去にレンタカーを利用した際の情報を利用する。よって、まずは、過去の利用時の動作について説明する。
まず、ユーザ(顧客、借主)は、レンタカー会社153との間で所定の期間(短期間、例えば、12時間、1日、或いは2日)のレンタカー20のレンタル契約を締結する。そして、ユーザは、レンタカーの車種およびレンタル期間等に応じたレンタル料金を支払った上で、レンタカー20(自動車、或いは自動2輪車等)の使用を開始する。
利用を開始したレンタカー20のユーザは、レンタカー20を用いた走行により動力源(例えば、ガソリン、軽油、天然ガス、水素、電力等)の供給が必要となった際、給油サービスステーション(SS)102にレンタカー20で乗り付け(到来し)、給油機104から動力源(例えば、ガソリン、軽油、天然ガス、水素、電力等)の供給を受けることになる。SS管理装置110、アクセスポイント101(無線通信端末)、給油機104、及びPOS端末160が配置された複数の給油サービスステーション(SS)102が存在する場合には、いずれかの給油サービスステーション(SS)102にレンタカー20で乗り付ければよい。
レンタカー20内には、アクセスポイント101を介してSS管理装置110と通信可能な車載器10が搭載されている。レンタカー20のユーザ(顧客)は、携帯端末22とクレジット機能付きのカード24を所持している。車載器10は、アクセスポイント101との間で無線通信を行うことができる。また、携帯端末22は、各地域に配置された基地局140との間で無線通信を行う。また、基地局140は、インターネット(ネットワークの一例)を介してサービスサーバ装置130に通信可能に配置される。よって、携帯端末22は、基地局140を介して、無線通信とインターネット通信によりサービスサーバ装置130に通信可能に配置される。
図2は、実施の形態1における車載器の構成を示す構成図である。車載器10内には、インターフェース回路501、イグニッションON/OFF判定部502、運転情報受信部503、分析アルゴリズムデータベース(DB)504、運転情報分析部505、運転履歴情報データベース(DB)506、車両ID記憶部507、車両情報送信部508、メンテナンス履歴情報データベース(DB)510、及び通信制御部509が配置されている。また、運転履歴情報DB506内には分析結果格納部561が配置される。イグニッションON/OFF判定部502、運転情報受信部503、分析アルゴリズムDB504、運転情報分析部505、運転履歴情報DB506、車両ID記憶部507、車両情報送信部508、及びメンテナンス履歴情報DB510といった各機能は、プログラムといったソフトウェアで構成されても良い。或いは、電子回路等のハードウェアで構成されてもよい。或いは、これらの組み合わせであってもよい。イグニッションON/OFF判定部502、運転情報受信部503、分析アルゴリズムDB504、運転情報分析部505、運転履歴情報DB506、車両ID記憶部507、車両情報送信部508、及びメンテナンス履歴情報DB510のうちソフトウェアで構成される機能に必要な入力データ或いは演算された結果はその都度図示しないメモリに記憶される。
車載器10内では、運転情報受信部503が、インターフェース回路501を介して、レンタカー20内の図示しない各制御機器から車両の運転に関する運転情報を例えばリアルタイムに受信する。運転情報として、例えば、エンジンON/OFF、走行距離、及び走行時間が挙げられる。その他、例えば、急加速、急減速、急ハンドル、速度、連続運転時間、シートベルト着用有無、走行時の携帯使用検出、気温、ワイパー作動日時、ABS(アンチロックブレーキシステム)発動、ハンドル角度、ウィンカー作動日時、及びバック走行等の各発生情報が挙げられる。受信された運転情報は、運転履歴情報DB506に格納される。また、受信された運転情報は、運転情報分析部505に出力される。運転情報分析部505は、分析アルゴリズムDB504を用いて、所定の分析アルゴリズムに従って運転情報を分析して、後述する車両情報の項目に沿った車両情報を生成する。生成された運転履歴情報は、運転履歴情報DB506内の分析結果格納部561に格納される。
図3は、実施の形態1における車両情報の一例を示す図である。図3の例では、車両情報として、運行管理1741に関する情報と安全運転支援1742に関する情報と点検整備1743に関する情報(メンテナンス情報)とが示されている。そのうち、運行管理1741に関する情報と安全運転支援1742に関する情報が運転履歴情報の一例に該当する。運行管理1741に関する情報として、例えば、エンジンON/OFF日時、走行距離、及び走行時間が挙げられる。エンジンON/OFF日時はトリップ毎に記録される。また、走行距離は一日単位で記録される。安全運転支援1742に関する情報として、例えば、急加速回数(イベント毎および1日単位)、急減速回数(イベント毎および1日単位)、急ハンドル回数(イベント毎および1日単位)、連続運転時間(1日単位)、発進n秒後の平均速度で定義する急発進率(1日単位)、等速巡航率(1日単位)、シートベルト着用の有無(1日単位)、走行時の携帯使用回数(イベント毎および1日単位)、気温及びワイパー作動回数(1日単位)、ABS(アンチロックブレーキシステム)発動回数(イベント毎および1日単位)、車線変更時のウィンカー作動率(1日単位)、交差点右左折時のウィンカー作動率(1日単位)、一時停止の回数(1日単位)、バック走行時の速度(1日単位)、およびバック回数(1日単位)の各情報が挙げられる。各情報には、かかる情報の日時が属性情報として定義される。
例えば、発進n秒後の平均速度で定義する急発進率(1日単位)は、速度0からの速度変化を分析することで発進n秒後の平均速度がわかる。例えば、発進5秒後の平均速度がわかる。そして、かかる情報を1日単位で集計することで急発進率(1日単位)が算出される。シートベルト着用の有無は、速度が0ではない状態でシートベルト着用(留め金具がロックされている)があるかどうかで判断できる。走行時の携帯使用回数は、例えば、速度が0ではない状態で携帯端末からの電波が継続的に検出されることでわかる。車線変更時のウィンカー作動率(1日単位)は、例えば、速度とハンドル角度とから車線変更を判断でき、その時刻にウィンカーが差動していたかどうかで判断できる。交差点右左折時のウィンカー作動率(1日単位)は、例えば、速度が助走状態でハンドル角度が大きい場合に、ハンドル角度の方向へ曲がったことを判断でき、その時刻にウィンカーが差動していたかどうかで判断できる。
点検整備1743に関する情報(メンテナンス情報)として、例えば、全走行距離(常時)、エンジンオイル交換(日時、及び走行距離)、ブレーキオイル交換(日時、及び走行距離)、冷却水交換(日時、及び走行距離)、タイヤ交換(日時、及び走行距離)、ワイパゴム交換(日時、及び走行距離)、ブレーキパッド交換(日時、及び走行距離)、の各情報が挙げられる。
ユーザは、レンタカー20で給油サービスステーション(SS)102に到来し、イグニッションをOFFにする。車載器10内では、イグニッションON/OFF判定部502がイグニッションON/OFFに関する運転情報を入力して、イグニッションON/OFFを判定し、結果を出力する。通信制御部509は、イグニッションOFFの判定信号を受けた場合に、アクセスポイント101を探して例えばWiFi通信の確立を指示する。但し、車載器10とアクセスポイント101との間の無線通信はWiFi通信に限るものではない。その他の近距離無線通信を用いても構わない。
車両情報送信部508は、無線通信が確立すると、例えば、前回無線通信が確立したイグニッションOFF後の最初のイグニッションON時から蓄積された運転履歴情報DB506のデータ(運転履歴情報)とメンテナンス履歴情報DB510に蓄積されたメンテナンス履歴情報との車両情報に、車両ID記憶部507が記憶する車両IDを付して、通信制御部509を介してアクセスポイント101を経由して、SS管理装置110に送信する。その際、アクセスポイント101では、車載器10との間で無線通信を行った日時(時刻)を運転履歴情報に付してSS管理装置110に送信する。
ここで、給油サービスステーション(SS)102内或いは付近にレンタカー会社153があるので、レンタカー20は、ユーザに貸し出す前に、かかる給油サービスステーション(SS)102にて点検整備(メンテナンス)を受ける。また、レンタカー20は、ユーザに貸し出される前に、かかる給油サービスステーション(SS)102にて給油を受ける。ユーザへは燃料が満タンの状態でレンタカー20を貸し出すことになる。
レンタカー20が、給油サービスステーション(SS)102にて点検整備(メンテナンス)を受けた場合には、その都度、給油サービスステーション(SS)102内のSS管理装置110が、アクセスポイント101を介して、通信制御部509と、例えばWiFi通信の確立を行う。そして、SS管理装置110からレンタカー20の車載器10に対して点検整備をおこなった各項目の情報(メンテナンス情報)が送信される。車載器10内では、通信制御部509が受診したメンテナンス情報をメンテナンス履歴情報DB510に記憶する。よって、メンテナンス履歴情報DB510には、点検整備毎のメンテナンス情報が蓄積され、メンテナンス履歴情報となって記憶される。よって、レンタカー20が、給油の際にイグニッションをOFFにしてアクセスポイント101を介して車両情報をSS管理装置110に送信する際、かかるメンテナンス履歴情報が車両情報の一部として送信される。
図4は、実施の形態1における自動車レンタルシステムの情報処理方法の要部通信フローを示すタイムチャート図である。図4では、レンタカー会社端末152、携帯端末22、カード24、車載器10、POS端末160、SS管理装置110、POS管理装置150、データ管理装置120、及びサービスサーバ装置130の間での通信状況の一例を示す。
上述したように、レンタカー20に対して動力源を供給する給油サービスステーション(SS)102に配置されたSS管理装置110は、レンタカー20に給油サービスステーション(SS)102にて動力源が供給される際に、レンタカー20と無線通信を行うアクセスポイント101(無線通信端末)を介してレンタカー20から車両ID(車両の識別情報)を含むレンタカー20の車両情報を取得する。SS管理装置110は、車両情報取得装置の一例である。
以上のように、レンタカー20の動力源(ガソリン等)を供給する場所である給油サービスステーション(SS)102において、レンタカーの車両ID(第1の識別情報)を取得する。なお、ここでは、車載器10からレンタカーの車両ID(第1の識別情報の一例)を取得する場合を説明したが、これに限るものではない。例えば、給油サービスステーション(SS)102に図示しないカメラを設置して、レンタカー20で給油サービスステーション(SS)102に到来した際に、カメラでレンタカー20のナンバプレートを撮像することによってレンタカー20の車両番号(第1の識別情報の一例)を取得してもよい。或いは、後述するカード情報取得部50が、ユーザが所持するカード24からカード情報を読み込む際に、レンタカー番号(第1の識別情報の一例)を取得してもよい。かかる場合には、カード24のカード情報にレンタカー番号が含まれるようにしておく。かかる場合、カード24は、レンタカー会社153から発行されればよい。
図5は、実施の形態1におけるPOS端末の内部構成を示す図である。図5において、POS端末160内には、カード情報取得部50、通信制御部51、認証部52、メモリ53、給油量・給油料金入力部56、決済処理部58、及びPOSデータ作成部59が配置される。カード情報取得部50、認証部52、給油量・給油料金入力部56、決済処理部58、及びPOSデータ作成部59といった各機能は、プログラムといったソフトウェアで構成されても良い。或いは、電子回路等のハードウェアで構成されてもよい。或いは、これらの組み合わせであってもよい。カード情報取得部50、認証部52、給油量・給油料金入力部56、決済処理部58、及びPOSデータ作成部59のうちソフトウェアで構成される機能に必要な入力データ或いは演算された結果はその都度メモリ53に記憶される。
レンタカー20が給油サービスステーション(SS)102にて給油機104からガソリン等の動力源の供給を受ける際、POS端末160は、ユーザ識別情報を読み込み、ユーザ識別情報を用いてレンタカー20が給油サービスステーション(SS)102にて供給された動力源に対する代金の支払処理を行う。POS端末160は、支払処理装置の一例である。
レンタカー20が給油サービスステーション(SS)102にて給油機104からガソリン等の動力源の供給を受ける際、まず、カード情報取得部50は、通信制御部51を介して、ユーザが所持するカード24からユーザ識別情報と支払処理に関する支払処理情報とを含むカード情報を読み込む(受信する)。支払処理情報としては、例えば、クレジット決済を補償するクレジット会社の識別情報等が挙げられる。
次に、認証部52は、ユーザ識別情報を図示しない登録情報と比較して支払処理可能かどうかを判定し、可能な場合にユーザ識別情報での支払い処理を認証する。支払処理不能の場合はその結果を出力する。
給油機10では、カード24の認証を受けて、レンタカー20への給油を行う。給油が終了すると、給油機10から給油量と給油料金がPOS端末160に出力される。POS端末160内では、給油量・給油料金入力部56が、通信制御部51を介して、給油機10から給油量と給油料金を入力する。そして、決済処理部58は、カード情報に含まれるユーザ識別情報と支払処理情報とを用いて、供給されたガソリン等の動力源に対する代金の支払処理を行う。POSデータ作成部59は、支払処理(或いは給油)を行った日時である支払時刻情報とPOS端末160の識別情報(支払処理装置識別情報)とを取得し、ユーザ識別情報(個人情報)、給油場所(SS名等)、給油量、給油料金、支払処理に関する支払処理情報(決済情報)、POS端末160の識別情報(支払処理装置識別情報)、及び、支払処理(或いは給油)を行った日時である支払時刻情報等の取引データ(POSデータ)を作成し、通信制御部51を介して、POS管理装置150に送信する。
なお、ユーザが所持するカード24のカード情報にレンタカー20の車両番号が含まれる場合には、かかる車両番号情報も合わせてPOSデータを作成し、POS管理装置150に送信する。
図6は、実施の形態1におけるPOS管理装置の構成を示す図である。図6において、POS管理装置150内には、通信制御部78、POSデータ受信部70、磁気ディスク装置等の記憶装置72、POSデータ加工部73、POSデータ送信部74、メモリ76、及び決済処理部71が配置される。POSデータ受信部70、POSデータ加工部73、決済処理部71、及びPOSデータ送信部74といった各機能は、プログラムといったソフトウェアで構成されても良い。或いは、電子回路等のハードウェアで構成されてもよい。或いは、これらの組み合わせであってもよい。POSデータ受信部70、POSデータ加工部73、決済処理部71、及びPOSデータ送信部74のうちソフトウェアで構成される機能に必要な入力データ或いは演算された結果はその都度メモリ76に記憶される。
POS管理装置150は、支払処理に関する支払処理情報とユーザ識別情報とを受信し、データ管理装置120に送信する。POS管理装置150は、代金支払管理装置の一例である。具体的には、POSデータ受信部70は、通信制御部78を介して、POS端末160から取引データ(POSデータ)を受信する。受信されたPOSデータは、記憶装置72に格納され、蓄積される。POSデータ加工部73は、受信されたPOSデータのうち支払処理情報を除くようにPOSデータを加工する。これにより、クレジットに関する個人情報を保護できる。また、POSデータ送信部74は、通信制御部78を介して、受信されたPOSデータのうち支払処理情報を除くその他のPOSデータをデータ管理装置120へ送信する。また、決済処理部71は、例えば、1ヶ月分蓄積されたPOSデータを集計して、通信制御部78を介して、集計結果を支払処理情報が示すクレジット会社の通信装置151に送信し、決済処理を行う。クレジット会社では、集計結果の合計料金を当該ユーザに請求することになる。
図7は、実施の形態1におけるSS管理装置の構成を示す図である。図7において、SS管理装置110内には、通信制御部66、車両情報受信部60、車両情報送信部62、メンテナンス情報作成部67、メンテナンス情報送信部68、及びメモリ64が配置される。車両情報受信部60、車両情報送信部62、メンテナンス情報作成部67、及びメンテナンス情報送信部68といった各機能は、プログラムといったソフトウェアで構成されても良い。或いは、電子回路等のハードウェアで構成されてもよい。或いは、これらの組み合わせであってもよい。車両情報受信部60、車両情報送信部62、メンテナンス情報作成部67、及びメンテナンス情報送信部68のうちソフトウェアで構成される機能に必要な入力データ或いは演算された結果はその都度メモリ64に記憶される。
まず、上述したように、ユーザに貸し出す前に、レンタカー20が、給油の際、或いは給油とは別に、給油サービスステーション(SS)102にて点検整備(メンテナンス)を受けた場合には、その都度、メンテナンス情報作成部67が点検整備をおこなった各項目の情報(メンテナンス情報)を作成する。そして、メンテナンス情報送信部68がアクセスポイント101を介して、車載器10の通信制御部509と通信して、メンテナンス情報がSS管理装置110から車載器10に送信される。
車両情報受信部60は、通信制御部66を介して、アクセスポイント101を経由した車載器10から、車両IDを含むレンタカー20の車両情報を受信する。車両情報を取得する際に、車両情報受信部60は、アクセスポイント101との間で無線通信を行った時刻である無線通信時刻情報を併せて取得する。このように、SS管理装置110の車両情報受信部60(車両情報取得部の一例)は、レンタカー20に搭載された車載器10(第1の無線通信端末)とレンタカー20に動力源を供給する供給場所に配置されたアクセスポイント101(第2の無線通信端末)との間での無線通信を介して、ユーザに貸し出し中のレンタカー20の運転履歴情報を含む車両情報を取得する。そして、車両情報送信部62は、通信制御部66を介して、受信された車両情報をデータ管理装置120に送信する。
なお、カメラで車両番号を撮像した場合には、撮像した画像から得られる車両番号情報を車両情報と共にデータ管理装置120に送信すればよい。
図8は、実施の形態1におけるデータ管理装置の構成を示す図である。図8において、データ管理装置120内には、通信制御部601、POSデータ受信部602、運転者ID抽出部603、車両情報受信部604、車両ID抽出部605、ユーザ確認部606、磁気ディスク装置等の記憶装置231、車両情報整理部609、評価データ要求受信部611、安全運転評価データ生成部613、安全運転評価データ送信部614、コメント作成部616、給油データ抽出部617、磁気ディスク装置等の記憶装置612、メンテナンス情報要求受信部620、メンテナンスデータ生成部622、メンテナンスデータ送信部624、整備コメント作成部626、整備コメント送信部628、照合部631、判定部633、レンタル情報受信部635、照合部637、照合部639、車両選定アドバイス情報生成部640、車両選定アドバイス情報送信部641、利用履歴処理部642、車両選定アドバイス要求受信部643、及びメモリ121が配置される。
記憶装置231内には、車両登録データベースDB607、及び運転者登録データベースDB608が格納される。記憶装置612(第1の記憶装置)内には、カード24に基づく給油履歴を蓄積する給油履歴データベースDB634、運転者情報を蓄積する運転者情報データベースDB233、メンテナンス履歴情報を蓄積するメンテナンス履歴データベースDB234、運転履歴情報を蓄積する運転履歴データベースDB232、及びレンタルに関するレンタル情報を蓄積するレンタル情報DB235が格納される。
また、記憶装置612(第1の記憶装置)内には、後述する車両選定の際に選定候補とした車種の情報を閲覧した閲覧履歴情報を蓄積する閲覧履歴DB236(閲覧履歴保存部の一例)、ユーザが過去にレンタカーを利用した利用履歴情報を蓄積する利用履歴DB237(利用履歴保存部の一例)、及びレンタカーとして使用可能な複数の車種の車種情報を蓄積する車種DB238が格納される。車種情報には、各車種の諸元データが定義される。例えば、所謂、各車種のカタログに記載されたデータ等が定義される。例えば、車両外観の形状寸法、車両ボディの色、搭乗人員数、排気量、燃費、及びレンタカーとして貸し出す際のレンタカー料金等が定義される。
取得されたレンタカー20の運転履歴情報は、ユーザ確認部606にて確認された車両IDに対応付けられて運転履歴データベースDB232(運転履歴情報データベース)に格納される。運転者情報データベースDB233には、さらに、レンタカー20のユーザ(借主)の例えば携帯端末22へと情報を送信するためのメールアドレス(送信アドレス)が記憶されていても好適である。
POSデータ受信部602、運転者ID抽出部603、車両情報受信部604、車両ID抽出部605、ユーザ確認部606、車両情報整理部609、評価データ要求受信部611、安全運転評価データ生成部613、安全運転評価データ送信部614、コメント作成部616コンテンツ送信部619、メンテナンス情報要求受信部620、メンテナンスデータ生成部622、メンテナンスデータ送信部624、整備コメント作成部626、整備コメント送信部628、照合部631、判定部633、レンタル情報受信部635、照合部637、照合部639、車両選定アドバイス情報生成部640、車両選定アドバイス情報送信部641、利用履歴処理部642、及び車両選定アドバイス要求受信部643といった各機能は、プログラムといったソフトウェアで構成されても良い。或いは、電子回路等のハードウェアで構成されてもよい。或いは、これらの組み合わせであってもよい。データ管理装置120内の各機能のうちソフトウェアで構成される機能に必要な入力データ或いは演算された結果はその都度メモリ121に記憶される。
POSデータ受信部602は、通信制御部601を介して、POS管理装置150からPOSデータを受信する。運転者ID抽出部603は、POSデータからユーザ識別情報を運転者IDとして抽出する。言い換えれば、POSデータ受信部602は、レンタカー20に対してガソリン等の動力源を供給する給油機104或いは給油サービスステーション102といった動力源供給手段により供給された動力源に対する代金支払いを処理するPOS端末160(支払処理装置)が代金支払いに伴い取得したユーザ識別情報を、POS端末160から取得する。POSデータ受信部602は、ユーザ情報取得手段の一例となる。
車両情報受信部604は、通信制御部601を介して、SS管理装置110から車両情報を受信する。言い換えれば、車両情報受信部604は、アクセスポイント101(無線通信端末)が無線通信を介してレンタカー20から取得した、レンタカー20を識別するための車両ID(車両識別情報)と、レンタカー20に蓄積された運転履歴情報及びメンテナンス履歴情報といった車両情報とを、アクセスポイント101からSS管理装置110を介して取得する。言い換えれば、車両情報受信部604(車両情報取得部の一例)は、レンタカー20に搭載された車載器10(第1の無線通信端末)とレンタカー20に動力源を供給する供給場所に配置されたアクセスポイント101(第2の無線通信端末)との間での無線通信を介して、ユーザにレンタル中のレンタカー20の運転履歴情報を含む車両情報を取得する。車両情報受信部604は、車両情報取得手段の一例となる。車両ID抽出部605は、車両情報に含まれる車両IDを抽出する。
ユーザ確認部606は、レンタカーに使用する複数の車両の車両識別情報を蓄積する(登録する)車両登録DB607(車両データベース)を用いて車両IDに対応するレンタカーを検索し、レンタカーを認証する。言い換えれば、ユーザ確認部606は、車両ID(第1の識別情報)を予め登録された情報を用いて確認する。このように、ユーザ確認部606は、車両登録DB607を参照して、取得された車両IDの有無を確認する。また、ユーザ確認部606は、運転者登録DB608を用いて運転者IDに対応する運転者を検索し、運転者を認証する。レンタカーを利用したユーザ自身が自己の所有する自家用車について本システムを利用している場合には、運転者登録DB608に運転者として登録されている。本システムを利用していないユーザについては、運転者登録DB608に運転者として登録されていないので、ここでは認証されないことになる。かかる場合、後述するように、運転者IDは、認証されない状態で運転者情報DB233に格納されることになる。レンタカーの利用をするだけであれば、かかる認証が無くても構わない。さらに、ユーザ確認部606は、POSデータの支払時刻情報が示す時刻(タイムスタンプ)と、車両情報の無線通信時刻情報が示す時刻(タイムスタンプ)とを照合して、給油サービスステーション(SS)102を利用した、車両IDと運転者IDとを対応付ける。これにより、車両情報と運転者IDとを対応付ける。かかる照合結果は、車両情報整理部609に出力される。
照合部639は、レンタカー20のメンテナンス履歴情報が蓄積されたメンテナンス履歴情報DB234が格納された記憶装置612から車両IDに対応するメンテナンス履歴情報を取得する。また、照合部639は、ユーザ確認部606によって確認された車両IDを取得する。
そして、照合部639は、確認された車両ID(第1の車両情報)とメンテナンス履歴情報に定義されるレンタカーの車両ID(第2の識別情報)とを照合し、結果情報を生成する。
車両情報整理部609は、車両情報のうち、運転履歴情報を整理して、運転履歴データベースDB232に格納し、蓄積する。運転履歴データベースDB232(運転履歴情報データベース)は、複数のレンタカー用車両の運転履歴情報を車両ID及び運転者IDに対応付けて蓄積する。運転履歴情報は、車両IDと関連するように定義され蓄積される。例えば、運転履歴情報のうち、車両に関するデータと運転者に起因するデータとに分けるように整理してもよい。車両に関するデータとして、例えば、車両ID、走行距離、及び走行時間等が挙げられる。運転者に起因するデータとして、例えば、対応付けられた運転者ID、その他、安全運転支援1742の各情報等が挙げられる。また、車両情報整理部609は、受信した運転履歴情報の各内容を加工或いは/及び分析してもよい。また、ここでは、カード24のユーザ識別情報を運転者IDとして使用しているが、これに限るものではない。例えば、レンタル開始時に車載器10の登録者を車両の所有者(レンタカー会社)、及び借主のユーザの組み合わせに再設定しておく。そして、かかる車両の所有者(レンタカー会社)、及び借主のユーザの組み合わせにIDを付しておき、かかるIDを運転者IDとしてもよい。給油サービスステーション(SS)102を利用する際、ユーザは現金にて支払を行う場合もある。その場合にはカード24の情報は得られない。それでも運転履歴情報は車載器10から送信される。その場合に、運転者(ユーザ)がわからないといった不具合を解消できる。安全運転支援1742の各情報は、運転者(ユーザ)が安全運転をしているのか、或いは危険運転をしているのかを示す指標であるため、ユーザが特定可能であると好適である。
また、運転者IDは、車両IDに関連付けられて車両情報の無線通信時刻情報(タイムスタンプ)或いは/及びPOSデータの支払時刻情報が示す時刻情報(タイムスタンプ)と共に運転者情報DB233に格納される。
また、車両情報整理部609は、車両情報のうち、メンテナンス履歴情報を整理して、メンテナンス履歴DB234に格納し、蓄積する。メンテナンス履歴情報は、確認された車両IDに対応付けられて定義され蓄積される。メンテナンス履歴DB234には、複数のレンタカーのメンテナンス履歴情報(整備情報)を複数のレンタカーの車両IDのうちそれぞれ該当する車両IDに対応付けて蓄積される。
給油データ抽出部617は、POSデータから給油履歴に関する給油データを抽出する。その際、給油データは、カード24のユーザ識別情報と関連付けられる。給油データは、給油履歴データベースDB634に格納され、蓄積される。
以上のようにして、各レンタカー20は、図1に示した構成を備えた各地域或いは所定の給油サービスステーション(SS)102に行く毎に、車載器10から車両情報を送信する。そして、車両情報は、データ管理装置120内のデータベースに蓄積されることになる。また、カード24で支払処理を行っている場合には、給油データも合わせてデータ管理装置120内のデータベースに蓄積されることになる。
図9は、実施の形態1におけるサービスサーバ装置の構成を示す図である。図9において、サービスサーバ装置130内には、通信制御部40、評価要求受信部41、評価要求送信部42、メンテナンスデータ要求受信部43、メンテナンスデータ要求送信部44、評価データ受信部45、評価データ送信部46、整備コメント受信部47、整備コメント送信部48、メンテナンスデータ受信部80、メンテナンスデータ送信部81、レンタル情報受信部83、及びレンタル情報送信部85、メモリ86、車両選定アドバイス情報受信部90、車両選定アドバイス情報送信部91、車両選定アドバイス要求受信部92、及び車両選定アドバイス要求送信部93が配置される。通信制御部40、評価要求受信部41、評価要求送信部42、メンテナンスデータ要求受信部43、メンテナンスデータ要求送信部44、評価データ受信部45、評価データ送信部46、整備コメント受信部47、整備コメント送信部48、メンテナンスデータ受信部80、メンテナンスデータ送信部81、車両選定アドバイス情報受信部90、車両選定アドバイス情報送信部91、車両選定アドバイス要求受信部92、及び車両選定アドバイス要求送信部93といった各機能は、プログラムといったソフトウェアで構成されても良い。或いは、電子回路等のハードウェアで構成されてもよい。或いは、これらの組み合わせであってもよい。サービスサーバ装置130内の各機能のうちソフトウェアで構成される機能に必要な入力データ或いは演算された結果はその都度メモリ86に記憶される。
レンタカー会社153は、レンタカー20をユーザに貸し出した時点で、レンタカー会社端末152から当該レンタカー20の車両IDがレンタル中であることを示すレンタル情報をサービスサーバ装置130にインターネットを介して送信する。レンタル情報として、レンタル中を示す識別子、或いは、レンタル期間日時(レンタル開始日時、返却日時)等の情報を車両ID及びレンタカー会社IDに対応させて定義するとよい。
サービスサーバ装置130内では、レンタル情報受信部83が、通信制御部40を介して、レンタル情報を受信する。そして、レンタル情報送信部85は、通信制御部40を介して、受信されたレンタル情報をデータ管理装置120に送信する。
データ管理装置120内では、レンタル情報受信部635が、通信制御部601を介して、レンタル情報を受信する。レンタル情報が受信されると、レンタル情報は、レンタル情報DB235内に格納される。
データ管理装置120の車両情報受信部604が車両情報を受信し、車両ID抽出部605が車両IDを抽出すると、照合部637は、レンタル情報DB235を参照して、車両IDに対応するレンタカー20がレンタル中かどうかを、レンタル情報を用いて照合する。そして、レンタカー20がレンタル中である場合に、運転履歴情報を運転履歴DB232に格納するようにすればよい。
また、レンタカー会社端末152に、後述する評価データ、車両選定アドバイス情報、及び/或いはメンテナンスデータを送信する際、照合部637は、レンタル情報DB235を参照して、車両IDに対応するレンタカー20のレンタカー会社IDを確認(照合)する。そして、安全運転評価データ送信部614、車両選定アドバイス情報送信部641、及び/或いはメンテナンスデータ送信部614といったレンタカー会社端末152に情報を送信する機能は、かかるレンタカー会社IDのレンタカー会社端末152にかかる情報を送信するようにすればよい。かかる構成により、レンタカー会社153が複数存在する場合、或いは/及びレンタカー会社端末152が複数存在する場合に、送信先を識別することができる。
ユーザはレンタカー20を借りている間、及び返却した後に、自己の運転が安全運転かどうかを評価した安全運転評価データを得ることができる。以下、取得方法を説明する。
ユーザは、まず、ユーザの携帯端末22から基地局140を経由して、安全運転評価に関する評価データをサービスサーバ装置130に要求する。評価データをサービスサーバ装置130に要求する際には、当該レンタカー20のレンタル開始日時を示すレンタル開始日時情報と車両IDを付した情報を送付する。或いは、運転者ID(ユーザ識別情報)を送付してもよい。ユーザの携帯端末22と基地局140との間は、無線通信を行う。そして、基地局140とサービスサーバ装置130との間は、例えば、インターネットを介した通信を行う。
サービスサーバ装置130内では、評価要求受信部41が、通信制御部40を介して、安全運転評価に関する評価要求情報を受信する。そして、評価要求送信部42は、通信制御部40を介して、受信された評価要求情報をデータ管理装置120に送信する。
データ管理装置120内では、評価データ要求受信部611が、通信制御部601を介して、評価要求情報を受信する。評価要求情報が受信されると、安全運転評価データ生成部613(サービス情報生成部の一例)は、レンタカー20の車両情報或いは/及び運転者ID(ユーザ識別情報)に基づいたサービス情報を生成する。具体的には、安全運転評価データ生成部613は、車両情報のうちのレンタル開始日時以降の運転履歴情報に基づいて、安全運転に関する評価情報(サービス情報)を生成する。或いは、安全運転評価データ生成部613は、運転者IDに対応する車両ID及びレンタル期間の過去或いは/及び現在レンタル中のレンタカー20の運転履歴情報に基づいて、安全運転に関する評価情報(サービス情報)を生成する。
サービス情報の一例として、運転履歴情報(車両情報)に基づきユーザの運転方法を診断した運転診断情報が安全運転に関する評価情報として生成される。安全運転評価データ生成部613は、評価情報生成部の一例である。より具体的には、車両IDに対応する蓄積された運転履歴情報のうち運転者IDのユーザに対応する運転履歴情報を記憶装置612内の運転履歴情報DB232から読み出し、所定のアルゴリズムに従って、安全運転に関する評価を行う。具体的には、例えば、0〜100点で点数付を行う。例えば、より点数が高い方が安全運転を行っていることを示す。言い換えれば、安全運転評価データ生成部613は、車両情報受信部604(車両情報取得手段)から取得した運転履歴情報(車両情報)に基づきサービス情報を生成する。安全運転評価データ生成部613は、サービス情報生成手段の一例である。
図10は、実施の形態1における安全運転評価結果の内容の一例を示す図である。図10において、例えば、90〜100点をAランク、80〜90点をBランク、60〜80点をCランク、40〜60点をDランク、39点以下をEランクと判定する。また、予め、ランクに応じて安全運転評価度数Bを設定しておく。図10の例では、例えば、Aランクは度数Bが0.9、Bランクは度数Bが0.95、Cランク以下は1に設定する。
また、コメント作成部616は、生成された安全運転評価データ(評価情報)に対応する運転アドバイス情報を生成する。コメント作成部616は、運転アドバイス情報生成部の一例である。例えば、「速度の出し過ぎに注意しましょう」、「急ブレーキは危険です」、「シートベルトを着用しましょう」、「バック走行が多い運転です」、「急加速は危険です」、「右左折時にはウィンカーを付けましょう」等の運転アドバイス情報を生成する。コメント作成部616は、安全運転評価データ生成部613と共にサービス情報生成手段の一例となる。よって、言い換えれば、サービス情報生成手段は、サービス情報として、生成された運転診断情報に基づく運転アドバイス情報を更に生成する。
図11は、実施の形態1における安全運転評価データの内容の一例を示す図である。安全運転評価データ生成部613は、かかる評価点数の算出と、点数に応じたランク付を行い、かかる点数とランクと運転アドバイス情報(コメント)とを用いた安全運転評価データを生成する。図11の例では、点数とランクと運転アドバイス情報(コメント)とが表になって示されたコンテンツ(安全運転評価データの一例)が生成される。生成されたコンテンツは、記憶装置625に車両IDに対応させて格納される。安全運転評価データは、生成時期によって運転履歴の蓄積内容が変わる可能性がある。そのため、時期によって生成される安全運転評価データの内容が変わる可能性がある。よって、生成されたランクの情報は、最新のランクになるように安全運転評価データの生成の都度、更新(上書き)されることが望ましい。或いは履歴として、残すようにしても構わない。
安全運転評価データ送信部614は、通信制御部601を介して、サービスサーバ装置130に安全運転評価データを送信する。
サービスサーバ装置130内では、評価データ受信部45が、通信制御部40を介して、安全運転評価データを受信する。そして、評価データ送信部46は、通信制御部40を介して、受信された安全運転評価データを、基地局140を経由してユーザの携帯端末22に送信する。以上のより、ユーザは自身の運転が安全運転であるかどうかを視認することができる。このように、実施の形態1によれば、テレマティクスを利用して、運転者自身が客観的に安全運転を行っているのかどうかがわかる情報を得ることができる。
また、データ管理装置120内では、利用履歴処理部642が、運転履歴情報DB232から運転者ID(ユーザ識別情報)に対応する運転履歴情報を読み出し、運転履歴情報から取得される情報を基に、ユーザが過去に利用したレンタカーの利用実績情報を生成する。具体的には、以下のように動作する。運転車情報DB233に運転者IDが記録されると、運転車情報DB233から運転者IDと関連する車両IDと無線通信時刻情報とを抽出する。そして、利用履歴処理部642は、抽出された車両IDと無線通信時刻情報とからレンタル情報DB235に記録されたレンタル情報を参照して、運転者ID毎に、利用したレンタカー20の車両ID、レンタル期間日時(レンタル開始日時、返却日時)等の情報、及びレンタカー会社IDを抽出する。また、利用履歴処理部642は、車種DB238から車両IDに対応する車種を抽出する。そして、利用履歴処理部642は、運転者ID毎に、利用したレンタカー20の車両ID、車両IDに対応する車種、レンタル期間日時(レンタル開始日時、返却日時)等の情報、及びレンタカー会社IDといった、運転者ID毎の利用履歴情報(利用実績情報)を生成する。生成された利用履歴情報は、運転者IDと対応付けられて利用履歴DB237(利用履歴保存部)に保存(格納)される。運転車情報DB233に運転者IDが記録されると、その都度、利用履歴情報は更新されればよい。例えば、同じユーザが、過去に複数回のレンタカー利用があれば、その都度、利用履歴情報として新たな情報が蓄積されることになる。これにより、運転者IDに対応するユーザが過去にレンタカーを利用した利用履歴情報が蓄積されることになる。
実施の形態1では、同じユーザが過去にレンタカー利用があれば、新たにレンタカーを借りる際に、かかる過去の利用時の情報を用いて、車両選定のアドバイス及び過去の運転の安全運転評価をユーザに対して呈示する。ユーザは、新たにレンタカーを借りる際に、車両選定アドバイスを参考にレンタカー20を選ぶことができる。これによりユーザサービスを向上させることができる。また、安全運転評価によりユーザに安全運転を心がけるきっかけ、及びモチベーションを与えることができる。
以下、過去にレンタカー利用があるユーザが、新たにレンタカーを借りる場合について説明する。ユーザが、新たにレンタカーを借りる際、ユーザは例えばレンタカー会社153に出向き、或いは電話、インターネット等を介して連絡し、新たなレンタカーの貸し出しについて打診する。その際、ユーザは、例えばレンタカー会社端末152を介して上述した安全運転評価データ及び後述する車両選定アドバイス情報の呈示を受けることができる。
まず、評価データについて説明する。実施の形態1では、ユーザに新たにレンタカーを貸し出すレンタカー会社端末152からの安全運転評価に関する評価データの要求に応じて、評価データをかかるレンタカー会社端末152に出力する。例えば、北海道札幌市のレンタカー会社153(例えば札幌○○営業所)で借りる場合、北海道札幌市のレンタカー会社153(例えば札幌○○営業所)のレンタカー会社端末152に評価データを出力する。例えば、千葉県千葉市で借りる場合には、千葉市のレンタカー会社153(例えば千葉○○営業所)のレンタカー会社端末152に評価データを出力する。
ユーザからレンタカー20を借りたい旨の打診(要求)あったレンタカー会社側では、まず、レンタカー会社端末152からインターネットを経由して、安全運転評価に関する評価データをサービスサーバ装置130に要求する。評価データをサービスサーバ装置130に要求する際には、レンタカー20の貸し出しを希望するユーザの運転者ID(ユーザ識別情報)を用いた要求を行う。
サービスサーバ装置130内では、評価要求受信部41が、通信制御部40を介して、安全運転評価に関する評価要求情報を受信する。そして、評価要求送信部42は、通信制御部40を介して、受信された評価要求情報をデータ管理装置120に送信する。
データ管理装置120内では、評価データ要求受信部611が、通信制御部601を介して、評価要求情報を受信する。評価要求情報が受信されると、安全運転評価データ生成部613は、運転履歴情報DB232及び運転者情報DB233を参照して、車両情報のうち、運転者ID(ユーザ識別情報)に対応する運転履歴情報に基づいて、安全運転に関する安全運転評価データ(サービス情報)を生成する。処理内容は、ユーザからの要求に基づいた場合と同様である。安全運転評価データの元になる運転履歴情報は、過去に借りたレンタカー1台分とは限らない。過去に複数回レンタカーの利用があれば、そのすべての利用回の運転履歴情報を用いて安全運転評価データを生成する。或いは、一部の利用回の運転履歴情報を用いて安全運転評価データを生成してもよい。例えば、直近のm回(例えば2回)のレンタカー利用によって蓄積されたて安全運転評価データを生成してもよい。
また、コメント作成部616は、生成された安全運転評価データ(評価情報)に対応する運転アドバイス情報を生成する。処理内容は、ユーザからの要求に基づいた場合と同様である。
安全運転評価データ送信部614は、通信制御部601を介して、サービスサーバ装置130に安全運転評価データを送信する。言い換えれば、安全運転評価データ送信部614(出力部)は、新たにレンタカーを貸し出すレンタカー会社153のレンタカー会社端末152にネットワーク及びサービスサーバ装置130を介してサービス情報を出力する。
サービスサーバ装置130内では、評価データ受信部45が、通信制御部40を介して、安全運転評価データを受信する。そして、評価データ送信部46は、通信制御部40を介して、受信された安全運転評価データを、インターネットを経由してレンタカー会社端末152に送信する。言い換えれば、評価データ送信部46(出力部)は、新たにレンタカーを貸し出すレンタカー会社153のレンタカー会社端末152にネットワークを介してユーザ識別情報に対応するサービス情報を出力する。以上のより、レンタカー会社は、レンタカー20を借りに来たユーザの運転が安全運転であったかどうかを視認することができる。このように、実施の形態1によれば、テレマティクスを利用して、レンタカー会社が、レンタカー20を貸していたユーザが過去に客観的に安全運転を行っていたのかどうかがわかる情報を得ることができる。
実施の形態1では、上述した安全運転評価データの他に、新たにレンタカー20の貸し出しを希望するユーザに対して、レンタカーの車両選定を補足する車両選定アドバイス情報を呈示する。
ユーザからレンタカー20を借りたい旨の打診(要求)あったレンタカー会社側では、レンタカー会社端末152からインターネットを経由して、レンタカーの車両選定を補足する車両選定アドバイス情報をサービスサーバ装置130に要求する。車両選定アドバイス情報をサービスサーバ装置130に要求する際には、レンタカー20の貸し出しを希望するユーザの運転者ID(ユーザ識別情報)を用いた要求を行う。
サービスサーバ装置130内では、車両選定アドバイス要求受信部92が、通信制御部40を介して、車両選定アドバイス要求情報を受信する。そして、車両選定アドバイス要求送信部93は、通信制御部40を介して、受信された車両選定アドバイス要求情報をデータ管理装置120に送信する。
データ管理装置120内では、車両選定アドバイス要求受信部643が、通信制御部601を介して、車両選定アドバイス要求情報を受信する。車両選定アドバイス要求情報が受信されると、車両選定アドバイス情報生成部640は、利用履歴DB237、車種DB238、運転履歴情報DB232及び運転者情報DB233を参照して、レンタカーの車両選定を補足する車両選定アドバイス情報(サービス情報)を生成する。具体的には、利用履歴DB237を参照して、運転者IDに対応する利用履歴を読み出す。そして、利用履歴から利用頻度の高い車両IDを少なくとも1つ選択或いは抽出する。抽出される車両IDは1つであっても複数であっても構わない。抽出された車両IDに対応するレンタカーが選定候補車となる。そして、車両選定アドバイス情報生成部640は、車種DB238を参照して、選択された少なくとも1つの選定候補車の情報を閲覧する。例えば、例えば、車両外観の形状寸法、車両ボディの色、搭乗人員数、排気量、燃費、及びレンタカーとして貸し出す際のレンタカー料金等が挙げられる。
そして、車両選定アドバイス情報生成部640は、車種DB238を参照して、さらに利用履歴にある車種と同等なクラスの車種を抽出し、選定候補車として追加する。抽出される条件として、例えば、例えば、車両外観の形状寸法、車両ボディの色、搭乗人員数、排気量、燃費、或いはレンタカーとして貸し出す際のレンタカー料金等が一致或いは近いものが挙げられる。
また、追加された選定候補車を含めて、選定候補車についてかかる閲覧した閲覧履歴情報は、運転者IDに対応するように閲覧履歴DB236に記憶(格納)される。このように、利用実績とともに当該車両選定の際に比較対照した車両についても閲覧履歴情報が格納される。
また、車両選定アドバイス情報生成部640は、運転履歴情報と燃費データとを用いて、少なくとも1つの選定候補車を利用した場合の各選定候補車におけるユーザの運転傾向に基づいて想定される想定燃費を所定のアルゴリズムに従って演算する。そして、かかる車種を利用した場合の燃費情報(想定燃費の情報)を生成する。ユーザが急発進、急ブレーキ等の荒い運転をする場合、燃費は悪くなる。逆に、急発進、急ブレーキ等を行わない場合には、燃費は良くなる。
そして、車両選定アドバイス情報生成部640は、選択された少なくとも1つの選定候補車と、少なくとも1つの選定候補車を利用した場合の燃費情報と、少なくとも1つの選定候補車を利用した場合のレンタカー貸出金額情報と、上述した利用履歴情報と、上述した閲覧履歴情報とを、車両選定アドバイス情報として生成する。
車両選定アドバイス情報送信部641は、通信制御部601を介して、サービスサーバ装置130に車両選定アドバイス情報を送信する。言い換えれば、車両選定アドバイス情報送信部614(出力部)は、新たにレンタカーを貸し出すレンタカー会社153のレンタカー会社端末152にネットワーク及びサービスサーバ装置130を介してサービス情報を出力する。
サービスサーバ装置130内では、車両選定アドバイス情報受信部90が、通信制御部40を介して、車両選定アドバイス情報を受信する。そして、車両選定アドバイス情報送信部91は、通信制御部40を介して、受信された車両選定アドバイス情報を、インターネットを経由してレンタカー会社端末152に送信する。言い換えれば、車両選定アドバイス情報送信部91(出力部)は、新たにレンタカーを貸し出すレンタカー会社153のレンタカー会社端末152にネットワークを介してユーザ識別情報に対応するサービス情報を出力する。以上のより、レンタカー会社は、レンタカー20を借りに来たユーザへの車両選定アドバイス情報を得ることができる。このように、実施の形態1によれば、テレマティクスを利用して、レンタカー会社153が、ユーザの過去の利用実績に基づいて、レンタカーの車両選定を補足する車両選定アドバイス情報をユーザのために用意できる。そして、かかる車両選定アドバイス情報は、レンタカー会社端末152を介してユーザに呈示される。これにより、ユーザは、レンタカーの車両選定を速やかに行うことができる。
また、実施の形態1では、レンタカー会社端末152からのメンテナンス履歴情報の要求に応じて、メンテナンスデータ(メンテナンス履歴情報)をレンタカー会社端末152に出力する。
レンタカー会社側では、まず、レンタカー会社端末152からインターネットを経由して、メンテナンスデータをサービスサーバ装置130に要求する。メンテナンスデータをサービスサーバ装置130に要求する際には、レンタカー20の車両IDを付した情報を送付する。
サービスサーバ装置130内では、メンテナンスデータ要求受信部43が、通信制御部40を介して、メンテナンスデータ要求情報を受信する。そして、メンテナンスデータ要求送信部44は、通信制御部40を介して、受信されたメンテナンスデータ要求情報をデータ管理装置120に送信する。
データ管理装置120内では、メンテナンスデータ要求受信部620が、通信制御部601を介して、メンテナンスデータ要求情報を受信する。メンテナンスデータ要求情報が受信されると、メンテナンスデータ生成部622(サービス情報生成部の一例)は、レンタカー20の車両情報に基づいたサービス情報を生成する。具体的には、メンテナンスデータ生成部622は、メンテナンス履歴DB234を参照して、蓄積されたメンテナンス履歴情報に基づいて、メンテナンスデータ(サービス情報の他の一例)を生成する。メンテナンスデータ(メンテナンス履歴情報)は、前回のレンタルまでの点検整備の履歴が示されている。例えば、図3に示した点検整備1743の各項目の情報が列記される。
メンテナンスデータ送信部624は、通信制御部601を介して、サービスサーバ装置130にメンテナンスデータを送信する。メンテナンスデータ送信部624(メンテナンス履歴情報出力部の一例)は、レンタカー会社端末152にサービスサーバ装置130及びネットワークを介してメンテナンス履歴情報を出力する。
サービスサーバ装置130内では、メンテナンスデータ受信部80が、通信制御部40を介して、メンテナンスデータを受信する。そして、メンテナンスデータ送信部81は、通信制御部40を介して、受信されたメンテナンスデータを、インターネットを経由してレンタカー会社端末152に送信する。言い換えれば、メンテナンスデータ送信部81(メンテナンス履歴情報出力部の一例)は、レンタカー会社端末152にネットワークを介してメンテナンス履歴情報を出力する。
以上のより、レンタカー会社は、ユーザにレンタカー20を貸し出す前に、それ以前に実施したメンテナンスの履歴を視認することができる。このように、実施の形態1によれば、テレマティクスを利用して、レンタカー会社が、レンタカー20を貸し出し前に、それまでのメンテナンスの実施情報を得ることができる。これにより、新たにレンタカー20を貸し出す前に、十分な点検整備が実施されてきたかどうかがわかる。よって、新たにレンタカー20を貸し出す前に、不足する点検整備があれば、それを実施できる。よって、ユーザに対して、十分に点検整備が実施されたレンタカーを提供できる。
また、実施の形態1では、メンテナンス履歴情報に基づいて、レンタカー会社153にメンテナンスを促す情報をさらに提供する。図3に示した点検整備1743に示した各項目の部品の寿命はそれぞれ決まっており、項目ごとに、メンテナンスを実施すべき期間或いは走行距離が設定されている。そこで、実施の形態1では、車両ID毎に、メンテナンス履歴DB234に蓄積されたメンテナンス履歴情報を用いて、整備コメントを作成する。
整備コメント作成部626は、メンテナンス履歴DB234に蓄積されたメンテナンス履歴情報(整備情報)に定義される整備項目毎に整備日時から指定期間が経過する場合に整備コメント(整備警告情報)を生成する。整備コメント作成部626は、整備警告情報生成部の一例である。言い換えれば、整備コメント作成部626は、車両ID毎に、メンテナンス履歴DB234に蓄積されたメンテナンス履歴情報を参照して、メンテナンス時期が近付いているメンテナンス項目(点検整備項目)を抽出する。そして、抽出されたメンテナンス項目を用いて、メンテナンス時期が近付いていることを示す整備コメントを作成する。
整備コメント送信部628は、整備コメントが作成されると、例えば、リアルタイムに、通信制御部601を介して、サービスサーバ装置130に整備コメントを送信する。
サービスサーバ装置130内では、整備コメント受信部47が、通信制御部40を介して、整備コメントを受信する。そして、整備コメント送信部48は、通信制御部40を介して、受信された整備コメントを、インターネットを介してレンタカー会社端末152に送信する。以上のより、レンタカー会社153は貸し出し中、或いは待機中のレンタカー20のメンテナンス時期が近付いていること、およびそのメンテナンス項目を視認することができる。このように、実施の形態1によれば、テレマティクスを利用して、レンタカー会社153にメンテナンスの実施を促すことができる。
レンタカー事業では、不特定多数のユーザに対してレンタルを行う、一時的にレンタルを行う、及び短期使用を前提にレンタルを行う、といったニーズに沿って運営される。よて、上述したシステムを活用することで様々なメリットが得られる。
例えば、レンタカーの返却・貸し出し毎に最新の車両情報を自動的に取得できるので、かかる情報に基づいた点検・整備が実施できる。これにより、ユーザに対して常に故障率の低い車両(レンタカー)を貸し出すことができる。よって、ユーザは常に最良なコンディションの車両(レンタカー)を借りることができる。
また、例えば、常に車両情報を管理できるので、車両(レンタカー)のコンディションを常に良好な状態に維持できる。そのため、車両(レンタカー)の長期運用が期待できる。
また、例えば、レンタカー会社の事業所(或いは、かかるレンタカー会社の事業所が併設された給油サービスステーション102の事業所)毎、及び車両(レンタカー)毎の利用状況を把握可能となる。よって、レンタカー事業者は効率的な車両調達が可能となる。例えば、どこのレンタカー会社の事業所にどの種の車両(レンタカー)を何台配置すればよいかといった事業戦略を立てることができる。その結果、ユーザは希望する車種の車両(レンタカー)をいつでも借りることができるといったユーザの期待度を向上させることができる。
また、例えば、運転履歴情報を取得していることがユーザに周知されるため、ユーザによる丁寧な運転が期待できる。そのため、車両ダメージの低減、及び事故率の低い車両(レンタカー)の所持に繋がる。その結果、ユーザは、車両ダメージが低く、かつ事故率の低い車両(レンタカー)を借りることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、給油サービスステーション102内にアクセスポイント101を配置した場合について説明したが、アクセスポイント101を配置する場所は、給油サービスステーション102内に限るものではない。実施の形態2では、レンタカー会社内にアクセスポイント101を配置した場合について説明する。
図12は、実施の形態2における自動車レンタルシステムの構成を示す構成図の一例である。図12において、自動車レンタルシステム100(情報処理システム、或いは情報処理装置の一例)は、レンタカー会社端末152、アクセスポイント101(無線通信端末)、データ管理装置120、及びサービスサーバ装置130を備えている。実施の形態2では、レンタカー会社端末152が実施の形態1におけるSS管理装置110の機能を兼ねる。レンタカー会社端末152、及びアクセスポイント101は、レンタカー会社153内に配置される。レンタカー会社端末152、データ管理装置120、及びサービスサーバ装置130は、インターネット(ネットワークの一例)を介して互いに通信可能に配置される。アクセスポイント101は、例えばローカルエリアネットワーク(ネットワークの一例)を介してレンタカー会社端末152と通信可能に配置される。
図1では、レンタカー会社153が1つしか示されていないが、複数のレンタカー会社153が存在すると好適である。各レンタカー会社153には、レンタカー会社端末152、及びアクセスポイント101(無線通信端末)が配置される。これにより、レンタカーを借りる場所と返す場所を異なった場所にできる点でユーザにとって便利になる。その他の点は、図1と同様である。また、以下、特に説明する点以外の内容は、実施の形態1と同様である。
まず、ユーザ(顧客、借主)は、レンタカー会社153との間で所定の期間(短期間、例えば、12時間、1日、或いは2日)のレンタカー20のレンタル契約を締結する。そして、ユーザは、レンタカーの車種およびレンタル期間等に応じたレンタル料金を支払った上で、レンタカー20(自動車、或いは自動2輪車等)の使用を開始する。
レンタカー20内には、アクセスポイント101を介してレンタカー会社端末152と通信可能な車載器10が搭載されている。レンタカー20のユーザ(顧客)は、携帯端末22を所持している。車載器10は、アクセスポイント101との間で無線通信を行うことができる。また、携帯端末22は、各地域に配置された基地局140との間で無線通信を行う。また、基地局140は、インターネット(ネットワークの一例)を介してサービスサーバ装置130に通信可能に配置される。よって、携帯端末22は、基地局140を介して、無線通信とインターネット通信によりサービスサーバ装置130に通信可能に配置される。
まず、ユーザがレンタカー会社153にてレンタカー20を借りる際、ユーザ或いはレンタカー職員が、まず、ユーザに貸し出すレンタカー20のイグニッションをOFFにする。これを受けて、車載器10では、実施の形態1と同様、アクセスポイント101を探して例えばWiFi通信の確立を指示する。但し、車載器10とアクセスポイント101との間の無線通信はWiFi通信に限るものではない。その他の近距離無線通信を用いても構わない。
そして、車両情報送信部508は、無線通信が確立すると、例えば、前回無線通信が確立したイグニッションOFF後の最初のイグニッションON時から蓄積された運転履歴情報DB506のデータ(運転履歴情報)とメンテナンス履歴情報DB510に蓄積されたメンテナンス履歴情報との車両情報に、車両ID記憶部507が記憶する車両IDを付して、通信制御部509を介してアクセスポイント101を経由して、レンタカー会社端末152に送信する。その際、アクセスポイント101では、車載器10との間で無線通信を行った日時(時刻)を運転履歴情報に付してレンタカー会社端末152に送信する。
上述したように、レンタカー20をユーザに貸し出す際に、レンタカー会社端末152は、レンタカー20と無線通信を行うアクセスポイント101(無線通信端末)を介してレンタカー20から車両ID(車両の識別情報)を含むレンタカー20の車両情報を取得する。レンタカー会社端末152は、車両情報取得装置の一例である。
以上のように、レンタカー会社153において、レンタカーの車両ID(第1の識別情報)を取得する。なお、ここでは、車載器10からレンタカーの車両ID(第1の識別情報の一例)を取得する場合を説明したが、これに限るものではない。例えば、レンタカー会社153に図示しないカメラを設置して、カメラでレンタカー20のナンバプレートを撮像することによってレンタカー20の車両番号(第1の識別情報の一例)を取得してもよい。
実施の形態2におけるレンタカー会社端末152内には、図7に示したSS管理装置110と同様の機能が配置される。すなわち、レンタカー会社端末152内には、通信制御部66、車両情報受信部60、車両情報送信部62、メンテナンス情報作成部67、メンテナンス情報送信部68、及びメモリ64が配置される。車両情報受信部60、車両情報送信部62、メンテナンス情報作成部67、及びメンテナンス情報送信部68といった各機能は、プログラムといったソフトウェアで構成されても良い。或いは、電子回路等のハードウェアで構成されてもよい。或いは、これらの組み合わせであってもよい。車両情報受信部60、車両情報送信部62、メンテナンス情報作成部67、及びメンテナンス情報送信部68のうちソフトウェアで構成される機能に必要な入力データ或いは演算された結果はその都度メモリ64に記憶される。
まず、ユーザに貸し出す前に、レンタカー会社153にて、レンタカー20が、点検整備(メンテナンス)を受けた場合には、その都度、メンテナンス情報作成部67が点検整備をおこなった各項目の情報(メンテナンス情報)を作成する。そして、メンテナンス情報送信部68がアクセスポイント101を介して、車載器10の通信制御部509と通信して、メンテナンス情報がレンタカー会社端末152から車載器10に送信される。
車両情報受信部60は、通信制御部66を介して、アクセスポイント101を経由した車載器10から、車両IDを含むレンタカー20の車両情報を受信する。車両情報を取得する際に、車両情報受信部60は、アクセスポイント101との間で無線通信を行った時刻である無線通信時刻情報を併せて取得する。このように、レンタカー会社端末152の車両情報受信部60(車両情報取得部の一例)は、レンタカー20に搭載された車載器10(第1の無線通信端末)とレンタカー会社153に配置されたアクセスポイント101(第2の無線通信端末)との間での無線通信を介して、レンタカー20の運転履歴情報を含む車両情報を取得する。そして、車両情報送信部62は、通信制御部66を介して、受信された車両情報をデータ管理装置120に送信する。
なお、カメラで車両番号を撮像した場合には、撮像した画像から得られる車両番号情報を車両情報と共にデータ管理装置120に送信すればよい。
データ管理装置120内では、車両情報受信部604が、通信制御部601を介して、レンタカー会社端末152から車両情報を受信する。言い換えれば、車両情報受信部604は、アクセスポイント101(無線通信端末)が無線通信を介してレンタカー20から取得した、レンタカー20を識別するための車両ID(車両識別情報)と、レンタカー20に蓄積された運転履歴情報及びメンテナンス履歴情報といった車両情報とを、アクセスポイント101からレンタカー会社端末152を介して取得する。言い換えれば、車両情報受信部604(車両情報取得部の一例)は、レンタカー20に搭載された車載器10(第1の無線通信端末)とレンタカー会社153に配置されたアクセスポイント101(第2の無線通信端末)との間での無線通信を介して、ユーザにレンタルするレンタカー20の運転履歴情報を含む車両情報を取得する。車両情報受信部604は、車両情報取得手段の一例となる。車両ID抽出部605は、車両情報に含まれる車両IDを抽出する。
ユーザ確認部606は、レンタカーに使用する複数の車両の車両識別情報を蓄積する(登録する)車両登録DB607(車両データベース)を用いて車両IDに対応するレンタカーを検索し、レンタカーを認証する。言い換えれば、ユーザ確認部606は、車両ID(第1の識別情報)を予め登録された情報を用いて確認する。このように、ユーザ確認部606は、車両登録DB607を参照して、取得された車両IDの有無を確認する。
照合部639は、レンタカー20のメンテナンス履歴情報が蓄積されたメンテナンス履歴情報DB234が格納された記憶装置612から車両IDに対応するメンテナンス履歴情報を取得する。また、照合部639は、ユーザ確認部606によって確認された車両IDを取得する。
そして、照合部639は、確認された車両ID(第1の車両情報)とメンテナンス履歴情報に定義されるレンタカーの車両ID(第2の識別情報)とを照合し、結果情報を生成する。
以下、データ管理装置120内では、実施の形態1と同様の処理を行う。以上により、ユーザに貸し出す前(貸し出し時点)でのレンタカーの車両情報が蓄積されることになる。よって、ユーザに貸し出す前(貸し出し時点)でのレンタカー20の初期状態を把握できる。そして、かかるレンタカー20の初期状態の情報がデータ管理装置120内に蓄積されたレンタカー20がユーザに貸し出される。
そして、ユーザによるレンタカー20の使用が終わって、ユーザがレンタカー20を返却するためにレンタカー会社153に到来する。そして、ユーザ或いはレンタカー職員が、レンタカー20のイグニッションをOFFにする。これを受けて、車載器10では、実施の形態1と同様、アクセスポイント101を探して例えばWiFi通信の確立を指示する。
そして、車両情報送信部508は、無線通信が確立すると、例えば、前回無線通信が確立したイグニッションOFF後の最初のイグニッションON時から蓄積された運転履歴情報DB506のデータ(運転履歴情報)とメンテナンス履歴情報DB510に蓄積されたメンテナンス履歴情報との車両情報に、車両ID記憶部507が記憶する車両IDを付して、通信制御部509を介してアクセスポイント101を経由して、レンタカー会社端末152に送信する。その際、アクセスポイント101では、車載器10との間で無線通信を行った日時(時刻)を運転履歴情報に付してレンタカー会社端末152に送信する。
このように、ユーザがレンタカー20をレンタカー会社153に返却する際に、レンタカー会社端末152は、レンタカー20と無線通信を行うアクセスポイント101(無線通信端末)を介してレンタカー20から車両ID(車両の識別情報)を含むレンタカー20の車両情報を取得する。取得されたレンタカー20の車両情報は、同様に、データ管理装置120に送信され、上述した処理と同様の処理が実行される。以上により、ユーザから返却された時点でのレンタカーの車両情報が蓄積されることになる。よって、ユーザから返却された時点でのレンタカー20の状態を把握できる。
なお、ユーザの携帯端末22から安全運転評価に関する評価データの要求に応じて、評価データをユーザの携帯端末22に出力することができる点は、実施の形態1と同様である。これにより、テレマティクスを利用して、運転者自身が客観的に安全運転を行っているのかどうかがわかる情報を得ることができる。安全運転評価データを得ることで、その後の運転の仕方を安全運転に向けて変えることができる。言い換えれば、安全運転評価データをユーザに示すことで、その後のユーザの運転の仕方が安全運転になるように仕向けることができる。
以下、過去にレンタカー利用があるユーザが、新たにレンタカーを借りる場合について説明する。ユーザが、新たにレンタカーを借りる際、ユーザは例えばレンタカー会社153に出向き、或いは電話、インターネット等を介して連絡し、新たなレンタカーの貸し出しについて打診する。その際、ユーザは、例えばレンタカー会社端末152を介して上述した安全運転評価データ及び車両選定アドバイス情報の呈示を受けることができる。かかる動作は、実施の形態1と同様である。
以上のように、レンタカー会社で車両情報の通信を行う場合でも、テレマティクスを利用して、レンタカー会社153が、ユーザの過去の利用実績に基づいて、レンタカーの車両選定を補足する車両選定アドバイス情報をユーザのために用意できる。そして、かかる車両選定アドバイス情報は、レンタカー会社端末152を介してユーザに呈示される。これにより、ユーザは、レンタカーの車両選定を速やかに行うことができる。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。上述した例では、ユーザの端末が携帯端末22である場合を示したが、これに限るものではない。固定されたPC等の端末を用いてもよい。
上述した例では、車載器10がメンテナンス履歴情報を記録管理し、車両情報の一部として、SS管理装置110を介してデータ管理装置120に送信される例を示した。そして、データ管理装置120からサービスサーバ装置130を介して、携帯端末22或いはリース会社端末152にメンテナンスに関する情報が送信される例を示した。しかしながら、これに限るものではない。メンテナンス履歴情報は、車載器10ではなく、POS端末160、SS管理装置110、或いはその他の装置(或いは端末)で記録管理してもよい。よって、リース会社端末152は、POS端末160やその他の装置(或いは端末)で記録管理された情報であるメンテナンス情報を、車載器10を介さずに、かかるPOS端末160やその他の装置(或いは端末)を介して取得してもよい。例えば、SS管理装置110の記憶装置69に格納されたメンテナンス情報をデータ管理装置120が入力して、上述したその後の処理を行ってもよい。
また、車載器10内の分析アルゴリズムデータベース(DB)504、運転情報分析部505、運転履歴情報データベース(DB)506、メンテナンス履歴情報データベース(DB)510といった機能の一部或いは全部は、車載器10外部にあってもよい。例えば、データ管理装置120内に配置されてもよい。かかる場合、車載器10では、運転情報受信部503が受診した情報そのままを車両IDと共に車両情報として、イグニッションOFF時に出力するようにしてもよい。
また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての情報処理装置、自動車保険の保険料算出システム、及び方法は、本発明の範囲に包含される。
10 車載器
20 車両
22 携帯端末
24 カード
40 通信制御部
41 評価要求受信部
42 評価要求送信部
43 メンテナンスデータ要求受信部
44 メンテナンスデータ要求送信部
45 評価データ受信部
46 評価データ送信部
47 整備コメント受信部
48 整備コメント送信部
50 カード情報取得部
51 通信制御部
52 認証部
53 メモリ
56 給油量・給油料金入力部
58 決済処理部
59POSデータ作成部
60 車両情報受信部
62 車両情報送信部
64 メモリ
66 通信制御部
67 メンテナンス情報作成部
68 メンテナンス情報送信部
70 POSデータ受信部
71 決済処理部
72 記憶装置
74 POSデータ送信部
76 メモリ
78 通信制御部
80 メンテナンスデータ受信部
81 メンテナンスデータ送信部
83 レンタル情報受信部
85 レンタル情報送信部
86 メモリ
100 自動車リースシステム
101 アクセスポイント
102 給油サービスステーション(SS)
104 給油機
110 SS管理装置
120 データ管理装置
121 メモリ
130 サービスサーバ装置
140 基地局
150 POS管理装置
151 クレジット会社の通信装置
152 レンタカー会社端末
153 レンタカー会社
160 POS端末
231 記憶装置
232 運転履歴DB
233 運転者情報DB
234 メンテナンス履歴DB
235 レンタル情報DB
501 インターフェース回路
502 イグニッションON/OFF判定部
503 運転情報受信部
504 分析アルゴリズムDB
505 運転情報分析部
506 運転履歴情報DB
507 車両ID記憶部
508 運転履歴情報送信部
509 通信制御部
510 メンテナンス履歴情報DB
601 通信制御部
602 POSデータ受信部
603 運転者ID抽出部
604 車両情報受信部
605 車両ID抽出部
606 ユーザ確認部
607 車両登録DB
608 運転者登録DB
609 運転履歴情報整理部
611 評価データ要求受信部
612 記憶装置
613 安全運転評価データ生成部
614 安全運転評価データ送信部
616 コメント作成部
617 給油データ抽出部
618 コンテンツ作成部
619 コンテンツ送信部
620 メンテナンスデータ要求受信部
622 メンテナンスデータ作成部
624 メンテナンスデータ送信部
626 整備コメント作成部
628 保険項目受信部
630 整備コメント送信部
631,633,639 照合部
633 判定部
635 レンタル情報受信部
637 照合部
640 車両選定アドバイス情報生成部
641 車両選定アドバイス情報送信部
642 利用履歴処理部
643 車両選定アドバイス要求受信部
1741 運行管理
1742 安全運転支援
1743 点検整備

Claims (10)

  1. レンタカーに供給される動力源に対する代金支払いを処理する支払処理装置が代金支払いに伴い取得したユーザ識別情報を、前記支払処理装置を介して取得するユーザ情報取得部と、
    前記レンタカーに搭載された第1の無線通信端末と所定の場所に配置された第2の無線通信端末との間での無線通信を介して、ユーザに貸出中の前記レンタカーの運転履歴情報を取得する運転履歴情報取得部と、
    取得された前記レンタカーの運転履歴情報を前記ユーザ識別情報に対応付けて蓄積する運転履歴情報データベースと、
    前記運転履歴情報データベースを参照して、前記ユーザ識別情報毎に、前記レンタカーの運転履歴情報に基づいたサービス情報を生成するサービス情報生成部と、
    新たにレンタカーを貸し出すレンタカー会社の端末から、前記ユーザ識別情報を用いた要求を受信する受信部と、
    前記要求に基づいて、前記レンタカー会社の端末にネットワークを介して前記ユーザ識別情報に対応する前記サービス情報を出力する出力部と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記運転履歴情報取得部は、前記無線通信を介して、前記レンタカーの運転履歴情報と共に、前記レンタカーの車両識別情報を取得し、
    前記サービス情報生成部は、
    前記サービス情報の1つとして、前記運転履歴情報に基づいた、安全運転に関する評価情報を生成する評価情報生成部と、
    前記サービス情報の他の1つとして、レンタカーの車両選定を補足する車両選定アドバイス情報を生成する車両選定アドバイス情報生成部と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 取得された前記レンタカーの運転履歴情報が取得された前記ユーザ識別情報に対応するかどうかを照合する照合部をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記運転履歴情報取得部は、前記運転履歴情報を取得する際に、前記無線通信を行った時刻である無線通信時刻情報を併せて取得し、
    前記ユーザ情報取得部は、前記支払処理装置から前記ユーザ識別情報を取得する際に、前記支払処理装置が当該ユーザ識別情報を取得した時刻である支払時刻情報を併せて取得し、
    前記照合部は、前記無線通信時刻情報と前記支払時刻情報とが略一致する場合に、取得された前記レンタカーの運転履歴情報が取得された前記ユーザ識別情報に対応すると判定することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 複数のレンタカーの整備情報を前記複数のレンタカーの車両識別情報のうちそれぞれ該当する車両識別情報に対応付けて蓄積する整備情報データベースと、
    前記整備情報に定義される整備項目毎に整備日時から指定期間が経過する場合に整備警告情報を生成する整備警告情報生成部と、
    をさらに備え、
    前記運転履歴情報取得部は、前記無線通信を介して、前記レンタカーの運転履歴情報と共に、前記レンタカーの整備情報を取得し、
    取得された前記レンタカーの整備情報は、確認された前記車両識別情報に対応付けられて前記整備情報データベースに格納され、
    前記整備警告情報は、前記レンタカー会社の端末に出力されることを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  6. 前記運転履歴情報データベースから前記ユーザ識別情報に対応する運転履歴情報を読み出し、前記運転履歴情報から取得される情報を基に、前記ユーザが過去に利用したレンタカーの利用実績情報を生成する利用履歴処理部と、
    前記利用実績情報を保存する利用履歴保存部と、
    をさらに備え、
    前記車両選定アドバイス情報生成部は、前記車両選定アドバイス情報を生成する場合に、前記利用履歴保存部を参照して、少なくとも1つの選定候補車を選択し、
    選択された少なくとも1つの選定候補車の情報を閲覧した閲覧履歴情報を保存する閲覧履歴保存部をさらに備え、
    前記ユーザに新たにレンタカーを貸し出す際、前記車両選定アドバイス情報の一部として、前記利用実績情報と前記閲覧履歴情報とが、前記レンタカー会社の端末を介して前記ユーザに呈示されることを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  7. 燃費データとレンタカー貸出金額とが定義された、複数の車種のレンタカー情報が格納された車種データベースをさらに備え、
    前記車両選定アドバイス情報生成部は、前記運転履歴情報と前記燃費データとを用いて、前記少なくとも1つの選定候補車を利用した場合のユーザの運転傾向に基づいて想定される燃費情報とレンタカー貸出金額情報とを、前記車両選定アドバイス情報の一部として生成し、
    前記ユーザに新たにレンタカーを貸し出す際、前記車両選定アドバイス情報の一部として、前記燃費情報と前記レンタカー貸出金額情報とが、前記レンタカー会社の端末を介して前記ユーザに呈示されることを特徴とする請求項7記載の情報処理装置。
  8. 前記所定の場所として、前記レンタカーに動力源を供給する供給場所を用いることを特徴とする請求項1〜7いずれか記載の情報処理装置。
  9. 前記所定の場所として、前記レンタカー会社を用いることを特徴とする請求項1〜7いずれか記載の情報処理装置。
  10. レンタカーに供給される動力源に対する代金支払いを処理する支払処理装置が代金支払いに伴い取得したユーザ識別情報を、前記支払処理装置を介して取得する工程と、
    前記レンタカーに搭載された第1の無線通信端末と所定の場所に配置された第2の無線通信端末との間での無線通信を介して、ユーザに貸出中の前記レンタカーの運転履歴情報を取得する工程と、
    取得された前記レンタカーの運転履歴情報を前記ユーザ識別情報に対応付けて蓄積する運転履歴情報データベースから前記ユーザ識別情報に対応する運転履歴情報を読み出し、前記レンタカーの運転履歴情報に基づいたサービス情報を生成する工程と、
    新たにレンタカーを貸し出すレンタカー会社の端末から、前記ユーザ識別情報を用いた要求を受信する工程と、
    前記要求に基づいて、前記レンタカー会社の端末にネットワークを介して前記ユーザ識別情報に対応する前記サービス情報を出力する工程と、
    を備えたことを特徴とする情報処理方法。
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