JP6344901B2 - 情報処理方法及び情報処理装置 - Google Patents

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本発明は、情報処理方法及び情報処理装置に関し、例えば、自動車保険の保険料の算定手法に関する。
従来の自動車保険は、運転者の年齢、対象車両の走行距離、対象車両の年式、過去の事故実績等に基づく等級、免許証の色(例えば、ゴールド免許証)、及び、対人・対物保険料等に基づいて算定されてきた。
一方、自動車等の移動体に通信システムを組み合わせて、ナビゲーションに代表されるリアルタイムに情報を提供するテレマティクスの利用が普及してきている。テレマティクスでは、自動車が情報を受ける他、自動車の情報を外部に出力することも可能となる。例えば、車載器から路側無線装置を介してセンター装置に収集された車両の履歴情報を基に、車両の整備通知情報を生成して、車載器に送信するといった技術が提案されている(特許文献1参照)。
ここで、自動車事故を回避するためには、常日頃の運転者の運転傾向が大きく影響を与える。安全運転に心がける者と、危険運転を行う者とでは、自動車事故を引き起こす可能性は大きく異なるはずである。しかしながら、従来の自動車保険では、運転者の運転傾向については何ら考慮されず、事故等の結果のみを算定の基準としていた。そのため、上述した運転者の年齢、対象車両の走行距離、対象車両の年式、過去の事故実績等に基づく等級、免許証の色(例えば、ゴールド免許証)、及び、対人・対物保険料等の条件が同じであれば、自動車事故を引き起こす可能性が大きく異なるにも関わらず、安全運転に心がける者と危険運転を行う者との間において同じ保険料になってしまい、公平性が欠ける場合があるといった問題があった。また、運転者自身が客観的に安全運転を行っているのかどうかを知ることも困難であるといった問題があった。
再表2009−041457号公報
そこで、本発明の一態様は、上述した問題点の少なくとも1つを克服し、テレマティクスを利用して、常日頃の運転者の運転傾向に則した保険料になる自動車保険を実現するシステムを提供することを目的とする。また、本発明の他の態様は、上述した問題点の少なくとも1つを克服し、テレマティクスを利用して、運転者自身が客観的に安全運転を行っているのかどうかがわかる情報を提供することを目的とする。
本発明の一態様の情報処理方法は、
車両の動力源を供給する場所において、車両の第1の識別情報を取得する工程と、
第1の識別情報を予め登録された情報を用いて確認する工程と、
車両の自動車保険情報が格納された記憶装置から第1の識別情報に対応する自動車保険情報を取得する工程と、
確認された第1の車両情報と自動車保険情報に定義される車両の第2の識別情報とを照合し、結果情報を生成する工程と、
車両の運転履歴に基づいたサービス情報を用いて、サービス情報を結果情報に含めて出力する工程と、
を備えたことを特徴とする。
本発明の一態様の情報処理装置は、
車両に対して動力源を供給する動力源供給手段により供給された動力源に対する代金支払いを処理する支払処理装置が代金支払いに伴い取得したユーザ識別情報を、前記支払処理装置から取得するユーザ情報取得手段と、
車両の動力源を供給する供給地内に配置された無線通信端末が前記供給地に前記車両が到来する毎に前記供給地内での近距離の無線通信を介して車両から取得した、車両を識別するための車両識別情報と前記車両に蓄積された車両情報とを、前記無線通信端末から取得する車両情報取得手段と、
自動車保険の被保険者情報と、当該自動車保険の保険対象車両情報と、情報の送信先アドレスとを対応付けて記憶する保険契約記憶手段と、
前記車両情報取得手段から取得した前記車両情報に基づきサービス情報を生成するサービス情報生成手段と、
前記ユーザ情報取得手段により取得された前記ユーザ識別情報と前記車両情報取得手段により取得された前記車両識別情報とが、前記保険契約記憶手段に記憶された被保険者情報と前記保険対象車両情報とに対応するか否かを判定する照合手段と、
前記照合手段により前記ユーザ識別情報と前記車両識別情報とが前記被保険者情報と前記保険対象車両情報とに対応すると判定された場合、当該車両識別情報と共に前記車両情報取得手段により取得された前記車両情報に基づき前記サービス情報生成手段により生成された前記サービス情報を、当該被保険者情報および当該保険対象車両に対応付けて前記記憶手段に記憶された前記送信先アドレスに対して送信するサービス情報送信手段と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様の情報処理方法は、
車両に対して動力源を供給する動力源供給手段により供給された動力源に対する代金支払いを処理する支払処理装置が代金支払いに伴い取得したユーザ識別情報を、前記支払処理装置から取得する工程と、
車両の動力源を供給する供給地内に配置された無線通信端末が前記供給地に前記車両が到来する毎に前記供給地内での近距離の無線通信を介して車両から取得した、車両を識別するための車両識別情報と前記車両に蓄積された車両情報とを、前記無線通信端末から取得する工程と、
自動車保険の被保険者情報と、当該自動車保険の保険対象車両情報と、情報の送信先アドレスとを対応付けて記憶する工程と、
前記取得した前記車両情報に基づきサービス情報を生成する工程と、
前記取得された前記ユーザ識別情報と前記取得された前記車両識別情報とが、前記記憶された被保険者情報と前記保険対象車両情報とに対応するか否かを判定する工程と、
前記ユーザ識別情報と前記車両識別情報とが前記被保険者情報と前記保険対象車両情報とに対応すると判定された場合、当該車両識別情報と共に前記取得された前記車両情報に基づき前記生成された前記サービス情報を、当該被保険者情報および当該保険対象車両に対応付けて前記記憶された前記送信先アドレスに対して送信する工程と、
を備えることを特徴とする。
本発明の他の一態様の情報処理装置は、
車両に対して動力源を供給する供給地に配置され、前記供給地内に配置された無線通信端末が前記供給地に前記車両が到来する毎に前記供給地内での近距離の無線通信を介して前記車両から取得した、車両の識別情報を含む車両の運転履歴情報を取得する車両運転履歴情報取得装置と、
車両運転履歴情報取得装置とネットワークを介して通信可能に配置され、運転履歴情報を受信し、運転履歴情報を蓄積する第1の記憶装置と、車両の自動車保険に関する保険内容データを記憶する第2の記憶装置と、運転履歴情報に基づいて、安全運転に関する評価情報を生成する評価情報生成部と、評価情報と保険内容データとに基づいて車両の自動車保険の保険料を算出する保険料算出部と、を有するデータ管理装置と、
データ管理装置とネットワークを介して通信可能に配置され、ユーザの端末からの要求に基づいて評価情報と保険内容データと保険料とのうちの少なくとも1つを受信し、ユーザの端末に評価情報と保険内容データと保険料とのうちの上述した少なくとも1つを送信するサービスサーバ装置と、
を備えたことを特徴とする。
また、供給地に配置され、ユーザが所持するカードからユーザ識別情報を読み込み、ユーザ識別情報を用いて車両に供給地にて供給された動力源に対する代金の支払処理を行う支払処理装置と、
支払処理装置とネットワークを介して通信可能に配置され、ユーザ識別情報を受信し、データ管理装置に送信する代金支払管理装置と、
をさらに備え、
保険内容データには、被保険者情報と被保険車両情報とが含まれ、
データ管理装置は、ユーザ識別情報が保険内容データに含まれる被保険者情報に対応するか否か、及び、車両の識別情報が保険内容データに含まれる被保険車両情報に対応するか否かを照合する照合部をさらに有すると好適である。
また、車両運転履歴情報取得装置は、運転履歴情報を取得する際に、無線通信を行った時刻である無線通信時刻情報を併せて取得し、
支払処理装置は、支払処理を行った時刻である支払時刻情報を併せて取得し、
データ管理装置は、運転履歴情報を受信する場合に無線通信時刻情報を併せて受信し、ユーザ識別情報を受信する場合に支払時刻情報を併せて受信し、
照合部は、無線通信時刻情報が示す時刻と支払時刻情報が示す時刻とが略一致する場合に、ユーザ識別情報が保険内容データに含まれる被保険者情報に対応するか否か、及び、車両の識別情報が保険内容データに含まれる被保険車両情報に対応するか否かを照合すると好適である。
また、車両運転履歴情報取得装置は、無線通信端末から当該無線通信端末の無線通信端末識別情報を併せて取得し、
支払処理装置は、当該支払処理装置の支払処理装置識別情報を併せて取得し、
データ管理装置は、運転履歴情報を受信する場合に無線通信端末識別情報を併せて受信し、支払処理情報を受信する場合に支払処理装置識別情報を併せて受信し、
照合部は、無線通信端末識別情報と支払処理装置識別情報とが予め記憶された対応関係と一致する場合に、ユーザ識別情報が保険内容データに含まれる被保険者情報に対応するか否か、及び、車両の識別情報が保険内容データに含まれる被保険車両情報に対応するか否かを照合すると好適である。
また、データ管理装置は、生成された評価情報に対応する運転アドバイス情報を生成する運転アドバイス情報生成部をさらに有すると好適である。
また、保険料算出部は、評価情報が示す評価ランクに応じて保険料を所定の基準保険料よりも安くするように構成すると好適である。
本発明の一態様によれば、テレマティクスを利用して、常日頃の運転者の運転傾向に則した保険料になる自動車保険を実現できる。また、本発明の他の態様によれば、テレマティクスを利用して、運転者自身が客観的に安全運転を行っているのかどうかがわかる情報を得ることができる。
本発明の一態様によれば、SSで給油した車両とその支払者を対応付け、更に当該支払者(即ちドライバー)が被保険者である場合に、当該支払者に対して、SSで給油する度に運転方法の診断結果、またはその診断結果に基づく運転アドバイスを送信することができる。従って、従来の保険においては、安全運転に心掛ける者も危険運転を行う者も同じ保険料になるといった不公平性の問題があったが、本発明により、運転診断情報や運転アドバイスを送信することで危険運転を行う者を低減させ、保険料の不公平性を低減させることが期待できる。
実施の形態1における自動車保険の保険料算出システムの構成を示す構成図の一例である。 実施の形態1における車載器の構成を示す構成図である。 実施の形態1における運転履歴情報の一例を示す図である。 実施の形態1における自動車保険の保険料算出方法の要部通信フローを示すタイムチャート図である。 実施の形態1におけるPOS端末の内部構成を示す図である。 実施の形態1におけるPOS管理装置の構成を示す図である。 実施の形態1におけるSS管理装置の構成を示す図である。 実施の形態1におけるデータ管理装置の構成を示す図である。 実施の形態1におけるサービスサーバ装置の構成を示す図である。 実施の形態1における安全運転評価結果の内容の一例を示す図である。 実施の形態1における安全運転評価データの内容の一例を示す図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における自動車保険の保険料算出システムの構成を示す構成図の一例である。図1において、保険料算出システム100(情報処理システムの一例)は、サービスステーション(SS)管理装置110、データ管理装置120、サービスサーバ装置130、POS(Point of Sales)管理装置150、及びPOS端末160を備えている。SS管理装置110、データ管理装置120、サービスサーバ装置130、POS管理装置150、及びPOS端末160は、インターネット(ネットワークの一例)を介して互いに通信可能に配置される。そして、POS管理装置150は、インターネット(ネットワークの一例)を介して、クレジット会社の通信装置151と通信可能に接続される。SS管理装置110、及びPOS端末160は、給油サービスステーション(SS)102(供給地)内に配置される。また、給油サービスステーション(SS)102内には、さらに、アクセスポイント101(無線通信端末)と給油機104とが配置される。アクセスポイント101は、例えばローカルエリアネットワーク(ネットワークの一例)を介してSS管理装置110と通信可能に配置される。
自動車等の車両20のユーザ(顧客)は、給油サービスステーション(SS)102に車両20で乗り付け(到来し)、給油機104から動力源(例えば、ガソリン、軽油、天然ガス、水素、電力等)の供給を受けることになる。車両20内には、アクセスポイント101を介してSS管理装置110と通信可能な車載器10が搭載されている。車両20のユーザ(顧客)は、携帯端末22とクレジット機能付きのカード24を所持している。車載器10は、アクセスポイント101との間で無線通信を行うことができる。また、携帯端末22は、各地域に配置された基地局140との間で無線通信を行う。また、基地局140は、インターネット(ネットワークの一例)を介してサービスサーバ装置130に通信可能に配置される。よって、携帯端末22は、基地局140を介して、無線通信とインターネット通信によりサービスサーバ装置130に通信可能に配置される。
図2は、実施の形態1における車載器の構成を示す構成図である。車載器10内には、インターフェース回路501、イグニッションON/OFF判定部502、運転情報受信部503、分析アルゴリズムデータベース(DB)504、運転情報分析部505、運転履歴情報DB506、車両ID記憶部507、運転履歴情報送信部508、及び通信制御部509が配置されている。また、運転履歴情報DB506内には分析結果格納部561が配置される。イグニッションON/OFF判定部502、運転情報受信部503、分析アルゴリズムDB504、運転情報分析部505、運転履歴情報DB506、車両ID記憶部507、及び運転履歴情報送信部508といった各機能は、プログラムといったソフトウェアで構成されても良い。或いは、電子回路等のハードウェアで構成されてもよい。或いは、これらの組み合わせであってもよい。イグニッションON/OFF判定部502、運転情報受信部503、分析アルゴリズムDB504、運転情報分析部505、運転履歴情報DB506、車両ID記憶部507、及び運転履歴情報送信部508のうちソフトウェアで構成される機能に必要な入力データ或いは演算された結果はその都度図示しないメモリに記憶される。
車載器10内では、運転情報受信部503が、インターフェース回路501を介して、車両20内の図示しない各制御機器から車両の運転に関する運転情報を例えばリアルタイムに受信する。運転情報として、例えば、エンジンON/OFF、走行距離、及び走行時間が挙げられる。その他、例えば、急加速、急減速、急ハンドル、速度、連続運転時間、シートベルト着用有無、走行時の携帯使用検出、気温、ワイパー作動日時、ABS(アンチロックブレーキシステム)発動、ハンドル角度、ウィンカー作動日時、及びバック走行等の各発生情報が挙げられる。受信された運転情報は、運転履歴情報DB506に格納される。また、受信された運転情報は、運転情報分析部505に出力される。運転情報分析部505は、分析アルゴリズムDB504を用いて、所定の分析アルゴリズムに従って運転情報を分析して、運転履歴情報を生成する。生成された運転履歴情報は、運転履歴情報DB506内の分析結果格納部561に格納される。
図3は、実施の形態1における運転履歴情報の一例を示す図である。図3の例では、運転履歴情報として、運行管理1741に関する情報と安全運転支援1742に関する情報とが示されている。運行管理1741に関する情報として、例えば、エンジンON/OFF日時、走行距離、及び走行時間が挙げられる。エンジンON/OFF日時はトリップ毎に記録される。また、走行距離は一日単位で記録される。安全運転支援1742に関する情報として、例えば、急加速回数(イベント毎および1日単位)、急減速回数(イベント毎および1日単位)、急ハンドル回数(イベント毎および1日単位)、連続運転時間(1日単位)、発進5秒後の平均速度で定義する急発進率(1日単位)、等速巡航率(1日単位)、シートベルト着用の有無(1日単位)、走行時の携帯使用回数(イベント毎および1日単位)、気温及びワイパー作動回数(1日単位)、ABS(アンチロックブレーキシステム)発動回数(イベント毎および1日単位)、車線変更時のウィンカー作動率(1日単位)、交差点右左折時のウィンカー作動率(1日単位)、一時停止の回数(1日単位)、バック走行時の速度(1日単位)、およびバック回数(1日単位)の各情報が挙げられる。
例えば、発進5秒後の平均速度で定義する急発進率(1日単位)は、速度0からの速度変化を分析することで発進5秒後の平均速度がわかる。そして、かかる情報を1日単位で集計することで急発進率(1日単位)が算出される。シートベルト着用の有無は、速度が0ではない状態でシートベルト着用(留め金具がロックされている)があるかどうかで判断できる。走行時の携帯使用回数は、例えば、速度が0ではない状態で携帯端末からの電波が継続的に検出されることでわかる。車線変更時のウィンカー作動率(1日単位)は、例えば、速度とハンドル角度とから車線変更を判断でき、その時刻にウィンカーが差動していたかどうかで判断できる。交差点右左折時のウィンカー作動率(1日単位)は、例えば、速度が助走状態でハンドル角度が大きい場合に、ハンドル角度の方向へ曲がったことを判断でき、その時刻にウィンカーが差動していたかどうかで判断できる。
ユーザは、車両20で給油サービスステーション(SS)102に到来し、イグニッションをOFFにする。車載器10内では、イグニッションON/OFF判定部502がイグニッションON/OFFに関する運転情報を入力して、イグニッションON/OFFを判定し、結果を出力する。通信制御部509は、イグニッションOFFの判定信号を受けた場合に、アクセスポイント101を探して例えばWiFi通信の確立を指示する。但し、車載器10とアクセスポイント101との間の無線通信はWiFi通信に限るものではない。その他の近距離無線通信を用いても構わない。
運転履歴情報送信部508は、無線通信が確立すると、例えば、前回無線通信が確立したイグニッションOFF後の最初のイグニッションON時から蓄積された運転履歴情報DB506のデータ(運転履歴情報)に車両ID記憶部507が記憶する車両IDを付して、通信制御部509を介してアクセスポイント101を経由して、SS管理装置110に送信する。その際、アクセスポイント101では、車載器との間で無線通信を行った日時(時刻)を運転履歴情報に付してSS管理装置110に送信する。
図4は、実施の形態1における自動車保険の保険料算出方法の要部通信フローを示すタイムチャート図である。図4では、携帯端末22、カード24、車載器10、POS端末160、SS管理装置110、POS管理装置150、データ管理装置120、及びサービスサーバ装置130の間での通信状況の一例を示す。
上述したように、車両20に対して動力源を供給する給油サービスステーション(SS)102に配置されたSS管理装置110は、車両20に給油サービスステーション(SS)102にて動力源が供給される際に、車両20と無線通信を行うアクセスポイント101(無線通信端末)を介して車両20から車両ID(車両の識別情報)を含む車両20の運転履歴情報を取得する。SS管理装置110は、車両運転履歴情報取得装置の一例である。
以上のように、車両20の動力源(ガソリン等)を供給する場所である給油サービスステーション(SS)102において、車両の車両ID(第1の識別情報)を取得する。なお、ここでは、車載器10から車両の車両ID(第1の識別情報の一例)を取得する場合を説明したが、これに限るものではない。例えば、給油サービスステーション(SS)102に図示しないカメラを設置して、車両20で給油サービスステーション(SS)102に到来した際に、カメラで車両20のナンバプレートを撮像することによって車両20の車両番号(第1の識別情報の一例)を取得してもよい。或いは、後述するカード情報取得部50が、ユーザが所持するカード24からカード情報を読み込む際に、車両番号(第1の識別情報の一例)を取得してもよい。かかる場合には、カード24のカード情報に車両番号が含まれるようにしておく。
図5は、実施の形態1におけるPOS端末の内部構成を示す図である。図5において、POS端末160内には、カード情報取得部50、通信制御部51、認証部52、メモリ53、給油量・給油料金入力部56、決済処理部58、及びPOSデータ作成部59が配置される。カード情報取得部50、認証部52、給油量・給油料金入力部56、決済処理部58、及びPOSデータ作成部59といった各機能は、プログラムといったソフトウェアで構成されても良い。或いは、電子回路等のハードウェアで構成されてもよい。或いは、これらの組み合わせであってもよい。カード情報取得部50、認証部52、給油量・給油料金入力部56、決済処理部58、及びPOSデータ作成部59のうちソフトウェアで構成される機能に必要な入力データ或いは演算された結果はその都度メモリ53に記憶される。
車両20が給油サービスステーション(SS)102にて給油機104からガソリン等の動力源の供給を受ける際、POS端末160は、ユーザ識別情報を読み込み、ユーザ識別情報を用いて車両20が給油サービスステーション(SS)102にて供給された動力源に対する代金の支払処理を行う。POS端末160は、支払処理装置の一例である。
車両20が給油サービスステーション(SS)102にて給油機104からガソリン等の動力源の供給を受ける際、まず、カード情報取得部50は、通信制御部51を介して、ユーザが所持するカード24からユーザ識別情報と支払処理に関する支払処理情報とを含むカード情報を読み込む(受信する)。支払処理情報としては、例えば、クレジット決済を補償するクレジット会社の識別情報等が挙げられる。
次に、認証部52は、ユーザ識別情報を図示しない登録情報と比較して支払処理可能かどうかを判定し、可能な場合にユーザ識別情報での支払い処理を認証する。支払処理不能の場合はその結果を出力する。
給油機10では、カード24の認証を受けて、車両20への給油を行う。給油が終了すると、給油機10から給油量と給油料金がPOS端末160に出力される。POS端末160内では、給油量・給油料金入力部56が、通信制御部51を介して、給油機10から給油量と給油料金を入力する。そして、決済処理部58は、カード情報に含まれるユーザ識別情報と支払処理情報とを用いて、供給されたガソリン等の動力源に対する代金の支払処理を行う。POSデータ作成部59は、支払処理(或いは給油)を行った日時である支払時刻情報とPOS端末160の識別情報(支払処理装置識別情報)とを取得し、ユーザ識別情報(個人情報)、給油場所(SS名等)、給油量、給油料金、支払処理に関する支払処理情報(決済情報)、POS端末160の識別情報(支払処理装置識別情報)、及び、支払処理(或いは給油)を行った日時である支払時刻情報等の取引データ(POSデータ)を作成し、通信制御部51を介して、POS管理装置150に送信する。
なお、ユーザが所持するカード24のカード情報に車両番号が含まれる場合には、かかる車両番号情報も合わせてPOSデータを作成し、POS管理装置150に送信する。
図6は、実施の形態1におけるPOS管理装置の構成を示す図である。図6において、POS管理装置150内には、通信制御部78、POSデータ受信部70、磁気ディスク装置等の記憶装置72、POSデータ加工部73、POSデータ送信部74、メモリ76、及び決済処理部71が配置される。POSデータ受信部70、POSデータ加工部73、決済処理部71、及びPOSデータ送信部74といった各機能は、プログラムといったソフトウェアで構成されても良い。或いは、電子回路等のハードウェアで構成されてもよい。或いは、これらの組み合わせであってもよい。POSデータ受信部70、POSデータ加工部73、決済処理部71、及びPOSデータ送信部74のうちソフトウェアで構成される機能に必要な入力データ或いは演算された結果はその都度メモリ76に記憶される。
POS管理装置150は、支払処理に関する支払処理情報とユーザ識別情報とを受信し、データ管理装置120に送信する。POS管理装置150は、代金支払管理装置の一例である。具体的には、POSデータ受信部70は、通信制御部78を介して、POS端末160から取引データ(POSデータ)を受信する。受信されたPOSデータは、記憶装置72に格納され、蓄積される。POSデータ加工部73は、受信されたPOSデータのうち支払処理情報を除くようにPOSデータを加工する。これにより、クレジットに関する個人情報を保護できる。また、POSデータ送信部74は、通信制御部78を介して、受信されたPOSデータのうち支払処理情報を除くその他のPOSデータをデータ管理装置120へ送信する。また、決済処理部71は、例えば、1ヶ月分蓄積されたPOSデータを集計して、通信制御部78を介して、集計結果を支払処理情報が示すクレジット会社の通信装置151に送信し、決済処理を行う。クレジット会社では、集計結果の合計料金を当該ユーザに請求することになる。
図7は、実施の形態1におけるSS管理装置の構成を示す図である。図7において、SS管理装置110内には、通信制御部66、運転履歴情報受信部60、運転履歴情報送信部62、及びメモリ64が配置される。運転履歴情報受信部60、及び運転履歴情報送信部62といった各機能は、プログラムといったソフトウェアで構成されても良い。或いは、電子回路等のハードウェアで構成されてもよい。或いは、これらの組み合わせであってもよい。運転履歴情報受信部60、及び運転履歴情報送信部62のうちソフトウェアで構成される機能に必要な入力データ或いは演算された結果はその都度メモリ64に記憶される。
運転履歴情報受信部60は、通信制御部66を介して、アクセスポイント101を経由した車載器10から、車両IDを含む車両20の運転履歴情報を受信する。運転履歴情報を取得する際に、運転履歴情報受信部60は、アクセスポイント101との間で無線通信を行った時刻である無線通信時刻情報を併せて取得する。運転履歴情報送信部62は、通信制御部66を介して、受信された運転履歴情報をデータ管理装置120に送信する。
なお、カメラで車両番号を撮像した場合には、撮像した画像から得られる車両番号情報を運転履歴情報と共にデータ管理装置120に送信すればよい。
図8は、実施の形態1におけるデータ管理装置の構成を示す図である。図8において、データ管理装置120内には、通信制御部601、POSデータ受信部602、運転者ID抽出部603、運転履歴情報受信部604、車両ID抽出部605、ユーザ確認部606、磁気ディスク装置等の記憶装置231、運転履歴情報整理部609、評価データ要求受信部611、安全運転評価データ生成部613、安全運転評価データ送信部614、コメント作成部616、給油データ抽出部617、コンテンツ生成部618、コンテンツ送信部619、磁気ディスク装置等の記憶装置612、保険料要求受信部620、入力フォームデータ作成部622、磁気ディスク装置等の記憶装置624、入力フォームデータ送信部626、保険項目受信部628、保険料算出部630、照合部631、判定部632、保険内容作成部636、保険内容送信部638、照合部639、保険申込確認部640、決済処理部642、及びメモリ121が配置される。記憶装置231内には、車両登録データベースDB607、及び運転者登録データベースDB608が格納される。記憶装置612(第1の記憶装置)内には、カード24に基づく給油履歴を蓄積する給油履歴データベースDB634、運転者情報を蓄積する運転者情報データベースDB233及び運転履歴情報を蓄積する運転履歴データベースDB232が格納される。記憶装置624(第2の記憶装置)内には、車両の自動車保険に関する保険内容データを記憶する保険関連データベースDBが格納される。保険内容データには、過去に自動車保険契約を締結している場合には、被保険者情報と被保険車両情報とが含まれる。その他、保険契約に必要なその他の保険項目が含まれる。例えば、車両IDに関する情報、車種、年式、車両ナンバー等が含まれる。また、既に生成された安全運転評価データの点数或いは/及びランクがあれば、その情報が含まれる。また、例えば、運転者の年齢、対象車両の走行距離、過去の事故実績等に基づく等級、免許証の色(例えば、ゴールド免許証)、及び、対人・対物保険料等が挙げられる。その他の保険項目があってももちろん構わない。さらに、被保険者の例えば携帯端末22へと情報を送信するためのメールアドレス(送信アドレス)が記憶されていても好適である。言い換えれば、記憶装置624に格納された保険関連データベースDBは、自動車保険の被保険者情報と、当該自動車保険の保険対象車両情報と、情報の送信先アドレスとを対応付けて記憶する。記憶装置624(或いは保険関連データベースDB)は、保険契約記憶手段の一例となる。
POSデータ受信部602、運転者ID抽出部603、運転履歴情報受信部604、車両ID抽出部605、ユーザ確認部606、運転履歴情報整理部609、評価データ要求受信部611、安全運転評価データ生成部613、安全運転評価データ送信部614、コメント作成部616、給油データ抽出部617、コンテンツ生成部618、コンテンツ送信部619、保険料要求受信部620、入力フォームデータ作成部622、入力フォームデータ送信部626、保険項目受信部628、保険料算出部630、照合部631、判定部632、保険内容作成部636、保険内容送信部638、照合部639、保険申込確認部640、及び、決済処理部642といった各機能は、プログラムといったソフトウェアで構成されても良い。或いは、電子回路等のハードウェアで構成されてもよい。或いは、これらの組み合わせであってもよい。データ管理装置120内の各機能のうちソフトウェアで構成される機能に必要な入力データ或いは演算された結果はその都度メモリ121に記憶される。
POSデータ受信部602は、通信制御部601を介して、POS管理装置150からPOSデータを受信する。運転者ID抽出部603は、POSデータからユーザ識別情報を運転者IDとして抽出する。言い換えれば、POSデータ受信部602は、車両20に対してガソリン等の動力源を供給する給油機104或いは給油サービスステーション102といった動力源供給手段により供給された動力源に対する代金支払いを処理するPOS端末160(支払処理装置)が代金支払いに伴い取得したユーザ識別情報を、POS端末160から取得する。POSデータ受信部602は、ユーザ情報取得手段の一例となる。
運転履歴情報受信部604は、通信制御部601を介して、SS管理装置110から運転履歴情報を受信する。言い換えれば、運転履歴情報受信部604は、アクセスポイント101(無線通信端末)が無線通信を介して車両20から取得した、車両20を識別するための車両ID(車両識別情報)と車両20に蓄積された運転履歴情報(車両情報)とを、アクセスポイント101からSS管理装置110を介して取得する。運転履歴情報受信部604は、車両情報取得手段の一例となる。車両ID抽出部605は、運転履歴情報に含まれる車両IDを抽出する。
ユーザ確認部606は、車両を登録する車両登録DB607を用いて車両IDに対応する車両を検索し、車両を認証する。言い換えれば、ユーザ確認部606は、車両ID(第1の識別情報)を予め登録された情報を用いて確認する。また、ユーザ確認部606は、運転者登録DB608を用いて運転者IDに対応する運転者を検索し、運転者を認証する。さらに、ユーザ確認部606は、POSデータの支払時刻情報が示す時刻(タイムスタンプ)と、運転履歴情報の無線通信時刻情報が示す時刻(タイムスタンプ)とを照合して、給油サービスステーション(SS)102を利用した、車両IDと運転者IDとを対応付ける。これにより、運転履歴情報と運転者IDとを対応付ける。かかる照合結果は、運転履歴情報整理部609に出力される。
照合部639は、車両20の自動車保険情報が蓄積された保険関連DBが格納された記憶装置624から車両IDに対応する自動車保険情報を取得する。また、照合部639は、ユーザ確認部606によって確認された車両IDを取得する。
そして、照合部639は、確認された車両ID(第1の車両情報)と自動車保険情報に定義される車両の車両ID(第2の識別情報)とを照合し、結果情報を生成する。
運転履歴情報整理部609は、運転履歴情報を整理して、運転履歴データベースDB232に格納し、蓄積する。例えば、運転履歴情報のうち、車両に関するデータと運転者に起因するデータとに分けるように整理してもよい。車両に関するデータとして、例えば、車両ID、走行距離、及び走行時間等が挙げられる。運転者に起因するデータとして、例えば、対応付けられた運転者ID、その他、安全運転支援1742の各情報等が挙げられる。また、運転履歴情報整理部609は、受信した運転履歴情報の各内容を加工或いは/及び分析してもよい。また、ここでは、カード24のユーザ識別情報を運転者IDとして使用しているが、これに限るものではない。例えば、車載器10を登録する時点での登録者(車両の所有者、或いは使用者)にIDを付しておき、かかるIDを運転者IDとしてもよい。給油サービスステーション(SS)102を利用する際、ユーザは現金にて支払を行う場合もある。その場合にはカード24の情報は得られない。それでも運転履歴情報は車載器10から送信される。その場合に、運転者(ユーザ)がわからないといった不具合を解消できる。安全運転支援1742の各情報は、運転者(ユーザ)が安全運転をしているのか、或いは危険運転をしているのかを示す指標であるため、ユーザが特定可能であると好適である。
給油データ抽出部617は、POSデータから給油履歴に関する給油データを抽出する。その際、給油データは、カード24のユーザ識別情報と関連付けられる。給油データは、給油履歴データベースDB634に格納され、蓄積される。
以上のようにして、各車両20は、図1に示した構成を備えた各地域或いは所定の給油サービスステーション(SS)102に行く毎に、車載器10から運転履歴情報を送信する。そして、運転履歴情報は、データ管理装置120内のデータベースに蓄積されることになる。また、カード24で支払処理を行っている場合には、給油データも合わせてデータ管理装置120内のデータベースに蓄積されることになる。実施の形態1では、かかる運転履歴情報を用いて安全運転に関する評価を行う。そして、かかる評価結果を次期の自動車保険の保険料算定に用いる。
図9は、実施の形態1におけるサービスサーバ装置の構成を示す図である。図9において、サービスサーバ装置130内には、通信制御部40、評価要求受信部41、評価要求送信部42、保険料要求受信部43、保険料要求送信部44、評価データ受信部45、評価データ送信部46、入力フォーム受信部47、入力フォーム送信部48、保険申込受信部80、保険申込送信部81、保険項目データ受信部82、保険項目データ送信部83、保険内容受信部84、保険内容送信部85、メモリ86、コンテンツ受信部87、及びコンテンツ送信部88が配置される。通信制御部40、評価要求受信部41、評価要求送信部42、保険料要求受信部43、保険料要求送信部44、評価データ受信部45、評価データ送信部46、入力フォーム受信部47、入力フォーム送信部48、保険申込受信部80、保険申込送信部81、保険項目データ受信部82、保険項目データ送信部83、保険内容受信部84、保険内容送信部85、コンテンツ受信部87、及びコンテンツ送信部88といった各機能は、プログラムといったソフトウェアで構成されても良い。或いは、電子回路等のハードウェアで構成されてもよい。或いは、これらの組み合わせであってもよい。サービスサーバ装置130内の各機能のうちソフトウェアで構成される機能に必要な入力データ或いは演算された結果はその都度メモリ86に記憶される。
ユーザは、まず、ユーザの携帯端末22から基地局140を経由して、安全運転評価に関する評価データをサービスサーバ装置130に要求する。評価データをサービスサーバ装置130に要求する際には、車両IDを付した情報を送付する。ユーザの携帯端末22と基地局140との間は、無線通信を行う。そして、基地局140とサービスサーバ装置130との間は、例えば、インターネットを介した通信を行う。
サービスサーバ装置130内では、評価要求受信部41が、通信制御部40を介して、安全運転評価に関する評価要求情報を受信する。そして、評価要求送信部42は、通信制御部40を介して、受信された評価要求情報をデータ管理装置120に送信する。
データ管理装置120内では、評価データ要求受信部611が、通信制御部601を介して、評価要求情報を受信する。評価要求情報が受信されると、安全運転評価データ生成部613は、運転履歴情報に基づいて、安全運転に関する評価情報(サービス情報)を生成する。サービス情報として、運転履歴情報(車両情報)に基づきユーザの運転方法を診断した運転診断情報が安全運転に関する評価情報として生成される。安全運転評価データ生成部613は、評価情報生成部の一例である。具体的には、車両IDに対応する蓄積された運転履歴情報を記憶装置612内の運転履歴情報DB232から読み出し、所定のアルゴリズムに従って、安全運転に関する評価を行う。具体的には、例えば、0〜100点で点数付を行う。例えば、より点数が高い方が安全運転を行っていることを示す。言い換えれば、安全運転評価データ生成部613は、運転履歴情報受信部604(車両情報取得手段)から取得した運転履歴情報(車両情報)に基づきサービス情報を生成する。安全運転評価データ生成部613は、サービス情報生成手段の一例である。
図10は、実施の形態1における安全運転評価結果の内容の一例を示す図である。図10において、例えば、90〜100点をAランク、80〜90点をBランク、60〜80点をCランク、40〜60点をDランク、39点以下をEランクと判定する。また、予め、ランクに応じて安全運転評価度数Bを設定しておく。図10の例では、例えば、Aランクは度数Bが0.9、Bランクは度数Bが0.95、Cランク以下は1に設定する。
また、コメント作成部616は、生成された安全運転評価データ(評価情報)に対応する運転アドバイス情報を生成する。コメント作成部616は、運転アドバイス情報生成部の一例である。例えば、「速度の出し過ぎに注意しましょう」、「急ブレーキは危険です」、「シートベルトを着用しましょう」、「バック走行が多い運転です」、「急加速は危険です」、「右左折時にはウィンカーを付けましょう」等の運転アドバイス情報を生成する。コメント作成部616は、安全運転評価データ生成部613と共にサービス情報生成手段の一例となる。よって、言い換えれば、サービス情報生成手段は、サービス情報として、生成された運転診断情報に基づく運転アドバイス情報を更に生成する。
図11は、実施の形態1における安全運転評価データの内容の一例を示す図である。安全運転評価データ生成部613は、かかる評価点数の算出と、点数に応じたランク付を行い、かかる点数とランクと運転アドバイス情報(コメント)とを用いた安全運転評価データを生成する。図11の例では、点数とランクと運転アドバイス情報(コメント)とが表になって示されたコンテンツ(安全運転評価データの一例)が生成される。生成されたランクの情報は、記憶装置624の保険関連DBに車両IDに対応させて格納される。安全運転評価データは、生成時期によって運転履歴の蓄積内容が変わる可能性がある。そのため、時期によって生成される安全運転評価データの内容が変わる可能性がある。よって、生成されたランクの情報は、最新のランクになるように安全運転評価データの生成の都度、更新(上書き)されることが望ましい。或いは履歴として、残すようにしても構わない。
安全運転評価データ送信部614は、通信制御部601を介して、サービスサーバ装置130に安全運転評価データを送信する。
サービスサーバ装置130内では、評価データ受信部45が、通信制御部40を介して、安全運転評価データを受信する。そして、評価データ送信部46は、通信制御部40を介して、受信された安全運転評価データを、基地局140を経由してユーザの携帯端末22に送信する。以上のより、ユーザは自身の運転が安全運転であるかどうかを視認することができる。このように、実施の形態1によれば、テレマティクスを利用して、運転者自身が客観的に安全運転を行っているのかどうかがわかる情報を得ることができる。
上述した例では、ユーザの携帯端末22から安全運転評価に関する評価データの要求に応じて、評価データを出力する場合について説明した。しかし、かかる場合に限るものではない。例えば、コンテンツ生成部618が、安全運転評価データ生成部613から車両の運転履歴に基づいた評価データ(サービス情報)を入力し、さらに、照合部639から照合結果情報を入力する。そして、コンテンツ生成部618は、評価データを用いて、評価データを照合結果情報に含めた情報(コンテンツ)を生成する。そして、コンテンツ送信部619は、通信制御部601を介して、評価データを照合結果情報に含めた情報(コンテンツ)をサービスサーバ装置130に出力する。
サービスサーバ装置130内では、コンテンツ受信部87が、通信制御部40を介して、照合結果情報と安全運転評価データを含むコンテンツを受信する。そして、コンテンツ送信部88は、通信制御部40を介して、受信された照合結果情報と安全運転評価データを含むコンテンツを、基地局140を経由してユーザの携帯端末22に送信する。なお、ここでは、車両20が、まだ、給油サービスステーション102にて給油を行っている間に、照合結果情報と安全運転評価データを含むコンテンツをユーザの携帯端末22に送信すると良い。また、ユーザからの要求が無くてもコンテンツをユーザの携帯端末22に送信する。もちろん、ユーザからの要求があれば、それに従ってコンテンツをユーザの携帯端末22に送信すればよい。かかる構成により、ユーザは、給油サービスステーション102にいる間に更新された最新の安全運転評価データを得ることができる。以上の構成により、テレマティクスを利用して、運転者自身が客観的に安全運転を行っているのかどうかがわかる情報をいち早く得ることができる。いち早く安全運転評価データを得ることで、その後の運転の仕方を安全運転に向けて変えることができる。言い換えれば、いち早く安全運転評価データをユーザに示すことで、その後のユーザの運転の仕方が安全運転になるように仕向けることができる。さらに、ここでは、ユーザ確認部606によって確認された車両IDと保険関連DBに蓄積された自動車保険情報に定義される車両IDとが照合された結果情報と共に、安全運転評価データが得られることで、後述するように自動車保険の保険料を安くするためのインセンティブをユーザにいち早く示すことができる。
次に、ユーザは、ユーザの携帯端末22から基地局140を経由して、自動車保険の保険料がいくらになるかをサービスサーバ装置130に要求する。保険料をサービスサーバ装置130に要求する際には、車両IDを付した情報を送付する。
サービスサーバ装置130内では、保険料要求受信部43が、通信制御部40を介して、自動車保険の保険料に関する保険料要求情報を受信する。そして、保険料要求送信部44は、通信制御部40を介して、受信された保険料要求情報をデータ管理装置120に送信する。
データ管理装置120内では、保険料要求受信部620が、通信制御部601を介して、保険料要求情報を受信する。保険料要求情報が受信されると、まず、照合部631は、ユーザ識別情報が保険内容データに含まれる被保険者情報に対応するか否か、及び、車両ID(識別情報)が保険内容データに含まれる被保険車両情報に対応するか否かを照合する。言い換えれば、照合部631は、POSデータ受信部602(ユーザ情報取得手段)により取得されたユーザ識別情報と運転履歴情報受信部604(車両情報取得手段)により取得された車両ID(車両識別情報)とが、保険関連DB(保険契約記憶手段)に記憶された被保険者情報と保険対象車両情報とに対応するか否かを判定する。照合部631は、照合手段の一例である。
また、データ管理装置120が運転履歴情報を受信する場合に無線通信時刻情報を併せて受信している。また、POSデータ(支払処理情報)を受信する場合に支払時刻情報を併せて受信している。そこで、照合部631は、無線通信時刻情報が示す時刻と支払時刻情報が示す時刻とが略一致する場合に、ユーザ識別情報が保険内容データに含まれる被保険者情報に対応するか否か、及び、車両ID(識別情報)が保険内容データに含まれる被保険車両情報に対応するか否かを照合するようにすると好適である。言い換えれば、運転履歴情報受信部604(車両情報取得手段)は、アクセスポイント101(無線通信端末)から車両ID(識別情報)と運転履歴情報(車両情報)を取得する際に、当該アクセスポイント101が当該車両20(実際には車載器10)と無線通信を行った時刻である無線通信時刻情報を併せて取得している。そして、POSデータ受信部602(ユーザ情報取得手段)は、POS端末160(支払処理装置)からユーザ識別情報を取得する際に、POS端末160が当該ユーザ識別情報を取得した時刻である支払時刻情報を併せて取得している。そこで、照合部631(照合手段)は、無線通信時刻情報と支払時刻情報とが略一致する場合に、ユーザ識別情報および車両識別情報と被保険者情報および保険対象車両情報が対応するか否かを判定する。
また、データ管理装置120が運転履歴情報を受信する場合にアクセスポイント101の識別情報(無線通信端末識別情報)を併せて受信している。また、POSデータ(支払処理情報)を受信する場合にSS管理装置110の識別情報(支払処理装置識別情報)を併せて受信している。そこで、照合部631は、アクセスポイント101の識別情報とSS管理装置110の識別情報とが予め記憶された対応関係と一致する場合に、ユーザ識別情報が保険内容データに含まれる被保険者情報に対応するか否か、及び、車両ID(識別情報)が保険内容データに含まれる被保険車両情報に対応するか否かを照合するようにすると好適である。言い換えれば、運転履歴情報受信部604(車両情報取得手段)は、アクセスポイント101(無線通信端末)から車両ID(識別情報)と運転履歴情報(車両情報)を取得する際に、当該アクセスポイント101の無線通信端末識別情報を併せて取得している。そして、POSデータ受信部602(ユーザ情報取得手段)は、POS端末160(支払処理装置)からユーザ識別情報を取得する際に、当該POS端末160の支払処理装置識別情報を併せて取得している。そこで、照合部631(照合手段)は、無線通信端末識別情報と支払処理装置識別情報とが予め記憶された対応関係と一致する場合に、ユーザ識別情報および車両識別情報と被保険者情報および保険対象車両情報が対応するか否かを判定する。
また、記憶装置612内の運転履歴データベースDB232は、照合部631によりユーザ情報と車両ID(識別情報)とが被保険者情報と保険対象車両情報とに対応すると判定された場合、当該車両識別情報と共に運転履歴情報受信部604(車両情報取得手段)により取得された運転履歴情報(車両情報)を、当該車両IDに対応する被保険者情報および/または保険対象車両情報と対応付けて蓄積するようにしても好適である。運転履歴データベースDB232は、車両情報蓄積手段の一例である。そして、安全運転評価データ生成部613(サービス情報生成手段)は、運転履歴データベースDB232により蓄積された運転履歴情報(車両情報)に基づいて安全運転に関する評価情報(サービス情報)を生成することになる。
以上のように、無線通信時刻情報と支払時刻情報の照合、及び/或いは、アクセスポイント101の識別情報とSS管理装置110の識別情報との照合を、照合部631の照合条件としても好適である。かかる照合によって、保険料要求しているユーザ及び車両と、実際の保険対象とのミスマッチが解消できる。但し、これに限るものではない。給油を現金等で行っているユーザからは、ユーザ識別情報が取得困難であるので、かかる場合には車両IDから以下の保険契約実施に向けての各工程が進められてもよい。
入力フォームデータ作成部622は、照合の結果、それぞれ情報が対応する場合に、記憶装置624内の保険関連データベースDBを参照し、車両IDに対応するデータの中から、保険料算定に必要な保険項目のうち蓄積されている保険項目を読み出し、入力フォームデータを作成する。入力フォームデータには、保険関連データベースDBに蓄積された項目は記載しておき、残りの保険項目を空欄にしておけばよい。初めて実施の形態1におけるシステムで保険契約を行う場合には、保険項目が何も蓄積されていない場合がある。その場合には、すべての項目を空欄にしておけばよい。但し、車両IDに関する情報、車種、年式、車両ナンバー等の項目は埋めておけばよい。また、既に生成された安全運転評価データの点数或いは/及びランクはわかっているので埋めておけばよい。その他の保険項目として、例えば、運転者の年齢、申し込み時点での対象車両の走行距離、過去の事故実績等に基づく等級、免許証の色(例えば、ゴールド免許証)、及び、対人・対物保険料等が挙げられる。その他の保険項目があってももちろん構わない。
入力フォーム送信部48は、通信制御部601を介して、作成された入力フォームデータをサービスサーバ装置130に送信する。
サービスサーバ装置130内では、入力フォーム受信部47が、通信制御部40を介して、自動車保険の保険料に関する入力フォームデータを受信する。そして、入力フォーム送信部48は、通信制御部40を介して、受信された入力フォームデータをユーザの携帯端末22に送信する。
次に、ユーザは、ユーザの携帯端末22から基地局140を経由して、入力フォームデータの各保険項目を入力して(書き込んで)サービスサーバ装置130に送信する。
サービスサーバ装置130内では、保険項目データ受信部82が、通信制御部40を介して、自動車保険の保険料に関する、ユーザによって入力された保険項目の情報を受信する。そして、保険項目データ送信部83は、通信制御部40を介して、受信された保険項目情報をデータ管理装置120に送信する。
データ管理装置120内では、保険項目受信部628が、通信制御部601を介して、ユーザによって入力された保険項目情報を受信する。ユーザによって入力された保険項目情報が受信されると、判定部632は、記憶装置612の給油履歴DB634を参照して、保険料の算定を要求する車両IDに対応する給油履歴を読み出す。そして、かかる給油の代金支払処理に使用されたカード24が、実施の形態1のシステムを運用する会社、データ管理装置120を運用する会社、或いは給油サービスステーション(SS)102を運用する会社によって発行されたクレジット機能付きカードで給油代金を支払っているかどうかを判定する。例えば、ENEOSカードで給油代金を支払っているかどうかを判定する。
かかる会社が発行するカードのカード番号(ユーザ識別情報)には、例えば、車両を特定する識別番号が含まれるようにしておくとよい。例えば、車両ナンバー等を含むようにしておくと好適である。かかる場合、判定部632は、給油履歴に含まれるユーザ識別情報の一部の番号と保険料の算定対象となる車両IDに登録される車両ナンバーとが一致するかどうかを判定すればよい。但し、かかる判定基準に限られるものではない。その他の方法で給油の代金支払処理に使用されたカード24が、実施の形態1のシステムを運用する会社、データ管理装置120を運用する会社、或いは給油サービスステーション(SS)102を運用する会社によって発行されたクレジット機能付きカードで給油代金を支払っているかどうかを判定しても構わない。判定の結果、かかる会社によって発行されたクレジット機能付きカードで給油代金を支払っている場合には、例えば、m=0.9とし、その他の場合には、m=1とする。係数mの値は、保険料算出部630に出力される。
保険料算出部630は、安全運転評価データ(評価情報)と保険内容データとに基づいて車両の自動車保険の保険料を算出する。具体的には、記憶装置624内の保険関連データベースDBを参照し、車両IDに対応するデータの中から、保険料算定に必要な保険項目のうち蓄積されている保険項目(保険内容データ)を読み出し、以下の式(1)を用いて保険料Kを算出する。
(1) K=F(x)・B・m
関数F(x)は、従来の算定手法によって求められる保険料(基準保険料)の計算式を示す。例えば、運転者の年齢、対象車両の走行距離、対象車両の年式、過去の事故実績等に基づく等級、免許証の色(例えば、ゴールド免許証)、及び、対人・対物保険料等に基づいて所定のアルゴリズムで算定される関数を用いることができる。度数Bは、図10に示した安全運転評価データのランクに応じた度数を示す。
このように、保険料算出部630は、評価情報が示す評価ランクに応じて保険料を所定の基準保険料よりも安くする。これにより、ユーザに対して安全運転を心がけることにインセンティブを与えることができる。言い換えれば、保険料算出部630は、サービス情報生成手段により生成された運転診断情報に基づき、次期の保険料を算定する。保険料算出部630は、保険料算定手段の一例である。
保険内容作成部636は、保険料算出部630から保険料及びその他の保険項目を受信し、算出された保険料を含む保険内容データを作成する。
保険内容送信部638は、通信制御部601を介して、算出された保険料を含む保険内容データをサービスサーバ装置130に送信する。
サービスサーバ装置130内では、保険内容受信部84が、通信制御部40を介して、算出された保険料を含む保険内容データを受信する。そして、保険内容送信部85は、通信制御部40を介して、受信された算出された保険料を含む保険内容データをユーザの携帯端末22に送信する。
言い換えれば、保険内容送信部638は、照合部631(照合手段)によりユーザ識別情報と車両ID(車両識別情報)とが被保険者情報と保険対象車両情報とに対応すると判定された場合、当該車両識別情報と共に運転履歴情報受信部604(車両情報取得手段)により取得された運転履歴情報(車両情報)に基づき安全運転評価データ生成部613(サービス情報生成手段)により生成されたサービス情報を、当該被保険者情報および当該保険対象車両に対応付けてユーザの携帯端末22に送信する。保険関連DBに送信先アドレスが記憶されている場合には、かかるサービス情報を、当該被保険者情報および当該保険対象車両に対応付けて保険関連DBに記憶された送信先アドレスに対して送信する。保険内容送信部638は、サービス情報送信手段の一例となる。
以上のように、サービスサーバ装置130は、ユーザの携帯端末22からの要求に基づいて安全運転評価データと保険内容データと保険料とのうちの少なくとも1つを受信し、ユーザの携帯端末22に安全運転評価データと保険内容データと保険料とのうちの少なくとも1つを送信する。
以上により、ユーザは携帯端末22を通じて、安全運転評価を考慮した保険料を確認できる。
次に、かかる保険料に納得し、かかる内容で次期の自動車保険を申し込む場合、ユーザは、ユーザの携帯端末22から基地局140を経由して、自動車保険の申し込みをサービスサーバ装置130に送信する。
サービスサーバ装置130内では、保険申込受信部80が、通信制御部40を介して、自動車保険の申し込み情報を受信する。そして、保険申込送信部81は、通信制御部40を介して、自動車保険の申し込み情報をデータ管理装置120に送信する。
データ管理装置120内では、保険申込確認部640が、通信制御部601を介して、自動車保険の申し込み情報を受信する。ユーザからの自動車保険の申し込み情報が受信されると、決済処理部642は、自動車保険の保険料の決済処理を行う。例えば、保険料算定にあたって、係数m=0.9である場合、ユーザのカード24のカード情報を用いて決済処理を行う。その場合には、決済処理部642は、ユーザ識別情報に基づいて、図示しないカード登録情報DBから支払処理情報を読み出し、支払処理情報に基づいて決済処理を行う。決済処理部642は、保険料、決済日時、ユーザ識別情報、及び支払処理情報等のPOSデータを生成し、通信制御部601を介して、生成されたPOSデータをPOS管理装置150に送信する。これにより、次期の自動車保険契約は成立する。保険料は、クレジット会社から例えばPOS管理装置150の会社を通じて自動車保険会社に立て替え払いされる。自動車保険会社として、例えば、実施の形態1のシステムを運用する会社、データ管理装置120を運用する会社、或いは給油サービスステーション(SS)102を運用する会社を挙げることができる。
POS管理装置150では、給油時のPOSデータと同様の手法で、例えば、1ヶ月分蓄積されたPOSデータを集計して、通信制御部78を介して、集計結果をクレジット会社の通信装置151に送信し、決済処理を行う。クレジット会社では、集計結果の合計料金を当該ユーザに請求することになる。
ユーザのカード24が実施の形態1のシステムを運用する会社、データ管理装置120を運用する会社、或いは給油サービスステーション(SS)102を運用する会社から発行された会社でない場合、改めて図示しない決済処理機構等でカード24を用いて決済処理を行えばよい。或いは現金振り込み等で決済処理を行っても良い。
以上のように、実施の形態1によれば、テレマティクスを利用して、常日頃の運転者の運転傾向に則した保険料になる自動車保険を実現できる。その結果、自動車事故を引き起こす可能性が大きく異なるにも関わらず、安全運転に心がける者と危険運転を行う者との間において同じ保険料になってしまい、公平性が欠ける場合があるといった従来の問題を解決できる。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。上述した例では、ユーザの端末が携帯端末22である場合を示したが、これに限るものではない。固定されたPC等の端末を用いてもよい。
また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての情報処理装置、自動車保険の保険料算出システム、及び方法は、本発明の範囲に包含される。
10 車載器
20 車両
22 携帯端末
24 カード
40 通信制御部
41 評価要求受信部
42 評価要求送信部
43 保険料要求受信部
44 保険料要求送信部
45 評価データ受信部
46 評価データ送信部
47 入力フォーム受信部
48 入力フォーム送信部
50 カード情報取得部
51 通信制御部
52 認証部
53 メモリ
56 給油量・給油料金入力部
58 決済処理部
59POSデータ作成部
60 運転履歴情報受信部
62 運転履歴情報送信部
64 メモリ
66 通信制御部
70 POSデータ受信部
71 決済処理部
72 記憶装置
74 POSデータ送信部
76 メモリ
78 通信制御部
80 保険申込受信部
81 保険申込送信部
82 保険項目データ受信部
83 保険項目データ送信部
84 保険内容受信部
85 保険内容送信部
86 メモリ
100 保険料算出システム
101 アクセスポイント
102 給油サービスステーション(SS)
104 給油機
110 SS管理装置
120 データ管理装置
121 メモリ
130 サービスサーバ装置
140 基地局
150 POS管理装置
151 クレジット会社の通信装置
160 POS端末
231 記憶装置
232 運転履歴DB
501 インターフェース回路
502 イグニッションON/OFF判定部
503 運転情報受信部
504 分析アルゴリズムDB
505 運転情報分析部
506 運転履歴情報DB
507 車両ID記憶部
508 運転履歴情報送信部
509 通信制御部
601 通信制御部
602 POSデータ受信部
603 運転者ID抽出部
604 運転履歴情報受信部
605 車両ID抽出部
606 ユーザ確認部
607 車両登録DB
608 運転者登録DB
609 運転履歴情報整理部
611 評価データ要求受信部
612 記憶装置
613 安全運転評価データ生成部
614 安全運転評価データ送信部
616 コメント作成部
617 給油データ抽出部
620 保険料要求受信部
622 入力フォームデータ作成部
624 記憶装置
626 入力フォームデータ送信部
628 保険項目受信部
630 保険料算出部
631 照合部
632 判定部
636 保険内容作成部
638 保険内容送信部
640 保険申込確認部
642決済処理部
1741 運行管理
1742 安全運転支援

Claims (14)

  1. 車両に対して動力源を供給する動力源供給手段により供給された動力源に対する代金支払いを処理する支払処理装置が代金支払いに伴い取得したユーザ識別情報を、前記支払処理装置から取得するユーザ情報取得手段と、
    車両の動力源を供給する供給地内に配置された無線通信端末が前記供給地に前記車両が到来する毎に前記供給地内での近距離の無線通信を介して車両から取得した、車両を識別するための車両識別情報と前記車両に蓄積された車両情報とを、前記無線通信端末から取得する車両情報取得手段と、
    自動車保険の被保険者情報と、当該自動車保険の保険対象車両情報と、情報の送信先アドレスとを対応付けて記憶する保険契約記憶手段と、
    前記供給地に前記車両が到来する毎に前記供給地内での近距離の無線通信を介して前記車両情報取得手段によって取得された前記車両情報に基づきサービス情報を生成するサービス情報生成手段と、
    前記ユーザ情報取得手段により取得された前記ユーザ識別情報と前記車両情報取得手段により取得された前記車両識別情報とが、前記保険契約記憶手段に記憶された被保険者情報と前記保険対象車両情報とに対応するか否かを判定する照合手段と、
    前記照合手段により前記ユーザ識別情報と前記車両識別情報とが前記被保険者情報と前記保険対象車両情報とに対応すると判定された場合、当該車両識別情報と共に前記車両情報取得手段により取得された前記車両情報に基づき前記サービス情報生成手段により生成された前記サービス情報を、当該被保険者情報および当該保険対象車両に対応付けて前記記憶手段に記憶された前記送信先アドレスに対して送信するサービス情報送信手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記車両情報取得手段は、前記無線通信端末から前記車両識別情報と前記車両情報を取得する際に、当該無線通信端末が当該車両と無線通信を行った時刻である無線通信時刻情報を併せて取得し、
    前記ユーザ情報取得手段は、前記支払処理装置から前記ユーザ識別情報を取得する際に、前記支払処理装置が当該ユーザ識別情報を取得した時刻である支払時刻情報を併せて取得し、
    前記照合手段は、前記無線通信時刻情報と前記支払時刻情報とが略一致する場合に、前記ユーザ識別情報および前記車両識別情報と前記被保険者情報および前記保険対象車両情報が対応するか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記車両情報取得手段は、前記無線通信端末から前記車両識別情報と前記車両情報を取得する際に、当該無線通信端末の無線通信端末識別情報を併せて取得し、
    前記ユーザ情報取得手段は、前記支払処理装置から前記ユーザ識別情報を取得する際に、当該支払処理装置の支払処理装置識別情報を併せて取得し、
    前記照合手段は、前記無線通信端末識別情報と前記支払処理装置識別情報とが予め記憶された対応関係と一致する場合に、前記ユーザ識別情報および前記車両識別情報と前記被保険者情報および前記保険対象車両情報が対応するか否かを判定することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記照合手段により前記ユーザ情報と前記車両識別情報とが前記被保険者情報と前記保険対象車両情報とに対応すると判定された場合、当該車両識別情報と共に前記車両情報取得手段により取得された前記車両情報を、当該車両識別情報に対応する前記被保険者情報および/または前記保険対象車両情報と対応付けて蓄積する車両情報蓄積手段を更に備え、
    前記サービス情報生成手段は、前記車両情報蓄積手段により蓄積された前記車両情報に基づいて前記サービス情報を生成することを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の情報処理装置。
  5. 前記サービス情報生成手段は、前記サービス情報として、前記車両情報に基づきユーザの運転方法を診断した運転診断情報を生成することを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の情報処理装置。
  6. 前記サービス情報生成手段は、前記サービス情報として、生成した前記運転診断情報に基づく運転アドバイス情報を更に生成することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記サービス情報生成手段により生成された運転診断情報に基づき、次期の保険料を算定する保険料算定手段を更に備えることを特徴とする、請求項5または6に記載の情報処理装置。
  8. 車両に対して動力源を供給する供給地に配置され、前記供給地内に配置された無線通信端末が前記供給地に前記車両が到来する毎に前記供給地内での近距離の無線通信を介して前記車両から取得した、前記車両の識別情報を含む前記車両の運転履歴情報を取得する車両運転履歴情報取得装置と、
    前記車両運転履歴情報取得装置とネットワークを介して通信可能に配置され、前記運転履歴情報を受信し、前記運転履歴情報を蓄積する第1の記憶装置と、前記車両の自動車保険に関する保険内容データを記憶する第2の記憶装置と、前記供給地に前記車両が到来する毎に前記供給地内での近距離の無線通信を介して取得された前記運転履歴情報に基づいて、安全運転に関する評価情報を生成する評価情報生成部と、記評価情報と前記保険内容データとに基づいて前記車両の自動車保険の保険料を算出する保険料算出部と、を有するデータ管理装置と、
    前記データ管理装置とネットワークを介して通信可能に配置され、ユーザの端末からの要求に基づいて前記評価情報と前記保険内容データと前記保険料とのうちの少なくとも1つを受信し、前記ユーザの端末に前記評価情報と前記保険内容データと前記保険料とのうちの前記少なくとも1つを送信するサービスサーバ装置と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  9. 前記供給地に配置され、ユーザが所持するカードからユーザ識別情報を読み込み、前記ユーザ識別情報を用いて前記車両に前記供給地にて供給された前記動力源に対する代金の支払処理を行う支払処理装置と、
    前記支払処理装置とネットワークを介して通信可能に配置され、前記ユーザ識別情報を受信し、前記データ管理装置に送信する代金支払管理装置と、
    をさらに備え、
    前記保険内容データには、被保険者情報と被保険車両情報とが含まれ、
    前記データ管理装置は、前記ユーザ識別情報が前記保険内容データに含まれる被保険者情報に対応するか否か、及び、前記車両の識別情報が前記保険内容データに含まれる被保険車両情報に対応するか否かを照合する照合部をさらに有することを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  10. 前記車両運転履歴情報取得装置は、前記運転履歴情報を取得する際に、前記無線通信を行った時刻である無線通信時刻情報を併せて取得し、
    前記支払処理装置は、前記支払処理を行った時刻である支払時刻情報を併せて取得し、
    前記データ管理装置は、前記運転履歴情報を受信する場合に前記無線通信時刻情報を併せて受信し、前記ユーザ識別情報を受信する場合に前記支払時刻情報を併せて受信し、
    前記照合部は、前記無線通信時刻情報が示す時刻と前記支払時刻情報が示す時刻とが略一致する場合に、前記ユーザ識別情報が前記保険内容データに含まれる被保険者情報に対応するか否か、及び、前記車両の識別情報が前記保険内容データに含まれる被保険車両情報に対応するか否かを照合することを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  11. 前記車両運転履歴情報取得装置は、前記無線通信端末から当該無線通信端末の無線通信端末識別情報を併せて取得し、
    前記支払処理装置は、当該支払処理装置の支払処理装置識別情報を併せて取得し、
    前記データ管理装置は、前記運転履歴情報を受信する場合に前記無線通信端末識別情報を併せて受信し、前記支払処理情報を受信する場合に前記支払処理装置識別情報を併せて受信し、
    前記照合部は、前記無線通信端末識別情報と前記支払処理装置識別情報とが予め記憶された対応関係と一致する場合に、前記ユーザ識別情報が前記保険内容データに含まれる被保険者情報に対応するか否か、及び、前記車両の識別情報が前記保険内容データに含まれる被保険車両情報に対応するか否かを照合することを特徴とする請求項9又は10記載の情報処理装置。
  12. 前記データ管理装置は、生成された前記評価情報に対応する運転アドバイス情報を生成する運転アドバイス情報生成部をさらに有することを特徴とする請求項9〜11いずれか記載の情報処理装置。
  13. 前記保険料算出部は、前記評価情報が示す評価ランクに応じて前記保険料を所定の基準保険料よりも安くすることを特徴とする請求項9〜12いずれか記載の情報処理装置。
  14. 車両に対して動力源を供給する動力源供給手段により供給された動力源に対する代金支払いを処理する支払処理装置が代金支払いに伴い取得したユーザ識別情報を、前記支払処理装置から取得する工程と、
    車両の動力源を供給する供給地内に配置された無線通信端末が前記供給地に前記車両が到来する毎に前記供給地内での近距離の無線通信を介して車両から取得した、車両を識別するための車両識別情報と前記車両に蓄積された車両情報とを、前記無線通信端末から取得する工程と、
    自動車保険の被保険者情報と、当該自動車保険の保険対象車両情報と、情報の送信先アドレスとを対応付けて記憶する工程と、
    前記供給地に前記車両が到来する毎に前記供給地内での近距離の無線通信を介して取得された前記車両情報に基づきサービス情報を生成する工程と、
    前記取得された前記ユーザ識別情報と前記取得された前記車両識別情報とが、前記記憶された被保険者情報と前記保険対象車両情報とに対応するか否かを判定する工程と、
    前記ユーザ識別情報と前記車両識別情報とが前記被保険者情報と前記保険対象車両情報とに対応すると判定された場合、当該車両識別情報と共に前記取得された前記車両情報に基づき前記生成された前記サービス情報を、当該被保険者情報および当該保険対象車両に対応付けて前記記憶された前記送信先アドレスに対して送信する工程と、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
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