JP2015152913A - 清掃部材、帯電装置、組立体及び画像形成装置 - Google Patents

清掃部材、帯電装置、組立体及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015152913A
JP2015152913A JP2014029704A JP2014029704A JP2015152913A JP 2015152913 A JP2015152913 A JP 2015152913A JP 2014029704 A JP2014029704 A JP 2014029704A JP 2014029704 A JP2014029704 A JP 2014029704A JP 2015152913 A JP2015152913 A JP 2015152913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
cleaning body
charging
contact member
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014029704A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6217444B2 (ja
Inventor
亮 西村
Akira Nishimura
亮 西村
河合 剛志
Tsuyoshi Kawai
剛志 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2014029704A priority Critical patent/JP6217444B2/ja
Publication of JP2015152913A publication Critical patent/JP2015152913A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6217444B2 publication Critical patent/JP6217444B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

【課題】本発明の課題は、慣性モーメントの小さい清掃部材を提供することである。【解決手段】清掃部材100は、自軸中心に回転する被清掃部材14に従動回転して、被清掃部材14を清掃する無端状の清掃体102と、清掃体102の内周面の周長よりも短い周長の外周面を有し、清掃体102の内周面の一部に接触して、清掃体102を被清掃部材100に清掃体102の幅方向全域に渡って接触させる接触部材104と、を備えた。【選択図】図2

Description

本発明は、清掃部材、帯電装置、組立体及び画像形成装置に関する。
特許文献1には、その図1に示されるように、円筒状の帯電部材の表面に当接して従動回転する円筒状の清掃部材を備え、清掃部材が、回転可能なように外周部分で支持される帯電部材清掃装置の構成が開示されている。
特開2009−217095号公報
本発明の課題は、慣性モーメントの小さい清掃部材を提供することである。
本発明の請求項1の清掃部材は、自軸中心に回転する被清掃部材に従動回転して、前記被清掃部材を清掃する無端状の清掃体と、前記清掃体の内周面の周長よりも短い周長の外周面を有し、前記清掃体の内周面の一部に接触して、前記清掃体を前記被清掃部材に前記清掃体の幅方向全域に渡って接触させる接触部材と、を備えている。
本発明の請求項2の清掃部材は、請求項1記載の清掃部材において、前記接触部材を、複数備えている。
本発明の請求項3の清掃部材は、請求項1又は2記載の清掃部材において、前記清掃体の内側に配置され、前記清掃体を支持する支持部材を備えている。
本発明の請求項4の帯電装置は、自軸中心に回転しながら像保持体の表面を帯電させる、被清掃部材としての帯電部材と、前記帯電部材を前記清掃体により清掃する請求項1〜3何れか1項記載の清掃部材と、を備えている。
本発明の請求項5の組立体は、請求項4記載の帯電装置と、前記帯電装置により帯電された表面にトナー像を保持する像保持体と、を備え、画像形成装置本体に対して一体として交換可能となるように組立てられている。
本発明の請求項6の画像形成装置は、請求項4記載の帯電装置と、前記帯電装置により帯電された表面にトナー像を保持する像保持体と、前記像保持体に保持されたトナー像が転写された媒体に、トナー像を定着させる定着装置と、を備えている。
本発明の請求項1に記載の清掃部材によれば、軸に清掃体が固定された清掃部材に比べて、慣性モーメントを小さくできる。
本発明の請求項2の清掃部材によれば、接触部材が1つの場合に比べて、被清掃部材の清掃性が向上する。
本発明の請求項3に記載の清掃部材によれば、支持部材を備えていない場合に比べて、清掃体が、安定して従動回転する。
本発明の請求項4に記載の帯電装置によれば、軸に清掃体が固定された清掃部材を被清掃部材に従動回転させる清掃部材を備えた場合に比べて、帯電部材の清掃不良に起因する帯電不良が抑制される。
本発明の請求項5に記載の組立体によれば、軸に清掃体が固定された清掃部材を被清掃部材に従動回転させる清掃部材を備えた場合に比べて、帯電部材の清掃不良に起因する帯電不良が抑制される。
本発明の請求項6に記載の画像形成装置によれば、軸に清掃体が固定された清掃部材を被清掃部材に従動回転させる清掃部材を備えた場合に比べて、帯電装置による帯電不良に起因する画像形成不良が抑制される。
第1実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略図(正面図)である。 第1実施形態に係る帯電装置が感光体ドラムに接触している状態を示す断面図(正面図)である。 第1実施形態に係る帯電装置が感光体ドラムに接触している状態を示す概略図(上面図)である。 第2実施形態に係る帯電装置が感光体ドラムに接触している状態を示す断面図(正面図)である。 第3実施形態に係る帯電装置が感光体ドラムに接触している状態を示す断面図(正面図)である。 第3実施形態に係る帯電装置が感光体ドラムに接触している状態を示す概略図(側面図)である。 第3実施形態の変形例に係る帯電装置が感光体ドラムに接触している状態を示す概略図(側面図)である。 第4実施形態に係る帯電装置が感光体ドラムに接触している状態を示す断面図(正面図)である。 実施例及び比較例の条件を示す表である。 実施例及び比較例の評価結果を示す表である。
≪第1実施形態≫
以下、第1実施形態に係る清掃部材、帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置の一例を、図面を参照しつつ説明する。まず、画像形成装置の全体構成について説明する。次に、画像形成装置の動作について説明する。次に、要部(帯電装置及び帯電装置を構成する部材)について説明する。なお、以下の説明では、図面に矢印Xで示す方向の装置奥行き方向、矢印Yで示す方向を装置幅方向とする。また、装置奥行き方向及び装置幅方向のそれぞれに直交する方向(適宜矢印Zで示す)を装置高さ方向とする。
<画像形成装置の全体構成>
〔全体〕
画像形成装置10は、図1に示されるように、媒体収容部28と、画像形成部90と、排出部68と、媒体搬送部74と、制御部50と、を含んで構成されている。
〔媒体収容部〕
媒体収容部28は、媒体を収容する機能を有する。
〔画像形成部〕
画像形成部90は、媒体に画像を形成する機能を有する。画像形成部90は、図1に示されるように、露光装置17と、プロセスカートリッジ18Y、18M、18C、18Kと、転写装置36と、定着装置64と、を含んで構成されている。
〈露光装置〉
露光装置17は、後述する帯電装置16により帯電された後述する感光体ドラム12Y、12M、12C、12Kの表面に、静電潜像を形成する機能を有する。具体的には、制御部50を構成する画像信号処理部(図示省略)から受け取った画像データに応じて、変調した露光光を帯電装置16により帯電された感光体ドラム12Y、12M、12C、12Kの表面に照射するようになっている。そして、露光装置17による露光光の照射によって、感光体ドラム12Y、12M、12C、12Kの表面には静電潜像が形成されるようになっている。本実施形態では、露光装置17は、光源(図示省略)から照射された光ビーム(図1の一点鎖線)を、ポリゴンミラー等を含む光走査手段17Aで走査しつつ感光体ドラム12Y、12M、12C、12Kの表面を露光する構成とされている。
〈プロセスカートリッジ〉
プロセスカートリッジ18Y、18M、18C、18Kは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像を感光体ドラム12Y、12M、12C、12Kの表面に形成する機能を有する。以下の説明では、Y、M、C又はKを区別する必要がある場合は、符号の後にY、M、C又はKの何れか1つを付して説明し、Y、M、C又はKを区別する必要がない場合は、符号の後のY、M、C又はKを省略して説明する。
各プロセスカートリッジ18は、感光体ドラム12と、各感光体ドラム12の周りに各感光体ドラム12の上流側から順に、帯電装置16と、現像装置26と、除去装置80と、を備えている。なお、各感光体ドラム12は、矢印R方向へ自軸周りに回転するようになっている。各感光体ドラム12の上流側とは、帯電装置16の配置されている部位を基準にして、矢印R方向の反対方向を示している。
プロセスカートリッジ18Y、18M、18C、18Kは、装置高さ方向に並んで配置されている。また、各プロセスカートリッジ18は、画像形成装置本体10Aに対して、一体的に交換可能とされている。
ここで、プロセスカートリッジ18とは、組立体の一例である。また、感光体ドラム12とは、像保持体の一例である。
(感光体ドラム)
感光体ドラム12は、その表面に潜像及びトナー像を保持する機能を有する。感光体ドラム12は、アルミ製の円筒と、この円筒上に、下引き層、電荷発生層、電荷輸送層の順で形成された感光層と、を備えている。感光体ドラム12は、帯電装置16により帯電される場合は絶縁体としての性質を、露光装置17から出射された光ビームが入射される場合は半導体としての性質を示す。そして、感光体ドラム12の表面には、帯電装置16によって帯電され、露光装置17によって潜像が形成されるようになっている。
(帯電装置)
帯電装置16は、感光体ドラム12の表面を帯電させる機能を有する。帯電装置16は、本実施形態の要部であるため、詳しくは後述する。
(現像装置)
現像装置26は、露光装置17から出射された光ビームにより感光体ドラム12の表面に形成された静電潜像を、トナー画像として現像する機能を有する。現像装置26は、現像剤供給体19と、搬送部材24と、を備えている。現像剤供給体19は、感光体ドラム12の表面へキャリアに保持されたトナーを供給するようになっている。搬送部材24は、現像剤供給体19へ付与されるトナー及びキャリアを攪拌しながら搬送するようになっている。
(除去装置)
除去装置80は、感光体ドラム12の表面に形成されたトナー画像が媒体に転写された後、感光体ドラム12の表面に転写されずに残ったトナー、外添剤等を、感光体ドラム12の表面から除去する機能を有する。なお、除去装置80は、ゴム製のブレードで構成されている。
〈転写装置〉
転写装置36は、各プロセスカートリッジ18で形成された各色のトナー画像を媒体に転写させる機能を有する。転写装置36は、媒体搬送ベルト20と、支持ロール40と、駆動ロール42と、転写ロール22Y、22M、22C、22Kと、を備えている。
媒体搬送ベルト20は、無端状のベルトとされている。また、媒体搬送ベルト20は、その表面に媒体を静電吸着させて搬送するようになっている。支持ロール40は、媒体搬送ベルト20の内周面側に配置されて支持するようになっている。駆動ロール42は、媒体搬送ベルト20の内周面側に配置されて、媒体搬送ベルト20が矢印V方向に周回移動するように、媒体搬送ベルト20を駆動するようになっている。各転写ロール22は、媒体搬送ベルト20を挟んで、各感光体ドラム12の反対側に、媒体搬送ベルト20の内周面側を押圧するように配置されている。
〈定着装置〉
定着装置64は、媒体に転写されたトナー画像を、媒体に定着させる機能を有する。定着装置64は、定着ロール64Aと、加圧ロール64Bと、を備えている。定着ロール64Aは、媒体上のトナーに、熱を付与する機能を有する。また、加圧ロール64Bは、定着ロール64Aに対向して配置され、媒体上のトナーに、圧力を付与する機能を有する。なお、定着装置64は、転写装置36に対して媒体の搬送方向Vの下流側に配置されている。
〔排出部〕
排出部68は、トナー画像が定着された媒体が排出させる機能を有する。排出部68は、排出ロール68Aと、媒体トレイ68Bと、を備えている。排出ロール68Aは、定着装置64に対して媒体の搬送方向Vの下流側に配置され、トナー画像が定着された媒体を、媒体トレイ68Bに向けて搬送する機能を有する。また、媒体トレイ68Bは、トナー画像が定着された媒体を、重ねて配置させる機能を有する。
〔媒体搬送部〕
媒体搬送部74は、媒体を媒体収容部28から、媒体の搬送方向Vに沿って搬送する機能を有する。また、媒体搬送部74には、媒体の表面への画像形成が行われた後、裏面への画像形成を行うため媒体を反転させる機能を有する。
媒体搬送部74は、媒体を反転させるための媒体反転部70が備えられている。なお、排出ロール66は、搬送方向Vと逆の方向へ媒体を搬送させることができるようになっており、媒体反転部70は、搬送方向Vと逆の方向へ搬送される媒体を、再度媒体搬送ベルト20に引き渡す機能を有する。
〔制御部〕
制御部50は、画像形成装置10の各部(媒体収容部28、画像形成部90、排出部68及び媒体搬送部74)を、制御する機能を有する。
<画像形成装置の動作>
次に、本発明の実施の形態に係る画像形成装置10による、画像形成動作について説明する。
画像形成装置10を作動させると、各感光体ドラム12の表面が各帯電装置16によって帯電される。
次に、露光装置17から画像データに対応した各光ビームが、帯電後の各感光体ドラム12の表面に出射される。各感光体ドラム12の表面には、各光ビームに対応した静電潜像が形成される。
次に、これらの静電潜像に対して各現像装置26が各色のトナー画像を現像させ、各感光体ドラム12の表面には各色のトナーのトナー画像が形成される。
次に、イエロー用の感光体ドラム12Y、マゼンタ用の感光体ドラム12M、シアン用の感光体ドラム12C、ブラック用の感光体ドラム12Kの順で、各トナー画像が媒体搬送ベルト20上に静電吸着されて媒体に転写され、各トナー画像が重ね合わされる。これにより、媒体上には、カラー(Y、M、C)とブラック(K)とのカラートナー画像が形成される。
次に、媒体は、媒体搬送部74により、定着装置64に搬送され、定着ロール64Aと加圧ロール64Bとで形成される接触部(ニップ部)を通過する。その際、定着ロール64Aと加圧ロール64Bとから与えられる熱と圧力とにより、カラートナー画像が媒体に定着される。
最後に、媒体は、画像形成装置10の上部の排出部68に排出され、媒体へのカラー画像形成動作が終了する。なお、媒体の表面にトナー画像を転写、定着させた後、裏面にもトナー画像を転写、定着させる場合には、媒体を媒体反転部70により反転させて、トナー画像の転写、定着が行われ、その後排出部68に排出されて、媒体へのカラー画像形成動作が終了する。
<要部の構成>
次に、本実施形態の要部である帯電装置16について、図面を参照しつつ詳しく説明する。帯電装置16は、図3に示されるとおり、帯電ロール14と、清掃部材100と、軸受部110と、を含んで構成されている。帯電装置16は、図1に示されるとおり、装置奥行き方向手前側(正面側)から見て、感光体ドラム12の左側に配置されている。ここで、帯電ロール14は、被清掃部材の一例である。
〔帯電ロール〕
帯電ロール14は、図3及び図4に示されるように、円柱状の回転軸14Aと、回転軸14Aの外周面に固定された帯電層14Bと、を備えている。なお、帯電ロール14の直径は、一例としてφ7mmとされている。
また、帯電ロール14は、図3に示されるように、装置高さ方向又は装置幅方向から見ると、帯電層14Bの両端部から回転軸14Aがはみ出している。
帯電層14Bは、図2に示されるように、回転軸14A側に導電性弾性層14B1を備えている。さらに、帯電層14Bは、導電性弾性層14B1の外周面に表面層14B2を備えている。
そして、帯電ロール14の外周面(帯電ロール14における、表面層14B2の半径方向外側に形成される面)は、図1及び図3に示されるように、感光体ドラム12の表面を押圧した状態で配置されている。そして、帯電ロール14は、感光体ドラム12が自軸中心に矢印R方向(図1参照)に回転することにより、矢印R1方向(図2参照)に従動回転しながら、感光体ドラム12の表面を帯電するようになっている。
〔軸受部〕
軸受部110は、図3に示されるように、軸受112と、圧縮ばね116と、を備えている。また、軸受部110は、図3に示されるように、帯電ロール14の回転軸14Aの軸方向両端側(装置奥行き方向両側)に対となって配置されている。
〈軸受〉
軸受112は、長尺状の部材とされている。また、軸受112は、導電性の部材とされている。軸受112の長手方向一端側は、帯電ロール14の回転軸14Aの軸方向両端部を、回転可能に支持している。また、軸受112は、装置奥行き方向から見ると、長尺状の貫通穴114が形成されている。
〈圧縮ばね〉
圧縮ばね116は、軸受112の長手方向他端側と、プロセスカートリッジ18の壁部18Aとの間に圧縮した状態で挟まれて配置されている。このため、圧縮ばね116は、軸受112の長手方向他端側を押圧している。このため、圧縮ばね116に押圧された軸受112は、帯電ロール14を感光体ドラム12の外周面に押圧している。なお、圧縮ばね116の両端部は、それぞれ軸受112及び壁部18Aに位置決めされている。
また、一方の圧縮ばね116には、高圧電源(図示省略)から電力が給電されるようになっている。そして、圧縮ばね116に給電された電力は、軸受112を介して、帯電ロール14に供給されるようになっている。
〔清掃部材〕
清掃部材100は、図3に示されるように、清掃体102と、接触部材104と、支持部材106と、を含んで構成されている。また、清掃部材100は、図1及び図2に示されるように、装置奥行き方向手前側(正面側)から見て、帯電ロール14の左側に配置されている。
〈清掃体〉
清掃体102は、図2に示されるように、発泡体で形成された無端状のベルトとされている。また、清掃体102は、図3に示されるように、装置高さ方向から見ると、長尺状とされており、帯電ロール14の回転軸14Aの軸方向に沿って配置されている。
〈接触部材〉
接触部材104は、図2に示されるように、装置奥行き方向から見ると、清掃体102の内周面の一部に接触した円柱状の部材とされている。また、接触部材104の外周面の周長(清掃体102の回転方向R2の周長)は、清掃体102の内周面の周長よりも短くされている。このため、接触部材104は、図2に示されるように、清掃体102の内周面の一部に接触しつつ、隙間を空けて配置されている。また、接触部材104は、図3に示されるように、装置高さ方向から見ると、長尺状とされており、帯電ロール14の回転軸14Aの軸方向に沿って配置されている。また、接触部材104は、一対の軸受112の貫通穴114からはみ出して、プロセスカートリッジ18の壁部18Aに固定されている。そして、接触部材104は、清掃体102を、清掃体102の幅方向全域に亘って帯電ロール14の外周面に接触させている。ここで、清掃体102の幅方向とは、装置奥行き方向(又は、清掃体102の回転方向(矢印R2方向)の回転軸方向)を示す。なお、接触部材104は、壁部18Aに固定されているため、その自軸を中心に回転しない。
接触部材104は、図2に示されるように、装置奥行き方向から見ると、清掃体102の内周面に食い込んで接触している。このため、接触部材104と清掃体102とは、ニップ部N1を形成している。そして、清掃体102における、清掃体102を挟んだニップ部N1の反対側の部位には、清掃体102と帯電ロール14とにより、ニップ部N2が形成されている。なお、清掃体102と帯電ロール14とにニップ部N2が形成された状態では、帯電ロール14の外周面が清掃体102の外周面に食い込んで接触している。このため、ニップ部N2において、清掃体102は、圧縮された状態とされている。
〈支持部材〉
支持部材106は、図2に示されるように、装置奥行き方向から見ると、清掃体102の内周面の内側であって、接触部材104を挟んで、帯電ロール14の反対側の部位に配置された円柱状の部材とされている。また、支持部材106は、図3に示されるように、装置高さ方向から見ると、長尺状とされており、帯電ロール14の回転軸14Aの軸方向に沿って配置されている。そして、支持部材106は、一対の軸受112の貫通穴114からはみ出して、プロセスカートリッジ18の壁部18Aに固定されている。また、支持部材106は、壁部18Aに固定されているため、その自軸を中心に回転しない。
〈清掃部材を構成する清掃体、接触部材及び支持部材の関係〉
清掃体102は、図2に示されるように、帯電ロール14が回転軸14Aを中心に矢印R1方向に回転すると、接触部材104により形成されたニップ部N2で、帯電ロール14から摩擦力を受けて、矢印R2方向に沿って従動回転するようになっている。そして、清掃体102は、帯電ロール14に従動回転しながら、帯電ロール14の外周面を清掃するようになっている。なお、支持部材106は、従動回転する清掃体102を支持(案内又は姿勢矯正)するようになっている。
<第1実施形態の作用>
以下、本実施形態の作用について、図面を参照しつつ説明する。まず、本実施形態の作用を比較例(比較例1及び比較例2)と比較して説明する。以下の説明において、本実施形態で用いた部品等を用いる場合、その部品等の符号をそのまま用いて説明する。
〔比較例1との比較〕
まず、本実施形態の比較例として以下に説明する比較例1を想定したうえで、本実施形態と比較する。
比較例1の清掃部材は、回転軸と、この回転軸の外周面を被覆して固定された清掃体と、を備えている。そして、比較例1の帯電装置では、帯電ロール14が回転軸14Aを中心に回転すると、清掃体は回転軸と一体となって、帯電ロール14に従動回転しながら、帯電ロール14の外周面を清掃するようになっている。なお、この清掃体は、本実施形態の発泡体と同様の材質で構成されている。比較例1の帯電装置では、清掃部材以外の構成は、本実施形態の帯電装置16と同様とされている。
比較例1の場合、帯電ロール14に従動回転する清掃部材は、清掃体が回転軸と一体となって回転するため、比較例1の清掃部材の慣性モーメントの大きさは、清掃体の慣性モーメント、回転軸の慣性モーメントと、を合わせた大きさとなる。
また、前述のとおり、帯電ロール14の直径は、φ7mmとされている。このため、帯電ロール14は、清掃部材を従動回転させ難い。また、比較例1の場合、清掃体の従動率が低い。そして、清掃体の従動率が低い場合、帯電ロール14の外周面に付着したトナー、外添剤等の被清掃物が帯電ロール14の外周面から除去されずに残ってしまうため、帯電ロール14の清掃不良に起因する感光体ドラム12の帯電不良が生じ得る。ここで、従動率とは、帯電ロール14の周速(外周面の回転速度)に対する清掃体102の周速(外周面の回転速度)の比(百分率)を示す。具体的には、以下のようにして測定する。この測定では、画像形成装置10からプロセスカートリッジ18を取り外し、帯電ロール14及び清掃部材100(清掃体102)の外周面に光を反射するマーキングテープを貼り付ける。次いで、この測定では、プロセスカートリッジ18を構成する感光体ドラム12を回転させながら、帯電ロール14及び清掃部材100(清掃体102)の外周面に入射して反射する光を検出することで、帯電ロール14及び清掃体102の周速を測定する。この測定では、一例としてディジタルハンディタコメータHT−4200を用いる。そして、測定した帯電ロール14及び清掃体102の周速の比から従動率を求める。
これに対して、本実施形態の帯電装置16では、帯電ロール14に従動回転する部材は、清掃体102のみであり、接触部材104及び支持部材106は回転しない(図2及び図3参照)。つまり、本実施形態の清掃部材100の慣性モーメントの大きさは、清掃体102の慣性モーメントの大きさとなる。
したがって、本実施形態の清掃部材100によれば、比較例1の場合に比べて、慣性モーメントを小さくできる。
また、これに起因して、本実施形態の清掃体102は、比較例1の場合に比べて、帯電ロール14に従動回転され易い。そのため、本実施形態の清掃体102は、比較例1の場合に比べて、従動率が高い。
したがって、本実施形態の帯電装置16によれば、比較例1の場合に比べて、帯電ロール14の清掃不良に起因する感光体ドラム12の帯電不良が抑制される。さらに、本実施形態の画像形成装置10によれば、比較例1の場合に比べて、感光体ドラム12の帯電不良に起因する画像形成不良が抑制される。
〔比較例2との比較〕
次に、本実施形態の比較例として以下に説明する比較例2を想定したうえで、本実施形態と比較する。
比較例2の清掃部材は、支持部材106を備えていない。比較例2では、この点以外の構成は、本実施形態と同様とされている。なお、比較例2は、本発明の一態様である。
比較例2の清掃部材は、支持部材106を備えていない。換言すれば、比較例2の清掃体は接触部材104及び感光体ドラム12によって挟まれた部位のみでしか支持されていないため、清掃体102が感光体ドラム12に従動回転している場合の姿勢は、清掃体102が静止している場合の姿勢と異なる。このため、比較例2の清掃体は、感光体ドラム12に従動回転することで、プロセスカートリッジ18の壁部18Aに衝突、接触して、不安定に回転する。その結果、比較例2の清掃部材は、帯電ロール14の清掃不良を起こし得る。
これに対して、本実施形態の清掃部材100では、清掃体102の内周面の内側に、清掃体102を支持する支持部材106が備えられている。そのため、本実施形態の清掃部材100では、従動回転する清掃体102が定められた姿勢に支持(案内又は矯正)される。
したがって、本実施形態の清掃部材100によれば、比較例2の場合に比べて、清掃体102が安定して従動回転する。また、これに伴い、本実施形態の清掃部材100によれば、比較例2の場合に比べて、帯電ロール14の清掃不良が抑制される。
≪第2実施形態≫
次に、第2実施形態について、図4を参照しつつ説明する。以下の説明において、第1実施形態で用いた部品等を用いる場合、その部品等の符号をそのまま用いて説明する。
<第2実施形態の構成>
第2実施形態の帯電装置16Aは、装置奥行き方向手前側(正面側)から見て、感光体ドラム12の上側に配置されている。より具体的には、帯電ロール14は、感光体ドラム12の上側に配置されている。さらに、清掃部材100Aは、帯電ロール14の上側に配置されている。清掃部材100Aを構成する支持部材106は、図4に示されるように、装置奥行き方向から見ると、接触部材104を挟んで帯電ロール14の反対側の部位に、換言すれば、接触部材104の上側の部位に、配置されている。その他の構成は、第1実施形態の場合と同様である。
<第2実施形態の作用>
本実施形態の作用は、第1実施形態の場合と同様である。
≪第3実施形態≫
次に、第3実施形態について、図5及び図6を参照しつつ説明する。以下の説明において、上記実施形態で用いた部品等を用いる場合、その部品等の符号をそのまま用いて説明する。
<第3実施形態の構成>
第3実施形態の帯電装置16Bは、装置奥行き方向手前側(正面側)から見て、感光体ドラム12の下側に配置されている。より具体的には、帯電ロール14は、感光体ドラム12の下側に配置されている。さらに、清掃部材100Bは、帯電ロール14の下側に配置されている。なお、本実施形態の清掃部材100Bは、清掃体102と、接触部材104と、を備えているが、支持部材106を備えていない。その他の構成は、第1実施形態の場合と同様である。
<第3実施形態の作用>
本実施形態の作用は、上記実施形態の場合と同様である。第3実施形態の清掃部材100Bは帯電ロール14に対して下側に配置されているため、従動回転する清掃体102は、自重によって姿勢が定められる。
≪第3実施形態の変形例≫
次に、第3実施形態の変形例について、図7を参照しつつ説明する。以下の説明において、上記実施形態で用いた部品等を用いる場合、その部品等の符号をそのまま用いて説明する。
<第3実施形態の変形例の構成>
本変形例の帯電装置16B1は、図7に示されるとおり、第3実施形態の帯電装置16Bの軸受部110に換えて、軸受部110Aを備えている。軸受部110Aは、軸受112Aと、圧縮ばね116と、を備えている。軸受112Aの長手方向一端側は、帯電ロール14の回転軸14Aの軸方向両端部を、回転可能に支持している。また、軸受112Aには、穴部114Aが形成されている。そして、軸受112Aは、穴部114Aに接触部材104の両端部を圧入させて固定している。圧縮ばね116は、軸受112の長手方向他端側を押圧している。このように、本変形例の帯電装置16B1では、帯電ロール14及び接触部材104は、軸受112Aに対して位置決めされている。その他の構成は、第1実施形態の場合と同様である。
<第3実施形態の変形例の作用>
本変形例の清掃体102は、帯電ロール14が回転すると、軸受112Aに位置決めされた帯電ロール14及び接触部材104に挟まれた状態で周回移動する。このため、本変形例の接触部材104と帯電ロール14の外周面との間隔は、接触部材104が軸受112Aに固定されて位置決めされていない場合に比べて、変動し難い。なお、本変形例は、第1及び第2実施形態にも適用可能である。
したがって、本変形例の清掃部材100Bによれば、接触部材104が軸受112Aに固定されて位置決めされていない場合に比べて、清掃体102が蛇行し難い。
なお、その他の本変形例の作用は、上記実施形態の場合と同様である。
≪第4実施形態≫
次に、第4実施形態について、図8を参照しつつ説明する。以下の説明において、上記実施形態で用いた部品等を用いる場合、その部品等の符号をそのまま用いて説明する。
<第4実施形態の構成>
第4実施形態の帯電装置16Cは、装置奥行き方向手前側(正面側)から見て、感光体ドラム12の下側に配置されている。より具体的には、帯電ロール14は、感光体ドラム12の下側に配置されている。さらに、清掃部材100Cは、帯電ロール14の下側に配置されている。
また、本実施形態の清掃部材100Cは、清掃体102と、2つの接触部材104と、を備えている。2つの接触部材104は、装置奥行き方向から見ると、感光体ドラム12の自軸と帯電ロール14の回転軸14Aの中心とを結ぶ仮想線Lに対して、線対称に配置されている。そして、清掃体102は、帯電ロール14の外周面に対して、2つの接触部材104に押圧される部位と、清掃体102の周回移動方向(矢印R2方向)の上流側の接触部材104から下流側の接触部材104に亘る部位と、でニップ部N2を形成している。その他の構成は、第1実施形態の場合と同様である。
<第4実施形態の作用>
本実施形態の清掃部材100Cは、接触部材104が2本備えられている。そのため、清掃体102と帯電ロール14とのニップ部N2は、接触部材104が1本である場合に比べて、清掃体102の周回移動方向(矢印R2方向)において長い。
したがって、本実施形態の清掃部材100Cによれば、接触部材104が1本である場合に比べて、帯電ロール14の外周面の清掃性(清掃能力)が向上する。なお、その他の本変形例の作用は、上記実施形態の場合と同様である。
以上のとおり、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の実施形態が可能である。
例えば、第1及び第2実施形態では、支持部材106が1つであるとして説明したが、清掃体102の内周面側に隙間が形成されれば、支持部材106は複数あってもよい。
また、上記の各実施形態及び変形例では、接触部材104が壁部18A又は軸受112に固定されているとして説明したが、接触部材104は、壁部18A又は軸受112に回転可能に支持されていてもよい。
また、上記の各実施形態及び変形例では、接触部材104及び支持部材106の形状は円柱状であるとして説明した。しかしながら、接触部材104は清掃体102をその内周面から押圧でき、支持部材106は清掃体102をその内周面から支持できれば、形状は円柱状に限られない。例えば、板状の部材であってもよい。
また、上記の各実施形態及び変形例では、接触部材104は清掃体102を押圧することで、清掃体102と帯電ロール14とにニップ部N2を形成させる機能を有するとして説明した。しかしながら、接触部材104は、清掃体102にニップ部N2を形成させる機能を有すれば、別の機能を持ち合わせてもよい。例えば、画像形成動作時に、接触部材104に電力を供給し、清掃体102を静電分極させて、清掃体102に、帯電ロール14の外周面のトナー等の被清掃物を静電気力によって除去させる機能を持たせてもよい。
また、上記の各実施形態及び変形例では、軸受部110の軸受112と、接触部材104とは、別の部材として、接触部材104を軸受112に固定するとして説明した。しかしながら、軸受112及び接触部材104が、それぞれの機能を果たせば、軸受112及び接触部材104を一体成形して構成してもよい。
また、上記の各実施形態及び変形例では、それぞれ別々の形態として説明したが、これらの実施形態の個々の要素を組み合わせた形態としてもよい。例えば、第4実施形態の清掃部材100Cに、第1実施形態の支持部材106を組み合わせてもよい。
また、上記の各実施形態及び変形例では、被清掃部材の一例は帯電ロール14として説明したが、清掃部材100、100A、100B、100Cが被清掃部材に従動回転する構成であれば、被清掃部材は帯電ロール14に限られない。例えば、被清掃部材は、転写ベルト(中間転写ベルト)、クリーニングロール(感光体ドラム、中間転写ベルト等を清掃するロール)等であってもよい。
≪実施例≫
<概要>
以下、清掃部材を、実施例(実施例1〜5)及び比較例(比較例1、2)の通り作製した。そして、実施例(実施例1〜5)及び比較例(比較例1、2)に対して、各清掃部材の清掃能力の評価を行った。実施例(実施例1〜5)及び比較例(比較例1、2)の清掃部材の条件は、図9の表のとおりである。
〔清掃部材の清掃能力の評価〕
各清掃部材の清掃能力の評価は、以下の2点(印字試験及び従動率の試験)の評価によって行った。評価の結果は、図10の表のとおりである。
〈印字試験〉
印字試験は、各実施例(実施例1〜5)及び各比較例(比較例1、2)の清掃部材で構成されるプロセスカートリッジを、富士ゼロックス(株)製DocuCentre−IV C2260に組み込んで、連続印字試験を行った。
印字試験の条件は、30%濃度ハーフトーン1枚を1Jobとして印字指示を送り、その都度、清掃体の周回移動が止まり、断続的に周回するようにした。なお、印字試験では、感光体ドラムが25、000回回転する毎に、清掃体の従動回転不良による帯電ロール14の清掃斑に起因する印字縦方向の濃度斑(以下、本試験の濃度斑という。)を目視で確認することで行った。
印字試験は、感光体ドラムの最大回転数を1、000、000回転までとして行った。 そして、印字試験では、感光体ドラムの回転数が1、000、000回転になった時点で本試験の濃度斑が発生しなかった場合を、◎とした。
また、感光体ドラムの回転数が500、000回転を越えて1、000、000回転を越えなかった時点で、本試験の濃度斑が発生した場合を○とした。
また、感光体ドラムの回転数が300、000回転を越えて500、000回転を越えなかった時点で、本試験の濃度斑が発生した場合を△とした。
また、感光体ドラムの回転数が300、000回転を越えなかった時点で、本試験の濃度斑が発生した場合を×とした。
〈従動率の試験〉
従動率の試験は、上記印字試験の終了後にプロセスカートリッジを取り出し、プロセスカートリッジを、従動率を測定するための冶具に取付けておこなった。この治具では、感光体ドラムの回転速度を、感光体ドラムがDocuCentre−IV C2260で回転する場合の速度で回転させる。この場合、帯電ロール14及び清掃体の外周面に光を反射するマーキングテープが、貼りつけられている。そして、治具を構成するディジタルハンディタコメータHT−4200(小野測器(株)製)により、帯電ロール14及び清掃体の外周面の周回移動速度を測定し、帯電ロール14に対する清掃体の従動率を測定した。
従動率の試験では、従動率が95%以上の場合を○、従動率が80%以上95%未満の場合を△、従動率が80%未満の場合を×とした。
〈総合判定の方法〉
各清掃部材の清掃能力の評価では、印字試験及び従動率の試験の評価結果に対し、印字試験の結果が◎の場合、総合評価を◎とした。
また、各清掃部材の清掃能力の評価では、印字試験及び従動率の試験の評価結果に対し、少なくとも何れか一方が○の場合、総合評価を○とした。
また、各清掃部材の清掃能力の評価では、印字試験及び従動率の試験の評価結果に対し、何れも△の場合、総合評価を△とした。
また、各清掃部材の清掃能力の評価では、印字試験及び従動率の試験の評価結果に対し、少なくとも何れか一方が×の場合、総合評価を×とした。
そして、各清掃部材の清掃能力の評価では、総合評価が、◎、○及び△の場合を合格とした(図10の表を参照)。
〔実施例(実施例1〜5)及び比較例(比較例1及び2)の条件〕
以下、実施例(実施例1〜5)及び比較例(比較例1及び2)の条件について、説明する。なお、すべての実施例及び比較例において、帯電ロールは上記実施形態の帯電ロール14を用いた。
〔実施例1〕
実施例1における清掃体及び接触部材は、以下のとおりとした。また、実施例1における清掃体及び接触部材は、以下のように、プロセスカートリッジに取り付けた。
〈清掃体〉
実施例1の清掃体は、ポリエーテルポリオールとイソシアネートとを混合して得られたウレタン樹脂を加熱硬化させ、3次元網目構造とされるウレタン材料((株)イノアックコーポレーション製)を、外径φ8mm、内径φ4mmの円筒状となるように、切削、穴あけ加工し長尺方向の幅が320mmとなるように両端を切断して得たものを用いた。なお、上記ウレタン材料は、密度70kg/m、セル数70個/25mmであった。
〈接触部材〉
実施例1の接触部材は、ABS製樹脂を加熱成形し、外径φ3mm、全長350mmの軸体を用いた。
〈プロセスカートリッジへの取付方法〉
実施例1では、上記プロセスカートリッジに、帯電ロール14の軸受(導電性POM製)にφ3.05mmの貫通穴を開け、更に、上記プロセスカートリッジの筐体にφ3.05mm、深さ2.5mmの取付穴を開けた。そして、上記接触部材が上記清掃体の内周面側となるように、上記清掃体及び上記接触部材を、上記プロセスカートリッジに装着可能となるように取り付けた。なお、上記貫通穴及び取付穴の位置は、帯電ロール14に対する清掃体の食い込み量が0.4mmとなるようにした。なお、実施例1における感光体ドラム、帯電ロール14及び清掃部材との位置関係は、装置奥行き方向手前側(正面側)から見ると、図5のようになった。
〔実施例2〕
実施例2における清掃体及び接触部材は、以下のとおりとした。また、実施例2における清掃体及び接触部材は、以下のように、プロセスカートリッジに取り付けた。
〈清掃体〉
実施例2の清掃体は、実施例1の清掃体を用いた。
〈接触部材〉
実施例2の接触部材は、外径φ3mm、全長350mmのSUM−Ni鋼材(硫黄快削鋼にニッケルメッキを施したもの)で構成される軸体を用いた。
〈プロセスカートリッジへの取付方法〉
実施例2では、実施例1と同様に加工したプロセスカートリッジに、帯電ロール14の軸受(導電性POM製)にφ3.05mmの貫通穴を開け、更に上記プロセスカートリッジの筐体にφ3.05mm、深さ2.5mmの取付穴を開けた。そして、上記接触部材が上記清掃体の内周面側となるように、上記清掃体及び上記接触部材を、上記プロセスカートリッジに装着可能となるように取り付けた。なお、上記貫通穴及び取付穴の位置は、帯電ロール14に対する清掃体の食い込み量が0.4mmとなるようにした。また、上記接触部材にアルミニウム製板電極を取付け、印字試験において、Model610C(トレック社製)により、接触部材に直流500V相当の電力を給電した。なお、実施例1における感光体ドラム、帯電ロール14及び清掃部材との位置関係は、装置奥行き方向手前側(正面側)から見ると、図5のようになった。
〔実施例3〕
実施例3における清掃体及び接触部材は、以下のとおりとした。また、実施例3における清掃体及び接触部材は、以下のように、プロセスカートリッジに取り付けた。
〈清掃体〉
実施例3の清掃体は、実施例1及び実施例2の清掃体を用いた。
〈接触部材〉
実施例3の接触部材は、ABS製樹脂を加熱成形し、外径φ1.2mm、全長350mmの2本の軸体を用いた。
〈プロセスカートリッジへの取付方法〉
実施例3では、上記プロセスカートリッジに、帯電ロール14の軸受(導電性POM製)にφ1.25mmの貫通穴を2つ開け、更に上記プロセスカートリッジの筐体にφ1.25mm、深さ2.5mmの取付穴を2つを開けた。そして、上記2本の接触部材が上記清掃体の内周面側となるように、上記清掃体及び上記2本の接触部材を、上記プロセスカートリッジに装着可能となるように取り付けた。
なお、上記2本の接触部材と清掃体との位置関係は、以下のようにした。まず、上記2本の接触部材の装置幅方向側の位置は、帯電装置を装置奥行き方向手前側(正面側)から見て、感光体ドラムの軸中心と帯電ロール14の軸中心とを結ぶ仮想直線Lから両側に0.6mmずつずれた位置に、それぞれの接触部材の軸心となるようにした。また、上記2本の接触部材の装置高さ方向側の位置は、帯電ロール14に対する清掃体の食い込み量が0.4mmとなるように、上記2本の接触部材を、上記プロセスカートリッジに取り付けた。なお、実施例3における感光体ドラム、帯電ロール14及び清掃部材との位置関係は、装置奥行き方向手前側(正面側)から見ると、図8のようになった。
〔実施例4〕
実施例4における清掃体及び接触部材は、以下のとおりとした。また、実施例4における清掃体及び接触部材は、以下のように、プロセスカートリッジに取り付けた。
〈清掃体〉
実施例4の清掃体は、ポリイミドフィルム(宇部興産(株)製ユーピレックス-75S、膜厚75μm、体積抵抗率1014Ωcm)を、外径φ8mmの円筒となるように適宜切り出した後接着して得た。なお、清掃体の内径は、φ7.85mmとした。
〈接触部材〉
実施例4の接触部材は、実施例1の接触部材を用いた。
〈プロセスカートリッジへの取付方法〉
実施例4では、清掃体及び接触部材を、実施例1の場合と同様に、プロセスカートリッジに取り付けた。
〔実施例5〕
実施例5における清掃体及び接触部材は、以下のとおりとした。また、実施例5における清掃体及び接触部材は、以下のように、プロセスカートリッジに取り付けた。
〈清掃体〉
実施例5の清掃体は、実施例4の清掃体を用いた。
〈接触部材〉
実施例5の接触部材は、実施例1の接触部材を用いた。
〈プロセスカートリッジへの取付方法〉
実施例5では、清掃体及び接触部材を、実施例1の場合と同様に、プロセスカートリッジに取り付けた。なお、実施例5では、実施例2と同様、上記接触部材にアルミニウム製板電極を取付け、印字試験において、Model610C(トレック社製)により、接触部材に直流500V相当の電力を給電した。
〔比較例1〕
比較例1における清掃体及び接触部材は、以下のとおりとした。また、比較例1における清掃体及び接触部材は、以下のように、プロセスカートリッジに取り付けた。
〈清掃部材(清掃体及び接触部材)〉
比較例1の清掃体は、実施例1の清掃体を用いた。また、比較例1の接触部材は、ABS製樹脂を加熱成形し、外径φ5mm、全長350mmの軸体を用いた。なお、上記接触部材の外径は、上記清掃体の内径より大きい。このため、上記接触部材の外周面に上記清掃体を被せて固定すると、清掃部材は、外径φ9mmの清掃部材(図示省略)となった。
〈プロセスカートリッジへの取付方法〉
比較例1では、上記清掃部材を、上記プロセスカートリッジに、実施例1の場合と同様の方法で、取付けた。
〔比較例2〕
比較例2における清掃体及び接触部材は、以下のとおりとした。また、比較例2における清掃体及び接触部材は、以下のように、プロセスカートリッジに取り付けた。
〈清掃部材(清掃体及び接触部材)〉
比較例1の清掃体は、実施例1の清掃体をφ8mmの円筒状に切削加工し、全長310mmとなるように両端を切断し、更に、内径φ4mmとなるように穴開け加工したものを用いた。また、比較例1の接触部材は、ステンレス(SUS304)製の軸(外径φ4.00mm、全長=320mm)を用意した。そして、上記接触部材の外周面に、ホットメルト型の接着剤を塗布し、上記清掃体に、上記接触部材を挿入して、上記接触部材の外周面に上記清掃体を加熱接着して固定した。このようにして、清掃部材(図示省略)を作製した。
〈プロセスカートリッジへの取付方法〉
比較例2では、上記清掃部材を、上記プロセスカートリッジに、実施例1の場合と同様の方法で、取付けた。
<考察>
以下、図10の表に示される、実施例(実施例1〜5)及び比較例(比較例1及び2)の評価結果に基づいて、考察する。
〔考察1〕
図10の表によれば、すべての実施例(実施例1〜5)は、総合判定において合格となっている。これに対して、すべての比較例(比較例1及び2)は、総合判定において合格とはなっていない。ここで、図10の表をより詳しく観察すると、実施例1〜5の場合、従動率が90%以上であるのに対して、比較例1及び2では、従動率が50%以下となっている。このことから、清掃体が帯電ロール14に従動回転しないことによる帯電ロール14の清掃不良が生じた結果、印字縦方向の濃度斑が発生したと考えられる。
また、実施例1〜5の清掃部材では、図5又は図8に示されるように、接触部材の外周面の周長は、清掃体の内周面の周長よりも短く構成されている。そして、実施例1〜5の清掃部材では、清掃体のみが帯電ロール14に従動回転するようになっている。これに対して、比較例1及び2の清掃部材は、回転軸と清掃体とが一体となって、帯電ロール14に従動回転するようになっている。このことから、実施例1〜5の清掃部材は、比較例1及び2の清掃部材に比べて、慣性モーメントが小さいため、清掃体が帯電ロール14に従動し易いと考えられる。
〔考察2〕
図10の表によれば、実施例1〜5のうち、実施例3は、総合判定において最も良い結果となっている。ここで、実施例1、2、4及び5の形態が図5のように構成されているのに対し、実施例3の形態が図8のように構成されている。このことから、実施例3のように、清掃体の周回移動方向におけるニップ部N2の幅が大きい方が、印字縦方向の濃度斑に対して有利であると考えられる。また、接触部材の数が多い方が、印字縦方向の濃度斑に対して有利であると考えられる。
〔考察3〕
図10の表によれば、実施例1〜3は、実施例4及び5より、総合判定において良い結果となっている。ここで、実施例1〜3の清掃体はウレタン材料(弾性体)で構成されているのに対し、実施例4及び5の清掃体はポリイミドフィルムで構成されている。また、ウレタン材料は、接触部材に内周面から押圧されると、帯電ロール14に食い込まれて大きく圧縮される(凹む)のに対し、ポリイミドフィルムは、ウレタン材料に比べて大きく圧縮されない。つまり、実施例1〜3のウレタン材料で構成された清掃体は、実施例4及び5のポリイミドフィルムで構成された清掃体に比べて、弾性的性質を有する。
このことから、実施例1〜3のように弾性的性質が大きい方が、実施例4及び5の場合に比べて、印字縦方向の濃度斑に対して有利であると考えられる。
また、実施例1〜3の従動率は、実施例4及び5の従動率より高い。このことから、実施例1〜3のように従動率が高い方が、実施例4及び5のように従動率の低い場合に比べて、印字縦方向の濃度斑に対して有効であると考えられる。
〔考察4〕
図10の表によれば、実施例5は、実施例4より、総合判定において最も良い結果となっている。ここで、実施例5の接触部材には500Vの電力が給電されているのに対し、実施例4の接触部材には電力が給電されていない。このことから、実施例5のように接触部材に電力が給電されている方が、実施例4の場合に比べて、印字縦方向の濃度斑に対して有利であると考えられる。
10 画像形成装置
10A 画像形成装置本体
12 感光体ドラム(像保持体の一例)
14 帯電ロール(被清掃部材の一例)
16 帯電装置
16A 帯電装置
16B 帯電装置
16B1 帯電装置
16C 帯電装置
18 プロセスカートリッジ(組立体の一例)
64 定着装置
100 清掃部材
100A 清掃部材
100B 清掃部材
100C 清掃部材
102 清掃体
104 接触部材
106 支持部材

Claims (6)

  1. 自軸中心に回転する被清掃部材に従動回転して、前記被清掃部材を清掃する無端状の清掃体と、
    前記清掃体の内周面の周長よりも短い周長の外周面を有し、前記清掃体の内周面の一部に接触して、前記清掃体を前記被清掃部材に前記清掃体の幅方向全域に渡って接触させる接触部材と、
    を備えた清掃部材。
  2. 前記接触部材を、複数備えた、
    請求項1記載の清掃部材。
  3. 前記清掃体の内側に配置され、前記清掃体を支持する支持部材、
    を備えた請求項1又は2記載の清掃部材。
  4. 自軸中心に回転しながら像保持体の表面を帯電させる、被清掃部材としての帯電部材と、
    前記帯電部材を前記清掃体により清掃する請求項1〜3何れか1項記載の清掃部材と、
    を備えた帯電装置。
  5. 請求項4記載の帯電装置と、
    前記帯電装置により帯電された表面にトナー像を保持する像保持体と、
    を備え、
    画像形成装置本体に対して一体として交換可能となるように組立てられた組立体。
  6. 請求項4記載の帯電装置と、
    前記帯電装置により帯電された表面にトナー像を保持する像保持体と、
    前記像保持体に保持されたトナー像が転写された媒体に、トナー像を定着させる定着装置と、
    を備えた画像形成装置。
JP2014029704A 2014-02-19 2014-02-19 清掃部材、帯電装置、組立体及び画像形成装置 Active JP6217444B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014029704A JP6217444B2 (ja) 2014-02-19 2014-02-19 清掃部材、帯電装置、組立体及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014029704A JP6217444B2 (ja) 2014-02-19 2014-02-19 清掃部材、帯電装置、組立体及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015152913A true JP2015152913A (ja) 2015-08-24
JP6217444B2 JP6217444B2 (ja) 2017-10-25

Family

ID=53895164

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014029704A Active JP6217444B2 (ja) 2014-02-19 2014-02-19 清掃部材、帯電装置、組立体及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6217444B2 (ja)

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3510903A (en) * 1968-05-01 1970-05-12 Eastman Kodak Co Endless cleaning web
JPS61289372A (ja) * 1985-06-17 1986-12-19 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 定着装置
JPH02301779A (ja) * 1989-05-17 1990-12-13 Canon Inc 画像形成装置
JPH07219313A (ja) * 1994-02-01 1995-08-18 Canon Inc 帯電装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ
JP2000075750A (ja) * 1998-08-31 2000-03-14 Fuji Xerox Co Ltd クリーニング装置および画像形成装置
JP2003107924A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Toshiba Corp 画像形成装置及び画像形成方法
JP2007094315A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Ricoh Co Ltd 帯電装置、プロセスカ−トリッジ及び画像形成装置
JP2007199265A (ja) * 2006-01-25 2007-08-09 Fuji Xerox Co Ltd 清掃装置、及びこれを備えた画像形成装置
JP2010230788A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Fuji Xerox Co Ltd 清掃器、帯電装置、カートリッジ、および画像形成装置
JP2011107289A (ja) * 2009-11-14 2011-06-02 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2013205517A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置用の清掃部材、帯電装置、画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3510903A (en) * 1968-05-01 1970-05-12 Eastman Kodak Co Endless cleaning web
JPS61289372A (ja) * 1985-06-17 1986-12-19 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 定着装置
JPH02301779A (ja) * 1989-05-17 1990-12-13 Canon Inc 画像形成装置
JPH07219313A (ja) * 1994-02-01 1995-08-18 Canon Inc 帯電装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ
JP2000075750A (ja) * 1998-08-31 2000-03-14 Fuji Xerox Co Ltd クリーニング装置および画像形成装置
JP2003107924A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Toshiba Corp 画像形成装置及び画像形成方法
JP2007094315A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Ricoh Co Ltd 帯電装置、プロセスカ−トリッジ及び画像形成装置
JP2007199265A (ja) * 2006-01-25 2007-08-09 Fuji Xerox Co Ltd 清掃装置、及びこれを備えた画像形成装置
JP2010230788A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Fuji Xerox Co Ltd 清掃器、帯電装置、カートリッジ、および画像形成装置
JP2011107289A (ja) * 2009-11-14 2011-06-02 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2013205517A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置用の清掃部材、帯電装置、画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6217444B2 (ja) 2017-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3844658B2 (ja) 荷電ローラ、帯電装置、像担持体ユニット、画像形成装置及び荷電ローラへのフィルム材巻付方法
JP5504997B2 (ja) 清掃部材、帯電装置、転写装置、組立体、及び画像形成装置
US9423715B2 (en) Roller member, roller supporting mechanism, and image forming apparatus
US9500977B2 (en) Roller member, roller supporting mechanism, and metallic shaft for forming an image with a laser
JP2011191548A (ja) 清掃装置、組立体及び画像形成装置
US9417563B2 (en) Image forming apparatus
KR101486452B1 (ko) 청소체, 청소 장치, 대전 장치, 화상 형성 유닛 및 화상 형성 장치
JP2013029769A (ja) 画像形成装置
CN106292234B (zh) 清洁部件、图像保持体装置、充电装置和图像形成装置
JP2010145816A (ja) ベルト搬送装置及び画像形成装置
JP6217444B2 (ja) 清掃部材、帯電装置、組立体及び画像形成装置
US6445896B1 (en) Image forming apparatus including a charging device that contacts a portion of an image carrier belt spanning a driving roller and method of use
JP5509861B2 (ja) 清掃装置、帯電装置、組立体及び画像形成装置
JP6794134B2 (ja) 画像形成装置
JP2010049290A (ja) 画像形成装置
JP6677908B2 (ja) 帯電装置および画像形成装置
JP2008275821A (ja) 画像形成装置
JP6424461B2 (ja) 清掃部材、帯電装置、画像形成装置
JP7459964B2 (ja) トナー搬送装置およびそれを備えたクリーニング装置並びに画像形成装置
JP6318684B2 (ja) 清掃部材、帯電装置、組立体及び画像形成装置並びに清掃体の製造方法
JP2014191125A (ja) 帯電装置、組立体および画像形成装置
JP6209955B2 (ja) 帯電装置、及び画像形成装置
US9864302B2 (en) Image forming apparatus
JP2017106964A (ja) 画像形成装置
JP6946678B2 (ja) 転写装置、画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160722

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170523

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170712

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170829

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6217444

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350