JP2007094315A - 帯電装置、プロセスカ−トリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

帯電装置、プロセスカ−トリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】この発明は、転写残トナー中に含まれる外添剤や転写紙に含まれる填量等の成分が帯電部材に付着し、帯電部材と像担持体との間の空隙のインピーダンスに局部的なムラが生じ、最終的にこれが画像ムラとなって現れるという課題を解決しようとするものである。
【解決手段】この発明は、被帯電体3Bの被帯電面と帯電回転体41Bとの間に形成されるとともに、5〜100μmの距離に設定された最近接部を有する空隙と、該空隙に電界を発生させる電界発生手段と、帯電回転体41Bの表面に接触し帯電回転体41B上の付着物を除去する清掃部材42Bとを有し、清掃部材42Bの少なくとも表面付近がシリコンゴムで構成されたものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、帯電装置、プロセスカ−トリッジ、及び、複写機,レーザービームプリンタ等の画像形成装置に関する。
従来、複写機等の画像形成装置に使用する帯電装置としては、いわゆる近接帯電装置が知られている。近接帯電装置は、帯電部材の帯電面を、像担持体等の被帯電体の被帯電面に非接触状態で近接して配置することで、被帯電体の被帯電面と帯電部材の帯電面との間に所定の空隙(微小間隙)を確保し、帯電部材に帯電電圧を印加することにより、その空隙を介して被帯電面を所定の電位に帯電するものである。
この近接帯電装置によると、空中コロナ放電を利用するコロナ帯電装置に比べてオゾンの発生量が少なく、また、帯電ローラや帯電ブレードなどの帯電部材を被帯電面に接触させて帯電を行う接触帯電装置に比べて被帯電体に対する損傷が少ない等の利点がある。
非接触帯電装置は特許文献2、特許文献4、特許文献8などにより公知であり、接触帯電装置は特許文献1、特許文献3、特許文献5、特許文献6、特許文献7により公知である。
特許第3352810号公報 特開2003−173069号公報 特許第3380655号公報 特開2002−341627号公報 特許第3325165号公報 特開平8−62951号公報 特開2003−114565号公報 特開平8−202126号公報
上述の近接帯電装置においては、長期使用(耐久性)に伴い、帯電部材の表面に、転写残トナー中に含まれるシリカ等の外添剤や転写紙に含まれる填量等の成分が電気的または機械的に付着し、これにより帯電部材と像担持体との間の空隙のインピーダンスに局部的なムラが生じ、最終的にこれが画像ムラとなって現れる。特に、使用環境の湿度により、帯電部材表面の付着物が吸湿もしくは脱湿することで、上記インピーダンスのムラは増徴され、画像ムラも顕著となって異常画像が発生してしまう。
なお、これらの付着物を帯電部材の表面から除去すべく、ブラシ等の清掃部材で帯電部材の表面を清掃することがあるが、この場合、清掃効率を高めるためにブラシを高速で回転させたり、ブラシの剛性を上げたりすると、帯電部材表面の摩耗を促進し、帯電部材の寿命を短くしてしまうおそれがある。また、帯電部材と像担持体との間の空隙に向けて気流を形成する送風手段を備えることにより帯電部材の付着物を除去するようにした提案があるが、これは送風手段の設置により装置が複雑且つ高価で大型化してしまう問題がある。
本発明は、帯電部材上の付着物を安定して除去でき、異常画像の発生を防止することができる帯電装置、プロセスカ−トリッジ及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、移動可能な被帯電体の被帯電面に対して近接して配置される帯電回転体を有する帯電装置において、前記被帯電面と前記帯電回転体との間に形成されるとともに、5〜100μmの距離に設定された最近接部を有する空隙と、該空隙に電界を発生させる電界発生手段と、前記帯電回転体の表面に接触し前記帯電回転体上の付着物を除去する清掃部材とを有し、前記清掃部材の少なくとも表面付近がシリコンゴムで構成されたものである。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の帯電装置において、前記清掃部材が前記帯電回転体との接触により前記帯電回転体に連れ廻りするものである。
請求項3に係る発明は、請求項1または2記載の帯電装置において、前記清掃部材は、チューブ状のシリコンゴムに芯金を通して形成され、該芯金の外径が前記チューブ状のシリコンゴムの内径より十分に小さく、前記チューブ状のシリコンゴムが前記芯金の周りを空回りする構成であるものである。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか1つに記載の帯電装置において、前記清掃部材のほかに、前記帯電回転体の表面に接触し前記帯電回転体上の付着物を除去する第2の清掃部材を有するものである。
請求項5に係る発明は、請求項4記載の帯電装置において、前記第2の清掃部材の少なくとも表面付近がメラミンフォームであるものである。
請求項6に係る発明は、移動可能な被帯電体の被帯電面に対して近接して配置される帯電回転体を有する帯電装置において、前記被帯電面と前記帯電回転体との間に形成されるとともに、5〜100μmの距離に設定された最近接部を有する空隙と、該空隙に電界を発生させる電界発生手段と、前記帯電回転体の表面に接触し前記帯電回転体上の付着物を除去する清掃部材とを有し、前記清掃部材の少なくとも表面付近が発泡構造をしたシリコンフォームで構成されたものである。
請求項7に係る発明は、請求項6記載の帯電装置において、前記清掃部材が前記帯電回転体との接触により前記帯電回転体に連れ廻りするものである。
請求項8に係る発明は、請求項6または7記載の帯電装置において、前記清掃部材は、チューブ状のシリコンフォームに芯金を通して形成され、該芯金の外径が前記チューブ状のシリコンフォームの内径より十分に小さく、前記チューブが前記芯金の周りを空回りする構成であるものである。
請求項9に係る発明は、請求項6乃至8のいずれか1つに記載の帯電装置において、前記清掃部材のほかに、前記帯電回転体の表面に接触し前記帯電回転体上の付着物を除去する第2の清掃部材を有するものである。
請求項10に係る発明は、感光体、帯電手段、現像手段及びクリ−ニング手段より選ばれた少なくとも前記帯電手段を一体に支持し、画像形成装置本体に着脱自在であるプロセスカ−トリッジにおいて、前記帯電手段は、請求項1乃至9のいずれか1つに記載の帯電装置であるものである。
請求項11に係る発明は、請求項1乃至9のいずれか1つに記載の帯電装置または請求項10に記載のプロセスカ−トリッジを有するものである。
本発明によれば、帯電部材上の付着物を安定して除去でき、異常画像の発生を防止することができる。
図1は、本発明の第1実施形態である画像形成装置を示す。
この画像形成装置1は、複数の画像形成手段としての作像装置14B、14Y、14C、14Mを並置したタンデム方式の画像形成装置としてのカラー複写機であり、各作像装置14B、14Y、14C、14Mで形成した複数色のトナー像を中間転写体上に重ねて転写し、その重ね画像を記録用紙などの記録シートに一括して転写することで多色画像を形成する。本発明は、画像形成装置として、カラー複写機に限らず、カラープリンタ、ファクシミリ装置、印刷機などにも適用できる。
画像形成装置1は、画像形成部1Aが縦方向の中央部に位置し、その下方には給紙部1Bが位置し、さらに画像形成部1Aの上方には自動原稿搬送装置1C及び画像読取装置としてのスキャナ1C2が配置されている。画像形成部1Aには、水平方向に展張面を有する中間転写体としての中間転写ベルト2を有する転写手段20が配置されている。
画像形成部1Aは複数色(ブラック、イエロー、シアン、マゼンタ)の画像をそれぞれ形成する複数の作像装置14B、14Y、14C、14Mを有し、各作像装置14B、14Y、14C、14Mは複数色の画像をそれぞれ担持する像担持体としての感光体3B、3Y、3C、3Mが中間転写ベルト2の展張面に沿って並置されている。
各感光体3B、3Y、3C、3Mは、それぞれ同じ方向(図1では反時計方向)に回転可能でドラム状に構成されている。作像装置14Bは、感光体3Bの周辺に、帯電装置4B,書き込み装置5B、現像装置6B、転写バイアス印加手段としての1次転写装置7Bおよびクリーニング装置8Bが配置され、作像装置14Y、14C、14Mは、各感光体3Y、3C、3Mの周辺に、それぞれ同様に帯電装置、書き込み装置、現像装置、転写バイアス印加手段としての1次転写装置およびクリーニング装置が配置されている。
中間転写ベルト2は複数のローラ2A〜2Cに掛け回され、ローラ2Cは中間転写ベルト2を挟んで2次転写装置9と対峙している。なお、ローラ2A、2Cは従動ローラであり、ローラ2Bは駆動ローラである。クリーニング装置10は、中間転写ベルト2をクリーニングするクリーニング装置である。2次転写装置9は、駆動ローラ9Aおよび従動ローラ9Bに掛け回されて2次転写位置で中間転写ベルト2と同方向に移動可能な転写ベルト9Cを備えている。
2次転写位置には給紙部1Bから記録シートが給送されるようになっている。給紙部1Bは、複数の給紙カセット1B1と、給紙カセット1B1から繰り出される記録シートの搬送路に配置された複数の搬送ローラ1B2とを有し、2次転写位置の前方にレジストローラ1B3が位置する。画像形成部1Aの壁面の一部を起倒可能に設けた手差しトレイ1A1と繰り出しコロ1A2とを有する給紙部は、給紙カセット1B1内に収容されていない種類の記録シートを2次転写位置に向けて給送する。
給紙カセット1B1からレジストローラ1B3に向けて搬送された記録シート又は手差しトレイ1A1から繰り出しコロ1A2により繰り出された記録シートは、レジストローラ1B3で一旦停止し、レジストローラ1B3によってタイミングをとって送出される。
自動原稿搬送装置1Cは、原稿載置台1C3上に載置された原稿を順次に原稿台1C1へ搬送し、原稿台1C1上の原稿をスキャナ1C2による画像読み取り後に排出する。スキャナ1C2は、原稿台1C1上の原稿を露光走査して該原稿の画像を読み取る。
作像装置14Bでは、感光体3Bは、図示しない駆動部により回転駆動されて帯電装置4Bにより一様に帯電された後、書き込み装置5Bにてスキャナ1C2からのブラックの画像データ又は外部からのブラックの画像データで変調された光ビーム5Bにより露光走査されて静電潜像が形成され、この静電潜像が現像装置6Bにより現像されてブラックのトナー像が形成される。同様に、他の各作像装置14Y、14C、14Mでは、各感光体3Y、3C、3Mは、それぞれ、図示しない駆動部により回転駆動されて帯電装置により一様に帯電された後、書き込み装置にてスキャナ1C2からのイエロー、シアン、マゼンタの各色の画像データ又は外部からのイエロー、シアン、マゼンタの各色の画像データでそれぞれ変調された光ビームにより露光走査されて静電潜像が形成され、この静電潜像が現像装置により現像されてイエロー、シアン、マゼンタの各色のトナー像が形成される。
中間転写ベルト2は各作像装置14B、14Y、14C、14Mの感光体3B、3Y、3C、3M上の各色のトナー像が1次転写装置7B・・・により順次に重ねて転写されてフルカラー画像が形成される。各作像装置14B、14Y、14C、14Mは、感光体3B、3Y、3C、3M上の転写残トナー等をクリーニング装置8B・・・によりクリーニングし、次の画像形成に備える。フルカラー画像が形成された中間転写ベルト2は、レジストローラ1B3から送出された記録シートへ2次転写装置9により一括して転写される。
フルカラー画像が転写された記録シートは、表面に担持している未定着のフルカラー画像が定着装置11によって定着される。定着装置11を通過した記録シートは、片面モードでは、搬送路切り換え爪12を経て排紙トレイ13へ排紙される。両面モードでは、定着装置11を通過した記録シートは、搬送路切り換え爪12によって搬送方向が切り換えられ、反転搬送路RPで表裏が反転されてレジストローラ1B3へ搬送される。この記録シートは、表面へ上述のようにフルカラー画像が転写されて定着されるのと同様に裏面へ他のフルカラー画像が転写されて定着され、搬送路切り換え爪12を経て排紙トレイ13へ排紙される。なお、感光体3B、3Y、3C、3Mは内面側が接地されている。
図2は上記作像装置14Y、14Cの詳細を示す。作像装置14Y、14Cは、それぞれ、ドラム状の感光体3Y、3Cの周りに、帯電装置4Y、4C、現像装置6Y、6C、濃度ムラ検出装置15Y、15C、転写バイアス印加手段としての1次転写装置7Y、7M、クリーニング装置8Y、8C及び除電装置16Y、16Cが配置されている。
感光体3Y、3Cは、図示しない駆動部により回転駆動されて帯電装置4Y、4Cにより一様に帯電された後、書き込み装置5Bにてスキャナ1C2からのイエロー、シアンの各色の画像データ又は外部からのイエロー、シアンの各色の画像データで変調された光ビームLにより露光走査されて静電潜像が形成され、この静電潜像が現像装置6Y、6Cにより現像されてイエロー、シアンのトナー像が形成される。中間転写ベルト2は感光体3Y、3C上の各色のトナー像が1次転写装置7Y、7Cにより順次に転写される。感光体3Y、3Cは、転写残トナー等がクリーニング装置8Y、8Cによりクリーニングされて除電装置16Y、16Cにより除電され、次の画像形成に備える。濃度ムラ検出装置15Y、15Cは感光体3Y、3Cの濃度を光学的に検出する。
同様に、作像装置14B、14Mは、それぞれ、ドラム状の感光体3B、3Mの周りに、帯電装置4B、4M、現像装置6B、6M、濃度ムラ検出装置、転写バイアス印加手段としての1次転写装置7B、7M、クリーニング装置8B、8M及び除電装置が配置されている。
感光体3B、3Mは、図示しない駆動部により回転駆動されて帯電装置4B、4Mにより一様に帯電された後、書き込み装置5Bにてスキャナ1C2からのブラック、マゼンタの各色の画像データ又は外部からのブラック、マゼンタの各色の画像データで変調された光ビームにより露光走査されて静電潜像が形成され、この静電潜像が現像装置6B、6Mにより現像されてブラック、マゼンタのトナー像が形成される。中間転写ベルト2は感光体3B、3M上の各色のトナー像が1次転写装置7B、7Mにより順次に転写される。感光体3B、3Mは、転写残トナー等がクリーニング装置8B、8Mによりクリーニングされて除電装置により除電され、次の画像形成に備える。図示しない濃度ムラ検出装置は感光体3B、3Mの濃度を光学的に検出する。
また、作像装置14B、14Y、14C、14Mは、それぞれ、各感光体3B、3Y、3C、3M、帯電手段としての帯電装置4B、4Y、4C、4M、現像手段としての現像装置6B、6Y、6C、6M、クリ−ニング手段としてのクリーニング装置8B、8Y、8C、8Mより選ばれた少なくとも1つ(帯電装置4B、4Y、4C、4M)が一体に支持されてプロセスカートリッジを構成し、例えば感光体3B、3Y、3C、3M、帯電装置4B、4Y、4C、4M、現像装置6B、6Y、6C、6M、クリーニング装置8B、8Y、8C、8Mが一体に支持されてプロセスカートリッジを構成する。このプロセスカートリッジは、本画像形成装置の本体(プロセスカートリッジを除く部分)に対して着脱可能に装着される。
図3は本実施形態の帯電装置4Bを示す。
帯電装置4Bは帯電部材としての帯電ローラ41Bが被帯電体としての感光体3Bに近接して配置された近接帯電装置であり、感光体3Bの被帯電面である表面と帯電ローラ41Bとの間に空隙が形成されて帯電ローラ41Bが図示しない駆動部により回転駆動される。上記空隙は、感光体3Bと帯電ローラ41Bとの間の最近接部が5〜100μmの距離に設定され、上記空隙に電界を発生させる電界発生手段としての図示しない電圧発生装置は、所定の電圧を帯電ローラ41Bに印加することで上記空隙に電界を発生させる。なお、帯電ローラ41Bは、ローラ以外の回転体でもよい。
帯電回転体としての帯電ローラ41Bには清掃部材として少なくとも表面付近がシリコンゴムで構成されたローラ42Bが当接され、このローラ42Bは帯電ローラ41Bとの接触部の摺動抵抗により帯電ローラ41Bに連れ廻りする。ここに、シリコンゴムで構成されたローラ42Bは、例えば芯金421B上にシリコンゴムで構成された層422Bを設けたローラが用いられる。
帯電ローラ41Bは、上記電圧発生装置から所定の電圧が印加されることで帯電ローラ41Bとの間に電界が発生して感光体3Bの表面を一様に帯電させる。ローラ42Bは、帯電ローラ41Bと接触し、帯電ローラ41B上の付着物を除去する。
この第1実施形態の他の帯電装置4Y、4C、4Mは、上記帯電装置4Bと同様に構成される。
この第1実施形態によれば、清掃部材42Bがシリコンゴムで構成されており、トナー添加剤のシリカに代表される帯電回転体としての帯電ローラ41Bの付着物を効果的に除去することができ、シリカ付着に伴う異常画像の発生を防止する効果を有する。
図4は本発明の第2実施形態における帯電装置を示す。この第2実施形態では、上記第1実施形態において、帯電装置4Bを図4に示す帯電装置とし、他の帯電装置4Y、4C、4Mも図4に示す帯電装置と同様に構成したものである。図4に示す帯電装置では、上記図3に示す帯電装置において、清掃部材は上記ローラ42Bの代りにチューブ状のシリコンゴム(以下チューブという)43Bが用いられる。このチューブ43Bは芯金44Bの周りに空回りできるように取り付けられて構成される。このチューブ43Bは帯電ローラ41Bに当接されて帯電ローラ41Bとの接触部の摺動抵抗により帯電ローラ41Bに連れ廻りし、チューブ43Bの内径に比べて芯金44Bの外径が十分に小さい。
そのため、チューブ43Bの表面は不規則な動きを伴って回転し、帯電ローラ41Bからチューブ43Bに回収された付着物を叩き落とし、一箇所に留めておかない効果を有し、経時で安定して帯電ローラ41Bを清掃することができる。
このように、第2実施形態によれば、チューブ状のシリコンゴム43Bで構成された清掃部材が帯電ローラ41Bと連れ廻りし、安定して帯電ローラ41Bの付着物を除去する効果を有する。
図5〜図7は本発明の第3実施形態乃至第5実施形態の帯電装置を示す。この第3実施形態乃至第5実施形態では、上記第1実施形態において、帯電装置4Bをそれぞれ図5〜図7に示す帯電装置とし、他の帯電装置4Y、4C、4Mも帯電装置4Bと同様に構成したものである。図5〜図7に示す帯電装置では、上記図3に示す帯電装置において、ローラ42Bの他に第2の清掃部材45B、46B、47Bが設けられている。図5に示す第3実施形態の帯電装置では、第2の清掃部材45Bは、ウェブ状清掃部材であるブレードが用いられて帯電ローラ41Bに当接され、帯電ローラ41Bに連れ廻りして帯電ローラ41B上の付着物を除去する。
図6に示す第4実施形態の帯電装置では、第2の清掃部材46Bは、ブラシローラが用いられて帯電ローラ41Bに当接され、帯電ローラ41Bに連れ廻りして帯電ローラ41B上の付着物を除去する。
図7に示す第5実施形態の帯電装置では、第2の清掃部材47Bは、メラミンフォームローラで構成されたローラが用いられて帯電ローラ41Bに当接され、帯電ローラ41Bに連れ廻りして帯電ローラ41B上の付着物を除去する。メラミンフォームローラで構成されたローラ47Bは、例えば芯金471Bの上にメラミンフォームローラで構成された層472Bを設けたローラが用いられる。
ブレード45Bやブラシローラ46Bでも画像形成装置の構成によっては有効ではあるが、シリコンで構成されたローラ42Bにより帯電ローラ41Bからトナー添加剤としてのシリカを除去し、メラミンフォームで構成されたローラ47Bでトナーを除去する構成が有効である。
第3実施形態乃至第5実施形態によれば、第2の清掃部材45B、46B、47Bが設けられており、シリコンゴムで構成されたローラ42Bではとりにくい帯電ローラ41B上の付着物を第2の清掃部材45B、46B、47Bで除去でき、経時で安定して帯電ローラ41Bの付着物を除去する効果を有する。
図8は本発明の第6実施形態の帯電装置を示す。この第6実施形態では、上記第1実施形態において、帯電装置4Bを図8に示す帯電装置とし、他の帯電装置4Y、4C、4Mも帯電装置4Bと同様に構成したものである。図8に示す帯電装置では、上記図3に示す帯電装置において、帯電ローラ41Bにはローラ42Bの代りに清掃部材として少なくとも表面付近がシリコンフォームで構成されたローラ48Bが当接され、このローラ48Bは帯電ローラ41Bとの接触部の摺動抵抗により帯電ローラ41Bに連れ廻りして帯電ローラ41B上の付着物を除去する。シリコンフォームで構成されたローラ48Bは、例えば芯金481B上にシリコンフォームで構成された層482Bを設けたローラが用いられる。ローラ48Bを構成するシリコンフォームは表面積が多い発泡構造をしており、ローラ48Bは経時で安定して効果的に付着物除去を行うことができる。
この第6実施形態によれば、清掃部材がシリコンフォームで構成されており、トナー添加剤のシリカに代表される帯電ローラ41Bの付着物を効果的に除去することができ、シリカ付着に伴う異常画像を防止する効果を有する。また、シリコンフォームで構成された清掃部材48Bが帯電ローラ41Bと連れ廻りし、安定して帯電ローラ41Bの付着物を除去する効果を有する。
図9は本発明の第7実施形態の帯電装置を示す。この第7実施形態では、上記第1実施形態において、帯電装置4Bを図9に示す帯電装置とし、他の帯電装置4Y、4C、4Mも帯電装置4Bと同様に構成したものである。図9に示す帯電装置では、上記図3に示す帯電装置において、清掃部材は上記ローラ42Bの代りにチューブ状のシリコンフォーム(以下チューブという)49Bが用いられる。このチューブ49Bは芯金44Bの周りに空回りできるように取り付けられて構成されて帯電ローラ41Bに当接され、帯電ローラ41Bに連れ廻りする。芯金44Bの外径はチューブ49Bの内径に比べて十分に小さい。
そのため、チューブ49Bの表面は不規則な動きを伴って回転し、帯電ローラ41Bからチューブ49Bに回収された付着物を叩き落とし、一箇所に留めておかない効果を有し、経時で安定して帯電ローラ41Bを清掃することができる。
このように、第7実施形態によれば、シリコンフォームで構成されたチューブ49Bは芯金44Bの周りを空回りできるように構成されているので、チューブ表面は不規則な動きをともなって回転し、チューブに回収された付着物を叩き落とし、一箇所に留めておかないことにより、経時で安定して付着物を除去する効果を有する。
図10〜図12は本発明の第8実施形態乃至第10実施形態の帯電装置を示す。この第8実施形態乃至第10実施形態では、上記第6実施形態において、帯電装置4Bをそれぞれ図10〜図12に示す帯電装置とし、他の帯電装置4Y、4C、4Mも帯電装置4Bと同様に構成したものである。図10〜図12に示す帯電装置では、上記図8に示す帯電装置において、ローラ48Bの他に第2の清掃部材410B、411B、412Bが設けられている。図10に示す第8実施形態の帯電装置では、第2の清掃部材410Bは、ウェブ状清掃部材であるブレードが用いられて帯電ローラ41Bに当接され、帯電ローラ41B上の付着物を除去する。
図11に示す第9実施形態の帯電装置では、第2の清掃部材411Bは、ブラシローラが用いられて帯電ローラ41Bに当接され、帯電ローラ41Bに連れ廻りして帯電ローラ41B上の付着物を除去する。
図12に示す第10実施形態の帯電装置では、第2の清掃部材412Bは、少なくとも表面付近がメラミンフォームで構成されたローラが用いられて帯電ローラ41Bに当接され、帯電ローラ41Bに連れ廻りして帯電ローラ41B上の付着物を除去する。メラミンフォームで構成されたローラ412Bは、例えば芯金4121B上にメラミンフォームで構成された層4122Bを設けたローラが用いられる。
これらの第8実施形態乃至第10実施形態によれば、第2の清掃部材410B、411B、412Bが設けられており、シリコンフォームで構成されたローラ48Bではとりにくい帯電ローラ41B41Bの付着物を第2の清掃部材410B、411B、412Bで除去でき、経時で安定して付着物を除去する効果を有する。
上記各実施形態のプロセスカートリッジでは、帯電装置の清掃部材の少なくとも表面付近がシリコンゴム乃至シリコンフォームで構成されるので、経時で安定して付着物を除去する効果が得られ、かつ、作像手段としての作像装置14B、14Y、14C、14Mは、それぞれ、各感光体3B、3Y、3C、3Mと、帯電手段としての帯電装置4B、4Y、4C、4M、現像手段としての現像装置6B、6Y、6C、6M、クリ−ニング手段としてのクリーニング装置8B、8Y、8C、8Mより選ばれた少なくとも1つ(帯電装置4B、4Y、4C、4M)が一体に支持されてプロセスカートリッジを構成するので、保守、交換性の良好なプロセスカートリッジを提供できる。
本発明の第1実施形態を示す断面図である。 同第1実施形態における作像装置14Y、14Cの詳細を示す断面図である。 同第1実施形態の帯電装置4Bを示す断面図である。 本発明の第2実施形態における帯電装置を示す断面図である。 本発明の第3実施形態の帯電装置を示す断面図である。 本発明の第4実施形態の帯電装置を示す断面図である。 本発明の第5実施形態の帯電装置を示す断面図である。 本発明の第6実施形態の帯電装置を示す断面図である。 本発明の第7実施形態の帯電装置を示す断面図である。 本発明の第8実施形態の帯電装置を示す断面図である。 本発明の第9実施形態の帯電装置を示す断面図である。 本発明の第10実施形態の帯電装置を示す断面図である。
符号の説明
3B、3Y、3C、3M 感光体
4B、4Y、4C、4M 帯電装置
6B、6Y、6C、6M 現像装置
8B、8Y、8C、8M クリーニング装置
41B 帯電ローラ
42B シリコンゴムで構成されたローラ
43B チューブ状のシリコンゴム
45B、46B、47B、410B、411B、412B 第2の清掃部材
48B シリコンフォームで構成されたローラ
49B チューブ状のシリコンフォーム

Claims (11)

  1. 移動可能な被帯電体の被帯電面に対して近接して配置される帯電回転体を有する帯電装置において、前記被帯電面と前記帯電回転体との間に形成されるとともに、5〜100μmの距離に設定された最近接部を有する空隙と、該空隙に電界を発生させる電界発生手段と、前記帯電回転体の表面に接触し前記帯電回転体上の付着物を除去する清掃部材とを有し、前記清掃部材の少なくとも表面付近がシリコンゴムで構成されたことを特徴とする帯電装置。
  2. 請求項1記載の帯電装置において、前記清掃部材が前記帯電回転体との接触により前記帯電回転体に連れ廻りすることを特徴とする帯電装置。
  3. 請求項1または2記載の帯電装置において、前記清掃部材は、チューブ状のシリコンゴムに芯金を通して形成され、該芯金の外径が前記チューブ状のシリコンゴムの内径より十分に小さく、前記チューブ状のシリコンゴムが前記芯金の周りを空回りする構成であることを特徴とする帯電装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の帯電装置において、前記清掃部材のほかに、前記帯電回転体の表面に接触し前記帯電回転体上の付着物を除去する第2の清掃部材を有することを特徴とする帯電装置。
  5. 請求項4記載の帯電装置において、前記第2の清掃部材の少なくとも表面付近がメラミンフォームであることを特徴とする帯電装置。
  6. 移動可能な被帯電体の被帯電面に対して近接して配置される帯電回転体を有する帯電装置において、前記被帯電面と前記帯電回転体との間に形成されるとともに、5〜100μmの距離に設定された最近接部を有する空隙と、該空隙に電界を発生させる電界発生手段と、前記帯電回転体の表面に接触し前記帯電回転体上の付着物を除去する清掃部材とを有し、前記清掃部材の少なくとも表面付近が発泡構造をしたシリコンフォームで構成されたことを特徴とする帯電装置。
  7. 請求項6記載の帯電装置において、前記清掃部材が前記帯電回転体との接触により前記帯電回転体に連れ廻りすることを特徴とする帯電装置。
  8. 請求項6または7記載の帯電装置において、前記清掃部材は、チューブ状のシリコンフォームに芯金を通して形成され、該芯金の外径が前記チューブ状のシリコンフォームの内径より十分に小さく、前記チューブが前記芯金の周りを空回りする構成であることを特徴とする帯電装置。
  9. 請求項6乃至8のいずれか1つに記載の帯電装置において、前記清掃部材のほかに、前記帯電回転体の表面に接触し前記帯電回転体上の付着物を除去する第2の清掃部材を有することを特徴とする帯電装置。
  10. 感光体、帯電手段、現像手段及びクリ−ニング手段より選ばれた少なくとも前記帯電手段を一体に支持し、画像形成装置本体に着脱自在であるプロセスカ−トリッジにおいて、前記帯電手段は、請求項1乃至9のいずれか1つに記載の帯電装置であることを特徴とするプロセスカ−トリッジ。
  11. 請求項1乃至9のいずれか1つに記載の帯電装置または請求項10に記載のプロセスカ−トリッジを有することを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015152913A (ja) * 2014-02-19 2015-08-24 富士ゼロックス株式会社 清掃部材、帯電装置、組立体及び画像形成装置

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