JP2015148297A - 車両用ダンパ装置のヒステリシス機構 - Google Patents

車両用ダンパ装置のヒステリシス機構 Download PDF

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Abstract

【課題】正負可変ヒスを達成する車両用ダンパ装置のヒステリシス機構において、狙ったヒステリシストルクを発生できるヒステリシス機構の構造を提供する。
【解決手段】ヒステリシス機構30にあっては、コントロールプレートが第1コントロールプレート34および第2コントロールプレートから構成され、第1コントロープレート34と第2コントロールプレート38との間にコーンスプリング36が介挿されているので、コーンスプリング36が摩擦部材と直接接することもなくなり、従来構造のようにスプリングとの相対回転をなくすためにディスクプレートに低摩擦部材を貫通させて回り止めすることが不要となる。従って、回り止めを設ける際に形成されるガタもなくなるので、狙ったヒステリシストルクを発生させることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用ダンパ装置に備えられるヒステリシス機構に係り、特に、ダンパ装置に入力されるトルクの方向に応じてヒステリシストルクの大きさを切り換えることができるヒステリシス機構の構造に関するものである。
車両においてエンジンと駆動輪との間の動力伝達経路には、トルク変動を吸収するダンパ装置が設けられている。さらに、ダンパ装置において、そのダンパ装置を構成するディスクプレートとハブとが相対回転した際に摩擦によるヒステリシストルクを発生させることで、トルク変動を減衰するヒステリシス機構を備えたものが知られている。
例えば、特許文献1のダンパ装置(ダンパーディスク)にあっては、クラッチプレート4と第1フリクションプレート10との間のコーススプリング9が相対回転しないように第1フリクションプレート10がクラッチプレート4に貫通しており、入力側回転体の正側作動時は、4枚のフリクションワッシャー11,12,14,16を摺動させて大きなヒステリシストルクH1を発生させる。一方、負側作動時は、第1フリクションワッシャー11と第4フリクションワッシャー16の2枚を摺動させて正側作動時よりも小さいヒステリシストルクH2を発生させる。このように、ダンパ装置の正側作動時と負側作動時とでヒステリシストルクが可変に構成されている。
実開平5−45259号公報 特開2010−230098号公報 特開2007−218347号公報 特開平7−259879号公報
ところで、特許文献1のダンパ装置(ダンパーディスク)にあっては、図2に見られるように、クラッチプレート4に第1フリクションプレート10の一部が貫通して回り止めされているが、その貫通している第1フリクションプレート10の一部とクラッチプレート4との間には、軸方向に移動できるようにガタが形成されている。従って、クラッチプレート4とフランジ部2とが相対回転した際に狙ったヒステリシストルクを発生できない虞があった。図5に、従来構造のダンパ装置の捩れ特性を示す。図5において、横軸がダンパ装置の捩れ角を示しており、縦軸がトルクを示している。図5に示すように、ガタが形成されることによってトルクに凹み(ヒスガタ)が発生する。従って、従来構造のヒステリシス機構では、このヒスガタを考慮して不要に大きなヒステリシストルクを設定する必要があった。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、正側作動時と負側作動時とで異なるヒステリシストルクを発生できる車両用ダンパ装置に備えられるヒステリシス機構において、狙ったヒステリシストルクを発生できるヒステリシス機構の構造を提供することにある。
上記目的を達成するための、第1発明の要旨とするところは、(a)入力側回転体として機能する一対のディスクプレートと、出力側回転体として機能するハブと、そのディスクプレートとハブとの間に介挿されている弾性部材とを、含んで構成される車両用ダンパ装置に備えられる車両用ダンパ装置のヒステリシス機構であって、(b)軸方向において前記ディスクプレートの一方と前記ハブとの間に介挿されるコントロールプレートと、(c)軸方向においてそのコントロールプレートと前記ハブとの間に介挿されている高摩擦部材と、(d)軸方向において前記ハブと前記ディスクプレートの他方との間に介挿されている低摩擦部材と、(e)予荷重状態で介挿されるスプリングとを、備え、(f)前記コントロールプレートは、第1コントロールプレートと第2コントロールプレートとから構成され、軸方向においてその第1コントロールプレートとその第2コントロールプレートとの間に、前記スプリングが介挿されており、前記第1コントロールプレートおよび前記第2コントロールプレートの一部が、周方向において前記弾性部材の一端と前記ハブおよび前記ディスクプレートとの間に挟み込まれていることを特徴とする。
このように構成されると、車両用ダンパ装置において、前記コントロールプレートと前記ハブとが相対回転する場合、そのコントロールプレートとハブとの間に介挿されている高摩擦部材が作用して高ヒステリシストルクが発生するとともに、ディスクプレートとハブとが相対回転するために、そのディスクプレートとハブとの間に介挿されている低摩擦部材が作用して低ヒステリシストルクが発生する。一方、前記コントロールプレートと前記ハブとが一体回転し、コントロールプレートおよびハブとディスクプレートとが相対回転する場合、ハブとディスクプレートの他方との間に介挿されている低摩擦部材が作用して低ヒステリシストルクが発生する。このようにして、車両用ダンパ装置に作用するトルクの向き(正側、負側)で発生するヒステリシストルクの大きさを切り換えることができる。ここで、第1コントロープレートと第2コントロールプレートとの間にスプリングが介挿されているので、スプリングが摩擦部材と接することもなくなり、従来構造のようにスプリングとの相対回転をなくすためにディスクプレートに低摩擦部材を貫通させて回り止めすることが不要となる。従って、回り止めを設ける際に形成されるガタもなくなるので、狙ったヒステリシストルクを発生させることができる。
また、第2発明の要旨とするところは、第1発明の車両用ダンパ装置のヒステリシス機構において、前記第1コントロールプレートおよび前記第2コントロールプレートは、正側作動時において前記ハブと相対回転する一方、負側作動時において前記ハブと一体的に回転する。このように構成されると、車両用ダンパ装置の正側作動時に、ディスクプレートとともに、一部がそのディスクプレートと弾性部材との間に挟み込まれているコントロールプレートが一体的に回転しすることでコントロールプレートとハブとが相対回転し、そのコントロールプレートとハブとの間に介挿されている高摩擦部材が作用して高ヒステリシストルクが発生するとともに、ハブとディスクプレートとの間に介挿されている低摩擦部材が作用して低ヒステリシストルクが発生する。一方、車両用ダンパ装置の負側作動時に、ハブとともに、一部がそのハブと弾性部材との間に挟み込まれているコントロールプレートが一体的に回転することで、ハブとディスクプレートの他方とが相対回転し、それらの間に介挿されている低摩擦部材が作用して低ヒステリシストルクが発生する。このように、車両用ダンパ装置に作用するトルクの向き(ダンパ装置の捩れ方向)で発生するヒステリシストルクの大きさを切り換えることができる。
また、第3発明の要旨とするところは、第1発明または第2発明の車両用ダンパ装置のヒステリシス機構において、前記第1コントロールプレートが前記第2コントロールプレートよりも軸方向において前記ディスクプレートの一方側に配置されており、軸方向において前記ディスクプレートの一方と前記第1コントロールプレートとの間に、第2の低摩擦部材が介挿されている。このようにすれば、車両用ダンパ装置の正側作動時にあっては、このディスクプレートの一方と第1コントロールプレートとの間で相対回転が生じないためにこの第2の低摩擦部材によってヒステリシストルクは生じないが、負側作動時にあっては、ディスクプレートの一方と第1コントロールプレートとの間で相対回転が生じるので、これらの間に介挿されている第2の低摩擦部材が作用して低ヒステリシストルクが発生する。
本発明が好適に適用される車両用ダンパ装置の正面図である。 図1の車両用ダンパ装置においてA−A線に沿った断面図を簡略化したものである。 図1の車両用ダンパ装置の作動状態を概略的に説明する図である。 図1の車両用ダンパ装置の捩れ特性図である。 従来構造の車両用ダンパ装置の捩れ特性図である。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明が好適に適用される車両用ダンパ装置10(以下、ダンパ装置10)の正面図である。なお、図1のダンパ装置10は、軸心Cより下半分が省略されるとともに、後述するディスクプレート12を一部切断することで内部構造が示されている。
ダンパ装置10は、図示しないエンジンに動力伝達可能に接続されている入力側回転体として機能する一対のディスクプレート12と、駆動輪に動力伝達可能に接続されて出力側回転体として機能するハブ14と、ディスクプレート12とハブ14との間に動力伝達可能に介挿されて弾性部材として機能するトーションスプリング16と、ディスクプレート12とハブ14との間に設けられてヒステリシストルクを発生させることでトルク変動を減衰する後述するヒステリシス機構30とを、含んで構成されている。
ディスクプレート12は、左右の一対の円盤状のプレートから構成され、ハブ14およびトーションスプリング16を挟み込んだ状態で軸心Cまわりに回転可能に構成されている。また、ディスクプレート12には、トーションスプリング16を収容するためのスプリング収容穴18が周方向に4個形成されている。ディスクプレート12の外周部には、クラッチディス20が接続されている。
ハブ14は、内周部に図示しない駆動軸とスプライン嵌合するための内周歯が形成されている円筒部14aと、その円筒部14aの外周面から径方向に伸びるフランジ部14bとを、備えて構成されている。フランジ部14bは、例えば周方向に等角度間隔で4個形成されている。そして、隣り合うハブ14の間には、トーションスプリング16を収容するための空間が形成されている。
トーションスプリング16は、ディスクプレート12とハブ14との間にスプリング保持シート22を介してディスクプレート12とハブ14との間で動力伝達可能に介挿されている。例えばディスクプレート12側からトルクが伝達されると、トーションスプリング16の一端が押圧されて他端がハブ14を押圧する。このとき、トーションスプリング16は、弾性変形しつつ動力を伝達することで、トルク変動によるショックを吸収する。
ディスクプレート12とハブ14との間であって、径方向においてトーションスプリング16よりも内側には、ダンパ装置10の正側作動時および負側作動時毎に異なるヒステリシストルクを発生させるヒステリシス機構30が設けられている。以下、そのヒステリシス機構30の構造および作動について説明する。
図2は、図1のダンパ装置10においてA−A線に沿った断面図を簡略化したものである。なお図2にあっては、トーションスプリング16が破線で示され、スプリング保持シート22やトーションスプリング16の内部に収容されているクッションについては省略されている。
図2にも示されるように、一対のディスクプレート12a、12bの間にハブ14およびトーションスプリング16が挟み込まれるようにして配置されている。なお、一対のディスクプレート12a、12bはリベット24(図1参照)によって互いに接続されることで一体的に回転させられる。そして、ディスクプレート12a、12bとハブ14との間には、ヒステリシス機構30がトーションスプリング16と並列に設けられている。
ヒステリシス機構30は、軸方向においてディスクプレート12aとハブ14のフランジ部14bとの間に介挿されている低摩擦プレート32、第1コントロールプレート34、コーンスプリング36、第2コントロールプレート38、および高摩擦プレート40、並びに、軸方向においてフランジ部14bとディスクプレート12bとの間に介挿されている低摩擦プレート42とを、含んで構成されている。なお、ディスクプレート12aが本発明のディスクプレートの一方に対応し、ディスクプレート12bが本発明のディスクプレートの他方に対応し、低摩擦プレート32が本発明の第2の低摩擦部材に対応し、コーンスプリング36が本発明のスプリングに対応し、高摩擦プレート40が本発明の高摩擦部材に対応し、低摩擦プレート42が本発明の低摩擦部材に対応している。
低摩擦プレート32は、円板状に形成されており、軸方向においてディスクプレート12aと第1コントロールプレート34との間に介挿されている。そして、ディスクプレート12aと第1コントロールプレート34とが相対回転すると、それらの間に介挿されている低摩擦プレート32との当接面(摺動面)において摩擦力が発生することで低ヒステリシストルクH1が発生する。
第1コントロールプレート34は、円板状に形成されており、外周部には、周方向においてトーションスプリング16の一端とディスクプレート12bおよびハブ14との間に挟み込まれるプレート状の当接部34aが形成されている。当接部34aは、トーションスプリング16とディスクプレート12bおよびハブ14との間に挟み込まれるように、軸方向においてディスクプレート12b側に向かって形成されてハブ14およびディスクプレート12に重なるとともに、回転方向に対して垂直に形成されている。また、当接部34aは、トーションスプリング16の一端側にのみ挟み込まれ、トーションスプリング16と同じ枚数ないしはその半分程度の枚数だけ等角度間隔で形成されている。本実施例では、4個のトーションスプリング16に対して、2枚の当接部34aが形成されている。なお、当接部34aが、本発明の第1コントロールプレートの一部に対応する。
コーンスプリング36は、コーン状に形成されており、軸方向において第1コントロールプレート34と第2コントロールプレート38との間に予荷重状態で介挿されている。従って、互いに当接するプレート同士がコーンスプリング36の付勢力に応じた押圧力で軸方向に押圧させられる。
第2コントロールプレート38は、円板状に形成されており、外周部には、周方向においてトーションスプリング16の一端とディスクプレート12bおよびハブ14との間に挟み込まれるプレート状の当接部38aが形成されている。当接部38aは、当接部34aと同様に、トーションスプリング16とディスクプレート12bおよびハブ14との間に挟み込まれるように、軸方向においてディスクプレート12b側に向かって形成されてハブ14およびディスクプレート21bと重なるとともに、回転方向に対して垂直に形成されている。また、当接部38aは、当接部34aと同じトーションスプリング16の一端側にのみ挟み込まれ、トーションスプリング16と同じ枚数ないしはその半分程度の枚数だけ等角度間隔で形成されている。本実施例では、当接部34aと同様に2枚の当接部38aが形成されている。なお、図2にあっては、周方向において当接部34aとハブ14およびディスクプレート12bとの間に当接部38aが挟み込まれている。すなわち当接部34aと当接部38aとが、トーションスプリング16とディスクプレート12bおよびハブ14との間に2枚重ねられている。なお、当接部38aが、本発明の第2コントロールプレートの一部に対応する。
高摩擦プレート40は、円板状に形成されており、軸方向において第2コントロールプレート38とハブ14のフランジ部14bとの間に介挿されている。そして、第2コントロールプレート38とハブ14とが相対回転すると、それらの間に介挿されている高摩擦プレート40との当接面(摺動面)において摩擦力が生じて、低ヒステリシストルクH1よりも大きい高ヒステリシストルクH2が発生する。
低摩擦プレート42は、円板状に形成されており、軸方向においてハブ14のフランジ部14bとディスクプレート12bとの間に介挿されている。そして、ハブ14とディスクプレート12bとが相対回転すると、それらの間に介挿されている低摩擦プレート42のとの当接面(摺動面)において摩擦力が生じて、低ヒステリシストルクH1が発生する。
上記のように構成されるヒステリシス機構30の作動について説明する。図3は、ダンパ装置10の作動状態を概略的に説明する図である。なお、ダンパ装置10は、軸心Cを中心にして反時計回りに回転するものとする。図3において、太実線で囲まれる部材がディスクプレート12を示し、周方向に4個のスプリング収容穴18が形成されている。破線が施されたハッチングで囲まれた部材がハブ14を示し、周方向に等角度間隔で4個のフランジ部14bが形成されている。ギザギザ状の4個の部材がトーションスプリング16を示し、それぞれスプリング収容穴18内に収容されている。黒く塗りつぶされた部材が、トーションスプリング16とハブ14およびディスクプレート12との間に周方向に2枚に重ねられた第1コントロールプレート34の当接部34aおよび第2コントロールプレート38の当接部38aを示している。当接部34aおよび当接部38aは、何れも4個のトーションスプリング16に対して1つのトーションスプリング16を隔てて周方向に2箇所形成されている。また、当接部34および当接部38は、何れもトーションスプリング16のダンパ装置10のディスクプレート側からトルクが伝達された際に圧縮が開始される側(動力が伝達される側)の一端に配置されている。
図3(a)がダンパ装置10にトルクが伝達されない状態、すなわちダンパ装置10が捩られていない状態を示し、図3(b)がダンパ装置10の正側作動時を示しており、図3(b)がダンパ装置10の負側作動時を示している。ダンパ装置10にトルクが伝達されない状態では、図3(a)に示すように、トーションスプリング16は圧縮されず、ディスクプレートとハブ14のフランジ部14bとが略重なった状態となる。
ダンパ装置10の正側作動時にあっては、ディスクプレート12側からトルクが伝達されるので、図3(b)に示すように、ディスクプレート12がハブ14に対して反時計方向に相対回転する。このとき、ディスクプレート12が第1コントロールプレート34および第2コントロールプレート38(以下、特に区別しない場合にはコントロールプレート34、38と記載)を回転方向(反時計方向)に押圧し、コントロールプレート34、38は、ディスクプレート12とともに一体的に回転させられる。図2のダンパ装置10にあっては、ディスクプレート12が軸心Cを中心に図2において図面手前側に向かってハブ14に対して相対回転するため、ディスクプレート12bに当接するコントロールプレート34、38についても同様にディスクプレート12とともに軸心Cを中心に図面手前側に向かってハブ14に対して相対回転する。これより、ハブ14とコントロールプレート34、38とが相対回転するので、第2コントロールプレート38とハブ14のフランジ部14bとの間に介挿されている高摩擦プレート40の摺動面(当接面)で摺動するため、この高摩擦プレート40が作用して高ヒステリシストルクH2が発生する。また、ディスクプレート12bとハブ14とが相対回転するので、ディスクプレート12bとフランジ部14bとの間に介挿されている低摩擦プレート42の摺接面(当接面)で摺動するため、この低摩擦プレート42が作用して低ヒステリシストルクH1が発生する。一方、ディスクプレート12aと第1コントロールプレート34とは一体的に回転させられて相対回転しないので、それらの間に介挿されている低摩擦プレート32は作用することなく低ヒステリシストルクH1も発生しない。このように、ダンパ装置10の正側作動時において高ヒステリシストルクH2および低ヒステリシストルクH1が発生する。
次に、ダンパ装置10のハブ14側からトルクが伝達される負側作動時について説明する。ダンパ装置10の負側作動時にあっては、ハブ14側からトルクが伝達されるので、図3(c)に示すように、ハブ14がディスクプレート12に対して反時計方向に相対回転する。このとき、ハブ14がコントロールプレート34、38を押圧するので、コントロールプレート34、38はハブ14とともに一体的に回転させられる。図2のダンパ装置10にあっては、ハブ14が軸心Cを中心に図2において図面手前側に向かってディスクプレート12に対して相対回転するため、ハブ14に当接するコントロールプレート34、38についても同様にハブ14とともに軸心Cを中心に図面手前側に向かってディスクプレート12に対して相対回転する。これより、ハブ14およびコントロールプレート34、38とディスクプレート12とが相対回転するので、フランジ部14bとディスクプレート12bとの間に介挿されている低摩擦プレート42の摺動面(当接面)で摺動するため、この低摩擦プレート42が作用して低ヒステリシストルクH1が発生する。また、ディスクプレート12aと第1コントロールプレート34とが相対回転するので、それらの間に介挿されている低摩擦プレート32の摺動面で摺動するため、この低摩擦プレート32が作用して低ヒステリシストルクH1が発生する。一方、第2コントロールプレート38とハブ14とは一体的に回転させられて相対回転しないので、それらの間に介挿されている高摩擦プレート40は作用することなく高ヒステリシストルクH2も発生しない。このように、ダンパ装置10の負側作動時において低摩擦プレート32、42が作用して低ヒステリシストルクH1が発生する。
このように、ダンパ装置10の正側作動時にコントロールプレート34、38がハブ14と相対回転する一方、負側作動時コントロールプレート34、38がハブと一体的に回転することで、正側作動時と負側作動時とで摺動する摩擦プレートが切り換えられるため、ダンパ装置10の正側作動時および負側作動時で発生するヒステリシストルクを可変にすることができる。
本実施例のヒステリシス機構30にあっては、コントロールプレートが第1コントロールプレート34および第2コントロールプレート38の2枚のプレートから構成され、互いに軸方向に相対移動可能とされるとともに、それらのプレートの間にコーンスプリング36が介挿されている。このようにコントロールプレートが2枚のプレートで構成され、その間にコーンスプリング36が介挿されるので、コーンスプリング36が直接摩擦材に接触することもなくなり、摩擦材の回り止めを設けなくても摩擦材がコーンスプリング36と摺動して摩耗することも防止される。これより、従来構造では設けられていた摩擦材とディスクプレートとの相対回転を防止する回り止めを設ける必要もなくなる。従って、回り止めに形成されるガタに起因して発生するヒスガタも発生しない。図4に、ダンパ装置10の捩れ特性を示す。図4に示すように、ダンパ装置10にあっては、従来構造では発生していたヒスガタが発生しない。これは、上述したように、回り止めが設けられないことからガタも形成されなくなるので、そのガタに起因するヒスガタも発生しないためである。
上述のように、本実施例によれば、ダンパ装置10の正側作動時において、コントロールプレート34、38とハブ14とが相対回転するために、第2コントロールプレート38とハブ14との間に介挿されている高摩擦プレート40が作用して高ヒステリシストルクH2が発生するとともに、ディスクプレート12とハブ14とが相対回転するために、そのディスクプレート12とハブ14との間に介挿されている低摩擦プレート42が作用して低ヒステリシストルクH1が発生する。一方、負側作動時において、コントロールプレート34、38とハブ14とが一体回転し、コントロールプレート34、38およびハブ14とディスクプレート12とが相対回転し、ハブ14とディスクプレート12bとの間に介挿されている低摩擦プレート42が作用して低ヒステリシストルクH1が発生する。このようにして、ダンパ装置10に作用するトルクの向き(正側、負側)で発生するヒステリシストルクの大きさを切り換えることができる。ここで、第1コントロープレート34と第2コントロールプレート38との間にコーンスプリング36が介挿されているので、コーンスプリング36が摩擦部材と直接接することもなくなり、従来構造のようにスプリングとの相対回転をなくすためにディスクプレートに低摩擦部材を貫通させて回り止めすることが不要となる。従って、回り止めを設ける際に形成されるガタもなくなるので、狙ったヒステリシストルクを発生させることができる。
また、本実施例によれば、ダンパ装置10の正側作動とは、入力側回転体として機能するディスクプレート12側からトルクが伝達される状態に対応し、ヒステリシス機構30にあっては、コントロールプレート34、38がディスクプレート12ともに一体的に回転させられる。一方、ダンパ装置10の負側作動とは、出力側回転体として機能するハブ14側からトルクが伝達される状態に対応し、ヒステリシス機構30にあっては、コントロールプレート34、38がハブ14とともに一体的に回転させられる。
また、本実施例によれば、ダンパ装置10の正側作動時に、ディスクプレート12とともに、一部がそのディスクプレート12とトーションスプリング16との間に挟み込まれているコントロールプレート34、38の当接部34a、38aが一体的に回転する。これにより、ことでコントロールプレート34、38とハブ14とが相対回転し、そのコントロールプレート38とハブ14との間に介挿されている高摩擦プレート40によって高ヒステリシストルクH2が発生するとともに、ハブ14とディスクプレート12bとの間に介挿されている低摩擦プレート42によって低ヒステリシストルクH1が発生する。一方、ダンパ装置10の負側作動時に、ハブ14とともに一部がそのハブ14とトーションスプリング16との間に挟み込まれているコントロールプレート34、38が一体的に回転する。これにより、ハブ14とディスクプレート12bとが相対回転し、それらの間に介挿されている低摩擦プレート42によって低ヒステリシストルクH1が発生する。このように、ダンパ装置10に作用するトルクの向き(ダンパ装置の捩れ方向)で発生するヒステリシストルクの大きさを切り換えることができる。
また、本実施例によれば、ダンパ装置10の正側作動時にあっては、このディスクプレート12aと第1コントロールプレート34との間で相対回転が生じないためにこの低摩擦プレート32によってヒステリシストルクは生じないが、負側作動時にあっては、ディスクプレート12aと第1コントロールプレート34との間で相対回転が生じるので、これらの間に介挿されている低摩擦プレート32が作用して低ヒステリシストルクH1が発生する。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
例えば、前述の実施例では、低摩擦プレート32で発生するヒステリシストルクH1と低摩擦プレート42で発生するヒステリシストルクH2の大きさは同じものとしたが、必ずしも同じ値とする必要はなく異なる値であっても構わない。
また、前述の実施例では、第1コントロールプレート34の当接部34aおよび第2コントロールプレート38の当接部38aは、4個のトーションスプリング16に対して周方向に等角度間隔で2箇所形成されているが、トーションスプリング16と同じ数だけ(本実施例では4箇所)形成されていても構わない。
また、前述の実施例では、トーションスプリング16が4個配置されているが、例えば3個など適宜変更することもできる。なお、このトーションスプリング16の数に応じてコントロールプレート34、38に形成される当接部34a、38aの数も適宜変更することができる。
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
10:ダンパ装置
12:一対のディスクプレート
12a:ディスクプレートの一方
12b:ディスクプレートの他方
14:ハブ
16:トーションスプリング(弾性部材)
30:ヒステリシス機構
32:低摩擦プレート(第2の低摩擦部材)
34:第1コントロールプレート
36:コーンスプリング(スプリング)
38:第2コントロールプレート
40:高摩擦プレート(高摩擦部材)
42:低摩擦プレート(低摩擦部材)
第2コントロールプレート38は、円板状に形成されており、外周部には、周方向においてトーションスプリング16の一端とディスクプレート12bおよびハブ14との間に挟み込まれるプレート状の当接部38aが形成されている。当接部38aは、当接部34aと同様に、トーションスプリング16とディスクプレート12bおよびハブ14との間に挟み込まれるように、軸方向においてディスクプレート12b側に向かって形成されてハブ14およびディスクプレート12bと重なるとともに、回転方向に対して垂直に形成されている。また、当接部38aは、当接部34aと同じトーションスプリング16の一端側にのみ挟み込まれ、トーションスプリング16と同じ枚数ないしはその半分程度の枚数だけ等角度間隔で形成されている。本実施例では、当接部34aと同様に2枚の当接部38aが形成されている。なお、図2にあっては、周方向において当接部34aとハブ14およびディスクプレート12bとの間に当接部38aが挟み込まれている。すなわち当接部34aと当接部38aとが、トーションスプリング16とディスクプレート12bおよびハブ14との間に2枚重ねられている。なお、当接部38aが、本発明の第2コントロールプレートの一部に対応する。
例えば、前述の実施例では、低摩擦プレート32で発生するヒステリシストルクH1と低摩擦プレート42で発生するヒステリシストルクH1の大きさは同じものとしたが、必ずしも同じ値とする必要はなく異なる値であっても構わない。

Claims (3)

  1. 入力側回転体として機能する一対のディスクプレートと、出力側回転体として機能するハブと、該ディスクプレートとハブとの間に介挿されている弾性部材とを、含んで構成される車両用ダンパ装置に備えられる車両用ダンパ装置のヒステリシス機構であって、
    軸方向において前記ディスクプレートの一方と前記ハブとの間に介挿されるコントロールプレートと、
    軸方向において該コントロールプレートと前記ハブとの間に介挿されている高摩擦部材と、
    軸方向において前記ハブと前記ディスクプレートの他方との間に介挿されている低摩擦部材と、
    予荷重状態で介挿されるスプリングとを、備え、
    前記コントロールプレートは、第1コントロールプレートと第2コントロールプレートとから構成され、軸方向において該第1コントロールプレートと該第2コントロールプレートとの間に、前記スプリングが介挿されており、前記第1コントロールプレートおよび前記第2コントロールプレートの一部が、周方向において前記弾性部材の一端と前記ハブおよび前記ディスクプレートとの間に挟み込まれている
    ことを特徴とする車両用ダンパ装置のヒステリシス機構。
  2. 前記第1コントロールプレートおよび前記第2コントロールプレートは、正側作動時において前記ハブと相対回転する一方、負側作動時において前記ハブと一体的に回転することを特徴とする請求項1の車両用ダンパ装置のヒステリシス機構。
  3. 前記第1コントロールプレートが前記第2コントロールプレートよりも軸方向において前記ディスクプレートの一方側に配置されており、
    軸方向において前記ディスクプレートの一方と前記第1コントロールプレートとの間に、第2の低摩擦部材が介挿されていることを特徴とする請求項1または2の車両用ダンパ装置のヒステリシス機構。
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