JP2015147675A - 紙管 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙管の繰り返し使用時においても紙粉の発生を防止し、リサイクル性を向上させることができる紙管を提供する。
【解決手段】紙管本体2に両端面6に端部被覆部材3を付した紙管である。紙管本体は、内面の端部近傍に薄肉部を有し、端部被覆部材は、紙管本体の端面と略等しい環形状を有し、外径側に向かうにつれて徐々に厚みが大きくなるように構成されたフランジ部4と、紙管本体の薄肉部により形成される切り欠き部分を充填する長さ及び厚みを有し切り欠き部分に嵌入される袴部5と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、プラスチックシートなどのシート材料を巻き取るための巻芯として用いられる紙管に関し、詳しくは、紙管端面の保護と紙粉の発生防止に優れた紙管に関する。
従来から、紙、セロハン、包装用プラスチックフィルム、各種テープ類、織物、写真用印画紙等の巻芯には紙管が使用されている。紙管は、図10に示すようにマンドレル70の軸芯71に帯状原紙72を巻しめベルト73を用いてその一部が重なるようにらせん状に幾層にも硬く巻きつけて製造する。マンドレル70により製造された紙管は所望の寸法に対して十分に長いものであり、当該作成された円筒形のスパイラル紙管を所望の寸法に切断し、表面を平滑化あるいは紙粉発生防止のために、コーティングや研磨など所定の処理を行うことで製造される。
上記の紙管の製造工程の関係上、表面に比べて切断端面が紙管の形成材料が露出した粗面となっている。そのため、紙管の搬送時やシート材料の高速巻き取り時にはその端面から微細な紙粉が脱落して飛散し、ときには脱落飛散した一部の紙粉が上記シート材料の中に巻き取られるという不都合が生じる。そしてこの不都合は、例えば、巻き取ったシート材料の一部に微細な傷やピンホールの発生の一つの要因となっている。
この端面からの紙粉発生を防止する処理を施した紙管として、実開平7−23765号公報(特許文献1)や特開平11−139693公報(特許文献2)等が知られており、紙管端面にコーティング剤を塗布したり、紙管端面と同形状のフィルムを貼付することにより、端面を保護した紙管が提案されている。
実開平7−23765号公報 特開平11−139693公報
しかし、紙管は用途に応じてリサイクルされることが多く、リサイクル時における紙粉発生についても防止する必要がある。紙管は使用時においては、両端の内面にチャックを用いて固定し、高速で回転してシート材料を繰り出して使用する。このとき、紙管の内部にチャックのひっかき傷がついたり、使用済みの紙管を交換するときなどに落下させることがあり、このときに角部に打痕傷がついたりする場合がある。これらの傷は当該部分から紙粉を発生させる原因ともなることから、損傷が激しい紙管はリサイクルされることなく廃棄されることが多かった。
また、上記の紙管製造時における切断時には、図11に示すように、切断刃76の刃先を紙管表面75に押しつけ、紙管を軸Aの周りに回転させながら切断刃76を深く切り入れることにより切断するため、紙管端面は通常、切断刃76の厚みにより、軸Aに対して厳密に垂直にならず内面側が突き出した方向に傾斜する。当該端面の傾斜は、シート材料の繰り出し時において、紙管の角部とシート材料の引っかかりを発生させシート材料の切断の原因となる場合もあった。
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、紙管の繰り返し使用時においても紙粉の発生を防止し、リサイクル性を向上させることができる紙管を提供することである。
本発明は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成の紙管を提供する。
本発明の第1態様によれば、紙管本体に両端面に端部被覆部材を付した紙管であって、
前記紙管本体は、内面の端部近傍に薄肉部を有し、
前記端部被覆部材は、前記紙管本体の端面と略等しい環形状を有し外径側に向かうにつれて徐々に厚みが大きくなるように構成されたフランジ部と、前記紙管本体の薄肉部により形成される切り欠き部分を充填する長さ及び厚みを有し前記切り欠き部分に嵌入される袴部と、を有することを特徴とする紙管を提供する。
本発明の第2態様によれば、前記フランジ部は、前記紙管本体の外径寸法よりごく小さい外径に構成されていることを特徴とする、第1態様の紙管を提供する。
本発明の第3態様によれば、前記巻芯が使用されるチャックの把持位置よりも奥側まで設けられていることを特徴とする、第1又は第2態様の紙管を提供する。
本発明の第4態様によれば、前記フランジ部は、前記紙管本体の端面との対向面に固定ピンを備え、前記固定ピンが紙管本体の端面に設けられた固定穴に挿入して前記紙管本体と端部被覆部材が固定することを特徴とする、第1から第3態様のいずれか1つの紙管を提供する。
本発明の第5態様によれば、第1から第4態様のいずれか1つの紙管の紙管本体に前記薄肉部を形成するための紙管製造装置であって、
前記紙管本体の内径よりも小さい外径に構成された円柱形の丸刃ホルダーと、前記丸刃ホルダーの軸上に中心が位置するように前記丸刃ホルダーの一端面に設けられ、前記丸刃ホルダーの外表面から突出するように設けられた切り込み丸刃とを有するナイフユニットと、
前記丸刃ホルダーを軸中心に回転可能に前記丸刃ホルダーの他端面を支持し、前記丸刃ホルダーの外表面を前記紙管本体内面に押圧するように付勢する支持アームと、
前記紙管を軸中心に回転可能に支持する紙管支持ユニットとを備えることを特徴とする、紙管製造装置を提供する。
本発明によれば、円筒状の紙管本体の端面と同形に構成された端部被覆部材のフランジ部が設けられているため、紙管の端面を平滑に且つ完全に被覆することができる。したがって紙管の端面からの紙粉が脱落、飛散することを防止することができる。また、端部被覆部材の袴部が紙管本体の端部近傍に設けられているため、使用時に紙管を支持するチャックによるひっかき傷の発生を防止することができる。また、袴部は、紙管本体の薄肉部により形成される切り欠き部分を充填する長さ及び厚みを有するので、紙管の内周面との境界部分はレベルの差がなく、一般に普及しているチャックをそのまま使用することができる。さらに、フランジ部は、内側に向かうにつれて厚み寸法が増大するため、紙管本体の切断時に生じる端面の傾斜を吸収することができ、紙管の端面の傾斜をなくすことが可能である。
また、本発明の第2態様によれば、前記フランジ部は、前記紙管本体の外径寸法よりごく小さく構成することにより、製造後の経時による水分率低下に伴って紙管本体が縮小した場合であっても、フランジ部が紙管本体の外表面から突出することがなく、シート材料などに巻しめ跡などを発生させることがない。
本発明の第3態様によれば、袴部を長く構成してチャックの把持位置よりも奥側まで配置することにより、チャックが紙管本体に直接接触することがなく、ひっかき傷などを生じさせないため、紙粉の発生を防止することができる。
本発明の第4態様によれば、固定ピンを紙管本体に挿入して紙管本体と端部被覆部材が固定することにより、端部被覆部材が紙管本体の軸周りに回転して位置ずれなどを生じさせることがなくなるため、両者間の接着剤を少なくして両者の離脱を容易にさせることができるため、リサイクル時の利便性を向上させることができる。
本発明の第5態様によれば、紙管本体の内面側に設けられる薄肉部の長さ及び厚みを丸刃ホルダーの挿入幅と切り込み丸刃の突出幅を調整することで容易に設定することができるため、容易かつ高精度に薄肉部を形成することが可能となる。
本発明の第1実施形態にかかる紙管の外観構成斜視図である。 図1のII-II線における部分拡大断面図である。 図1の紙管に使用される端部保護カバーの構成を示す斜視図である。 図1の紙管の端部及び端部保護カバーの組立て構成を示す部分拡大断面図である。 図1の紙管の薄肉部を形成するための丸刃切削装置の構成を示す模式図である。 図5の丸刃切削装置の模式的構成を示す側面図である。 本発明の第2実施形態にかかる紙管の部分拡大断面図である。 図7の紙管に使用される端部保護カバーの構成を示す斜視図である。 図7の紙管の製造に使用される固定穴穿孔装置の模式的構造を示す図である。 紙管の製造工程を模式的に説明する図である。 紙管の切断工程を模式的に説明する図である。
以下、本発明の実施形態に係る紙管について、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態にかかる紙管の外観構成を示す斜視図である。図2は、図1のII-IIにおける部分拡大断面図である。図3は、図1の紙管に使用される端部保護カバーの構成を示す斜視図である。図4は、図1の紙管の端部及び端部保護カバーの組立て構成を示す部分拡大断面図である。
本実施形態にかかる紙管1は、例えば、スパイラル紙管などで構成された紙管本体2と、紙管本体2の両端に設けられる端部保護カバー3と、を備えたものである。
本実施形態においては、紙管本体2は紙帯をらせん状に巻きとって作成されるスパイラル紙管が用いられている。また、紙管本体2は、コーティング処理や帯状原紙の一部が重なることによって形成される表面の凹凸を研磨などの外表面に平滑処理を行ったものであってもよい。また、使用時における乾燥に伴う変形を防止するために、あらかじめ、乾燥処理を行い、含水率10%以下、好ましくは6%程度とすることが好ましい。
本実施形態の紙管に用いられる紙管本体2は、肉厚および内径ともに、用途に応じて適宜決定すればよい。たとえば、内径はφ50からφ300、肉厚は5〜30mm程度のものを用いることができ、後述する薄肉部の切削加工のために若干肉厚を大きめにすることが好ましい。
紙管本体2の両端には、内周面を切削することにより形成された薄肉部7が設けられている。薄肉部7により画定される切り欠き8の長さLは特に限定されるものではなく、例えば、紙管1の使用時にチャックにより固定される幅までとすることが可能である。また、厚み寸法Tは、紙管本体2の肉厚に応じて適宜決定すればよい。
端部保護カバー3は、例えば、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン等の汎用プラスチックで構成されており、紙管本体2の端面6を被覆するフランジ部4と紙管本体2の内周面2bの端部近傍部位を被覆する袴部5を備える。
フランジ部4は、使用される紙管本体2の端面と同じ環状に構成され紙管の端面の全面を被覆する。ただし、その外径寸法Roは、含水率の低下による紙管の収縮を考慮して、製造時における紙管本体2の外径寸法R1よりも若干小さく構成されている。
また、フランジ部の厚み寸法は特に限定されるものではないが、10mm程度までとすることが好ましい。さらに、図4に示すように、紙管本体2の製造工程において切断時に生じる端面6の傾斜に相当するように、下面4aが上面4bに対して傾斜し、内径側の厚み寸法が徐々に薄くなるように構成されている。
袴部5は、図4に示すように、紙管本体2の内周面2bの端部近傍部位に設けられた薄肉部7によって画定される切り欠き8内に装填配置される。端部保護カバー3の内径寸法Riは、紙管本体R2の内径寸法と袴部5は紙管本体2の端部近傍部位の内周面に設けられた切り欠き8とほぼ等しい長さ寸法及び厚み寸法を有し、紙管本体2の内周面2bと面一になるように紙管に装着される。
本実施形態にかかる紙管1に使用される紙管本体2は、一般的なスパイラル紙管に薄肉部7を形成することにより製造される。スパイラル紙管に薄肉部7を形成するには、図5及び図6に示す丸刃切削装置10を使用する。
丸刃切削装置10は、原料となるスパイラル紙管50の両端部から所定の位置に所定の深さの切り込み51を形成する装置である。丸刃切削装置10は、台座11の上に設けられた一対の下部ローラー12と押さえ板13の下面に設けられた一対の上部ローラー14によって、スパイラル紙管50を支持する。下部ローラー12及び上部ローラー14は、それぞれスパイラル紙管の軸と平行な回転軸を有しており、これらのローラー12,14が回転することによって、スパイラル紙管50が軸周りに回転する。
また、丸刃切削装置10は、切り込み51をスパイラル紙管内面の所定位置に設けるために切り込み丸刃15と丸刃ホルダー16とを有するナイフユニット17有し、ナイフユニット17を所定位置に付勢配置する付勢アーム18とを備える。丸刃ホルダー16は、スパイラル紙管50の内径よりも小さい外径に構成された円柱形に構成されており、端面に切り込み丸刃15が固定される。切り込み丸刃15は、丸刃ホルダー16よりも大きい径寸法を有しており、当該丸刃ホルダー16の外表面からの突出量が切り込み51の深さ幅となる。
丸刃ホルダー16は、付勢アーム18によりその外表面がスパイラル紙管50の内表面に押圧される。また、付勢アーム18は、丸刃ホルダー16をスパイラル紙管50内への挿入幅を任意に変更することができるようにシリンダ19に接続されており、切り込み51を任意の位置に付すことができる。
丸刃切削装置10は、ナイフユニットをスパイラル紙管内の所定の位置においてその内周面に押し当て、ローラー12,14を回転させることによって軸に対して垂直な切り込み51を入れることができる。その後、丸刃切削装置10によって付された切り込み51より外側を図示しない削り機で切削することで薄肉部7が形成される。
その後、射出成型などの方法によって作成された紙管本体2の形状に応じた端部保護カバー3を紙管本体2の両端部に接着剤などを用いて取りつけ、紙管1を製造する。接着剤は、端部保護カバー3のフランジ部4の下面4aに塗布することで紙管本体2の端面を接着剤でコーティングして紙粉の発生を防止することができる。
本実施形態の紙管によれば、円筒状の紙管本体2の端面に端部保護カバー3のフランジ部が設けられているため、紙管1の端面を平滑に且つ完全に被覆することができる。また、袴部が紙管本体の端部に設けられているため、紙管の内周面を傷から保護することが可能である。したがって、紙管の繰り返し利用においても使用傷や端面から紙粉が発生することがない。
(第2実施形態)
図7は、本発明の第2実施形態にかかる紙管の部分拡大組立断面図である。図8は、図7の紙管に使用される端部保護カバーの構成を示す斜視図である。本実施形態にかかる紙管20は、第1実施形態にかかる紙管1と共通する構成を有するため、相違点を中心として説明する。
紙管20は、例えば、スパイラル紙管などで構成された紙管本体22と、紙管本体22の両端に設けられる端部保護カバー23と、を備えたものである。紙管本体22の両端には、内周面を切削することにより形成された薄肉部27が設けられている。薄肉部27により画定される切り欠き28の長さLは第1実施形態よりよりも長く、紙管2の使用時にチャックにより固定される幅までとなっている。
また、紙管の端面26には、複数個の固定穴29が設けられている。固定穴29は、有底の穿孔であり、スパイラル紙管の製造後に後述する図9に示す固定穴穿孔装置により設けられた所定の深さを有する。固定穴29の設置個数は、特に限定されるものではなく2から12個程度とすることができ、紙管本体22の端面に周方向に均等間隔となるように設けられている。
固定穴穿孔装置40は、紙管本体の端面に同時に複数の固定穴29を穿孔するための装置であり、紙管本体22の端面とほぼ同じ径のドリルヘット41が紙管本体22に対して離接可能にスライドするように構成されている。ドリルヘッド41にはそれぞれ回転する穿孔ドリル42が複数均等間隔に設けられており、ドリルヘッド41が予め設定された深さの固定穴となるように、紙管本体22に接近することによって、穿孔ドリル42が紙管本体22の端面26に固定穴を穿孔する。
端部保護カバー23は、例えば、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン等の汎用プラスチックで構成されており、紙管本体22の端面26を被覆するフランジ部4と紙管本体2の内周面2bの端部近傍部位を被覆する袴部5を備える。
フランジ部24の紙管との対向面である下面24aには、紙管本体22に設けられた固定穴29に挿入する固定ピン30が設けられている。固定ピンは、固定穴29に挿入可能に固定穴29に対応して設けられる。
固定ピン30が固定穴29に挿入されることにより、端部保護カバー23の紙管の軸周りの位置ずれが防止される。したがって、両者の固定のために使用される接着材を少なくすることができる。
以上説明したように、本実施形態の紙管によれば、円筒状の紙管本体22の端面を平滑に且つ完全に被覆し、保護する及び紙粉発生を防止することができる。端部保護カバー23の脱落や軸方向の位置ずれを防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
1、20 紙管
2,22 紙管本体
3,23 端部保護カバー
4,24 フランジ部
5,25 袴部
6,26 端面
7,27 薄肉部
8,28 切り欠き
29 固定穴
30 固定ピン

Claims (5)

  1. 紙管本体に両端面に端部被覆部材を付した紙管であって、
    前記紙管本体は、内面の端部近傍に薄肉部を有し、
    前記端部被覆部材は、前記紙管本体の端面と略等しい環形状を有し外径側に向かうにつれて徐々に厚みが大きくなるように構成されたフランジ部と、前記紙管本体の薄肉部により形成される切り欠き部分を充填する長さ及び厚みを有し前記切り欠き部分に嵌入される袴部と、を有することを特徴とする紙管。
  2. 前記フランジ部は、前記紙管本体の外径寸法よりごく小さい外径に構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の紙管。
  3. 前記袴部は、前記巻芯が使用されるチャックの把持位置よりも奥側まで設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の紙管。
  4. 前記フランジ部は、前記紙管本体の端面との対向面に固定ピンを備え、前記固定ピンが紙管本体の端面に設けられた固定穴に挿入して前記紙管本体と端部被覆部材が固定することを特徴とする、請求項1から3のいずれか1つに記載の紙管。
  5. 請求項1から4の1いずれか1つに記載の紙管の紙管本体に前記薄肉部を形成するための紙管製造装置であって、
    前記紙管本体の内径よりも小さい外径に構成された円柱形の丸刃ホルダーと、前記丸刃ホルダーの軸上に中心が位置するように前記丸刃ホルダーの一端面に設けられ、前記丸刃ホルダーの外表面から突出するように設けられた切り込み丸刃とを有するナイフユニットと、
    前記丸刃ホルダーを軸中心に回転可能に前記丸刃ホルダーの他端面を支持し、前記丸刃ホルダーの外表面を前記紙管本体内面に押圧するように付勢する支持アームと、
    前記紙管を軸中心に回転可能に支持する紙管支持ユニットと、を備えることを特徴とする、紙管製造装置。
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