JP6383053B1 - シート巻取装置 - Google Patents
シート巻取装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6383053B1 JP6383053B1 JP2017112343A JP2017112343A JP6383053B1 JP 6383053 B1 JP6383053 B1 JP 6383053B1 JP 2017112343 A JP2017112343 A JP 2017112343A JP 2017112343 A JP2017112343 A JP 2017112343A JP 6383053 B1 JP6383053 B1 JP 6383053B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- winding
- roller
- roll
- sandwiching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Abstract
Description
まず、図1〜図11を参照して、本実施形態によるシート巻取装置100の構成について説明する。
アキューム機構1は、巻き替え時にシート150を一時的に貯留するために設けられている。このため、上流側から供給されるシート150の搬送を停止することなく、巻き替えを行うことが可能である。アキューム機構1は、シート150の搬送経路長を変更することにより、シート150を貯留および排出するように構成されている。なお、アキューム機構1では、シート150の幅方向が水平方向(Y1およびY2方向)を向く状態でシート150が搬送されている。
搬送機構2は、シート150の幅方向の向きを鉛直方向に変更し、その幅方向が鉛直方向を向くシート150を巻取機構3に搬送するために設けられている。この搬送機構2は、下部フレーム91のレーンLに沿ってシート150を搬送するように構成されている。下部フレーム91には、搬送方向(X2方向)に沿って複数のローラ91aが回転自在に設けられ、幅方向が鉛直方向を向くシート150の下端部がそのローラ91aに支持されながらシート150が搬送されるようになっている。また、搬送機構2は、搬送部21と、ガイドローラ22および23と、傾斜ローラ24とを含んでいる。
巻取機構3は、搬送機構2により搬送されるシート150を巻き取るために設けられている。この巻取機構3は、図7に示すように、回転台31と、複数(本実施形態では5つ)のピン32とを含み、シート150の下端部を回転台31で支持しながら複数のピン32の外側にシート150を巻き取るように構成されている。
移送機構4は、巻取ロール151を回転可能に保持した状態でその巻取ロール151を移送方向(X1およびX2方向)に移送するように構成されている。この移送機構4は、巻取位置P1から結束位置P2に巻取ロール151を移送するとともに、結束位置P2から排出位置P3に巻取ロール151を移送するために設けられている。なお、移送方向は、鉛直方向と直交する方向であり、本発明の「第1方向」の一例である。また、巻取位置P1は、巻取機構3によりシート150の巻き取りが行われる位置であり、結束位置P2は、結束機構5により巻取ロール151が結束される位置であり、排出位置P3は、バンド170で結束された巻取ロール151が排出される位置である。巻取位置P1、結束位置P2および排出位置P3は、上流側から下流側に向けて順に隣接するように設けられている。
結束機構5は、巻取ロール151の巻き崩れを防止するために、巻取ロール151をバンド170(図22参照)で結束するように構成されている。この結束機構5は、結束位置P2に配置され、巻取ロール151にバンド170を巻き付けるバンド巻付装置51と、巻取ロール151を結束位置P2で回転させる複数(本実施形態では4つ)の円錐ローラ52とを含んでいる。バンド巻付装置51(図22参照)は、一方側(Y1方向側)に配置され、バンド170を巻取ロール151の中心開口部に通して径方向外側に巻き付けるように構成されている。具体的には、巻取ロール151の中心開口部の内周面のY1方向側の部分と、その部分から巻取ロール151の径方向外側に位置する外周面、上端面および下端面とがバンド170で縛られている。
切断機構6は、結束位置P2に移送された巻取ロール151へと延びるシート150を切断するために設けられている。この切断機構6は、シート150に対して一方側(Y1方向側)に配置されるベース部材61(図9参照)と、シート150に対して他方側(Y2方向側)に配置されるベース部材62(図10参照)とを含んでいる。ベース部材61および62は、移送フレーム41に横方向(Y1およびY2方向)に移動可能に設けられている。なお、ベース部材61および62は、それぞれ、本発明の「第1ベース部材」および「第2ベース部材」の一例である。また、横方向は、鉛直方向および移送方向と直交する方向であり、本発明の「第2方向」の一例である。
送り機構7は、切断されたシート150の端部(切断端の一方)を巻取ロール151側に送るために設けられている。この送り機構7は、図11に示すように、シート150に対して一方側に配置されるベース部材71と、シート150に対して他方側に配置されるベース部材72と、横方向(Y1およびY2方向)に延びる中間パイプ73とを含んでいる。ベース部材71および72は、中間パイプ73に横方向(Y1およびY2方向)に移動可能に設けられている。中間パイプ73は、移送フレーム41に移送方向(X1およびX2方向)に移動可能に設けられている。
栓部材挿入機構8は、図7に示すように、切断されたシート150の孔部150aに栓部材160を挿入するために設けられている。すなわち、栓部材挿入機構8は、切断されたシート150の端部(切断端の他方)に現れる孔部150aを閉塞するために設けられている。この栓部材挿入機構8は、巻取機構3の下流側(X2方向側)に配置され、鉛直方向に移動可能な本体部81を含んでいる。この本体部81には栓部材160が供給され、その栓部材160を本体部81がシート150の孔部150aに挿入するようになっている。
次に、図1〜図23を参照して、本実施形態によるシート巻取装置100の動作について説明する。
本実施形態では、上記のように、幅方向が鉛直方向を向くシート150を巻き取る巻取機構3と、巻取ロール151を移送方向(X2方向)に移送する移送機構4と、巻取ロール151へと延びるシート150を切断する切断機構6とが設けられている。巻取機構3は、回転台31および複数のピン32を含み、ピン32が回転台31から突出された状態で回転台31が回転されることによって切断されたシート150がピン32に巻き付けられるように構成されるとともに、巻取ロール151が移送されるときにピン32が回転台31から退避するように構成されている。切断機構6は、横方向(Y1およびY2方向)に移動可能なベース部材61および62を含み、ベース部材61にカッター611および挟持部材612が設けられるとともに、ベース部材62にカッターガイド621および挟持部材622が設けられている。このように構成することによって、移送機構4により巻取ロール151を移送するとともに、切断機構6によりシート150を切断し、ピン32が突出された状態の回転台31を回転させることにより、切断されたシート150をピン32に巻き付けることができるので、巻取ロール151を排出して新しい巻取ロールの形成を開始することができる。したがって、エラストマからなる帯状のシート150の幅方向が鉛直方向を向く状態でそのシート150を巻き取る場合に、巻き替えを自動化することができる。
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
4 移送機構
5 結束機構
6 切断機構
7 送り機構
8 栓部材挿入機構
31 回転台
31a 回転軸
32 ピン
52 円錐ローラ
61 ベース部材(第1ベース部材)
62 ベース部材(第2ベース部材)
100 シート巻取装置
150 シート
150a 孔部
151 巻取ロール
160 栓部材
170 バンド
611 カッター
612 挟持部材(第1挟持部材)
613 挟持ローラ(第1挟持ローラ)
621 カッターガイド
622 挟持部材(第2挟持部材)
623 挟持ローラ(第2挟持ローラ)
711 保持ローラ(保持部材)
721 保持ローラ(保持部材)
Claims (7)
- エラストマからなる帯状のシートの幅方向が鉛直方向を向く状態でそのシートを巻き取るように構成されたシート巻取装置であって、
幅方向が鉛直方向を向くシートを巻き取る巻取機構と、
シートの巻き取りによって形成される巻取ロールを移送する移送機構と、
巻取ロールへと延びるシートを切断する切断機構とを備え、
前記巻取機構は、鉛直方向の回転軸を有する回転台と、前記回転台の中央部に回転方向に間隔を隔てて配置される複数のピンとを含み、前記ピンが前記回転台から突出された状態で前記回転台が回転されることによって切断されたシートが前記ピンに巻き付けられるように構成されるとともに、巻取ロールが移送されるときに前記ピンが前記回転台から退避するように構成され、
前記移送機構は、巻取ロールを鉛直方向と交差する第1方向に移送するように構成され、
前記切断機構は、シートに対して一方側に配置される第1ベース部材と、シートに対して他方側に配置される第2ベース部材とを含み、前記第1ベース部材および前記第2ベース部材が前記第1方向と交差する第2方向に移動可能に構成され、
前記第1ベース部材には、シートを切断するカッターが鉛直方向に移動可能に設けられるとともに、前記カッターによるシートの切断時に第2挟持部材とでシートを挟み込むための第1挟持部材が設けられ、
前記第2ベース部材には、前記カッターが鉛直方向に移動する際にガイドするカッターガイドと、前記カッターによるシートの切断時に前記第1挟持部材とでシートを挟み込む前記第2挟持部材とが設けられていることを特徴とするシート巻取装置。 - 請求項1に記載のシート巻取装置において、
前記第1ベース部材には、前記カッターによるシートの切断時に第2挟持ローラとでシートを挟み込むための第1挟持ローラが設けられるとともに、前記第2ベース部材には、前記カッターによるシートの切断時に前記第1挟持ローラとでシートを挟み込む前記第2挟持ローラが設けられており、
前記第1挟持ローラは、鉛直方向に延びるように形成された1本のローラを含み、
前記第2挟持ローラは、鉛直方向に連なるように配置される複数のローラを含み、前記第2ベース部材に着脱可能に取り付けられていることを特徴とするシート巻取装置。 - 請求項2に記載のシート巻取装置において、
前記カッターによりシートが切断される前に、シートを挟持する前記第1挟持部材および前記第2挟持部材が上方に移動されるとともに、シートを挟持する前記第1挟持ローラおよび前記第2挟持ローラが上方に移動されるように構成されていることを特徴とするシート巻取装置。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載のシート巻取装置において、
巻取ロールをバンドで結束する結束機構を備え、
前記結束機構は、巻取ロールを回転させる複数の円錐ローラを含み、巻取ロールの周方向における複数箇所に前記バンドを巻き付けるように構成されていることを特徴とするシート巻取装置。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載のシート巻取装置において、
前記切断機構により切断されたシートの端部を巻取ロール側に送る送り機構を備え、
前記送り機構は、前記第2方向に移動可能に設けられた一対の保持部材を含み、前記保持部材が切断されたシートを保持した状態で前記第1方向に移動するように構成されていることを特徴とするシート巻取装置。 - 請求項1〜5のいずれか1つに記載のシート巻取装置において、
シートが断面に孔部を有する場合に、切断されたシートの孔部に栓部材を挿入するための栓部材挿入機構を備えることを特徴とするシート巻取装置。 - 請求項1〜6のいずれか1つに記載のシート巻取装置において、
前記第1挟持部材は、前記第1ベース部材に着脱可能に取り付けられるとともに、前記第2挟持部材は、前記第2ベース部材に着脱可能に取り付けられていることを特徴とするシート巻取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017112343A JP6383053B1 (ja) | 2017-06-07 | 2017-06-07 | シート巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017112343A JP6383053B1 (ja) | 2017-06-07 | 2017-06-07 | シート巻取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6383053B1 true JP6383053B1 (ja) | 2018-08-29 |
JP2018203481A JP2018203481A (ja) | 2018-12-27 |
Family
ID=63354894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017112343A Active JP6383053B1 (ja) | 2017-06-07 | 2017-06-07 | シート巻取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6383053B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102144437B1 (ko) * | 2020-02-13 | 2020-08-13 | 김봉규 | 섬유 원단용 권취 장치 |
CN111360899B (zh) * | 2020-03-26 | 2021-06-08 | 山东启点装饰材料有限公司 | 一种墙纸背胶切断装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63306149A (ja) * | 1987-05-30 | 1988-12-14 | Yoshida Kogyo Kk <Ykk> | スプ−ル排出方法およびその排出装置 |
JPH10338398A (ja) * | 1997-06-11 | 1998-12-22 | Toray Eng Co Ltd | シート状物切断装置 |
-
2017
- 2017-06-07 JP JP2017112343A patent/JP6383053B1/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63306149A (ja) * | 1987-05-30 | 1988-12-14 | Yoshida Kogyo Kk <Ykk> | スプ−ル排出方法およびその排出装置 |
JPH10338398A (ja) * | 1997-06-11 | 1998-12-22 | Toray Eng Co Ltd | シート状物切断装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018203481A (ja) | 2018-12-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
BRPI0709975A2 (pt) | dispositivo para o manejo de bobinas de material de embalagem | |
EP2431164B1 (en) | Device and method of producing a tire | |
KR102098091B1 (ko) | 전선 자동 바인딩 포장장치 | |
JP6383053B1 (ja) | シート巻取装置 | |
ITTO20090296A1 (it) | Dispositivo per il confezionamento di un prodotto in un involucro | |
EP2942294B1 (en) | Wrapping method and wrapping machine for confectionery products | |
JP4571564B2 (ja) | 製品、詳しくは箱の包装ユニットとその包装方法 | |
EP0456117A1 (en) | Method and apparatus for wrapping a roll with stretch wrap | |
TWI719628B (zh) | 用於將一帶狀物展開之裝置及衝壓成片材形式之元件的機器 | |
ITBO990548A1 (it) | Metodo e macchina per la fascettatura di gruppi di foglietti . | |
EP3999430A1 (en) | Machine and method for packaging rolls and the like | |
JP5461876B2 (ja) | たばこ製品ラッピングユニットおよび方法 | |
US20170253459A1 (en) | Reception sleeve | |
JPH04239428A (ja) | ストリップ材料ロールの交換装置 | |
JP2008143600A (ja) | シート供給装置およびこれを用いたシート包装機 | |
IT202100026303A1 (it) | Sistema di imballaggio ad avvolgimento su asse orizzontale e relativa unità di cambio bobina | |
IT202000017641A1 (it) | Apparato per l’avvolgimento di materassi o tappeti e relativo procedimento | |
IT202100021314A1 (it) | Apparato e relativo metodo di avvolgimento di nastri di materiale per la produzione di dispositivi di accumulo di energia elettrica | |
JPH07156913A (ja) | 金属コイル包装のグリップアーム周回による包装紙巻付装置列 | |
JP7231966B1 (ja) | 包装装置および包装方法 | |
ITRM960465A1 (it) | Macchina avvolgitrice e metodo relativo | |
US5706631A (en) | Method and device for packaging a roll formed by a wound web of material | |
JP3931031B2 (ja) | フイルム巻き付け装置 | |
EP3397557B1 (en) | Method of forming primary package tube for tampons and the corresponding apparatus | |
JP5893395B2 (ja) | 袋敷設装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180619 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180626 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180731 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180802 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6383053 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |