JP2015145152A - 鞍乗型車両のエアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗員の頭部の傷害を低減することができる鞍乗型車両のエアバッグ装置を提供する。【解決手段】車両から上方へ向かって乗員の前方で展開するエアバッグを備え、エアバッグが、膨張展開時に、乗員の頭部と対向する頭部対向部と、車両から上方へ立ち上がり頭部対向部を下方から支持する首部と、を備える鞍乗型車両のエアバッグ装置において、首部から頭部対向部にかけてエアバッグの乗員側の正面部と反乗員側の裏面部と、を互いに結合する第一絞り部が形成され、第一絞り部により、エアバッグの膨張展開時に上下方向に延びる柱状の気室が車幅方向に複数並べて形成される。【選択図】図8

Description

本発明は、鞍乗型車両のエアバッグ装置に関する。
従来、自動二輪車等の鞍乗型車両のエアバッグ装置として、エアバッグの膨張展開時に、乗員の頭部と対向する頭部対向部と、くびれ部を有する首部と、を備えることで、車両からの干渉を回避したような状態でエアバッグが膨張展開する構造がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−73559号公報
ところで、エアバッグの膨張展開時に、頭部対向部の膨出箇所を迅速且つ精度良く展開することにより、乗員の頭部の傷害を低減することができる構成が望まれている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、乗員の頭部の傷害を低減することができる鞍乗型車両のエアバッグ装置を提供する。
上記の目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用した。
すなわち、請求項1に係る鞍乗型車両のエアバッグ装置は、車両から上方へ向かって乗員(200)の前方で展開するエアバッグ(40)を備え、前記エアバッグ(40)が、膨張展開時に、前記乗員(200)の頭部(201)と対向する頭部対向部(41)と、前記車両から上方へ立ち上がり前記頭部対向部(41)を下方から支持する首部(42)と、を備える鞍乗型車両のエアバッグ装置(30)において、前記首部(42)から前記頭部対向部(41)にかけて前記エアバッグ(40)の乗員側の正面部(40f1)と反乗員側の裏面部(40f2)と、を互いに結合する第一絞り部(43)が形成され、前記第一絞り部(43)により、前記エアバッグ(40)の膨張展開時に上下方向に延びる柱状の気室(44A)が車幅方向に複数並べて形成されることを特徴とする。
尚、前記鞍乗型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪且つ後二輪の他に、前二輪且つ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。
請求項2に係る鞍乗型車両のエアバッグ装置において、前記エアバッグ(40)の乗員側の正面部(40f1)と反乗員側の裏面部(40f2)との間の膨張展開時の前後厚さは、前記頭部対向部(41)にて最大となることを特徴とする。
請求項3に係る鞍乗型車両のエアバッグ装置において、前記頭部対向部(41)の膨張展開時の上方には、前記エアバッグ(40)の膨張展開時に、衝突対象(100)と当接する当接部(45)が設けられ、前記当接部(45)に、前記エアバッグ(40)の膨張展開時の上縁から下方に向かって延びる第二絞り部(46)が形成されることを特徴とする。
請求項4に係る鞍乗型車両のエアバッグ装置において、前記第一絞り部(43)及び前記第二絞り部(46)のそれぞれは、左右一対に形成され、前記左右一対の第一絞り部(43)の間の上端幅(W1)と前記左右一対の第二絞り部(46)の間の下端幅(W2)とは、略同一であることを特徴とする。
請求項5に係る鞍乗型車両のエアバッグ装置において、前記第一絞り部(43)は、左右一対に形成され、前記左右一対の第一絞り部(43)は、前記首部(42)から前記頭部対向部(41)に向かうにつれて、互いに離間することを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、エアバッグの膨張展開時に気室が車幅方向に複数並べて形成されるので、首部を補強することができる。そのため、エアバッグの膨張展開時に頭部対向部がぐらつくことを抑制し、頭部対向部の膨出箇所を迅速且つ精度良く展開することができる。よって、乗員の頭部の傷害を低減することができる。
ところで、従来のエアバッグ装置は大型の車両に搭載されていたが、小型の車両に搭載させるためには、従来のエアバッグ装置よりも小型及び軽量であることが求められる。この手段として、従来複数設けられるインフレ―タの数を減らすことや、出力の小さいインフレータを使用することが考えられる。しかし、この場合、エアバッグを展開させる際にエアバッグ内部に噴出されるガスの容量に制約が生じ、エアバッグの展開高さを十分に大きくすることは困難となる。これに対し、請求項1に記載した発明によれば、第一絞り部によってエアバッグ内部の圧力を高めることで、頭部対向部のぐらつきを抑制できるので、エアバッグの展開高さを十分に大きくすることができる。よって、限られたガス容量で乗員の頭部まで到達することができ且つ小型で軽量なエアバッグ装置を提供することができる。
請求項2に記載した発明によれば、エアバッグの膨張展開時に頭部対向部にてエアバッグの前後厚さが最大となるため、エアバッグの容積を小さくしても、乗員の頭部の傷害を低減することができる。
請求項3に記載した発明によれば、エアバッグの膨張展開時に、当接部に第二絞り部が形成されるので、エアバッグ内部に必要なインフレ―タガスの容量を少なくすることができる。そのため、小さな出力のインフレ―タを用いつつエアバッグの展開高さを大きくすることができ、当接部を形成することができる。エアバッグの膨張展開時に、この当接部が乗員と衝突対象との間に介在されるので、頭部対向部を適切な位置に規制することができる。よって、乗員の頭部の傷害を低減することができる。
また、第二絞り部によってエアバッグ内部の圧力を高めることができるので、頭部対向部から首部にかけて車幅方向に小さい形状とすることができる。よって、エアバッグ装置の小型化及び軽量化を図ることができる。
さらに、第一絞り部と第二絞り部とによって頭部対向部を前後方向に厚く形成することができるので、乗員の頭部の傷害を低減することができる。
請求項4に記載した発明によれば、インフレ―タガスの拡散方向に沿って第一絞り部と第二絞り部とが形成されるので、エアバッグ容量を抑制することができると共に、左右一対の第一絞り部の間の上端幅と左右一対の第二絞り部の間の下端幅とを略同一とすることで、頭部対向部の形状を上下・左右対称にすることができるので、乗員頭部のズレを抑制することができる。
請求項5に記載した発明によれば、気室を車幅方向に徐々に広くしながら、首部と頭部対向部とが連結されるので、頭部対向部をより安定させた状態でエアバッグを展開させることができる。
本発明の一実施形態における自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車においてエアバッグが膨張展開した状態の左側面図である。 上記自動二輪車においてエアバッグ装置が搭載された部分の左側面図である。 図3のA矢視図である。 図4のB−B断面図である。 上記エアバッグが収容されるリテーナをインフレータと共に示す斜視図である。 図5の要部拡大図である。 上記エアバッグが膨張展開した状態の乗員側の正面図である。 図8のD−D断面図である。 上記エアバッグが膨張展開した状態の側面図である。 上記エアバッグ装置の作用を説明するためのエアバッグ作動状態を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。尚、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UPがそれぞれ示されている。
図1は、本発明の一実施形態における自動二輪車1(鞍乗型車両)の左側面図である。以下、自動二輪車1を単に車両と称することがある。
図1では、本発明の一実施形態が適用されたスクータ型の自動二輪車1を示している。この自動二輪車1は、エンジン2と動力伝達機構3とを一体としたスイングユニット4を備える。自動二輪車1は、スイングユニット4の後部で後輪5を回動可能に支持するとともに、スイングユニット4の前方に前輪6を配置する。前輪6は、左右一対のフロントフォーク7の下部に回動可能に支持される。左右一対のフロントフォーク7の上部には、ブリッジ8が架設される。ブリッジ8の車幅方向中央には、操舵軸であるステアリングシャフト9が立設される。
ステアリングシャフト9の上方には、バーハンドル10が設けられる。バーハンドル10は、車幅方向に延在する単一のパイプ材から構成される。自動二輪車1の操舵系は、主に、前輪6、フロントフォーク7、ステアリングシャフト9、及びバーハンドル10等で構成される。
ステアリングシャフト9は、複数のフレーム部材を溶接等により一体とした車体フレーム11の前端に設けられたヘッドパイプ12に回動可能に支持される。車体フレーム11は、上記ヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から下方に延びるメインフレーム13と、メインフレーム13の下部側面に接続して後方に向けて延びた後、後上方に延びる左右一対のサイドフレーム14と、サイドフレーム14の後部上端と接続し、後上方に延びる左右一対のシートフレーム15と、を備える。尚、メインフレーム13は、厳密には鉛直方向に対してやや傾斜し、ヘッドパイプ12から後下方に延びる。
スイングユニット4は、左右一対のサイドフレーム14の後側下部にリンク部材14Aを介して支持され、上下方向に揺動可能とされる。スイングユニット4の上部には、エアクリーナ28が設けられる。エアクリーナ28は、コネクティングチューブ、スロットルボディ、及び吸気管を介してエンジン2に接続される。
スイングユニット4の上方には、乗員が着座するシート16が配置される。シート16は、前後方向に延在し、運転者が着座するメインシート17と、同乗者が着座するピリオンシート18と、が一体に形成される。
自動二輪車1は樹脂材料からなる複数の外装カバーで構成される車体カバーCVによって覆われる。前輪6の上方かつヘッドパイプ12の前方にはフロントカバー21が配置される。フロントカバー21の両側部後縁部には、左右一対のフロントサイドカバー22が連なる。
フロントカバー21は、上面視で車両前方に向けて先細りとなる流線形状に形成される。フロントカバー21の上部には、バイザー21Aが設けられる。バイザー21Aは、側面視で前方から後方に向けて後上方に立ち上がっており、バイザー21Aによって前方からの走行風が後上方に流れるようになっている。フロントカバー21は、フロントライト及び左右ウインカを一体に有する。
左右一対のフロントサイドカバー22それぞれの左右の後部間の空間は、その上部側が車幅方向に延びるインナーカバー23によって覆われると共に、その下部側がセンターカバー24によって覆われる。インナーカバー23の後壁部は、ステアリングシャフト9に沿って上下方向に延在し、該後壁部の下端はステイ13Aの下端の後方に位置する。一方で、センターカバー24は、インナーカバー23の上記後壁部の下端に連なって後方に延び、センターカバー24の後端はシート16の前端下方に至る。
センターカバー24及びフロントサイドカバー22の後方には、これらセンターカバー24の後部及びフロントサイドカバー22の後部に滑らかに連なって後方に延びる左右一対のリアサイドボディーカバー29が設けられる。左右一対のリアサイドボディーカバー29は、それぞれシート16の下方に配置されて車両前後方向に沿って長尺に延び、センターカバー24の後部及びフロントサイドカバー22の後部から後輪5の上方まで至る。
車両前後方向の中央下部には車幅方向中央から左右に離間して配置された左右のステップフロア20が配置される。ステップフロア20は、車幅方向に一定の幅を有し、その上面に、乗員が足を載せるために設けられる。ステップフロア20の車幅方向内側端部には、上方に向けて立ち上がり、フロントサイドカバー22の後部及びリアサイドボディーカバー29の前部に跨って滑らかに連なる左右一対のロアサイドボディーカバー部25が一体的に設けられる。ロアサイドボディーカバー部25は、車両前後方向に長尺に延びて、メインフレーム13からメインシート17の下方まで至る。
一方で、ステップフロア20の車幅方向外側端部には、下方に向かうに従い車幅方向中央に向けて延びるアンダーカウル部26が一体的に設けられる。尚、本実施形態では、ステップフロア20に、これと別体でロアサイドボディーカバー部25及びアンダーカウル部26がそれぞれ一体的に組み付けられるが、全ての部材が一体に成形されるもの等でも構わない。
センターカバー24の上方であって、バーハンドル10とシート16との間には、乗員が乗車のために足を通す跨ぎ空間19が形成される。運転者(乗員)は、跨ぎ空間19に足を通し、シート16(メインシート17)に着座して車体前後方向の中央下部に設けられた左右のステップフロア20に足を載せることで自動二輪車1に乗車することが可能である。
エアバッグ装置30は、跨ぎ空間19に設けられる。エアバッグ装置30は、インナーカバー23によって覆われる。エアバッグ装置30は、その構成部材であるリテーナ31がインナーカバー23の後壁部に沿うようにして後上方に傾斜するように配置される。これにより、エアバッグ装置30が設けられても、跨ぎ空間19を広く確保することができるので、乗員の乗降性を維持できる。
尚、図1中符号Lcは、リテーナ31の傾斜に沿う中心線である。リテーナ31の傾斜に沿う中心線Lcとは、リテーナ31の中心を通り且つヘッドパイプ12に平行な直線である。
以下、「リテーナ31の傾斜に沿う中心線Lc」を、単に「中心線Lc」と称することがある。
図2は、自動二輪車1においてエアバッグ40が膨張展開した状態の左側面図である。
エアバッグ装置30は、リテーナ31と、リテーナ31内に折り畳まれた状態で収容されるエアバッグ40と、エアバッグ40がリテーナ31から展開して膨張するようガスを供給するインフレ―タ32と、を備える。尚、エアバッグ40の収容状態は、ロール状、蛇腹状等、エアバッグ40の展開方向、展開速度等のパラメータを考慮して適宜設定することができる。
自動二輪車1には、衝撃を検知する加速度センサ(図示略)が設けられる。加速度センサは制御部(図示略)に電気的に接続され、制御部はインフレータ32に電気的に接続される。衝突が起こると、加速度センサにより検知された衝撃加速度データが制御部に送信され、制御部が衝撃加速度データに基づいてエアバッグ40の作動/非作動を瞬時に判断する。作動と判断した場合には、インフレータ32に点火電流を送り、インフレータ32を作動させてエアバッグ40内に気体を発生させ、エアバッグ40を膨張展開させる。
例えば、乗員が乗車する自動二輪車1が、その進行方向側において衝突対象(図11に示す自動車100)と衝突すると想定した場合、乗員は車両前方に向かって移動しようとする。この場合、自動車100との衝突が加速度センサにより検知されることにより、リテーナ31の内部のインフレ―タ32を介してエアバッグ40内にガスが送り込まれる。これにより、リテーナ31からエアバッグ40が膨張展開される。エアバッグ40は、乗員の前方で車両上下方向に延びると共に車両前後方向に所定の厚みを有して展開され、乗員を保護する。
リテーナ31は、インナーカバー23に収容されるようにして後上方に傾斜する。リテーナ31の下端は、シート16の下端よりも上方に配置される。これにより、跨ぎ空間19を広く確保することができるので、乗員の乗降性が向上する。
図3は、自動二輪車1においてエアバッグ装置30が搭載された部分の左側面図である。図4は、図3のA矢視図(中心線Lcに沿う方向から見た図)である。図5は、図4のB−B断面図である。尚、図3においては、便宜上、インナーカバー23の図示を省略する。また、図3〜図5においては、便宜上、エアバッグ40の図示を省略する。
図3〜図5に示すように、メインフレーム13上部におけるヘッドパイプ12寄りの部分には、ステイ13Aが設けられる。ステイ13Aは、車両後方に向けて徐々に細くなるように車両後方に突出する。
インフレータ32は、ディスク形状である。図4に示すように、インフレータ32は、リテーナ31の底部中央に一つのみ配置される。インフレータ32は、中心線Lcに沿う方向から見て、エアバッグ40がリテーナ31に収容されていない状態において、その上部(ガス供給部)がリテーナ31の内部に露出する。
図6は、エアバッグ40が収容されるリテーナ31をインフレータ32と共に示す斜視図である。図7は、図5の要部拡大図である。
図6及び図7に示すように、リテーナ31は、本体部34、蓋部35及び収容部36を備える。
本体部34は、その上端部に開口34aを有する。本体部34は、エアバッグ40(図2参照)を収容する箱状部材である。
蓋部35は、本体部34の上端部に設けられる。蓋部35は、エアバッグ40の膨張展開時の反力を受けて開くように構成される。
収容部36は、本体部34の底部に設けられる。収容部36には、インフレータ32が収容される。
尚、収容部36に収容されるインフレータ32の数は一つに限らず、二つ以上の複数であってもよい。但し、エアバッグ装置30の小型化及び軽量化を図る観点からは、収容部36には、インフレ―タ32が一つのみ収容されることが好ましい。
図8は、エアバッグ40が膨張展開した状態の乗員側の正面図である。図9は、図8のD−D断面図である。図10は、エアバッグ40が膨張展開した状態の側面図である。
図8〜図10に示すように、エアバッグ40は、頭部対向部41、首部42及び当接部45を備える。
エアバッグ40は、首部42が車幅方向に一定の左右幅を有すると共に、首部42の上部から頭部対向部41の下部に向けて車幅方向に徐々に大きくなる左右幅を有し、且つ、当接部45がその下部から上部に向けて車幅方向に徐々に小さくなる左右幅を有するように構成される(図8〜図9参照)。また、エアバッグ40は、膨張展開時に、首部42から頭部対向部41にかけて前後方向に徐々に大きくなる前後厚さを有すると共に、頭部対向部41にて前後方向に最大前後厚さ(最大厚さTmax)を有し、且つ、当接部45がその下部から上部にかけて前後方向に徐々に小さくなる前後厚さを有するように構成される(図10参照)。
エアバッグ40の下端部には、開口40hが形成される。エアバッグ40の開口40hは、インフレータ32(図4参照)のガス供給部に取り付けられる。インフレ―タ32によりエアバッグ40内にガスが送り込まれると、エアバッグ40が膨張展開し、エアバッグ40内部には気室44が形成される。
頭部対向部41は、エアバッグ40の上下中央上部に位置する。頭部対向部41は、エアバッグ40の膨張展開時に、乗員の頭部と対向する部分である。エアバッグ40の車幅方向の左右幅は、頭部対向部41にて最大幅Wmaxとなる(図8参照)。
エアバッグ40の膨張展開時において、エアバッグ40の乗員側の正面部40f1と反乗員側の裏面部40f2との間の前後厚さは、頭部対向部41にて最大厚さTmaxとなる(図10参照)。頭部対向部41においてエアバッグ40の内部には、車幅方向で最大幅を有し且つ前後方向で最大厚さを有する気室44Bが形成される。
首部42は、エアバッグ40の下部に位置する。首部42は、エアバッグ40の膨張展開時に、車両から上方へ立ち上がり頭部対向部41を下方から支持する部分である。
エアバッグ40において、首部42から頭部対向部41との間には、エアバッグ40の乗員側の正面部40f1と反乗員側の裏面部40f2とを互いに結合する、左右一対の第一絞り部43が形成される。この第一絞り部43により、首部42から頭部対向部41にかけてエアバッグ40の内部には、エアバッグ40の膨張展開時に上下方向に延びる柱状の気室44Aが車幅方向に三つ並べて形成される。
左右一対の第一絞り部43は、首部42から頭部対向部41に向かうにつれて、互いに離間する。具体的に、左右一対の第一絞り部43は、互いの離間間隔が首部42から頭部対向部41に向かうにつれて徐々に大きくなるように構成される。
第一絞り部43は、例えば、エアバッグ40の乗員側の正面部40f1と反乗員側の裏面部40f2とを互いに当接させて縫合することにより形成される。第一絞り部43が、内側環状部分43aと外側環状部分43bとで二重に縫合されることにより(図8参照)、気密性を十分に維持した状態で三つの気室44Aが区画される。
尚、エアバッグ40に形成される第一絞り部43の数は二つに限らず、一つでもよいし、三つ以上でもよい。第一絞り部43の数は、気室44Aの数等、エアバッグ40の要求仕様に応じて設定することができる。
当接部45は、エアバッグ40の上部に位置する。当接部45は、エアバッグ40の膨張展開時に、衝突対象(例えば、図11に示す自動車100の車内ルーフ等のフレーム101)と当接する部分である。当接部45には、エアバッグ40の膨張展開時の上縁から下方に向かって延びる、左右一対の第二絞り部46が形成される。これにより、当接部45においてエアバッグ40の内部には、エアバッグ40の膨張展開時に気室44Cが車幅方向に三つ並べて形成される。
左右一対の第二絞り部46は、当接部45の下部から上部にかけて、互いの離間間隔が一定である。
第二絞り部46は、例えば、エアバッグ40の乗員側の正面部40f1と反乗員側の裏面部40f2とを互いに当接させて縫合することにより形成される。第二絞り部46が、内側環状部分46aと外側環状部分46bとで二重に縫合されることにより(図8参照)、気密性を十分に維持した状態で三つの気室44Cが区画される。
エアバッグ40において、第二絞り部46は第一絞り部43と対応する位置に配置される。ここで、左右一対の第一絞り部43のうち左側の第一絞り部43上端の左端縁と右側の第一絞り部43上端の右端縁との間の距離を左右一対の第一絞り部43の間の上端幅W1とする。また、左右一対の第二絞り部46のうち左側の第二絞り部46下端の左端縁と右側の第二絞り部46下端の右端縁との間の距離を左右一対の第二絞り部46の間の下端幅W2とする。左右一対の第一絞り部43の間の上端幅W1と左右一対の第二絞り部46の間の下端幅W2とは、略同一である(図8及び図9参照)。尚、略同一とは、本願発明の効果を奏する範囲内のことを意味する。0.85×W1≦W2≦1.20×W1の範囲において好適である。
図11は、エアバッグ装置30の作用を説明するためのエアバッグ作動状態を示す側面図である。図11においては、衝突対象である自動車100の左側面に自動二輪車1が進行する状態を示す。
図11に示すように、自動二輪車1と自動車100との衝突が加速度センサにより検知され、制御部が衝撃加速度データに基づいてエアバッグ40の作動を判断した場合には、リテーナ31の内部のインフレ―タ32からエアバッグ40内にガスが送り込まれる。これにより、リテーナ31からエアバッグ40が膨張展開される。エアバッグ40は、乗員200の前方で車両上下方向に延びると共に車両前後方向に所定の厚みを有して展開される。そして、エアバッグ40内部に気室44が形成されることで乗員200が保護される。
具体的に、エアバック40が膨張展開すると、頭部対向部41に気室44Bが形成されることで乗員200の頭部201が保護される。
本実施形態のエアバッグ40には、頭部対向部41の上方に当接部45が設けられ、エアバッグ40の展開高さが十分に確保されているため、自動車100の車内ルーフ等のフレーム101よりも高い。本実施形態では、エアバッグ40が膨張展開すると、当接部45に気室44Cが形成されることで、当接部45が自動車100の車内ルーフ等のフレーム101と当接することで、エアバッグ40を乗員200と自動車100の間に支持することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る自動二輪車1のエアバッグ装置30は、車両から上方へ向かって乗員200の前方で展開するエアバッグ40を備え、エアバッグ40が、膨張展開時に、乗員200の頭部201と対向する頭部対向部41と、車両から上方へ立ち上がり頭部対向部41を下方から支持する首部42と、を備える自動二輪車1のエアバッグ装置30において、首部42から頭部対向部41にかけてエアバッグ40の乗員側の正面部40f1と反乗員側の裏面部40f2と、を互いに結合する第一絞り部43が形成され、第一絞り部43により、エアバッグ40の膨張展開時に上下方向に延びる柱状の気室44Aが車幅方向に複数並べて形成されるものである。
本実施形態によれば、エアバッグ40の膨張展開時に気室44Aが車幅方向に複数並べて形成されるので、首部42を補強することができる。そのため、エアバッグ40の膨張展開時に頭部対向部41がぐらつくことを抑制し、頭部対向部41の膨出箇所を迅速且つ精度良く展開することができる。よって、乗員200の頭部201の傷害を低減することができる。
ところで、従来のエアバッグ装置は大型の車両に搭載されていたが、小型の車両に搭載させるためには、従来のエアバッグ装置よりも小型及び軽量であることが求められる。この手段として、従来複数設けられるインフレ―タの数を減らすことや、出力の小さいインフレータを使用することが考えられる。しかし、この場合、エアバッグを展開させる際にエアバッグ内部に噴出されるガスの容量に制約が生じ、エアバッグの展開高さを十分に大きくすることは困難となる。これに対し、本実施形態によれば、第一絞り部43によってエアバッグ40内部の圧力を高めることで、頭部対向部41のぐらつきを抑制できるので、エアバッグ40の展開高さを十分に大きくすることができる。よって、限られたガス容量で乗員200の頭部201まで到達することができ且つ小型で軽量なエアバッグ装置30を提供することができる。
また、本実施形態に係る自動二輪車1のエアバッグ装置30は、エアバッグ40の乗員側の正面部40f1と反乗員側の裏面部40f2との間の膨張展開時の前後厚さが、頭部対向部41にて最大となることで、エアバッグ40の膨張展開時に頭部対向部41にてエアバッグ40の前後厚さが最大となるため、エアバッグ40の容積を小さくしても、乗員200の頭部201の傷害を低減することができる。
また、本実施形態に係る自動二輪車1のエアバッグ装置30は、頭部対向部41の膨張展開時の上方には、エアバッグ40の膨張展開時に、衝突対象100と当接する当接部45が設けられ、当接部45に、エアバッグ40の膨張展開時の上縁から下方に向かって延びる第二絞り部46が形成されることで、エアバッグ40の膨張展開時に、当接部45に第二絞り部46が形成されるので、エアバッグ40内部に必要なインフレ―タガスの容量を少なくすることができる。そのため、小さな出力のインフレ―タ32を用いつつエアバッグ40の展開高さを大きくすることができ、当接部45を形成することができる。エアバッグ40の膨張展開時に、この当接部45が乗員200と衝突対象100との間に介在されるので、頭部対向部41を適切な位置に規制することができる。よって、乗員200の頭部201の傷害を低減することができる。
また、第二絞り部46によってエアバッグ40内部の圧力を高めることができるので、頭部対向部41から首部42にかけて車幅方向に小さい形状とすることができる。よって、エアバッグ装置30の小型化及び軽量化を図ることができる。
さらに、第一絞り部43と第二絞り部46とによって頭部対向部41を前後方向に厚く形成することができるので、乗員200の頭部201の傷害を低減することができる。
また、本実施形態に係る自動二輪車1のエアバッグ装置30は、第一絞り部43及び第二絞り部46のそれぞれが左右一対に形成され、左右一対の第一絞り部43の間の上端幅W1と左右一対の第二絞り部46の間の下端幅W2とが略同一であることで、インフレ―タガスの拡散方向に沿って第一絞り部43と第二絞り部46とが形成されるので、エアバッグ容量を抑制することができると共に、左右一対の第一絞り部43の間の上端幅W1と左右一対の第二絞り部46の間の下端幅W2とを略同一とすることで、頭部対向部41の形状を上下・左右対称にすることができるので、乗員頭部のズレを抑制することができる。
また、本実施形態に係る自動二輪車1のエアバッグ装置30は、第一絞り部43が左右一対に形成され、左右一対の第一絞り部43が首部42から頭部対向部41に向かうにつれて互いに離間することで、気室44Aを車幅方向に徐々に広くしながら、首部42と頭部対向部41とが連結されるので、頭部対向部41をより安定させた状態でエアバッグ40を展開させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、インフレータ32をディスク形状としたが、シリンダ形状としてもよい。
1 自動二輪車(鞍乗型車両)
30 エアバッグ装置
40 エアバッグ
40f1 エアバッグの乗員側の正面部
40f2 エアバッグの反乗員側の裏面部
41 頭部対向部
42 首部
43 第一絞り部
44A 気室
45 当接部
46 第二絞り部
47 補強部材
100 自動車(衝突対象)
200 乗員
Tmax 頭部対向部におけるエアバッグの膨張展開時の前後厚さ
W1 左右一対の第一絞り部の間の上端幅
W2 左右一対の第二絞り部の間の下端幅

Claims (5)

  1. 車両から上方へ向かって乗員(200)の前方で展開するエアバッグ(40)を備え、
    前記エアバッグ(40)が、膨張展開時に、前記乗員(200)の頭部(201)と対向する頭部対向部(41)と、前記車両から上方へ立ち上がり前記頭部対向部(41)を下方から支持する首部(42)と、を備える鞍乗型車両のエアバッグ装置(30)において、
    前記首部(42)から前記頭部対向部(41)にかけて前記エアバッグ(40)の乗員側の正面部(40f1)と反乗員側の裏面部(40f2)と、を互いに結合する第一絞り部(43)が形成され、前記第一絞り部(43)により、前記エアバッグ(40)の膨張展開時に上下方向に延びる柱状の気室(44A)が車幅方向に複数並べて形成されることを特徴とする鞍乗型車両のエアバッグ装置。
  2. 前記エアバッグ(40)の乗員側の正面部(40f1)と反乗員側の裏面部(40f2)との間の膨張展開時の前後厚さは、前記頭部対向部(41)にて最大となることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両のエアバッグ装置。
  3. 前記頭部対向部(41)の膨張展開時の上方には、前記エアバッグ(40)の膨張展開時に、衝突対象(100)と当接する当接部(45)が設けられ、
    前記当接部(45)に、前記エアバッグ(40)の膨張展開時の上縁から下方に向かって延びる第二絞り部(46)が形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗型車両のエアバッグ装置。
  4. 前記第一絞り部(43)及び前記第二絞り部(46)のそれぞれは、左右一対に形成され、
    前記左右一対の第一絞り部(43)の間の上端幅(W1)と前記左右一対の第二絞り部(46)の間の下端幅(W2)とは、略同一であることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両のエアバッグ装置。
  5. 前記第一絞り部(43)は、左右一対に形成され、
    前記左右一対の第一絞り部(43)は、前記首部(42)から前記頭部対向部(41)に向かうにつれて、互いに離間することを特徴とする請求項1から4までのいずれか一項に記載の鞍乗型車両のエアバッグ装置。
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