JP2015144782A - 装着ユニット、挿入機器及び挿入装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベルト部材が移動することにより挿入部に推進力を作用させ、挿入部に装着された状態においても管腔屈曲位置での挿入部の移動性が確保される装着ユニットを提供すること。
【解決手段】装着ユニットは、挿入部に装着された状態において機器側回転部が回転することにより、ユニット駆動力によって長手軸を中心として前記挿入部に対して回転するユニット側回転部と、前記挿入部に装着された前記状態において前記ユニット側回転部が回転することにより、先端方向又は基端方向への移動発生力を受ける環状部材と、を備える。前記装着ユニットは、前記ユニット側回転部の回転に基づいて前記環状部材の内側移動部を前記先端方向又は前記基端方向へ移動させる前記移動発生力を発生させる運動変換部を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、挿入機器の挿入部に装着され、内周方向へ押圧力が作用する状態でベルト部材が移動することにより挿入部に先端方向又は基端方向への推進力を作用させる装着ユニットに関する。また、その装着ユニットが装着される挿入機器及びその装着ユニットを備える挿入装置に関する。
特許文献1には、挿入機器である内視鏡の挿入部にオーバーチューブを介して装着される装着ユニットを備える内視鏡装置が、挿入装置として開示されている。この装着ユニットでは、オーバーチューブは、挿入部に対して固定されている。径方向について挿入部とオーバーチューブとの間には、線状部が延設されている。線状部の先端には、回転ギアが設けられている。装着ユニットは、挿入部及びオーバーチューブに対して固定される内筒及び外筒を備える。また、装着ユニットには、径方向について内筒と外筒との間に、挿入部に対して長手軸を中心として回転可能なユニット側回転部が設けられている。ユニット側回転部には、回転ギアと噛合う外周ギア部が設けられている。装着ユニットを駆動するユニット駆動力が線状部を介して回転ギアに伝達されることにより、回転ギアが回転する。これにより、ユニット駆動力がユニット側回転部に伝達され、長手軸を中心としてユニット側回転部が回転する。
また、ユニット側回転部の外周面には、螺旋突起部であるウォームギア部が設けられている。ウォームギア部は、外周方向に向かって突出する状態で長手軸を中心とする螺旋状に、延設されている。装着ユニットの外筒には、外周方向側からウォームギア部に当接する状態で、ホイールが取付けられている。また、装着ユニットには、外周方向側からホイールに当接する状態で、ベルト部材が設けられている。ユニット側回転部が回転することにより、先端方向又は基端方向へ移動発生力がホイール及びベルト部材に作用する。これにより、ホイールが回転するとともに、ベルト部材が移動する。ベルト部材では、移動発生力が作用することにより、挿入部に対して先端方向又は基端方向へ内側移動部が移動する。そして、内側移動部が移動することにより、挿入部に対して内側移動部の移動方向とは反対方向へ外側移動部が移動する。管腔壁等によって内周方向へ押圧力が作用する状態でベルト部材が移動することにより、外側移動部の移動方向とは反対方向への推進力が挿入部、オーバーチューブ及び装着ユニットに作用する。推進力によって、管腔等での挿入部の長手軸に沿った移動性が向上する。
特開2012−191979号公報
前記特許文献1の挿入装置(内視鏡装置)では、オーバーチューブを介して装着ユニットが挿入部に装着される。また、ユニット駆動力を伝達する線状部が挿入部の外周方向側に延設されるため、オーバーチューブによって線状部の外周方向側を覆うことにより、管腔等での線状部の外部への露出を防止する必要がある。これらの観点から、前記特許文献1の挿入装置では、挿入部に装着ユニットが装着された状態において、挿入部の外周方向側にオーバーチューブを被覆する必要がある。
小腸の内部等の管腔では、管腔が屈曲する管腔屈曲位置が存在し、内視鏡等による観察においては、管腔屈曲位置を通って挿入部を移動させることがある。挿入部にオーバーチューブが被覆されることにより、オーバーチューブが被覆された領域での挿入部の可撓性が低くなる。このため、管腔屈曲位置において挿入部及びオーバーチューブが屈曲し難くなり、管腔屈曲位置において挿入部が移動し難くなる。
本発明は前記課題に着目してなされたものであり、その目的とするところは、ベルト部材が移動することにより挿入部に推進力を作用させ、挿入部に装着された状態においても管腔屈曲位置での挿入部の移動性が確保される装着ユニットを提供することにある。また、その装着ユニットが装着される挿入機器及びその装着ユニットを備える挿入装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明のある態様は、基端方向から先端方向へ長手軸に沿って延設される挿入部と、前記挿入部の外周方向側に取付けられ、前記長手軸を中心として前記挿入部に対して回転可能な機器側回転部と、前記挿入部の内部に設けられ、前記機器側回転部が接続された状態において作動されることにより、前記機器側回転部を回転させる駆動力伝達ユニットと、を備える挿入装置において、前記挿入部の前記外周方向側に装着された状態において前記駆動力伝達ユニット及び前記機器側回転部を通してユニット駆動力が伝達されることにより、駆動される装着ユニットであって、前記挿入部の前記外周方向側に装着された状態において前記機器側回転部の前記外周方向側に位置し、前記挿入部の前記外周方向側に装着された状態において前記機器側回転部が回転することにより、前記ユニット駆動力によって前記長手軸を中心として前記挿入部に対して回転するユニット側回転部と、前記ユニット側回転部の前記外周方向側に設けられ、前記先端方向又は前記基端方向への移動発生力を受けることにより、前記挿入部に対して前記先端方向又は前記基端方向へ移動する内側移動部と、前記内側移動部が移動することにより、前記挿入部に対して前記内側移動部の移動方向とは反対方向へ移動する外側移動部と、を備える環状部材と、前記ユニット側回転部の前記外周方向側に設けられ、前記挿入部の前記外周方向側に装着された状態において、前記ユニット側回転部の回転に基づいて前記環状部材の前記内側移動部を前記先端方向又は前記基端方向へ移動させる前記移動発生力を発生させる運動変換部と、前記挿入部の前記外周方向側に装着された状態において前記挿入部に対して固定され、前記長手軸を中心に回転可能な状態で前記ユニット側回転部を支持する支持部であって、前記挿入部に対して移動可能な状態で前記環状部材が取付けられる支持部と、 を備える。
本発明によれば、ベルト部材が移動することにより挿入部に推進力を作用させ、挿入部に装着された状態においても管腔屈曲位置での挿入部の移動性が確保される装着ユニットを提供することができる。また、その装着ユニットが装着される挿入機器及びその装着ユニットを備える挿入装置を提供することができる。
第1の実施形態に係る内視鏡装置を示す概略図である。 第1の実施形態に係る装着ユニットにユニット駆動力を伝達する構成を示す概略図である。 第1の実施形態に係る装着ユニットがベース部に装着されていない状態でのベース部及びベース部の近傍の構成を概略的に示す断面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 第1の実施形態に係る装着ユニットがベース部に装着された状態でのベース部及びベース部の近傍の構成を概略的に示す断面図である。 図5のVI−VI線断面図である。 第1の実施形態に係る装着ユニットの構成を概略的に示す断面図である。 図5のVIII−VIII線断面図である。 第1の実施形態に係るユニット側回転部の構成を概略的に示す斜視図である。 第2の実施形態に係る内視鏡装置においてユニット駆動力を装着ユニットに伝達する構成を概略的に示す断面図である。 図10のXI−XI線断面図である。 第2の実施形態に係る装着ユニットがベース部に装着されていない状態でのベース部及びベース部の近傍の構成を概略的に示す断面図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について、図1乃至図9を参照して説明する。図1は、第1の実施形態に係る挿入装置である内視鏡装置1を示す図である。図1に示すように、内視鏡装置1は、長手軸Cを有する。長手軸Cに平行な方向の一方(図1の矢印C1の方向)が基端方向であり、基端方向とは反対方向(図1の矢印C2の方向)が先端方向である。そして、先端方向及び基端方向が長手軸Cに平行な軸平行方向となる。内視鏡装置1は、挿入機器である内視鏡2を備える。内視鏡2は、長手軸Cに沿って延設される挿入部(内視鏡挿入部)3と、挿入部3より基端方向側に設けられる操作部(内視鏡操作部)5と、を備える。挿入部3は、長手軸Cに沿って延設され、内視鏡装置1の使用時には体腔内に挿入される。
操作部5には、ユニバーサルコード6の一端が接続されている。ユニバーサルコード6の他端は、周辺ユニット(peripheral unit)10に接続されている。周辺ユニット10は、画像処理部11と、光源部12と、駆動制御部13と、駆動操作入力部15と、表示部16と、を備える。
挿入部3は、挿入部3の先端を形成する先端硬性部(distal rigid section)21と、先端硬性部21より基端方向側に設けられる湾曲部(bending section)22と、湾曲部22より基端方向側に設けられる先端側可撓管部(distal-side flexible tube section)23と、先端側可撓管部23より基端方向側に設けられる基端側可撓管部(proximal-side flexible tube section)25と、を備える。長手軸Cに平行な軸平行方向について先端側可撓管部23と基端側可撓管部25との間には、ベース部26が設けられている。先端側可撓管部23は、ベース部26を介して基端側可撓管部25に連結されている。
ここで、長手軸Cに垂直な断面において、長手軸Cから離れる方向を外周方向(離軸方向)とし、長手軸Cに向かう方向を内周方向(向軸方向)とする。また、外周方向及び内周方向が、径方向となる。挿入部3のベース部26の外周方向側には、筒状の装着ユニット30が設けられている。挿入部3が装着ユニット30に挿通された状態で、内視鏡2の挿入部3(ベース部26)に装着ユニット30が着脱可能に装着される。装着ユニット30がベース部26に装着された状態では、ユニット駆動力が伝達されることにより、装着ユニット30が駆動される。
図2は、装着ユニット30にユニット駆動力を伝達する構成を示す図である。図3及び図5は、ベース部26及びベース部26の近傍の構成を示す図である。図3は、装着ユニット30がベース部26に装着されていない状態を示し、図5は、装着ユニット30がベース部26に装着された状態を示している。また、図4は、図3のIV−IV線断面図であり、図6は、図5のVI−VI線断面図である。
図1に示すように操作部5の外表面には、湾曲部22の湾曲操作が入力される湾曲操作ノブ32が設けられている。図3及び図4に示すように、挿入部3の内部には、内部空間40が形成されている。内部空間40には、湾曲ワイヤ33A,33Bが長手軸Cに沿って延設されている。操作部5の内部では、湾曲操作ノブ32に連結されるプーリ(図示しない)に、湾曲ワイヤ33A,33Bの基端が接続されている。湾曲ワイヤ33A,33Bの先端は、湾曲部22の先端部に接続されている。湾曲操作ノブ32での湾曲操作により、湾曲ワイヤ33A又は湾曲ワイヤ33Bが牽引され、湾曲部22が湾曲する。
それぞれの湾曲ワイヤ33A,33Bは、対応するコイル35A,35Bに挿通されている。コイル35A,35Bの基端は、操作部5の内部まで延設されている。また、コイル35A,35Bの先端は、先端側可撓管部23の先端部の内周面に接続されている。なお、本実施形態では、2本の湾曲ワイヤ33A,33Bが設けられ、湾曲部22は2方向に湾曲可能であるが、例えば4本の湾曲ワイヤが設けられ、湾曲部22が4方向に湾曲可能であってもよい。
図3乃至図6に示すように、挿入部3の内部空間40には、撮像ケーブル41、ライトガイド42、及び、チャンネルチューブ43が、長手軸Cに沿って延設されている。先端硬性部21(挿入部3の先端部)の内部には、被写体を撮像する撮像素子(図示しない)が設けられている。撮像素子は、観察窓45を通して、被写体の撮像を行う。撮像ケーブル41の一端は、撮像素子に接続されている。撮像ケーブル41は、挿入部3の内部空間40、操作部5の内部、及び、ユニバーサルコード6の内部を通って延設され、他端が周辺ユニット10の画像処理部11に接続されている。画像処理部11によって撮像された被写体像の画像処理が行われ、被写体の画像が生成される。そして、生成された被写体の画像が、表示部16に表示される。
また、ライトガイド42は、挿入部3の内部空間40、操作部5の内部、及び、ユニバーサルコード6の内部を通って延設され、周辺ユニット10の光源部12に接続されている。光源部12から出射された光は、ライトガイド42によって導光され、挿入部3の先端部(先端硬性部21)の照明窓46から被写体に照射される。
図1に示すように、操作部5の外表面には、鉗子等の処置具が挿入される処置具挿入部47が設けられている。チャンネルチューブ43は、挿入部3の内部空間40、及び、操作部5の内部を通って、一端が処置具挿入部47に接続されている。処置具挿入部47から挿入された処置具は、チャンネルチューブ43の内部を通って、先端硬性部21の開口部48から先端方向に向かって突出する。そして、処置具が先端硬性部21の開口部48から突出した状態で、処置具による処置が行われる。
図3及び図5に示すように、先端側可撓管部23は、先端側螺旋管(distal-side helical tube)51と、先端側螺旋管51の外周方向側に被覆される先端側可撓網状管(distal-side flexible reticular tube)52と、先端側可撓網状管52の外周方向側に被覆される先端側可撓外皮(distal-side flexible envelope)53と、を備える。また、ベース部26は、ベース本体55を備える。先端側螺旋管51、先端側可撓網状管52及び先端側可撓外皮53がベース本体55と嵌合することにより、先端側可撓管部23がベース部26の先端方向側に連結される。また、基端側可撓管部25は、基端側螺旋管(proximal-side helical tube)56と、基端側螺旋管56の外周方向側に被覆される基端側可撓網状管(proximal-side flexible reticular tube)57と、基端側可撓網状管57の外周方向側に被覆される基端側可撓外皮(proximal-side flexible envelope)58と、を備える。基端側螺旋管56、基端側可撓網状管57及び基端側可撓外皮58がベース本体55と嵌合することにより、基端側可撓管部25がベース部26の基端方向側に連結される。
図1及び図2に示すように、操作部5には、モータハウジング61が連結されている。モータハウジング61の内部には、駆動源であるモータ62が収容されている。モータ62には、モータケーブル63の一端が接続されている。モータケーブル63は、操作部5の内部、及び、ユニバーサルコード6の内部を通って延設され、他端が周辺ユニット10の駆動制御部13に接続されている。駆動制御部13からモータケーブル63を介して電力が供給されることにより、モータ62が駆動される。モータ62が駆動されることにより、装着ユニット30を駆動させるユニット駆動力が発生する。モータ62には、中継ギア65が取付けられている。また、操作部5の内部には、中継ギア65と噛合う駆動ギア66が、設けられている。
図2、図3及び図5に示すように、挿入部3の内部空間40には、チャンネル部材であるガイドチューブ71が長手軸Cに沿って延設されている。ガイドチューブ71は、基端側可撓管部26の内周方向側に、位置している。ガイドチューブ71の先端は、ベース部26のベース本体55に接続されている。ガイドチューブ71の内部には、ガイドチャンネル(チャンネル)72が形成されている。ガイドチャンネル72は、ガイドチューブ71によって、内部空間40から隔離されている。ガイドチャンネル72では、線状部である駆動シャフト73がシャフト軸Sに沿って延設されている。モータ62で発生したユニット駆動力は、中継ギア65及び駆動ギア66を介して、駆動シャフト73に伝達される。駆動シャフト73にユニット駆動力が伝達されることにより、シャフト軸Sを中心として駆動シャフト73が回転する。
図3乃至図6に示すように、ベース部26では、ベース本体55によって空洞部75が規定されている。空洞部75は、第1の開口位置T1で外周方向に向かって開口し、第2の開口位置T2で挿入部3の内部空間40に向かって開口している。また、ガイドチャンネル72の先端は、第2の開口位置T2で空洞部75と連通している。
ベース本体55には、駆動力伝達ユニット76が取付けられている。駆動力伝達ユニット76は、空洞部75に位置している。また、駆動力伝達ユニット76は、駆動ギア77と、駆動ギア77に噛合う中継ギア78と、を備える。駆動シャフト73の先端は、空洞部75において駆動力伝達ユニット76の駆動ギア77に接続されている。駆動シャフト73が回転することにより、ユニット駆動力が駆動力伝達ユニット76に伝達され、駆動力伝達ユニット76が作動される。
ベース部26の外周方向側には、機器側回転部80が設けられている。機器側回転部80は、ベース部26のベース本体55が機器側回転部80に挿通された状態で、ベース部26に取付けられている。機器側回転部80は、挿入部3(ベース部26)に対して長手軸Cを中心として回転可能である。ここで、機器側回転部80が回転する2方向を長手軸回り方向とする。機器側回転部80は、機器側回転本体81を備える。機器側回転本体81の内周面には、長手軸回り方向について全周に渡って内周ギア部82が、設けられている。内周ギア部82は、駆動力伝達ユニット76の中継ギア78と噛合っている。内周ギア部82が中継ギア78と噛合うことにより、機器側回転部80が駆動力伝達ユニット76に接続される。機器側回転部80が駆動力伝達ユニット76に接続された状態で駆動力伝達ユニット76が作動されることにより、ユニット駆動力が機器側回転部80に伝達される。ユニット駆動力が伝達されることにより、機器側回転部80は挿入部3に対して長手軸Cを中心として回転する。
機器側回転部80は、機器側回転本体81の外周面に取付けられる複数(本実施形態では6個)の内側ローラ83A〜83Fを備える。内側ローラ83A〜83Fは、長手軸回り方向について略等間隔だけ互いに対して離れた状態で、配置されている。それぞれの内側ローラ83A〜83Fは、対応するローラ軸(Q1〜Q6)を有する。それぞれの内側ローラ83A〜83Fは、対応するローラ軸(Q1〜Q6)を中心として、機器側回転本体81に対して回転可能である。また、内側ローラ83A〜83Fは、機器側回転本体81と一体に、挿入部3(ベース部26)に対して、長手軸Cを中心として回転可能である。
また、機器側回転部80の外周面には、機器側回転本体81及び内側ローラ83A〜83Fによって、内側嵌合面85が形成されている。内側嵌合面85には、外周方向に向かって突出する6つの凸状部86A〜86Fが設けられている。シート部材87の内周面は、内側嵌合面85に密着し、シート部材87は、内側ローラ83A〜83Fによって外周方向に向かって押圧されている。このため、長手軸回り方向について内側ローラ83A〜83Fと対応する位置では、シート部材87に凸状部が形成される。凸状部86A〜86Fが設けられることにより、内側嵌合面85は、長手軸Cに垂直な断面において非円形状に形成されている。
機器側回転部80の外周方向側には、筒状のシート部材87が被覆されている。シート部材87は、接着剤等から形成される先端側接着部88A及び基端側接着部88Bによって、ベース部26のベース本体55の外周面に取付けられている。シート部材87によって、駆動力伝達ユニット76が配置される空洞部75が、挿入部3の外部から仕切られる。シート部材87のベース部26への取付け位置では、シート部材87とベース部26の外周面との間は、液密に保たれている。これにより、空洞部75及び駆動力伝達ユニット76への挿入部3の外部からの液体の流入が防止される。空洞部75に液体が流入しないため、撮像ケーブル41、ライトガイド42等の内蔵延設物が延設される挿入部3の内部空間40への液体の流入が防止される。すなわち、シート部材87によって、挿入部3の外部から挿入部3の内部空間40への空洞部75を通しての液体の流入を防止する流入防止ユニットが、形成されている。なお、シート部材87は、ベース部26に対して固定されており、機器側回転部80は、シート部材87に対して長手軸Cを中心として回転可能である。機器側回転部80が長手軸Cを中心として回転することに伴い、凸状部86A〜86Fも長手軸Cを中心として回転する。シート部材87の内周面は内側嵌合面85に密着しているため、凸状部86A〜86Fの回転に伴ってシート部材87に形成される凸状部の位置も長手軸Cを中心として移動する。
図7は、装着ユニット30の構成を示す図である。図8は、図7のVIII−VIII線断面図である。図7及び図8に示すように、装着ユニット30は、装着ユニット30がベース部26に装着された状態において機器側回転部80の外周方向側に位置するユニット側回転部90を備える。装着ユニット30がベース部26に装着された状態において、ユニット側回転部90はシート部材87の外周方向側に位置している。したがって、装着ユニット30がベース部26に装着された状態では、径方向について機器側回転部80とユニット側回転部90との間にシート部材87が位置している。ユニット側回転部90は、挿入部3及びシート部材87に対して、長手軸Cを中心として回転可能である。
ユニット側回転部90は、ユニット側回転本体91と、ユニット側回転本体91の内周面に取付けられる複数(本実施形態では12個)の外側ローラ92A〜92Lが取付けられている。それぞれの外側ローラ92A〜92Lは、対応するローラ軸(P1〜P12)を有する。それぞれの外側ローラ92A〜92Lは、対応するローラ軸(P1〜P12)を中心として、ユニット側回転本体91に対して回転可能である。また、外側ローラ92A〜92Lは、ユニット側回転本体81と一体に、挿入部3(ベース部26)に対して、長手軸Cを中心として回転可能である。
また、ユニット側回転部90の内周面には、ユニット側回転本体91及び外側ローラ92A〜92Lによって、外側嵌合面93が形成されている。外側嵌合面93は、外周方向に向かって凹む6つの凹状部95A〜95Fを備える。長手軸回り方向について、外側ローラ92Aと外側ローラ92Bとの間に凹状部95Aが設けられ、外側ローラ92Cと外側ローラ92Dとの間に凹状部95Bが設けられ、外側ローラ92Eと外側ローラ92Fとの間に凹状部95Cが設けられる。また、長手軸回り方向について、外側ローラ92Gと外側ローラ92Hとの間に凹状部95Dが設けられ、外側ローラ92Iと外側ローラ92Jとの間に凹状部95Eが設けられ、外側ローラ92Kと外側ローラ92Lとの間に凹状部95Fが設けられる。ここで、長手軸Cと外側嵌合面93との間の径方向についての寸法を第1の径方向寸法D1とする。外側嵌合面93に凹状部95A〜95Fが設けられるため、外側嵌合面93では、長手軸回り方向に沿って第1の径方向寸法D1が変化する。それぞれの凹状部95A〜95Fの底位置において、第1の径方向寸法D1は最大値となる。また、凹状部95A〜95F以外の部位において、第1の径方向寸法D1は最小値となる。前述のように第1の径方向寸法が変化することにより、外側嵌合面93は、長手軸Cに垂直な断面において内側嵌合面85に対応する非円形状に形成されている。装着ユニット30がベース部26に装着された状態では、外側嵌合面93は内側嵌合面85に嵌合している。
図5及び図6に示すように、装着ユニット30がベース部26に装着された状態では、凹状部95Aに内側ローラ83A(凸状部86A)が配置され、凹状部95Bに内側ローラ83B(凸状部86B)が配置され、凹状部95Cに内側ローラ83C(凸状部86C)が配置される。また、装着ユニット30がベース部26に装着された状態では、凹状部95Dに内側ローラ83D(凸状部86D)が配置され、凹状部95Eに内側ローラ83E(凸状部86E)が配置され、凹状部95Fに内側ローラ83F(凸状部86F)が配置される。この状態でユニット駆動力によって機器側回転部80が回転することにより、内側ローラ83Aがシート部材87を介して外側ローラ92A又は外側ローラ92Bを押圧し、内側ローラ83Bがシート部材87を介して外側ローラ92C又は外側ローラ92Dを押圧し、内側ローラ83Cがシート部材87を介して外側ローラ92E又は外側ローラ92Fを押圧する。同様に、内側ローラ83Dがシート部材87を介して外側ローラ92G又は外側ローラ92Hを押圧し、内側ローラ83Eがシート部材87を介して外側ローラ92I又は外側ローラ92Jを押圧し、内側ローラ83Fがシート部材87を介して外側ローラ92K又は外側ローラ92Lを押圧する。これにより、ユニット駆動力が内側嵌合面85から装着ユニット30の外側嵌合面93に伝達され、装着ユニット30が駆動される。前述のように、駆動シャフト73、駆動力伝達ユニット76及び機器側回転部80を通してユニット駆動力が伝達されることにより、ユニット側回転部90は挿入部3及びシート部材87に対して、長手軸Cを中心として回転する。前述のように、外側嵌合面93によって、装着ユニット30がベース部26に装着された状態において機器側回転部80からユニット駆動力を受ける駆動力受け部が、形成されている。
なお、それぞれの内側ローラ83A〜83Fは対応するローラ軸(Q1〜Q6)を中心として回転するため、それぞれの内側ローラ83A〜83Fとカバー部材87との間の摩擦は小さくなる。同様に、それぞれの外側ローラ92A〜92Iは対応するローラ軸(P1〜P12)を中心として回転するため、それぞれの外側ローラ92A〜92Iとカバー部材87との間の摩擦は小さくなる。このため、内側嵌合面85から装着ユニット30の外側嵌合面93にユニット駆動力が適切に伝達され、ユニット側回転部90が適切に回転する。
図9は、ユニット側回転部90の構成を示す図である。図7及び図9に示すように、ユニット側回転部90の外周面には、外周方向に向かって突出する螺旋突起部97が設けられている。螺旋突起部97は、長手軸Cを中心とする螺旋状に延設されている。また、ユニット側回転部90のユニット側回転本体91には、先端側係合爪98A及び基端側係合爪98Bが設けられている。先端側係合爪98Aは螺旋突起部97より先端方向側に位置し、基端側係合爪98Bは螺旋突起部97より基端方向側に位置している。
図7及び図8に示すように、装着ユニット30は、長手軸Cを中心に回転可能な状態でユニット側回転部90を支持する支持部100を備える。支持部100には、先端側係合溝101A及び基端側係合溝101Bが、設けられている。先端側係合爪98Aが先端側係合溝101Aに係合し、かつ、基端側係合爪98Bが基端側係合溝101Bと係合することにより、ユニット側回転部90が支持部100によって支持される。支持部100によってユニット側回転部90が支持された状態では、先端側係合爪98Aは先端側係合溝101Aを長手軸回り方向に沿って移動可能であり、基端側係合爪98Bは基端側係合溝101Bを長手軸回り方向に沿って移動可能である。このため、支持部100によってユニット側回転部90が支持された状態において、ユニット側回転部90は支持部100に対して長手軸Cを中心として回転可能となる。
図5及び図7に示すように、支持部100の内周面には、基端側固定面102及び先端側固定面103が、設けられている。基端側固定面102は、外側嵌合面93より基端方向側に位置し、先端側固定面103は、外側嵌合面93より先端方向側に位置している。また、ベース部26のベース本体55の外周面には、基端側ベース支持面105及び先端側ベース支持面106が設けられている。基端側ベース支持面105は、内側嵌合面85及びシート部材87より基端方向側に位置し、先端側ベース支持面106は、内側嵌合面85及びシート部材87より先端方向側に位置している。装着ユニット30がベース部26に装着された状態では、基端側固定面102は基端側ベース支持面105に外周方向側から嵌合状態で固定され、先端側固定面103は先端側ベース支持面106に外周方向側から嵌合状態で固定される。基端側固定面102が基端側ベース支持面105に嵌合し、かつ、先端側固定面103が先端側ベース支持面106に嵌合することにより、ベース部26に支持部100が固定される。
ここで、挿入部3の内部では、ベース本体55によって規定される空洞部75まで、ガイドチャンネル72及び駆動シャフト73が先端方向に向かって延設されている。すなわち、基端側可撓管部25の内部には、先端側可撓管部23の内部には延設されないガイドチャンネル72及び駆動シャフト73が、延設されている。このため、基端側可撓管部25では、内部に延設される内蔵延設物(例えば、撮像ケーブル41、ライトガイド42等)の数が、先端側可撓管部23に比べて、多くなる。内部の内蔵延設物の数が多くなることにより、基端側可撓管部25では、内部空間40の長手軸Cに垂直な断面積を、先端側可撓管部23に比べて大きくする必要がある。このため、基端側可撓管部25では、先端側可撓管部23に比べて、内径及び外径が大きくなる。基端側可撓管部25の外径が先端側可撓管部23の外径より大きくなるため、内側嵌合面85より基端方向側に位置する基端側ベース支持面105では、内側嵌合面85より先端方向側に位置する先端側ベース支持面106より、外径が大きくなる。
また、装着ユニット30において、長手軸Cと基端側固定面102との間の径方向についての寸法を第2の径方向寸法D2とし、長手軸Cと先端側固定面103との間の径方向についての寸法を第3の径方向寸法D3とする。第2の径方向寸法D2は、第1の径方向寸法D1の最大値より大きくなる。また、第3の径方向寸法D3は、第1の径方向寸法D1の最小値より小さくなる。このため、外側嵌合面93では、長手軸回り方向についていずれの位置においても第1の径方向寸法D1は、基端側固定面102の第2の径方向寸法D2より小さくなる。また、外側嵌合面93では、長手軸回り方向についていずれの位置においても第1の径方向寸法D1は、先端側固定面103の第3の径方向寸法D3より大きくなる。
装着ユニット30は、支持部100に取付けられる(本実施形態では3本の)環状部材であるベルト部材110A〜110Cを備える。ベルト部材110A〜110Cは、長手軸回り方向について略等間隔だけ互いに対して離れた状態で、配置されている。ベルト部材110A〜110Cは、挿入部3に対して移動可能に設けられている。ベルト部材110Aは、リンク部材111A及び複数のローラ112Aを介して支持部100に取付けられている。同様に、ベルト部材110Bは、リンク部材111B及び複数のローラ112Bを介して支持部100に取付けられ、ベルト部材110Cは、リンク部材111C及び複数のローラ112Cを介して支持部100に取付けられている。また、ベルト部材110Aの移動は、ローラ112Aによってガイドされる。同様に、ベルト部材110Bの移動は、ローラ112Bによってガイドされ、ベルト部材110Cの移動は、ローラ112Cによってガイドされている。
ベルト部材110A〜110Cは、ユニット側回転部90の外周方向側に設けられ、外周方向側から螺旋突起部97に当接している。長手軸Cを中心とする螺旋状に延設される螺旋突起部97にベルト部材110A〜110Cが当接するため、ユニット駆動力によってユニット側回転部90が回転することにより、それぞれのベルト部材110A〜110Cに先端方向又は基端方向への移動発生力が螺旋突起部97から作用する。それぞれのベルト部材110A(110B,110C)は、環状に延設され、内側移動部113A(113B,113C)と、内側移動部113A(113B,113C)より外周方向側に設けられる外側移動部115A(115B,115C)と、を備える。それぞれのベルト部材110A(110B,110C)は、内側移動部113A(113B,113C)で、螺旋突起部97と当接している。ここで、先端方向を進行方向とする右螺子と同様(すなわち、右巻き)に、螺旋突起部97が、ユニット側回転部90に長手軸Cを中心として延設されるとする。この場合、先端方向を前方方向として右回りにユニット側回転部90を回転させることにより、ユニット側回転部90の回転運動が、螺旋突起部97の螺旋山を先端方向へ向かって移動させる運動に、運動変換される。これにより、螺旋突起部97に当接した内側移動部113A(113B,113C)に基端方向への移動発生力を作用させ、内側移動部113A(113B,113C)を基端方向へ移動させる。また、内側移動部113A(113B,113C)を先端方向へ移動させる場合には、先端方向を前方方向として左回りにユニット側回転部90を回転させればよい。つまり、螺旋突起部97は、ユニット側回転部90の回転運動をベルト部材110A(110B,110C)の先端方向又は基端方向への移動運動へ変換することによってベルト部材110A(110B,110C)の内側移動部113A(113B,113C)を先端方向又は基端方向へ移動させる移動発生力を発生させる運動変換部として、機能している。なお、螺旋突起部97は、先端方向を進行方向とする左螺子と同様(すなわち、左巻き)に、ユニット側回転部90において長手軸Cを中心に延設されてもよい。この場合、先端方向を前方方向として左回りにユニット側回転部90を回転させることにより、内側移動部113A(113B,113C)は基端方向へ移動する。
それぞれのベルト部材110A(110B,110C)では、内側移動部113A(113B,113C)に、螺旋突起部97から移動発生力が作用する。移動発生力が作用することにより、それぞれの内側移動部113A(113B,113C)は、移動発生力の作用方向と同一方向に移動する。すなわち、移動発生力によって、それぞれの内側移動部113A(113B,113C)は、挿入部3に対して先端方向又は基端方向へ移動する。この際、内側移動部113Aの移動方向は、内側移動部113Bの移動方向及び内側移動部113Cの移動方向と同一である。また、それぞれの外側移動部115A(115B,115C)は、対応する内側移動部113A(113B,113C)が移動することにより、対応する内側移動部113A(113B,113C)の移動方向とは反対方向へ、挿入部3に対して移動する。この際、外側移動部115Aの移動方向は、外側移動部115Bの移動方向及び外側移動部115Cの移動方向と同一である。なお、本実施形態では、内側移動部113A(113B,113C)は螺旋突起部97に直接的に当接しているが、螺旋突起部97と内側移動部113A(113B,113C)との間にギア機構(ピニオンギア等)が設けられ、ギア機構によって、運動変換部の一部が形成されてもよい。
次に、装着ユニット30及び挿入装置である内視鏡装置1の作用について説明する。内視鏡装置1を用いて大腸の内部、小腸の内部等の管腔において被写体を観察する際には、挿入機器である内視鏡2の挿入部3のベース部26に装着ユニット30を装着する。この際、挿入部3は、基端方向側から装着ユニット30の内部に挿通される。挿入部3のベース部26では、内側嵌合面85より基端方向側に位置する基端側ベース支持面105の外径が、内側嵌合面85より先端方向側に位置する先端側ベース支持面106の外径より、大きくなる。ここで、本実施形態の外側嵌合面93では、長手軸回り方向についていずれの位置においても第1の径方向寸法D1は、基端側固定面102の第2の径方向寸法D2より小さくなる。また、外側嵌合面93では、長手軸回り方向についていずれの位置においても第1の径方向寸法D1は、先端側固定面103の第3の径方向寸法D3より大きくなる。すなわち、基端側固定面102より先端方向側の外側嵌合面93の第1の径方向寸法D1が、基端側固定面102の第2の径方向寸法D2より小さくなり、外側嵌合面93より先端方向側の先端側固定面103の第3の径方向寸法D3が、外側嵌合面93の第1の径方向寸法D1より小さくなる。このため、装着ユニット30のベース部26への装着において、基端側ベース支持面105への固定位置まで基端側固定面102が基端方向へ移動し易くなり、内側嵌合面85との嵌合位置まで外側嵌合面93が基端方向へ移動し易くなる。また、先端側ベース支持面106への固定位置まで先端側固定面103が基端方向へ移動し易くなる。したがって、ベース部26へ装着ユニット30を容易に装着することができる。
そして、装着ユニット30がベース部26に装着された状態で、挿入部3及び装着ユニット30を管腔に挿入する。そして、装着ユニット30のベルト部材110A〜110Cが管腔壁に当接した状態で、駆動操作入力部15で駆動操作を入力する。これにより、駆動制御部13によってモータ62が駆動され、ユニット駆動力が発生する。発生したユニット駆動力は、駆動シャフト73、駆動力伝達ユニット76及び機器側回転部80を通して、装着ユニット30に伝達される。ここで、機器側回転部80の内側嵌合面85は、長手軸Cに垂直な断面において非円形状に形成され、装着ユニット30のユニット側回転部90の外側嵌合面93は、長手軸Cに垂直な断面において内側嵌合面85に対応する非円形状に形成されている。このため、機器側回転部80からユニット駆動力が装着ユニット適切に伝達され、装着ユニット30を適切に駆動することができる。
装着ユニット30が駆動されることにより、ユニット側回転部90は長手軸Cを中心として回転する。ユニット側回転部90が回転することにより、螺旋突起部97からそれぞれのベルト部材110A〜110Cに先端方向又は基端方向への移動発生力が作用する。移動発生力によって、挿入部3に対して先端方向又は基端方向へ内側移動部113A〜113Cが移動する。そして、内側移動部113A〜113Cが移動することにより、挿入部3に対して内側移動部113A〜113Cの移動方向とは反対方向へ外側移動部115A〜115Cが移動する。ベルト部材110A〜110Cに管腔壁から内周方向へ押圧力が作用する状態でベルト部材110A〜110Cが移動することにより、外側移動部115A〜115Cの移動方向とは反対方向への推進力が挿入部3及び装着ユニット30に作用する。推進力によって、管腔での挿入部3の長手軸Cに沿った移動性が向上する。
また、装着ユニット30が装着された状態では、ベース部26の外周方向側に装着ユニット30が位置するだけであり、先端側可撓管部23及び基端側可撓管部25には、装着ユニット30が被覆されていない。また、駆動シャフト73は、挿入部3の内部に延設されるため、基端側可撓管部25にオーバーチューブ等を被覆する必要もない。このため、装着ユニット30がベース部26に被覆された状態においても、先端側可撓管部23及び基端側可撓管部25の可撓性は、低下することなく維持される。したがって、管腔が屈曲する管腔屈曲位置を挿入部3が通過する際にも、挿入部3は管腔屈曲位置の形状に対応する形状に屈曲し易くなる。このため、装着ユニット30が装着された状態においても、管腔屈曲位置での挿入部3の長手軸Cに沿った移動性を確保することができる。
内視鏡装置1での観察が終了すると、挿入部3及び装着ユニット30を管腔から抜脱し、装着ユニット30をベース部27から取外す。そして、挿入部3を洗浄液で洗浄する。この際、シート部材87によって、液体の空洞部75の流入が防止される。液体が空洞部75へ流入しないため、撮像ケーブル41、ライトガイド42等が延設される挿入部3の内部空間40への液体の流入が有効に防止される。これにより、使用後の内視鏡2の洗浄において、作業性を確保することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図10乃至図12を参照して説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態の構成を次の通り変形したものである。なお、第1の実施形態と同一の部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図10は、本実施形態の内視鏡装置1においてユニット駆動力を装着ユニット30に伝達する構成を示す図である。図11は、図10のXI−XI線断面図である。図10に示すように、本実施形態では、操作部5に、チューブ接続部121が設けられている。チューブ接続部121には、操作部5の外部に対して開口する基端側開口部122が、形成されている。本実施形態でも、挿入部3の内部空間40にチャンネル部材であるガイドチューブ71が延設され、ガイドチューブ71の内部のガイドチャンネル(チャンネル)72に、駆動シャフト73が延設されている。そして、ガイドチューブ71の先端がベース部26のベース本体55に接続され、ガイドチャンネル72の先端が第2の開口位置T2で空洞部75に連通している。
本実施形態では、ガイドチューブ71の基端が、チューブ接続部121に接続されている。そして、ガイドチャンネル72の基端は、基端側開口部122で、操作部55の外部に対して開口している。ベース本体55とガイドチューブ71との間が液密となる状態で、ガイドチューブ71はベース本体55に接続されている。また、チューブ接続部121とガイドチューブ71との間が液密となる状態で、ガイドチューブ71はチューブ接続部121に接続されている。これにより、挿入部3の内部空間40へのガイドチャンネル72からの液体の流出が防止される。ガイドチャンネル72から液体が流出しないため、撮像ケーブル41、ライトガイド42等の内蔵延設物が延設される挿入部3の内部空間40への液体の流入が防止される。すなわち、ガイドチューブ71によって、挿入部3の外部から挿入部3の内部空間40への液体の流入を防止する流入防止ユニットが、形成されている。
また、駆動シャフト73の基端は、モータ62に接続されている。モータ62は、基端側開口部122において、チューブ接続部121に着脱可能に取付けられている。モータ62は、モータケーブル63を介して電力が供給されることにより、駆動される。モータ62が駆動されることにより、ユニット駆動力が発生する。
図10及び図11に示すように、本実施形態では、駆動力伝達ユニット76には、駆動ギア126が1つのみ設けられている。駆動ギア126に、駆動シャフト73の先端が接続されている。装着ユニット30がベース部26に装着された状態では、駆動ギア126は、機器側回転部80の内周ギア部82と噛合っている。機器側回転部80の内周ギア部82と噛合った状態において駆動力伝達ユニット76が駆動されることにより、機器側回転部80にユニット駆動力が伝達され、機器側回転部80が回転する。
また、本実施形態では、シート部材87は設けられていない。そして、機器側回転部80の外周面には、長手軸Cに垂直な断面において略八角形状(非円形状)となる多角形外表面123が、形成されている。ユニット側回転部90の内周面には、長手軸Cに垂直な断面において多角形外表面123に対応する略八角形状(非円形状)となる多角形内表面125が、形成されている。装着ユニット30がベース部26に装着された状態では、ユニット側回転部90の多角形内表面125は、機器側回転部80の多角形外表面123に外周方向側から当接し、多角形外表面123に嵌合する。すなわち、外側嵌合面である多角形内表面125が、内側嵌合面である多角形外表面123に嵌合する。多角形内表面125が多角形外表面123に嵌合した状態で機器側回転部80が回転することにより、ユニット駆動力が装着ユニット30に伝達される。これにより、第1の実施形態と同様に、ユニット側回転部90が長手軸Cを中心として回転する。
なお、本実施形態においても、外側嵌合面である多角形内表面125において、径方向について長手軸Cと多角形内表面125との間の第1の径方向寸法D1が、長手軸回り方向に沿って変化する。第1の径方向寸法D1は、八角形の頂点で最大値となり、八角形の頂点と頂点との間の中間位置で最小値となる。本実施形態でも第1の実施形態と同様に、基端側固定面102での第2の径方向寸法D2は、多角形内表面125での第1の径方向寸法D1の最大値より大きくなる。そして、先端側固定面103での第3の径方向寸法D3は、多角形内表面125での第1の径方向寸法D1の最小値より小さくなる。
図12は、装着ユニット30がベース部26に装着されていない状態でのベース部26及びベース部26の近傍の構成を示す図である。図12に示すように、装着ユニット30がベース部26から取外された状態では、機器側回転部80は、内周ギア部82が駆動ギア126と噛合う位置(図12の点線の位置)から先端方向へ移動可能である。内周ギア部82が駆動ギア126と噛合う位置から先端方向へ移動することにより、空洞部75が第1の開口位置T1で挿入部3の外部に対して開口する。本実施形態では、内視鏡2の洗浄において、操作部5の基端側開口部122からガイドチャンネル72に洗浄液を流入する。そして、ガイドチャンネル72及び空洞部75を通して、第1の開口位置T1から挿入部3の外部へ洗浄液を流出させる。これにより、ガイドチャンネル72の洗浄が効率的に行われる。この際、前述のように、ガイドチャンネル72から挿入部3の内部空間40への液体の流出は、有効に防止される。
また、ユニット側回転部90には、螺旋突起部97より先端方向側に移動規制部127が設けられている。移動規制部127は、内周方向に向かって突出している。装着ユニット30がベース部26に装着された状態では、移動規制部127が機器側回転部80に先端方向側から当接している。これにより、内周ギア部82が駆動ギア126と噛合う位置からの機器側回転部80の先端方向への移動が、規制される。したがって、装着ユニット30がベース部26に装着された状態では、機器側回転部80は、駆動力伝達ユニット76に接続される位置で強固に保持される。
(変形例)
前述の実施形態及び変形例では、挿入機器として内視鏡2を備える挿入装置である内視鏡装置1について説明したが、例えばマニピュレータを挿入機器として備える挿入装置においても、本発明を適用可能である。
前述の実施形態及び変形例では、挿入部(3)のベース部(26)の外周方向側に装着された装着ユニット(30)は、線状部(73)、駆動力伝達ユニット(76)及び機器側回転部(80)を通してユニット駆動力が伝達されることにより、駆動される。ベース部(26)に装着ユニット(30)が装着された状態では、機器側回転部(80)が回転することにより、機器側回転部(80)の外周方向側に位置するユニット側回転部(90)が、ユニット駆動力によって長手軸(C)を中心として挿入部(3)に対して回転する。そして、ユニット側回転部(90)の外周面には、外周方向に向かって突出する状態で長手軸(C)を中心とする螺旋状に螺旋突起部(97)が延設されている。また、装着ユニット(30)では、ユニット側回転部(90)が回転することにより、ユニット側回転部(90)の外周方向側に設けられるベルト部材(110A〜110C)に、先端方向又は基端方向への移動発生力が螺旋突起部(97)から作用する。移動発生力が作用することにより、ベルト部材(110A〜110C)の内側移動部(113A〜113C)は挿入部(3)に対して先端方向又は基端方向へ移動し、外側移動部(115A〜115C)は挿入部(3)に対して内側移動部(113A〜113C)の移動方向とは反対方向へ移動する。ベース部(26)に装着ユニット(30)が装着された状態では、装着ユニット(30)の支持部(100)が固定され、長手軸(C)を中心に回転可能な状態でユニット側回転部(90)が支持部(100)によって支持される。ベルト部材(110A〜110C)は、支持部(100)に取付けられている。
以上、本発明の実施形態及び変形例について説明したが、本発明は前述の実施形態及び変形例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形ができることは勿論である。
1…内視鏡装置、2…内視鏡、3…挿入部、26…ベース部、30…装着ユニット、73…駆動シャフト、75…空洞部、76…駆動力伝達ユニット、80…機器側回転部、90…ユニット側回転部、100…支持部、110A〜110C…ベルト部材。

Claims (11)

  1. 基端方向から先端方向へ長手軸に沿って延設される挿入部と、
    前記挿入部の外周方向側に取付けられ、前記長手軸を中心として前記挿入部に対して回転可能な機器側回転部と、
    前記挿入部の内部に設けられ、前記機器側回転部が接続された状態において作動されることにより、前記機器側回転部を回転させる駆動力伝達ユニットと、
    を備える挿入装置において、前記挿入部の前記外周方向側に装着された状態において前記駆動力伝達ユニット及び前記機器側回転部を通してユニット駆動力が伝達されることにより、駆動される装着ユニットであって、
    前記挿入部の前記外周方向側に装着された状態において前記機器側回転部の前記外周方向側に位置し、前記挿入部の前記外周方向側に装着された状態において前記機器側回転部が回転することにより、前記ユニット駆動力によって前記長手軸を中心として前記挿入部に対して回転するユニット側回転部と、 前記ユニット側回転部の前記外周方向側に設けられ、前記先端方向又は前記基端方向への移動発生力を受けることにより、前記挿入部に対して前記先端方向又は前記基端方向へ移動する内側移動部と、前記内側移動部が移動することにより、前記挿入部に対して前記内側移動部の移動方向とは反対方向へ移動する外側移動部と、を備える環状部材と、
    前記ユニット側回転部の前記外周方向側に設けられ、前記挿入部の前記外周方向側に装着された状態において、前記ユニット側回転部の回転に基づいて前記環状部材の前記内側移動部を前記先端方向又は前記基端方向へ移動させる前記移動発生力を発生させる運動変換部と、
    前記挿入部の前記外周方向側に装着された状態において前記挿入部に対して固定され、前記長手軸を中心に回転可能な状態で前記ユニット側回転部を支持する支持部であって、前記挿入部に対して移動可能な状態で前記環状部材が取付けられる支持部と、
    を具備する装着ユニット。
  2. 前記ユニット側回転部は、前記ユニット側回転部の内周面に設けられ、前記挿入部の前記外周方向側に装着された状態において前記機器側回転部から前記ユニット駆動力を受けることにより、前記ユニット側回転部を回転させる駆動力受け部を備える、請求項1の装着ユニット。
  3. 前記支持部は、前記支持部の内周面において前記駆動力受け部より前記基端方向側に設けられ、前記挿入部の前記外周方向側に装着された状態において、前記外周方向側から前記挿入部の外周面に嵌合状態で固定される基端側固定面であって、前記長手軸と前記駆動力受け部との間の径方向についての第1の径方向寸法が、前記長手軸と前記基端側固定面との間の前記径方向についての第2の径方向寸法より小さくなる基端側固定面を備える、
    請求項2の装着ユニット。
  4. 前記駆動力受け部は、前記長手軸回り方向に沿って前記第1の径方向寸法が変化するとともに、前記長手軸に垂直な断面において非円形状に形成され、
    前記ユニット側回転部は、前記機器側回転部の外周面に設けられる内側嵌合面に前記駆動力受け部が嵌合することにより、前記機器側回転部から前記ユニット駆動力を受けることが可能となり、
    前記基端側固定面では、前記第2の径方向寸法が前記駆動力受け部での前記第1の径方向寸法の最大値より大きくなる、
    請求項3の装着ユニット。
  5. 前記支持部は、前記支持部の内周面において前記駆動力受け部より前記先端方向側に設けられ、前記挿入部の前記外周方向側に装着された状態において、前記外周方向側から前記挿入部の外周面に嵌合状態で固定される先端側固定面であって、前記長手軸と前記先端側固定面との間の前記径方向についての第3の径方向寸法が、前記第1の径方向寸法より小さくなる先端側固定面を備える、請求項3の装着ユニット。
  6. 前記駆動力受け部は、前記長手軸回り方向に沿って前記第1の径方向寸法が変化するとともに、前記長手軸に垂直な断面において非円形状に形成され、
    前記ユニット側回転部は、前記機器側回転部の外周面に設けられる内側嵌合面に前記駆動力受け部が嵌合することにより、前記機器側回転部から前記ユニット駆動力を受けることが可能となり、
    前記先端側固定面では、前記第3の径方向寸法が前記駆動力受け部での前記第1の径方向寸法の最小値より大きくなる、
    請求項5の装着ユニット。
  7. 請求項1の装着ユニットが装着される挿入機器であって、
    空洞部を規定し前記装着ユニットが前記外周方向側に装着されるベース部を備え、前記長手軸に沿って延設される前記挿入部と、
    前記ベース部の前記外周方向側に取付けられ、前記装着ユニットが前記ベース部に装着された前記状態において前記長手軸を中心として前記挿入部に対して回転することにより、前記ユニット駆動力によって前記ユニット側回転部を回転させる前記機器側回転部と、
    前記ベース部によって規定される前記空洞部に配置される状態で前記ベース部に取付けられ、前記機器側回転部が接続された前記状態において作動されることにより、前記機器側回転部を回転させる前記駆動力伝達ユニットと、
    前記挿入部の前記内部に延設され、前記先端が前記駆動力伝達ユニットに接続される線状部と、
    を具備する挿入機器。
  8. 前記ベース部は、第1の開口位置で前記外周方向に向かって開口し、かつ、第2の開口位置で前記挿入部の内部空間に向かって開口する状態に、前記空洞部を規定し、
    前記挿入機器は、前記挿入部の外部から前記挿入部の前記内部に形成される内部空間への前記空洞部を通しての液体の流入を防止する流入防止ユニットをさらに備える、
    請求項7の挿入機器。
  9. 前記流入防止ユニットは、前記ベース部との間が液密となる状態で前記ベース部に取付けられ、前記機器側回転部の前記外周方向側に設けられるシート部材であって、前記装着ユニットが前記ベース部に装着された前記状態において前記ユニット側回転部が前記外周方向側に位置し、前記挿入部の前記外部から前記空洞部への前記液体の流入を防止するシート部材を備える、請求項8の挿入機器。
  10. 前記流入防止ユニットは、前記挿入部の前記内部空間に前記長手軸に沿って延設され、前記線状部が延設されるチャンネルが内部に形成されるチャンネル部材であって、前記ベース部との間が液密となる状態で前記ベース部に前記チャンネル部材の先端が接続されるとともに、前記チャンネルの先端が前記第2の開口位置で前記空洞部と連通し、前記チャンネルから前記挿入部の前記内部空間への前記液体の流出されるチャンネル部材を備える、請求項8の挿入機器。
  11. 請求項1の装着ユニットと、
    空洞部を規定し前記装着ユニットが外周方向側に装着されるベース部を備え、前記長手軸に沿って延設される前記挿入部と、
    前記ベース部の前記外周方向側に取付けられ、前記装着ユニットが前記ベース部に装着された前記状態において前記長手軸を中心として前記挿入部に対して回転することにより、前記ユニット駆動力によって前記ユニット側回転部を回転させる前記機器側回転部と、
    前記ベース部によって規定される前記空洞部に配置される状態で前記ベース部に取付けられ、前記機器側回転部が接続された前記状態において作動されることにより、前記機器側回転部を回転させる前記駆動力伝達ユニットと、
    前記挿入部の前記内部に延設され、前記先端が前記駆動力伝達ユニットに接続される線状部と、
    を具備する挿入装置。
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