JP6230767B1 - 挿入具及び挿入機器 - Google Patents

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Abstract

挿入具の挿入部では、円筒部材の外周面に移動部材が接触する。前記移動部材は、前記円筒部材の長手軸の軸回りの回転によって前記円筒部材から駆動力が伝達されることにより、前記長手軸に平行な自転軸を中心として回転するとともに、前記長手軸の前記軸回りに移動する。前記挿入部では、被膜が前記移動部材を外周側から覆い、前記被膜は、前記移動部材を前記長手軸へ向かって付勢することにより、前記移動部材を前記円筒部材の前記外周面へ押圧する。

Description

本発明は、挿入部を備える挿入具に関する。また、その挿入具及びその挿入具の挿入部に装着される装着具を備える挿入機器に関する。
国際公開第2013/038720号公報には、スパイラルユニット(装着具)が挿入部に装着される内視鏡(挿入具)が開示されている。この内視鏡では、挿入部の内部に駆動シャフトが延設され、駆動シャフトの先端が駆動ギアに接続される。そして、挿入部にベース部及び回転体が設けられ、回転体の内周面に形成される内周ギアが駆動ギアと噛合う。駆動シャフトが回転することにより、駆動力が駆動ギアを介して回転体に伝達され、回転体がベース部に対して長手軸の軸回りに回転する。回転体には、外周側に突出する凸部(内側凸部)が形成され、挿入部では、被膜によって凸部を含む回転体の外周側が覆われる。そして、スパイラルユニットは、被膜を外周側から覆う状態で挿入部に着脱可能に装着される。回転体が長手軸の軸回りに回転することにより、凸部が被膜を介してスパイラルユニットを押圧する。これにより、スパイラルユニットに駆動力が伝達され、スパイラルユニットは長手軸の軸回りに回転する。
国際公開第2013/038720号公報の挿入具では、内周ギアの回転速度に対して凸部(内側凸部)の長手軸の軸回りの移動速度が減速せず、内周ギアと凸部との間で回転トルクが増幅されない。このため、装着具に印加される駆動トルク(回転トルク)が小さくなる可能性がある。内周ギアに印加される回転トルクを大きくすることにより、装着具に印加される駆動トルクも大きくなる。しかし、内周ギアに印加される駆動トルクを大きくするためには、電動モータ等の駆動源から内周ギアまでの間の駆動力を伝達する構成において駆動トルクの増幅量を大きくする必要がある。駆動源から内周ギアまでの間の駆動力を伝達する構成において駆動トルクの増幅量を大きくすると、挿入部において駆動力を伝達する構成が複雑化する。このため、挿入部の製造において手間及びコストが増大する。
本発明が目的とするところは、挿入部において駆動力を伝達する構成が簡略化され、装着具へ適切な大きさの駆動トルクが印加される挿入具を提供することにある。また、その挿入具を備える挿入機器を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明のある態様の挿入具は、長手軸に沿って延設される挿入部と、前記挿入部において前記長手軸を中心軸として延びる円筒状に形成され、駆動力が伝達されることにより、前記長手軸の軸回りに回転する円筒部材と、前記挿入部において前記円筒部材の外周面に接触し、前記円筒部材における前記長手軸の前記軸回りの回転によって前記円筒部材から前記駆動力が伝達されることにより、前記長手軸に平行な自転軸を中心として回転するとともに、前記長手軸の前記軸回りに移動する少なくとも1つの移動部材と、前記移動部材を外周側から覆う状態で前記挿入部の外周面の一部を形成するとともに、可撓性を有し、前記移動部材を前記長手軸へ向かって付勢することにより、前記移動部材を前記円筒部材の前記外周面へ押圧する被膜と、を備える。
図1は、第1の実施形態に係る挿入機器を示す概略図である。 図2は、第1の実施形態に係るスパイラルユニットが挿入部に装着された状態でのベース部及びその近傍の構成を、長手軸に略平行な断面で概略的に示す断面図である。 図3は、第1の実施形態に係るスパイラルユニットが挿入部に装着された状態でのベース部及びその近傍の構成を、ベース部を通る長手軸に交差する断面で概略的に示す断面図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について、図1乃至図3を参照して説明する。図1は、挿入機器1を示す図である。図1に示すように、挿入機器1は、挿入具である内視鏡2と、装着具であるスパイラルユニット10と、を備える。内視鏡2は、挿入部3を備え、挿入部3は、中心軸として長手軸Cを有する。ここで、長手軸Cに沿う方向(長手軸方向)の一方側が先端側(図1の矢印C1側)であり、先端側とは反対側が基端側(図1の矢印C2側)である。挿入部3は、長手軸Cに沿って基端側から先端側へ延設される。また、挿入部3は、外周面7を有する。内視鏡2では、挿入部3の基端側に操作部5が設けられる。また、操作部5には、ユニバーサルコード6の一端が接続される。
挿入機器1は、周辺装置とともに用いられる。周辺装置は、画像プロセッサ等の画像処理装置(図示しない)、ランプ等の光源装置(図示しない)、電源、変換回路、プロセッサ及び記憶媒体等を備える駆動制御装置(図示しない)、フットスイッチ等の操作入力装置(図示しない)、及び、モニタ等の表示装置(図示しない)等を含む。ユニバーサルコード6の他端は、例えば周辺装置の1つである光源装置に、着脱可能に接続される。
内視鏡2では、挿入部3の内部、操作部5の内部、及び、ユニバーサルコード6の内部を通って撮像ケーブル(図示しない)及びライトガイド(図示しない)が延設される。挿入部3の先端部の内部には、CCD等の撮像素子(図示しない)が設けられる。撮像素子は、挿入部3の先端部の外表面に設けられる観察窓(図示しない)を通して、被写体を撮像する。そして、撮像ケーブルを介して、撮像信号が画像処理装置(図示しない)に伝達され、画像処理装置で画像処理が行われる。これにより、画像処理装置で被写体の画像が生成され、生成された被写体の画像が、表示装置(図示しない)に表示される。また、光源装置(図示しない)から出射された光は、ライトガイドを通して、導光される。そして、導光された光が、挿入部3の先端部の外表面に設けられる照明窓(図示しない)から被写体に照射される。
スパイラルユニット10は、筒状に形成される。挿入機器1では、挿入部3がスパイラルユニット(装着具)10に挿通された状態で、挿入部3の外周面7にスパイラルユニット10が着脱可能に装着される。スパイラルユニット10が挿入部3に装着された状態では、スパイラルユニット10の中心軸は挿入部3の長手軸Cと略同軸になる。スパイラルユニット10は、駆動される被駆動部11と、挿入部3へ接続されるコネクタ部12と、を備える。被駆動部11は、コネクタ部12の先端側に連結される。被駆動部11は、長手軸C(スパイラルユニット10の中心軸)に沿って延設される筒状のチューブ本体13と、チューブ本体13の外周面において外周側に向かって突出する螺旋フィン15と、を備える。螺旋フィン15は、長手軸C(スパイラルユニット10の中心軸)を中心とする螺旋状に延設される。
内視鏡2では、操作部5にモータケーシング21が取付けられる。モータケーシング21の内部には、駆動源である電動モータ22が設けられる。電動モータ22には、電気配線(図示しない)の一端が接続される。電気配線は、操作部5の内部、及び、ユニバーサルコード6の内部を通って周辺装置の1つである駆動制御装置(図示しない)に接続される。駆動制御装置は、操作入力装置(図示しない)での操作入力に基づいて、電動モータ22への駆動電力の供給状態を制御し、電動モータ22の駆動状態を制御する。電動モータ22に駆動電力が供給されることにより、電動モータ22が駆動され、長手軸C(スパイラルユニット10の中心軸)を中心としてスパイラルユニット10(被駆動部11)を回転させる(公転させる)駆動力が発生する。
挿入部3は、先端側可撓管部23と、先端側可撓管部23より基端側に設けられる基端側可撓管部25と、を備える。基端側可撓管部25の基端は、操作部5に接続される。先端側可撓管部23と基端側可撓管部25との間には、硬質材料から形成されるベース部(ステータ)27が設けられる。すなわち、先端側可撓管部23は、ベース部27を介して、基端側可撓管部25に連結される。スパイラルユニット10が挿入部3に装着された状態では、スパイラルユニット10のコネクタ部12(スパイラルユニット10の基端部)によってベース部27の外周側が覆われ、スパイラルユニット10は、ベース部27の外周側の部位から先端側へ向かって延設される。そして、被駆動部11によって、先端側可撓管部23の外周側が覆われる。なお、ベース部(ステータ)27を形成する部材の数は限定されるものではなく、1つの部材からベース部27が形成されてもよく、複数の部材からベース部27が形成されてもよい。
図2及び図3は、スパイラルユニット10が挿入部3の外周面7に装着された状態でのベース部27及びその近傍の構成を示す図である。図2は、長手軸Cに略平行な断面を示し、図3は、ベース部27を通る長手軸Cに交差する(略垂直な)断面を示す。図1乃至図3に示すように、挿入部3の内部には、駆動ギア31が配置される。駆動ギア31は、ベース部27に取付けられる。また、基端側可撓管部25の内部には、基端側から先端側へ駆動シャフト32が延設される。駆動シャフト32の中心軸は、長手軸Cに対して略平行である。駆動シャフト32の基端(一端)は、操作部5の内部において、ギア列33に接続される。そして、ギア列33は、駆動源である電動モータ22に接続される。すなわち、駆動シャフト32は、ギア列33を介して電動モータ22に連結される。また、駆動シャフト32の先端は、駆動ギア31に接続される。電動モータ22が駆動されることにより、駆動力がギア列33を介して駆動シャフト32に伝達され、駆動シャフト32は駆動シャフト32の中心軸の軸回りに回転する。これにより、駆動力が駆動ギア31に伝達され、駆動ギア31が回転する。
挿入部3は、ベース部27に外周側から取付けられる円筒部材35を備える。円筒部材35は、長手軸Cに沿う円筒状に形成され、外周面36を有する。円筒部材35の中心軸は、長手軸Cと略同軸となり、円筒部材35の外周面36は、長手軸Cに略垂直な断面において長手軸Cを中心とする円形状となる。したがって、円筒部材35の外周面36は、滑らかな曲面に形成される。円筒部材35は、長手軸Cを中心としてベース部27に対して回転可能である。円筒部材35の内周面には、内周ギア38が形成される。内周ギア38は、長手軸Cの軸回りの全周に渡って延設される。駆動ギア31は、内周ギア38と噛合う。このため、駆動ギア31が回転することにより、駆動力が円筒部材35に伝達され、円筒部材35は長手軸Cの軸回りに回転する(公転する)。なお、円筒部材35は、外周面36の周長である外周長L1を有する。
挿入部3では、ベース部27に回転体40が取付けられる。回転体40は、円筒部材35の外周側を覆う。回転体40は、ベース部27に対して、円筒部材35は別体で長手軸Cの軸回りに回転可能である。回転体40は、筒状の支持部材(回転ベース)41と、支持部材に取付けられる(本実施形態では6つの)ローラ(移動部材)42と、を備える。ローラ(内側ローラ)42のそれぞれは、対応するローラシャフト(43の対応する1つ)を介して、支持部材41に支持される。
ベース部27には、係合溝45A,45Bが形成される。そして、支持部材41には、係合溝45Aに係合する係合片46A、及び、係合溝45Bに係合する係合片46Bが形成される。係合片46A,46Bのそれぞれが対応する係合溝(45A,45Bの対応する一方)と係合する状態で、支持部材41を含む回転体40は、ベース部27に取付けられる。なお、回転体40はベース部27に対して長手軸Cの軸回りに回転可能であるため、係合片46A,46Bのそれぞれは、対応する係合溝(45A,45Bの対応する1つ)に沿って長手軸Cの軸回りに移動可能である。また、本実施形態では、係合溝45A及び係合片46Aは、円筒部材35(内周ギア38)に対して先端側に位置し、係合溝45B及び係合片46Bは、円筒部材35(内周ギア38)に対して基端側に位置する。
ローラ(移動部材)42のそれぞれは、対応する自転軸(Pの対応する1つ)を中心として、支持部材41に対して回転可能である(自転可能である)。ローラ(自転部材)42のそれぞれでは、対応するローラシャフト(43の対応する1つ)の中心軸が自転軸(Pの対応する1つ)と略同軸となる。このため、自転軸Pのそれぞれは、長手軸Cと略平行に延設される。また、ローラ42のそれぞれは、対応する凸部(47の対応する1つ)を形成する。凸部(内側凸部)47のそれぞれは、回転体40において外周側に突出する。ローラ42(凸部47)は、長手軸Cの軸回りについて互いに対して離間して配置される。
また、長手軸Cに交差する(略垂直な)断面では、ローラ42のそれぞれの自転軸(Pの対応する1つ)と長手軸Cの軸回りについて隣設するローラ(対応する42)の自転軸(対応するP)との間を直線で結ぶことにより、六角形(多角形)H1が形成される。本実施形態では、長手軸Cの軸回りについてローラ42が略等間隔で配置される。このため、六角形H1は、長手軸Cを中心とする正六角形(正多角形)である。ローラ42のそれぞれの自転軸(Pの対応する1つ)は、六角形H1の頂点を形成する。また、ローラ42のそれぞれの自転軸(Pの対応する1つ)と長手軸Cの軸回りについて隣設するローラ(対応する42)の自転軸(対応するP)との間を結ぶ直線のそれぞれは、六角形H1の辺を形成する。
挿入部3には、ローラ42を含む回転体40を外周側から覆う被膜50が、設けられる。被膜50は、長手軸C(被膜50の中心軸)に沿って延設される。被膜50は、例えばゴム等の弾性材料から形成され、可撓性を有する。被膜50によって、挿入部3の外周面7の一部が形成される。被膜50の先端及び基端のそれぞれは、ベース部(ステータ)27の外周面に接着等により、固定される。このため、被膜50のベース部27に対する長手軸Cの軸回り(被膜50の中心軸の軸回り)の回転は規制される。したがって、円筒部材35及び回転体40のそれぞれは、被膜50に対して長手軸Cの軸回りに回転可能である。被膜50は、内周面51を有する。また、被膜50は、内周面51の周長である内周長L2を有する。被膜50の内周長L2は、円筒部材35の外周長L1より、長い。ここで、被膜50の先端は、係合溝45A及び係合片46Aに対して先端側に位置し、被膜50の基端は、係合溝45B及び係合片46Bに対して基端側に位置する。
ローラ42(凸部47)のそれぞれは、被膜50を内周側から外周側へ押圧する。このため、被膜50は、ローラ(移動部材)42からの押圧によって弾性変形し、ローラ42のそれぞれから押圧される位置(箇所)において外周側に向かって突出する。これにより、被膜50の外周面には、長手軸Cの軸回りについてローラ42のそれぞれから押圧される位置において、外周側へ突出する頂部(Eの対応する1つ)が形成される。被膜50が弾性変形することにより、ローラ42のそれぞれには被膜50から弾性力が回転体40の内周側へ作用する。すなわち、被膜50は、ローラ42のそれぞれを、長手軸Cに向かって付勢する。したがって、ローラ42のそれぞれには、外周側から被膜50が当接する。
また、ローラ42のそれぞれでは、対応するローラシャフト(43の対応する1つ)が挿通される孔の径が、対応するローラシャフト(43の対応する1つ)の径に比べて、僅かに大きい。このため、ローラ(移動部材)42のそれぞれは、支持部材41に対して長手軸Cを中心とする径方向について変位可能に支持される。なお、ある実施例では、ローラのそれぞれにおいて、対応するローラシャフト(43の対応する1つ)を弾性材料から形成する。この場合も、ローラ(移動部材)42のそれぞれは、支持部材41に対して長手軸Cを中心とする径方向について変位可能に支持される。
また、回転体40では、ローラ(移動部材)42のそれぞれは、外周側から円筒部材35の外周面36に接触する。前述のように、ローラ42のそれぞれは、被膜50によって長手軸Cに向かって付勢されるとともに、長手軸Cを中心とする径方向に変位可能である。このため、被膜50からの付勢によって、ローラ42のそれぞれは、円筒部材35の外周面36へ押圧される。これにより、ローラ42は、外周側から円筒部材35の外周面36に当接する。ローラ42のそれぞれが被膜50によって長手軸Cに近づく側へ押圧されるため、長手軸Cを中心とする径方向についてローラシャフト43のそれぞれの内周側には、対応するローラ(42の対応する1つ)との間に隙間が形成される。
伝達された駆動力によって円筒部材35が長手軸Cの軸回りに回転することにより、被膜50の内周面51及び円筒部材35の外周面36に当接するローラ(移動部材)42のそれぞれに、駆動力が伝達される。これにより、ローラ42のそれぞれは、自転軸(Pの対応する1つ)を中心として支持部材41に対して回転する(自転する)。この際、ローラ42のそれぞれの自転は、円筒部材35の回転とは逆回りである。例えば、長手軸Cの軸回りについて一方側(矢印Y1側)に、すなわち図3において時計回りに円筒部材35が回転すると(図3の矢印X1)、ローラ42のそれぞれは自転軸(Pの対応する1つ)を中心として図3において反時計回りに回転する(図3の矢印X2)。
また、円筒部材35の長手軸Cの軸回りの回転によって被膜50の内周面51及び円筒部材35の外周面36に当接するローラ(移動部材)42のそれぞれに駆動力が伝達されることにより、ローラ42のそれぞれは、被膜50に対して長手軸Cの軸回りに移動する(公転する)。ローラ42のそれぞれが長手軸Cの軸回りに移動することにより、支持部材41及びローラ42を含む回転体40が一緒に、ベース部27及び被膜50に対して長手軸Cの軸回りに回転する。この際、長手軸Cの軸回りについて回転体40が回転する側(長手軸Cの軸回りについてローラ42のそれぞれが移動する側)は、長手軸Cの軸回りについて円筒部材35が回転する側と、同一である。例えば、長手軸Cの軸回りについて一方側(矢印Y1側)に、すなわち図3において時計回りに円筒部材35が回転すると(図3の矢印X1)、ローラ42のそれぞれは長手軸Cの軸回りについて図3の時計回りに移動する(図3の矢印X3)。
また、スパイラルユニット(装着具)10のコネクタ部12の内周面には、(本実施形態では6つの)ローラ53が設けられる。ローラ(外側ローラ)53のそれぞれは、対応する自転軸(Qの対応する1つ)を中心として自転可能である。自転軸Qのそれぞれは、長手軸Cに略平行に延設される。本実施形態では、ローラ53のそれぞれは、対応する凸部(55の対応する1つ)を形成し、凸部(外側凸部)55のそれぞれは、コネクタ部12の内周面において内周側へ向かって突出する。凸部55(ローラ53)は、長手軸Cの軸回りについて互いに対して離間して配置される。また、スパイラルユニット10が挿入部3に装着された状態、すなわち、コネクタ部12が被膜50の外周側を覆う状態では、凸部(外側凸部)55のそれぞれは、長手軸Cの軸回りについて互いに対して隣設する凸部(47の対応する2つ)の間に配置される。
前述のようにローラ42を含む回転体40が長手軸Cの軸回りに回転することにより、凸部(内側凸部)47のそれぞれ(すなわち、被膜50に形成される頂部Eのそれぞれ)は、長手軸Cの軸回りに移動する。スパイラルユニット10が挿入部3に装着された状態において凸部47が長手軸Cの軸回りに移動することにより、凸部(内側凸部)47のそれぞれは、被膜50を介して対応する凸部(55の対応する1つ)を押圧する。凸部(外側凸部)55のそれぞれが押圧されることにより、スパイラルユニット10に駆動力が伝達され、被駆動部11及びコネクタ部12を含むスパイラルユニット10がベース部27及び被膜50に対して長手軸Cの軸回りに回転する。この際、長手軸Cの軸回りについてスパイラルユニット10が回転する側は、長手軸Cの軸回りについて回転体40が回転する側(長手軸Cの軸回りについてローラ42のそれぞれが移動する側)と、同一である。
次に、本実施形態の挿入機器1の作用及び効果について説明する。挿入機器1を用いて管腔の観察を行う際には、スパイラルユニット(装着具)10を内視鏡(挿入具)2の挿入部3に装着し、挿入部3及びスパイラルユニット10を管腔に挿入する。そして、操作入力装置(図示しない)で操作入力を行うことにより、電動モータ(駆動源)22を駆動し、前述したように挿入部3を通してスパイラルユニット10に駆動力を伝達する。これにより、スパイラルユニット10が長手軸Cを中心として回転する。管腔壁によって螺旋フィン16が内周側に押圧された状態でスパイラルユニット10が回転することにより、先端側又は基端側(長手軸Cに沿う方向の一方側)への推進力が挿入部3及びスパイラルユニット10に作用する。推進力によって、管腔における挿入部3の移動性が向上する。この際、ローラ42のそれぞれが自転軸(Pの対応する1つ)を中心として回転可能であるため、ローラ42のそれぞれと被膜50との間の摩擦が低減される。同様に、ローラ53のそれぞれが自転軸(Qの対応する1つ)を中心として回転可能であるため、ローラ53のそれぞれと被膜50との間の摩擦が低減される。
本実施形態では、スパイラルユニット10を回転させる駆動力が前述のように伝達されるため、円筒部材35(内周ギア38)の回転速度V1に対して、回転体40の長手軸Cの軸回りの回転速度V2が、減速される。ここで、円筒部材35の外周長L1及び被膜50の内周長L2を用いて、回転速度V1と回転速度V2との関係は、式(1)のようになる。なお、回転速度V2は、ローラ42の移動速度である。
Figure 0006230767
前述のように、円筒部材35の回転速度V1に対して、ローラ42の長手軸Cの軸回りの回転速度V2が減速されるため、円筒部材35の長手軸Cの軸回りの回転トルクτ1に対して、回転体40(ローラ42)の長手軸Cの軸回りの回転トルクτ2が増幅される。すなわち、本実施形態では、円筒部材35から回転体40への回転トルク(駆動トルク)の伝達効率が、高くなる。このため、適切な大きさの回転トルクτ2が回転体40に印加される。また、スパイラルユニット(装着具)10の長手軸Cの軸回りの回転速度V3は、回転体40の長手軸Cの軸回りの回転速度V2と略同一となり、スパイラルユニット10の長手軸Cの軸回りの回転トルクτ3は、回転体40(ローラ42)の長手軸Cの軸回りの回転トルクτ2と同一となる。したがって、回転体40の長手軸Cの軸回りの回転トルクτ2が適切な大きさになることにより、スパイラルユニット(装着具)10に適切な大きさの回転トルクτ3が印加される。
また、本実施形態では、円筒部材35の回転トルク(駆動トルク)τ1に対して回転体40(ローラ42)の長手軸Cの軸回りの回転トルク(駆動トルク)τ2が増幅されるため、内周ギア38(円筒部材35)に印加される回転トルクτ1を大きくする必要はない。このため、従来に比べて、内周ギア38(円筒部材35)の回転速度V1を大きくすることが可能になり、円筒部材35の長手軸Cの軸回りの回転トルクτ1を小さくすることが可能となる。すなわち、円筒部材35の回転トルクτ1が小さくても、回転体40の回転トルクτ2を大きくすることが可能となり、スパイラルユニット20の回転トルクτ3を大きくすることが可能となる。したがって、電動モータ(駆動源)22から円筒部材35(内周ギア38)までの間で駆動力を伝達する構成において、トルクの増幅量(速度の減速量)を小さくすることが可能になる。これにより、電動モータ22から円筒部材35までの間で駆動力を伝達する構成の簡略化及び小型化が、実現可能となる。挿入部3において駆動力を伝達する構成が簡略化及び小型化することにより、挿入部3の製造において、手間及びコストが低減される。
また、挿入機器1の使用時には、例えば被駆動部11への管腔壁等からの押圧力が過度に大きくなる等、被駆動部11の回転を停止するような負荷が過度に大きくなると、回転体40への負荷も過度に大きくなる。本実施形態では、滑らかな曲面(円筒状の曲面)である円筒部材35の外周面36に、回転体40のローラ42が接触する。このため、スパイラルユニット10の回転を停止するような負荷が過度に大きくなると、外側ローラ53により内側ローラ42の長手軸Cの軸回りの公転が抑制される。内側ローラ42の長手軸Cの軸回りの公転が抑制されると、回転体40の公転も抑制される。この際、ローラ42のそれぞれが、円筒部材35の外周面36に対してスリップする。これにより、電動モータ22から伝達された駆動力によって円筒部材35が長手軸Cの軸回りについて回転しても、円筒部材35からローラ42のそれぞれに駆動力が伝達されない。このため、円筒部材35が長手軸Cの軸回りに回転しても、ローラ42を含む回転体40は長手軸Cの軸回りに回転しない(公転しない)。したがって、本実施形態では、スパイラルユニット10及び回転体40に過大な負荷が掛かった状態において、スパイラルユニット10及び回転体40に駆動力が伝達されることが防止されるとともに、スパイラルユニット10が長手軸Cの軸回りに回転することが防止される。すなわち、ローラ42及び円筒部材35によって、メカ的なトルクリミットが形成される。
この際、ローラ42のそれぞれは、対応するローラシャフト(43の対応する1つ)との間の隙間により、長手軸Cを中心とする径方向に変位可能である。このため、ローラ42のそれぞれは、長手軸Cを中心とする径方向について外周側(被膜50の内周面)に向かってわずかに変位する(ガタを発生させる)。これにより、長手軸Cの軸回りに回転する円筒部材35の外周面に対する長手軸Cの軸回りに公転しないローラ42の外周面との間の摩擦力が、低減される。このため、円筒部材35を回転させる駆動源である電動モータ22への負荷が、円筒部材35とローラ42のそれぞれの間の摩擦力の低減に対応して、低減される。
また、本実施形態では、円筒部材35の内周面に内周ギア38が設けられ、円筒部材35とは別体の回転体40にローラ42が設けられる。したがって、従来のように1つの部材に、内周ギア(38)を形成し、かつ、ローラ(42)が取付けられる場合に比べ、円筒部材35及び回転体40の形成における加工が容易となる。これにより、挿入部3の製造において、手間及びコストがさらに低減される。
(変形例)
なお、回転体40のローラ(移動部材)42の数は、前述の実施形態等に限るものではない。すなわち、ローラ42(凸部47)の数は、1つ以上であれば、6つに限るものではない。
また、スパイラルユニット10の凸部55(ローラ53)の数は、前述の実施形態等に限るものではない。すなわち、凸部55(ローラ53)の数は、1つ以上であれば、6つに限るものではない。
また、前述の実施形態等では、スパイラルユニット10においてローラ53のそれぞれが凸部(外側凸部)55の対応する1つを形成するが、これに限るものではない。ある変形例では、スパイラルユニット(10)にローラ(37)が設けられず、コネクタ部(12)に設けられる単一の部材から全ての凸部(55)が一体に形成される。本変形例でも、回転体(40)が長手軸Cの軸回りに回転することにより、回転体(40)の凸部(47)のそれぞれが被膜(50)を介して対応する凸部(55の対応する1つ)を押圧する。これにより、スパイラルユニット(10)に駆動力が伝達され、スパイラルユニット(10)が長手軸Cの軸回りに回転する。
また、図示しないある変形例では、スパイラルユニット(10)に凸部(55)が設けられなくてもよい。この場合、スパイラルユニット(10)のコネクタ部(12)に、内周面が滑らかな曲面に形成される円筒状のリング部材が設けられる。リング部材は、弾性材料から形成され、可撓性を有する。そして、スパイラルユニット(10)が挿入部(3)に装着された状態では、リング部材は、被膜(50)を介して回転体(40)の凸部(47)(ローラ(42))のそれぞれを内周側へ押圧する。したがって、被膜(50)では、凸部(47)によって形成される頂部(E)のそれぞれに、リング部材の内周面が外周側から当接する。
本変形例でも、第1の実施形態と同様に、挿入部(3)の円筒部材(35)が長手軸(C)の軸回りに回転すると、回転体(40)に駆動力が伝達される。これにより、ローラ(42)のそれぞれは、自転軸(Pの対応する1つ)を中心として回転するとともに、長手軸(C)の軸回りに移動する(公転する)。ローラ(42)(凸部(47))のそれぞれが長手軸(C)の軸回りに移動することにより、被膜(50)に進行波が発生し、進行波は、長手軸Cの軸回りについて凸部(47)が移動する側に進む。
進行波が移動することにより、被膜(50)の外周面のそれぞれの地点は、楕円運動する。楕円運動の回転は、凸部(47)の移動とは逆回りである。被膜(50)の外周面の楕円運動によって、被膜(50)において凸部(47)のそれぞれが外周側に押圧する位置(被膜(50)において外周側に突出する頂部(E))では、外周側から当接するリング部材に、進行波が移動する側とは反対側へ力(摩擦力)が作用する。そして、力によって、長手軸(C)の軸回りについて進行波が移動する側とは反対側へ、リング部材を含むスパイラルユニット(10)が回転する。したがって、本変形例では、長手軸(C)の軸回りについて回転体(40)が回転する側とは反対側へ、リング部材を含むスパイラルユニット(10)が回転する。
また、前述の実施形態等では、挿入部(3)に装着される装着具としてスパイラルユニット(10)を例として説明したが、装着具は、スパイラルユニット(10)に限るものではない。例えば、ある変形例の装着具では、被駆動部(11)に外周側からベルト部材が当接する。この場合、被駆動部(11)が長手軸(C)の軸回りに回転すると、被駆動部(11)からベルト部材に駆動力が伝達され、ベルト部材が基端側又は先端側に移動する。すなわち、本変形例では、駆動力が伝達されることにより、装着具の一部が長手軸(C)の軸回りに回転する。
また、前述の実施形態等では、挿入具として内視鏡(2)を例として説明したが、挿入具は内視鏡(2)に限るものではない。例えば、挿入具としてマニピュレータが用いられる挿入機器に、前述の構成が適用されてもよい。
前述の実施形態等では、挿入具(2)は、長手軸(C)に沿って延設される挿入部(3)を備え、挿入部(3)には、長手軸(C)に沿う円筒状に形成され、駆動力が伝達されることにより、長手軸(C)の軸回りに回転する円筒部材(35)が、設けられる。挿入部(3)は、円筒部材(35)の外周面(36)に接触する少なくとも1つの移動部材(42)を備え、移動部材(42)は、円筒部材(35)の長手軸(C)の軸回りの回転によって円筒部材(35)から駆動力が伝達されることにより、長手軸(C)に平行な自転軸(P)を中心として回転するとともに、長手軸(C)の軸回りに移動する。また、挿入部(3)では、被膜(50)によって外周面(7)の一部が形成されるとともに、被膜(50)が移動部材(42)を外周側から覆う。被膜(50)は、可撓性を有し 、移動部材(42)を長手軸(C)へ向かって付勢することにより、移動部材(42)を円筒部材(35)の外周面(36)へ押圧する。
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。

Claims (7)

  1. 長手軸に沿って延設される挿入部と、
    前記挿入部において前記長手軸を中心軸として延びる円筒状に形成され、駆動力が伝達されることにより、前記長手軸の軸回りに回転する円筒部材と、
    前記挿入部において前記円筒部材の外周面に接触し、前記円筒部材における前記長手軸の前記軸回りの回転によって前記円筒部材から前記駆動力が伝達されることにより、前記長手軸に平行な自転軸を中心として回転するとともに、前記長手軸の前記軸回りに移動する少なくとも1つの移動部材と、
    前記移動部材を外周側から覆う状態で前記挿入部の外周面の一部を形成するとともに、可撓性を有し、前記移動部材を前記長手軸へ向かって付勢することにより、前記移動部材を前記円筒部材の前記外周面へ押圧する被膜と、
    を具備する挿入具。
  2. 前記移動部材は、前記長手軸を中心とする径方向に変位可能に支持される、請求項1の挿入具。
  3. 前記移動部材を支持するとともに、前記移動部材が前記自転軸を中心として回転し、かつ、前記長手軸の前記軸回りに移動することにより、前記移動部材と一緒に前記長手軸の前記軸回りに回転する筒状の支持部材をさらに具備する、請求項1の挿入具。
  4. 前記移動部材における前記長手軸の前記軸回りの移動速度は、前記円筒部材の前記長手軸の前記軸回りの回転速度に対して、減速される、請求項1の挿入具。
  5. 前記少なくとも1つの移動部材は、複数設けられ、前記長手軸の前記軸回りについて互いに対して離間して配置される、請求項1の挿入具。
  6. 前記長手軸に交差する断面では、前記移動部材のそれぞれの前記自転軸と前記長手軸の前記軸回りについて隣設する前記移動部材の前記自転軸との間を直線で結ぶことにより、多角形が形成される、請求項5の挿入具。
  7. 請求項1の挿入具と、
    前記被膜の前記外周側を覆う状態で前記挿入部に装着され、前記移動部材が前記長手軸の前記軸回りに移動することにより、前記移動部材から前記駆動力が伝達される装着具と、
    を具備する挿入機器。
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