JP2015143009A - プリント装置、トレイ、および搬送装置 - Google Patents

プリント装置、トレイ、および搬送装置 Download PDF

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Abstract

【課題】メディア搬送トレイを用いてプリントを行うプリント装置における搬送不具合の低減。
【解決手段】トレイに保持されたメディアにプリントを行うプリント装置であって、第1搬送ローラを有する第1ローラ部と、第2搬送ローラおよびピンチローラを有する第2ローラ部と、第1ローラ部と第2ローラ部との間に設けられたプリント部と、を備え、トレイが第1ローラ部と第2ローラ部とによって搬送されながらプリント部でメディアの表面にプリントを行うものであり、トレイは、第1ローラ部によって導入されて第2搬送ローラとピンチローラとの間の狭持部にトレイの先端が進入するときに第1搬送ローラと接触している部分に、トレイの他の部分よりも摩擦係数が大きい摩擦面が形成されているプリント装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、トレイに保持されたメディアにプリントを行うプリント装置、プリント装置によってプリントされるメディアを搭載した状態でプリント装置に導入されて搬送されるトレイ、およびトレイを搬送する搬送装置に関する。
従来、CD−R、DVDおよびカードのようなある程度の厚みを有するメディアにプリント装置でプリントを行う際に、メディアをプリント装置内に給送しプリント装置内で搬送するためのメディア搬送トレイ(以下、搬送トレイとも称する)が用いられている。例えば、図10に示すように、搬送トレイの本体の先端に厚みが先細りするテーパ形状を設け、かつ搬送トレイよりも厚みの薄いプラスチックシートを前記テーパ形状よりも先方に突出するように貼り付けた構成の搬送トレイがある(特許文献1)。
特開2004−42384号公報
しかしながら、従来技術では、以下に記載するような課題がある。図10および図11を用いて従来技術を説明する。
図10は、従来技術の搬送トレイを表す上面図である。搬送トレイ101は、その先端に、薄いプラスチックで形成されたトレイシート102が固着されている。図11は、図10に示す搬送トレイがプリント装置に挿入された状態を表す模式的な部分断面図である。搬送トレイ101は、ユーザーがプリント装置を使用する際の手前側から、搬送ローラ103とピンチローラ104とで形成される搬送ローラニップの手前まで、ユーザーによって挿入される。その後、搬送トレイ101は、搬送トレイ101との接触部105aがゴムで形成された排紙ローラ105の搬送力により、搬送ローラニップへと搬送される。
ここで、搬送トレイ101はプラスチックで形成されており、摩擦係数が比較的低いため、大きな搬送力が得られにくい。また、排紙ローラ105に紙などのメディアから生じる紙粉が付着すると、排紙ローラ105と搬送トレイ101との接触面でスリップが生じやすくなり、排紙ローラ105の搬送力が低減する傾向にある。排紙ローラ105の搬送力が低減しすぎると、トレイシート102を搬送ローラニップに噛み込ませることができず、続いて行われるべき搬送ローラ103による搬送ができなくなる場合があった。
そこで、本発明は、トレイに保持したメディアにプリントを行うプリント装置において、トレイの搬送に用いるローラの駆動力をトレイに充分に伝えることができ、所望の搬送力を得ることができるプリント装置を提供することを目的とする。
上述のような課題を解決するため、本発明のプリント装置は、トレイに保持されたメディアにプリントを行うプリント装置であって、第1搬送ローラを有する第1ローラ部と、
第2搬送ローラおよびピンチローラを有する第2ローラ部と、第1ローラ部と第2ローラ部との間に設けられたプリント部と、を備え、トレイが第1ローラ部と第2ローラ部とによって搬送されながら、プリント部でメディアの表面にプリントを行うものであり、トレイは、第1ローラ部によって導入されて第2搬送ローラとピンチローラとの間の狭持部にトレイの先端が進入するときに第1搬送ローラと接触している部分に、トレイの他の部分よりも摩擦係数が大きい摩擦面が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、搬送トレイに保持されたメディアにプリントを行うプリント装置において、搬送に用いるローラの駆動力を搬送トレイに対して充分に伝えて所望の搬送力を得ることができ、搬送不良や位置ずれ等の問題を抑制することができる。
本発明の第1の実施形態に係る搬送トレイの図である。 本発明の搬送トレイを使用可能なプリント装置の斜視図である。 図2に示すプリント装置の外装を外した斜視図である。 図2に示すプリント装置の外装を外した模式的断面図である。 図2〜図4に示すプリント装置による搬送トレイの搬送を説明する斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る搬送トレイの構成を説明する図である。 本発明の搬送トレイを用いてプリントする際の動作を説明する上面図である。 本発明の搬送トレイを用いてプリントする際の動作を説明する断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る搬送トレイの構成を説明する図である。 従来技術の搬送トレイを表す上面図である。 従来技術の搬送トレイを搬送するプリント装置の模式的断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図を用いて詳細な説明を行う。図は例示目的であり、本発明を限定するためのものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るメディア搬送トレイ(以下、単に搬送トレイとも称する)を示す図である。図1(a)はメディアを搭載する側の面である搬送トレイの表面を示す斜視図であり、図1(b)はその裏面を示す斜視図である。また、図1(c)は、図1(a)における線Ic−Icに沿って取った断面図である。
搬送トレイ1は、CD−RやDVD等のメディアを搭載するための搭載部1aを表面に備える。また、搬送トレイ1は、プリント装置に挿入する際の先端側に、後述する搬送ローラ対のニップ(狭持部)に導入しやすいように設けられたテーパ形状部分1bを有する。テーパ形状部分1bには、搬送トレイ1よりも厚さの薄いプラスチックで形成されたトレイシート2が、搬送トレイ1をプリント装置に挿入する際の先端側にテーパ形状部分1bよりも突出するように、貼り付けられている。本例では、搬送トレイ1は、厚さ3mm前後のプラスチックで形成されている。搬送トレイ1の裏面には、搬送トレイ1よりも摩擦係数が高い高摩擦部材3が貼り付けられている。搬送トレイ1の構成の詳細については、図6を参照して後述する。
図2は、本発明の搬送トレイを使用可能なプリント装置の外観斜視図を示す。本例において、プリント装置4は、インクジェット方式のプリント装置である。紙やプラスチックフィルムなどの可撓性のあるシート状のメディアに対しては、メディアを給紙部5からプリント装置4内に給送する通常プリントモードにてプリントを行う。例えば普通紙や写真用紙等のカット紙を給紙部5に積載して枚葉毎にプリント装置4内に給送することができる。通常プリントモードにおいて、プリント装置4内に給送されたメディアは、給送方向と同一の搬送方向に搬送されつつプリントが行われる。通常プリントモードにおいては、搬送トレイ1を使用しない。
これに対し、CD−RやDVD等のある程度厚みがあるメディアに対しては、メディアを搬送トレイ1に搭載して搬送トレイベース6からプリント装置4内に給送する搬送トレイプリントモードにてプリントを行う。搬送トレイプリントモードにおいては、メディアは、いったんプリント装置4内のプリント開始位置まで給送され、次いで、給送方向とは逆向きの搬送方向に搬送されつつ、プリントが行われる。すなわち、通常プリントモードと搬送トレイプリントモードとで、プリント動作時の搬送方向、およびプリントされたメディアをプリント装置4から排出する排出方向は同じである。
図3は、図2に示すプリント装置の外装部品を外した状態を示す概略的な斜視図であり、図4は、図2に示すプリント装置の搬送部の断面を模式的に示す図である。図3(a)および図4(a)は、搬送トレイを使用しないでプリントを行う通常プリントモードにおけるプリント装置の状態を示す。また、図3(b)および図4(b)は、搬送トレイを使用してプリントを行う搬送トレイプリントモードにおけるプリント装置の状態を示す。
搬送トレイベース6は、プリント装置4本体に対して回動可能に取り付けられており、開閉可能に構成されている。通常プリントモードにおいては、図3(a)および図4(a)に示すように、搬送トレイベース6を閉鎖状態で用いる。これに対して、搬送トレイプリントモードにおいては、図3(b)および図4(b)に示すように、搬送トレイベース6を通常プリントモードにおける姿勢から回動させた開放状態で用いる。これにより、搬送トレイプリントモードにおいて、搬送トレイ1を搬送トレイベース6からプリント装置に導入することができる。
まず、メディアとしてカット紙を使用する場合、すなわち通常プリントモードにおけるプリント装置のプリント動作の概要を説明する。図3(a)および図4(a)に示すようにプリント装置4の搬送トレイベース6を閉鎖した状態で、カット紙Sを給紙部5にセットする。セットされたカット紙Sのうちの最上位の1枚が、給紙ローラ7によりプリント装置4内に給送される。給送されたカット紙Sは、紙ガイド8の通紙面8aとピンチローラホルダ9とにガイドされて、搬送ローラ10と搬送ローラに押圧されて従動回転するピンチローラ11とで構成される搬送ローラ対12に送られる。その後、カット紙Sは、搬送ローラ対12によってプリント装置4のプリント部に搬送される。プリント部では、いわゆるラインプリンタのプリント動作であるプリントヘッド13およびプリント用のインクタンク14を搭載したキャリッジユニット15の走査と搬送ローラ対12によるメディアの搬送とが交互に行われる。このときプリントヘッド13のインク吐出口からインクが適宜吐出されて、プリントを所望する画像についてライン毎にプリントが行われる。プリントが終了したカット紙Sは、プリント部の搬送方向下流にある第1の排紙ローラ対16と、その搬送方向下流にある第2の排紙ローラ対17とによって搬送され、不図示の排紙トレイへと排出される。
ここで、第1の排紙ローラ対16は、複数のゴムローラ18aが回転軸方向に間隔を持って配列された第1の排紙ローラ18と、第1の排紙ローラ18の複数のゴムローラ18aに押圧されて従動回転する外周に複数の突起を有する拍車30とで構成されている。同様に、第2の排紙ローラ対17は、複数のゴムローラ19aが回転軸方向に間隔を持って配列された第2の排紙ローラ19と、第2の排紙ローラ19の複数のゴムローラ19aに押圧され従動回転する外周に複数の鋭利な突起を有する拍車31とで構成されている。
次に、図3(b)および図4(b)を用いて、搬送トレイ1を使用してCD−RやDVD等のメディアにプリントする場合、すなわち搬送トレイプリントモードにおけるプリント装置のプリント動作の概要を説明する。
まず、プリントを行うための準備動作を行う。閉鎖状態の搬送トレイベース6を、搬送トレイベース6の端部がプリント装置手前側(使用時のユーザー側)に倒れるよう回動させて、搬送トレイの挿入口を、プリント装置内の搬送経路と並んで略水平になる面が形成されるように開放する。搬送トレイベース6には、拍車ベースリリースアーム21と紙ガイドリリースリンク22とが備えられており、それぞれ以下のような機能を有している。
拍車ベースリリースアーム21は、先端がクサビ形状になっており、プリント装置手前側から見て搬送トレイベース6の左右に各1つ構成されている。搬送トレイベース6を回動させて開放することにより、拍車ベースリリースアーム21は、プリント部において搬送トレイをガイドするためのガイド面を形成する。このとき、拍車ベースリリースアーム21は、第1の排紙ローラ18および第2の排紙ローラ19を支持しているプラテン24と、第1の拍車30および第2の拍車31を保持している拍車ベース25と、の間に挿入される。この動作により、第1の拍車30および第2の拍車31はそれぞれ、押圧されていた第1の排紙ローラ18および第2の排紙ローラ19から約5mm程度上方に開放され、搬送トレイ1を挿入し搬送しても搬送トレイ1と接触しない状態に保持される。したがって、拍車30および31の鋭利な突起が、搬送トレイ1に搭載されたCD−RやDVDの表面に傷を付けたり、逆に搬送トレイ1によってダメージを受けたりすることがないように構成されている。
紙ガイドリリースリンク22は、同じく、プリント装置手前側から見て搬送トレイベース6の左右に各1つ設けられている。紙ガイドリリースリンク22は、搬送トレイベース6を回動させることにより、左右のフレーム26および27にそれぞれ設けられた回転中心26aおよび27aを中心に回動する。搬送トレイベース6を開放する回動動作により、紙ガイドリリースリンク22は、紙ガイド8を上方に持ち上げている紙ガイドばね28に抗して、紙ガイド8を押し下げる。すなわち、紙ガイドリリースリンク22は、搬送トレイ1を搬送するための搬送経路となる水平パスPを確保するために、紙ガイド8の通紙面8aを水平パスPから離れた方向に逃がすように構成されている。
搬送トレイベース6を開放する回動動作に伴い、不図示の機構により、プリントヘッド13を搭載したキャリッジユニット15は、搬送トレイ1を使用しない通常プリントモードの際の位置に対して、搬送トレイ1の厚み分以上上方に退避した状態に位置付けられる。
次に、図5および図6を用いて、搬送トレイ1の挿入操作を説明する。図5はユーザーによって搬送トレイ1が挿入されたプリント装置の外装を取り外した斜視図である。図6(a)は、図5に示すプリント装置に搬送トレイ1が挿入された際の挿入部近傍の状態を上面から見た様子を表す上面模式図である。図6(b)は、図6(a)における線VIb−VIbに沿って取った断面模式図である。ここでは説明を判りやすくするために、搬送トレイ1および高摩擦部材3を透明な部品として図示することで、下にある部材を実線または破線で可視的に示している。
搬送トレイ1は、搬送トレイ1に設けられた位置指標1cが、搬送トレイ給紙ベース6に設けられた位置指標6aと、略一致する位置までユーザーによって挿入される。このときの搬送トレイ1の挿入位置を、以下本明細書においてセット位置ともいう。搬送トレイ1がセット位置にあるとき、搬送トレイ1の先端に設けられたトレイシート2は、搬送ローラニップ12nに対して少し離れた状態にある。これは、トレイシート2が、回転していない搬送ローラ10に接触してダメージを受けるのを防止するためである。
ここで、本発明に係る搬送トレイ1に取り付けられた高摩擦部材3について説明する。具体的には、図1および図6を用いて、第1の実施形態に係る搬送トレイ1の高摩擦部材3と、プリント装置4の第2の排紙ローラ19、搬送ローラニップ12nおよびプリント部のそれぞれと、の位置関係について説明する。
まず、搬送トレイ1の高摩擦部材3と、プリント装置4の第2の排紙ローラ19(第1ローラ部)と、の位置関係について説明する。搬送トレイ1の裏面には、第2の排紙ローラ19の間隔を持って配列されたゴムローラ19aに対応する位置に、平面1eから一段下がった窪み(凹部)1dが設けられている。本例では、図1(c)に示すように、この窪み1dのうちの2つに高摩擦部材3が貼り付けられている。搬送トレイ1の裏面の平面1eから高摩擦部材3までの間の段差(距離)をHとすると、平面1eから窪み1dの底部に向かう方向をプラスとして、式H≧0の関係が成り立つように構成されている。すなわち、高摩擦部材3の上面は、搬送トレイ1の裏面の平面1eから突出しない高さに設定されている。搬送トレイ1の窪み1dと排紙ローラ19とが対向するように位置付けられたとき、排紙ローラ19のゴムローラ19aは、窪み1dの高摩擦部材3と接触するように構成されている。
なお、本例では、高摩擦部材3を2つの窪み1dに貼り付ける構成としている。しかしながら、本発明において、高摩擦部材3を貼り付ける窪み1dの数に制限はない。例えば、高摩擦部材3を全ての窪み1dに貼り付ける構成としてもよく、1つの窪み1dのみに貼り付けてもよい。搬送トレイ1の搬送時の斜行等の搬送位置ずれを防ぐ観点からは、搬送トレイ1に関して搬送方向に延びる中心線を想定した場合に、中心線に対して線対称となるような位置の窪み1dの対に高摩擦部材3を設けることが好ましい。
また、本例では高摩擦部材3を搬送トレイ1に別部品として貼りつける構成とした。しかしながら、本発明においてはこの構成に限定されず、搬送トレイ1の他の部分よりも摩擦係数が高い摩擦面を窪み1dの位置に有していればよい。例えば、二色成形で高摩擦部材を搬送トレイ1と一体的に作製してもよく、または搬送トレイ1に後工程でコーティングにより高摩擦面を形成してもよい。このとき、搬送トレイ1の裏面の平面1eと高摩擦部材3(高摩擦面)との間の段差Hが、前述の式H≧0の関係を満足するように設定する。式H<0を満たし高摩擦部材3が搬送トレイ1の裏面の平面1eから突出している場合は、突出部分をローラが持ち上げることにより、プリント装置4内における搬送トレイ1の高さの変動や斜行等の搬送位置ずれが発生する可能性があり、これを防ぐためである。
次に、プリント装置4における搬送トレイ1の高摩擦部材3の位置、詳細には、高摩擦部材3と、搬送ローラ対12(第2ローラ部)およびプリント部と、の位置関係について説明する。説明に際し、プリント装置4における距離V、ならびに搬送トレイ1における距離XおよびYをそれぞれ以下のように定義し、これらの距離の関係から高摩擦部材3の位置を説明する。
距離V: 第2の排紙ローラ19から搬送ローラ対12のニップ12nまでの距離。
距離X: 搬送トレイ1の先端から高摩擦部材3の近い側の端部までの距離。
距離Y: 搬送トレイ1の先端から高摩擦部材3の遠い側の端部までの距離。
なお、本実施形態において、「搬送トレイ1の先端」は、搬送トレイ1のテーパ形状部分1bに設けたトレイシート2の先端を指す。ただし、トレイシート2は本発明の必須構成要素ではなく、搬送トレイ1の先端にトレイシート2を設けない構成も本発明の範囲である。トレイシート2のような搬送トレイ1の先端から先方に突出するように設けられた部材の無い構成においては、「搬送トレイ1の先端」は、文字通り、搬送トレイ1の先端を指す。
本実施形態において、高摩擦部材3は、これらの距離V、X、およびYに関して、式X<V<Yが成り立つ位置に構成されている。この位置関係によれば、搬送トレイ1の先端が搬送ローラ対12のニップ12nに進入する動作の前、中、後にわたって、高摩擦部材3と第2の排紙ローラ19のゴムローラ19aとが接触した状態にあることが可能となる。これにより、排紙ローラ19の駆動力を搬送トレイ1に対して充分に伝えて所望の搬送力を得ることができ、斜行等の搬送位置ずれを抑制することができる。
次に、より好ましい構成を説明する。ラインJ、KおよびM、ならびに距離U、WおよびZをそれぞれ以下のように定義する。
ラインJ: 搬送トレイ1に搭載されたメディアDの搬送トレイ1の先端から近い側の端部の、搬送トレイ1における位置を示すライン。
ラインK: 搬送トレイ1に搭載されたメディアDの搬送トレイ1の先端から近い側の端部の、搬送トレイ1に搭載されたメディアDに対して最終ラインをプリントする際の、プリント装置4内における位置を示すライン。
ラインM: ユーザーが搬送トレイ1をセット位置まで挿入したときに搬送トレイ1の先端が到達する、プリント装置4内における位置を示すライン。
距離U: 第2の排紙ローラ19とラインMとの間の距離。
距離W: 第2の排紙ローラ19とラインKとの間の距離。
距離Z: 搬送トレイ1の先端から遠い側の高摩擦部材3の端部から搬送トレイ1の先端から近い側の高摩擦部材3の端部までの距離。すなわち、搬送方向における高摩擦部材3の長さ。
このように定義したときに、式U≧Xが成り立つように位置関係を設定する。この位置関係によれば、ユーザーが搬送トレイ1をセット位置まで挿入したときに、高摩擦部材3と第2の排紙ローラ19のゴムローラ19aとが接触した状態となる。これにより、第2の排紙ローラ19の駆動力を搬送トレイ1に対して充分に伝えることができ、搬送トレイ1の先端が搬送ローラ対12のニップ12nに到達するまでの搬送力を充分に得ることができる。
また、式W>Zが成り立つように位置関係を設定して、メディアDに対してプリントを行う最中に高摩擦部材3と第2の排紙ローラ19のゴムローラ19aとが必ず非接触の状態となるようにする。この位置関係によれば、搬送トレイ1の裏面の平面1eと高摩擦部材3との間の段差に起因したプリント装置4内における搬送トレイ1の高さの変動や、搬送力の変動による斜行等の搬送位置ずれが、プリント動作中に発生しにくくなる。
以上のような構成において、搬送トレイ1がプリント装置4に挿入されてからメディアDにプリントがなされるまでの搬送トレイ1の一連の搬送の状態を、図7および図8を用いて説明する。
図7(a)はユーザーが搬送トレイ1をセット位置まで挿入した状態を表す上面模式図であり、図8(a)はその断面模式図である。ユーザーによって挿入された搬送トレイ1は、先端のトレイシート2が搬送ローラ対12のニップ12nに到達する少し手前に位置している。この位置をセット位置としているのは、停止している搬送ローラ対12に対してトレイシート2を接触させると、トレイシート2の先端がダメージを受ける可能性があるためである。
搬送トレイ1の後端側は、搬送トレイベース6に設けられた従動コロ42によって、搬送トレイ1の裏面1eを支持されている。搬送トレイ1の表面には、第2の排紙ローラ19と従動コロ42との間に設けられた、不図示のばねによって搬送トレイ1の表面を押圧する押圧コロ41が配置されている。押圧コロ41により、高摩擦部材3と第2の排紙ローラ19のゴムローラ19aとが確実に接触する状態にされている。高摩擦部材3の貼り付けられていない窪み1dは、ゴムローラ19aと接触しない状態になっている。この状態において、搬送トレイ1の裏面の平面1eの部分は複数のゴムローラ19aの間に位置付けられるように構成されている。そのため、平面1eの部分に関しても、ゴムローラ19aと接触していない。
この状態から搬送トレイ1をプリント装置4に引き込むために、第2の排紙ローラ19(第1ローラ部)および搬送ローラ対12(第2ローラ部)を不図示の駆動機構により回転させる。この状態では第2の排紙ローラ19のゴムローラ19aと搬送トレイ1の高摩擦部材3とが接触しているので、排紙ローラ19の駆動力は搬送トレイ1に伝わって充分な搬送力を生じさせる。
各距離が式X<V<Yの関係を満たすことにより、搬送トレイ1の先端が搬送ローラ対12のニップ12nに突入する前後において第2の排紙ローラ19のゴムローラ19aと搬送トレイ1の高摩擦部材3との接触状態が確保されている。また、各距離が式U≧Xの関係を満たすことにより、搬送トレイ1がセット位置から搬送されて搬送トレイ1の先端が搬送ローラ対12に到達するまでの間も、第2の排紙ローラ19のゴムローラ19aと搬送トレイ1の高摩擦部材3との接触状態が保たれている。そのため、充分な搬送力によって、搬送トレイ1先端のトレイシート2が搬送ローラ対12まで搬送される。搬送ローラ対12のニップ12nまで搬送された搬送トレイ1先端のトレイシート2は、次いで搬送ローラ対12のニップ12nに引き込まれ、図7(b)および図8(b)に表す状態になる。
図7(b)は搬送トレイ1が搬送ローラ対12に到達して先端近辺が少し引き込まれた状態を表す上面模式図であり、図8(b)はその断面模式図である。搬送トレイ1の先端が搬送ローラ対12に噛み込まれてからは、搬送トレイ1は、第2の排紙ローラ19および搬送ローラ10に裏面を支持された状態で搬送される。このとき、搬送トレイ1は、第1の排紙ローラ18には接触していない状態となる。搬送トレイ1の表面がピンチローラ11によって押圧された状態で、搬送トレイ1の裏面の平面1eが搬送ローラ10に接触して搬送されるので、搬送トレイ1は充分な搬送力を持って搬送される。また、このとき第2の排紙ローラ19のゴムローラ19aも搬送トレイ1の高摩擦部材3に接触して回転しているので、搬送のアシストを行っている。
図7(c)は搬送トレイ1が搬送ローラ対12に引き込まれてプリント開始位置に到達した状態の上面模式図であり、図8(c)その断面模式図である。搬送トレイ1に搭載されたメディアDに対するプリントは、ユーザーが搬送トレイ1をセット位置まで挿入し、上述の動作により搬送トレイ1がプリント装置4の奥行き方向にプリント開始位置まで引き込まれてから、開始される。メディアDに対してプリントを行う際の搬送トレイ1の搬送方向は、引き込み方向とは逆方向であり、プリント装置4の手前側に向かう方向となる。
図7(d)はメディアDの中心近傍にプリントを行っている状態であって、高摩擦部材3が搬送ローラ10を通過している状態の上面模式図であり、図8(d)はその断面模式図である。高摩擦部材3は、搬送トレイ1の裏面の平面1eよりも突出しないように構成されているので、搬送ローラ10に接触することがない。したがって、高摩擦部材3が突出している場合に搬送ローラ10との接触によって生じ得る、搬送トレイ1のプリント装置4内での高さ方向における位置の変動や搬送方向における位置ずれなどが発生することなく、安定してプリントを行うことができる。
図7(e)はメディアDに対して最終ラインのプリントが終了した状態の上面模式図であり、図8(e)はその断面模式図である。搬送トレイ1は、搬送トレイ1の裏面の平面1eと搬送ローラ10とが接触した状態で搬送されている。また、各距離が上述の式W>Zの関係を満たすことによって、この状態ではまだ、高摩擦部材3が第2の排紙ローラ19に到達していない。そのため、搬送トレイ1のプリント装置4内での高さ方向における位置の変動や搬送方向における位置ずれなどが発生することなく、安定してプリントを行うことができる。
図7(f)はメディアDに対するプリントが終了して、搬送トレイ1が第2の排紙ローラ19によってプリント装置4の外に向かって排出されている状態の上面模式図であり、図8(f)はその断面模式図である。搬送トレイ1の高摩擦部材3は、第2の排紙ローラ19に到達している。各距離が上述の式X<V<Yおよび式U≧Xの関係を満たすことによって、この状態において、トレイシート2は搬送ローラ対12のニップ12nを通過している。搬送トレイ1は、第2の排紙ローラ19のゴムローラ19aと搬送トレイ1の高摩擦部材3との接触によりもたらされる充分な搬送力によって排出される。
以上に説明した本実施形態の構成によれば、搬送トレイの先端が搬送ローラ対のニップ12に噛み込まれる動作の前、中、後にわたって、搬送トレイの安定した搬送を実現することができる。また、プリント終了後に、搬送トレイの先端が搬送ローラ対のニップ近傍に残留するようなことがなく搬送トレイをスムーズに排出することが可能となる。
なお、本実施形態を、第1の排紙ローラおよび第2の排紙ローラの2つの排紙ローラを備える構成で説明した。しかしながら、本実施形態の第2の排紙ローラおよび高摩擦部材の関係を満足するような構成が確保される限り、本発明において排紙ローラの数はこれに限定されるものではなく、1つであってもよく3つ以上であってもよい。
(第2の実施形態)
図4(b)および図9を用いて、本発明の第2の実施形態を説明する。図中、第1の実施形態と同一または同様の構成については、同一または同様の番号および符号を付与し説明を省略する。
図9は、メディアDに対するプリントが終了し、メディアDを搭載した搬送トレイ51がプリント装置4から排出される際の状態を示す上面図である。説明に際し、いくつかの距離およびラインを定義し、これらの距離の関係から高摩擦部材53の位置を説明する。ラインJおよびK、ならびに距離U、V、W、X、YおよびZについては、第1の実施形態と同じなので定義の説明を省略する。
ラインL: プリントヘッド13の搬送トレイ51排出方向下流側の端部の、プリント装置4内における位置を示すライン。すなわち、キャリッジユニット15に搭載されて走査されるプリントヘッド13が通過するプリント装置4内の領域の、搬送トレイ51排出方向における下流側の端部を示すライン。
距離Q: 搬送トレイ51の先端から高摩擦部材53の近い側の端部までの距離。
距離R: 第2の排紙ローラ19とラインLとの間の距離。
距離V、QおよびYについて式Q<V<Yの関係が成り立つ位置に、高摩擦部材53が構成されている。したがって、第2の実施形態においても、搬送トレイ51の先端が搬送ローラ対12のニップ12nに噛み込まれる動作の前、中、後にわたって、高摩擦部材3と第2の排紙ローラ19のゴムローラ19aとが接触した状態となる。これにより、第2の排紙ローラ19の駆動力を搬送トレイ51に対して充分に伝えることができ、所望の搬送力を得ることができる。
より好ましい構成として、距離UおよびQについて式U≧Qの関係を満たすように、位置関係を設定する。この位置関係によれば、ユーザーが搬送トレイ51を挿入したセット位置において、高摩擦部材53と第2の排紙ローラ19のゴムローラ19aとが接触した状態となる。そのため、搬送トレイ51の先端が搬送ローラ対12のニップ12nに到達するまでの搬送力を充分に得ることができる。
さらに好ましい構成として、第2の実施形態の特徴である距離RおよびQについて、式R≧Qが成り立つように高摩擦部材53を構成する。この位置関係によれば、搬送トレイ51の先端は、メディアDに対するプリントが終了した後に、プリントヘッド13の通過領域から確実に排出されることができる。
以上のように、本発明によれば、搬送トレイに保持されたメディアにプリントを行うプリント装置において、搬送に用いるローラの駆動力を搬送トレイに対して充分に伝えて所望の搬送力を得ることができ、搬送不良や位置ずれ等の問題を抑制することができる。本発明は、搬送用ローラの駆動力によりトレイ状の搬送対象物を搬送する搬送装置にも適用できる。
1、51 搬送トレイ
2 トレイシート
3、53 高摩擦部材
4 プリント装置
6 搬送トレイベース
8 紙ガイド
10 搬送ローラ
11 ピンチローラ
12 搬送ローラ対
12n 搬送ローラ対のニップ
18 第1の排紙ローラ
18a ゴムローラ
19 第2の排紙ローラ
19a ゴムローラ
P 水平パス
D メディア

Claims (12)

  1. トレイに保持されたメディアにプリントを行うプリント装置であって、
    第1搬送ローラを有する第1ローラ部と、
    第2搬送ローラおよびピンチローラを有する第2ローラ部と、
    前記第1ローラ部と前記第2ローラ部との間に設けられたプリント部と、
    を備え、前記トレイが前記第1ローラ部と前記第2ローラ部とによって搬送されながら、前記プリント部で前記メディアの表面にプリントを行うものであり、
    前記トレイは、前記第1ローラ部によって導入されて前記第2搬送ローラと前記ピンチローラとの間の狭持部に前記トレイの先端が進入するときに前記第1搬送ローラと接触している部分に、前記トレイの他の部分よりも摩擦係数が大きい摩擦面が形成されていることを特徴とするプリント装置。
  2. 前記トレイが導入された方向とは逆方向に前記トレイを搬送しながら前記プリント部で前記メディアの表面にプリントを行うことを特徴とする請求項1に記載のプリント装置。
  3. 前記メディアが前記プリント部と対向しているときは、前記第1ローラ部は前記摩擦面と非接触であるように前記摩擦面が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のプリント装置。
  4. 前記トレイの先端から前記摩擦面の近い側の端部までの距離は、前記第1ローラ部が前記トレイと接触する位置から前記狭持部までの距離よりも小さいことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のプリント装置。
  5. 前記トレイの先端から前記摩擦面の遠い側の端部までの距離は、前記第1ローラ部が前記トレイと接触する位置から前記狭持部までの距離よりも大きいことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のプリント装置。
  6. 導入を開始するセット位置に前記トレイをセットしたときに、前記トレイの先端から前記摩擦面の近い側までの距離は、前記第1ローラ部が前記トレイと接触する位置から前記トレイの先端までの距離よりも小さいことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のプリント装置。
  7. 導入を開始するセット位置に前記トレイをセットしたときに、前記トレイの先端は前記狭持部と前記第1ローラ部との間に位置付けられ、且つ、前記摩擦面は前記第1搬送ローラと接触するように前記摩擦面が形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のプリント装置。
  8. 前記トレイに保持された前記メディアの表面に前記プリント部がプリントを行うことが可能なときは、前記1ローラ部は前記摩擦面と非接触であるように前記摩擦面が形成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のプリント装置。
  9. 前記トレイには凹部が形成されており、前記凹部には前記摩擦面を持つ部材が取り付けられており、前記摩擦面は前記凹部から突出していないことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のプリント装置。
  10. 前記第1搬送ローラは、回転軸の方向に沿って間隔を持って配列された複数のローラに分かれて構成されており、前記凹部は前記複数のローラのそれぞれに対応する位置に形成されていることを特徴とする請求項9に記載のプリント装置。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載のプリント装置に用いられる、メディアを保持するように構成されたトレイ。
  12. メディアを保持したトレイを搬送する搬送装置であって、
    第1搬送ローラを有する第1ローラ部と、
    第2搬送ローラおよびピンチローラを有する第2ローラ部と、
    を備え、
    前記トレイは、前記第1ローラ部によって導入されて前記第2搬送ローラと前記ピンチローラとの間の狭持部に前記トレイの先端が進入するときに前記第1搬送ローラと接触している部分に、前記トレイの他の部分よりも摩擦係数が大きい摩擦面が形成されていることを特徴とする搬送装置。
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