JP2015140158A - ステアリング装置 - Google Patents

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Hisashi Yamamoto
恒 山本
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Abstract

【課題】ロッドと長孔の内壁との間の隙間に起因するステアリングコラムのガタつきを抑制し、チルト調整またはテレスコ調整を滑らかに行うことができるステアリング装置を提供すること。
【解決手段】ステアリング装置は、ステアリングホイールの位置決めを固定または解除する操作レバーと、操作レバーに連動する円柱状のロッドと、ロッドが貫通する第1長孔を備える金属部材と、ロッドと第1長孔の内壁との間に配置される環状のスペーサーと、を備える。スペーサーは、ロッドが貫通する第2長孔と、第2長孔の長手方向に沿って設けられる溝と、を備える。第2長孔のうちロッドが貫通する部分において、短手方向で対向する内壁間の最大距離は、ロッドの直径に等しい。
【選択図】図5

Description

本発明は、ステアリング装置に関する。
ステアリングホイールの回転に伴って車輪に舵角を付与するステアリング装置に備えられる、チルト機構およびテレスコ機構が広く知られている。例えば、特許文献1には、車体側ブラケットのチルト長孔とコラム側ブラケットのテレスコ長孔とに挿通している締付けロッドを有する車両用ステアリング装置が記載されている。特許文献1の車両用ステアリング装置は、操作レバーの回動で車体側ブラケットを締め付ける力を解除することでチルト調整およびテレスコ調整を可能にしている。
特開2008−265419号公報
特許文献1に記載されているようなステアリング装置の場合、チルト調整またはテレスコ調整を行うときに締付けロッドがチルト長孔またはテレスコ長孔に対して相対的に摺動できるように、締付けロッドとチルト長孔の内壁またはテレスコ長孔の内壁との間には隙間が生じている。これにより、チルト調整またはテレスコ調整を行うときのステアリングコラムの動作に、当該隙間に起因するガタつきが生じる可能性がある。このため、チルト調整またはテレスコ調整が滑らかに行われない可能性があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、ロッドと長孔の内壁との間の隙間に起因するステアリングコラムのガタつきを抑制し、チルト調整またはテレスコ調整を滑らかに行うことができるステアリング装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係るステアリング装置は、ステアリングホイールの位置決めを固定または解除する操作レバーと、前記操作レバーに連動する円柱状のロッドと、前記ロッドが貫通する第1長孔を備える金属部材と、前記ロッドと前記第1長孔の内壁との間に配置される環状のスペーサーと、を備え、前記スペーサーは、前記ロッドが貫通する第2長孔と、前記第2長孔の長手方向に沿って設けられる溝と、を備え、前記第2長孔のうち前記ロッドが貫通する部分において、短手方向で対向する内壁間の最大距離は、前記ロッドの直径に等しいことを特徴とする。
これにより、本発明に係るステアリング装置において、ロッドが第2長孔の短手方向の両側から付勢される。このため、第1長孔におけるロッドの位置は、第1長孔の短手方向で中央に維持されやすくなる。このため、ロッドが第1長孔の内壁に接触する可能性が低減される。よって、本発明に係るステアリング装置は、ロッドと長孔の内壁との間の隙間に起因するステアリングコラムのガタつきを抑制し、チルト調整またはテレスコ調整を滑らかに行うことができる。
本発明の望ましい態様として、前記第2長孔の長手方向における前記溝の長さは、前記ロッドが前記第2長孔に対して相対的に移動できる長さよりも長いことが好ましい。これにより、第2長孔におけるロッドの位置が変化する時でも、ロッドが両側から付勢される力が一定になりやすくなる。このため、テレスコ調整に必要な力が一定になりやすくなる。よって、ステアリング装置は、チルト調整またはテレスコ調整をより滑らかに行うことができる。
本発明の望ましい態様として、前記溝は、前記第2長孔の短手方向において前記ロッドの両側に設けられることが好ましい。これにより、ロッドの両側で第2長孔の内壁が変形できるので、ロッドが第2長孔の内壁に接する面積が大きくなりやすくなる。よって、スペーサーは、より安定してロッドを付勢することができる。
本発明の望ましい態様として、前記溝は、前記第2長孔の長手方向の端部で分断されていることが好ましい。仮に溝が分断されず環状である場合、チルト調整時またはテレスコ調整時にロッドがスペーサーの長手方向の端部に押し付けられると、当該端部が破損する可能性がある。これに対して、スペーサーのうち溝が分断されている部分は、ロッドの押し付けに対して破損の可能性が小さくなる。このため、ステアリング装置は、チルト調整時またはテレスコ調整時における衝撃によってスペーサーの長手方向の端部が破損する可能性を抑制することができる。
本発明の望ましい態様として、前記金属部材は、2つであり、それぞれに備えられた前記第1長孔が対向するように配置され、前記スペーサーは、それぞれの前記第1長孔に設けられることが好ましい。仮にスペーサーが2つの第1長孔のうち一方のみに設けられる場合、一方の第1長孔においてロッドが短手方向の中央に維持されやすくなるが、他方の第1長孔においてロッドの短手方向の動きは規制されていない。このため、ロッドは、一方の第1長孔を支点として第1長孔の短手方向に傾く可能性がある。これにより、操作レバーの先端において、一方の第1長孔からの距離に応じて増幅されたガタつきが生じる可能性がある。これに対して、ロッドが2つの第1長孔の両方に設けられている場合、両方の第1長孔にあるスペーサーがロッドを短手方向の中央に維持しやすくする。よって、ステアリング装置は、チルト調整またはテレスコ調整をより滑らかに行うことができ、かつ操作レバーの先端において大きなガタつきが生じる可能性を抑制することができる。
本発明によれば、ロッドと長孔の内壁との間の隙間に起因するステアリングコラムのガタつきを抑制し、チルト調整またはテレスコ調整を滑らかに行うことができるステアリング装置を提供することができる。
図1は、本実施形態に係るステアリング装置の構成図である。 図2は、ステアリングコラムの周囲を模式的に示す側面図である。 図3は、ステアリングコラムを車両に取り付ける部分を模式的に示す平面図である。 図4は、ステアリングコラムを車両に取り付ける部分を模式的に示す斜視図である。 図5は、図2におけるA−A’断面を示す図である。 図6は、図5におけるB−B’断面を示す図である。 図7は、本実施形態に係るスペーサーを一方側から見た場合の斜視図である。 図8は、本実施形態に係るスペーサーを他方側から見た場合の斜視図である。 図9は、図7におけるC−C’断面を示す図である。 図10は、図5におけるスペーサーの周囲を拡大して示す図である。 図11は、ロッドが第2長孔の長手方向の中央付近に位置しているときの本実施形態に係るスペーサーを、アウターコラムのスリット側から見た模式図である。 図12は、ロッドが第2長孔の長手方向の端部に位置しているときの本実施形態に係るスペーサーを、アウターコラムのスリット側から見た模式図である。 図13は、変形例1に係るスペーサーの断面図である。 図14は、変形例2に係るスペーサーを一方側から見た場合の斜視図である。 図15は、変形例2に係るスペーサーを他方側から見た場合の斜視図である。 図16は、図14におけるD−D’断面を示す図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
(実施形態)
図1は、本実施形態に係るステアリング装置の構成図である。図2は、ステアリングコラムの周囲を模式的に示す側面図である。図3は、ステアリングコラムを車両に取り付ける部分を模式的に示す平面図である。図4は、ステアリングコラムを車両に取り付ける部分を模式的に示す斜視図である。図1から図4を用いて、本実施形態に係るステアリング装置80の概要を説明する。また、以下の説明において、ステアリング装置80を車両に取り付けた場合の車両の前方は、単に前方と記載され、ステアリング装置80を車両に取り付けた場合の車両の後方は、単に後方と記載される。図2において、前方は、図中の左側であり、後方は、図中の右側である。
(ステアリング装置)
ステアリング装置80は、操作者から与えられる力が伝達する順に、ステアリングホイール81と、ステアリングシャフト82と、操舵力アシスト機構83と、ユニバーサルジョイント84と、ロアシャフト85と、ユニバーサルジョイント86と、ピニオンシャフト87と、ステアリングギヤ88と、タイロッド89とを備える。また、ステアリング装置80は、ECU(Electronic Control Unit)90と、トルクセンサ91aとを備える。車速センサ91bは、車両に備えられ、CAN(Controller Area Network)通信により車速信号VをECU90に入力する。
ステアリングシャフト82は、入力軸82aと、出力軸82bとを含む。入力軸82aは、一方の端部がステアリングホイール81に連結され、他方の端部がトルクセンサ91aを介して操舵力アシスト機構83に連結される。出力軸82bは、一方の端部が操舵力アシスト機構83に連結され、他方の端部がユニバーサルジョイント84に連結される。本実施形態では、入力軸82a及び出力軸82bは、SPCC(Steel Plate Cold Commercial)等の一般的な鋼材等から形成される。
ロアシャフト85は、一方の端部がユニバーサルジョイント84に連結され、他方の端部がユニバーサルジョイント86に連結される。ピニオンシャフト87は、一方の端部がユニバーサルジョイント86に連結され、他方の端部がステアリングギヤ88に連結される。
ステアリングギヤ88は、ピニオン88aと、ラック88bとを含む。ピニオン88aは、ピニオンシャフト87に連結される。ラック88bは、ピニオン88aに噛み合う。ステアリングギヤ88は、ラックアンドピニオン形式として構成される。ステアリングギヤ88は、ピニオン88aに伝達された回転運動をラック88bで直進運動に変換する。タイロッド89は、ラック88bに連結される。
操舵力アシスト機構83は、減速装置92と、電動モータ(モータ)70とを含む。なお、電動モータ70は、いわゆる、ブラシレスモータを例示して説明するが、ブラシ(摺動子)及びコンミテータ(整流子)を備える電動モータであってもよい。減速装置92は、出力軸82bに連結される。電動モータ70は、減速装置92に連結され、かつ、補助操舵トルクを発生させる電動機である。なお、ステアリング装置80は、ステアリングシャフト82と、トルクセンサ91aと、減速装置92とによりステアリングコラムが構成されている。電動モータ70は、ステアリングコラムの出力軸82bに補助操舵トルクを与える。すなわち、本実施形態のステアリング装置80は、コラムアシスト方式である。
図2に示すように、ステアリング装置80は、入力軸82aを回転可能に支持するステアリングコラム50を有する。ステアリングコラム50は、筒状のアウターコラム51と、一部がアウターコラム51に挿入される筒状のインナーコラム54とを有する。アウターコラム51およびインナーコラム54は、例えば、SPCC(Steel Plate Cold Commercial)等の一般的な鋼材等から形成される金属部材である。例えば、アウターコラム51は、インナーコラム54の後方側に配置されている。なお、アウターコラム51がインナーコラム54の前方側に配置されていてもよい。
ステアリング装置80は、車体側部材に固定されてステアリングコラム50を支持するコラムブラケット52を備える。コラムブラケット52は、例えば、SPCC(Steel Plate Cold Commercial)等の一般的な鋼材等から形成される金属部材である。コラムブラケット52は、車体側部材に固定される取付板部52bと、取付板部52bに一体に形成された側板部52aと、を備えている。コラムブラケット52の側板部52aは、アウターコラム51を両側で対向して配置され、アウターコラム51を締め付けている。
図3、4に示すように、コラムブラケット52の取付板部52bは、車体側部材13に取付けられる左右一対の離脱カプセル11と、樹脂インジェクションで形成された樹脂部材12pによって離脱カプセル11に固定されたカプセル支持部59と、を有する。離脱カプセル11はアルミニウムをダイキャスト成形して形成されている。離脱カプセル11は、カプセル取付孔11hを有し、カプセル取付孔11hに挿入されるボルト等によって車体側部材13に固定されている。衝突時にステアリングコラム50を前方に移動させる力が作用することにより、離脱カプセル11に対してカプセル支持部59が車体前方に摺動して樹脂部材12pが剪断される。これにより、離脱カプセル11による支持が解除され、ステアリングコラム50が車体から離脱することが可能になっている。
図1に示すトルクセンサ91aは、ステアリングホイール81を介して入力軸82aに伝達された運転者の操舵力を操舵トルクとして検出する。車速センサ91bは、ステアリング装置80が搭載される車両の走行速度(車速)を検出する。ECU90は、電動モータ70と、トルクセンサ91aと、車速センサ91bと電気的に接続される。
(制御ユニット:ECU)
ECU90は、電動モータ70の動作を制御する。また、ECU90は、トルクセンサ91a及び車速センサ91bのそれぞれから信号を取得する。すなわち、ECU90は、トルクセンサ91aから操舵トルクTを取得し、かつ、車速センサ91bから車両の車速信号Vを取得する。ECU90は、イグニッションスイッチ98がオンの状態で、電源装置(例えば車載のバッテリ)99から電力が供給される。ECU90は、操舵トルクTと車速信号Vとに基づいてアシスト指令の補助操舵指令値を算出する。そして、ECU90は、その算出された補助操舵指令値に基づいて電動モータ70へ供給する電力値Xを調節する。ECU90は、電動モータ70から誘起電圧の情報または後述するレゾルバ等のロータの回転の情報を動作情報Yとして取得する。
ステアリングホイール81に入力された操作者(運転者)の操舵力は、入力軸82aを介して操舵力アシスト機構83の減速装置92に伝わる。この時に、ECU90は、入力軸82aに入力された操舵トルクTをトルクセンサ91aから取得し、かつ、車速信号Vを車速センサ91bから取得する。そして、ECU90は、電動モータ70の動作を制御する。電動モータ70が作り出した補助操舵トルクは、減速装置92に伝えられる。
出力軸82bを介して出力された操舵トルク(補助操舵トルクを含む)は、ユニバーサルジョイント84を介してロアシャフト85に伝達され、さらにユニバーサルジョイント86を介してピニオンシャフト87に伝達される。ピニオンシャフト87に伝達された操舵力は、ステアリングギヤ88を介してタイロッド89に伝達され、操舵輪を転舵させる。
図5は、図2におけるA−A’断面を示す図である。図6は、図5におけるB−B’断面を示す図である。図5に示すように、アウターコラム51は、2つのテレスコ調整部31を有する。2つのテレスコ調整部31は、アウターコラム51の外周面から互いに対向するように突出している。また、2つのテレスコ調整部31は、図6に示すように、アウターコラム51の軸方向に長い第1長孔32をそれぞれ備える。第1長孔32には、円柱状のロッド30が貫通している。ロッド30は、2つの第1長孔32を貫通するとともに、側板部52aに設けられた第1長孔52ahを貫通し、操作レバー53と連結されている。第1長孔52ahは、第1長孔32の長手方向とは異なる方向に長い長孔であって、ロッド30の軸方向に対して直交する面方向に長い長孔である。なお、第1長孔32および第1長孔52ahは、長孔でなく丸孔であってもよい。
また、アウターコラム51は、外周面のうち2つのテレスコ調整部31の間に設けられるスリット51sを備える。例えば、スリット51sは、インナーコラム54の挿入側の一端を切り欠いて形成されている。
インナーコラム54の外径は、アウターコラム51の内径と略同等の大きさである。アウターコラム51は、スリット51sを有するので、締め付けられると内径が小さくなる。これにより、アウターコラム51が締め付けられている状態では、アウターコラム51がインナーコラム54を覆う部分において、アウターコラム51の内周面とインナーコラム54の外周面とは接触している。このため、アウターコラム51が締め付けられている状態では、アウターコラム54とインナーコラム51との間に摩擦力が生じている。また、アウターコラム51は、第1長孔32を有するテレスコ調整部31を備えるため、第1長孔32の長さの範囲でインナーコラム54に対して摺動可能となっている。
操作レバー53が回転させられると、側板部52aに対する締め付け力が緩められ、側板部52aとアウターコラム51の外周面との間の摩擦力がなくなるまたは小さくなる。これにより、チルト位置の調整が可能となる。また、操作レバー53が回転させられると、側板部52aに対する締め付け力が小さくなるので、アウターコラム51のスリット51sの幅が大きくなる。これにより、アウターコラム51がインナーコラム54を締め付ける力がなくなるため、アウターコラム51が摺動する際の摩擦力がなくなる。これにより、操作者は、操作レバー53を回転させた後、ステアリングホイール81を介してアウターコラム51を押圧することで、テレスコ位置を調整することができる。
(スペーサー)
ステアリング装置80において、一般的にはテレスコ調整を行うときにロッド30が第1長孔32に対して相対的に摺動できるように、ロッド30と第1長孔32の内壁との間には隙間が生じている。当該隙間があることによりロッド30と第1長孔32の内壁との摩擦がなくなるので、テレスコ調整を行うために必要な力が小さくなる。しかし、当該隙間があることにより、テレスコ調整を行うときのステアリングコラム50の動作に、ガタつきが生じる可能性がある。また、テレスコ調整を行うときロッド30が第1長孔32の短手方向に傾く余地があるので、操作レバー53の先端において、第1長孔32からの距離に応じて増幅されたガタつきが生じる可能性がある。
このようなガタつきを抑制するため、本実施形態に係るステアリング装置80は、図5に示すように、ロッド30と第1長孔32の内壁との間に配置される環状のスペーサー2を備える。例えば本実施形態において、2つある第1長孔32の両方にスペーサー2が備えられている。スペーサー2の材質は、ポリアセタール等の耐油性が高い合成樹脂であると好ましい。これにより、ロッド30がスペーサー2に接する部分における摩擦が低減される。なお、スペーサー2の材質は、エラストマー、またはニトリルゴム等の合成ゴムであってもよい。
図7は、本実施形態に係るスペーサーを一方側から見た場合の斜視図である。図8は、本実施形態に係るスペーサーを他方側から見た場合の斜視図である。図9は、図7におけるC−C’断面を示す図である。図10は、図5におけるスペーサーの周囲を拡大して示す図である。図11は、ロッドが第2長孔の長手方向の中央付近に位置しているときの本実施形態に係るスペーサーを、アウターコラムのスリット側から見た模式図である。図12は、ロッドが第2長孔の長手方向の端部に位置しているときの本実施形態に係るスペーサーを、アウターコラムのスリット側から見た模式図である。
図7、8に示すように、スペーサー2は、ロッド30が貫通する第2長孔20と、第2長孔20の長手方向に沿って設けられる溝26と、を備える。第2長孔20は、アウターコラム51の軸方向に長い長孔である。第2長孔20は、長手方向の中央部に位置する平面状の内壁20aと、長手方向の端部に位置する曲面状の内壁20bと、を備える。また、図10に示すように、溝26は、ロッド30の軸方向のうちロッド30の端部から中央に向かう方向に開口し、当該開口する部分に対してロッド30の軸方向の反対側で閉じている。以下の説明において、ロッド30の軸方向のうちロッド30の端部から中央に向かう方向は、単にロッド中央方向と記載され、ロッド30の軸方向のうちロッド30の中央から端部に向かう方向は、単にロッド端部方向と記載される。
また、図10に示すように、スペーサー2は、第1長孔32の内壁に接する枠部22と、溝26によって枠部22と隔てられたリップ部24と、枠部22とリップ部24とを連結する連結部23と、を備える。枠部22、連結部23及びリップ部24は、断面形状が略U字形状となっている。溝26がロッド中央方向に開口しているので、連結部23は、枠部22のうちロッド端部方向の端部とリップ部24のうちロッド端部方向の端部とを連結している。また、連結部23とロッド30との間には、隙間が設けられる。
スペーサー2の枠部22は、図10に示すように、第1長孔32のうちロッド30に対向する部分よりも大きい内周を有する中径部33の内壁に接している。中径部33は、第1長孔32のうちロッド30に対向する部分に対してロッド端部方向に配置されている。また、スペーサー2は、枠部22から側板部52aの表面と平行な方向に突出するフランジ部21を有する。フランジ部21は、図10に示すように、第1長孔32のうち中径部33よりも大きい内周を有する大径部34の内壁に接している。大径部34は、第1長孔32のうちロッド端部方向の端部に配置されている。フランジ部21が側板部52aとテレスコ調整部31とに挟まれて固定されるため、テレスコ調整時におけるスペーサー2の動きが抑制される。なお、スペーサー2は、フランジ部21を備えていなくてもよい。
スペーサー2の外周形状は、図6に示す第1長孔32の内周の全周に沿う形状であって、スペーサー2は第1長孔32に嵌まっている。図11に示すように、第2長孔20のうちロッド30が貫通しない部分において、短手方向で対向する内壁20a間の距離D1は一定である。また、距離D1は、ロッド30の直径D4よりも小さい。距離D1がロッド30の直径D4よりも小さいため、第2長孔20のうちロッド30が貫通する部分において、リップ部24は連結部23を支点として溝26に向かって撓む。これにより、第2長孔20のうちロッド30が貫通する部分において、短手方向で対向する内壁20a間の最大距離D3は、距離D1よりも大きくなっており、前記ロッドの直径D4に等しい。
これにより、第2長孔20の短手方向においてロッド30が両側から付勢される。このため、第1長孔32におけるロッド30の位置は、第1長孔32の短手方向で中央に維持されやすくなる。このため、ロッド30は、第1長孔32の内壁に接触しにくくなる。よって、ステアリング装置80は、ロッド30と第1長孔32の内壁との間の隙間に起因するステアリングコラム50のガタつきを抑制し、テレスコ調整を滑らかに行うことができる。
図11に示すように、第2長孔32の長手方向における溝26の長さL1は、ロッド30が第2長孔32に対して相対的に移動できる長さL2よりも長い。長さL2は、第2長孔32の長手方向における内壁20aの長さに略等しい。これにより、第2長孔32におけるロッド30の位置に関わらず、ロッド30が同程度の力で付勢される。このため、テレスコ調整に必要な力が一定になりやすくなる。よって、ステアリング装置80は、テレスコ調整をより滑らかに行うことができる。
図11に示すように、溝26は、第2長孔20の短手方向においてロッド30の両側に設けられる。これにより、ロッド30の両側で第2長孔20の内壁が変形できるので、ロッド30が第2長孔の内壁に接する面積が大きくなりやすくなる。よって、スペーサー2は、より安定してロッド30を付勢することができる。
図11に示すように、溝26は、第2長孔20の長手方向の端部で分断されている。仮に溝26が分断されずリップ部24が環状である場合、テレスコ調整時にロッド30がスペーサー2の長手方向の端部に衝突すると、リップ部24が破損する可能性がある。これに対して、本実施形態においてロッド30は、スペーサー2のうち溝26が分断されている部分に衝突する。このため、本実施形態に係るステアリング装置80は、テレスコ調整時における衝撃によってリップ部24が破損する可能性を抑制することができる。
溝26が第2長孔20の長手方向の端部で分断されているので、溝26は、図11に示すように溝端部26eを備える。また、溝26は、第2長孔20の長手方向の中央部に位置する直線部26aと、一方の端部が直線部26aに接続されて他方の端部が溝端部26eである曲線部26b、とを備える。直線部26aは、内壁20aに沿った形状であり、曲線部26bは、内壁20bに沿った形状である。これにより、第2長孔20の短手方向で対向する溝端部26e間の距離D2は、内壁20a間の距離D1よりも小さい。
仮にスペーサー2が曲線部26bを備えない場合、距離D2が距離D1よりも大きくなる。このようにした場合、第2長孔20の長手方向の端部において、第2長孔20の内壁から溝部26までの距離が大きくなり、リップ部24が撓みにくくなる可能性がある。このため、ロッド30が第2長孔20の長手方向の端部に位置している場合のリップ部24の撓み量が、ロッド30が第2長孔20の長手方向の中間部に位置している場合のリップ部24の撓み量と比較して小さくなる可能性がある。これにより、ロッド30が第2長孔20の長手方向の端部に位置しているとき、テレスコ調整に必要な力が比較的大きくなる可能性がある。
これに対して、本実施形態において溝26が曲線部26bを有することで、図12に示すようにロッド30が第2長孔20の長手方向の端部に位置している場合のリップ部24の撓み量が、ロッド30が第2長孔20の長手方向の中間部に位置している場合のリップ部24の撓み量に近くなる。これにより、ロッド30が第2長孔20の長手方向の端部に位置している場合のリップ部24の付勢する力が、ロッド30が第2長孔20の長手方向の中間部に位置している場合のリップ部24の付勢する力に等しくなりやすくなる。よって、ステアリング装置80は、テレスコ調整をより滑らかに行うことができる。
また、本実施形態においてスペーサー2は、互いに離間した2つの第1長孔32の両方に設けられている。仮にスペーサー2が2つの第1長孔32のうち一方のみに設けられる場合、一方の第1長孔32においてロッド30が短手方向の中央に維持されやすくなるが、他方の第1長孔32においてロッド30の短手方向の動きは規制されていない。このため、ロッド30は、一方の第1長孔32を支点として第1長孔32の短手方向に傾くことができる。これにより、操作レバー53の先端において、一方の第1長孔32からの距離に応じて増幅されたガタつきが生じる可能性がある。これに対して本実施形態においては、ロッド30が2つの第1長孔32の両方に設けられているので、両方の第1長孔32においてロッド30が短手方向の中央に維持されやすくなる。よって、ステアリング装置80は、テレスコ調整をより滑らかに行うことができ、かつ操作レバー53の先端において大きなガタつきが生じる可能性を抑制することができる。
なお、本実施形態に係るスペーサー2は、第1長孔32に設けられ、かつ第1長孔52ahに設けられていてもよい。また、スペーサー2は、第1長孔32に設けられず、第1長孔52ahに設けられていてもよい。本実施形態に係るスペーサー2が第1長孔52ahの内側に設けられる場合、ステアリング装置80は、ロッド30と第1長孔52ahの内壁との間の隙間に起因するステアリングコラム50のガタつきを抑制し、チルト調整を滑らかに行うことができる。
上述したように、本実施形態に係るステアリング装置80は、ステアリングホイール81の位置決めを固定または解除する操作レバー53と、操作レバー53に連動する円柱状のロッド30と、ロッド30が貫通する第1長孔(第1長孔32または第1長孔52ah)を備える金属部材(テレスコ調整部31または側板部52a)と、ロッド30と第1長孔(第1長孔32または第1長孔52ah)の内壁との間に配置される環状のスペーサー2と、を備える。スペーサー2は、ロッド30が貫通する第2長孔20と、第2長孔20の長手方向に沿って設けられる溝26と、を備える。第2長孔20のうちロッド30が貫通する部分において、短手方向で対向する内壁20a間の最大距離D3は、ロッド30の直径D4に等しい。
これにより、第2長孔20の短手方向においてロッド30が両側から付勢される。このため、第1長孔32または第1長孔52ahにおけるロッド30の位置は、第1長孔32または第1長孔52ahの短手方向で中央に維持されやすくなる。このため、ロッド30が第1長孔32の内壁または第1長孔52ahの内壁に接触する可能性が低減される。よって、ステアリング装置80は、ロッド30と第1長孔32の内壁または第1長孔52ahの内壁との間の隙間に起因するステアリングコラム50のガタつきを抑制し、チルト調整またはテレスコ調整を滑らかに行うことができる。
また、本実施形態に係るステアリング装置80において、第2長孔20の長手方向における溝26の長さL1は、ロッド30が第2長孔20に対して相対的に移動できる長さL2よりも長い。これにより、第2長孔32におけるロッド30の位置が変化する時でも、ロッド30両側から付勢される力が一定になりやすくなる。このため、テレスコ調整に必要な力が一定になりやすくなる。よって、ステアリング装置80は、チルト調整またはテレスコ調整をより滑らかに行うことができる。
また、本実施形態に係るステアリング装置80において、溝26は、第2長孔20の短手方向においてロッド30の両側に設けられる。これにより、ロッド30の両側で第2長孔20の内壁が変形できるので、ロッド30が第2長孔20の内壁に接する面積が大きくなりやすくなる。よって、スペーサー2は、より安定してロッド30を付勢することができる。
また、本実施形態に係るステアリング装置80において、溝26は、第2長孔20の長手方向の端部で分断されている。仮に溝26が分断されず環状である場合、チルト調整時またはテレスコ調整時にロッド30がスペーサー2の長手方向の端部に押し付けられると、当該端部が破損する可能性がある。これに対して、スペーサー2のうち溝26が分断されている部分は、ロッド30の押し付けに対して破損の可能性が小さくなる。このため、本実施形態に係るステアリング装置80は、チルト調整時またはテレスコ調整時における衝撃によってスペーサー2の長手方向の端部が破損する可能性を抑制することができる。
また、本実施形態に係るステアリング装置80において、金属部材(テレスコ調整部31または側板部52a)は、2つであり、それぞれに備えられた第1長孔(第1長孔32または第1長孔52ah)が対向するように配置され、スペーサー2は、それぞれの第1長孔(第1長孔32または第1長孔52ah)に設けられる。仮にスペーサー2が2つの第1長孔(2つの第1長孔32または2つの第1長孔52ah)のうち一方のみに設けられる場合、一方の第1長孔(第1長孔32または第1長孔52ah)においてロッド30が短手方向の中央に維持されやすくなるが、他方の第1長孔(第1長孔32または第1長孔52ah)においてロッド30の短手方向の動きは規制されていない。このため、ロッド30は、一方の第1長孔(第1長孔32または第1長孔52ah)を支点として第1長孔(第1長孔32または第1長孔52ah)の短手方向に傾く可能性がある。これにより、操作レバー53の先端において、一方の第1長孔(第1長孔32または第1長孔52ah)からの距離に応じて増幅されたガタつきが生じる可能性がある。これに対して、ロッド30が2つの第1長孔(2つの第1長孔32または2つの第1長孔52ah)の両方に設けられている場合、両方の第1長孔(第1長孔32または第1長孔52ah)にあるスペーサー2がロッド30を短手方向の中央に維持しやすくする。よって、ステアリング装置80は、チルト調整またはテレスコ調整をより滑らかに行うことができ、かつ操作レバー53の先端において大きなガタつきが生じる可能性を抑制することができる。
(変形例1)
図13は、変形例1に係るスペーサーの断面図である。変形例1に係るスペーサー2Aは、上述した実施形態と比較して、枠部22の長さに対するリップ部24Aの長さが異なる。なお、上述した実施形態で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
変形例1に係るスペーサー2Aにおいて、ロッド30の軸方向におけるリップ部24Aの長さは、枠部22の長さよりも長い。このようにすることで、リップ部24Aが連結部23を支点として溝26に向かって撓むときにロッド30を付勢する力は、実施形態に係るリップ部24に比較して大きくすることができる。このため、スペーサー2Aは、例えばロッド30を付勢する力を大きくする必要がある場合に特に有用である。
(変形例2)
図14は、変形例2に係るスペーサーを一方側から見た場合の斜視図である。図15は、変形例2に係るスペーサーを他方側から見た場合の斜視図である。図16は、図14におけるD−D’断面を示す図である。図14に示すように、変形例2に係るスペーサー2Bは、ロッド30が貫通する第2長孔20Bと、第2長孔20Bの長手方向に沿って設けられる溝26Bと、を備える。
図16に示すように、変形例2に係るスペーサー2Bは、第1長孔32の内壁に接する枠部22Bと、溝26Bによって枠部22Bと隔てられたリップ部24Bと、枠部22Bとリップ部24Bとを連結する連結部23Bと、を備える。枠部22B、連結部23B及びリップ部24Bは、断面形状が略U字形状となっている。溝26Bの開口する方向は、実施形態の溝26の開口する方向と異なり、ロッド端部方向である。溝26Bがロッド端部方向に開口しているので、連結部23Bは、枠部22Bのうちロッド中央方向の端部とリップ部24Bのうちロッド中央方向の端部とを連結している。また、連結部23Bとロッド30との間には、隙間が設けられる。
11 離脱カプセル
11h カプセル取付孔
12p 樹脂部材
2 スペーサー
20 第2長孔
20a、20b 内壁
21 フランジ部
22 枠部
23 連結部
24 リップ部
26 溝
26a 直線部
26b 曲線部
26e 溝端部
31 テレスコ調整部
32 第1長孔
33 中径部
34 大径部
50 ステアリングコラム
51 アウターコラム
51s スリット
52 コラムブラケット
52a 側板部
52ah 第1長孔
52b 取付板部
53 操作レバー
54 インナーコラム
59 カプセル支持部
70 電動モータ
80 ステアリング装置
81 ステアリングホイール
82 ステアリングシャフト
82a 入力軸
82b 出力軸
83 操舵力アシスト機構
84 ユニバーサルジョイント
85 ロアシャフト
86 ユニバーサルジョイント
87 ピニオンシャフト
88 ステアリングギヤ
88a ピニオン
88b ラック
89 タイロッド
90 ECU
91a トルクセンサ
91b 車速センサ
92 減速装置
98 イグニッションスイッチ
99 電源装置

Claims (5)

  1. ステアリングホイールの位置決めを固定または解除する操作レバーと、
    前記操作レバーに連動する円柱状のロッドと、
    前記ロッドが貫通する第1長孔を備える金属部材と、
    前記ロッドと前記第1長孔の内壁との間に配置される環状のスペーサーと、
    を備え、
    前記スペーサーは、前記ロッドが貫通する第2長孔と、前記第2長孔の長手方向に沿って設けられる溝と、を備え、
    前記第2長孔のうち前記ロッドが貫通する部分において、短手方向で対向する内壁間の最大距離は、前記ロッドの直径に等しい
    ことを特徴とするステアリング装置。
  2. 前記第2長孔の長手方向における前記溝の長さは、前記ロッドが前記第2長孔に対して相対的に移動できる長さよりも長いことを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 前記溝は、前記第2長孔の短手方向において前記ロッドの両側に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載のステアリング装置。
  4. 前記溝は、前記第2長孔の長手方向の端部で分断されていることを特徴とする請求項3に記載のステアリング装置。
  5. 前記金属部材は、2つであり、それぞれに備えられた前記第1長孔が対向するように配置され、
    前記スペーサーは、それぞれの前記第1長孔に設けられる
    ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項に記載のステアリング装置。
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FR3116790A1 (fr) * 2020-12-02 2022-06-03 Renault S.A.S Piece de maintien fusible pour un boulon, notamment un boulon d’un systeme de reglage d’un colonne de direction

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WO2013047048A1 (ja) * 2011-09-29 2013-04-04 日本精工株式会社 テレスコピックステアリング装置

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