JP2015140158A - ステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ステアリング装置は、ステアリングホイールの位置決めを固定または解除する操作レバーと、操作レバーに連動する円柱状のロッドと、ロッドが貫通する第1長孔を備える金属部材と、ロッドと第1長孔の内壁との間に配置される環状のスペーサーと、を備える。スペーサーは、ロッドが貫通する第2長孔と、第2長孔の長手方向に沿って設けられる溝と、を備える。第2長孔のうちロッドが貫通する部分において、短手方向で対向する内壁間の最大距離は、ロッドの直径に等しい。
【選択図】図5
Description
図1は、本実施形態に係るステアリング装置の構成図である。図2は、ステアリングコラムの周囲を模式的に示す側面図である。図3は、ステアリングコラムを車両に取り付ける部分を模式的に示す平面図である。図4は、ステアリングコラムを車両に取り付ける部分を模式的に示す斜視図である。図1から図4を用いて、本実施形態に係るステアリング装置80の概要を説明する。また、以下の説明において、ステアリング装置80を車両に取り付けた場合の車両の前方は、単に前方と記載され、ステアリング装置80を車両に取り付けた場合の車両の後方は、単に後方と記載される。図2において、前方は、図中の左側であり、後方は、図中の右側である。
ステアリング装置80は、操作者から与えられる力が伝達する順に、ステアリングホイール81と、ステアリングシャフト82と、操舵力アシスト機構83と、ユニバーサルジョイント84と、ロアシャフト85と、ユニバーサルジョイント86と、ピニオンシャフト87と、ステアリングギヤ88と、タイロッド89とを備える。また、ステアリング装置80は、ECU(Electronic Control Unit)90と、トルクセンサ91aとを備える。車速センサ91bは、車両に備えられ、CAN(Controller Area Network)通信により車速信号VをECU90に入力する。
ECU90は、電動モータ70の動作を制御する。また、ECU90は、トルクセンサ91a及び車速センサ91bのそれぞれから信号を取得する。すなわち、ECU90は、トルクセンサ91aから操舵トルクTを取得し、かつ、車速センサ91bから車両の車速信号Vを取得する。ECU90は、イグニッションスイッチ98がオンの状態で、電源装置(例えば車載のバッテリ)99から電力が供給される。ECU90は、操舵トルクTと車速信号Vとに基づいてアシスト指令の補助操舵指令値を算出する。そして、ECU90は、その算出された補助操舵指令値に基づいて電動モータ70へ供給する電力値Xを調節する。ECU90は、電動モータ70から誘起電圧の情報または後述するレゾルバ等のロータの回転の情報を動作情報Yとして取得する。
ステアリング装置80において、一般的にはテレスコ調整を行うときにロッド30が第1長孔32に対して相対的に摺動できるように、ロッド30と第1長孔32の内壁との間には隙間が生じている。当該隙間があることによりロッド30と第1長孔32の内壁との摩擦がなくなるので、テレスコ調整を行うために必要な力が小さくなる。しかし、当該隙間があることにより、テレスコ調整を行うときのステアリングコラム50の動作に、ガタつきが生じる可能性がある。また、テレスコ調整を行うときロッド30が第1長孔32の短手方向に傾く余地があるので、操作レバー53の先端において、第1長孔32からの距離に応じて増幅されたガタつきが生じる可能性がある。
図13は、変形例1に係るスペーサーの断面図である。変形例1に係るスペーサー2Aは、上述した実施形態と比較して、枠部22の長さに対するリップ部24Aの長さが異なる。なお、上述した実施形態で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
図14は、変形例2に係るスペーサーを一方側から見た場合の斜視図である。図15は、変形例2に係るスペーサーを他方側から見た場合の斜視図である。図16は、図14におけるD−D’断面を示す図である。図14に示すように、変形例2に係るスペーサー2Bは、ロッド30が貫通する第2長孔20Bと、第2長孔20Bの長手方向に沿って設けられる溝26Bと、を備える。
11h カプセル取付孔
12p 樹脂部材
2 スペーサー
20 第2長孔
20a、20b 内壁
21 フランジ部
22 枠部
23 連結部
24 リップ部
26 溝
26a 直線部
26b 曲線部
26e 溝端部
31 テレスコ調整部
32 第1長孔
33 中径部
34 大径部
50 ステアリングコラム
51 アウターコラム
51s スリット
52 コラムブラケット
52a 側板部
52ah 第1長孔
52b 取付板部
53 操作レバー
54 インナーコラム
59 カプセル支持部
70 電動モータ
80 ステアリング装置
81 ステアリングホイール
82 ステアリングシャフト
82a 入力軸
82b 出力軸
83 操舵力アシスト機構
84 ユニバーサルジョイント
85 ロアシャフト
86 ユニバーサルジョイント
87 ピニオンシャフト
88 ステアリングギヤ
88a ピニオン
88b ラック
89 タイロッド
90 ECU
91a トルクセンサ
91b 車速センサ
92 減速装置
98 イグニッションスイッチ
99 電源装置
Claims (5)
- ステアリングホイールの位置決めを固定または解除する操作レバーと、
前記操作レバーに連動する円柱状のロッドと、
前記ロッドが貫通する第1長孔を備える金属部材と、
前記ロッドと前記第1長孔の内壁との間に配置される環状のスペーサーと、
を備え、
前記スペーサーは、前記ロッドが貫通する第2長孔と、前記第2長孔の長手方向に沿って設けられる溝と、を備え、
前記第2長孔のうち前記ロッドが貫通する部分において、短手方向で対向する内壁間の最大距離は、前記ロッドの直径に等しい
ことを特徴とするステアリング装置。 - 前記第2長孔の長手方向における前記溝の長さは、前記ロッドが前記第2長孔に対して相対的に移動できる長さよりも長いことを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
- 前記溝は、前記第2長孔の短手方向において前記ロッドの両側に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載のステアリング装置。
- 前記溝は、前記第2長孔の長手方向の端部で分断されていることを特徴とする請求項3に記載のステアリング装置。
- 前記金属部材は、2つであり、それぞれに備えられた前記第1長孔が対向するように配置され、
前記スペーサーは、それぞれの前記第1長孔に設けられる
ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項に記載のステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014015890A JP2015140158A (ja) | 2014-01-30 | 2014-01-30 | ステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014015890A JP2015140158A (ja) | 2014-01-30 | 2014-01-30 | ステアリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015140158A true JP2015140158A (ja) | 2015-08-03 |
Family
ID=53770792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014015890A Pending JP2015140158A (ja) | 2014-01-30 | 2014-01-30 | ステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2015140158A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3116790A1 (fr) * | 2020-12-02 | 2022-06-03 | Renault S.A.S | Piece de maintien fusible pour un boulon, notamment un boulon d’un systeme de reglage d’un colonne de direction |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10512825A (ja) * | 1994-11-17 | 1998-12-08 | ザ トリントン カンパニー リミテッド | 調節式ステアリングコラム |
WO2013047048A1 (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-04 | 日本精工株式会社 | テレスコピックステアリング装置 |
-
2014
- 2014-01-30 JP JP2014015890A patent/JP2015140158A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10512825A (ja) * | 1994-11-17 | 1998-12-08 | ザ トリントン カンパニー リミテッド | 調節式ステアリングコラム |
WO2013047048A1 (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-04 | 日本精工株式会社 | テレスコピックステアリング装置 |
Cited By (1)
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FR3116790A1 (fr) * | 2020-12-02 | 2022-06-03 | Renault S.A.S | Piece de maintien fusible pour un boulon, notamment un boulon d’un systeme de reglage d’un colonne de direction |
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A977 | Report on retrieval |
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A521 | Request for written amendment filed |
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A02 | Decision of refusal |
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