JP6369046B2 - ステアリング装置 - Google Patents

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本発明は、ステアリング装置に関する。
ステアリングホイールの回転に伴って車輪に舵角を付与するステアリング装置に備えられる、チルト機構およびテレスコ機構が広く知られている。例えば、特許文献1には、車体側ブラケットのチルト長孔とコラム側ブラケットのテレスコ長孔とに挿通している締付けロッドを有する車両用ステアリング装置が記載されている。特許文献1の車両用ステアリング装置は、操作レバーの回動で車体側ブラケットを締め付ける力を解除することでチルト調整およびテレスコ調整を可能にしている。
特開2008−265419号公報
特許文献1に記載されているようなステアリング装置の場合、チルト調整またはテレスコ調整を行うときに締付けロッドがチルト長孔またはテレスコ長孔に対して相対的に摺動できるように、締付けロッドとチルト長孔の内壁またはテレスコ長孔の内壁との間には隙間が生じている。これにより、チルト調整またはテレスコ調整を行うときのステアリングコラムの動作に、当該隙間に起因するガタつきが生じる可能性がある。このため、チルト調整またはテレスコ調整が滑らかに行われない可能性があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、ロッドと長孔の内壁との間の隙間に起因するステアリングコラムのガタつきを抑制し、チルト調整またはテレスコ調整を滑らかに行うことができるステアリング装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係るステアリング装置は、ステアリングホイールの位置決めを固定または解除する操作レバーと、前記操作レバーに連動する円柱状のロッドと、前記ロッドが貫通する第1長孔を備える金属部材と、前記ロッドと前記第1長孔の内壁との間に配置される環状のスペーサーユニットと、を備え、前記スペーサーユニットは、前記ロッドが貫通する第2長孔を備える枠部材と、前記第2長孔の内周面において周方向に設けられる環状の第1溝と、前記第1溝に配置される環状の弾性部材と、を備え、前記第2長孔のうち前記ロッドが貫通する部分において、短手方向で対向する前記弾性部材間の最大距離は、前記ロッドの直径に等しいことを特徴とする。
これにより、本発明に係るステアリング装置において、第2長孔の短手方向においてロッドの両側に弾性部材が接するので、ロッドが両側から付勢される。このため、第1長孔におけるロッドの位置は、第1長孔の短手方向で中央に維持されやすくなる。このため、ロッドが第1長孔の内壁に接触する可能性が低減される。また、弾性部材が弾性変形するので、スペーサーユニットは、ロッドを過度に付勢する事態を抑制することができる。よって、ステアリング装置は、ロッドと第1長孔の内壁との間の隙間に起因するステアリングコラムのガタつきを抑制し、チルト調整またはテレスコ調整を滑らかに行うことができる。
本発明の望ましい態様として、前記弾性部材は、外周面のうち前記ロッドに対向する位置に、周方向に設けられる第2溝を備えることが好ましい。これにより、弾性部材は、第2溝で隔てられた2箇所の外周面でロッドに接する。弾性部材のロッドに対する接触面積が小さくなるので、弾性部材とロッドとの間の摩擦抵抗が低減する。これにより、チルト調整またはテレスコ調整時にロッドが第2長孔に対して相対的に摺動するときの動作がより滑らかになる。
本発明の望ましい態様として、前記第2溝にはグリースが充填されることが好ましい。第2溝にグリースが充填されているため、当該グリースがロッドと弾性部材との接触面に供給される。これにより、チルト調整またはテレスコ調整時にロッドが第2長孔に対して相対的に摺動するときの動作がより滑らかになる。
本発明の望ましい態様として、前記弾性部材は、外周面のうち前記第2溝とは異なる位置に、周方向に設けられる第3溝を備えることが好ましい。これにより、弾性部材は、第3溝の形状を変化させながら弾性変形することができる。このため、弾性部材は、第3溝を備えない場合に比較して、ロッドを付勢する力を小さくすることができる。弾性部材は、第3溝を備えることで、ロッドを付勢する力を調節しやすくすることができる。よって、ステアリング装置は、チルト調整またはテレスコ調整をより滑らかにすることができる。
本発明の望ましい態様として、前記金属部材は、2つであり、それぞれに備えられた前記第1長孔が対向するように配置され、前記スペーサーユニットは、それぞれの前記第1長孔に設けられることが好ましい。仮にスペーサーユニットが2つの第1長孔のうち一方のみに設けられる場合、一方の第1長孔においてロッドが短手方向の中央に維持されやすくなるが、他方の第1長孔においてロッドの短手方向の動きは規制されていない。このため、ロッドは、一方の第1長孔を支点として第1長孔の短手方向に傾く可能性がある。これにより、操作レバーの先端において、一方の第1長孔からの距離に応じて増幅されたガタつきが生じる可能性がある。これに対して、ロッドが2つの第1長孔の両方に設けられている場合、両方の第1長孔にあるスペーサーユニットがロッドを短手方向の中央に維持しやすくする。よって、ステアリング装置は、チルト調整またはテレスコ調整をより滑らかに行うことができ、かつ操作レバーの先端において大きなガタつきが生じる可能性を抑制することができる。
本発明によれば、ロッドと長孔の内壁との間の隙間に起因するステアリングコラムのガタつきを抑制し、チルト調整またはテレスコ調整を滑らかに行うことができるステアリング装置を提供することができる。
図1は、本実施形態に係るステアリング装置の構成図である。 図2は、ステアリングコラムの周囲を模式的に示す側面図である。 図3は、ステアリングコラムを車両に取り付ける部分を模式的に示す平面図である。 図4は、ステアリングコラムを車両に取り付ける部分を模式的に示す斜視図である。 図5は、図2におけるA−A’断面を示す図である。 図6は、図5におけるB−B’断面を示す図である。 図7は、本実施形態に係るスペーサーユニットを一方側から見た場合の斜視図である。 図8は、本実施形態に係るスペーサーユニットを他方側から見た場合の斜視図である。 図9は、図7におけるC−C’断面を示す図である。 図10は、図5におけるスペーサーユニットの周囲を拡大して示す図である。 図11は、ロッドが第2長孔の長手方向の中央付近に位置しているときの本実施形態に係るスペーサーユニットを、アウターコラムのスリット側から見た模式図である。 図12は、ロッドが第2長孔の長手方向の端部に位置しているときの本実施形態に係るスペーサーユニットを、アウターコラムのスリット側から見た模式図である。 図13は、変形例に係るスペーサーユニットの周囲を拡大して示す断面図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
(実施形態)
図1は、本実施形態に係るステアリング装置の構成図である。図2は、ステアリングコラムの周囲を模式的に示す側面図である。図3は、ステアリングコラムを車両に取り付ける部分を模式的に示す平面図である。図4は、ステアリングコラムを車両に取り付ける部分を模式的に示す斜視図である。図1から図4を用いて、本実施形態に係るステアリング装置80の概要を説明する。また、以下の説明において、ステアリング装置80を車両に取り付けた場合の車両の前方は、単に前方と記載され、ステアリング装置80を車両に取り付けた場合の車両の後方は、単に後方と記載される。図2において、前方は、図中の左側であり、後方は、図中の右側である。
(ステアリング装置)
ステアリング装置80は、操作者から与えられる力が伝達する順に、ステアリングホイール81と、ステアリングシャフト82と、操舵力アシスト機構83と、ユニバーサルジョイント84と、ロアシャフト85と、ユニバーサルジョイント86と、ピニオンシャフト87と、ステアリングギヤ88と、タイロッド89とを備える。また、ステアリング装置80は、ECU(Electronic Control Unit)90と、トルクセンサ91aとを備える。車速センサ91bは、車両に備えられ、CAN(Controller Area Network)通信により車速信号VをECU90に入力する。
ステアリングシャフト82は、入力軸82aと、出力軸82bとを含む。入力軸82aは、一方の端部がステアリングホイール81に連結され、他方の端部がトルクセンサ91aを介して操舵力アシスト機構83に連結される。出力軸82bは、一方の端部が操舵力アシスト機構83に連結され、他方の端部がユニバーサルジョイント84に連結される。本実施形態では、入力軸82a及び出力軸82bは、SPCC(Steel Plate Cold Commercial)等の一般的な鋼材等から形成される。
ロアシャフト85は、一方の端部がユニバーサルジョイント84に連結され、他方の端部がユニバーサルジョイント86に連結される。ピニオンシャフト87は、一方の端部がユニバーサルジョイント86に連結され、他方の端部がステアリングギヤ88に連結される。
ステアリングギヤ88は、ピニオン88aと、ラック88bとを含む。ピニオン88aは、ピニオンシャフト87に連結される。ラック88bは、ピニオン88aに噛み合う。ステアリングギヤ88は、ラックアンドピニオン形式として構成される。ステアリングギヤ88は、ピニオン88aに伝達された回転運動をラック88bで直進運動に変換する。タイロッド89は、ラック88bに連結される。
操舵力アシスト機構83は、減速装置92と、電動モータ(モータ)70とを含む。なお、電動モータ70は、いわゆる、ブラシレスモータを例示して説明するが、ブラシ(摺動子)及びコンミテータ(整流子)を備える電動モータであってもよい。減速装置92は、出力軸82bに連結される。電動モータ70は、減速装置92に連結され、かつ、補助操舵トルクを発生させる電動機である。なお、ステアリング装置80は、ステアリングシャフト82と、トルクセンサ91aと、減速装置92とによりステアリングコラムが構成されている。電動モータ70は、ステアリングコラムの出力軸82bに補助操舵トルクを与える。すなわち、本実施形態のステアリング装置80は、コラムアシスト方式である。
図2に示すように、ステアリング装置80は、入力軸82aを回転可能に支持するステアリングコラム50を有する。ステアリングコラム50は、筒状のアウターコラム51と、一部がアウターコラム51に挿入される筒状のインナーコラム54とを有する。アウターコラム51およびインナーコラム54は、例えば、SPCC(Steel Plate Cold Commercial)等の一般的な鋼材等から形成される金属部材である。例えば、アウターコラム51は、インナーコラム54の後方側に配置されている。なお、アウターコラム51がインナーコラム54の前方側に配置されていてもよい。また、アウターコラム51は、必ずしも筒状でなくてもよく、例えば軸方向に対して直交する平面で切った断面が略U字状等であってもよい。
ステアリング装置80は、車体側部材に固定されてステアリングコラム50を支持するコラムブラケット52を備える。コラムブラケット52は、例えば、SPCC(Steel Plate Cold Commercial)等の一般的な鋼材等から形成される金属部材である。コラムブラケット52は、車体側部材に固定される取付板部52bと、取付板部52bに一体に形成された側板部52aと、を備えている。コラムブラケット52の側板部52aは、アウターコラム51を両側で対向して配置され、アウターコラム51を締め付けている。
図3、4に示すように、コラムブラケット52の取付板部52bは、車体側部材13に取付けられる左右一対の離脱カプセル11と、樹脂インジェクションで形成された樹脂部材12pによって離脱カプセル11に固定されたカプセル支持部59と、を有する。離脱カプセル11はアルミニウムをダイキャスト成形して形成されている。離脱カプセル11は、カプセル取付孔11hを有し、カプセル取付孔11hに挿入されるボルト等によって車体側部材13に固定されている。衝突時にステアリングコラム50を前方に移動させる力が作用することにより、離脱カプセル11に対してカプセル支持部59が車体前方に摺動して樹脂部材12pが剪断される。これにより、離脱カプセル11による支持が解除され、ステアリングコラム50が車体から離脱することが可能になっている。
図1に示すトルクセンサ91aは、ステアリングホイール81を介して入力軸82aに伝達された運転者の操舵力を操舵トルクとして検出する。車速センサ91bは、ステアリング装置80が搭載される車両の走行速度(車速)を検出する。ECU90は、電動モータ70と、トルクセンサ91aと、車速センサ91bと電気的に接続される。
(制御ユニット:ECU)
ECU90は、電動モータ70の動作を制御する。また、ECU90は、トルクセンサ91a及び車速センサ91bのそれぞれから信号を取得する。すなわち、ECU90は、トルクセンサ91aから操舵トルクTを取得し、かつ、車速センサ91bから車両の車速信号Vを取得する。ECU90は、イグニッションスイッチ98がオンの状態で、電源装置(例えば車載のバッテリ)99から電力が供給される。ECU90は、操舵トルクTと車速信号Vとに基づいてアシスト指令の補助操舵指令値を算出する。そして、ECU90は、その算出された補助操舵指令値に基づいて電動モータ70へ供給する電力値Xを調節する。ECU90は、電動モータ70から誘起電圧の情報または後述するレゾルバ等のロータの回転の情報を動作情報Yとして取得する。
ステアリングホイール81に入力された操作者(運転者)の操舵力は、入力軸82aを介して操舵力アシスト機構83の減速装置92に伝わる。この時に、ECU90は、入力軸82aに入力された操舵トルクTをトルクセンサ91aから取得し、かつ、車速信号Vを車速センサ91bから取得する。そして、ECU90は、電動モータ70の動作を制御する。電動モータ70が作り出した補助操舵トルクは、減速装置92に伝えられる。
出力軸82bを介して出力された操舵トルク(補助操舵トルクを含む)は、ユニバーサルジョイント84を介してロアシャフト85に伝達され、さらにユニバーサルジョイント86を介してピニオンシャフト87に伝達される。ピニオンシャフト87に伝達された操舵力は、ステアリングギヤ88を介してタイロッド89に伝達され、操舵輪を転舵させる。
図5は、図2におけるA−A’断面を示す図である。図6は、図5におけるB−B’断面を示す図である。図5に示すように、アウターコラム51は、2つのテレスコ調整部31を有する。2つのテレスコ調整部31は、アウターコラム51の外周面から互いに対向するように突出している。また、2つのテレスコ調整部31は、図6に示すように、アウターコラム51の軸方向に長い第1長孔32をそれぞれ備える。第1長孔32には、円柱状のロッド30が貫通している。ロッド30は、2つの第1長孔32を貫通するとともに、側板部52aに設けられた第1長孔52ahを貫通し、操作レバー53と連結されている。第1長孔52ahは、第1長孔32の長手方向とは異なる方向に長い長孔であって、ロッド30の軸方向に対して直交する面方向に長い長孔である。なお、第1長孔32および第1長孔52ahは、長孔でなく丸孔であってもよい。
また、アウターコラム51は、外周面のうち2つのテレスコ調整部31の間に設けられるスリット51sを備える。例えば、スリット51sは、インナーコラム54の挿入側の一端を切り欠いて形成されている。
インナーコラム54の外径は、アウターコラム51の内径と略同等の大きさである。アウターコラム51は、スリット51sを有するので、締め付けられると内径が小さくなる。これにより、アウターコラム51が締め付けられている状態では、アウターコラム51がインナーコラム54を覆う部分において、アウターコラム51の内周面とインナーコラム54の外周面とは接触している。このため、アウターコラム51が締め付けられている状態では、アウターコラム54とインナーコラム51との間に摩擦力が生じている。また、アウターコラム51は、第1長孔32を有するテレスコ調整部31を備えるため、第1長孔32の長さの範囲でインナーコラム54に対して摺動可能となっている。
操作レバー53が回転させられると、側板部52aに対する締め付け力が緩められ、側板部52aとアウターコラム51の外周面との間の摩擦力がなくなるまたは小さくなる。これにより、チルト位置の調整が可能となる。また、操作レバー53が回転させられると、側板部52aに対する締め付け力が小さくなるので、アウターコラム51のスリット51sの幅が大きくなる。これにより、アウターコラム51がインナーコラム54を締め付ける力がなくなるため、アウターコラム51が摺動する際の摩擦力がなくなる。これにより、操作者は、操作レバー53を回転させた後、ステアリングホイール81を介してアウターコラム51を押し引きすることで、テレスコ位置を調整することができる。
(スペーサーユニット)
ステアリング装置80において、一般的にはテレスコ調整を行うときにロッド30が第1長孔32に対して相対的に摺動できるように、ロッド30と第1長孔32の内壁との間には隙間が生じている。当該隙間があることによりロッド30と第1長孔32の内壁との摩擦がなくなるので、テレスコ調整を行うために必要な力が小さくなる。しかし、当該隙間があることにより、テレスコ調整を行うときのステアリングコラム50の動作に、ガタつきが生じる可能性がある。また、テレスコ調整を行うときロッド30が第1長孔32の短手方向に傾く余地があるので、操作レバー53の先端において、第1長孔32からの距離に応じて増幅されたガタつきが生じる可能性がある。
このようなガタつきを抑制するため、本実施形態に係るステアリング装置80は、図5に示すように、ロッド30と第1長孔32の内壁との間に配置される環状のスペーサーユニット2を備える。例えば本実施形態において、2つある第1長孔32の両方にスペーサーユニット2が備えられている。
図7は、本実施形態に係るスペーサーユニットを一方側から見た場合の斜視図である。図8は、本実施形態に係るスペーサーユニットを他方側から見た場合の斜視図である。図9は、図7におけるC−C’断面を示す図である。図10は、図5におけるスペーサーユニットの周囲を拡大して示す図である。図11は、ロッドが第2長孔の長手方向の中央付近に位置しているときの本実施形態に係るスペーサーユニットを、アウターコラムのスリット側から見た模式図である。図12は、ロッドが第2長孔の長手方向の端部に位置しているときの本実施形態に係るスペーサーユニットを、アウターコラムのスリット側から見た模式図である。
図7、8、9に示すように、スペーサーユニット2は、ロッド30が貫通する第2長孔20を備える枠部材22と、第2長孔20の内周面において周方向に設けられる環状の第1溝23と、第1溝23に配置される環状の弾性部材24と、を備える。枠部材22の外周形状は、図6に示す第1長孔32の内周の全周に沿う形状であって、枠部材22は第1長孔32に嵌まっている。枠部材22の材質は、例えばポリアセタール等の耐油性が高い合成樹脂である。第2長孔20は、アウターコラム51の軸方向に長い長孔である。
第1溝23は、例えば図9に示すように、第2長孔20の周方向に対して直交する平面で切った断面が矩形の溝である。枠部材22は、例えば図10に示すように、第1溝23に対して、ロッド30の軸方向のうちロッド30の中央から端部に向かう方向(ロッド端部方向)に位置する内周面22aを備える。また枠部材22は、内周面22aに対して第1溝23を挟んだ反対側に内周面22bを備える。以下の説明において、ロッド30の軸方向のうちロッド30の端部から中央に向かう方向は、単にロッド中央方向と記載され、ロッド30の軸方向のうちロッド30の中央から端部に向かう方向は、単にロッド端部方向と記載される。
図9に示すように、第2長孔20の短手方向の幅は、距離D3である。例えば本実施形態において、第2長孔20の短手方向で対向する内周面22a間の距離は、第2長孔20の短手方向で対向する内周面22b間の距離に等しく、距離D3である。なお、第2長孔20の短手方向で対向する内周面22a間の距離は、第2長孔20の短手方向で対向する内周面22b間の距離と異なってもよく、この場合、両者のうち小さい方が距離D3となる。
枠部材22は、図10に示すように、中径部33の内壁に接している。中径部33は、第1長孔32のうちロッド30に直接対向する部分よりも大きい内周を有する。また、中径部33は、第1長孔32のうちロッド30に直接対向する部分に対して、ロッド端部方向に配置されている。
枠部材22は、ロッド端部方向の端部において、側板部52aの表面と平行な方向に突出するフランジ部21を有する。フランジ部21は、図10に示すように、第1長孔32のうち中径部33よりも大きい内周を有する大径部34の内壁に接している。大径部34は、第1長孔32のうちロッド端部方向の端部に配置されている。フランジ部21が側板部52aとテレスコ調整部31とに挟まれて固定されるため、テレスコ調整時における枠部材22の動きが抑制される。なお、枠部材22は、フランジ部21を備えていなくてもよい。
弾性部材24は、弾性を有する中実の線状部材である。弾性部材24の材質は、例えば、エラストマー、またはニトリルゴム等の合成ゴムである。弾性部材24は、例えば図9に示すように、外周面のうちロッド30に対向する位置に、周方向に設けられる第2溝25を備える。また弾性部材24は、例えば図9に示すように、外周面のうち第1溝23の底面に対向する位置に、周方向に設けられる第3溝26を備える。このため、弾性部材24は、図9に示すように、第2長孔20の周方向に対して直交する平面で切った断面が略H字状となっている。第2溝25には、例えばグリースが充填されている。なお、弾性部材24は、必ずしも中実部材でなくてもよく、中空部材であってもよい。また、第2溝25にはグリースが充填されていなくてもよい。また、弾性部材24は、第2溝25を備えていなくてもよいし、第3溝26を備えていなくてもよい。
ロッド30が第2長孔20を貫通する前の状態において、第2長孔20の短手方向で対向する弾性部材24同士は、図9に示すように距離D1離れている。また図9に示すように、距離D1は距離D3よりも小さい。すなわち、弾性部材24は、内周面22a、22bよりも第2長孔20の内側に突出している。
図11に示すように、第2長孔20のうちロッド30が貫通しない部分において、短手方向で対向する弾性部材24間の距離D1は一定である。距離D1は、ロッド30の直径D2よりも小さい。このため、第2長孔20のうちロッド30が貫通する部分において、短手方向で対向する弾性部材24間の最大距離D4は、ロッド30の直径D2に等しい。第2長孔20のうちロッド30が貫通する部分において、ロッド30が弾性部材24に接するので、弾性部材24は弾性変形する。また、ロッド30の直径D2は、距離D3よりも小さい。このため、第2長孔20の短手方向においてロッド30の両側が枠部材22に接することがない。
第2長孔20の短手方向においてロッド30の両側に弾性部材24が接するので、ロッド30が両側から付勢される。このため、第1長孔32におけるロッド30の位置は、第1長孔32の短手方向で中央に維持されやすくなる。このため、ロッド30が第1長孔32の内壁に接触する可能性が低減される。また、弾性部材24が弾性変形するので、スペーサーユニット2は、ロッド30を過度に付勢する事態を抑制することができる。よって、ステアリング装置80は、ロッド30と第1長孔32の内壁との間の隙間に起因するステアリングコラム50のガタつきを抑制し、テレスコ調整を滑らかに行うことができる。
弾性部材24は、第2溝25の形状を変化させながら弾性変形することができる。このため、弾性部材24は、第2溝25を備えない場合に比較して、ロッド30を付勢する力を小さくすることができる。また、弾性部材24は、第3溝26の形状を変化させながら弾性変形することができる。このため、弾性部材24は、第3溝26を備えない場合に比較して、ロッド30を付勢する力を小さくすることができる。弾性部材24は、第2溝25または第3溝26を備えることで、ロッド30を付勢する力を調節しやすくすることができる。よって、ステアリング装置80は、テレスコ調整をより滑らかにすることができる。
弾性部材24は、第2溝25で隔てられた2箇所の外周面でロッド30に接する。弾性部材24のロッド30に対する接触面積が小さくなるので、弾性部材24とロッド30との間の摩擦抵抗が低減する。これにより、テレスコ調整時にロッド30が第2長孔20に対して相対的に摺動するときの動作がより滑らかになる。
また、第2溝25にグリースが充填されているため、当該グリースがロッド30と弾性部材24との接触面に供給される。これにより、テレスコ調整時にロッド30が第2長孔20に対して相対的に摺動するときの動作がより滑らかになる。
また、第1溝23および弾性部材24は、環状であり、第2長孔20の内壁の全周に亘り設けられている。このため、図12に示すように、ロッド30が第2長孔20の長手方向の端部に位置しているとき、ロッド30は、弾性部材24のうち第2長孔20の長手方向の端部でロッド30と同心の半円状に配置された部分に接触する。これにより、第2長孔20におけるロッド30の位置が第2長孔20の長手方向の端部に向かって勢いよく変化させられた場合であっても、弾性部材24が衝撃を緩和する。このため、テレスコ調整時における衝突音の発生が抑制される。
また、本実施形態においてスペーサーユニット2は、互いに離間した2つの第1長孔32の両方に設けられている。仮にスペーサーユニット2が2つの第1長孔32のうち一方のみに設けられる場合、一方の第1長孔32においてロッド30が短手方向の中央に維持されやすくなるが、他方の第1長孔32においてロッド30の短手方向の動きは規制されていない。このため、ロッド30は、一方の第1長孔32を支点として第1長孔32の短手方向に傾くことができる。これにより、操作レバー53の先端において、一方の第1長孔32からの距離に応じて増幅されたガタつきが生じる可能性がある。これに対して本実施形態においては、ロッド30が2つの第1長孔32の両方に設けられているので、両方の第1長孔32においてロッド30が短手方向の中央に維持されやすくなる。よって、ステアリング装置80は、テレスコ調整をより滑らかに行うことができ、かつ操作レバー53の先端において大きなガタつきが生じる可能性を抑制することができる。
なお、本実施形態に係るスペーサーユニット2は、第1長孔32に設けられ、かつ第1長孔52ahに設けられていてもよい。また、スペーサーユニット2は、第1長孔32に設けられず、第1長孔52ahに設けられていてもよい。本実施形態に係るスペーサーユニット2が第1長孔52ahの内側に設けられる場合、ステアリング装置80は、ロッド30と第1長孔52ahの内壁との間の隙間に起因するステアリングコラム50のガタつきを抑制し、チルト調整を滑らかに行うことができる。
上述したように、本実施形態に係るステアリング装置80は、ステアリングホイール81の位置決めを固定または解除する操作レバー53と、操作レバー53に連動する円柱状のロッド30と、ロッド30が貫通する第1長孔(第1長孔32または第1長孔52ah)を備える金属部材(テレスコ調整部31または側板部52a)と、ロッド30と第1長孔(第1長孔32または第1長孔52ah)の内壁との間に配置される環状のスペーサーユニット2と、を備える。スペーサーユニット2は、ロッド30が貫通する第2長孔20を備える枠部材22と、第2長孔20の内周面において周方向に設けられる環状の第1溝23と、第1溝23に配置される環状の弾性部材24と、を備える。第2長孔20のうちロッド30が貫通する部分において、短手方向で対向する弾性部材24間の最大距離D4は、ロッド30の直径D2に等しい。
これにより、第2長孔20の短手方向においてロッド30の両側に弾性部材24が接するので、ロッド30が両側から付勢される。このため、第1長孔(第1長孔32または第1長孔52ah)におけるロッド30の位置は、第1長孔(第1長孔32または第1長孔52ah)の短手方向で中央に維持されやすくなる。このため、ロッド30が第1長孔の内壁(第1長孔32の内壁または第1長孔52ahの内壁)に接触する可能性が低減される。また、弾性部材24が弾性変形するので、スペーサーユニット2は、ロッド30を過度に付勢する事態を抑制することができる。よって、ステアリング装置80は、ロッド30と第1長孔の内壁(第1長孔32の内壁または第1長孔52ahの内壁)との間の隙間に起因するステアリングコラム50のガタつきを抑制し、チルト調整またはテレスコ調整を滑らかに行うことができる。
また、本実施形態に係るステアリング装置80において、外周面のうちロッド30に対向する位置に、周方向に設けられる第2溝25を備える。これにより、弾性部材24は、第2溝25で隔てられた2箇所の外周面でロッド30に接する。弾性部材24のロッド30に対する接触面積が小さくなるので、弾性部材24とロッド30との間の摩擦抵抗が低減する。これにより、チルト調整またはテレスコ調整時にロッド30が第2長孔20に対して相対的に摺動するときの動作がより滑らかになる。
また、本実施形態に係るステアリング装置80において、第2溝25にはグリースが充填される。第2溝25にグリースが充填されているため、当該グリースがロッド30と弾性部材24との接触面に供給される。これにより、チルト調整またはテレスコ調整時にロッド30が第2長孔20に対して相対的に摺動するときの動作がより滑らかになる。
また、本実施形態に係るステアリング装置80において、弾性部材24は、外周面のうち第2溝25とは異なる位置に、周方向に設けられる第3溝26を備える。これにより、弾性部材24は、第3溝26の形状を変化させながら弾性変形することができる。このため、弾性部材24は、第3溝26を備えない場合に比較して、ロッド30を付勢する力を小さくすることができる。弾性部材24は、第3溝26を備えることで、ロッド30を付勢する力を調節しやすくすることができる。よって、ステアリング装置80は、チルト調整またはテレスコ調整をより滑らかにすることができる。
また、本実施形態に係るステアリング装置80において、金属部材(テレスコ調整部31または側板部52a)は、2つであり、それぞれに備えられた第1長孔(第1長孔32または第1長孔52ah)が対向するように配置され、スペーサーユニット2は、それぞれの第1長孔(第1長孔32または第1長孔52ah)に設けられる。仮にスペーサーユニット2が2つの第1長孔(2つの第1長孔32または2つの第1長孔52ah)のうち一方のみに設けられる場合、一方の第1長孔(第1長孔32または第1長孔52ah)においてロッド30が短手方向の中央に維持されやすくなるが、他方の第1長孔(第1長孔32または第1長孔52ah)においてロッド30の短手方向の動きは規制されていない。このため、ロッド30は、一方の第1長孔(第1長孔32または第1長孔52ah)を支点として第1長孔(第1長孔32または第1長孔52ah)の短手方向に傾く可能性がある。これにより、操作レバー53の先端において、一方の第1長孔(第1長孔32または第1長孔52ah)からの距離に応じて増幅されたガタつきが生じる可能性がある。これに対して、ロッド30が2つの第1長孔(2つの第1長孔32または2つの第1長孔52ah)の両方に設けられている場合、両方の第1長孔(第1長孔32または第1長孔52ah)にあるスペーサーユニット2がロッド30を短手方向の中央に維持しやすくする。よって、ステアリング装置80は、チルト調整またはテレスコ調整をより滑らかに行うことができ、かつ操作レバー53の先端において大きなガタつきが生じる可能性を抑制することができる。
(変形例)
図13は、変形例に係るスペーサーユニットの周囲を拡大して示す断面図である。変形例に係るスペーサーユニット2Aは、上述した実施形態と比較して、弾性部材24Aの形状が異なる。なお、上述した実施形態で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
変形例に係るスペーサーユニット2Aは、第1溝23に配置される環状の弾性部材24Aを備える。弾性部材24Aは、弾性を有する中実の線状部材である。弾性部材24Aの材質は、例えば、エラストマー、またはニトリルゴム等の合成ゴムである。弾性部材24Aは、第2長孔20の周方向に対して直交する平面で切った断面が略円形である。すなわち、弾性部材24AはいわゆるOリングである。なお、弾性部材24Aは、必ずしも中実部材でなくてもよく、中空部材であってもよい。
弾性部材24Aは、汎用品であるOリングであるため、容易に製造または調達される。また、弾性部材24Aは、上述した実施形態の弾性部材24のように第2溝25および第3溝26を備えないので、第1溝23に配置されるときの姿勢が制限されない。このため、弾性部材24Aの第1溝23への配置が容易になる。以上より、スペーサーユニット2Aは、上述した実施形態に係るスペーサーユニット2に比較して、製造が容易である。よって、変形例に係るステアリング装置80は、チルト調整またはテレスコ調整を滑らかに行うことができ、かつ製造コストの低減を図ることができる。
11 離脱カプセル
11h カプセル取付孔
12p 樹脂部材
2、2A スペーサーユニット
20 第2長孔
21 フランジ部
22 枠部材
22a、22b 内周面
23 第1溝
24、24A 弾性部材
25 第2溝
26 第3溝
31 テレスコ調整部
32 第1長孔
33 中径部
34 大径部
50 ステアリングコラム
51 アウターコラム
51s スリット
52 コラムブラケット
52a 側板部
52ah 第1長孔
52b 取付板部
53 操作レバー
54 インナーコラム
59 カプセル支持部
70 電動モータ
80 ステアリング装置
81 ステアリングホイール
82 ステアリングシャフト
82a 入力軸
82b 出力軸
83 操舵力アシスト機構
84 ユニバーサルジョイント
85 ロアシャフト
86 ユニバーサルジョイント
87 ピニオンシャフト
88 ステアリングギヤ
88a ピニオン
88b ラック
89 タイロッド
90 ECU
91a トルクセンサ
91b 車速センサ
92 減速装置
98 イグニッションスイッチ
99 電源装置

Claims (5)

  1. ステアリングホイールの位置決めを固定または解除する操作レバーと、
    前記操作レバーに連動する円柱状のロッドと、
    前記ロッドが貫通する第1長孔を備える金属部材と、
    前記ロッドと前記第1長孔の内壁との間に配置される環状のスペーサーユニットと、
    を備え、
    前記スペーサーユニットは、前記ロッドが貫通する第2長孔を備える枠部材と、前記第2長孔の内周面において周方向に設けられる環状の第1溝と、前記第1溝に配置される環状の弾性部材と、を備え、
    前記枠部材は、前記第1長孔の短手方向で対向する内壁に接しており、
    前記第2長孔のうち前記ロッドが貫通する部分において、短手方向で対向する前記弾性部材間の最大距離は、前記ロッドの直径に等しく、
    前記ロッドは、前記第2長孔の短手方向において両側から前記弾性部材に付勢される
    ことを特徴とするステアリング装置。
  2. 前記弾性部材は、外周面のうち前記ロッドに対向する位置に、周方向に設けられる第2溝を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 前記弾性部材は、外周面のうち前記第2溝とは異なる位置に、周方向に設けられる第3溝を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載のステアリング装置。
  4. 前記金属部材は、2つであり、それぞれに備えられた前記第1長孔が対向するように配置され、
    前記スペーサーユニットは、それぞれの前記第1長孔に配置される
    ことを特徴とする請求項1〜のうちいずれか1項に記載のステアリング装置。
  5. ステアリングホイールの位置決めを固定または解除する操作レバーと、
    前記操作レバーに連動する円柱状のロッドと、
    前記ロッドが貫通する第1長孔を備える金属部材と、
    前記ロッドと前記第1長孔の内壁との間に配置される環状のスペーサーユニットと、
    を備え、
    前記スペーサーユニットは、前記ロッドが貫通する第2長孔を備える枠部材と、前記第2長孔の内周面において周方向に設けられる環状の第1溝と、前記第1溝に配置される環状の弾性部材と、を備え、
    前記第2長孔のうち前記ロッドが貫通する部分において、短手方向で対向する前記弾性部材間の最大距離は、前記ロッドの直径に等しく、
    前記弾性部材は、外周面のうち前記ロッドに対向する位置に、周方向に設けられる第2溝を備え、
    前記第2溝にはグリースが充填される
    ことを特徴とするステアリング装置。
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