JP2015137744A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源回路のコスト低減を図りながらも、異常時における退避走行性を確保できる自動変速機の制御装置を提供する。
【解決手段】複数のソレノイド駆動部SL1,SL2,SL3,SL4,SL5,SLU,SLTを選択的に作動させて多段の変速段の切換えを制御する自動変速機の制御装置であって、複数のソレノイド駆動部SL1ないしSL5,SLU,SLTが、それぞれ対応するグループ毎の組合せで退避走行可能な変速段を形成する複数グループによって構成されるとともに、グループ毎に対して電力を統合的に供給および遮断可能なグループ毎の電力供給回路J1,J2が構成されており、一部のソレノイドグループに対する電力供給が遮断されたとき、遮断されていないソレノイドグループによって退避走行可能な変速段が形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動変速機の制御装置、特に複数のソレノイドを用いて変速油圧制御を行う自動変速機の制御装置に関する。
車両に搭載される自動変速機においては、複数のソレノイドを有する制御装置によって複数の摩擦係合要素の作動状態を切り替えることで、多段の変速ギヤ段の切替えを可能にしており、複数のソレノイドとしてリニアソレノイドやON/OFFソレノイドを有するのが一般的である。
そのような自動変速機の制御装置としては、例えばスイッチング素子のショート故障等による変速機の故障を防ぐため、すべてのソレノイドへの電力の供給を強制的にカット可能な非常用電源カット回路を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、ソレノイドに関わる異常を検出したときにソレノイドへの電源供給を遮断するようにしたものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平01−169159号公報 特開2010−236671号公報
上述のように、すべてのソレノイドへの電力の供給をカットできる非常用電源カット回路を備えた従来の自動変速機の制御装置では、複数のソレノイドに電力を供給する電源を統合化することができ、ワイヤハーネス等を削減してコスト削減を図ることができる。
しかしながら、この従来の自動変速機の制御装置では、ソレノイド故障時等におけるハードウェア保護のためにソレノイドへの電力供給をカットする際に、全てのソレノイドに対して電源がカットされてしまうため、異常発生時に退避走行(リンプホーム走行)ができなくなる可能性があった。
すなわち、一部のソレノイドに異常が発生しているにもかかわらず、他の正常なソレノイドの電源もカットされてしまうため、例えばマニュアルバルブを装備しない場合等、変速機の構成によっては、退避走行することができなくなる可能性があった。
したがって、異常検出時にソレノイドへの電源供給を遮断するようにした従来の自動変速機の制御装置にあっては、コスト削減や退避走行性の面で、未解決の課題があった。
そこで、本発明は、電源回路のコスト低減を図りながらも、異常時における退避走行性を確保できる自動変速機の制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る自動変速機の制御装置は、上記目的達成のため、複数のソレノイドを選択的に作動させて多段の変速段の切換えを制御する自動変速機の制御装置であって、一つの電力供給回路から前記複数のソレノイドに対して電力供給が行われるソレノイドグループを少なくとも一つ有し、かつ前記ソレノイドの作動によって退避走行可能な変速段を形成する複数の前記ソレノイドグループによって構成されるとともに、前記複数のソレノイドグループのうち一部のソレノイドグループに対する電力供給が遮断されたとき、前記複数のソレノイドグループのうち遮断されていないソレノイドグループによって退避走行可能な変速段が形成されるように構成したものである。
この構成により、複数のソレノイドのうち一部のソレノイドに関する異常が発生したとき、その一部のソレノイドを含むソレノイドグループに対する電力供給が遮断される。また、その電力供給の遮断状態下で、電力供給が遮断されていないソレノイドグループによって退避走行可能な変速段が形成されることから、異常発生時における退避走行が確実に実行可能になる。しかも、各ソレノイドグループに対して電源の統合化が可能となり、コスト低減も可能となる。
本発明によれば、電源回路のコスト低減を図りながらも、異常時における退避走行性を確保できる自動変速機の制御装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る自動変速機の制御装置の概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る自動変速機の制御装置によって制御される自動変速機を備えた車両の変速システムの概略構成図であり、その自動変速機の変速機構を片断面のスケルトン図で示したものである。 本発明の一実施形態に係る自動変速機の制御装置における複数の摩擦係合要素の変速段毎の係合の組合せを示す作動表である。 本発明の一実施形態に係る自動変速機の制御装置におけるソレノイドグループの複数のグループ分けパターンとそのパターン毎のリンプホーム性を比較して示す比較テーブルである。 本発明の一実施形態に係る自動変速機の制御装置で所定条件を満足するソレノイドグループのグループ分けを行うための概略手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
(一実施形態)
図1は、本発明の一実施形態に係る自動変速機の制御装置の概略構成を示し、図2は、同制御装置を備えた車両の変速制御システムの概略構成を示している。
まず、本実施形態の構成について説明する。
図1および図2に示すように、本実施形態の車両の変速制御システムは、原動機であるエンジン11と、このエンジン11からの動力を図示しない車輪(走行出力部)側に伝達する自動変速機12とを搭載しており、自動変速機12は、トルクコンバータ14、歯車変速機構15および油圧制御装置16によって構成されている。
エンジン11は、公知の多気筒内燃機関である。
トルクコンバータ14は、図2に示すように、シェルカバー14sを介してエンジン11の出力軸11aに連結されたポンプインペラ14aと、歯車変速機構15の入力軸51に連結されたタービンランナ14bと、ステータ14cと、シェルカバー14s内に収容された図示しない作動油とを含んで構成されている。このトルクコンバータ14は、エンジン11からの動力により駆動されるポンプインペラ14aの回転によって作動油の流れが生じるとき、その作動油の慣性力を受けるタービンランナ14bが回転して入力軸51を回転させる。また、ステータ14cによりタービンランナ14bからポンプインペラ14aに戻る作動油の流れを整流させることで、トルク増幅作用を生じさせ得るようになっている。さらに、トルクコンバータ14には、入力側のポンプインペラ14aおよびシェルカバー14sと出力側のタービンランナ14bとを選択的に相互に拘束可能なロックアップクラッチ14dが設けられている。
歯車変速機構15は、例えば図2に上半部をスケルトンで示すように、タービンランナ14bからの回転を入力する入力軸51と、入力軸51に回転方向一体に結合されたキャリアCR1およびケース53に固定されたサンギヤS1を有するダブルピニオン型の第1プラネタリギヤG1と、を備えている。
この第1プラネタリギヤG1は、キャリアCR1にそれぞれ自転可能に支持されつつ互いに噛合する複数組の第1ピニオンP1および第2ピニオンP2を有しており、複数の第1ピニオンP1がサンギヤS1の外歯(符号なし)に公転可能に噛合するとともに、複数の第2ピニオンP2がリングギヤR1の内歯(符号なし)に公転可能に噛合している。また、キャリアCR1は、クラッチC4により回転要素M1に選択的に連結可能になっており、回転要素M1は、ブレーキB1により制動可能になっている。
歯車変速機構15は、さらに、クラッチC1により第1プラネタリギヤG1のリングギヤR1に選択的に連結される回転要素M2と、出力軸52と、クラッチC2により入力軸51に選択的に連結されるキャリアCR2および出力軸52に一体に連結されたリングギヤR3を有するラビニヨタイプの第2プラネタリギヤG2とを備えている。なお、出力軸52の回転は、図外のディファレンシャルギヤを介して左右の駆動車輪に伝達される。
第2プラネタリギヤG2は、回転要素M1に一体に設けられたサンギヤS2と、回転要素M2に一体に設けられたサンギヤS3と、キャリアCR2にそれぞれ自転可能に支持されつつ互いに噛合するダブルピニオンとしての第3ピニオンP3および第4ピニオンP4と、第3ピニオンP3に噛合する外歯(符号なし)を有するサンギヤS2と、第4ピニオンP4に噛合する内歯(符号なし)を有するリングギヤR3とを含んでいる。
第4ピニオンP4は、サンギヤS2およびピニオンP3に噛合するロングピニオンとなっており、第3ピニオンP3および第4ピニオンP4を支持するキャリアCR2の公転方向はワンウェイクラッチF1によって一方向のみに規制され、ブレーキB2によってその一方向の公転が選択的に制限されるようになっている。
また、サンギヤS2は、回転要素M1と共に、クラッチC3の係合時にはリングギヤR1に連結され、クラッチC4の係合時には第1プラネタリギヤG1のキャリアCR1に連結され、ブレーキB1の係合時には制動される。サンギヤS3は、回転要素M2と共に、クラッチC1の係合時にはリングギヤR1に連結され、クラッチC1およびC3の係合時には回転要素Mを介してサンギヤS2側に連結されるようになっている。
油圧制御装置16は、詳細な油圧回路構成を図示しないが、例えば、複数のクラッチC1ないしC4およびブレーキB1、B2に対応して設けられたソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SL4、SL5(複数のソレノイド)と、ソレノイド駆動部SL1ないしSL5からの操作力に応じて複数のクラッチC1ないしC4およびブレーキB1、B2の作動油圧を制御するバルブ部SV1、SV2、SV3、SV4、SV5とを含んでいる。これら複数のソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SL4、SL5と対応するバルブSV1、SV2、SV3、SV4、SV5とは、複数のリニアソレノイドバルブ(符号なし;以下、単にリニアソレノイドともいう)を構成している。
ソレノイド駆動部SL1ないしSL5は、詳細を図示しないが、それぞれ、ソレノイドコイルと、そのコイルへの通電電流に応じた推力を発生させるプランジャと、プランジャに復帰力を与える復帰ばねとを有しており、コイルに供給される指示電流に応じた操作力を発生し得る。
バルブ部SV1ないしSV5は、各々、ソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SL4またはSL5からの操作力を受ける不図示の弁体により、その操作力に応じて供給油圧を減圧した調圧出力を行うことで、複数のクラッチC1ないしC4およびブレーキB1、B2のうち対応するいずれかの摩擦係合要素を係合および解放させる。すなわち、バルブ部SV1ないしSV5は、ソレノイド駆動部SL1ないしSL5からの操作力に応じて複数のクラッチC1ないしC4およびブレーキB1、B2の作動油圧(係合油圧および解放油圧)を制御するようになっている。
ソレノイド駆動部SL1ないしSL5への指示電流は、後述するECC100によって制御される。そして、クラッチC1ないしC4およびブレーキB1、B2は、歯車変速機構15の多段の変速段のうち要求される変速段を達成するように、その変速段に対応する変速段毎の所定の係合の組合せ、例えば図3の作動表に示すような組合せで、選択的に係合状態または解放状態に切り替えられるようになっている。
油圧制御装置16は、また、自動変速機12内に設けられたオイルポンプ19からの油圧を所定のライン圧(ここでモジュレータ圧をライン圧という)に調圧するモジュレータバルブ63と、ライン圧を導入するバルブ部SVTと、そのバルブ部SVTをアクセル開度に応じた弁開度に操作してスロットル圧を発生させるソレノイド駆動部SLTとを含んでいる。
ここで、ソレノイド駆動部SLTおよびバルブ部SVTは、リニアソレノイドバルブを構成しており、ソレノイド駆動部SLTがON状態(励磁状態)にあるときには、ライン圧をスロットル開度に応じて低開度ほど低圧に減圧する一方、ソレノイド駆動部SLTがOFF状態(非励磁状態)にあるときには、ライン圧を実質的に減圧することなく通過させるようになっている。
油圧制御装置16は、さらに、ロックアップクラッチ14dの作動を制御する図示しないロックアップコントロールバルブと、ロックアップコントロールバルブにエンジン負荷に応じた制御圧を供給したり図外のリレーバルブにドライバのセレクト操作に応じたレンジ圧を発生させたりするソレノイド部SLU(図3参照)とを含んで構成されている。また、バルブ部SV2の下流側にはバルブ部SV2の調圧出力先をクラッチC2またはブレーキB2のいずれかに切り換える切換えバルブ65が設けられている。この切換えバルブ65は、例えばソレノイド駆動部SLTの非通電時におけるバルブ部SVTの出力油圧やバルブ部SV3からの出力油圧に応じて作動するクラッチアプライリレーバルブを含んで構成される。
ECC100は、エンジンコントロールコンピュータとトランスミッションコンピュータを一体化したもので、自動変速機12で実行される変速制御の基本条件を規定する変速線図のデータマップを内蔵しており、自動変速機12で達成する変速段は、車速とアクセル開度(又はスロットル開度)を基に変速線図に従って、車両走行中に自動的に切り換えられるようになっている。
また、ECC100には、図示しないアクセル開度を検出するアクセル開度センサと、ブレーキペダル踏力を検出するブレーキペダルセンサと、シフトレバーの操作位置を検出するシフトポジションセンサとから、それぞれの検出情報が取り込まれるようになっている。シフトポジションセンサは、シフト操作レバーのPレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジ等への操作位置を検出して、その位置を示すシフトポジション信号を出力する。さらに、ECC100には、スロットル開度センサ、水温センサ、吸入空気量センサおよびエンジン回転数センサ等からのセンサ情報がそれぞれ取り込まれるようになっている。
図2に示すように、トルクコンバータ14の出力側にはタービンランナ14bの回転速度に相当する回転数Ntを検出するタービン回転数センサ28が設けられており、歯車変速機構15の出力側には出力軸52の回転速度を検出する車速センサ29が設けられている。そして、これらタービン回転数センサ28および車速センサ29の検出情報も、ECC100に取り込まれるようになっている。
ECC100は、具体的なハードウェア構成を図示しないが、CPU、ROM、RAM、バックアップRAM、A/Dコンバータ、定電圧電源および通信IC等を含んで構成されている。また、ECC100は、油圧制御装置16内の複数のバルブ部SV1ないしSV5等を制御することにより、シフトポジション、アクセル開度および車速その他の車両の走行状態に応じて、歯車変速機構15の変速点制御やトルクコンバータ14のロックアップ制御等を実行するとともに、エンジン発生トルクに応じた最適なライン油圧になるよう自動変速機12のライン油圧制御を実行する。
このECC100は、そのような変速制御機能に加えて、オンボードの診断ユニット150と協働して異常発生時にハードウェアを保護するフェールセーフ機能を発揮するようなっている。
図1に示すように、ECC100は、トランスミッションコントロールコンピュータを構成する複数の機能部として、電源供給制御部110、バルブ駆動制御部120、電流検出部130および電流指示部140を含んでいる。
電源供給制御部110は、電源開閉用の複数のスイッチング素子111、112を有しており、スイッチング素子111、112は、それぞれ例えばパワーバイポーラトランジスタによって構成されている。なお、これらスイッチング素子111、112は、パワーMOSFETその他のスイッチング素子でもよい。
スイッチング素子111は、そのコレクタ側端子が一つの電力供給回路であるバッテリ電源の正端子側(B+)に接続され、そのエミッタ側端子がワイヤハーネスHを介して第1ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SLTに接続され、そのベース端子が診断ユニット150に接続されている。
このスイッチング素子111は、診断ユニット150からのフェールセーフ制御信号によってON/OFF制御されることで、第1ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SLTに対応するグループ毎のバルブ部SV1ないしSV3、SVTに対して電力を統合的に供給および遮断できるようになっている。
スイッチング素子112は、そのコレクタ側端子が前述の一つの電力供給回路であるバッテリ電源の正端子側(B+)に接続され、そのエミッタ側端子がワイヤハーネスHを介して第2ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL4、SL5、SLUに接続され、そのベース端子が診断ユニット150に接続されている。
このスイッチング素子112は、診断ユニット150からのフェールセーフ制御信号によってON/OFF制御されることで、第2ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL4、SL5、SLUに対応するグループ毎のバルブ部SV4、SV5等に対して電力を統合的に供給および遮断するようON/OFF切替え可能になっている。
バルブ駆動制御部120は、第1ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SLTに対応する第1バルブ駆動制御部121と、第2ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL4、SL5、SLUに対応する第2バルブ駆動制御部122とによって構成されている。
第1バルブ駆動制御部121は、第1ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SLTの各コイルの接地側にスイッチング素子TRを有するとともに、各コイルをバイパスする還流ダイオードDを有している。同様に、第2バルブ駆動制御部121は、第2ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL4、SL5、SLUの各コイルの接地側にスイッチング素子TRを有するとともに、各コイルをバイパスする還流ダイオードDを有している。接地側は、ここではバッテリ電源の負極側である。
電流検出部130は、第1ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SLTに対応する第1電流検出部131と、第2ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL4、SL5、SLUに対応する第2電流検出部132とによって構成されている。
第1電流検出部131は、第1ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SLTの各コイルとその接地側のスイッチング素子TRとの間に介在するシャント抵抗Rと、その両端に接続された図示しないオペアンプ等を含んで構成されており、各コイルの通電電流または通電状態を検出する。同様に、第2電流検出部132は、第2ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL4、SL5、SLUの各コイルとその接地側のスイッチング素子TRとの間に介在するシャント抵抗Rと、その両端に接続された図示しないオペアンプ等を含んで構成されており、各コイルの通電電流または通電状態を検出するようになっている。
電流指示部140は、前述の変速線図のデータマップ、すなわち、車速とアクセル開度(又はスロットル開度)を基に自動変速機12の最適な変速段(変速点)を設定するためのマップが内蔵されており、シフトポジション、アクセル開度および車速その他の車両の走行状態に応じて、歯車変速機構15の変速点制御やトルクコンバータ14のロックアップ制御等を実行するように、バルブ駆動制御部120の複数のスイッチング素子TRに対応する各コイルの通電電流を指示する指示電流を出力するようになっている。なお、そのような通常の変速制御のための電流制御自体は公知のものと同様でよい。
電流指示部140は、また、電流検出部130からの検出情報を診断ユニット150にフィードバックできるようになっている。
診断ユニット150は、例えば電流検出部130からの検出情報と、シフトポジション、アクセル開度および車速のセンサ情報とを基に、変速油圧制御に関与する複数のソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SL4、SL5、SLU、SLTのいずれかに関するショート故障等の電気系統の異常が発生していることを検出する機能を有している。
この診断ユニット150は、ショート故障等による異常を検出したとき、これを所定の契機として、電源供給制御部110のスイッチング素子111、112のうち故障系統に属するいずれか一方に電源カット指示信号を出力する機能を有しており、異常が検出された電気系統の電源をカットできるように構成されている。
ところで、第1ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SLTは、対応するグループ毎のバルブ部SV1、SV2、SV3、SVTの少なくとも一部によって退避走行可能な変速段を形成できるように組合せを選択されたものである。
すなわち、第1ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SLTは、ショート故障等の異常発生により第2ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL4、SL5、SLUの電源がカットされたとき、第1グループのグループ毎のバルブ部SV1、SV2、SV3、SVTの少なくとも一部によって退避走行可能な変速段を形成することで、退避走行を実行できるようになっている。
ここにいう退避走行は、ソレノイド故障等の異常発生時における最小限の自力走行であるリンプホーム走行であり、少なくとも路肩等の安全な場所まで車両を退避させる程度以上の走行を意味する。
また、第2ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL4、SL5、SLUは、対応するグループ毎のバルブ部SV4、SV5等の少なくとも一部によって退避走行可能な変速段を形成できるように組合せを選択されたものである。すなわち、第2ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL4、SL5、SLUは、異常の発生により第1ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SLTの電源がカットされたとき、第2グループのグループ毎のバルブ部SV4、SV5等の少なくとも一部によって退避走行可能な変速段を形成することで、退避走行を実行できるようになっている。
グループ毎のバルブによって退避走行可能な変速段を形成する複数のソレノイドグループは、次の条件(a)ないし(e)を満足する組合せとして設定される。
(a)一部のグループの電源喪失によってニュートラルになってしまうことにより退避走行できなくなるということがないこと。
(b)一部のグループの電源喪失後に他のソレノイドグループおよび対応するグループ毎のバルブ(その一部でもよい)によって退避走行に要する最小限の登坂性能および発進性能を満足するギヤ段が形成可能であること。なお、ここにいう退避走行に要する最小限の登坂性能および発進性能を満足するギヤ段とは、多段の変速ギヤ段のうち中間域の変速ギヤ段、例えば8速の変速段のうち4速から6速の範囲内にある変速ギヤ段をいう。
(c)一部のグループの電源喪失後のフェールセーフモードにて、他のソレノイドグループおよび対応するグループ毎のバルブによって急減速を生じないで退避走行可能なギヤ段が形成可能であること。なお、ここにいう急減速を生じないで退避走行可能なギヤ段とは、多段の変速ギヤ段のうち中間域の変速ギヤ段、例えば8速の変速段のうち4速から6速の範囲内にある変速ギヤ段をいう。
(d)一部のグループの電源喪失後に、他のソレノイドグループおよび対応するグループ毎のバルブによって後進ギヤ段が形成できること。
(e)ソレノイドグループ間のソレノイド数の差が最小となる組合せであること。
図4は、本実施形態の自動変速機12の構成において、複数のソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SL4、SL5、SLU、SLTを、2つのソレノイドグループA、Bに分類する場合の全分類パターンの組合せと、各分類パターンについて1つのグループAまたはBの電流(同図中では、A電流、B電流と記す)をカットした場合のリンプホーム走行の可能性(同図中では、リンプホーム性と記す)とを示している。
本実施形態における第1ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SLTおよび第2ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL4、SL5、SLUの組合せは、図4中のパターン15に対応しており、このパターンの組合せを選択することで、第1グループAに対応するA電流がカットされたときでも、第2グループBに対応するB電流がカットされたときでも、リンプホーム性が確保される。
なお、自動変速機12において、第1グループAの電源がカットされたときには、ソレノイド駆動部SLTがOFF状態となり、対応するバルブ部SVTから油路L2を介してアクセル開度100%時相当の最大圧(ライン圧)がソレノイド駆動部SL1、SL2に対応するバルブ部SV1、SV2に供給され、5速の変速段が形成可能となる。
また、第2グループBの電源がカットされたときには、第1ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SLTの電源が確保されているので、ソレノイド駆動部SL1、SL2により対応するバルブ部SV1、SV2に供給され、5速の変速段が形成可能となる。
他のパターン、例えばパターン3、7、19、23、27、30においても、リンプホーム性が得られるが、前述の組合せの選択条件(a)ないし(e)のうちいずれかの条件が満足されない。よって、本実施形態では、パターン15の組合せが選択されている。
図5に、組合せの選択条件(a)ないし(e)を満足するソレノイドグループのグループ分けを行うための概略手順をフローチャートで示している。
同図において、まず、複数のソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SL4、SL5、SLU、SLT(複数のリニアソレノイド)を第1グループAと第2グループBとに分けるように、両グループA、Bのいずれかに配置する(ステップS11)。
次いで、第1グループAと第2グループBとのうち片側の電気系統に異常が発生した場合に、その片側のグループAまたはBの電源がカットされた後に非ニュートラル状態となるか、すなわち、ニュートラルレンジになってしまうことなく前進レンジ(図3中の1STから8THまでのいずれか1つのレンジ)または後進レンジ(図3中のREV)になるか判定する(ステップS12)。
このとき、ニュートラルレンジになってしまう場合(ステップS11でNOの場合)には、最初のステップS11に戻り、グループ分けの配置をやり直す。
非ニュートラルレンジとなる場合(ステップS11でYESの場合)には、次いで、片側のグループAまたはBの電源がカットされた後に、退避走行に要する最小限の登坂性能および発進性能を満足するギヤ段である前述の中間域の変速ギヤ段が形成可能かどうかを判定する(ステップS13)。
このとき、最小限の登坂性能および発進性能を満足するギヤ段が形成できなければ(ステップS13でNOの場合)、最初のステップS11に戻り、グループ分けの配置をやり直す。
一方、最小限の登坂性能および発進性能を満足する中間域の変速ギヤ段が形成可能である場合(ステップS13でYESの場合)には、次いで、片側のグループAまたはBの電源がカットされた後のフェールセーフモードにて、急減速を生じないギヤ段である前述の中間域の変速ギヤ段が形成可能かどうかを判定する(ステップS14)。
このとき、急減速を生じない中間域の変速ギヤ段が形成できなければ(ステップS14でNOの場合)、最初のステップS11に戻り、グループ分けの配置をやり直す。
一方、急減速を生じない中間域の変速ギヤ段が形成可能である場合(ステップS14でYESの場合)には、次いで、片側のグループAまたはBの電源がカットされた後に後進ギヤ段が形成可能かどうかを判定する(ステップS15)。
このとき、後進ギヤ段が形成できなければ(ステップS15でNOの場合)、最初のステップS11に戻り、グループ分けの配置をやり直す。
一方、後進ギヤ段が形成可能である場合(ステップS15でYESの場合)には、次いで、グループA、B間でソレノイド駆動部数の差が最小となるかどうかを判定する(ステップS16)。なお、本実施形態では7つのソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SL4、SL5、SLU、SLTを2つに分けるので、クループA、B間のソレノイド駆動部数の差の最小は、1となる。
このとき、グループA、B間でソレノイド駆動部数の差が最小とならなければ(ステップS16でNOの場合)、最初のステップS11に戻って、グループ分けの配置をやり直す。
一方、グループA、B間でソレノイド駆動部数の差が最小となる場合(ステップS16でYESの場合)には、今回のグループ分けの処理を終了する。
このように、本実施形態においては、複数のソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SL4、SL5、SLU、SLTが、前述の組合せの選択条件(a)ないし(e)を満足するように、第1ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SLTと、第2ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL4、SL5、SLUとに分けられている。
加えて、複数のソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SL4、SL5、SLU、SLTに対する電力供給回路として、グループ毎に電力を統合的に供給および遮断可能なグループ毎の電力供給回路が構成されている。
すなわち、第1ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SLTに対しては、スイッチング素子111と、ワイヤハーネスHと、ソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SLTのコイルの接地側にそれぞれ配置されたシャント抵抗Rおよびスイッチング素子TRと、各コイルに対応する還流ダイオードDとからなる第1ソレノイドグループの電力供給回路J1が構成されている。また、第2ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL4、SL5、SLUに対しては、スイッチング素子112と、ワイヤハーネスHと、ソレノイド駆動部SL4、SL5、SLUのコイルの接地側にそれぞれ配置されたシャント抵抗Rおよびスイッチング素子TRと、各コイルに対応する還流ダイオードDとからなる第2ソレノイドグループの電力供給回路J2が構成されている。
そして、第1ソレノイドグループおよび第2ソレノイドグループのうち一部のソレノイドグループに対する電力供給が遮断されたとき、両ソレノイドグループのうち他のソレノイドグループに対応するバルブによって退避走行可能な変速段が形成されるようになっている。
次に、作用について説明する。
上述のように構成された本実施形態の自動変速機の制御装置では、複数のソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SL4、SL5、SLU、SLTのうち一部のソレノイドに関する異常が発生したとき、その一部のソレノイドを含む第1ソレノイドグループAまたは第2ソレノイドグループBに対する電力供給が、対応するグループ毎の電力供給回路J1またはJ2のスイッチング素子111または112によって遮断される。
また、その電力供給の遮断状態下で、他のソレノイドグループである第2ソレノイドグループBのグループ毎のバルブ部SV4、SV5等によって、または、第1ソレノイドグループAのグループ毎のバルブ部SV1ないしSV3、SVTによって、退避走行可能な変速段が形成される。
したがって、変速制御に関わる複数のソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SL4、SL5、SLU、SLTのいずれかに関する異常の発生時に、退避走行が確実に実行可能になる。
しかも、各ソレノイドグループA、Bに対して電源の統合化が可能となるので、ワイヤハーネスHの数の低減等によるコスト低減も可能となる。
また、本実施形態では、組合せの選択条件(a)ないし(e)を満足するようにソレノイドグループA、Bのグループ分けを行うので、可能な限りの電源の統合化によって電源回路のコスト低減を図りながらも、ソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SL4、SL5、SLU、SLTのいずれかに関する異常の発生時に安全性を担保しつつ確実に退避走行でき、フェールセーフ機能を担保できるものとなる。
このように、本実施形態においては、電源回路のコスト低減を図りながらも、異常時における退避走行性を確保できる自動変速機の制御装置を提供することができる。
なお、上述の一実施形態においては、自動変速機を8速の自動変速機としたが、変速段数が特に限定されるものでないことはいうまでもない。また、自動変速機の構成や油圧制御装置における回路構成によってソレノイドグループのグループ分けが様々な態様を採り得るのも勿論である。さらに、自動変速機は、トルクコンバータを有するものとしたが、内燃エンジンと電動モータを併用するハイブリッド駆動装置を動力源とするような場合には、トルクコンバータを有しないものであってもよい。さらに、上述の一実施形態においては、バッテリ電源を含むに同じ一つの電源供給回路から、第1ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL1、SL2、SL3、SLTと第2ソレノイドグループのソレノイド駆動部SL4、SL5、SLUとに電力が供給されるようになっていた。しかし、各グループの複数のソレノイドに対して電力を統合的に供給および遮断可能なグループ毎の電力供給制御回路が構成され、それより電源側の電力供給回路がグループ毎に独立したり二重化されている構成も採用可能であり、必ずしも単一の電力供給回路(電源側回路)から全ソレノイドに電力供給される必要はない。
以上のように、本発明は、電源回路のコスト低減を図りながらも、異常時における退避走行性を確保できる自動変速機の制御装置を提供することができるものであり、複数のソレノイドを用いて変速油圧制御を行う自動変速機の制御装置全般に有用である。
11…エンジン(内燃機関)、11a…出力軸、12…自動変速機、14…トルクコンバータ、15…歯車変速機構、16…油圧制御装置、19…オイルポンプ、28…タービン回転数センサ、29…車速センサ、51…入力軸(変速機入力軸)、52…出力軸(変速機出力軸)、53…ケース(変速機ケース)、63…モジュレータバルブ、65…切換えバルブ、100…ECC(制御装置)、110…電源供給制御部、111,112…スイッチング素子、121…第1バルブ駆動制御部、122…第2バルブ駆動制御部、131…第1電流検出部、132…第2電流検出部、140…電流指示部、150…診断ユニット、B1,B2…ブレーキ、C1,C2,C3,C4…クラッチ、CR1,CR2…キャリア、F1…ワンウェイクラッチ、G1…第1プラネタリギヤ、G2…第2プラネタリギヤ、J1,J2…電力供給回路、M1,M2…回転要素、P1…第1ピニオン、P2…第2ピニオン、P3…第3ピニオン、P4…第4ピニオン、R1,R3…リングギヤ、S1,S2,S3…サンギヤ、SL1,SL2,SL3,SL4,SL5,SLU,SLT…ソレノイド駆動部(ソレノイド)、SV1,SV2,SV3,SV4,SV5,SVT…バルブ部

Claims (1)

  1. 複数のソレノイドを選択的に作動させて多段の変速段の切換えを制御する自動変速機の制御装置であって、
    一つの電力供給回路から前記複数のソレノイドに対して電力供給が行われるソレノイドグループを少なくとも一つ有し、かつ前記ソレノイドの作動によって退避走行可能な変速段を形成する複数の前記ソレノイドグループによって構成されるとともに、
    前記複数のソレノイドグループのうち一部のソレノイドグループに対する電力供給が遮断されたとき、前記複数のソレノイドグループのうち遮断されていないソレノイドグループによって退避走行可能な変速段が形成されることを特徴とする自動変速機の制御装置。
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