JP2015135626A - 制御室内状況記録システム - Google Patents
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Abstract
【課題】プラント等において事故や異常が発生した場合に、制御室で作業する作業員の行動や指示内容の客観的な、信頼性の高い、詳細な記録を残し、また、制御室内の作業員と制御室外の作業員との円滑な協働を実現する。【解決手段】制御室内状況記録システム20は、撮影装置21、22、23、24により、制御室1内に設けられた操作コンソール装置2の各操作パネル3および各モニター画面4、並びに各表示盤6の表示画面7を撮影すると共に、制御室1内の作業者の声を取得する。また、撮影装置21、22、23、24による撮影および音の取得は、過渡現象記録装置等の施設監視装置から出力される異常信号をきっかけとして開始される。また、撮影装置21、22、23、24から出力された撮影データはデータ保存装置26により記録されると共に、通信装置27により他の場所へ送信される。【選択図】図1
Description
本発明は、プラントまたは工場において例えば事故や異常が発生したときに、プラントまたは工場の制御室内の状況を記録する制御室内状況記録システムに関する。
火力発電プラント、原子力発電プラント、化学プラント等にはデータ収集装置が設けられている。プラントにおいて事故が発生した場合、データ収集装置は、プラントの設備に設けられた計測機器から得られる、プラントの設備の運転状況を表すデータを自動的に記録する。データ収集装置により記録されたデータは事故原因の調査等に利用される(特許文献1参照)。例えば、過渡現象記録装置、プロセス計算装置等は上記データ収集装置として機能する。
ところで、プラントにおいて事故が発生した場合には、プラントの中央制御室で作業する作業員の行動や指示内容の記録が、事故原因または作業員による運転操作の適切性の検証の有益な資料となり得る。このため、事故発生時には、このような記録を残すことが望ましい。従来、作業員の行動や指示内容の記録として、中央制御室のホワイトボードまたは運転日誌等の運転記録物がある。
しかし、事故による被害が大きい場合には、運転記録物が消失してしまうことがある。
また、事故による被害を免れ、運転記録物が残ったとしても、運転記録物は次の理由により、事故原因または運転操作の適切性の検証の資料として不十分な場合がある。すなわち、運転記録物は、作業者自らが自己の行動や指示内容を記載するため、その記載の客観性や信頼性が低いことがある。また、慌ただしい事故時の状況を記憶にとどめ、それを事故後に詳細に記載することは困難であるため、運転記録物には、作業者の行動や指示内容が概括的に記載されているにすぎない場合がある。
また、プラントにおいて事故が発生した場合、中央制御室とは別の場所に事故対策室を開設し、中央制御室の作業員と事故対策室の作業員とで協働して事故被害の拡大阻止に取り組むことがある。このような場合、事故対策室の作業員が中央制御室の作業員の行動や指示内容を明確に把握できるようにすることが望ましい。事故対策室の作業員が中央制御室の作業員の行動や指示内容を明確に把握できれば、両者の協働を円滑に進めることができる。従来、事故対策室の作業員は、中央制御室の作業員と逐一連絡を取ることにより中央制御室の作業員の行動や指示内容の把握に努めている。
しかし、中央制御室の作業員は現場の事故対応に追われているため、事故対策室の作業員と逐一連絡を取ることが難しく、また、連絡が取れたとしても、事故状況等を客観的にかつ正確に伝達することは困難である。また、逐一連絡を取ることが作業員の作業負担を大きくしてしまう。このような事情から、事故対策室の作業員は、中央制御室の作業員の行動や指示内容を十分に把握することが難しく、それゆえ、事故対策室の作業員と中央制御室の作業員との協働を円滑に行うことは困難である。
本発明は例えば上述したような問題に鑑みされたものであり、本発明の第1の課題は、プラントまたは工場において事故や異常が発生した場合に、制御室で作業する作業員の行動や指示内容の客観的な、信頼性の高い、または詳細な記録を残すことができる制御室内状況記録システムを提供することにある。
また、本発明の第2の課題は、プラントまたは工場において事故や異常が発生した場合に、制御室内の作業員と制御室外の作業員との円滑な協働を実現することができる制御室内状況記録システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の制御室内状況記録システムは、プラントまたは工場における設備の運転操作を行う機器または前記設備の運転状況の表示を行う機器が設けられた制御室内に設置され、前記機器を撮影すると共に前記制御室内の音を取得する撮影装置と、外部の装置から供給された前記設備の異常を示す信号の入力に応じ、前記撮影装置の撮影および音の取得の動作を開始させる制御装置と、前記撮影装置により撮影および取得された映像および音のデータを記録媒体に記録して保存するデータ保存装置とを備えていることを特徴とする。
また、本発明の第2の制御室内状況記録システムは、上述した本発明の第1の制御室内状況記録システムにおいて、前記撮影装置は、前記設備の運転操作を行う機器が有する操作パネル、前記設備の運転操作を行う機器が有するモニター画面、または前記設備の運転状況の表示を行う機器が有する表示画面を撮影することを特徴とする。
また、本発明の第3の制御室内状況記録システムは、上述した本発明の第1または第2の制御室内状況記録システムにおいて、前記撮影装置により撮影および取得された映像および音のデータを他の場所へ送信する通信装置を備えていることを特徴とする。
また、本発明の第4の制御室内状況記録システムは、上述した本発明の第1ないし第3のいずれかの制御室内状況記録システムにおいて、耐圧性、耐熱性および耐水性を備え、内部に前記データ保存装置を収容するケースを備えていることを特徴とする。
また、本発明の第5の制御室内状況記録システムは、上述した本発明の第4の制御室内状況記録システムにおいて、前記容器は耐放射線性を有する材料により形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、プラントまたは工場において事故や異常が発生した場合に、制御室で作業する作業員の行動や指示内容の客観的な、信頼性の高い、または詳細な記録を残すことができる。
また、本発明によれば、プラントまたは工場において事故や異常が発生した場合に、制御室内の作業員と制御室外の作業員との円滑な協働を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態による制御室内状況記録システムが設けられた制御室を示している。図2は当該制御室内に設けられた操作コンソール装置および表示盤を示している。
図1において、制御室1は、例えば、火力発電プラント、原子力発電プラント、化学プラント等のプラントに設けられ、プラントを構成する設備であるプラント設備の運転・管理を行う中央制御室である。制御室1内の中央部の床面上には、プラント設備の運転操作を行うための機器である操作コンソール装置2が設けられている。また、制御室1の扉1Aの位置を手前とすると、制御室1内の奥側の床面上には、プラント設備の運転状況を表示する表示盤6が設けられている。
図2に示すように、操作コンソール装置2は、作業員がプラント設備の運転操作を行うための操作パネル3を有している。操作パネル3には複数のスイッチまたはボタンが設けられている。また、操作コンソール装置2は、運転操作を行うのに必要な情報、および運転操作を行った結果を示す情報等を表示するモニター画面4を有している。運転操作を行うのに必要な情報は、例えば、プラント設備に送る指令の選択肢、プラント設備に与えることが可能な制御量等を示す情報である。また、運転操作を行った結果を示す情報は、例えば、作業員が選択した指令、作業員がプラント設備に与えた制御量等を示す情報である。モニター画面4は例えば液晶ディスプレイ装置により構成されている。
操作コンソール装置2は、複数の操作パネル3、および複数のモニター画面4を有し、これにより、複数の作業員が同時にプラント設備の種々の運転操作を行うことができるようになっている。また、操作コンソール装置2において、各操作パネル3は、作業員が椅子5に座って操作し易い位置に配置されている。また、各モニター画面4は、作業員が椅子5に座って見易い位置に配置されている。
表示盤6は、操作コンソール装置2の奥側であって、椅子5に座った作業員にとってほぼ正面となる位置に複数設けられている。各表示盤6は大型の表示画面7を有している。表示画面7には、プラント設備の稼働状況の詳細な情報が表示される。プラントにおいて事故や異常が発生した場合には、事故状況や異常状況の詳細な情報が表示画面7に表示される。
図1において、本発明の実施形態による制御室内状況記録システム20は、制御室1内の手前側に設けられている。制御室内状況記録システム20が有する4つの撮影装置21、22、23、24は、制御室1内の例えば天井に取り付けられている。また、制御室内状況記録システム20において、撮影装置21、22、23、24を除く部分は、後述する保護ケース11に収容され、制御室1内の床面上に設置されている。
図3は本発明の実施形態による制御室内状況記録システム20の構成を示している。図3において、制御室内状況記録システム20は、プラントにおいて事故や異常が発生したときに、制御室1内の状況を記録するシステムである。制御室内状況記録システム20は、4つの撮影装置21、22、23、24、制御装置25、データ保存装置26、および通信装置27を備えている。
撮影装置21、22、23、24はそれぞれ、制御室1内において、操作コンソール装置2および表示盤6を撮影すると共に、制御室1内の音(作業員の声等)を取得する装置である。各撮影装置21、22、23、24は、例えば、レンズ、撮像素子、およびマイクロフォン等を備えたデジタルビデオカメラである。撮影装置21、22、23、24は、撮影した映像のデータおよび取得した音のデータを含む撮影データを出力する。
図2に示すように、撮影装置21、22、23、24の撮影範囲R1、R2、R3およびR4は、操作コンソール装置2の2つの操作パネル3および4つのモニター画面4、並びに4つの表示盤6の表示画面7をすべて同時に撮影できるように設定されている。すなわち、撮影装置21の撮影範囲R1は、操作コンソール装置2の左部に配置された1つの操作パネル3および3つのモニター画面4を含むように設定されている。撮影装置22の撮影範囲R2は、操作コンソール装置2の右部に配置された1つの操作パネル3および3つのモニター画面4を含むように設定されている。撮影装置23の撮影範囲R3は、制御室1内の左側に配置された2つの表示盤6の表示画面7を含むように設定されている。撮影装置24の撮影範囲R4は、制御室1内の右側に配置された2つの表示盤6の表示画面7を含むように設定されている。撮影装置21、22、23、24は、それぞれの撮影範囲がR1、R2、R3、R4となるように向き、画角等が定められ、図示しない固定部材を介して制御室1内の天井に固定されている。
制御装置25は撮影装置21、22、23、24、データ保存装置26、および通信装置27を制御する装置であり、マイクロコンピュータ等により構成されている。
制御装置25は、撮影装置21、22、23、24に制御信号を出力し、これにより撮影装置21、22、23、24を制御することができる。具体的には、制御装置25は、施設監視装置31からの異常信号を受け取り、これに応じ、撮影装置21、22、23、24の撮影および音の取得の動作を開始させることができる。施設監視装置31は、プラント設備の監視を行う装置であり、例えば過渡現象記録装置、プロセス計算装置等である。異常信号は、プロセス設備の異常が検知されたときに出力される信号である。原子力発電プラントの場合、異常信号は、例えば、炉心の出力レベルが制限値を超えたとき、電源喪失により計器が停止したとき、非常用炉心冷却装置が稼働を開始したとき等に出力される。
また、制御装置25は、撮影装置21、22、23、24から出力された撮影データを受け取り、受け取った撮影データをデータ保存装置26および通信装置27に出力することができる。
データ保存装置26は、例えばハードディスク、フラッシュメモリ等の記録媒体を備え、このような記録媒体に撮影データを記録することができる。
通信装置27は、例えばインターネットに接続可能な通信インターフェースを備え、撮影データを外部に送信することができる。通信の形態は有線でもよいし、無線でもよい。また、通信装置27は、撮影装置21、22、23、24からの複数の撮影データを例えば時分割多重通信方式等の方法により実質的に同時に送信することができる。通信装置27によれば、例えば、制御室1とは別の場所に設けられた事故対策室に、制御室1から撮影データを送信することができる。
また、制御室内状況記録システム20にはバッテリ(図示せず)が設けられ、制御室内状況記録システム20の各装置はいずれもバッテリを電源として動作する。
また、制御室内状況記録システム20の制御装置25、データ保存装置26および通信装置27は保護ケース11(図1参照)に収容されている。保護ケース11は、耐圧性、耐熱性、耐水性および耐放射線性を備えている。保護ケース11は、フライトレコーダの外殻のように、金属材料により頑丈に形成されており、例えば地震により重量物の下敷きになっても押しつぶれることがない。また、保護ケース11は、火災が発生してもそれによる熱が内部に伝わることを抑制し、津波により水没しても内部への水の浸入を許さない。さらに、保護ケース11は、例えば鉄または鉛等の耐放射線性を有する材料により形成されており、原子力発電所の事故等において放射性物質からの放射線から、内部に収容されたものを保護することができる。
図4は制御室内状況記録システム20の動作を示している。図4において、制御装置25は、常時、異常信号の出力を監視している(ステップS1)。施設監視装置31から異常信号が出力されると、制御装置25はそれを受け取り(ステップS1:YES)、これに応じ、撮影装置21、22、23、24に、撮影および音の取得の動作を開始する旨の制御信号を出力する。これにより、撮影装置21、22、23、24が一斉に撮影および音の取得の動作を開始する(ステップS2)。
撮影装置21、22、23、24は、撮影範囲R1、R2、R3、R4にそれぞれ含まれる範囲を撮影すると共に、制御室1内の音を取得する。これにより、操作コンソール装置2の各操作パネル3および各モニター画面4、並びに各表示盤6の表示画面7が映し出された映像のデータ、および制御室1内の音のデータを含む撮影データが制御装置25に出力される。事故対応のために作業員が口頭で指示を出した場合には、その作業員の声のデータが撮影データに含まれる。
続いて、制御装置25は、撮影装置21、22、23、24から出力された撮影データを受け取り、受け取った撮影データをデータ保存装置26に出力する。これに応じ、データ保存装置26は、制御装置25から出力された撮影データを記録媒体に記録する(ステップS3)。
また、制御装置25は、撮影装置21、22、23、24から受け取った撮影データを通信装置27に出力する。これに応じ、通信装置27は、制御装置25から出力された撮影データを例えば上述した事故対策室に即座に送信する(ステップS4)。事故対策室には、通信装置27から送信された撮影データを受信し、即座にそれを再生する機能を有する装置が設けられており、これにより、事故対策室の作業員は、制御室1内に設けられた操作コンソール装置2の各操作パネル3および各モニター画面4、各表示盤6の表示画面7をリアルタイムに見ることができ、制御室1内において作業員が発する声(指示を出す声)をリアルタイムに聞くことができる。
撮影装置21、22、23、24による撮影および音の取得、データ保存装置26による撮影データの記録、および通信装置27による撮影データの送信は、制御装置25が撮影装置21、22、23、24に撮影および音の取得を停止する旨の制御信号を出力するまで継続される(ステップS5:NO)。例えば、制御装置25にはタイマーが設けられており、異常信号の受取をきっかけとして撮影装置21、22、23、24へ撮影および音の取得を開始する旨の制御信号を出力したときにタイマーが計時を開始し、それから所定時間(例えば24時間)が経過すると、制御装置25が撮影装置21、22、23、24へ撮影および音の取得を停止する旨の制御信号を出力する。制御装置25から撮影装置21、22、23、24へ撮影および音の取得を停止する旨の制御信号が出力されると、これに応じ、撮影装置21、22、23、24による撮影および音の取得、データ保存装置26による撮影データの記録、および通信装置27による撮影データの送信が停止する(ステップS5:YES)。
以上説明した通り、本発明の実施形態による制御室内状況記録システム20によれば、プラントにおいて事故や異常が発生した場合に、制御室1で作業する作業員の行動や指示内容の客観的な、信頼性の高い、詳細な記録を残すことができる。すなわち、異常信号の受取をきっかけとして撮影装置21、22、23、24により撮影される映像には、操作コンソール装置2の各操作パネル3および各モニター画面4、並びに各表示盤6の表示画面7が映し出されている。これらの映像を見ることにより、制御室1の作業員がどのような指令を選択したかがわかるので、それに基づき、作業員の行動や指示内容を知ることができる。また、撮影装置21、22、23、24により取得された音には、制御室1で指示を出す作業者の声が含まれている。この作業者の声を聞くことにより、作業員の行動や指示内容を知ることができる。各操作パネル3、各モニター画面4および各表示画面7の映像および作業者の声は、事故時の生の情報であるので、客観性および信頼性が高く、事故対応の状況を詳細に示している。
また、本発明の実施形態による制御室内状況記録システム20では、制御装置25、データ保存装置26および通信装置27が堅牢な保護ケース11に収容されている。これにより、事故による被害が制御室1に及んだ場合でも、制御室1で作業する作業員の行動や指示内容の記録を確実に残すことができる。
また、本発明の実施形態による制御室内状況記録システム20では、撮影データが制御室1内から制御室1外の例えば事故対策室へリアルタイムに送信される。これにより、プラントにおいて事故や異常が発生した場合に、制御室1内の作業員と制御室1外の作業員との円滑な協働を実現することができる。
また、本発明の実施形態による制御室内状況記録システム20では、異常信号の受取をきっかけとして撮影装置21、22、23、24の撮影および音の取得の動作が開始される。すなわち、事故や異常発生とは無関係に常時、撮影および音の取得をしているのではないので、制御室1内で作業する作業員に、過度な圧迫感や緊張感を与えることがない。
なお、上述した実施形態では、撮影装置21、22、23、24を制御室1内の天井に固定する場合を例にあげたが、本発明はこれに限らない。操作コンソール装置2の各操作パネル3および各モニター画面4、並びに各表示盤6の表示画面7を撮影することができれば、撮影装置21、22、23、24を他の場所に固定してもよい。例えば、制御室1の側壁に固定してもよいし、制御室1の床面にスタンドを置き、そのスタンド上に固定してもよい。また、撮影装置による撮影範囲は、図2に示す範囲に限定されない。また、撮影範囲の拡大・縮小に応じ、撮影装置の個数を増やし、または減らすことができる。また、制御装置25、データ保存装置26等を収容した保護ケース11を制御室1外に置いてもよい。また、データ保存装置26のみを保護ケース11に収容してもよい。
また、本発明の制御室内状況記録システムは、プラントといい得ないような小規模な工場の制御室にも適用することができる。また、中央制御室または制御室という名称が付されていない室であっても、プラントや工場の設備の運転操作を行う室や、このような設備の状況監視を行う室であって、実質的にみて制御室といい得る室であれば、本発明の制御室内状況記録システムを適用することができる。
また、本発明は、請求の範囲および明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨または思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う制御室内状況記録システムもまた本発明の技術思想に含まれる。
1 制御室
2 操作コンソール装置
3 操作パネル
4 モニター画面
5 椅子
6 表示盤
7 表示画面
11 保護ケース
20 制御室内状況記録システム
21、22、23、24 撮影装置
25 制御装置
26 データ保存装置
27 通信装置
31 施設監視装置
2 操作コンソール装置
3 操作パネル
4 モニター画面
5 椅子
6 表示盤
7 表示画面
11 保護ケース
20 制御室内状況記録システム
21、22、23、24 撮影装置
25 制御装置
26 データ保存装置
27 通信装置
31 施設監視装置
Claims (5)
- プラントまたは工場における設備の運転操作を行う機器または前記設備の運転状況の表示を行う機器が設けられた制御室内に設置され、前記機器を撮影すると共に前記制御室内の音を取得する撮影装置と、
外部の装置から供給された前記設備の異常を示す信号の入力に応じ、前記撮影装置の撮影および音の取得の動作を開始させる制御装置と、
前記撮影装置により撮影および取得された映像および音のデータを記録媒体に記録して保存するデータ保存装置とを備えていることを特徴とする制御室内状況記録システム。 - 前記撮影装置は、前記設備の運転操作を行う機器が有する操作パネル、前記設備の運転操作を行う機器が有するモニター画面、または前記設備の運転状況の表示を行う機器が有する表示画面を撮影することを特徴とする請求項1に記載の制御室内状況記録システム。
- 前記撮影装置により撮影および取得された映像および音のデータを他の場所へ送信する通信装置を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の制御室内状況記録システム。
- 耐圧性、耐熱性および耐水性を備え、内部に前記データ保存装置を収容する容器を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の制御室内状況記録システム。
- 前記容器は耐放射線性を有する材料により形成されていることを特徴とする請求項4に記載の制御室内状況記録システム。
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- 2014-01-17 JP JP2014007145A patent/JP2015135626A/ja active Pending
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