JP2015134913A - 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 - Google Patents
粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015134913A JP2015134913A JP2014255841A JP2014255841A JP2015134913A JP 2015134913 A JP2015134913 A JP 2015134913A JP 2014255841 A JP2014255841 A JP 2014255841A JP 2014255841 A JP2014255841 A JP 2014255841A JP 2015134913 A JP2015134913 A JP 2015134913A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- meth
- viscosity index
- monomer
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Lubricants (AREA)
- Polymerization Catalysts (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
Abstract
Description
しかしながら、上記の粘度指数向上剤は、粘度指数向上効果が未だ十分ではなく、また、潤滑油組成物に添加した場合に潤滑油組成物の低温での粘度が上昇するという問題があった。
Q(−L)n (1)
[Qはラジカル重合開始剤(z)から1価の遊離基(L)をすべて除いた多価遊離基;Lは1価の遊離基;nは2以上の整数];
前記粘度指数向上剤及び基油を含有してなる潤滑油組成物;前記潤滑油組成物の製造方法である。
(a)のうち好ましいのは、基油への溶解性及び粘度指数向上能の観点から炭素数12〜36の直鎖アルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステルであり、更に好ましいのは炭素数14〜30の直鎖アルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステル、特に好ましいのは炭素数16〜28の直鎖アルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステル、最も好ましいのは炭素数16〜24の直鎖アルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルである。
Q(−L)n (1)
[Qはラジカル重合開始剤(z)から1価の遊離基(L)をすべて除いた多価遊離基;Lは1価の遊離基;nは2以上の整数]
一般式(1)における1価の遊離基(L)としては、炭素数2〜8のアルキル基又はアルカノイル基を有する基等が挙げられる。(L)の具体例としては、イソプロピル基、t-ブチル基、イソプロピロイル基、2−エチルヘキサノイル基及びベンゾイル基を有する基等が挙げられる。
一般式(1)におけるnは2以上の整数であり、粘度指数向上能及び剪断安定性の観点から、好ましくは3以上の整数であり、更に好ましくは4以上の整数であり、最も好ましくは4である。
一般式(1)における多価遊離基(Q)としては、後述するラジカル重合開始剤(z)から(L)をすべて除いた多価遊離基等が挙げられる。
(b)のうち好ましいのは、粘度指数向上効果の観点から炭素数1〜3の直鎖アルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルであり、更に好ましいのは(メタ)アクリル酸メチル及び(メタ)アクリル酸エチルであり、特に好ましいのは(メタ)アクリル酸メチルである。
炭素数2〜24のアルキル基としては、炭素数4〜24の直鎖アルキル基及び炭素数4〜24の分岐アルキル基が挙げられる。
炭素数4〜24の直鎖アルキル基としては、n−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基、n−ノニル基、n−デシル基、n−ウンデシル基、n−ドデシル基、n−トリデシル基、n−テトラデシル基、n−ペンタデシル基、n−ヘキサデシル基、n−ヘプタデシル基、n−オクタデシル基、n−ノナデシル基、n−エイコシル基、n−ヘンエイコシル基、n−ドコシル基、n−トリコシル基及びn−テトラコシル基が挙げられる。
炭素数4〜24の分岐アルキル基としては、イソブチル基、t−ブチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、イソヘキシル基、イソオクチル基、2−エチルヘキシル基、イソノニル基、3,5,5−トリメチルヘキシル基、2,4,6−トリメチルヘプチル基、2−メチルノニル基、イソデシル基、2−エチルノニル基、イソウンデシル基、イソドデシル基、2−エチルドデシル基、2−エチルトリデシル基、2−メチルテトラデシル基、イソヘキサデシル基、2−オクチルノニル基、2−ヘキシルウンデシル基、2−エチルペンタデシル基、2−(3−メチルヘキシル)−7−メチル−ノニル基、イソオクタデシル基、1−ヘキシルトリデシル基、2−エチルヘプタデシル基、イソイコシル基、1−オクチルペンタデシル基、及び2−デシルテトラデシル基等が挙げられる。
R3、R4のうち、実効温度域でのHTHS粘度及び低温粘度の観点から好ましいのは、炭素数6〜20のアルキル基であり、更に好ましいのは炭素数8〜18のアルキル基、特に好ましいのは炭素数10〜16のアルキル基である。
本発明における単量体(c)の分子量は、実効温度域でのHTHS粘度の観点から好ましくは1000未満である。
Aは炭素数2〜4の直鎖又は分岐アルキレン基である。
炭素数2〜4の直鎖又は分岐アルキレン基としては、エチレン基、1,2−又は1,3−プロピレン基、及び1,2−、1,3−又は1,4−ブチレン基が挙げられる。
mは1〜10の整数であり、実効温度域でのHTHS粘度の観点から好ましくは1〜4の整数、更に好ましくは1〜2の整数である。
mが2以上の場合のAは同一でも異なっていてもよく、(AO)m部分はランダム結合でもブロック結合でもよい。
−X2−のうち、実効温度域でのHTHS粘度の観点から好ましいのは、−O−及び−O(AO)m−で表される基であり、更に好ましくは−O−及び−O(CH2CH2O)−で表される基である。
炭化水素重合体は、ブロック重合体でもランダム重合体であってもよい。
(1)脂肪族不飽和炭化水素[炭素数2〜36のオレフィン(例えばエチレン、プロピレン、2,3−ブチレン、ペンテン、ヘプテン、ジイソブチレン、オクテン、ドデセン、オクタデセン、トリアコセン及びヘキサトリアコセン等)及び炭素数2〜36のジエン(例えばブタジエン、イソプレン、1,4−ペンタジエン、1,5−ヘキサジエン及び1,7−オクタジエン等)等]
(2)脂環式不飽和炭化水素[例えばシクロヘキセン、(ジ)シクロペンタジエン、ピネン、リモネン、インデン、ビニルシクロヘキセン及びエチリデンビシクロヘプテン等]
(3)芳香族基含有不飽和炭化水素(例えばスチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、2,4−ジメチルスチレン、エチルスチレン、イソプロピルスチレン、ブチルスチレン、フェニルスチレン、シクロヘキシルスチレン、ベンジルスチレン、クロチルベンゼン、ビニルナフタレン、ジビニルベンゼン、ジビニルトルエン、ジビニルキシレン及びトリビニルベンゼン等)等が挙げられる。
炭化水素重合体が、二重結合を有する場合には、水素添加により、二重結合の一部又は全部を水素化したものであってもよい。
アルキレンオキサイド付加物(Y1);不飽和炭化水素(x)をイオン重合触媒(ナトリウム触媒等)存在下に重合して得られた(共)重合体に、アルキレンオキサイド(エチレンオキサイド及びプロピレンオキサイド等)を付加して得られたもの等。
ヒドロホウ素化物(Y2);末端二重結合を有する(x)の(共)重合体のヒドロホウ素化反応物(例えばUS4,316,973号に記載のもの)等。
無水マレイン酸−エン−アミノアルコール付加物(Y3);末端二重結合を有する(x)の(共)重合体と無水マレイン酸とのエン反応で得られた反応物を、アミノアルコールでイミド化して得られたもの等。
ヒドロホルミル−水素化物(Y4);末端二重結合を有する(x)の(共)重合体をヒドロホルミル化し、次いで水素化反応して得られたもの(例えば特開昭63−175096号に記載のもの)等。
(Y)のうち好ましいのは、生産効率の観点から(Y1)、(Y2)及び(Y3)であり、更に好ましいのは、(Y1)である。
<(Y)のMn、(A)のMwの測定条件>
装置 :「HLC−802A」[東ソー(株)製]
カラム :「TSK gel GMH6」[東ソー(株)製]2本
測定温度 :40℃
試料溶液 :0.5重量%のテトラヒドロフラン溶液
溶液注入量:200μl
検出装置 :屈折率検出器
基準物質 :標準ポリスチレン(TSKstandard POLYSTYRENE)12点(分子量:500、1,050、2,800、5,970、9,100、18,100、37,900、96,400、190,000、355,000、1,090,000、2,890,000)[東ソー(株)製]
(Y)のSP値は、(Y)を構成する単量体それぞれのSP値を前記の方法で算出し、それぞれの単量体のSP値を、構成単量体単位のモル分率に基づいて平均した値である。
(Y)のSP値は、使用する単量体のSP値、モル分率を適宜調整することにより所望の範囲にすることができる。
なお、(Y)と後述する(共)重合体(A)の結晶化温度は、示差走査熱量計「ユニックス(登録商標)DSC7」(PERKIN−ELMER社製)を使用して測定することができ、(Y)、(A)5mgを試料とし、10℃/分の等温速度で100℃から−80℃まで冷却したときに観測される結晶化温度である。
窒素原子含有単量体(e)としては、単量体(c)及び単量体(d)を除く、以下の単量体(e1)〜(e4)が挙げられる。
(メタ)アクリルアミド、モノアルキル(メタ)アクリルアミド[窒素原子に炭素数1〜4のアルキル基が1つ結合したもの;例えばN−メチル(メタ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)アクリルアミド、N−イソプロピル(メタ)アクリルアミド及びN−n−又はイソブチル(メタ)アクリルアミド等]、N−(N’−モノアルキルアミノアルキル)(メタ)アクリルアミド[窒素原子に炭素数1〜4のアルキル基が1つ結合したアミノアルキル基(炭素数2〜6)を有するもの;例えばN−(N’−メチルアミノエチル)(メタ)アクリルアミド、N−(N’−エチルアミノエチル)(メタ)アクリルアミド、N−(N’−イソプロピルアミノ−n−ブチル)(メタ)アクリルアミド及びN−(N’−n−又はイソブチルアミノ−n−ブチル)(メタ)アクリルアミド等]、ジアルキル(メタ)アクリルアミド[窒素原子に炭素数1〜4のアルキル基が2つ結合したもの;例えばN,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジイソプロピル(メタ)アクリルアミド及びN,N−ジ−n−ブチル(メタ)アクリルアミド等]、N−(N’,N’−ジアルキルアミノアルキル)(メタ)アクリルアミド[アミノアルキル基の窒素原子に炭素数1〜4のアルキル基が2つ結合したアミノアルキル基(炭素数2〜6)を有するもの;例えばN−(N’,N’−ジメチルアミノエチル)(メタ)アクリルアミド、N−(N’,N’−ジエチルアミノエチル)(メタ)アクリルアミド、N−(N’,N’−ジメチルアミノプロピル)(メタ)アクリルアミド及びN−(N’,N’−ジ−n−ブチルアミノブチル)(メタ)アクリルアミド等];N−ビニルカルボン酸アミド[N−ビニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド、N−ビニル−n−又はイソプロピオン酸アミド及びN−ビニルヒドロキシアセトアミド等]等が挙げられる。
4−ニトロスチレン等が挙げられる。
1級アミノ基含有単量体{炭素数3〜6のアルケニルアミン[(メタ)アリルアミン及びクロチルアミン等]、アミノアルキル(炭素数2〜6)(メタ)アクリレート[アミノエチル(メタ)アクリレート等]};2級アミノ基含有単量体{モノアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート[窒素原子に炭素数1〜6のアルキル基が1つ結合したアミノアルキル基(炭素数2〜6)を有するもの;例えばN−t−ブチルアミノエチル(メタ)アクリレート及びN−メチルアミノエチル(メタ)アクリレート等]、炭素数6〜12のジアルケニルアミン[ジ(メタ)アリルアミン等]};3級アミノ基含有単量体{ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート[窒素原子に炭素数1〜6のアルキル基が2つ結合したアミノアルキル基(炭素数2〜6)を有するもの;例えばN,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート及びN,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート等]、窒素原子を有する脂環式(メタ)アクリレート[モルホリノエチル(メタ)アクリレート等]、芳香族系単量体[N−(N’,N’−ジフェニルアミノエチル)(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノスチレン、4−ビニルピリジン、2−ビニルピリジン、N−ビニルピロール、N−ビニルピロリドン及びN−ビニルチオピロリドン等]}、及びこれらの塩酸塩、硫酸塩、リン酸塩又は低級アルキル(炭素数1〜8)モノカルボン酸(酢酸及びプロピオン酸等)塩等が挙げられる。
(メタ)アクリロニトリル等が挙げられる。
水酸基含有芳香族単量体(p−ヒドロキシスチレン等)、ヒドロキシアルキル(炭素数2〜6)(メタ)アクリレート[2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、及び2−又は3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等]、モノ−又はビス−ヒドロキシアルキル(炭素数1〜4)置換(メタ)アクリルアミド[N,N−ビス(ヒドロキシメチル)(メタ)アクリルアミド、N,N−ビス(ヒドロキシプロピル)(メタ)アクリルアミド、N,N−ビス(2−ヒドロキシブチル)(メタ)アクリルアミド等]、ビニルアルコール、炭素数3〜12のアルケノール[(メタ)アリルアルコール、クロチルアルコール、イソクロチルアルコール、1−オクテノール及び1−ウンデセノール等]、炭素数4〜12のアルケンモノオール又はアルケンジオール[1−ブテン−3−オール、2−ブテン−1−オール及び2−ブテン−1,4−ジオール等]、ヒドロキシアルキル(炭素数1〜6)アルケニル(炭素数3〜10)エーテル(2−ヒドロキシエチルプロペニルエーテル等)、多価(3〜8価)アルコール(グリセリン、ペンタエリスリトール、ソルビトール、ソルビタン、ジグリセリン、糖類及び蔗糖等)のアルケニル(炭素数3〜10)エーテル又は(メタ)アクリレート[蔗糖(メタ)アリルエーテル等]等;
ポリオキシアルキレングリコール(アルキレン基の炭素数2〜4、重合度2〜50)、ポリオキシアルキレンポリオール[上記3〜8価のアルコールのポリオキシアルキレンエーテル(アルキレン基の炭素数2〜4、重合度2〜100)]、ポリオキシアルキレングリコール又はポリオキシアルキレンポリオールのアルキル(炭素数1〜4)エーテルのモノ(メタ)アクリレート[ポリエチレングリコール(Mn:100〜300)モノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコール(Mn:130〜500)モノ(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(Mn:110〜310)(メタ)アクリレート、ラウリルアルコールエチレンオキサイド付加物(2〜30モル)(メタ)アクリレート及びモノ(メタ)アクリル酸ポリオキシエチレン(Mn:150〜230)ソルビタン等]等;が挙げられる。
(メタ)アクリロイロキシアルキル(炭素数2〜4)リン酸エステル[(メタ)アクリロイロキシエチルホスフェート及び(メタ)アクリロイロキシイソプロピルホスフェート]及びリン酸アルケニルエステル[リン酸ビニル、リン酸アリル、リン酸プロペニル、リン酸イソプロペニル、リン酸ブテニル、リン酸ペンテニル、リン酸オクテニル、リン酸デセニル及びリン酸ドデセニル等]等が挙げられる。なお、「(メタ)アクリロイロキシ」は、アクリロイロキシ又はメタクリロイロキシを意味する。
(メタ)アクリロイロキシアルキル(炭素数2〜4)ホスホン酸[(メタ)アクリロイロキシエチルホスホン酸等]及びアルケニル(炭素数2〜12)ホスホン酸[ビニルホスホン酸、アリルホスホン酸及びオクテニルホスホン酸等]等が挙げられる。
炭素数2〜20のアルケン(エチレン、プロピレン、ブテン、イソブチレン、ペンテン、ヘプテン、ジイソブチレン、オクテン、ドデセン及びオクタデセン等)及び炭素数4〜12のアルカジエン(ブタジエン、イソプレン、1,4−ペンタジエン、1,6−ヘプタジエン及び1,7−オクタジエン等)等が挙げられる。
シクロヘキセン、(ジ)シクロペンタジエン、ピネン、リモネン、ビニルシクロヘキセン及びエチリデンビシクロヘプテン等が挙げられる。
スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、2,4−ジメチルスチレン、4−エチルスチレン、4−イソプロピルスチレン、4−ブチルスチレン、4−フェニルスチレン、4−シクロヘキシルスチレン、4−ベンジルスチレン、4−クロチルベンゼン、インデン及び2−ビニルナフタレン等が挙げられる。
炭素数2〜12の飽和脂肪酸のビニルエステル(酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル及びオクタン酸ビニル等)、炭素数1〜12のアルキル、アリール又はアルコキシアルキルビニルエーテル(メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、プロピルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエーテル、フェニルビニルエーテル、ビニル−2−メトキシエチルエーテル及びビニル−2−ブトキシエチルエーテル等)及び炭素数1〜8のアルキル又はアリールビニルケトン(メチルビニルケトン、エチルビニルケトン及びフェニルビニルケトン等)等が挙げられる。
グリシジル(メタ)アクリレート及びグリシジル(メタ)アリルエーテル等が挙げられる。
塩化ビニル、臭化ビニル、塩化ビニリデン、塩化(メタ)アリル及びハロゲン化スチレン(ジクロロスチレン等)等が挙げられる。
不飽和ポリカルボン酸のアルキル、シクロアルキル又はアラルキルエステル[不飽和ジカルボン酸(マレイン酸、フマール酸及びイタコン酸等)の炭素数1〜8のアルキルジエステル(ジメチルマレエート、ジメチルフマレート、ジエチルマレエート及びジオクチルマレエート)]等が挙げられる。
(A)を構成する(Q)の割合は、実効温度域でのHTHS粘度及び潤滑油組成物の低温粘度の観点から、(A)の重量に基づいて、好ましくは0.01〜1重量%であり、更に好ましくは0.05〜0.7重量%、特に好ましくは0.1〜0.5重量%である。
(A)を構成する(b)の割合は、実効温度域でのHTHS粘度及び潤滑油組成物の低温粘度の観点から、(A)の重量に基づいて、好ましくは0.1〜50重量%であり、更に好ましくは10〜50重量%、特に好ましくは20〜40重量%である。
(A)を構成する(c)の割合は、実効温度域でのHTHS粘度及び潤滑油組成物の低温粘度の観点から、(A)の重量に基づいて、好ましくは0.1〜60重量%であり、更に好ましくは5〜35重量%、特に好ましくは10〜30重量%である。
(A)を構成する(d)の割合は、実効温度域でのHTHS粘度及び潤滑油組成物の低温粘度の観点から、(A)の重量に基づいて、好ましくは0.1〜40重量%であり、更に好ましくは1〜35重量%、特に好ましくは2〜30重量%である。
(A)を構成する(e)〜(g)の割合は、実効温度域でのHTHS粘度及び潤滑油組成物の低温粘度の観点から、(A)の重量に基づいて、好ましくは0〜15重量%であり、更に好ましくは1〜12重量%、特に好ましくは2〜10重量%である。
(A)を構成する(h)〜(n)の割合は、実効温度域でのHTHS粘度及び潤滑油組成物の低温粘度の観点から、(A)の重量に基づいて、好ましくは0〜10重量%であり、更に好ましくは1〜7重量%、特に好ましくは2〜5重量%である。
なお、(A)の結晶化温度は、示差走査熱量計「UNIX(登録商標)DSC7」(PERKIN−ELMER社製)を使用し、(A)5mgを試料とし、10℃/分の等温速度で100℃から−70℃まで冷却したときに観測される結晶化温度である。
溶剤としては、トルエン、キシレン、炭素数9〜10のアルキルベンゼン、メチルエチルケトン及び鉱物油等が挙げられる。
重合触媒としては、ラジカル重合開始剤(z)に加えて、アゾ系触媒(2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)及び2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)等)、過酸化物系触媒(ベンゾイルパーオキサイド、クミルパーオキサイド及びラウリルパーオキサイド等)及びレドックス系触媒(ベンゾイルパーオキサイドと3級アミンの混合物等)を使用することもできる。必要により、公知の連鎖移動剤(炭素数2〜20のアルキルメルカプタン等)を使用することもできる。
(A)が共重合体である場合の重合形態としては、ランダム付加重合体又は交互共重合体のいずれでもよく、また、グラフト共重合体又はブロック共重合体のいずれでもよい。
(B)としては、(A)以外のアルキル(メタ)アクリル酸エステル(共)重合体であれば特に限定しないが、炭素数1〜18の直鎖アルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステル(共)重合体等が挙げられる。
(B)の具体例としては、メタクリル酸n−オクタデシル/メタクリル酸n−ドデシル(モル比10〜30/90〜70)共重合体、メタクリル酸n−テトラデシル/メタクリル酸n−ドデシル(モル比10〜30/90〜70)共重合体、メタクリル酸n−ヘキサデシル/メタクリル酸n−ドデシル/メタクリル酸メチル(モル比20〜40/55〜75/0〜10)共重合体及びアクリル酸n−ドデシル/メタクリル酸n−ドデシル(モル比10〜40/90〜60)共重合体等が挙げられ、これらは単独でも2種以上を併用してもよい。
基油の粘度指数(JIS−K2283で測定したもの)は、実効温度域でのHTHS粘度の観点から好ましくは110以上である。
潤滑油組成物がエンジン油として使用される場合には、100℃の動粘度が4〜10mm2/sの基油に、(A)を2〜10重量%含有しているものが好ましい。
潤滑油組成物がギヤ油として使用される場合には、100℃の動粘度が2〜10mm2/sの基油に、(A)を3〜30重量%含有しているものが好ましい。
潤滑油組成物が自動変速機油(ATF及びbelt−CVTF等)として使用される場合には、100℃の動粘度が2〜6mm2/sの基油に、(A)を3〜25重量%含有しているものが好ましい。
潤滑油組成物がトラクション油として使用される場合には、100℃の動粘度が1〜5mm2/sの基油に、(A)を0.5〜10重量%含有しているものが好ましい。
(1)清浄剤:
塩基性、過塩基性又は中性の金属塩[スルフォネート(石油スルフォネート、アルキルベンゼンスルフォネート及びアルキルナフタレンスルフォネート等)の過塩基性又はアルカリ土類金属塩等]、サリシレート類、フェネート類、ナフテネート類、カーボネート類、フォスフォネート類及びこれらの混合物;
(2)分散剤:
コハク酸イミド類(ビス−又はモノ−ポリブテニルコハク酸イミド類)、マンニッヒ縮合物及びボレート類等;
(3)酸化防止剤:
ヒンダードフェノール類及び芳香族2級アミン類等;
(4)油性向上剤:
長鎖脂肪酸及びそれらのエステル(オレイン酸及びオレイン酸エステル等)、長鎖アミン及びそれらのアミド(オレイルアミン及びオレイルアミド等)等;
(5)摩擦摩耗調整剤:
モリブデン系及び亜鉛系化合物(モリブデンジチオフォスフェート、モリブデンジチオカーバメート及びジンクジアルキルジチオフォスフェート等)等;
(6)極圧剤:
硫黄系化合物(モノ又はジスルフィド、スルフォキシド及び硫黄フォスファイド化合物)、フォスファイド化合物及び塩素系化合物(塩素化パラフィン等)等;
(7)消泡剤:
シリコン油、金属石けん、脂肪酸エステル及びフォスフェート化合物等;
(8)抗乳化剤:
4級アンモニウム塩(テトラアルキルアンモニウム塩等)、硫酸化油及びフォスフェート(ポリオキシエチレン含有非イオン性界面活性剤のフォスフェート等)等;
(9)腐食防止剤:
窒素原子含有化合物(ベンゾトリアゾール及び1,3,4−チオジアゾリル−2,5−ビスジアルキルジチオカーバメート等)等。
温度調節装置、バキューム撹拌翼、窒素流入口及び流出口を備えた反応容器に、末端不飽和基含有ポリブテン(商品名;「日油ポリブテン10N」、日油(株)製、Mn;1,000]280重量部、テトラヒドロフラン−ボロン・テトラヒドロフラン1mol/L溶液[和光純薬(株)製]400重量部、テトラヒドロフラン400重量部を投入し、25℃で4時間ヒドロホウ素化を行った。次いで水50重量部、3N−NaOH水溶液50容量部、30重量%過酸化水素50容量部を投入して酸化した。分液ロートにて上澄み液を回収し、50℃に昇温後、同温度で減圧下(0.027〜0.040MPa)テトラヒドロフランを2時間かけて除去し、片末端水酸基含有重合体(Y2−1)を得た。
温度調節装置及び撹拌機を備えたSUS製耐圧反応容器に、末端不飽和基含有ポリブテン(商品名;「日油ポリブテン200N」、日油(株)製、Mn:2,650]530重量部及び無水マレイン酸[和光純薬(株)製]25重量部を投入し、撹拌下220℃に昇温後、同温度で4時間エン反応を行った。次いで25℃まで冷却し、2−アミノエタノール20重量部を投入して、撹拌下130℃に昇温後、同温度で4時間イミド化反応を行った。120〜130℃で減圧下(0.027〜0.040MPa)未反応の無水マレイン酸及び2−アミノアルコールを2時間かけて除去し、片末端水酸基含有重合体(Y3−1)を得た。
温度調節装置及び撹拌機を備えたSUS製耐圧反応容器に、トリメチロールプロパン[和光純薬(株)製]10.0重量部、テトラヒドロフラン500重量部を入れ、40℃で3時間撹拌し均一化させた。5℃に冷却した後、トリエチルアミン[和光純薬(株)製]74.7重量部、4,4’−アゾビス(4−シアノペンタン酸)94.0重量部、ジシクロヘキシルカルボジイミド[和光純薬(株)製]160.3重量部、を入れ5℃で10時間反応させた。その後メタノール20重量部を加えて5℃で5時間反応させた。反応後析出している固体をろ過で除去し、続いてろ液を5℃、減圧下(0.027〜0.040MPa)でテトラヒドロフランとメタノールを4時間かけて除去した。溶媒を除去した反応物にジエチルエーテル200重量部を加え、均一化した後、有機層を0.2N塩酸水溶液で2回、水で5回洗浄、分液して未反応の4,4’−アゾビス(4−シアノペンタン酸)とトリエチルアミンを除去した。5℃、減圧下(0.027〜0.040MPa)でジエチルエーテルを2時間かけて除去し(z−3)を得た。得られた(z−3)のMnは963であった。
撹拌装置、加熱冷却装置、温度計及び窒素導入管を備えた反応容器に、基油A(SP値:8.3(cal/cm3)1/2、100℃の動粘度:4.2mm2/s、粘度指数:128)400重量部、表2に記載の単量体配合物100重量部、開始剤(z)を表2記載の重量部を投入し、窒素置換(気相酸素濃度100ppm)を行った後、密閉下、撹拌しながら100℃に昇温し、同温度で4時間重合反応を行った。120〜130℃に昇温後、同温度で減圧下(0.027〜0.040MPa)未反応の単量体を2時間かけて除去し、共重合体(A1)〜(A10)、(H1)〜(H2)を含有する粘度指数向上剤(R1)〜(R10)、(S1)〜(S2)を得た。得られた共重合体(A1)〜(A10)、(H1)〜(H2)のSP値を上記の方法で計算し、Mw及び結晶化温度を上記の方法で測定した。また、共重合体の基油溶解性を以下の方法で評価した。結果を表2に示す。
粘度指数向上剤(R1)〜(R10)、(S1)〜(S2)の外観を目視で観察し、以下の評価基準で基油溶解性を評価した。
[評価基準]
○:外観が均一であり、共重合体の不溶解物がない
×:外観が不均一であり、共重合体の不溶解物が認められる
(Y1−1):水素化ポリブタジエンの片末端水酸基含有重合体(商品名;Krasol HLBH−5000M、CrayValley製、1,2−ブチレン比率;65モル%、水酸基価;10.4mgKOH/g、Mn:5,000、SP値:8.3)
(Y2−1):製造例1に記載のポリブテンの片末端水酸基含有重合体
(Y3−1):製造例2に記載のポリブテンの片末端水酸基含有重合体
(a−1):メタクリル酸n−テトラデシル
(a−2):メタクリル酸n−ヘキサデシル
(a−3):メタクリル酸n−オクタデシル
(b−1):メタクリル酸メチル
(b−2):メタクリル酸n−ブチル
(c−1):メタクリル酸2−n−デシルテトラデシル
(c−2):メタクリル酸2−n−オクタドデシル
(d−1):(Y1−1)のメタクリル酸エステル化物
(d−2):(Y2−1)のメタクリル酸エステル化物
(d−3):(Y3−1)のメタクリル酸エステル化物
(e−1):N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート
(f−1):ヒドロキシエチルメタクリレート
(g−1):メタクリロイロキシエチルホスフェート
(z−1):2,2−ジ[4,4−ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキシル]プロパン
(z−2):α,α’−ビス(t−ブチルパーオキシ)ジイソプロピル
(z−3):4,4’−アゾビス(4−シアノペンタン酸)とトリメチロールプロパンの縮合物
(z’−1):2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)
撹拌装置を備えたステンレス製容器に、基油A(SP値:8.3(cal/cm3)1/2、100℃の動粘度:4.2mm2/s、粘度指数:128)を投入し、得られる潤滑油組成物の150℃のHTHS粘度が2.60±0.05(mm2/s)になるように、それぞれ粘度指数向上剤(R1)〜(R10)、(S1)〜(S2)を添加し、潤滑油組成物(V1)〜(V10)、(W1)〜(W2)を得た。
潤滑油組成物(V1)〜(V10)、(W1)〜(W2)の粘度指数、剪断安定性、HTHS粘度(100℃)、低温粘度(−40℃)を以下の方法で測定した。結果を表3に示す。
ASTM D 6278の方法で測定し、ASTM D 6022の方法で計算した。
ASTM D 5481の方法により、100℃で測定した。
ASTM D 4684の方法で−40℃での粘度及び降伏応力を測定した。ここで降伏応力35Pa以下であることが、降伏応力無きことを示す。
Claims (13)
- 炭素数8〜40の直鎖アルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステル(a)を必須構成単量体とする(共)重合体(A)を含有する粘度指数向上剤であって、(A)が下記の一般式(1)で表されるラジカル重合開始剤(z)から1価の遊離基(L)をすべて除いた多価遊離基(Q)を有する(共)重合体である粘度指数向上剤。
Q(−L)n (1)
[Qはラジカル重合開始剤(z)から1価の遊離基(L)をすべて除いた多価遊離基;Lは1価の遊離基;nは2以上の整数] - (A)が、(A)の構成単量体として更に炭素数1〜4の直鎖アルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステル(b)を含有してなる共重合体である請求項1に記載の粘度指数向上剤。
- (A)が、更に単量体(c)及び単量体(d)を除く窒素原子含有単量体(e)、水酸基含有単量体(f)並びにリン原子含有単量体(f)からなる群から選ばれる一種以上を構成単量体とする共重合体である請求項1〜4のいずれかに記載の粘度指数向上剤。
- (A)が、構成単量体として(A)の重量に基づいて(a)を5〜90重量%、(b)
を0.1〜50重量%、(c)を0.1〜60重量%、及び(d)を0.1〜40重量%、並びに(A)の重量に基づいて(Q)を0.01〜1重量%含有する共重合体である請求項1〜5のいずれかに記載の粘度指数向上剤。 - (A)の重量平均分子量が5,000〜2,000,000である請求項1〜6のいずれかに記載の粘度指数向上剤。
- 更に、(A)以外の(共)重合体(B)を、(A)の重量に基づいて0.01〜30重量%含有してなる請求項1〜7のいずれかに記載の粘度指数向上剤。
- 前記一般式(1)において、nが3以上の整数である請求項1〜8のいずれかに記載の粘度指数向上剤。
- 請求項1〜9のいずれかに記載の粘度指数向上剤及び基油を含有してなる潤滑油組成物。
- さらに清浄剤、分散剤、酸化防止剤、油性向上剤、摩擦摩耗調整剤、極圧剤、消泡剤、抗乳化剤及び腐食防止剤からなる群から選ばれる少なくとも1種の添加剤を含有してなる請求項10記載の潤滑油組成物。
- 基油の100℃の動粘度が1〜15mm2/sであり、かつ基油の粘度指数が110以上である請求項10又は11に記載の潤滑油組成物。
- 請求項10〜12のいずれかに記載の潤滑油組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014255841A JP6147720B2 (ja) | 2013-12-18 | 2014-12-18 | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013261521 | 2013-12-18 | ||
JP2013261521 | 2013-12-18 | ||
JP2014255841A JP6147720B2 (ja) | 2013-12-18 | 2014-12-18 | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015134913A true JP2015134913A (ja) | 2015-07-27 |
JP6147720B2 JP6147720B2 (ja) | 2017-06-14 |
Family
ID=53766958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014255841A Active JP6147720B2 (ja) | 2013-12-18 | 2014-12-18 | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6147720B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017122721A1 (ja) * | 2016-01-12 | 2017-07-20 | Jxエネルギー株式会社 | 潤滑油組成物 |
WO2017122707A1 (ja) * | 2016-01-12 | 2017-07-20 | 株式会社クラレ | (メタ)アクリレート系重合体 |
JP2019156953A (ja) * | 2018-03-12 | 2019-09-19 | Emgルブリカンツ合同会社 | 潤滑油基油組成物 |
JP2020147613A (ja) * | 2019-03-11 | 2020-09-17 | エボニック オペレーションズ ゲーエムベーハー | 新規の粘度指数向上剤 |
EP3839017A1 (en) | 2019-12-16 | 2021-06-23 | Infineum International Limited | High viscosity index comb polymer viscosity modifiers and methods of modifying lubricant viscosity using same |
CN113201085A (zh) * | 2016-06-15 | 2021-08-03 | 住友化学株式会社 | 聚合物、成型体、发泡体、树脂组合物及聚合物的制造方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002012883A (ja) * | 2000-04-28 | 2002-01-15 | Sanyo Chem Ind Ltd | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 |
WO2007116759A1 (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-18 | Sanyo Chemical Industries, Ltd. | 粘度指数向上剤および潤滑油組成物 |
JP2012520359A (ja) * | 2009-03-10 | 2012-09-06 | エボニック ローマックス アディティヴス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 抗疲労添加剤としてのコームポリマーの使用 |
JP2013544328A (ja) * | 2010-10-29 | 2013-12-12 | エボニック オイル アディティヴス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 改良された特性を有するディーゼル発動機 |
JP2015013960A (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-22 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | ポリ(メタ)アクリレート系粘度指数向上剤、並びに該粘度指数向上剤を含有する潤滑油添加剤及び潤滑油組成物 |
-
2014
- 2014-12-18 JP JP2014255841A patent/JP6147720B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002012883A (ja) * | 2000-04-28 | 2002-01-15 | Sanyo Chem Ind Ltd | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 |
WO2007116759A1 (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-18 | Sanyo Chemical Industries, Ltd. | 粘度指数向上剤および潤滑油組成物 |
JP2012520359A (ja) * | 2009-03-10 | 2012-09-06 | エボニック ローマックス アディティヴス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 抗疲労添加剤としてのコームポリマーの使用 |
JP2013544328A (ja) * | 2010-10-29 | 2013-12-12 | エボニック オイル アディティヴス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 改良された特性を有するディーゼル発動機 |
JP2015013960A (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-22 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | ポリ(メタ)アクリレート系粘度指数向上剤、並びに該粘度指数向上剤を含有する潤滑油添加剤及び潤滑油組成物 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017122721A1 (ja) * | 2016-01-12 | 2017-07-20 | Jxエネルギー株式会社 | 潤滑油組成物 |
WO2017122707A1 (ja) * | 2016-01-12 | 2017-07-20 | 株式会社クラレ | (メタ)アクリレート系重合体 |
US10759888B2 (en) | 2016-01-12 | 2020-09-01 | Kuraray Co., Ltd. | (Meth) acrylate polymers |
CN113201085A (zh) * | 2016-06-15 | 2021-08-03 | 住友化学株式会社 | 聚合物、成型体、发泡体、树脂组合物及聚合物的制造方法 |
US11773266B2 (en) | 2016-06-15 | 2023-10-03 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Polymer, molded body, foam, resin composition, and production method for polymer |
JP2019156953A (ja) * | 2018-03-12 | 2019-09-19 | Emgルブリカンツ合同会社 | 潤滑油基油組成物 |
JP7266367B2 (ja) | 2018-03-12 | 2023-04-28 | エクソンモービル・テクノロジー・アンド・エンジニアリング・カンパニー | 潤滑油基油組成物 |
JP2020147613A (ja) * | 2019-03-11 | 2020-09-17 | エボニック オペレーションズ ゲーエムベーハー | 新規の粘度指数向上剤 |
EP3839017A1 (en) | 2019-12-16 | 2021-06-23 | Infineum International Limited | High viscosity index comb polymer viscosity modifiers and methods of modifying lubricant viscosity using same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6147720B2 (ja) | 2017-06-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6060311B2 (ja) | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 | |
JP6147720B2 (ja) | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 | |
JP5878199B2 (ja) | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 | |
JP7046916B2 (ja) | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 | |
JP5907893B2 (ja) | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 | |
JP6703453B2 (ja) | 粘度指数向上剤組成物及び潤滑油組成物 | |
JP2017110196A (ja) | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 | |
JP5826022B2 (ja) | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 | |
JP2016169368A (ja) | 潤滑油組成物 | |
JP5926761B2 (ja) | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 | |
JP5878057B2 (ja) | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 | |
JP6748593B2 (ja) | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 | |
JP5902230B2 (ja) | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 | |
JP6104610B2 (ja) | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 | |
JP5797543B2 (ja) | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 | |
JP5913455B2 (ja) | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 | |
JP5913431B2 (ja) | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 | |
JP2013147608A (ja) | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 | |
JP2015183123A (ja) | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 | |
JP5944247B2 (ja) | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 | |
JP5755469B2 (ja) | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 | |
JP2017171882A (ja) | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 | |
JP2015127403A (ja) | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 | |
JP5755470B2 (ja) | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 | |
JP2012188585A (ja) | 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151202 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161013 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161025 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170321 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170419 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170516 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170517 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6147720 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |