JP2015133841A - モータ及びモータユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】モータ内部に空気の流出入が生じるのを防止する。【解決手段】ハウジング33と、ハウジング33を貫通し貫通方向に移動するように構成されたロッド4とを備える溶接ガン3に用いられるモータ2であって、ハウジング33に隣接して配置されたモータフレーム11と、ネジ軸30に連結され、モータフレーム11に回転自在に支持されたシャフト15と、モータフレーム11に形成され、溶接ガンユニット9の外部とハウジング33の内部とを連通する空気孔35と、を有する。【選択図】図2

Description

開示の実施形態は、モータ及びモータユニットに関する。
特許文献1には、モータ軸を中空にして該中空部にネジ軸を貫通させ、ネジ軸の片側をモータ軸に固定すると共に、ネジ軸の他側にネジ軸を螺設し、加圧軸に形成したボールナットをネジ軸に噛み合わせた電動溶接機におけるモータ一体型駆動ユニットが記載されている。
特開2000−107865号公報
上記従来技術の駆動ユニットでは、加圧軸の移動によりハウジング内の圧力が変動する。その結果、軸受を介してモータ内部に空気の流出入が生じ、動作不良を生じる可能性があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、内部に空気の流出入が生じるのを防止できるモータ及びモータユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一の観点によれば、ハウジングと、前記ハウジングを貫通し貫通方向に移動するように構成された貫通部材と、を備える装置に用いられるモータであって、前記ハウジングに隣接して配置されたモータフレームと、前記貫通部材に連結され、前記モータフレームに回転自在に支持されたシャフトと、前記モータフレームに形成され、前記装置の外部と前記ハウジングの内部とを連通する空気孔と、を有するモータが適用される。
また、本発明の別の観点によれば、モータ及び当該モータで駆動される装置を備えたモータユニットであって、モータフレームと、前記モータフレームに回転自在に支持されたシャフトと、前記モータフレームに隣接して配置されたハウジングと、前記シャフトに連結され、前記ハウジングを貫通して配置され、前記シャフトの回転により貫通方向に移動するように構成された貫通部材と、前記ハウジングに形成され、前記ハウジングの外部と内部とを連通する空気孔と、を有するモータユニットが適用される。
本発明によれば、モータの内部に空気の流出入が生じるのを防止できる。
実施形態に係るモータを備えた溶接機の概略構成を表す模式図である。 溶接ガンユニットの内部構造を表す断面図である。 負荷側軸受の負荷側にオイルシールが設置される変形例における溶接ガンユニットの内部構造を表す断面図である。 空気孔にモータの冷却機能を持たせる変形例における溶接ガンユニットの内部構造を表す断面図である。 溶接ガンのハウジングに空気孔を設ける変形例における溶接ガンユニットの内部構造を表す断面図である。
以下、一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、モータを溶接ガンに適用した場合を一例として説明する。
<溶接機>
図1を用いて、実施形態に係るモータ2を備えた溶接機1の概略構成を説明する。図1に示すように、溶接機1は、アーム7と、溶接ガンユニット9と、固定側電極6とを有する。アーム7は、例えば略C型形状であり、溶接ガンユニット9及び固定側電極6等を支持する。溶接ガンユニット9は、アーム7の一方端に取り付けられ、固定側電極6は、アーム7の他方端に取り付けられている。なお、図1では、アーム7の一方端が溶接ガン3に固定された場合を図示しているが、モータ2に固定されてもよい。
溶接ガンユニット9(モータユニット)は、モータ2と、溶接ガン3(装置)とを有する。溶接ガン3のロッド4は、モータ2により軸方向に往復移動される。ロッド4の先端には、移動側電極5が取り付けられている。溶接機1は、コントローラ8によるモータ2の駆動制御により、移動側電極5を固定側電極6に向けて移動させ、移動側電極5と固定側電6との間で図示しないワークを挟み込んで加圧する。そして、溶接機1は、移動側電極5と固定側電極6との間に大電流を通電して、ワークの2部材が重なった被溶接部を溶融し溶接する。
<モータ>
次に、図2を用いて、溶接ガンユニット9のモータ2の構成を説明する。図2に示すように、モータ2は、モータ部10と、ブレーキ部20と、エンコーダ部26とを有する。
(モータ部)
モータ部10は、モータフレーム11と、固定子12と、回転子13と、シャフト15とを備える。モータフレーム11は、溶接ガン3のハウジング33に隣接して配置される。モータフレーム11は、負荷側(軸方向一方側)の端部に位置する負荷側ブラケット16aと、反負荷側(軸方向他方側)の端部に位置する反負荷側ブラケット16bとを、一体的に備える。なお、モータフレーム11とブラケット16a,16bとを別体としてもよい。
モータフレーム11は、負荷側の端部に径方向外側に突出したフランジ部11aを有する。図示は省略するが、フランジ部11aには周方向複数箇所にボルト孔が設けられており、当該ボルト孔に挿通された複数のボルトにより、フランジ部11aと溶接ガン3のハウジング33とが連結される。フランジ部11aには、空気孔35が設けられている。この空気孔35は、一端がフランジ部11aの径方向外周側の表面に開口し、他端がハウジング33内に位置するモータフレーム11の負荷側の表面に開口しており、溶接ガンユニット9の外部とハウジング33の内部とを連通する。
フランジ部11aの径方向外周側の開口35aには、エアフィルタ36が設置されている。エアフィルタ36は、溶接ガン3のロッド4が負荷側に向けて移動することにより外部の空気が空気孔35に吸入される際に、空気中に含まれる塵埃等の異物を捕捉する。本実施形態では、空気孔35をフランジ部11aの1箇所にのみ設けた場合を一例として説明するが、フランジ部11aの複数箇所に設けてもよい。なお、例えば清浄な空気環境下で使用される場合等には、エアフィルタ36を設けなくともよい。
固定子12は、固定子鉄心12aと、固定子巻線12bとを備え、モータフレーム11の内周側に設置される。回転子13は、シャフト15の外周面に固定された永久磁石13aを備え、固定子12の内周側に所定の空隙を空けて配置される。
シャフト15は、負荷側ブラケット16aに設けられた負荷側軸受17aと、反負荷側ブラケット16bに設けられた反負荷側軸受17bとにより、モータフレーム11に回転自在に支持されている。シャフト15は、溶接ガン3のネジ軸30を介してロッド4に連結される。本実施形態では、シャフト15を中空シャフトとし、ロッド4をシャフト15の内部に引き込み可能な構造とすることで、溶接ガンユニット9の軸方向寸法の小型化を図っている。但し、シャフト15は中空シャフトに限定されるものではなく、中実シャフトとしてもよい。シャフト15の反負荷側の端部は、ブレーキ部20の内部を貫通してエンコーダ部26の内部に挿入されている。
(ブレーキ部)
ブレーキ部20は、モータ部10の反負荷側に連結されており、モータ部10とエンコーダ部26の間に配置される。ブレーキ部20は、ブレーキフレーム20aと、ブレーキ21とを備える。
ブレーキ21は、ブレーキフレーム20aの内部に収納されており、シャフト15の制動を行う。具体的には、ブレーキ21は、トルク伝達部材22と、ブレーキディスク23と、サイドプレート24と、アーマチュア25と、図示しない励磁コイル及びばね等を備える。トルク伝達部材22は、シャフト15の外周部に固定されており、ブレーキディスク23は、トルク伝達部材22に対し軸方向に移動可能かつ周方向に回転不可能に係合される。サイドプレート24は、ブレーキディスク23の負荷側に配置されており、アーマチュア25は、ブレーキディスク23の反負荷側に配置されている。
本実施形態では、ブレーキ21は無励磁作動型のブレーキとして構成される。つまり、励磁コイルが通電されていない状態(無励磁状態)では、アーマチュア25がばねで押圧されて負荷側に移動することで、ブレーキディス23がアーマチュア25とサイドプレート24によって挟まれ、シャフト15の制動が行われる。一方、励磁コイルが通電された状態(励磁状態)では、アーマチュア25が励磁コイルの磁気吸引力により反負荷側に移動してブレーキディスク23が解放され、シャフト15の制動が解除される。なお、ブレーキ21は無励磁作動型に限定されるものではなく、励磁作動型としてもよい。
(エンコーダ部)
エンコーダ部26は、ブレーキ部20の反負荷側に連結されている。エンコーダ部26は、エンコーダカバー26aと、エンコーダ27(位置検出器)とを有する。
エンコーダ27は、エンコーダカバー26aの内部に収納されている。エンコーダ27は、ディスク28と、光学センサ29と、図示しない処理基板とを備える。ディスク28は、シャフト15に固定され、負荷側の面に図示しない複数の反射スリットが形成されている。光学センサ29は、ディスク28のスリットアレイに対向配置され、図示しない発光部及び受光部を有する。光学センサ29は、発光部からシャフト15の回転により回転するディスク28の反射スリットに光を照射し、反射光を受光部で受光して電気信号に変換する。処理基板は、光学センサ29からの電気信号を処理してシャフト15の回転位置を表す位置データを生成する。生成された位置データは、エンコーダ部26からコントローラ8に出力され、コントローラ8によるモータ2のフィードバック制御に使用される。
なお、エンコーダ27は反射型のエンコーダに限定されるものではなく、ディスク27を挟んで発光部と受光部とが対向配置された透過型のエンコーダであってもよい。
<溶接ガン>
次に、溶接ガンユニット9の溶接ガン3の構成について説明する。図2に示すように、溶接ガン3は、モータ2の負荷側に連結される。溶接ガン3は、ネジ軸30と、ロッド4と、移動側電極5と、ハウジング33とを有する。
ネジ軸30は、外周面にネジ部30aが形成され、反負荷側の端部に頭部30bを備えている。ネジ軸30は、シャフト15の中空穴15aに反負荷側から挿入され、頭部30bがシャフト15の反負荷側の端部に当接した状態で、シャフト15に固定されている。ネジ軸30は、シャフト15の回転と共に回転する。
ロッド4は、ハウジング33を貫通し、軸方向(貫通方向)に移動するように構成される。具体的には、ロッド4は、反負荷側が開口した装着穴4aを備え、装着穴4aの内周面に図示しないネジ部が設けられている。ロッド4は、装着穴4aのネジ部をネジ軸30のネジ部30aに螺合させて、ネジ軸30に装着される。ロッド4の負荷側は、ハウジング33を貫通して外部に露出している。移動側電極5は、ハウジング33から露出されたロッド4の先端に取り付けられている。ロッド4は、ネジ軸30の回転により軸方向に往復移動し、これにより移動側電極5が固定側電極6に対し進退移動する。なお、ロッド4及び移動側電極5が負荷側に移動した状態を図2に想像線で示す(後述の図3乃至図5も同様)。
ハウジング33は、反負荷側に位置する大径部33aと、負荷側に位置する小径部33bとを一体的に備える。大径部33aは、モータフレーム11の負荷側の端部、すなわちフランジ部11aに取り付けられている。ハウジング33は、ロッド4の一部を収納しており、ロッド4の負荷側端部はハウジング33の小径部33bから外部に露出している。小径部33bの負荷側端部の内周面には、ロッド4を軸方向に摺動自在に支持するブッシュ34が設けられている。
<実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態のモータ2は、溶接ガン3に用いられる。この溶接ガン3では、ロッド4がハウジング33を貫通しており、モータ2の駆動によりロッド4が軸方向に移動される。このロッド4の移動によりハウジング33内の圧力が変動すると、図2中矢印X1に示すように、軸受17a,17bを介してモータ2内部に空気の流出入が生じ、例えば軸受17a,17bのグリースが押し出されて潤滑不良が生じる等、モータ2が動作不良を生じる可能性がある。
本実施形態では、モータフレーム11に、溶接ガンユニット9の外部とハウジング33の内部とを連通する空気孔35が形成されている。この空気孔35内を空気が流通することにより、ロッド4が移動した際にハウジング33内に圧力変動が生じるのを防止できる。その結果、モータ2内部に空気の流出入が生じるのを防止できるので、動作不良が生じるのを防止できる。また、モータフレーム11内を空気が流出入することで、モータ2を冷却できる効果もある。
また本実施形態では、空気孔35が溶接ガン3側でなくモータ2側(モータフレーム11)に形成される。これにより、既存の溶接ガンユニット9に本実施形態を適用する場合に、溶接ガンユニット9全体でなくモータ2のみ交換することで上記効果を得ることが可能となり、コストを低減することができる。
また、本実施形態では特に、モータフレーム11が径方向外側に突出したフランジ部11aを有しており、空気孔35は当該フランジ部11aに形成される。これにより、空気孔35のハウジング33内部側の開口を形成するスペースを確保することが可能となり、空気孔35のエア抜き機能を確保できる。
また、本実施形態では特に、空気孔35の外部側の開口35aにエアフィルタ36が設置される。これにより、ロッド4が負荷側に向けて移動することにより外部の空気が空気孔35に吸入される際に、空気中に含まれる塵埃等の異物がハウジング33内部に流入するのを防止できる。
また、本実施形態では特に、モータ部10の反負荷側にエンコーダ部26が配置される。この場合、ハウジング33内の圧力変動により軸受17a,17bを介してモータ2の内部に空気の流出入が生じると、図2中矢印X2に示すように、温度上昇によりミスト化して飛散した軸受17a,17bのグリースがモータ部10からエンコーダ部26内に流れ込み、位置検出の精度が低下して動作不良を生じる可能性がある。本実施形態では、空気孔35によりモータ2内部に空気の流出入が生じるのを防止できるので、グリースのエンコーダ部26内への流れ込みを防止できる。したがって、上記位置検出精度の低下による動作不良を防止できる。
また、本実施形態では特に、モータ部10とエンコーダ部26との間にブレーキ部20が配置される。この場合、ハウジング33内の圧力変動によりモータ2内部に空気の流出入が生じると、図2中矢印X2に示すように、ブレーキ部20内で発生した摩耗粉がエンコーダ部26内に流れ込み、位置検出の精度が低下して動作不良を生じる可能性がある。本実施形態では、空気孔35によりモータ2内部に空気の流出入が生じるのを防止できるので、摩耗粉のエンコーダ部26内への流れ込みを防止できる。したがって、上記位置検出精度の低下による動作不良を防止できる。
<変形例>
なお、開示の実施形態は、上記に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を説明する。
(1)負荷側軸受の負荷側にオイルシールを設置する場合
本変形例の一例を図3に示す。図3において、図2と同一の部材については同一の符号を付してその説明を省略又は簡略化する。
本変形例では、図3に示すように、モータフレーム11の負荷側ブラケット16aの負荷側端部に、略円環状の取り付け部材38が設けられる。この取り付け部材38の内周側にオイルシール37が取り付けられることにより、オイルシール37が負荷側軸受17a(軸受)の負荷側に設置される。オイルシール37の内周側は、シャフト15の外周面と摺動可能に接触する。
本変形例では、空気孔35によりハウジング33内の圧力変動を防止することに加えて、取り付け部材38及びオイルシール37によりモータ2の内部とハウジング33の内部とを連通する隙間を閉塞することができるので、モータ2内部に空気の流出入が生じるのを防止する効果をさらに高めることができる。
(2)空気孔にモータの冷却機能を持たせる場合
上記実施形態では、空気孔35をモータフレーム11のフランジ部11aに設けたが、空気孔35をモータ2の冷却手段を兼ねるように設けてもよい。本変形例の一例を図4に示す。図4において、図2等と同一の部材については同一の符号を付してその説明を省略又は簡略化する。
本変形例では、図4に示すように、空気孔45は、一端が固定子12の反負荷側端部の近傍位置においてモータフレーム11の外周側の表面に開口し、他端がハウジング33内に位置するモータフレーム11の負荷側の表面に開口している。つまり、空気孔45は、その少なくとも一部がモータフレーム11における固定子12が設置された部分に位置にするように、言い換えれば空気孔45が固定子12の外周側を通過するように、モータフレーム11に形成される。空気孔45の外部側の開口45aにエアフィルタ36が設置される点は、前述の実施形態と同様である。
本変形例によれば、空気孔45を流通する空気により、発熱源である固定子12からモータフレーム11に伝導される熱を効率的に放熱することが可能となり、モータ2の冷却効果をさらに高めることができる。
なお、上記では空気孔45をモータフレーム11の1箇所にのみ設けた場合を一例として説明したが、冷却性能を向上するために複数の空気孔45をモータフレーム11の周方向複数箇所に設けてもよい。
(3)溶接ガンのハウジングに空気孔を設ける場合
上記実施形態では、空気孔35をモータ2側(モータフレーム11)に形成したが、溶接ガン3側に形成しても、ハウジング33内の圧力変動を防止することが可能である。本変形例の一例を図5に示す。図5において、図2等と同一の部材については同一の符号を付してその説明を省略又は簡略化する。
本変形例においては、図5に示すように、溶接ガンユニット9の外部とハウジング33の内部とを連通する空気孔46が、ハウジング33の小径部33bに形成されている。なお、空気孔46はハウジング33の大径部33aに形成されてもよい。本変形例においても、ロッド4の移動によりハウジング33内に圧力変動が生じるのを防止できる。
(4)その他
以上では、モータを用いる装置が溶接ガンである場合を一例として説明したが、装置はこれに限定されるものではない。すなわち、モータを用いる装置は、ハウジングと、ハウジングを貫通し貫通方向に移動するように構成された貫通部材とを備え、貫通部材の移動によりハウジング内に圧力変動が生じうる装置であればよく、上述の実施形態等に係るモータは溶接ガン以外の装置に対しても適用可能である。
また、空気孔35は、モータフレーム11とハウジング33の両方に設けてもよい。また、空気孔35の一部はモータフレーム11内に形成され、他の一部はハウジング33内に形成されるといったように、モータフレーム11とハウジング33とに跨るように設けてもよい。
また以上では、モータ2がブレーキ部20及びエンコーダ部26を有する場合を一例として説明したが、これらの一方又は両方を有しない構成としてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、上記実施形態や各変形例は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
2 モータ
3 溶接ガン(装置)
4 ロッド(貫通部材)
5 移動側電極(電極)
9 溶接ガンユニット(モータユニット)
11 モータフレーム
11a フランジ部
12 固定子
15 シャフト
17a 負荷側軸受(軸受)
21 ブレーキ
27 エンコーダ(位置検出器)
30 ネジ軸
33 ハウジング
35 空気孔
35a 開口
36 エアフィルタ
37 オイルシール
45 空気孔

Claims (9)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングを貫通し貫通方向に移動するように構成された貫通部材と、を備える装置に用いられるモータであって、
    前記ハウジングに隣接して配置されたモータフレームと、
    前記貫通部材に連結され、前記モータフレームに回転自在に支持されたシャフトと、
    前記モータフレームに形成され、前記装置の外部と前記ハウジングの内部とを連通する空気孔と、を有する
    ことを特徴とするモータ。
  2. 前記モータフレームは、
    径方向外側に突出したフランジ部を有し、
    前記空気孔は、
    前記フランジ部に形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 前記空気孔の外部側の開口に設置されたエアフィルタをさらに有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のモータ。
  4. 前記モータフレームの軸方向一方側の端部に設置され、前記シャフトを回転自在に支持する軸受と、
    前記軸受の前記軸方向一方側に設置されたオイルシールと、をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のモータ。
  5. 前記モータフレームの内周側に設置された固定子をさらに有し、
    前記空気孔は、
    少なくとも一部が、前記モータフレームにおける前記固定子が設置された部分に形成される
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のモータ。
  6. 前記モータフレームの前記軸方向他方側に配置された位置検出器をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のモータ。
  7. 前記モータフレームと前記位置検出器との間に配置され、前記シャフトの制動を行うように構成されたブレーキをさらに有する
    ことを特徴とする請求項6に記載のモータ。
  8. 前記装置は、
    ネジ軸と、
    先端に電極を備え、前記ネジ軸の回転により軸方向に移動するように構成された、前記貫通部材としてのロッドと、
    少なくとも前記ロッドの一部を収納するように構成された前記ハウジングと、を有する溶接ガンであり、
    前記シャフトは、
    前記ネジ軸に連結され、
    前記空気孔は、
    前記溶接ガンの外部と前記ハウジングの内部とを連通する
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のモータ。
  9. モータ及び当該モータで駆動される装置を備えたモータユニットであって、
    モータフレームと、
    前記モータフレームに回転自在に支持されたシャフトと、
    前記モータフレームに隣接して配置されたハウジングと、
    前記シャフトに連結され、前記ハウジングを貫通して配置され、前記シャフトの回転により貫通方向に移動するように構成された貫通部材と、
    前記ハウジングに形成され、前記ハウジングの外部と内部とを連通する空気孔と、
    を有することを特徴とするモータユニット。
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