JP2015132563A - 計量システム、計量装置、プリンタ及びそのプログラム - Google Patents

計量システム、計量装置、プリンタ及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のプリンタの内の一つが突然故障した場合においてもプリント処理の続行が可能な計量システムを提供する。【解決手段】商品を計量し該計量結果を基にプリントデータを生成する計量装置と複数のプリンタとを通信接続してなる計量システムにおいて、計量装置に、プリンタの固有の識別情報を宛先にしてプリントデータを送信するプリントデータ送信手段を備え、上記の複数のプリンタに、それぞれ、自機プリンタの識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、自機プリンタの識別情報を変更する識別情報変更手段と、上記識別情報記憶手段の自機の識別情報を上記変更に基づいて他機の識別情報に書き換える識別情報書換え手段と、受信したプリントデータの宛先が上記識別情報記憶手段に記憶されている識別情報と一致する場合にプリントデータをプリント処理するプリント処理手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、計量システム、計量装置、プリンタ及びそのプログラムに関する。
従来、商品の重量に基づいて商品の価格を算出する装置として計量装置が使用されている。計量装置は、秤皿に置かれた商品の重量を計量し、その計量データに基づいて商品の価格を算出するものである。こうして得られた価格情報は、商品情報と共にラベルプリンタに出力し、商品ラベルとして商品に貼り付けて、商品情報と価格情報をラベルで管理できるようにしている。
計量装置の中には2台のラベルプリンタと接続し、用途に応じてラベル幅の異なる2台のラベルプリンタを使い分けているものもある。この種の計量装置のユーザは、ラベルプリンタが故障すると、発売元に修理を依頼し、その間、予め購入しておいた代替機を使って商品情報等をラベルに打ち出す対応が求められる。ユーザは、2台のラベルプリンタの内のどちらが故障しても直ぐに対応できるように、予め2台のプリンタのそれぞれの代替機を購入して非常時に備えた。
本発明が解決しようとする課題は、複数のプリンタの内の一つが故障した場合においてもプリント処理の続行が可能な計量システム、計量装置、プリンタ及びそのプログラムを提供することである。
実施形態の計量システムは、商品を計量することにより得られた計量結果を基にプリントデータを生成する計量装置と複数のプリンタとを通信接続させてなる計量システムであって、上記計量装置は、上記複数のプリンタが個別に有する識別情報の内の何れか一つの識別情報を宛先として指定してプリントデータを送信するプリントデータ送信手段を有し、上記複数のプリンタは、それぞれ、自機のプリンタまたは上記複数のプリンタの内の他機のプリンタの何れか一つの識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、自機の識別情報を変更する識別情報変更手段と、上記識別情報記憶手段に記憶されている自機の識別情報を上記変更に基づいて上記他機の識別情報に書き換える識別情報書換え手段と、受信したプリントデータの宛先が上記識別情報記憶手段に記憶されている識別情報と一致する場合に上記プリントデータをプリント処理するプリント処理手段と、を有する。
実施形態に係る計量システムの全体構成図である。 実施形態に係る計量装置のハードウエア構成図である。 実施形態に係るプリンタのハードウエア構成図である。 DIPSWの配線図である。 プリンタの起動動作時のフローチャートである。 プリンタが故障した場合におけるシステム全体の動作フローである。 LEDの配線図である。
図1は、実施の形態に係る計量システムの全体構成図である。
図1に示すように計量システム1は、計量装置10と、計量装置10との通信が可能な2台のプリンタ20、21とで構成される。
計量装置10は、制御部100、表示部101、入力部102、重量検出部103、及び通信部104を備える。各部100〜104はバスラインBL1を介して電気的に接続されている。
表示部101は、液晶ディスプレイなどの表示画面を備え、商品の計量結果や商品情報などを示すプリント情報を上記表示画面に表示する。
入力部102は、キーボードなどの入力装置を備え、該入力装置から入力された商品情報等のキー入力情報を受付ける。
重量検出部103は、商品を載せるための秤皿を備え、該秤皿に置かれた商品を計量する。
通信部104は、プリンタ20(およびプリンタ21)との通信確立やデータ転送などの通信処理を行う。
制御部100は、所定動作を実行する各種プログラムや商品情報等のデータをメモリに記憶し、各種の演算処理を実行すると共に、バスラインBL1を介して各部101〜104を制御する。
制御部100は上記所定のプログラムを実行し、各部101〜104を制御するなどして以下の二つの手段(識別情報取得手段およびプリントデータ送信手段)を構成する。
すなわち、計量装置10の通信相手であるプリンタ20及びプリンタ21のそれぞれの固有の識別情報をプリンタ20及びプリンタ21からそれぞれ取得する識別情報取得手段と、重量検出部103で計量した商品の各種情報をプリントするプリンタ20またはプリンタ21に向けて、上記識別情報取得手段で取得した上記識別情報を宛先としてプリントデータを送信するプリントデータ送信手段とである。
なお、上記識別情報取得手段を設けずに構成することもできる。この場合、上記識別情報を予め制御部100に記憶させておく。上記プリントデータ送信手段は、制御部100が記憶する上記識別情報を宛先にしてプリントデータを送信するように構成することができる。
本実施の形態の計量システム1は、上記識別情報取得手段を組み込んだ構成のものとして開示する。
次に、プリンタ20及びプリンタ21について説明する。
ただし、プリンタ20及びプリンタ21については構成や機能が同様であり、説明が重複するので、以下ではプリンタ20のみについて説明するものとする。なお、このとき、プリンタ21の構成及び機能は、プリンタ20の各部の符号上二桁目を「1」に変更して読み替えて(つまり符号「200」の場合は符号「210」と読み替えて)、また識別情報を示す「X」と「Y」を入れ替えて解釈されたい。
さて、プリンタ20は、制御部200、変更部201、及び通信部202を備えている。これらの各部はバスラインBL2を介して電気的に接続されている。
変更部201は、ユーザの直接操作により機械的に切換えることができる機械式スイッチを備えている。この機械式スイッチをユーザが操作することにより、プリンタ20のもつ識別情報(ここでは識別情報Xとする)をプリンタ21の識別情報(ここでは識別情報Yとする)に変更する。
通信部202は、計量装置10との通信確立やプリントデータ受信処理などの通信処理を行う。
制御部200は、所定動作を実行する各種プログラムや各種データをメモリに記憶し、各種の演算処理を実行すると共に、バスラインBL2を介して各部201、202を制御して、受信したプリントデータを不図示のプリント処理部から出力する。
また、プリンタ20は自機のもつ識別情報X(プリンタ21の場合は識別情報Y)を内蔵の記憶手段(つまり識別情報記憶手段)で記憶する。当該記憶手段は、不揮発性のメモリの一つで、電気的な書き換えや消去が可能で、オンボード状態でも制御部200の制御により書き換えや消去が自由に行われるものを使用する。上記記憶手段の一例としてはフラッシュROM(Read Only Memory)がある。
制御部200は上記所定のプログラムを実行すると、各部201、202を制御するなどして以下の手段(識別情報書換え手段およびプリント処理手段)を構成する。
すなわち、識別情報Xから識別情報Yへの変更部201でのユーザ操作に基づく、制御部200の上記記憶手段に記憶されている識別情報Xを、もう片方のプリンタ21の識別情報Yに書き換える識別情報書換え手段を構成する。また、受信したプリントデータの宛先を参照し、この宛先が制御部200の上記記憶手段に記憶されている識別情報と一致する場合に上記プリントデータをプリント処理するプリント処理手段を構成する。
計量装置10の通信部104はプリンタ20とプリンタ21のそれぞれの通信部202、212と通信ケーブルL1、L2で接続されている。
本実施の形態の計量システム1は、以上のように構成することにより、次のような作用効果がある。
つまり、計量装置10は識別情報取得手段を備えているので、通信ケーブルL1、L2を介してプリンタ20及びプリンタ21のそれぞれの固有の識別情報(識別情報X及び識別情報Y)を取得することができる。これにより、計量装置10側に必要なプリンタの識別情報(当初の識別情報)の登録を簡単に済ませることが可能となる。
計量装置10は、更に、プリントデータ送信手段を備えているので、上記識別情報取得手段で取得した識別情報を宛先として利用して、プリント出力先にプリントデータを送信することができるようになる。計量装置10は、識別情報取得手段を設けない構成においても、プリンタ20及びプリンタ21の各識別情報を予め登録しておくことにより、プリントデータ送信手段が当該識別情報を宛先として利用して、プリント出力先にプリントデータを送信することができるようになる。
一方、プリンタ20(またはプリンタ21)は、識別情報書換え手段があることにより、ユーザが変更部201を操作してプリンタの当初識別情報(プリンタ20は識別情報X、プリンタ21は識別情報Y)を他方のプリンタの当初識別情報に書き換えることが可能になる。
プリンタ20(またはプリンタ21)は、更に、プリント処理手段を備えているので、受信したプリントデータが自機宛のものであるかどうかをプリントデータの宛先にある識別情報と自機の識別情報記憶手段の識別情報とにより判定できるようになる。つまり、プリンタ20の(プリンタ21も同様に)識別情報記憶手段に記憶されている識別情報と一致する宛先のプリントデータをプリント処理すればよいことになる。
具体的に例を述べると、計量装置10からの宛先がプリンタ20(つまり宛先が識別情報X)のプリントデータをプリンタ20で受信した場合に、プリンタ20はそれまでに自機の変更部201から変更が行われていなければ上記宛先が自機の識別情報記憶手段に記憶されている識別情報Xと一致するため当該プリントデータを自機でプリント処理する。プリンタ20が故障などにより自機宛のプリントデータをプリント処理できない場合は、ユーザがプリンタ21の変更部211から識別情報を変更できる(つまりこの場合自機の識別情報Yから故障中のプリンタ20の識別情報Xへの変更できる)ため、当該変更が行われ、プリンタ21の識別情報記憶手段に記憶されている当初の識別情報Yがプリンタ21の当初識別情報Xに書き換えられることになる。すると、その後、計量装置10からの宛先がプリンタ20(つまり宛先が識別情報X)のプリントデータをプリンタ21が受信すると、当該宛先は識別情報記憶手段の書き換えられた識別情報Xに一致するため、プリンタ21がプリンタ20宛てのプリントデータをプリント処理することになる。
つまり、プリンタ20またはプリンタ21の一方がプリント処理できなくなった場合でも、プリント処理できる正常なプリンタにおいてユーザが変更部を操作することにより、故障したプリンタにおけるプリント処理を正常なプリンタに代替させることが可能になる。
従って、プリンタの代替機を予め用意しておく必要がなくなり、引き続き、ラベルプリント処理を続けながら、故障したプリンタの修理を発売元に修理することができる。
なお、プリンタ20およびプリンタ21の他に同様の構成の別の1台のプリンタを代替機として用意しても良い。この場合、この代替機には識別情報書換え手段があるので、ユーザは変更部(プリンタ20の変更部201に相当するもの)を操作し、プリンタの識別情報をプリンタ20の識別情報Xまたはプリンタ21の識別情報Yに書き換えることが可能になる。
代替機のプリンタは、更に、プリント処理手段(プリンタ20のプリント処理手段に相当するもの)を備えているので、受信したプリントデータが自機宛のものであるかどうかをプリントデータの宛先にある識別情報と自機の識別情報記憶手段(プリンタ20の識別情報記憶手段)の識別情報とにより判定できるようになる。
具体的に例を述べると、プリンタ20が故障などにより自機宛のプリントデータをプリント処理できなくなった場合、ユーザは代替機のプリンタの変更部から識別情報を変更する(つまりこの場合故障中のプリンタ20の識別情報Xへ変更する)。すると、代替機のプリンタにおいて、識別情報記憶手段に記憶されている識別情報がプリンタ20の識別情報Xに書き換えられることになる。故障したプリンタ20を代替機のプリンタに取り替えて計量装置10に接続すれば、その後は、計量装置10からの宛先がプリンタ20(つまり宛先が識別情報X)のプリントデータを代替機のプリンタが受信し、宛先が識別情報記憶手段の書き換えられた識別情報Xに一致するため、代替機のプリンタがプリンタ20宛てのプリントデータをプリント処理することになる。プリンタ21が故障した場合も同様に識別情報記憶手段の識別情報をプリンタ21の識別情報Yに変更することでプリンタ21の代替機としての利用が可能になる。
つまり、プリンタ20またはプリンタ21の一方がプリント処理できなくなった場合に、代替機のプリンタの識別情報を変更することにより故障した側のプリンタ20またはプリンタ21の何れのプリンタの代替機として当該1台のプリンタを利用できる。
従って、この場合、プリンタの代替機として1台だけ用意しておけばよく、引き続き、2台のプリンタによるラベルプリント処理を続行できる。
(実施例1)
図2から図5は、上記計量システム1における計量装置10とプリンタ20及びプリンタ21との通信をUSB(Universal Serial Bus)通信で実施した場合の実施例である。
図2は、計量装置10aの内部のハードウエア構成を説明するためのブロック図である。
同図に示すように、計量装置10aは、CPU(Central Processing Unit)101aに、バスラインBL1aを介して、ROM102a、RAM(Random Access Memory)103a、HDD104a、入力部105a、表示部106a、重量検出部107a、USBI/F108aなどが接続されており、さらに、それら各構成要素部101a〜108aに対して動作に必要な電力を供給するための電源供給部109aなどが実装されている。
ここで、CPU101aは、ROM102aに格納されたプログラムを順次実行し、RAM103aに展開したデータを参照しながら、計量装置10aの全体を制御する。
ROM102aは、各種プログラムやそれら各種プログラムの処理で用いられる各種データなどのファイルを記憶する。
RAM103aは、作業中のデータを一時記憶する。
HDD104aは、商品マスタDA1と、ユーザ管理テーブルDA2、及び画面情報マスタDA3などを格納している。
商品マスタDA1は、「ユーザID」、「品番コード」、「商品名」、「単価」、「数量/内容量」、及び「登録日時」などの項目で構成される多数の商品レコード情報からなる。
ユーザ管理テーブルDA2は、「ユーザID」と「用紙種類」などの項目で構成される、ユーザ毎に異なる用紙種類レコード情報群である。
上記用紙種類レコード情報において「用紙種類」とは、プリンタ20a及びプリンタ21aのそれぞれに予め指定されている印刷用紙の種類を示す情報とする。例えば、用紙種類が“Aタイプ”の場合に計量装置10aはプリンタ20aを選択し、用紙種類が“Bタイプ”の場合にプリンタ21aを選択するものとする。このときのプリンタ20aまたはプリンタ21aの指定は、プリンタ20a及びプリンタ21aのそれぞれに固有に与えられている情報(つまりプリンタ20aは識別情報X、プリンタ21aは識別情報Y)をROM102aなどに出荷時に予め登録しておくことによりなされる。あるいは、後述するようにプリンタ20aを通信ケーブルで接続した際に識別情報Xを受信し、プリンタ21aを通信ケーブルで接続した際に識別情報Yを受信し、この情報を登録することによりなされる。
以下では、プリンタ20a及びプリンタ21aのそれぞれのUSB機器ID情報を通信により事前取得し、上記識別情報Xおよび識別情報Yとして当該USB機器ID情報をROM102aに登録して利用するものとする。
画面情報マスタDA3は、ユーザ管理テーブルDA2の画面レイアウトの画像を保持する。
入力部105aは、不図示のキーボードと、そのキーボードからのキー操作の入力信号を処理する、これまた不図示のキーボードコントローラとを備える。
表示部106aは、不図示の表示画面と、その表示画面における各種情報の表示処理を行う、これまた不図示の表示コントローラとを備える。
重量検出部107aは、ロードセルユニット1070aを備える。ロードセルユニット1070aは不図示のI/Oインタフェースを介してバスラインBL1aに接続されている。このロードセルユニット1070aは、ロードセル等によって構成され、不図示の秤皿に載置された商品の重量を計量して計量値データを出力する構造のものである。このようなロードセルユニット1070aからの出力はアナログ出力であり、このアナログ出力はI/OインタフェースのA/D変換部でデジタルデータに変換される。なお、CPU101aは、I/Oにインタフェースに入力されたロードセルユニット1070aからの出力データに基づいて、秤皿に載置された品物の重量を演算により求め、HDD104aに格納された各種データを参照して当該商品の価格を含むプリント情報と出力先のプリンタを決定する。
USBI/F108aは、外部の2つのUSB機器(つまりプリンタ20a及びプリンタ21a)と通信を確立し、該2つのUSB機器へプリントデータを送信する。
USBI/F108aは、USBコントローラ1080aと2つのUSBソケット(ソケット1081a、ソケット1082a)を備える。該USBソケットのそれぞれには外部のUSB機器(プリンタ20a及びプリンタ21a)と通信接続するためのUSBケーブル109−1a、109−2aが接続されている。
USBコントローラ1080aは、ターゲットである外部の2つのUSB機器と通信確立する。CPU101aからプリントデータの送信指示を受け付けると、CPUから指定されたプリント先に対応するUSB機器ID情報とプリント情報とをパケットに格納してなるプリントデータを作成し、そして、接続されているすべてのUSB機器(ここでは2つのUSB機器)にブロードキャストなどでプリントデータを送信する。
図3は、プリンタ20aの内部のハードウエア構成を説明するためのブロック図である。ただし、プリンタ20及びプリンタ21については構成や機能が同様であり、説明が重複するので、以下ではプリンタ20のみについて説明するものとする。なお、このとき、プリンタ21の構成及び機能は、プリンタ20の各部の符号上二桁目を「1」に変更して読み替えて(つまり符号「200a」の場合は符号「210a」と読み替えて)解釈されたい。
同図に示すように、プリンタ20aは、CPU(Central Processing Unit)200aに、バスラインBL2aを介して、フラッシュROM202a、SRAM(Static Random Access Memory)203a、EEPROM204a、I/O部205aが接続されており、更に、I/O部205aを介してプリント処理部206a、入力部207a、表示部208a、DIPSW(ディップスイッチ)209a、USBI/F20Aaが接続されている。さらに、それら各構成要素部200a〜20Aaに対して動作に必要な電力を供給するための電源供給部20Baなどが実装されている。
ここで、CPU200aは、EEPROM204aに格納されたプログラムを順次実行し、SRAM203aに展開したデータを参照しながら、当該プリンタ20aの全体を制御する。
フラッシュROM202aは、自機のUSB機器ID情報を記憶する。出荷時はフラッシュROM202aに対して自機のUSB機器ID情報(つまりUSBI/F20Aaに固有の識別情報)が記憶される。因みに、プリンタ21aに備えるフラッシュROM212aは、自機のUSB機器ID情報としてUSBI/F21Aaに固有の識別情報が記憶される。
SRAM203aは、作業中のデータを一時記憶する。
EEPROMは204aは各種プログラムやそれら各種プログラムの処理で用いられる各種データなどのファイルを記憶する。
I/O部205aは、複数の入力ポート及び複数の出力ポートを備え、I/O部205aに接続される各部206a〜20Aaへの入出力の切り替え制御や入出力のタイミンング調整などを行う。
入力部207aは不図示の入力キーと、その入力キーからの入力信号を処理する、これまた不図示のキーボードコントローラとを備える。
表示部208aは、不図示の表示画面と、その表示画面における各種情報の表示処理を行う、これまた不図示の表示コントローラとを備える。
プリント処理部206aは、不図示であるが、プラテンローラを回転駆動するためのステッピングモータと、これを駆動制御するためのモータドライバと、サーマルヘッドを制御するヘッドコントローラなどを備え、ライン型のラベルプリント処理を行う。
上記ラベルプリント処理では、外部機器から転送されたプリントデータをインタフェースを介して取り込み、このプリントデータを変換して画像メモリに展開する。CPU200aは、受信したプリントデータを変換したプリントデータから1ライン毎の素印刷データを当該プリント処理部206aに出力する。
DIPSW209aは、ユーザが手動でプリンタ20aの状態を設定したり、モードを指定したりするための機械式のスイッチの一つである。本例では、実施形態の中で先に示した識別情報変更手段の一つとしてDIPSW(ディップスイッチ)を採用する。
図4は、DIPSW209aの回路図である。同図のDIPSW209aは8つのスイッチにより構成されたものである。各スイッチSW0からSW7(SW3からSW7は不図示)は、特に図示しないが、スイッチが閉じてGND(グランド)に接続したときにIOポートにLレベルの信号が入力され、スイッチを開いたときにHレベルの信号が入力されるように配線されている。自機のプリンタ20aの起動時は、ファームウエアなどでこのHレベルまたはLレベルの信号を所定の出力ポートから読み取り、プリンタの状態検出をすることになる。本例では、識別情報更新手段としてスイッチSW1を使用し、SW1を閉じてLレベルの信号をIOポートに入力することで、識別情報を更新したことをCPU200aに通知する。
ここで図3の説明に戻る。
USBI/F20Aaは、ホストである計量装置10aとUSB通信を確立し、ホストから送信されたプリントデータを受信する。当該USBI/F20Aaは、1つのUSBソケット2101aを備えており、当該USBソケット2101aにホストに接続したUSBケーブル109−1aが接続されている。
電源供給部20Baは、商用電源などの外部電源(不図示)からの電力を、モータなどの各負荷部で必要な電力に変換して各負荷部に供給する。
続いてプリンタ20aにおける識別情報の更新処理について説明する。
なお、言うまでもないが、プリンタ21aにおいても以下の更新処理が同様に行われる。
本実施例1では、識別情報の更新プログラムを使用し、識別情報の更新処理を実施する。
図5は、上記更新プログラムの処理フロー図である。
この更新プログラムは、EEOROM204aに予め格納されているものである。当該更新プログラムは、プリンタ20aの電源を立ち上げることにより、CPU200aによって実行され、以下のように動作する。
先ず、CPU200aはDIPSW209aの状態(本例ではSW1の状態)を検出する(ステップ1)。ここでは、SW1からIO部205aへ入力される入力信号の状態を検出する。
次に、SW1の入力信号の状態がHレベルであるかLレベルであるかを比較し、Lレベルであれば識別情報の更新があったもの(YES)と判定する(ステップ2)。
ステップ2でYES判定であった場合、フラッシュROM202aに格納されている出荷時の情報(つまり自機のUSB機器ID情報)を他機のUSB機器情報(この場合はプリンタ21のUSB機器ID情報)に書き換え(ステップ3)、更新処理を終了する。なお、プリンタ21aで当該更新プログラムを実行した場合はプリンタ20aのUSB機器ID情報に書き換えて処理を終了する。
ステップ2において、NO判定の場合つまりSW1の入力信号がH状態であり識別情報の更新はないものと判定した場合、そのまま更新処理を終了する。
続いて、当該計量システム1の全体の動作について図2から図4を適宜参照しながら図6により説明する。
図6は、計量システム1全体の障害時の処理フローの例である。
同図は、計量装置10a、計量装置10a側のUSBI/F108a、プリンタ20a側のUSBI/F20Aa、及びプリンタ21a側のUSBI/F21Aa間の相互の処理を同図の下方向に時間軸をとって示したものである。同図の矢印は信号の方向を示している。
計量装置10aのUSBI/F108aとプリンタ20aのUSBI/F20AaとがUSBケーブル109−1aにより接続されると共に、計量装置10aのUSBI/F108aとプリンタ21a側のUSBI/F21Aaとが別のUSBケーブル109−2aにより接続されると、計量装置10a側のUSBI/F108aとプリンタ20a側のUSBI/F20Aa、及び計量装置10a側のUSBI/F108aとプリンタ21a側のUSBI/F21Aaとの間でUSB通信の確立処理が開始される。
このUSB通信の確立処理により、計量装置10a側のUSBI/F108aは、プリンタ20aが備えるフラッシュROM202aからプリンタ20aのUSB機器ID情報(同図のプリンタ20aの情報Xa)を、プリンタ21aが備えるフラッシュROM212aからプリンタ21aのUSB機器ID情報(同図のプリンタ21aの情報Ya)をそれぞれのUSBI/F20Aa及びUSBI/F21Aaを介して受信する。各USB機器ID情報は、「用紙種類」に関連付けしてHDD104aまたは書き込み可能なメモリに格納する。このようにして、プリントデータの出力先となるプリンタの識別情報を獲得し、初期登録設定(ステップ10からステップ11)を終了する。このとき、プリンタ20aのUSB機器にデバイスアドレス番号01が、プリンタ21aのUSB機器にデバイスアドレス番号02がこの順に自動的に付与される。
この後、計量装置10aの計量処理が開始され、商品のラベル出力処理が行われる。つまり計量装置10aの秤皿に商品が置かれ、計量装置10aの重量検出部107aが計算値データを出力し、以下の処理を行う。
先ず、計量装置10aは、計算値データに基づいて商品の重量を求め、物品価格を算出する(ステップ12)。HDD104aに格納された商品マスタDA1やユーザ管理テーブルDA2などを参照し、当該商品に該当するレコード情報から商品価格を含むプリント情報と、ユーザ管理テーブルDA2に登録された「用紙種類」項目のデータを抽出する。そして、「用紙種類」として「Aタイプ」が指定されていた場合は、初回登録した「プリンタ20aのUSB機器ID情報(図6においては情報Xa)」を出力先プリンタとして指定する(ステップ13)。なお、「用紙種類」に「Bタイプ」が指定されていた場合は、「プリンタ21aのUSB機器ID情報(図6においてはYa)」を出力先プリンタとして指定する。以下では、「Aタイプ」が指定されているものとして説明する。
続いて、プリント出力先をプリンタ20aとして、プリンタ20aのUSB機器ID情報(図6においては情報Xa)と上記プリント情報とを計量装置10a内のUSBI/F108aに出力し(S1)、ラベル出力処理を終了する。
USBI/F108aは、上記プリンタ20aのUSB機器ID情報(図6においては情報Xa)とプリント情報とをパケットに格納してなるプリントデータを作成し、そして、接続されているすべてのUSB機器(本例では2つのUSB機器)にブロードキャストで当該プリントデータを送信する(S2)。
プリンタ20aはUSBI/F20Aa、及びUSBケーブル109−1aを介してプリントデータを受信すると、プリントデータの宛先にフラッシュROM202aのUSB機器ID情報が指定されているかどうかをチェックする。本例では、自機のUSB機器ID情報(つまり情報Xa)が指定されているので、パケットに格納されているプリント情報を抽出し、ラベルプリント処理を実行する(ステップ14)。
一方、プリンタ21aもUSBI/F21Aa、及びUSBケーブル109−2aを介してプリントデータを受信するが、自機のフラッシュROM212aに記憶したUSB機器ID情報(つまり情報Ya)とプリントデータの宛先とが異なるため、データを廃棄する(ステップ15)。
特に図示しないが、この後も、プリンタ20a及びプリンタ21aは、プリントデータを受信すると、プリントデータの宛先に自機のUSB機器ID情報が指定されている場合にだけラベルプリント処理を実行し、そうでない場合はプリントデータを廃棄する。
このような運用の下、仮にプリンタ20aが故障し、プリンタ20aが自機宛のプリントデータのラベルプリント処理が実行できなくなったと仮定する。
この場合、ユーザは、正常動作する残りのプリンタ21aでプリンタ20a宛のプリントデータを処理させるために、プリンタ21aのDIPSW219aを操作する。具体的には、SW1を入れてGNDに短絡させる(ステップ16)。
そして、この新しい設定を有効化させるためにプリンタ21aを再起動させる(ステップ17)。
再起動後、プリンタ21aは、DIPSW219aのSW1のLレベルの状態を検出し、プリンタ21aの更新処理プログラムを実行する。
このプログラムの実行により、プリンタ21aのフラッシュROM212aに記憶されている情報が自機のUSB機器ID情報からプリンタ20aのUSB機器ID情報に書き換えられる(ステップ18)。
従って、これ以後、故障を起こしているプリンタ20aに向けてのラベル出力処理が計量装置10aにて行われ(S3)、プリントデータが送信されると(S4)、このプリントデータは次のように処理されることになる。
プリンタ20aが指定されたプリントデータは、ブロードキャストで送信されるため、プリンタ21aにおいても受信する。
プリンタ21aのUSBI/F21Aaは受信したプリントデータの宛先が自機宛かどうかをチェックする。この場合、宛先として自機のUSB機器ID情報ではなくプリンタ20aのUSB機器ID情報(情報Xa)が指定されているが、プリンタ21aのフラッシュROM212aはプリンタ20aのUSB機器ID情報(情報Xa)に書き換えられているため、宛先が一致するものと判定し、当該プリントデータを廃棄せずにラベルプリント処理する(ステップ19)。
この後も、プリンタ21aは、プリンタ20aを宛先とするプリントデータを受信すると、プリント情報を抽出してラベルプリント処理する。
なお、特に図示しないが、プリンタ21aにプリンタ21a向けのプリントデータを処理させる場合には、自機のDIPSW219aのSW1を開放して、プリンタ21aを再起動することで、更新を自機のCPUに通知し、フラッシュROM212aに記憶させたプリンタ20aのUSB機器ID情報(Xa)を元の自機のUSB機器ID情報(Ya)に自機のCPU210aに書き換えるようにさせればよい。
以上では、2台のプリンタの内の正常な側のプリンタを故障中のプリンタの代替機として利用する例を示した。
なお、2台のプリンタと同様の構成の、2台のプリンタとは別の1台のプリンタを代替機として利用しても良い。この場合、代替機のDIPSWは、図4のDIPSW209aでいうとSW1およびSW2をそれぞれプリンタ20aのUSB機器ID情報(Xa)とプリンタ21aのUSB機器ID情報(Ya)への変更のための切換えスイッチとして使用する。
SW2がOFFでSW1がONのとき代替機のフラッシュROM(プリンタ20aのフラッシュROM202aに相当するもの)の識別情報がUSB機器ID情報(Xa)に書き換えられ、SW2がONでSW1がOFFのとき代替機のフラッシュROMの識別情報がUSB機器ID情報(Ya)に書き換えられることになる。従って、プリンタ20aが故障した場合、ユーザは代替機のSW1をONにしSW2をOFFにして、プリンタ20aと交換することで、プリンタ20aの変わりにプリントデータを処理することができる。
プリンタ21aが故障した場合は、ユーザは代替機のSW1をOFFにしSW2をONにして、プリンタ21aと交換することで、プリンタ21aの変わりにプリントデータを処理することができる。
以上のように、本実施例1の計量システム1では、2台のプリンタの内の一方のプリンタが故障によりプリント処理できなくなった場合に、残りのプリンタにプリント処理を代替させることができるようになる。また、その操作は正常に動くプリンタのDIPSWを操作してそのプリンタを再起動するだけなので、装置に詳しくないユーザであっても簡単にプリンタを切り替えることができる。特にDIPSWを操作しやすい位置に設けることにより、ユーザの負担はより軽減する。
市場で運用されている計量システムにおいては、営業中に片方のプリンタが故障すると営業に支障が生じる。このため、どちらのプリンタが故障しても直ぐに対応できるように、それぞれの代替機として2台のプリンタを予め購入しておく必要がある。本実施の形態の計量システムでは、片方のプリンタが故障しても残りのプリンタを代替させれば、運用に支障が生じない。また、一時的に残りのプリンタに代替させておき、営業に支障が出ないタイミングで修理や交換などの対応がとれるようになる。
また、代替機を1台だけ用意することにより、2台のプリンタの内の片方のプリンタが故障した場合であっても、その代替機を故障した側のプリンタの設定に変更すれば、その代替機として利用することが可能になる。この場合、2台のプリンタを同時に使用できるので営業に支障がでない。
(実施例2)
続いて、プリンタがDIPSW209a及びDIPSW219aにより切換えられていることをユーザが一目で分かるように、プリンタ20a(及びプリンタ21a)に更にLED(Light Emitting Diode)を設けたプリンタの例を示す。
なお、基本的な構成は上述したプリンタ20a(及びプリンタ21a)と同様であるため、新たに設けた部分についてのみ図7により説明する。
図7は、LEDの配線図である。
同図のDIPSW209a(219aも同様)は、図4に示したものと同様の構成で、スイッチSWを8つ備えている。この内、SW1が識別情報更新手段である。
I/Oは、図3に説明したI/O部205aである。ただし、DIPSW209aからの入力ポート205a−2とLED300への出力のポート205a−1のみ示し、LED300に関係のないCPU200aへの通知用の配線などのその他の配線は全て省略している。また、DIPSW209aからI/O部205aへの配線においてVccとの接続線やVccからの電圧を印加するための回路もここではすべて省略している。
当該I/O部205aは、DIPSW209aからHレベルの信号が入力されると、LEDの出力ポート205a−1からは0Vの電圧が出力され、DIPSW209aからLレベルの信号が入力されると、LED300の出力ポート205a−1からはLED300の駆動電圧以上(ここでは5Vの電圧)が出力されるものを使用する。同図の抵抗301はLED300を流れる電流を制御するための制御抵抗である。
このような構成でDIPSW209aのSW1が閉じると、つまりプリンタ20aの切換えがなされると、LED300側の出力ポート205a−1に5Vの電圧が印加し、LED300が発光する。
なお、LED300の発光色は適宜決めれば良い。例えば、プリンタを切換えたことをユーザに報知するという意味でLED300を設ける場合は、赤色のLEDを設ける。
また、特に図示していないが、LED300を複数個設けてもよい。複数個のLEDを発光させることにより、ユーザはプリンタが切り替えられえいることをはっきりと認めることができる。
また、異なる発光色のLEDを組み合わせても良い。例えば、1つの発光色を赤にして、その色を用紙不足などの報知に使用し、他の発光色を青にしてその他の報知に使用し、これらのLEDを近接させて配置してDIPSWの操作時に共に発光させることにより、赤と青の混合した紫色をプリンタの切換えを報知する色としても良い。
以上のように、報知手段としてLEDを発光させることにより、操作者はDIPSWの状態をわざわざ確認しなくてもプリンタが切り替えられているかどうかを一目で知ることができるようになる。
なお、実施例2ではユーザへの報知手段としてLEDを採用したがこの限りではない。発光するものであればその他の形態をとっても実施できる。
以上では本実施の形態の計量システムの識別情報変更手段の最も好ましい形態の一つとしてDIPSW(ディップスイッチ)を採用したが、この限りではない。プリンタの自機のCPUにユーザから情報を伝達できる構成のものであれば良く、例えばトグルスイッチなどの機械式のスイッチであっても良い。
また、本実施の形態の計量システムで使用する更新プログラム等の各種プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Dijital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供し、プリンタ等のフラッシュROMなどに読み込ませて実行してもよい。
また、当該プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。
また、本実施の形態の計量システム、計量装置、プリンタ及びそのプログラムを、商品に関連する情報を印刷したラベルやレシートを発行するラベルプリンタに適用した例を示したが、これに限定されることなく用紙等の記録媒体に各種情報を印刷する装置であればいずれの装置に適用してもよい。
また、本実施の形態の計量システムにおいて2台のプリンタを接続した構成を示したが、これに限定されることなく、その応用として3台以上のプリンタを接続して実施しても良い。
また、本実施の形態の計量システムについていくつかの構成を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 計量システム
10 計量装置
20,21 プリンタ
100,200 制御部
101 表示部
102 入力部
103 重量検出部
104,202 通信部
201 変更部
BL1,BL2 バスライン
特開2009−29004号公報

Claims (6)

  1. 商品を計量することにより得られた計量結果を基にプリントデータを生成する計量装置と複数のプリンタとを通信接続させてなる計量システムであって、
    前記計量装置は、
    前記複数のプリンタが個別に有する識別情報の内の何れか一つの識別情報を宛先にしてプリントデータを送信するプリントデータ送信手段、
    を有し、
    前記複数のプリンタは、それぞれ、
    自機のプリンタまたは前記複数のプリンタの内の他機のプリンタの何れか一つの識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    前記自機の識別情報を変更する識別情報変更手段と、
    前記識別情報記憶手段の前記自機の識別情報を前記識別情報変更手段に基づいて前記他機の識別情報に書き換える識別情報書換え手段と、
    受信したプリントデータの宛先が前記識別情報記憶手段に記憶されている識別情報と一致する場合に前記プリントデータをプリント処理するプリント処理手段と、
    を有することを特徴とする計量システム。
  2. 商品を計量し該計量結果を基にプリントデータを生成する計量装置に通信接続可能なプリンタであって、
    自機のプリンタまたは他機のプリンタの内の何れか一つの識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    前記自機の識別情報を変更する識別情報変更手段と、
    前記識別情報記憶手段の前記自機の識別情報を前記識別情報変更手段に基づいて前記他機の識別情報に書き換える識別情報書換え手段と、
    受信したプリントデータの宛先が前記識別情報記憶手段に記憶されている識別情報と一致する場合に前記プリントデータをプリント処理するプリント処理手段と、
    を有することを特徴とするプリンタ。
  3. 更に、
    前記識別情報変更手段により前記自機の識別情報の変更があると発光する発光手段、
    を有することを特徴とする請求項2記載のプリンタ。
  4. 前記識別情報変更手段は、機械式スイッチである、
    ことを特徴とする請求項2記載のプリンタ。
  5. 商品を計量し該計量結果を基にプリントデータを生成する計量装置であって、
    複数のプリンタが個別にもつ識別情報の内の何れか一つの識別情報を宛先に指定してプリントデータを送信するプリントデータ送信手段、
    を有することを特徴とする計量装置。
  6. 商品を計量し該計量結果を基にプリントデータを生成する計量装置に通信接続可能なプリンタのコンピュータで実行可能なプログラムであって、
    DIPSWの状態を読み取る機能と、
    DIPSWが変更された場合に前記プリンタの記憶部に記憶されている前記プリンタの自機の識別情報を他機の識別情報に書き換える識別情報書換え機能と、
    受信したプリントデータの宛先が前記記憶部の識別情報と一致する場合に前記プリントデータをプリント処理するプリント処理機能と、
    をコンピュータで実現可能なプログラム。
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