JP2018142148A - 管理サーバ、管理システム、管理方法および管理プログラム - Google Patents

管理サーバ、管理システム、管理方法および管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】キッティングにおける情報処理装置と管理情報との対応付けを正確かつ容易に実現する。【解決手段】管理サーバは、記憶部と、取得部と、登録部と、設定部と、を備える。記憶部は、設置対象である複数の情報処理装置に割り当てる管理番号と設定とを記憶する。取得部は、複数の情報処理装置が接続されるネットワーク上で複数の情報処理装置各々を一意に特定するアドレス情報と、当該情報処理装置が配置される場所を一意に特定する場所情報と、をネットワークを介して取得する。登録部は、読取装置が読み取った、複数の情報処理装置各々の上に表示される管理番号と、場所情報と、を記憶部に登録する。設定部は、1の場所情報に対応付けて記憶部に記憶されるアドレス情報を宛先として、当該1の場所情報に対応づけて記憶部に記憶される管理番号に対応する設定を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、管理サーバ、管理システム、管理方法および管理プログラムに関する。
社員等が使用するパーソナルコンピュータ(PC)等の情報処理装置を、移転や新設などで会社や工場等に設置する際には、多数の情報処理装置が一度に会社や工場内に設置される。このとき、各情報処理装置はソフトウェアのインストールやネットワークへの接続を経て、使用可能な状態にされなければならない。かかる設定作業をキッティングという。
たとえば、複数のバリエーションを有する電子機器等を製造する場合に、個々の機器毎に設定内容や、格納するプログラムを変更する手法が知られている(特許文献1)。1つのシステムでは、電子機器を識別するための識別情報と、電子機器に設定すべき所定の固有情報(たとえばシリアル番号)とを関連付けて記憶する。そして、システムは、記憶された識別情報を媒体に印刷する。媒体は電子機器に貼付される。次にシステムは、貼付された媒体から識別情報を読み取り、読み取った識別情報に対応する固有情報を記憶部から検索し、電子機器に設定する。
またたとえば、基本ソフトの自動インストールを可能としたインストールシステムが知られている(特許文献2)。このシステムでは、出荷用パソコン本体の電源投入後、インストール用フロッピー(登録商標)ディスクをドライバに入れて起動させて、インストール起動プログラムを内蔵メモリにコピーする。そして、バーコード読み取り装置でパソコン本体の本体識別番号のバーコードを読み取り、識別番号情報をキーとして、インストールサーバから当該識別番号のインストール情報を読み込む。そして、当該システムは、インストール情報を基に、インストールサーバの記憶装置から対応のソフトウェア情報を読み、基本ソフトと環境設定のための情報を読み込んで、基本ソフトのインストール処理を実行する。
特開2001−134654号公報 特開平8−87460号公報
しかしながら、上記の技術ではたとえば、電子機器に媒体を貼付する際に、作業者が本来貼付すべきでない電子機器に媒体を誤って貼付してしまうことが考えられる。この場合、作業者がその後、電子機器に貼付された媒体から識別情報を読み取って処理を続行すると、本来予定していた設定内容と異なる設定内容が電子機器に設定されてしまう。また、大規模な工場や会社を対象とするキッティングの場合などは、作業対象の電子機器の数も膨大になり、貼付する媒体と電子機器との対応付けを間違うなど人為的なミスが発生する可能性がある。
1つの側面では、キッティングにおける情報処理装置と管理情報との対応付けを正確かつ容易に実現することができる管理サーバ、管理システム、管理方法および管理プログラムを提供することを目的とする。
第1の案では、管理サーバは、記憶部と、取得部と、登録部と、設定部と、を備える。
記憶部は、設置対象である複数の情報処理装置に割り当てる管理番号と設定とを記憶する。取得部は、複数の情報処理装置が接続されるネットワーク上で複数の情報処理装置各々を一意に特定するアドレス情報と、当該情報処理装置が配置される場所を一意に特定する場所情報と、をネットワークを介して取得する。登録部は、読取装置が読み取った、複数の情報処理装置各々の上に表示される管理番号と、場所情報と、を記憶部に登録する。設定部は、1の場所情報に対応付けて記憶部に記憶されるアドレス情報を宛先として、当該1の場所情報に対応付けて記憶部に記憶される管理番号に対応する設定を実行する。
本発明の1実施形態によれば、キッティングにおける情報処理装置と管理情報との対応付けを正確かつ容易に実現することができる。
図1は、第1の実施形態に係る管理システムの構成の一例を説明するための図である。 図2は、第1の実施形態に係る管理システムの記憶部に記憶されるマスタ情報の構成の一例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係る管理システムの記憶部に記憶される接続情報の構成の一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係る管理システムにおける処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図5は、第1の実施形態に係る管理システムにおける処理の一例を説明するための図である。 図6は、第1の実施形態に係る管理システムの構成例を説明するための図である。 図7は、実施形態に係る管理プログラムを実行するコンピュータの一例について説明するための図である。 図8は、従来のキッティングの手順の一例を説明するための図である。
以下に、本願の開示する管理サーバ、管理システム、管理方法および管理プログラムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(キッティングの流れの一例)
まず、実施形態に係る管理システムの詳細について説明する前に、前提として、一般的なキッティングの手法の一例を説明する。図8は、従来のキッティングの手順の一例を説明するための図である。
ここで、キッティングは実際に情報処理装置を使用する顧客の事業所等に情報処理装置を配置する前に実行される。キッティングは、たとえば、キッティング業者の作業場で実行される。キッティングでは、各情報処理装置に顧客が指定したプログラムや情報がインストールされるとともに、各情報処理装置に顧客の管理用の管理番号が付与される。管理番号はシール等の媒体に表示され、情報処理装置に貼付される。
まず、キッティングを行う業者に対して、顧客からキッティングに関する情報が提供される(図8の(1))。顧客はたとえば、配置する各情報処理装置に割り当てる管理番号や情報処理装置の配置先、配置先でのIPアドレス等の情報を提供する。情報はキッティング業者が管理する記憶装置に登録される(図8の(2))。次に、キッティング業者は、キッティング対象の情報処理装置を順に並べる(図8の(3))。情報処理装置各々には、製造業者によって製造番号が付与されている。製造番号は、情報処理装置が梱包されている箱の表面や、情報処理装置の背面等に表示される。キッティング業者は、並べた情報処理装置各々の製造番号をチェックして、記憶装置に登録する(図8の(4))。次に、キッティング業者は、顧客から取得した情報に基づき、各情報処理装置に必要なプログラムや情報等をクローニング等によりインストールする(図8の(5))。インストールが完了すると、次にキッティング業者は各情報処理装置に割り当てた管理番号を印字したシールを印刷する(図8の(6))。シールには、少なくとも情報処理装置に割り当てた管理番号が表示される。また、キッティング業者は、記憶装置に記憶された情報に基づき、各情報処理装置の製造番号と管理番号との対応表を印刷する(図8の(7))。そして、キッティング業者は対応表を目視で確認しつつ、情報処理装置一つ一つに管理番号が表示されたシールを貼付する(図8の(8))。そして、シールの貼付が完了すると、情報処理装置は顧客が指定した配置先に出荷される(図8の(9))。シールを貼付する際には、複数の作業員が、対応表と実際の情報処理装置に表示される製造番号と、シールに表示される管理番号、対応表に記載された製造番号と管理番号との対応付けなどを確認しつつ作業を行う。このように、キッティングを行う際には、作業員がシールの貼付を手で行い、情報処理装置と管理番号との対応付けに誤りがないか確認する。このため、キッティングの作業は煩雑になりやすくミスが発生する可能性がある。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る管理システム1の構成の一例を説明するための図である。図1に示すように、第1の実施形態に係る管理システム1は、管理サーバ2を備える。管理サーバ2は、ネットワーク3を介して複数の情報処理装置4a〜4jと接続される。なお、管理サーバ2と情報処理装置4a〜4jとは常時接続されるのではなく、キッティング作業を行う際に一時的に接続される。情報処理装置4a〜4jは、キッティング作業を行うためのサイト5に配置される。サイト5には、情報処理装置4a〜4jを配置するための複数の場所5a〜5jが設けられる。また、サイト5には、複数の場所5a〜5jをネットワーク3に接続するための中継装置6が配置される。
(管理サーバ2の構成の一例)
管理サーバ2は、第1の実施形態に係る管理方法を実行する情報処理装置である。管理サーバ2は、キッティングに関する処理を実行する。管理サーバ2は、記憶部20と、制御部30と、通信部40と、出力部50と、入力部60と、を備える。
記憶部20は、管理サーバ2における処理に用いられる情報および管理サーバ2における処理によって生成される情報を記憶する。記憶部20には、半導体メモリ素子等を採用できる。例えば、半導体メモリ素子としては、VRAM(Video Random Access Memory)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ(Flash Memory)などが挙げられる。なお、記憶部20は、管理サーバ2とは別体のデータベースとして構成してもよい。
記憶部20は、マスタ情報記憶部21と接続情報記憶部22とを有する。図2は、第1の実施形態に係る管理システム1の記憶部20に記憶されるマスタ情報の構成の一例を示す図である。
マスタ情報記憶部21は、情報処理装置4a〜4jのキッティングに関する情報を記憶する。たとえば、マスタ情報記憶部21は、情報処理装置4a〜4jに割り当てる管理番号を記憶する。管理番号は、情報処理装置4a〜4jを使用する顧客が情報処理装置4a〜4jの管理に使用する番号である。管理番号は、必ずしも数字を羅列した番号である必要はなく、情報処理装置4a〜4j各々を特定して管理に利用できる情報であればよい。マスタ情報記憶部21はまた、情報処理装置4a〜4j各々の設定情報を記憶する。設定情報とはたとえば、情報処理装置4a〜4jを顧客が使用する際に各情報処理装置に割り当てるIPアドレスを含む。また、設定情報はたとえば、情報処理装置4a〜4j各々にインストールされる顧客が指定したプログラムを含む。また、設定情報はたとえば、情報処理装置4a〜4jを配置先でネットワーク3に接続させるための情報や、顧客による操作に利用される情報を含む。マスタ情報記憶部21はまた、場所ID(Identifier)を記憶する。場所IDは、キッティングに使用する作業場所を識別するための場所情報である。情報処理装置4a〜4jのキッティングの際には、情報処理装置4a〜4jはそれぞれ異なる場所IDが付与された場所に配置される(サイト5に設けられる場所5a〜5j、詳細は後述)。場所IDは管理システム1の運用者が任意に割り当てた番号であってもよい。マスタ情報はさらに、情報処理装置4a〜4j各々に割り当てられたMACアドレスを含む。ここでMACアドレスは、情報処理装置4a〜4j各々を一意に特定することができる情報であってネットワーク3を介して管理サーバ2が取得することができる情報の一例である。MACアドレス以外に、情報処理装置4a〜4j各々を一意に特定することができる情報であってネットワーク3を介して管理サーバ2が取得することができる情報があれば、MACアドレスに代えて当該情報をマスタ情報記憶部21に記憶してもよい。
図2の(A)は、第1の実施形態に係る管理サーバ2がキッティングを行う際に最初にマスタ情報記憶部21に登録する情報を示す。図2の(A)に示すように、管理サーバ2は処理を開始するとまず、マスタ情報記憶部21に「管理番号」と「設定情報」とを登録する。管理番号および設定情報はたとえば、情報処理装置4a〜4jを使用する顧客が提供する情報に含まれる。顧客が提供する情報は、ネットワーク3を介して管理サーバ2の通信部40から入力されるものとしてもよい。また、顧客が提供する情報は、入力部60から入力されるものとしてもよい。
情報処理装置4a〜4j各々には、マスタ情報記憶部21に記憶されるそれぞれ異なる管理番号が表示されたシールが貼付される。このとき、どの情報処理装置にどの管理番号のシールを貼付してもよい。そして、情報処理装置4a〜4jは、予め場所IDが付された場所に配置される。管理サーバ2は、情報処理装置4a〜4jに貼付されたシールに表示される管理番号と当該情報処理装置4a〜4jが配置された場所に表示される場所IDと、を読み取る。読取は任意の読取装置で実現する。たとえば、OCR(Optical Character Recognition)やOMR(Optical Mark Reader)等の読取装置を使用する。読み取られた場所IDは、一緒に読み取られた管理番号に対応付けてマスタ情報記憶部21に記憶される。これによって、マスタ情報記憶部21に記憶される情報の構成は図2の(B)に示すようになる。すなわち、「管理番号」「設定情報」に対応付けて「場所ID」が記憶される。
さらに、管理サーバ2はネットワーク3を介して、情報処理装置4a〜4j各々からMACアドレスを取得する。管理サーバ2はまた、MACアドレスを取得する際にあわせて、情報処理装置4a〜4j各々に対応するポートのポート番号を取得する。管理サーバ2と情報処理装置4a〜4jとの間には、情報を送受信するためのスイッチ等の中継装置6が配置される。中継装置6は、管理サーバ2から情報処理装置4a〜4jへのアクセスがあった場合、情報処理装置4a〜4jが接続されるポートのポート番号を含むパケットを返信する。
管理サーバ2には予めポート番号と場所IDとの対応づけが記憶されている(図3の接続情報記憶部22、詳細は後述)。このため、管理サーバ2は記憶部20を参照してポート番号に対応する場所IDを特定する。こうして管理サーバ2は、情報処理装置4a〜4jへアクセスすることで情報処理装置4a〜4jが配置されている場所の場所IDを特定する。管理サーバ2は、特定した場所IDに対応付けて、取得したMACアドレスをマスタ情報記憶部21に記憶する。これによって、マスタ情報記憶部21に記憶される情報の構成は図2の(C)に示すようになる。すなわち、「管理番号」「設定情報」「場所ID」「MACアドレス」がマスタ情報記憶部21に記憶される。
図2の(C)の例では、「管理番号、PC001」、「設定情報、設定A」、「場所ID、BA001」、「MACアドレス、FF:FF:FF:FF:FF:13」が対応付けて記憶される。これは、管理番号「PC001」で管理される情報処理装置には「設定A」の設定をするよう顧客に指定されていることを示す。また、管理番号「PC001」と表示されるシールが貼付された情報処理装置は、場所ID「BA001」で特定される場所に配置されていることを示す。また、管理番号「PC001」のシールが貼付され、場所ID「BA001」で特定される場所に配置されている情報処理装置のMACアドレスは「FF:FF:FF:FF:FF:13」であることを示す。
図3は、第1の実施形態に係る管理システム1の記憶部20に記憶される接続情報の構成の一例を示す図である。
接続情報記憶部22は、情報処理装置4a〜4jが配置される各場所におけるネットワーク接続に関する情報を記憶する。接続情報記憶部22はたとえば、場所IDを記憶する。場所IDは、マスタ情報記憶部21に記憶される場所IDと同様である。また、接続情報記憶部22はたとえば、ポート番号を記憶する。ポート番号は、対応して記憶される場所IDにより特定される場所に配置される情報処理装置が接続されるポートの番号である。ポート番号は、場所5a〜5j各々に対応づけることができるため、場所を特定する場所情報の一つともいえる。以下、場所情報というときには、場所IDとポート番号とが含まれる。接続情報記憶部22はさらに、MACアドレスを記憶する。MACアドレスは、マスタ情報記憶部21に記憶されるMACアドレスと同様である。
第1の実施形態に係る管理サーバ2は、情報処理装置4a〜4jを配置する各場所の場所IDとポート番号とを取得する。管理サーバ2はたとえば、入力部60から入力される情報に基づき場所IDとポート番号とを取得してもよい。また、管理サーバ2はたとえば、通信部40およびネットワーク3を介して各場所にアクセスすることで、当該場所の場所IDとポート番号とを取得してもよい。また、管理サーバ2は、入力部60からの入力により場所IDとポート番号とを取得してもよい。これによって、接続情報記憶部22には、たとえば図3の(A)に示す情報が記憶される。図3の(A)にはたとえば、「場所ID、BA001」、「ポート番号、P001」が対応付けて記憶される。これは、情報処理装置4a〜4jが配置される場所の一つは、場所ID「BA001」で特定されることを示す。また、場所ID「BA001」で特定される場所に接続される情報処理装置はポート番号「P001」で特定されるポートを経由してネットワーク3に接続することを示す。この時点では、情報処理装置4a〜4jが各場所に配置、接続されていないため、MACアドレスは取得されてない。
次に、情報処理装置4a〜4jが各場所に配置され、ネットワーク3に接続された後、管理サーバ2はネットワーク3経由で情報処理装置4a〜4jにアクセスする。そして、管理サーバ2は、情報処理装置4a〜4jが接続される中継装置6を経由して情報処理装置4a〜4jのMACアドレスと、各々が接続されるポートのポート番号と、を取得する。そして、管理サーバ2は、ポート番号をキーとして、接続情報記憶部22の場所IDに対応付けて取得したMACアドレスを記憶する。
こうして、接続情報記憶部22に記憶される情報はたとえば、図3の(B)に示すようになる。図3の(B)では、「場所ID、BA001」、「ポート番号、P001」に加えて「MACアドレス、FF:FF:FF:FF:FF:13」が記憶される。これは、場所ID「BA001」で特定される場所には、MACアドレス「FF:FF:FF:FF:FF:13」で特定される情報処理装置が配置されることを示す。また、当該情報処理装置はポート番号「P001」で特定されるポートを経由してネットワーク3と接続することを示す。
制御部30は、管理サーバ2の動作および機能を制御する。制御部30にはたとえば、各種の集積回路や電子回路を採用できる。また、制御部30に含まれる機能部の一部を別の集積回路や電子回路とすることもできる。例えば、集積回路としては、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)が挙げられる。また、電子回路としては、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などが挙げられる。
制御部30は、登録部31、印刷部32、読取部33、場所情報取得部34および設定部35を有する。
登録部31は、マスタ情報記憶部21と接続情報記憶部22に情報を登録する。たとえば、登録部31は、顧客が提供するキッティングに関する情報を通信部40または入力部60を介して受信する。そして、登録部31は、情報に含まれる「管理番号」と「設定情報」を抽出し、マスタ情報記憶部21に登録する。
登録部31はまたたとえば、読取部33および場所情報取得部34が取得した情報を受信する。登録部31はたとえば、読取部33が読み取った管理番号と場所IDとを参照し、マスタ情報記憶部21に記憶される管理番号と対応づけて場所IDを登録する。またたとえば、登録部31は、情報処理装置4a〜4jからネットワーク3を経由して送信されるMACアドレスと、ポート番号とを受信する。登録部31は、受信したMACアドレスを、ポート番号をキーとして場所IDに対応づけて接続情報記憶部22に登録する。また登録部31は、MACアドレスを、場所IDに対応づけてマスタ情報記憶部21に登録する。
印刷部32は、マスタ情報記憶部21に記憶される管理番号を表示するシールを印字する。印刷部32は、シールの印字を、外部からの指示入力に応じて実行してもよい。また、印刷部32は、マスタ情報記憶部21に登録された管理番号を順次印字してもよい。また、印刷部32は、マスタ情報記憶部21への登録が完了した旨の登録部31からの通知に応じて印字を実行するようにしてもよい。印字されたシールは順次出力部50から出力される。
なお、図1の例では、印刷部32を管理サーバ2の一部として図示するが、印刷部32は管理サーバ2とは別個独立の印刷装置として構成してもよい。そして、ネットワーク3を介して、印刷装置と管理サーバ2とを通信可能に接続してもよい。
読取部33は、情報処理装置4a〜4j上のシールに表示される管理番号を読み取る。また、読取部33は、情報処理装置4a〜4jが配置される場所に表示される場所IDを読み取る。読取部33は、読み取った管理番号および場所IDを登録部31に渡す。
読取部33は、たとえば、OCR(Optical Character Recognition)やOMR(Optical Mark Reader)である。読取部33は、シールに表示される管理番号と、場所に表示される場所IDとを読み取ることができればよく、具体的な構成は特に限定されない。なお、図1の例では、読取部33を管理サーバ2の一部として図示するが、読取部33は管理サーバ2とは別個独立の読取装置として構成してもよい。そして、ネットワーク3を介して、読取装置と管理サーバ2とを通信可能に接続してもよい。
場所情報取得部34は、指示入力に応じて、情報処理装置4a〜4jが接続されるポートのポート番号と情報処理装置4a〜4jのMACアドレスとを取得する。場所情報取得部34は、取得したポート番号とMACアドレスとを登録部31に送信する。
設定部35は、マスタ情報記憶部21に、全ての処理対象の情報処理装置の管理番号に対応付けてMACアドレスが登録されると、マスタ情報記憶部21に登録された設定情報等に基づき、各情報処理装置4a〜4jへの情報の設定を実行する。たとえば、設定部35は、各情報処理装置4a〜4jのクローニングを実行する。クローニングは、マスタ情報記憶部21に登録された設定情報に基づき、各情報処理装置4a〜4jに対して実行される。
通信部40は、管理サーバ2と他の装置との間での通信を実現する。通信の態様は特に限定されず、無線通信でも有線通信でもその組み合わせでもよい。
出力部50は、任意の形式の情報を外部に出力する。出力部50はたとえば、モニタ、スピーカ、プリンタ等である。
入力部60は、情報の入力を受け付ける。入力部60はたとえば、マウス、キーボード、ジョイスティック、タッチパネル等である。
ネットワーク3は、管理サーバ2と情報処理装置4a〜4jとの間の通信を実現する。ネットワーク3が実現する通信の種類は特に限定されない。ネットワーク3は無線通信網、有線通信網またはその双方であってよい。
情報処理装置4a〜4jは、キッティングの対象となる装置である。情報処理装置4a〜4jはたとえば、顧客の営業所等の配置先に出荷される情報処理端末である。情報処理装置4a〜4jはたとえば、パーソナルコンピュータ(PC)等の端末である。情報処理装置4a〜4j各々には、製造業者により各情報処理装置4a〜4jを一意に特定する製造番号が付与される。製造番号は情報処理装置4a〜4jが梱包される箱の表面に表示される。また、製造番号は、情報処理装置4a〜4jの本体の任意の場所に表示される。
情報処理装置4a〜4jは、キッティングの際にはキッティング業者の作業場等であるサイト5に配置され、ネットワーク3を介して管理サーバ2と通信可能に接続される。情報処理装置4a〜4jは、サイト5におけるキッティングが終了すると、顧客が指定した配置先に出荷される。なお、図1には、10個の情報処理装置4a〜4jを図示するが、一度にキッティングの対象とする情報処理装置の数はこれに限定されない。
サイト5は、キッティング業者がキッティングの作業を実行する場所である。サイト5には、情報処理装置4a〜4jをネットワーク3に接続するための中継装置6が設置される。サイト5は、情報処理装置4a〜4jをネットワーク3に接続するための複数の場所5a〜5jを有する。
複数の場所5a〜5jには各々、当該場所を一意に特定するための場所IDが付与される。場所IDは、当該場所に物理的に表示される。たとえば、複数の場所5a〜5j各々には、OCR等の読取装置によって読み取ることができる形態で場所IDが表示される。場所IDの表示形態は特に限定されず、たとえば、番号をそのまま表示してもバーコードやQRコード(登録商標)等の読取装置によって読取可能なマークで表示してもよい。
中継装置6は、管理サーバ2と複数の場所5a〜5jとの間の通信を中継する。中継装置6はたとえば、スイッチやモデム等の中継装置である。中継装置6は、各場所5a〜5jに配置される情報処理装置4a〜4jとの通信の際、各場所に対応するポートのポート番号等を取得する。中継装置6は取得したポート番号等を指示に応じて管理サーバ2に送信する。中継装置6はまた、各場所5a〜5jに配置される情報処理装置4a〜4jとの通信の際、各情報処理装置4a〜4jのMACアドレスを取得する。中継装置6は取得したMACアドレスを指示に応じて管理サーバ2に送信する。
(第1の実施形態における処理の流れの一例)
図4は、第1の実施形態に係る管理システム1における処理の流れの一例を示すフローチャートである。図5は、第1の実施形態に係る管理システム1における処理の一例を説明するための図である。
管理サーバ2の登録部31はまず、顧客が提供した情報に基づき、管理番号と設定情報とをマスタ情報記憶部21に登録する(ステップS41、図5の(1))。また、登録部31は、場所IDとポート番号とを接続情報記憶部22に登録する(ステップS41、図5の(1))。マスタ情報記憶部21に記憶された情報に基づき、印刷部32は、管理番号を表示するシールを印刷する(ステップS42、図5の(2))。管理番号が表示されるシールは、キッティング対象である情報処理装置4a〜4jに貼付される(ステップS43、図5の(3))。このとき、どの情報処理装置にどの管理番号のシールを貼付してもよい。シールの貼付は作業員等が人手で行ってもよく、機械が行ってもよい。シールが貼付された情報処理装置4a〜4jは順次サイト5内の場所5a〜5jのいずれかに配置される(ステップS44、図5の(4))。このとき、どの情報処理装置をどの場所に配置してもよい。情報処理装置4a〜4jが場所5a〜5jに配置されると、読取部33は、各情報処理装置のシールに表示される管理番号と、各場所に表示される場所IDと、をそれぞれ対応付けて読み取る(ステップS45、図5の(5))。登録部31は、読取部33が読み取った管理番号に対応づけて読み取った場所IDをマスタ情報記憶部21に登録する(図2の(B)参照)。また、場所情報取得部34は、ネットワーク3を介して、情報処理装置4a〜4j各々のMACアドレスと当該情報処理装置が接続されるポートのポート番号とをそれぞれ対応付けて取得する(ステップS46、図5の(6))。登録部31は、場所情報取得部34が取得したポート番号をキーとして場所IDに対応づけてMACアドレスを接続情報記憶部22に登録する(図3の(B)参照)。そして、登録部31は、接続情報記憶部22に登録されたMACアドレスと場所IDとの対応づけに基づき、マスタ情報記憶部21にMACアドレスを登録する(図2の(C)参照)。これによって、管理番号とMACアドレスとが対応付けられる(ステップS47、図5の(7))。設定部35は、マスタ情報記憶部21を参照して、登録されたMACアドレス各々を宛先として、設定情報に登録された内容に基づき情報処理装置4a〜4jの設定を実行する。たとえば設定部35はクローニングを実行する(ステップS48、図5の(8))。これで第1の実施形態に係る管理システム1の処理は終了する。
(第1の実施形態の効果)
このように、第1の実施形態に係る管理システムにおいては、管理サーバは、予め情報処理装置と管理番号とを対応付けた情報を記憶部に登録するのではない。管理番号を表示したシールは任意の情報処理装置に貼付される。そして、シールから読み取った管理番号と情報処理装置が配置された場所を識別する情報とを管理サーバが取得する。これによって、管理サーバにおいて管理番号と情報処理装置とが対応付けられる。このため、キッティングを実行する作業者は、キッティング時に情報処理装置の製造番号を参照する必要がない。
第1の実施形態に係る管理システムにおいては、管理サーバは、記憶部と、取得部と、登録部と、設定部と、を備える。記憶部は、設置対象である複数の情報処理装置に割り当てる管理番号と設定とを記憶する。取得部は、複数の情報処理装置が接続されるネットワーク上で複数の情報処理装置各々を一意に特定するアドレス情報と、当該情報処理装置が配置される場所を一意に特定する場所情報と、をネットワークを介して取得する。登録部は、読取装置が読み取った、複数の情報処理装置各々の上に表示される管理番号と、場所情報と、を記憶部に登録する。設定部は、1の場所情報に対応付けて記憶部に記憶されるアドレス情報を宛先として、当該1の場所情報に対応付けて記憶部に記憶される管理番号に対応する設定を実行する。このため、当該管理システムにおいては、作業者が情報処理装置と管理番号との対応付けを意識しなくとも、情報処理装置と管理番号とを正確に対応付けることができる。
また、第1の実施形態に係る管理システムにおいては、登録部は、場所情報に基づき、管理番号とアドレス情報とを対応付けて登録する。このため、管理サーバは、キッティングにおいて各情報処理装置に設定すべきプログラム等のネットワーク上での宛先を容易に特定して、プログラムのインストール等を実行することができる。
また、第1の実施形態に係る管理システムにおいては、取得部は、各情報処理装置のMACアドレスと、場所情報とを、ネットワークを介して取得する。このため、第1の実施形態に係る管理サーバは、手動で読取を行う等の手間をなくすことができる。また、第1の実施形態に係る管理サーバは、手動での処理に伴うミスを排除することができる。
また、第1の実施形態に係る管理システムにおいては、取得部は、複数の情報処理装置各々が接続されるポートを特定する情報を、ネットワークを介して取得する。このため、管理サーバは、情報処理装置が配置される場所の情報としてネットワークを介して取得できるポートを特定する情報を利用することができる。このため、第1の実施形態に係る管理サーバは、手動で読取を行う等の手間をなくすことができる。また、第1の実施形態に係る管理サーバは、手動での処理に伴うミスを排除することができる。
また、第1の実施形態に係る管理システムにおいては、記憶部は、情報処理装置が配置される場所を特定する第1の情報と、当該場所からネットワークに接続するポートを特定する第2の情報と、を対応付けて記憶する。また、取得部は、アドレス情報と第2の情報をネットワークを介して取得する。そして、登録部は、記憶部を参照して、取得部が取得したアドレス情報を、第2の情報に対応付けて記憶される第1の情報に基づき、管理番号と対応付けて記憶部に記憶する。このため、管理サーバは予めポートを特定する情報(たとえばポート番号)と各場所を特定する情報(たとえば場所ID)との対応付けさえ取得していれば、管理番号と情報処理装置のアドレス情報とを容易に対応づけることができる。このため、管理サーバは、容易に情報処理装置と管理番号とを対応づけることができ、人間が目視によって対応付けを行う場合等と比して、誤りの発生を抑止し、正確かつ確実なキッティングを実現することができる。
(構成例)
図6は、第1の実施形態に係る管理システム1Aの構成例を説明するための図である。図6に示す管理システム1Aは、管理サーバ2Aと、PCマスタ21Aと、MACアドレステーブル22Aと、印刷装置32Aと、読取装置33Aと、を備える。印刷装置32Aおよび読取装置33Aは、ネットワーク3Aを介して管理サーバ2Aと通信可能に接続される。管理サーバ2Aは、PCマスタ21AおよびMACアドレステーブル22Aと通信可能に接続される。印刷装置32Aおよび読取装置33Aは、サイト5Aに配置される。また、サイト5Aにおいてキッティングの対象となる情報処理装置が配置される各場所は、中継装置6A(たとえばスイッチSW)を介してネットワーク3Aと接続される。
図6の管理システム1Aにおいては、図1に示す管理サーバ2の印刷部32および読取部33を、管理サーバ2Aとは別体の印刷装置32A及び読取装置33Aとして構成する。また、図1に示す管理サーバ2では、管理サーバ2が備えるものとしたマスタ情報記憶部21および接続情報記憶部22を、管理サーバ2Aとは別体のデータベースとして構成する。管理システム1Aのその他の構成および機能は図1に示す管理システム1と同様である。管理サーバ2Aは、記憶部20A、制御部30A、通信部40A、出力部50Aおよび入力部60Aを備える。記憶部20A、通信部40A、出力部50Aおよび入力部60Aは、図1に示す記憶部20、制御部30、通信部40、出力部50および入力部60と同様の機能および構成を有する。制御部30Aは、登録部31A、場所情報取得部34Aおよび設定部35Aを有する。ただし、制御部30Aは、印刷部32および読取部33に相当する機能は備えず、印刷装置32Aおよび読取装置33Aから受信する情報に基づき、登録部31Aが動作し、PCマスタ21AおよびMACアドレステーブル22Aへの情報の登録を実行する。PCマスタ21Aは、図1のマスタ情報記憶部21が記憶する情報に対応する情報を記憶する。MACアドレステーブル22Aは、図1の接続情報記憶部22が記憶する情報に対応する情報を記憶する。
(変形例)
なお、上記第1の実施形態においては、場所情報取得部34は、MACアドレスとポート番号とをネットワーク3を介して取得するものとした。これに限らず、場所情報取得部34は、ポート番号以外に場所5a〜5jを特定することができる情報であってネットワークを介して取得できる情報あれば、それを取得するものとしてもよい。また、最初からポート番号を場所IDとして使用し、各場所5a〜5jにポート番号を表示するように管理システムを構成してもよい。
また、第1の実施形態では、シールの印字および情報処理装置への貼付の後に情報処理装置が定位置に配置されるものとした。これに限らず、シールの印字および情報処理装置への貼付と、情報処理装置の定位置への配置との順序はどちらが先であっても構わない。MACアドレスの取得が情報処理装置の定位置への配置後に行われ、シールに表示される管理番号と、それに対応する場所IDの読取が情報処理装置の定位置への配置後に行われるのであれば、処理の順序は特に限定されない。
(分散および統合)
図示した各装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
(管理プログラム)
また、上記の実施形態で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをサーバにインストールして、サーバが当該サーバと接続されるコンピュータの動作を制御することで、サーバとコンピュータとが処理を協働して実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図7を用いて、上記の実施形態と同様の機能を有する管理プログラムを実行するコンピュータの一例について説明する。
図7は、実施形態に係る管理プログラムを実行するコンピュータの一例について説明するための図である。図7に示すように、コンピュータ1000は、操作部1100と、ディスプレイ1200と、通信部1300とを有する。さらに、このコンピュータ1000は、CPU(Central Processing Unit)1400と、ROM(Read Only Memory)1500と、RAM(Random Access Memory)1600と、HDD(Hard Disk Drive)1700とを有する。これら1100〜1700の各部はバス1800を介して接続される。
HDD1700には、図7に示すように、上記の第1の実施形態で示した各部と同様の機能を発揮するモジュールを実装することができる管理プログラム1700aが予め記憶される。この管理プログラム1700aについては、図1等に示した各々の各構成要素と同様、適宜統合または分離してもよい。すなわち、HDD1700に記憶される各データは、常に全てのデータがHDD1700に記憶される必要はなく、処理に必要なデータのみがHDD1700に記憶されればよい。
そして、CPU1400が、管理プログラム1700aの各モジュールをHDD1700から読み出してRAM1600に展開する。これによって、図7に示すように、管理プログラム1700aは、管理プロセス1600aとして機能する。この管理プロセス1600aは、HDD1700から読み出した各種データを適宜RAM1600上の自身に割り当てられた領域に展開し、この展開した各種データに基づいて各種処理を実行する。なお、管理プロセス1600aは、図1等に示した各処理部にて実行される処理を含む。また、CPU1400上で仮想的に実現される各処理部は、常に全ての処理部がCPU1400上で動作する必要はなく、必要な処理部のみが仮想的に実現されればよい。
なお、上記の管理プログラム1700aについては、必ずしも最初からHDD1700やROM1500に記憶させておく必要はない。たとえば、コンピュータ1000に挿入されるフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させる。または、DVD(Digital Versatile Disc)、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させる。そして、コンピュータ1000がこれらの可搬用の物理媒体から各プログラムを取得して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN、WAN(Wide Area Network)などを介してコンピュータ1000に接続される他のコンピュータまたはサーバ装置などに各プログラムを記憶させておいてもよい。そして、コンピュータ1000がこれらから各プログラムを取得して実行するようにしてもよい。
1 管理システム
2 管理サーバ
20 記憶部
21 マスタ情報記憶部
22 接続情報記憶部
30 制御部
31 登録部
32 印刷部
33 読取部
34 場所情報取得部
35 設定部
40 通信部
50 出力部
60 入力部
3 ネットワーク
4a〜4j 情報処理装置
5 サイト
6 中継装置

Claims (8)

  1. 設置対象である複数の情報処理装置に割り当てる管理番号と設定とを記憶する記憶部と、
    前記複数の情報処理装置が接続されるネットワーク上で前記複数の情報処理装置各々を一意に特定するアドレス情報と、当該情報処理装置が配置される場所を一意に特定する場所情報と、を前記ネットワークを介して取得する取得部と、
    読取装置が読み取った、前記複数の情報処理装置各々の上に表示される管理番号と、前記場所情報と、を前記記憶部に登録する登録部と、
    1の場所情報に対応付けて前記記憶部に記憶されるアドレス情報を宛先として、当該1の場所情報に対応付けて前記記憶部に記憶される管理番号に対応する設定を実行する設定部と、
    を備える管理サーバ。
  2. 前記登録部は、前記場所情報に基づき、前記管理番号と前記アドレス情報とを対応付けて登録することを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。
  3. 前記取得部は、各情報処理装置のMACアドレスと、前記場所情報とを、前記ネットワークを介して取得することを特徴とする請求項1または2に記載の管理サーバ。
  4. 前記取得部は、前記複数の情報処理装置各々が接続されるポートを特定する情報を、前記ネットワークを介して取得することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の管理サーバ。
  5. 前記記憶部は、前記情報処理装置が配置される場所を特定する第1の情報と、当該場所から前記ネットワークに接続するポートを特定する第2の情報と、を対応付けて記憶し、
    前記取得部は、前記アドレス情報と前記第2の情報を前記ネットワークを介して取得し、
    前記登録部は、前記記憶部を参照して、前記取得部が取得した前記アドレス情報を、前記第2の情報に対応付けて記憶される前記第1の情報に基づき、前記管理番号と対応付けて前記記憶部に記憶することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の管理サーバ。
  6. 設置対象である複数の情報処理装置に割り当てる管理番号と設定とを記憶する記憶部と、
    前記複数の情報処理装置が接続されるネットワーク上で前記複数の情報処理装置各々を一意に特定するアドレス情報と、当該情報処理装置が配置される場所を一意に特定する場所情報と、を前記ネットワークを介して取得する取得部と、
    前記複数の情報処理装置各々の上に表示される管理番号と、前記場所に表示される場所情報と、を読み取る読取部と、
    前記読取部が読み取った、前記複数の情報処理装置各々の上に表示される管理番号と、前記場所情報と、を前記記憶部に登録する登録部と、
    1の場所情報に対応付けて前記記憶部に記憶される前記アドレス情報を宛先として、当該1の場所情報に対応付けて前記記憶部に記憶される管理番号に対応する設定を実行する設定部と、
    を備える管理システム。
  7. コンピュータに、
    記憶部に、設置対象である複数の情報処理装置に割り当てる管理番号と設定とを記憶し、
    前記複数の情報処理装置が接続されるネットワーク上で前記複数の情報処理装置各々を一意に特定するアドレス情報と、当該情報処理装置が配置される場所を一意に特定する場所情報と、を前記ネットワークを介して取得し、
    読取装置が読み取った、前記複数の情報処理装置各々の上に表示される管理番号と、前記場所情報と、を前記記憶部に登録し、
    1の場所情報に対応付けて前記記憶部に記憶されるアドレス情報を宛先として、当該1の場所情報に対応付けて前記記憶部に記憶される管理番号に対応する設定を実行する、
    ことを含む各処理を実行させる管理方法。
  8. 記憶部に、設置対象である複数の情報処理装置に割り当てる管理番号と設定とを記憶する記憶手順と、
    前記複数の情報処理装置が接続されるネットワーク上で前記複数の情報処理装置各々を一意に特定するアドレス情報と、当該情報処理装置が配置される場所を一意に特定する場所情報と、を前記ネットワークを介して取得する取得手順と、
    読取装置が読み取った、前記複数の情報処理装置各々の上に表示される管理番号と、前記場所情報と、を前記記憶部に登録する登録手順と、
    1の場所情報に対応付けて前記記憶部に記憶されるアドレス情報を宛先として、当該1の場所情報に対応付けて前記記憶部に記憶される管理番号に対応する設定を実行する設定手順と、
    を含む各処理を、コンピュータに実行させる管理プログラム。
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