JP7127191B1 - 進捗管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者の負担を軽減しつつ、キッティング作業の進捗を管理する。【解決手段】実施形態に係る進捗管理システムは、作業者端末と、処理手段と、データベースとを備える。作業者端末は、キッティング作業の対象となる対象機器に設けられたコードを読み取ることが可能であり、処理手段からチェックシートを受信し、チェックシートに示される作業項目を、順番に作業項目ごとに表示する。処理手段は、作業者端末からコードに示される対象機器の識別情報を受信して、対象機器に用いられるチェックシートを、作業者端末へ送信する。データベースは、キッティング作業の進捗を記憶する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、進捗管理システムに関する。
コンピュータなどに代表される情報端末などでは、当該機器の使用環境や使用目的に応じて、アカウントの設定やソフトウェアのインストールなどが行われる(例えば特許文献1参照)。
例えば、企業に納品された情報端末に上述したキッティング作業を行う場合には、キッティング作業の手順がリスト化されたチェックシートが用いられる。作業者は、チェックシートに記載された作業項目に応じた作業を行い、完了した作業項目にチェックマークなどを付記することにより、作業項目の消し込みを行う。情報端末の管理者などは、チェックシートを閲覧することで、キッティング作業の進捗の確認や、作業の引継ぎを行うことができる。
従来は、完了した作業項目の消し込みは、例えば、作業者がチェックシートにチェックマークをボールペンなどで書き込むことにより行われ、最終的にすべての作業項目が消し込まれたチェックシートが完了報告として提出されていた。
特開2020-201787号公報
従来のチェックシートの使用形態では、作業者は、作業項目に示される実作業と、チェックシートへの記入と、を交互に行う必要があった。
本発明は、作業者の負担を軽減しつつ、キッティング作業の進捗を管理することを課題とする。
上記課題を解決するため、本実施形態に係る進捗管理システムは、作業者端末と、処理手段と、データベースとを備える。作業者端末は、キッティング作業の対象となる対象機器に設けられたコードを読み取ることが可能であり、処理手段からチェックシートを受信し、チェックシートに示される作業項目を、順番に作業項目ごとに表示する。処理手段は、作業者端末からコードに示される対象機器の識別情報を受信して、対象機器に用いられるチェックシートを、作業者端末へ送信する。データベースは、キッティング作業の進捗を記憶する。
本実施形態に係る進捗管理システムのブロック図である。 作業チェックシートを模式的に示す図である。 電子チェックシートデータベースを模式的に示す図である。 対象機器情報データベースを模式的に示す図である。 作業者情報データベースを模式的に示す図である。 作業管理データベースを模式的に示す図である。 クラウドシステムの機能ブロック図である。 キッティング作業を行う作業者が実行する一連の作業を示すフローチャートである。 クラウドシステムが実行する一連の処理を示すフローチャートである。 クラウドシステムが実行する一連の処理を示すフローチャートである。
以下、本実施形態を、図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る進捗管理システム1のブロック図である。進捗管理システム1は、対象機器90に実施されるキッティング作業を補助し、進捗を管理するシステムである。図1に示されるように、進捗管理システム1は、作業者端末10、管理者端末20及びクラウドシステム30を備えている。
作業者端末10は、インターネットなどのネットワーク40に接続可能な、例えば、スマートフォンやタブレット端末である。作業者端末10は、カメラ及びWEBブラウザ機能を備えている。作業者端末10は、キッティング作業を行う各作業者の人数分準備され、各作業者に所持される。作業者端末10には、作業者ポータル画面PSと、図2に示される作業チェックシート95が表示される。
図1に示されるように、管理者端末20は、インターネットなどのネットワーク40に接続可能な、例えば、パーソナルコンピュータやタブレット端末である。管理者端末20も、作業者端末と同様に、WEBブラウザ機能を備えている。管理者端末20には、ダッシュボード画面DSが表示される。
クラウドシステム30は、WEBサーバ51、アプリケーションサーバ52、電子チェックシートデータベース31、対象機器情報データベース32、作業者情報データベース33及び作業管理データベース34を備えている。
WEBサーバ51は、ネットワーク40に接続されたサーバである。また、アプリケーションサーバ52は、WEBサーバ51に接続されたサーバである。上記電子チェックシートデータベース31、対象機器情報データベース32、作業者情報データベース33及び作業管理データベース34は、アプリケーションサーバ52に接続される。WEBサーバ51とアプリケーションサーバ52が協働することにより、電子チェックシートデータベース31、対象機器情報データベース32、作業者情報データベース33及び作業管理データベース34と、作業者端末10及び管理者端末20との間の通信が行われる。
図3は、電子チェックシートデータベース31を模式的に示す図である。電子チェックシートデータベース31は、チェックシートID、ユニークID、作業ステータス、異常発生フラグ、異常理由、作業項目数、完了項目数、作業者ID及び作業項目からなる。
チェックシートIDは、作業チェックシート95ごとに順番に付与される識別情報である。チェックシートIDに基づいて、作業チェックシート95を一意に識別することができる。
ユニークIDは、作業チェックシート95が用いられる対象機器90を識別するための識別情報である。ユニークIDに基づいて、対象機器90を一意に識別することができる。
作業ステータスは、対象機器90に対するキッティング作業の状態を示す情報である。作業ステータスは、キッティング作業について、例えば、未着手であるか、完了しているか、作業中であるか、などの作業状態を示す。
異常発生フラグは、キッティング作業の途中で、例えば対象機器90に機器故障などの異常が発生したか否かを示す情報である。また、異常理由は、機器故障などの異常の内容を示す情報である。
作業項目数は、図2に示される作業チェックシート95に示される作業項目の総数を示す。そして、完了項目数は、作業項目のうち作業が完了してチェックマークが記入されている作業項目の総数を示す。
作業者IDは、対象機器90にキッティング作業を行う作業者に付与される固有の識別情報である。作業者IDに基づいて、作業者を一意に識別することができる。
作業項目は、作業者が行う一連の作業である。作業項目に示される各作業は、作業の未着手及び完了を示すフラグと紐づいて蓄積されている。例えば、「作業A,(0)」は、未着手の作業Aを示し、「作業A,(1)」は、完了した作業Aを示す。作業項目の各作業に関連するフラグにより、完了項目数が規定される。
図4は、対象機器情報データベース32を模式的に示す図である。対象機器情報データベース32は、ユニークID、品名、型番及び製造番号からなる。
品名は、対象機器90が、例えばパーソナルコンピュータであるか、或いはサーバなどであるかを示す情報である。
型番は、対象機器90の種類を特定するための識別番号であり、製造番号は、対象機器90に割り当てられた固有の番号である。
図5は、作業者情報データベース33を模式的に示す図である。作業者情報データベース33は、作業者ID、ログインID、パスワード、名前、権限及び最終ログイン日時からなる。
ログインID及びパスワードは、作業者にそれぞれ付与される識別情報である。ログインID及びパスワードは、クラウドシステム30にログインするときに用いられる。
名前及び権限は、それぞれ作業者の氏名及び役職などの属性を示す情報である。また、最終ログイン日時は、クラウドシステム30へ最後にログインしたときの日時である。
図6は、作業管理データベース34を模式的に示す図である。作業管理データベース34は、作業管理ID、チェックシートID、進捗度合、異常発生フラグ及び追加作業からなる。
作業管理IDは、作業チェックシート95に関連付けられた識別情報である。作業管理IDに基づいて、作業チェックシート95によって管理されるキッティング作業を識別することができる。
進捗度合は、キッティング作業の進捗を示す情報である。進捗度合は、電子チェックシートデータベース31の作業項目数に対する完了項目数の割合である。
追加作業は、キッティング作業の過程で必要になった追加作業の有無を示す。異常発生フラグの原因が、例えば対象機器90が故障した場合、対象機器90にエラーが発生した場合、キッティング作業に必要な部品などが不足している場合、などには、追加作業を示すフラグが1とされる。
図1を参照するとわかるように、上述したデータベースは、アプリケーションサーバ52によって更新される。図7は、クラウドシステム30の機能ブロック図である。機能ブロック図に示される各機能は、WEBサーバ51及びアプリケーションサーバ52によって実現される主たる機能である。図7に示されるように、クラウドシステム30では、電子チェックシート管理311、対象機器情報管理321、ユニークID管理322、ユーザ管理331、ログイン管理332、権限管理333、進捗確認341、進捗異常確認342、人員適正配置把握343、リアルタイム確認344の10の機能が実現される。
電子チェックシート管理311は、作業者端末10から送信される情報に基づいて、電子チェックシートデータベース31を更新する機能である。
対象機器情報管理321は、対象機器情報データベース32に、品名、型番、製造番号を入力するための機能である。ユニークID管理322は、対象機器情報データベース32に、ユニークIDを入力するための機能である。
ユーザ管理331は、作業者IDや作業者の名前を入力するための機能である。ログイン管理332は、ログインID、パスワードを設定し、また、最終ログイン日時を更新するための機能である。権限管理333は、作業者の権限を規定する情報を入力するための機能である
進捗確認341は、進捗度合を更新するための機能である。進捗異常確認342は、異常の発生や追加作業を更新するための機能である。人員適正配置把握343は、作業管理IDや、チェックシートIDを入力するための機能である。リアルタイム確認344は、作業管理データベース34に示される情報を、管理者端末20などに提供するための機能である。
次に、上述した進捗管理システム1の使用方法及び動作について説明する。図8は、キッティング作業を行う作業者が実行する一連の作業を示すフローチャートである。作業者は、作業者端末10を用いて、図8に示される各作業を行う。
作業者は、まず作業者端末10のWEBブラウザを起動する(ステップS101)。そして、クラウドシステム30のURL(Uniform Resource Locator)へアクセスする(ステップS102)。これにより、作業者端末10に、作業者ポータル画面PSが表示される。作業者ポータル画面PSには、ログインIDとパスワードを入力するための画面が表示される。
次に、作業者は、作業者ポータル画面PSを介して、クラウドシステム30へログインIDとパスワードを入力する(ステップS103)。ログインが完了すると作業者端末10に、作業を開始するための開始画面が表示される。開始画面には、例えば、作業を開始するための開始ボタンが表示される。
次に、作業者は、開始ボタンをタッチすることで、作業の開始をクラウドシステム30に通知する(ステップS104)。これにより、作業者端末10では、二次元コードを読み取るための読み取りアプリが起動する。
図1に示されるように、キッティング作業の対象になる対象機器90には、QRコード(登録商標)などの二次元コード91が設けられている。二次元コード91は、対象機器90のユニークIDがコード化されたものである。作業者端末10によって読み取りアプリが起動されると、作業者は、作業者端末10を用いて二次元コード91を読み取る(ステップS105)。
二次元コード91が読み取られると、作業者端末10から二次元コード91の読み取り結果がクラウドシステム30に送信される。そして、クラウドシステム30からは、電子化された作業チェックシート95が、作業者端末10へ送信される。
作業チェックシート95は、アプリケーションサーバ52により、電子チェックシートデータベース31から、二次元コード91に示されるユニークIDに対応するチェックシートIDに紐づいた作業者項目が読みだされ、作成される。
作業者端末10は、作業チェックシート95を受信すると、作業チェックシート95に示される作業項目を、チェックマークを記入するチェックボックスとともに1つずつ表示する。作業者は、作業項目が表示されたら、作業項目に示される作業を開始する(ステップS106)。
作業者は、作業項目に示される作業が完了すると、図2に示されるように、作業項目のチェックボックスにチェックマークを記入する。具体的には、作業者端末10には、作業項目がチェックボックスとともに表示される。作業者は、例えば、作業者端末10に表示されるチェックボックスをタッチすることによりチェックマークを記入して、作業項目にチェックマークを付加する。これにより、各作業1~作業Xのフラグが更新される。
次に、作業者は、例えば、次の作業項目を表示するためのボタンをタッチする。これにより、作業者端末10には、次の作業項目が示される。
また、作業者は、作業の途中で対象機器90に異常が発生したと判断した場合には(ステップS107:Yes)、作業者端末10に表示される異常発生ボタンをタッチする。そして、異常の理由をテキストとして作業者端末10へ入力する(ステップS108)。異常が発生した場合とは、例えば、対象機器90へのアプリケーションがインストールできない場合か、対象機器90のOSがバージョンアップできない場合などである。作業者端末10は、異常発生の事実と、テキストとして入力された異常の理由を、クラウドシステム30へ通知する。異常の理由は、例えば、プルダウンメニューから該当する故障理由を選択することとしてもよい。異常の理由は、電子チェックシートデータベース31に反映される。
異常が発生した場合(ステップS107:Yes)、作業者は、対象機器90への他の作業が実施できるか否かを判断し(ステップS109)、作業を続行することができないと判断した場合には(ステップS109:No)、これまでの作業内容を保存して(ステップS110)、作業を終了する(ステップS111)。これにより、クラウドシステム30では、作業項目の内容が保存される。一方、作業者は、作業を続行することができると判断した場合には(ステップS109:Yes)、作業を継続する。
また、作業者は、キッティング作業において異常が発生することがなく(ステップS107:No)、作業を継続しているとき、何らかの理由により作業を中断する必要がある場合には(ステップS112:Yes)、これまでの作業内容を保存して(ステップS110)、作業を終了する(ステップS111)。これにより、クラウドシステム30では、作業項目の内容が保存される。
以上説明したように、作業者端末10を所持する作業者は、作業者端末10に表示される作業項目に応じて作業を進める。
図9は、クラウドシステム30が実行する一連の処理を示すフローチャートである。図9を参照して、作業者による作業が行われるときのクラウドシステム30の動作について説明する。
クラウドシステム30は、作業者端末10からのログイン情報の送信を待ち受ける(ステップS201)。クラウドシステム30は、ログイン情報を受信すると(ステップS201:Yes)、ログイン情報の認証を行う(ステップS202)。そして、ログイン情報が予め作業者情報データベース33に登録されたログインID及びパスワードと一致する場合には(ステップS202:Yes)、作業者端末10からのユニークIDの送信を待ち受ける(ステップS203)。一方、ログイン情報が予め作業者情報データベース33に登録されたログインID及びパスワードと一致しない場合には(ステップS202:No)、処理を終了する。
クラウドシステム30は、ユニークIDを受信すると(ステップS203:Yes)、ユニークIDの認証を行う(ステップS204)。そして、ユニークIDが予め電子チェックシートデータベース31に登録されたユニークIDと一致する場合には(ステップS204:Yes)、当該ユニークIDに対応するチェックシートIDに関連づけられた作業チェックシート95を選択する。クラウドシステム30は、選択した作業チェックシート95を作業者端末10へ送信する(ステップS205)。一方、ユニークIDが予め電子チェックシートデータベース31に登録されたユニークIDと一致しない場合には(ステップS204:No)、処理を終了する。
次に、クラウドシステム30は、作業者端末10から作業開始の通知を待ち受ける(ステップS206)。クラウドシステム30は、作業開始の通知を受信すると(ステップS206:Yes)、作業ステータスを変更する(ステップS207)。具体的には、電子チェックシートデータベース31の作業ステータスを「作業中」へ変更する。
クラウドシステム30は、作業ステータスを変更してから、作業者端末10に表示される作業チェックシート95の作業項目に示される作業について、作業者によって完了のチェックがなされたときは(ステップS208:Yes)、電子チェックシートデータベース31の作業項目及び完了項目数を更新する(ステップS209)。
次に、クラウドシステム30は、作業ステータスを変更してから、対象機器90の異常の通知を示すテキストを受信したら(ステップS210:Yes)、電子チェックシートデータベース31の異常発生フラグをオンにする(ステップS211)。
次に、クラウドシステム30は、作業ステータスを変更してから、作業が中断された場合には(ステップS212:Yes)、電子チェックシートデータベース31の作業項目を保存する(ステップS213)。
クラウドシステム30は、作業者によるキッティング作業が終了することなく継続されているときは(ステップS214:No)、ステップS208からステップS214までの処理を繰り返し実行する。一方、クラウドシステム30は、キッティング作業が終了した場合には(ステップS214:Yes)、電子チェックシートデータベース31の作業ステータスを「完了」或いは「中断」に変更して処理を終了する。
図10は、クラウドシステム30が実行する一連の処理を示すフローチャートである。図10を参照して、管理者による管理が行われるときのクラウドシステム30の動作について説明する。
クラウドシステム30は、管理者端末20からのログイン情報の送信を待ち受ける(ステップS301)。クラウドシステム30は、ログイン情報を受信すると(ステップS301:Yes)、ログイン情報の認証を行う(ステップS302)。そして、ログイン情報が予め作業者情報データベース33に登録されたログインID及びパスワードと一致する場合には(ステップS302:Yes)、作業管理データベース34を構成する各情報を、ダッシュボード画面DSとして送信する(ステップS303)。これにより、管理者端末20を介して、各キッティング作業の進捗度合、異常発生の有無、追加作業の有無などを閲覧することができる。また、管理者端末20を介して、図8に示される各機能を利用することができる。
クラウドシステム30は、管理者端末20からログアウトの指示を受け付けた場合には(ステップS304:Yes)、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る進捗管理システム1では、対象機器90のキッティング作業を行う作業者は、対象機器90に設けられた二次元コードを、作業者端末10で撮影して読み取ることで(ステップS105)、所望の作業チェックシート95を取得することができる。そのため、キッティング作業に必要な作業チェックシートを探す手間がなくなる。また、作業者は、所望の作業チェックシート95を間違いなく取得できるので、対象機器90に関連づけられた作業内容を誤ることなく、キッティング作業を行うことができる。したがって、作業者の負担を軽減することができる。
従来、作業者は、手順書に示される作業項目の確認と、紙によるチェックシートへのチェックマークの記入とを、交互に行う必要があった。本実施形態では、作業者端末10に作業項目とチェックボックスの双方が表示されるため、作業者端末10のみで作業項目の確認と、チェックマークの記入とを行うことが可能となる。したがって、作業者の負担を軽減することができる。
本実施形態に係る進捗管理システム1では、作業者端末10に作業チェックシート95の作業項目が、作業項目ごとに表示される。したがって、作業項目を読み飛ばすことがなく、作業の手順を間違えることなく作業を進めることができる。また、作業完了のチェックマークを、該当する作業項目に対して、漏れなく記入することができる。
本実施形態に係る進捗管理システム1では、作業者端末10に表示される作業チェックシート95の作業項目に示される作業について、作業者によって完了のチェックがなされたときは(ステップS208:Yes)、電子チェックシートデータベース31が更新される(ステップS209)。したがって、作業管理者は、対象機器90へのキッティング作業の進捗をリアルタイムに把握することができる。したがって、キッティング作業の進捗をリアルタイムに管理し、作業のスケージュールを調整することが可能となる。また、異常が発生した場合には、迅速な対応をすることが可能となる。
従来のように紙に印刷されたチェックシートを用いる場合には、作業者のみが作業の進捗を把握していた。このため、作業者が進捗の報告をするか、或いは、作業者に進捗の確認をしなければ、管理者は作業の進捗を把握することができなかった。本実施形態では、作業項目がチェックされる度に、データベースが更新されるため、管理者がリアルタイムに進捗を把握することが可能になる。また、作業者は、管理者へ進捗の報告や異常の発生の報告をする必要がなく、作業負担が軽減される。
従来のように紙に印刷されたチェックシートを用いる場合には、チェックシートを紛失したり、チェックシートが破損した場合には、進捗の確認ができなくなったり、作業完了のエビデンスの消失となっていた。本実施形態では、作業の進捗状況がリアルタイムにデータベースに反映されるので、チェックシートの紛失などの問題が解消される。
また、作業結果が電子化された状態で保存されるので、紙のチェックシートを原紙として保存する必要がなく、保管場所の圧迫を抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態によって限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、対象機器90に二次元コード91が設けられている場合について説明した。これに限らず、対象機器90には、作業者端末10によって読み取り可能なバーコードなどが設けられていてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施しうるものであり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 進捗管理システム
10 作業者端末
20 管理者端末
30 クラウドシステム
31 電子チェックシートデータベース
32 対象機器情報データベース
33 作業者情報データベース
34 作業管理データベース
40 ネットワーク
51 WEBサーバ
52 アプリケーションサーバ
90 対象機器
91 二次元コード
95 作業チェックシート
311 電子チェックシート管理
321 対象機器情報管理
322 ユニークID管理
331 ユーザ管理
332 ログイン管理
333 権限管理
341 進捗確認
342 進捗異常確認
343 人員適正配置把握
344 リアルタイム確認
DS ダッシュボード画面
PS 作業者ポータル画面

Claims (6)

  1. キッティング作業の対象となる対象機器に設けられたコードを読み取ることが可能な作業者端末と、
    前記作業者端末から前記コードに示される前記対象機器の識別情報を受信して、前記対象機器に用いられるチェックシートを、前記作業者端末へ送信する処理手段と、
    前記キッティング作業の進捗を記憶するデータベースと、
    を備え、
    前記作業者端末は、前記処理手段から前記チェックシートを受信し、前記チェックシートに示される作業項目を、順番に前記作業項目ごとに表示する進捗管理システム。
  2. 前記作業者端末は、前記作業項目を、作業者によるチェックが可能となるように表示し、前記作業項目がチェックされた場合に、チェック結果を前記処理手段へ送信して、次の前記作業項目を表示し、
    前記処理手段は、前記チェック結果を、前記作業項目と関連づけて前記データベースへ記憶させる請求項1に記載の進捗管理システム。
  3. 前記処理手段と通信可能な管理者端末を備え、
    前記処理手段は、前記管理者端末の要求に応じて、前記作業項目と、前記作業項目に関連した前記チェック結果とを、前記管理者端末へ送信する請求項2に記載の進捗管理システム。
  4. 前記コードは、二次元コードである請求項1乃至3のいずれか一項に記載の進捗管理システム。
  5. 前記作業者端末は、前記作業項目に示される作業が中断されるときは、中断事由を作業者から受け付けて、前記中断事由を前記処理手段へ通知し、
    前記処理手段は、前記作業項目と関連づけて前記中断事由を前記データベースへ記憶させる請求項1乃至4のいずれか一項に記載の進捗管理システム。
  6. 前記データベースと前記処理手段は、ネットワークに接続されるサーバを構成する請求項1乃至5のいずれか一項に記載に進捗管理システム。





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