JP5380044B2 - 資産情報管理システム、資産情報管理方法、資産情報管理プログラム、並びに該プログラムを格納した記録媒体 - Google Patents

資産情報管理システム、資産情報管理方法、資産情報管理プログラム、並びに該プログラムを格納した記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、企業などの団体が自身の保有する資産を管理するために用いる資産情報管理システム、そのシステムによって行われる資産情報管理方法、その方法を実行するための資産情報管理プログラム、並びに該プログラムを格納した記録媒体に関する。より詳細には、ネットワーク技術を用いて資産の様々な情報を包括的に管理するための資産情報管理システム、そのシステムによって行われる資産情報管理方法、その方法を実行するための資産情報管理プログラム、並びに該プログラムを格納した記録媒体に関する。
企業などの団体が資産を効率よく利用するためにはこれらの資産の状況を正確に管理しなくてはならない。特に、コンピュータ、測定器、工作機械などの高額の資産については、定常的にその存在の有無、設置場所、用途などを把握する必要がある。しかし、近年のコンピュータおよび各種の機器は多数の拡張可能なハードウェア部品および定期的に更新されるソフトウェアを内蔵しており、これらの要素の最新の状況を正確に把握することは非常に厄介な作業である。
従来、大部分の企業では資産管理担当者が資産管理用の帳簿を作成し、資産に関する情報を記載するか、あるいは、既存のデータベースソフトに当該情報を端末で入力することで管理をしていた。また、各資産にはユニークな管理番号を付与し、その番号を示すバーコードまたはラベル等を該当する資産に貼り付けて識別していた。
上述の方法では、各資産の使用者は定期的に該当する資産の存在やインベントリ情報の内容を調査して資産管理者に報告する必要がある。しかし、開発者、設計者、生産現場の作業者などで構成される資産の使用者は、一般的に自身の業務範囲外である資産の管理には無関心である。そのため、資産の調査および報告作業を怠る、あるいは誤った情報を伝えるなどのトラブルを発生させる恐れがある。結果として、資産管理者はすべての資産を定期的に調査して、資産の使用者から報告された情報が正しいかどうかを自身で確認する必要がある。しかし、資産が多数存在する場合には相当の負荷となってしまう。
さらに、資産の経理的な情報は経理部門が管理し、インベントリ情報は情報システム部門が管理するなど、1つの資産の情報が複数の部門で別々に管理され、包括的に管理されていなかった。
上記のような不都合を解消するために以下の資産管理技術が開示されている。
特許文献1は、入力装置と出力装置とを有するコンピュータの増設ハードウェアを管理するシステムに関する。このシステムは増設ハードウェアに資産管理用に任意の数字もしくは文字を記憶する手段を設け、この記憶手段に記憶した情報を読み取る手段と、資産管理情報を記憶するデータベースと、読み取った情報を出力装置およびファイルに出力し、出力した情報を該データベースと照合することによりコンピュータに装着してある増設ハードウェアを特定する手段とを有する。このシステムでは、増設ハードウェアに関する情報を収集する際にはコンピュータに搭載された読み出し用ソフトウェアにより必要な情報が抽出された後に出力される。
また、特許文献2は、コンピュータの資産情報を管理するコンピュータ資産情報管理装置に関する。この装置は、管理対象のコンピュータから資産情報をネットワーク経由で自動的に収集することで管理している。
特開平9−44440 特開2005−32158
しかし、上記特許文献は以下のような不利点を有している。
特許文献1のシステムでは、管理する情報が増設ハードウェアの情報に限定され、資産に関する複数の情報を統括して管理することについては教示していない。
特許文献2の装置では、資産の使用者が初期設定として資産であるコンピュータを管理装置にネットワーク経由でアクセスさせ、該管理装置から資産情報収集ソフトウェアをダウンロードする操作を行う必要がある。この初期設定は資産の使用者にとっては煩わしい作業であり、相当の負荷になってしまう。
また、双方の特許文献共に管理対象がコンピュータに限定されており、他の資産、例えば測定器、工作機械などの管理については教示も示唆もしていない。
本発明は上記の不都合を考慮して草案されたものであり、本発明の目的は、資産(コンピュータ、測定器、工作機械を含む)に関する情報を複雑な初期設定を行わずに、かつ適時に取得/更新可能な資産情報管理システム、そのシステムが行う資産情報管理方法、その方法を実行するための資産情報管理プログラム、並びにそのプログラムを格納した記録媒体を提供することである。
本発明の別の目的は、資産に関する情報を包括的に管理することが可能な資産情報管理システム、そのシステムが行う資産情報管理方法、その方法を実行するための資産情報管理プログラム、並びにそのプログラムを格納した記録媒体を提供することである。
前記課題を解決するために創案された請求項1の発明は、管理番号が一意に付与された資産に関する情報を格納する管理サーバと、前記資産にデータ受け渡し可能に接続された情報インターフェース装置と、前記資産の経理情報を格納する経理情報サーバと、前記管理サーバと前記情報インターフェース装置と前記経理情報サーバとを接続するネットワークと、を備える資産情報管理システムであって、
前記情報インターフェース装置は、
(a)前記資産の管理番号を格納する管理番号記憶手段と、
(b)前記管理サーバから送られる指令に応じて、前記資産からインベントリ情報を抽出するインベントリ情報抽出手段と、
を備え、
前記管理サーバは、
(c)前記情報インターフェース装置に前記ネットワーク経由でアクセスして、前記インベントリ情報抽出手段から前記インベントリ情報を取得し、さらに、前記管理番号記憶手段から前記管理番号を取得するインベントリ情報取得手段と、
(d)前記経理情報サーバに前記ネットワーク経由でアクセスし、前記資産の経理情報を取得する経理情報取得手段と、
(e)前記取得したインベントリ情報および管理番号を関連付け、取得した前記経理情報と前記インベントリ情報とを前記管理番号を基に関連付ける情報関連付け手段と、
(f)前記情報関連付け手段により関連付けされたインベントリ情報と経理情報とを格納する資産情報格納手段と、
を備えることを特徴とする。
前記課題を解決するために創案された請求項2の発明は、請求項1記載の情報管理システムにおいて、前記ネットワークと異なる、前記管理サーバと前記情報インターフェース装置とを接続する通信手段を更に備える。
前記課題を解決するために創案された請求項3の発明は、請求項2に記載の資産情報管理システムにおいて、前記通信手段は無線を利用することを特徴とする。
前記課題を解決するために創案された請求項4の発明は、請求項1ないし3の何れか1項に記載の資産情報管理システムにおいて、前記情報インターフェース装置の前記インベントリ情報抽出手段はコンピュータであり、管理番号記憶手段はメモリ装置であることを特徴とする。
前記課題を解決するために創案された請求項5の発明は、請求項1ないし4の何れか1項に記載の資産情報管理システムにおいて、前記インベントリ情報は前記資産の設置場所に関する情報を含むことを特徴とする。
前記課題を解決するために創案された請求項6の発明は、請求項1ないし5の何れか1項に記載の資産情報管理システムにおいて、前記インベントリ情報抽出手段は前記資産の処理機能を利用して実現されることを特徴とする。
前記課題を解決するために創案された請求項7の発明は、管理番号が一意に付与された資産に関する情報を格納する管理サーバと、前記管理番号を格納し、前記資産にデータ受け渡し可能に接続された情報インターフェース装置と、前記資産の経理情報を格納する経理情報サーバと、前記管理サーバと前記情報インターフェース装置と前記経理情報サーバとを接続するネットワークと、を備える資産情報管理システムが行う資産情報管理方法であって、
(g)前記情報インターフェース装置が、前記管理サーバから送られる指令に応じて前記資産からインベントリ情報を抽出するインベントリ情報抽出段階と、
(h)前記管理サーバが前記情報インターフェース装置にアクセスし、前記情報インターフェース装置が抽出したインベントリ情報を取得するインベントリ情報取得段階と、
(i)前記管理サーバが前記情報インターフェース装置にアクセスし、前記情報インターフェース装置に格納された管理番号を取得する管理番号取得段階と、
(j)前記管理サーバが前記取得したインベントリ情報および管理番号を関連付ける情報関連付け段階と、
(k)前記管理サーバが前記ネットワーク経由で前記経理情報サーバにアクセスして、前記資産の経理情報を取得する経理情報取得段階と、
(l)前記管理サーバが、前記取得した経理情報と、前記情報関連付け段階で関連付けられた前記インベントリ情報および管理番号とを前記管理番号を基に関連付ける第2の情報関連付け段階と、
(m)前記管理サーバが前記第2の情報関連付け段階で関連付けられた情報を自身に格納する情報格納段階と、を含むことを特徴とする。
前記課題を解決するために創案された請求項8の発明は、請求項7に記載の資産情報管理方法を所定の間隔で繰り返し行うことを特徴とする資産情報管理方法。
前記課題を解決するために創案された請求項9の発明は、請求項7または8に記載の資産情報管理方法において、前記管理番号取得段階で、前記管理サーバは前記情報インターフェース装置に前記ネットワークとは異なる通信手段を用いてアクセスすることを特徴とする。
前記課題を解決するために創案された請求項10の発明は、請求項7または8の何れか1項に記載の資産情報管理方法において、前記インベントリ情報取得段階および前記管理番号取得段階で、前記管理サーバは前記情報インターフェース装置に前記ネットワークとは異なる通信手段を用いてアクセスすることを特徴とする。
前記課題を解決するために創案された請求項11の発明は、請求項9または10に記載の資産情報管理方法が前記通信手段に無線を用いることを特徴とする。
前記課題を解決するために創案された請求項12の発明は、請求項7ないし11の何れか1項に記載の資産情報管理方法において、前記インベントリ情報は前記資産の設置場所に関する情報を含むことを特徴とする。
前記課題を解決するために創案された請求項13の発明は、請求項7ないし12の何れか1項に記載の資産管理方法をコンピュータに実行させるプログラムである。
前記課題を解決するために創案された請求項14の発明は、請求項13に記載のプログラムを格納したコンピュータ可読媒体である。
請求項1の資産情報管理システムおよび請求項7の資産情報管理方法において、「インベントリ情報」とは、特に限定するものではないが、資産に搭載されたハードウェアやソフトウェアなどの内部要素に関する情報である。
請求項1の資産情報管理システムおよび請求項7の資産情報管理方法では、初期設定として、資産の管理番号を管理番号記憶手段に書き込み、その管理番号記憶手段を情報インターフェース装置に接続すればよい。したがって、ネットワーク条件の設定や、専用プログラムのインストールなど煩雑な初期設定作業を行わずに資産のインベントリ情報を取得することができる。
また、「資産」とは、特に限定するものではないが、外部との通信機能を有する産業機器を示す。すなわち、管理対象物は通信機能を有する限り、特に限定されるものではないため、本発明のシステムをコンピュータ、測定器、工作機械などのさまざまな機器に適用することが可能である。
請求項8の資産情報管理方法において、「所定の間隔」を適切に決定することにより最新のインベントリ情報を常時管理することが可能となる。
請求項1の資産情報管理システムおよび請求項7の資産情報管理方法において、前記インベントリ情報に加えて、資産に関する「経理情報」も管理することが可能である。それにより、従来には個別に管理されていた「インベントリ情報」と「経理情報」とを統合し、一元的に管理することが可能となる。
請求項2、3の資産情報管理システムおよび請求項9、10、11の資産情報管理方法において、管理サーバと情報インターフェース装置との間にネットワークとは異なる通信手段と設けることにより、例えば、資産がネットワーク設備のない場所に設置されている場合、あるいはネットワークに障害が発生した場合でも資産に関する情報をネットワークとは異なる通信手段を介して取得することが可能となる。特に、請求項9では管理番号を当該通信手段経由で取得し、請求項10では管理番号およびインベントリ情報を当該通信手段経由で取得する。また、請求項3および11では、当該通信手段として例えばRFID、ブルートゥース、IrDA等に準拠した無線通信を用いる。これにより、更に強固でフレキシブルなシステムを構築することができる。
さらに請求項5および12では、当該通信手段を介して資産から抽出することが不可能な「設置場所」に関する情報をインベントリ情報に追加してもよい。これにより、建物内での詳細な設置場所の登録や、資産を使用している部門名との対応付けも容易となる。
請求項5の資産情報管理システムにより、情報インターフェース装置をコンピュータとUSBメモリなどの外付けメモリ装置という比較的安価で相互接続も容易な汎用部品でシステムを構成することが可能となる。
請求項6の資産情報管理システムでは、資産がコンピュータなどの処理装置の場合にはその処理装置の機能を用いてインベントリ抽出手段を実現することができる。よって、情報インターフェース装置はUSBメモリなどのメモリ装置のみで構成することが可能となり、システム構成を安価で、かつ単純にすることができる。
請求項13および14では、本発明の資産情報管理方法をそれぞれプログラムとコンピュータ媒体の形態で提供している。
本発明によって、資産に関する情報を複雑な初期設定を行わずに、かつ適時に取得/更新可能な資産情報管理システム、そのシステムが行う資産情報管理方法、その方法を実行するための資産情報管理プログラム、並びにそのプログラムを格納した記録媒体を提供することができる。
さらに、本発明によって、資産に関する情報を包括的に管理することが可能な資産情報管理システム、そのシステムが行う資産情報管理方法、その方法を実行するための資産情報管理プログラム、並びにそのプログラムを格納した記録媒体を提供することができる。
添付の図面を参照して、以下に本発明の一実施形態に係る資産情報管理システムについて説明する。図1は資産情報管理システム1000の概略図を示す。なお、本実施形態において、管理対象物である「資産」とは、特に限定するものではないが、「コンピュータ」、「測定器」、「工作機械」などの産業機器を示し、この資産は外部との通信機能を有している。また、資産には識別を目的としたユニークな管理番号が付与されているものとする。この管理番号は、特に限定するものではないが、所定の桁数を有するアルファベット、文字、数字、あるいはこれらの組み合わせから構成される。
資産情報管理システム1000は企業などの任意の団体の資産に関する情報を包括的に管理するために、ネットワーク技術を介して適時に当該情報を取得し、更新する機能を提供する。
図1のブロック図を参照して、このシステムを構成する部材とこれらの部材の接続形態について説明する。まず、資産情報管理システム1000は、経理部門2000と、技術部門3000と、情報システム部門6000とから構成される。そして、これらの部門は相互にネットワーク10で接続されている。
なお、本実施形態で「経理部門」とは、特に限定するものではないが、団体内の会計を担当する部門を意味する。一方、「技術部門」とは、特に限定するものではないが、開発、設計、品質保証、生産などで実際に資産を使用する部門に相当する。さらに、「情報システム部門」とは、特に限定するものではないが、資産の導入計画・運用・保守など実際に資産を保守管理する部門に相当する。
経理部門2000は、経理情報サーバ20と端末30とを備える。経理情報サーバ20とそれぞれの端末30とはネットワーク10を介して相互に接続されている。なお、図は3台の端末30を示しているが、端末30の数は限定されるものではなく任意でよい。
技術部門3000は、情報インターフェース装置50と、管理対象物である資産60と、を備える。情報インターフェース装置50は資産60にLAN、USB、GPIB、RS232C、IEEE1394などに準拠した所定のインターフェースで接続されている。なお、図は2台の情報インターフェース装置50と3台の資産60を示しているが、これらの数は特に限定されるものではなく任意でよい。また、図の右側の情報インターフェース装置50には1台の資産60しか接続されていないのに対して、左側の情報インターフェース装置50には2台の資産60が並列接続されていることに留意されたい。すなわち、情報インターフェース装置50と資産60の数の関係は、1対1の関係に限定されるものではない。双方の通信能力、通信プロトコル、物理的なレイアウトなどを考慮して最適な数の関係を選択されたい。
情報システム部門6000は情報資産管理サーバ40を備える。資産情報管理サーバ40はネットワーク10に接続されている。
次に、図2のブロック図を参照して上述の部材のそれぞれの機能について説明する。
[ネットワーク10]
ネットワーク10は、経理情報サーバ20と、端末30と、資産情報管理サーバ40と、情報インターフェース装置50と、を通信可能に接続する機能を有する。このネットワーク10には、構内ネットワーク(LAN(local area network))、インターネット、イーサネット(登録商標)、広域イーサネットなどの既存のネット網を用いてよいが、いわゆるイントラネットと呼ばれる企業内ネットワークとして企業や団体内での通信用として構築されたものであり、ファイアーウォールなどのセキュリティ対策によって外部からの接続から保護されているものとする。また、通信形態は有線、無線、あるいはそれらの組み合わせでもよい。
[経理情報サーバ20]
経理情報サーバ20は資産に関する経理情報を格納するデータベース機能を有する経理情報格納部210を内蔵する。このデータベース構造の例を図3(a)に示す。
[端末30]
端末30は、ネットワーク10経由で経理情報サーバ20にアクセスし、経理情報サーバ20の経理情報格納部210内の資産の経理情報の入力/削除/更新などを行う機能を有する。なお、端末30には、特に限定するものではないが、市販のコンピュータ、PDA、携帯電話などを用いてよい。
[資産情報管理サーバ40]
資産情報管理サーバ40は、資産情報管理システム1000の中心をなす部材であって、既存のワークステーション、サーバ、コンピュータなどの処理装置によって実装され、機能要素としてコントロール部410と、経理情報取得部420と、インベントリ情報取得部430と、情報関連付け部440と、資産情報格納部450と、を有する。コントロール部410は他の機能要素420ないし450を制御し、経理およびインベントリ情報を取得するタイミングを管理する要素である。経理情報取得部420はネットワーク10を介して経理情報サーバ20にアクセスして、経理情報格納部210に格納された経理情報を取得する要素である。インベントリ情報取得部430は情報インターフェース装置50から資産60のインベントリ情報を取得する機能である。なお、ここで取得するインベントリ情報の例を図3(b)に示す。情報関連付け部440は、インベントリ情報取得部430が情報インターフェース装置50から取得した管理番号とインベントリ情報とを関連付け、さらに、経理情報取得部420が経理情報サーバ20から取得した資産60の経理情報と、管理番号が関連付けされたインベントリ情報とを、資産60の管理番号を基準としてさらに関連付けをする機能を有する。資産情報格納部450は、情報関連付け部440が関連付けをした情報を格納するデータベース機能である。このデータベース構造の例を図3(c)に示す。
[情報インターフェース装置50]
情報インターフェース装置50は、資産情報管理サーバ40からの指令に応じて資産60からインベントリ情報を抽出し、資産情報管理サーバ40に提供するインベントリ情報抽出部520を備える。また、資産60を識別するために用いる管理番号を格納した管理番号記憶部510も備える。また、ネットワーク10および後述する第2の通信路と接続するためのインターフェースであるネットワークINTF部540および無線INTF部550をそれぞれ備える。さらに、オプションの機能として情報バッファ530を有し、インベントリ情報を資産情報管理サーバ40に提供する前に一時的にこの情報バッファ530に格納することができる。管理番号記憶部510は記憶装置であり、情報インターフェース装置50から取り外し可能な独立した汎用記憶装置、例えばリムーバルメモリ、外付けのハードディスク、光ディスク、磁気ディスクなどで実装してよい。しかし、価格、汎用性、応答性、取り扱いの容易さなどを考慮するとUSBメモリを用いることが最も好ましい。一方、インベントリ情報抽出部520は汎用コンピュータで、情報バッファ530は該コンピュータのハードディスクなどで実装してよい。すなわち、情報インターフェース装置50は、USBメモリが挿入された汎用コンピュータで実現することが可能である。
また、資産60が測定器や工作機械の場合には、自動動作させるためにコンピュータに常時接続されている場合がある。その場合にはそのコンピュータにインベントリ情報抽出部520の機能を実施させてよい。
[第2の通信路70]
資産情報管理サーバ40と情報インターフェース装置50との間には、ネットワーク10以外の方法で通信が可能である。その通信手段は第2の通信路70で実現される。第2の通信路70はRFID、ブルートゥースなどの無線、あるいはIrDAに準拠した赤外線などを用いて無線INTF部550を経由した通信路である。
情報インターフェース装置50は常時ネットワーク10を介して資産情報管理サーバ40に接続されていることが前提であるが、実際にはスタンドアローンで使用される状況も考えられる。その場合に資産60の管理番号およびインベントリ情報を参照するためには、資産60と接続された情報インターフェース装置50をネットワーク設備のある箇所まで移動し、そのネットワークと接続して、ネットワーク接続を確立しなくてはならないが、これらは実に煩わしい作業である。そのため、ネットワーク接続以外の方法で情報インターフェース装置50と資産情報管理サーバ40とが通信できる手段として第2の通信路70を設けてある。
さらに、ネットワーク10に障害が発生して通信ができなくなることも想定できる。その場合でも、この第2の通信路70を経由で情報管理サーバ40は情報インターフェース装置50から資産60の管理番号と情報バッファ530に格納されたインベントリ情報とを取得することができる。
また、例えば、第2の通信路70がRFID方式を用いている場合には、情報インターフェース装置50には無線INTF部550の一部としてICタグが取り付けられており、資産管理者がRFIDリーダを用いてICタグを介して情報インターフェース装置50と資産情報管理サーバ40との接続を確立する。次いで、資産情報管理サーバ40が管理番号とインベントリ情報とを取得する。このように接続の確立に人手を介するものの双方の部材間の通信が容易にできる。また、そのときに資産60の設置場所など新規情報をインベントリ情報に付加することが可能である。したがって、資産60の用途を変更する場合や、移動させた場合に迅速にその変更内容を資産情報に反映させることが可能となる。
次に、図3を参照して、上述の資産情報管理システム1000が取り扱うデータの構造について説明する。(a)は資産情報管理サーバ40の経理情報取得部420が経理情報サーバ20より取得する経理情報のデータ構造の例であり、(b)はインベントリ情報取得部430が情報インターフェース装置50経由で資産60より取得するインベントリ情報のデータ構造の例である。ここで、前提条件として双方の情報において同一の資産には同一の管理番号を付与する必要がある。また、(c)は資産情報管理サーバ40の資産情報格納部450に格納される資産情報のデータの構造を示す。資産情報管理システム1000によって、従来別々に管理されていた(a)と(b)に示す2つのデータが管理番号を基準として単一のデータに統合され、一元的に管理されていることがわかる。
また、通常、資産情報管理サーバ40からネットワークを介して資産60の管理番号を参照する場合、事前に資産60の使用者が情報インターフェース装置50の機器名称と資産60の管理番号とを関連付けるなどの各種の初期設定を行うことが必要であった。しかし、本実施形態の資産情報管理システム1000では、予め管理番号が格納された管理番号記憶部510を情報インターフェース装置50に接続するたけで資産情報管理サーバ40からネットワーク10を介して容易に資産60の管理番号を参照することができる。さらに、専用のプログラムの準備も不要である。したがって、資産60の使用者が必要な設定および準備を怠る、あるいは誤ることにより生じる不具合を防ぐことができる。
さらに、近年の機器は種々の複雑な構成のソフトウェア/ハードウェア部品を搭載している。例えば、資産60がコンピュータの場合には、新たなソフトウェアをインストールする、既存のソフトウェアのバージョンを更新する、メモリやハードディスクを増設する、など様々な拡張が可能である。これらの拡張に関する情報を常時最新にすることは従来では非常に困難である。しかし、資産情報管理システム1000では、情報インターフェース装置50が自動的に資産60からインベントリ情報を抽出し、資産情報管理サーバ40に抽出したインベントリ情報を渡すため、この動作の間隔を適切に設定すれば常に最新のインベントリ情報を管理することが可能となる。
以上、本発明の一実施形態に係る資産情報管理システム1000についての説明をした。次に、このシステムが行う資産情報の管理方法について説明を行う。
まず、資産情報の管理方法を説明する前に、新規の資産60を入手したときに最初に行う初期設定の手順について図4のフロー図を参照して説明する。
最初に団体が購入またはリース等で新規の資産60を調達する(ステップS10)。次いで、団体の資産管理者がこの資産60に管理番号を付与する(ステップS11)。この管理番号は資産60に対して一意に付与されねばならない。資産番号付与後の手順は経理部門2000と情報システム部門6000とでそれぞれ別々に行われる。経理部門2000では、端末30が経理情報サーバ20にアクセスし、経理情報格納部210に資産60に関する所定の経理情報データを入力し(ステップS12)、経理情報格納部210は入力されたデータを記憶する(ステップS13)。一方、情報システム部門6000では、資産管理者がステップS11で決定された識別番号を情報インターフェース装置50の管理番号記憶部510に書き込む(ステップS14)。そして、その管理番号記憶部510を、管理される資産60に対応する情報インターフェース装置50の本体に接続する(ステップS15)。その後は、ステップS12およびS13と同様に、情報システム部門6000が資産管理作業用に使用する端末(図示せず)を用いてネットワーク10経由で資産情報管理サーバ40にアクセスして、資産情報格納部450に資産60に関する所定の初期インベントリ情報データが入力され(ステップS16)、資産情報格納部450にこのデータを書き込む(ステップS17)。なお、ここで、ステップS16で入力される「初期のインベントリ情報データ」とは、情報インターフェース装置50が資産60から抽出できないデータ、例えば、図3(c)のハードウェア情報およびソフトウェア情報以外のデータに相当する。
以上の初期設定手順が終了後に本発明の一実施形態に係る資産情報の管理方法を実行する。
図5を参照して資産情報の管理方法の手順を説明する。
まず、資産情報管理サーバ40のコントロール部410が自身のタイマ機能を用いて資産情報を取得する時刻かどうかを判断する(ステップS50)。この時刻は例えば毎日の正午、水曜日の午前9時、毎月の10日と20日の午後3時など、任意の時刻に設定してよい。あるいは、4時間ごと等、時間間隔で設定してもよい。資産情報を取得する時刻になったら(ステップS50で「YES」)、以下に説明するステップS51およびS52からなる第1手順と、ステップS53ないしS55からなる第2手順とを並列して行う。
[第1手順]
資産情報管理サーバ40の経理情報取得部420がネットワーク10を介して経理情報サーバ20にアクセスする(ステップS51)。そして、経理情報サーバ20の経理情報格納部210から経理情報(図3(a)参照)を取得する。
[第2手順]
資産情報管理サーバ40のコントロール部410が情報インターフェース装置50に所定の形式の指令を送る(ステップS53)。その指令に応答して、情報インターフェース装置50のインベントリ情報抽出部520が資産60から所定のインベントリ情報を抽出すると共に、この情報を情報バッファ530に書き込む(ステップS54)。そして、資産情報管理サーバ40のインベントリ情報取得部430が情報バッファ530にアクセスし、インベントリ情報(図3(b)参照)を取得する。続いて、インベントリ情報取得部430が管理番号記憶部510から管理番号を読み出して取得する。インベントリ情報と管理番号とを取得すると、双方の情報を関連付ける(ステップS55)。なお、インベントリ情報取得部430が行うインベントリ情報を取得する工程と、管理番号を取得する工程は一連の工程として連続的に行ってもよいし、相互に独立して並列的に行ってもよい。
資産情報管理サーバ40が経理情報およびインベントリ情報を入手すると、これらの情報に含まれた管理番号を用いてマッチングを行い、双方の管理番号が同一の場合にはこれらの経理情報とインベントリ情報とを関連付けて単一の情報に統合する(ステップS56)。そして、この情報(図3(c)参照)が資産情報格納部450に書き込まれる(ステップS57)。
以上の手順により、資産60に関する情報が資産情報管理サーバ40に保管される。
本発明の資産情報管理システムは、図1および図2に示した構成に限定されるものではなく、適宜変更および変形が可能である。例えば、図6は資産情報管理システム1000の第1の変形例4000の構成を示し、図7は第2の変形例5000を示している。
図6の資産情報管理システム4000は、図2の資産情報管理システム1000とは情報インターフェース装置と資産の構成が異なっている。
資産情報管理システム1000では情報インターフェース装置50が管理番号記憶部510と、インベントリ情報抽出部520と、情報バッファ530と、ネットワークINTF540と、無線INTF550と、を有しているが、資産情報管理システム4000では、情報インターフェース装置80は管理番号記憶部810のみを有し、代わりに資産90がインベントリ情報抽出部910と、情報バッファ920と、ネットワークINTF部930と、無線INTF部940と、を有している。また、資産情報管理システム1000では、情報インターフェース装置50がネットワーク10に接続され、かつ第2の通信路70を有しているが、資産情報管理システム4000では、資産90がネットワーク10に接続され、かつ第2の通信路70を有している。
この資産情報管理システム4000は、資産90がコンピュータなどの処理装置で構成される場合に好適に使用できる。資産情報管理システム1000では、コンピュータなどで実装される情報インターフェース装置50がインベントリ情報抽出処理を実行するが、資産情報管理システム4000では、資産90の処理機能にインベントリ情報抽出処理を実行させている。したがって、情報インターフェース装置80は、USBメモリなどの記憶装置のみで実現でき、この記憶装置をネットワーク接続されている処理装置である資産90に接続すればシステムを構築できるため、非常に安価で単純な構造にすることが可能となる。
図7の資産情報管理システム5000は、資産管理システム4000とは情報インターフェース装置80と資産90の構成が若干異なり、情報インターフェース装置80Aが第2の無線路70を有している。さらに、資産90A内にネットワークINTF部930Aが配置されている。この資産管理システム5000では、第2の通信路70経由で取得できる情報は情報インターフェース80Aの管理番号記憶部810Aに格納されている資産90Aの管理番号に限定される。しかし、第2の通信路70にパッシブ型のRFIDのように資産90A側から電源供給が不要の通信ユニットを用いた場合には、資産90Aが電源OFFの状態でも資産90Aの管理番号を取得することが可能となる。
先に説明した図6の資産管理システム4000において、電源OFFの状態で保管されている資産90から資産情報を取得する場合には、最初に資産管理者または該当する資産の使用者が資産90の電源をONにして、その資産が正常に起動するまで待たねばならなかった。
一方、図7の資産情報管理システム5000では、資産90Aの電源がOFFの状態でもその資産の管理番号を取得することができるため待ち時間が不要となり、効率的に管理番号を取得することができる。
上述のように資産情報管理システム5000で取得できる情報は管理番号に限られるが、それでも少なくとも資産90Aの存在の有無は確認することができる。したがって、単に第2の通信路70を用いて資産90Aの存在のみを調査したい場合には、資産90Aが電源OFFの状態でも管理番号を取得可能な資産情報管理システム5000の方がより好適に使用することができる。
また、資産情報管理システム5000では、情報バッファ920Aが資産90A内に設けられているが、代替として情報インターフェース装置80A内に設けてもよい。その場合、管理番号に加えて情報バッファに格納されたインベントリ情報を取得することもできる。このインベントリ情報は最新のものではないが、資産90Aの識別には十分に使用することができる。
以上が本発明の資産情報管理システムの変形例の構成である。第1の変形例4000、第2の変形例5000共にそれぞれ異なる特徴および長所、短所を有している。そのため、実際にこれらのシステムを使用する場合には、資産管理の要求仕様を踏まえて適宜最適な方を選択されたい。
なお、上述した本発明の一実施形態に係る資産情報管理システムが有する機能は、特定のハードウェア資源またはソフトウェア処理に限定されないことに留意されたい。すなわち、本発明の一実施形態に係る資産情報管理システムは上述の機能を実現できる限り、如何なるハードウェア(電子回路等)、ソフトウェア(プログラム)、あるいはそれらの組み合わせ等を用いてよい。
以上に説明した本発明の一実施形態に係る資産情報管理方法をプログラムとして実現する場合には、このプログラムを外部のサーバ等から該方法を実行する情報処理装置にダウンロードするか、あるいはコンピュータ可読媒体の形態で分配されることが好ましい。コンピュータ可読媒体の例としては、CD−ROM、DVD、磁気テープ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ハードディスクなどが挙げられる。
以上、本発明を図面に示した実施形態を用いて説明したが、これらは例示的なものに過ぎず、本技術分野の当業者ならば、本発明の範囲および趣旨から逸脱しない範囲で多様な変更および変形が可能なことは理解できるであろう。したがって、本発明の範囲は、説明された実施形態によって定められず、特許請求の範囲に記載された技術的趣旨により定められねばならない。
本発明の一実施形態に係る資産情報管理システム1000のブロック図である。 資産情報管理システム1000の機能を示すブロック図である。 資産情報管理システム1000が取り扱う情報のデータ構造の例であり、(a)は経理情報であり、(b)はインベントリ情報であり、(c)は資産情報である。 資産情報管理システム1000に行う初期設定の手順のフロー図である。 資産情報管理システム1000が行う資産情報管理方法の手順のフロー図である。 資産情報管理システムの第1の変形例4000のブロック図である。 資産情報管理システムの第2の変形例5000のブロック図である。
符号の説明
10 ネットワーク
20 経理情報サーバ
30 端末
40 資産情報管理サーバ
50 情報インターフェース装置
60 資産
70 第2の通信路
210 経理情報格納部
410 コントロール部
420 経理情報取得部
430 インベントリ情報取得部
440 情報関連付け部
450 資産情報格納部
510 管理番号記憶部
520 インベントリ情報抽出部
530 情報バッファ
540 ネットワークインターフェース(INTF)部
550 無線インターフェース(INTF)部
1000 資産情報管理システム
2000 経理部門
3000 技術部門
4000 第1の変形例の資産情報管理システム
5000 第2の変形例の資産情報管理システム
6000 情報システム部門

Claims (14)

  1. 管理番号が一意に付与された資産に関する情報を格納する管理サーバと、前記資産にデータ受け渡し可能に接続された情報インターフェース装置と、前記資産の経理情報を格納する経理情報サーバと、前記管理サーバと前記情報インターフェース装置と前記経理情報サーバとを接続するネットワークと、を備える資産情報管理システムであって、
    前記情報インターフェース装置は、
    前記資産の管理番号を格納する管理番号記憶手段と、
    前記管理サーバから送られる指令に応じて、前記資産からインベントリ情報を抽出するインベントリ情報抽出手段と、
    を備え、
    前記管理サーバは、
    前記情報インターフェース装置に前記ネットワーク経由でアクセスして、前記インベントリ情報抽出手段から前記インベントリ情報を取得し、さらに、前記管理番号記憶手段から前記管理番号を取得するインベントリ情報取得手段と、
    前記経理情報サーバに前記ネットワーク経由でアクセスし、前記資産の経理情報を取得する経理情報取得手段と、
    前記取得したインベントリ情報および管理番号を関連付け、取得した前記経理情報と前記インベントリ情報とを前記管理番号を基に関連付ける情報関連付け手段と、
    前記情報関連付け手段により関連付けされたインベントリ情報と経理情報とを格納する資産情報格納手段と、
    を備えることを特徴とする資産情報管理システム。
  2. 前記ネットワークと異なる、前記管理サーバと前記情報インターフェース装置とを接続する通信手段を更に備えることを特徴とする請求項記載の資産情報管理システム。
  3. 前記通信手段は無線を利用することを特徴とする請求項記載の資産情報管理システム。
  4. 前記情報インターフェース装置において、前記インベントリ情報抽出手段はコンピュータであり、管理番号記憶手段はメモリ装置であることを特徴とする請求項1ないしの何れか1項に記載の資産情報管理システム。
  5. 前記インベントリ情報は、前記資産の設置場所に関する情報を含むことを特徴とする請求項1ないしの何れか1項に記載の資産情報管理システム。
  6. 前記インベントリ情報抽出手段は、前記資産の処理機能を利用して実現されることを特徴とする請求項1ないしの何れか1項に記載の資産情報管理システム。
  7. 管理番号が一意に付与された資産に関する情報を格納する管理サーバと、前記管理番号を格納し、前記資産にデータ受け渡し可能に接続された情報インターフェース装置と、前記資産の経理情報を格納する経理情報サーバと、前記管理サーバと前記情報インターフェース装置と前記経理情報サーバとを接続するネットワークと、を備える資産情報管理システムが行う資産情報管理方法であって、
    前記情報インターフェース装置が、前記管理サーバから送られる指令に応じて前記資産からインベントリ情報を抽出するインベントリ情報抽出段階と、
    前記管理サーバが前記情報インターフェース装置にアクセスし、前記情報インターフェース装置が抽出したインベントリ情報を取得するインベントリ情報取得段階と、
    前記管理サーバが前記情報インターフェース装置にアクセスし、前記情報インターフェース装置に格納された管理番号を取得する管理番号取得段階と、
    前記管理サーバが前記取得したインベントリ情報および管理番号を関連付ける情報関連付け段階と、
    前記管理サーバが前記ネットワーク経由で前記経理情報サーバにアクセスして、前記資産の経理情報を取得する経理情報取得段階と、
    前記管理サーバが、前記取得した経理情報と、前記情報関連付け段階で関連付けられた前記インベントリ情報および管理番号とを前記管理番号を基に関連付ける第2の情報関連付け段階と、
    前記管理サーバが前記第2の情報関連付け段階で関連付けられた情報を自身に格納する情報格納段階と、を含むことを特徴とする資産情報管理方法。
  8. 請求項に記載の資産情報管理方法を所定の間隔で繰り返し行うことを特徴とする資産情報管理方法。
  9. 前記管理番号取得段階において、前記管理サーバは前記情報インターフェース装置に前記ネットワークとは異なる通信手段を用いてアクセスすることを特徴とする請求項またはに記載の資産情報管理方法。
  10. 前記インベントリ情報取得段階および前記管理番号取得段階において、前記管理サーバは前記情報インターフェース装置に前記ネットワークとは異なる通信手段を用いてアクセスすることを特徴とする請求項またはに記載の資産情報管理方法。
  11. 前記通信手段は無線を用いることを特徴とする請求項または10に記載の資産情報管理方法。
  12. 前記インベントリ情報は、前記資産の設置場所に関する情報を含むことを特徴とする請求項ないし11の何れか1項に記載の資産情報管理方法。
  13. 請求項ないし12の何れか1項に記載の資産管理方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムを格納したコンピュータ可読媒体。
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