JP2005292906A - 資産情報管理装置、資産管理システム、及び、資産管理方法 - Google Patents

資産情報管理装置、資産管理システム、及び、資産管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来、ネットワークを介して使用する資産(機器)の資産情報は、手動作成した図面のオブジェクトとネットワーク管理装置が自動発見したオブジェクトとを対応付けることによって行っていた。
【解決手段】 バインド計算機10は、資産情報を資産の資産IDに対応させて記憶する資産情報データベース5と、資産IDを記憶した物理タグ4から資産IDを取得するタグ読取部17と、被監視ノード1のIPアドレスを取得して、IPアドレスとタグ読取部17が取得した資産IDとをバインドデータベース6に記憶するバインド実行部18とを備え、バインド実行部18はIPアドレスを入力して、そのIPアドレスに対応する資産IDをバインドデータベース6を検索して取得し、その資産IDに対応する資産情報19を資産情報データベース5を検索して取得し出力する。
【選択図】 図1

Description

資産の資産情報、例えば、計算機の資産情報を物理識別子によって管理するとともに、上記物理識別子を計算機の論理識別子に対応させて管理することにより、論理識別子に対応する資産情報を取得する資産情報管理装置、資産管理システム、及び、資産管理方法に関する。
従来、ネットワーク管理において、PC(Personal Computer)・ルータなどのネットワークを介して使用する資産(機器)の資産情報の管理は、CAD(Computer Aided Design)などにより手動作成した図面のオブジェクトと、ネットワーク管理装置が自動発見したオブジェクトとを対応付けることによって行っていた(非特許文献1)。また、機器の論理情報と物理的な位置情報の対応付けを行う方法が提案されていた(特許文献1)。
特開2000−13372 日立製作所 「JP1 version7i」 http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/jp1/
従来手法では、CAD設計図面のオブジェクトとネットワーク管理装置が発見したオブジェクトの対応付けのみで、実際に機器が設置されている現地での照合は行われないことが多く、設計情報とのずれが生じる結果、対応が遅れるという問題があった。また、現地作業時に対応付けを行うと手間がかかるなどの問題もあった。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、ネットワーク管理装置が管理する機器の論理識別子(論理識別ID)と機器に関する詳細な情報が収められている資産情報記憶部(以下、資産情報データベース)の主キーを自動的に対応付ける識別子記憶部(以下、バインドデータベース)を管理することで、ネットワーク障害が発生した機器の設置場所や、現地での実際の機器の特定を迅速に行うことを目的とする。
このとき、機器の論理識別IDはIP(Internet Protocol)アドレスを用いるものとする。
この発明に係る所定の資産の資産情報を管理する資産情報管理装置は、上記所定の資産を識別する物理識別子と論理識別子とを記憶する識別子記憶部と、上記所定の資産の資産情報を所定の資産の物理識別子に対応させて記憶する資産情報記憶部と、上記所定の資産の論理識別子を入力して、入力した論理識別子に対応する物理識別子を上記識別子記憶部を検索して取得し、取得した物理識別子に対応する資産情報を上記資産情報記憶部を検索して取得して、取得した資産情報を出力する実行部とを備えたことを特徴とする。
所定の資産、例えば被監視ノードに付属の物理識別ID(資産情報データベースの資産ID)と被監視ノードの論理識別ID(IPアドレス)との関連付けができる。これによって、被監視ノードのIPアドレスを用いて資産IDで管理している被監視ノードの設置場所の情報を含む資産情報を検索することができる効果がある。
実施の形態1.
この実施の形態では、IPアドレスを入力して、IPアドレスに対応する資産情報を取得する資産情報管理装置と、資産管理システムと、資産管理方法とについて一例を説明する。
図1は、実施の形態1のIPアドレスと資産IDとを自動連携させた資産管理システムを示す全体構成図である。図1において、バインドシステム11は、資産管理システムである。ここで「バインド」とは、「IPアドレス(論理識別子)と資産ID(物理識別子)とを結びつける」という意味で使用する。被監視ノード1は、資産である。被監視ノード1は、IPv6によって通信可能なノードである。LAN(Local Area Network)2は所定のネットワークであり、被監視ノード1はこのLAN2上に設置されるものとする。経路制御装置3は、LAN2上に設置され、IPv4とIPv6に対応したルータを示す。物理タグ4は、被監視ノード1を一意に識別するためのものであり、物理タグ4内には物理識別ID(物理識別子)が記憶されている。本システムでは、物理識別IDは資産情報データベース(後述)の主キーである資産IDとしている。資産情報データベース5(資産情報記憶部)は、被監視ノード1の詳細な資産情報を記憶する。バインドデータベース6(識別子記憶部)は、被監視ノード1の論理識別ID(論理識別子,IPアドレス)と物理タグ4内の物理識別IDとを関連付けて記憶する。物理タグ読取装置7は、被監視ノードに付けられた物理タグを読み取る。
バインド計算機10(資産情報管理装置)は、ノート型パソコンやPDA(personal digital assistants)などの持ち運びができるコンピュータで構成されている。ネットワーク接続装置8は、バインド計算機10と被監視ノード1及びLAN2を接続する。バインド計算機10は、ネットワーク接続部12を備え、ネットワーク接続部12にネットワーク接続装置8を接続して、ネットワーク接続装置8をバインド計算機10と一体化する。ネットワーク接続装置8は、リピータハブと同等の機能を持つものである。なお、ネットワーク接続装置8は、接続された機器間でパケットが中継できれば、スイッチングハブでも良い。または、ネットワーク接続装置8はバインド計算機10の内部に備えられていてもかまわない。また、ネットワーク接続装置8は、図2のように、ノート型パソコンなどに差し込むようなカード型になっており、バインド計算機10に接続できるようになっていても良い。図2は、カード型ネットワーク接続装置を示す図である。
入力装置13は、例えばキーボードやマウス、電子ペン等の計算機に接続可能な入力機器である。ユーザは、入力装置13を用いて資産の資産情報を入力する。登録部14は、入力装置13から入力された資産情報に対して資産IDを割り当てて、資産IDと資産情報とを組にして資産情報データベース5に記憶する。タグ生成部15は、登録部14から資産IDを入力して、電子タグに資産IDを記憶させることをタグ生成装置16に指示する。タグ生成装置16は、タグ生成部15から指示を受け取り、電子タグに資産IDを格納する。タグ読取部17は、物理タグ読取装置7を接続して、物理タグ読取装置7に対して物理タグ4に記憶された資産IDを読み取ることを指示する。バインド実行部18(実行部)は、タグ読取部17から資産IDを入力する。また、被監視ノード1からIPアドレスを取得する。取得したIPアドレスと、入力した資産IDとを対にしてバインドデータベース6に記憶する。また、資産情報データベース5及びバインドデータベース6への登録処理の終了した後、IPアドレスを入力して、IPアドレスに対応する資産情報を取得し、資産情報19を出力する。
以下、バインド計算機10、バインドシステム11の具体的な動作について説明する。
はじめに、設置・保守対象の被監視ノードに関する情報をバインドシステムの資産情報データベースに登録させる。図3は、資産情報データベースのデータ構成の例を示す図である。図3において、被監視ノードに関する資産情報とは、例えばノードの設置場所、品名、型名、所有者、購入日、設置日などである。被監視ノードをLANに接続する前に資産情報データベースに登録するものとする。資産情報データベースに登録する内容は、ユーザが被監視ノード毎に予め調べておくものとする。
図7は、資産IDに対応する被監視ノードのアドレス登録処理のフローチャート図である。図7において、登録部14は、入力装置13から資産情報を入力させる(S100)。登録部14は、入力した資産情報に対応する資産IDを自動生成して、資産IDに対応させて資産情報を資産情報データベース5に登録する(S101,資産情報記憶工程)。S101のように登録された被監視ノードに関する資産情報は、資産IDを主キーとして管理される。さらに、登録部14は、自動生成した資産IDを、バインドデータベース6にも登録しておく(S102,識別子記憶工程)。図4は、バインドデータベースのデータ構成の例を示す図である。S102の処理では、この時点では、IPアドレスの項目へはデータは挿入されない。
また、登録部14は、資産IDをタグ生成部15に出力する。タグ生成部15は、ラベルプリンタやIC(integrated circuit)ライタなどのタグ生成装置16に対して資産IDを送信する。タグ生成装置16は、資産IDを受信して、資産IDを記憶したバーコードやRFID(Radio Frequency IDentification)タグなどの物理タグとして生成する(S103)。ユーザは、生成された物理タグを、S100〜S101で資産情報を登録した被監視ノードに貼り付ける(S104)。このとき、物理タグ内には資産IDが記憶されている。
次に、資産情報データベース5に情報を登録し終えた被監視ノードの設置を行う。このとき、直接LANに接続するのではなく、バインド計算機10に付属のネットワーク接続装置8に接続する(S105)。さらに、ネットワーク接続装置8にはLAN2とバインド計算機10も接続する。この接続状態を図5に示す。図5は、ネットワーク接続装置に被監視ノード、LAN、バインド計算機とを接続した状態を示す図である。図5の接続状態で被監視ノード1の電源を投入すると、被監視ノードは自身にIPv6(Internet Protocol version6)リンクローカルアドレスを自動設定する。次に、IPv6ステートレス自動設定(Plug&Play)によって、IPv6グローバルアドレスが自動設定される(S106)。すなわち、IPv6対応の経路制御装置3からRA(Router Advertisement)を受け取り、被監視ノード1に自動的にIPv6グローバルアドレスが設定される。また、はじめてバインド計算機10をLAN2に接続したときには、被監視ノード1と同様に、バインド計算機にもIPv6リンクローカルアドレスとIPv6グローバルアドレスが設定される(S107)。この時点で、被監視ノードとバインド計算機とがお互いにIPv6アドレスを用いて通信することができるようになるが、お互いのIPアドレスはわからない状態である。
次に、ネットワーク接続装置8のポート8bからLAN2と接続されているケーブルを外す。これによって、ネットワーク接続装置8を中継として、ポート8aに接続された被監視ノード1とバインド計算機10のみが、ネットワークに接続されている状態にする。
バインド計算機10のタグ読取部17は、物理タグ読取装置7に対して被監視ノード1に貼り付けられている物理タグ4から資産IDを読み込むことを指示する。物理タグ読取装置7は、被監視ノードに貼り付けられた物理タグ4から資産IDを取得し、タグ読取部17に資産IDを渡す(S108)。このとき、バインド計算機10は資産IDを取得した後に、バインド実行部18を起動する(S109)。バインド実行部18は、バインド計算機に備えられた図示しない記憶部に記憶されたプログラムであるものとする。このプログラムは、記憶部からロードされて実行可能状態になる。この実行可能状態になったものを、バインド実行部18とする。以下に説明するS110〜S112の処理は、バインド実行部18の処理であり、実行工程である。
バインド実行部18は、同一ネットワークへのリンクローカル・マルチキャストアドレス(IPv6アドレスでff02::1)に対してICMPv6 ECHO REQUEST(通常、pingコマンド)を実行する。ここで、ICMPv6(Internet Control Message Protocol for IPv6)とはIPv6パケット配送でのエラーメッセージや制御メッセージを送るときに使用するプロトコルである。このとき、同一ネットワーク上には被監視ノード1とバインド計算機10のみが存在するので、自分自身と被監視ノード1から応答(ICMPv6 ECHO REPLY)がある。すなわち、この時点でバインド計算機10は、被監視ノード1のIPv6リンクローカルアドレスが取得できる(S110)。
次に、取得したIPv6リンクローカルアドレスを用いて、ICMPv6のNode Information Node Address Queryによって、被監視ノード1のIPv6グローバルアドレスを取得する(S111)。
最後に、S108で物理タグ読取装置7によって取得した被監視ノード1の資産IDをキーにして、IPv6グローバルアドレスをバインドデータベースに登録する(S112)。この時点で、被監視ノードのIPv6グローバルアドレスと資産IDが関連付けられる。図6は、バインドデータベース6のデータ構成の例を示す図である。
これらのS100〜S112の処理は、すべての設置する被監視ノードに対して行う。なお、複数の被監視ノードの設置に伴って連続して作業を行う場合、バインド実行部18は起動したままでも、その都度起動しても、いずれでもかまわない。
ここで、上記したIPv6ステートレスアドレス自動設定について説明する。IPv6ステートレスアドレス自動設定は、通常IPv6対応の機器に標準的に備えられている方法であり、IPv6対応のルータから定期的に送信されるプレフィックス情報(IPv6アドレスの前半64ビット部)と機器自身のネットワークカードのMAC(Media Access Control)アドレスを組み合わせてIPアドレスが生成され、設定される。この方法は、IETF(the Internet Engineering Task Force)において、RFC2462で標準化されている(RFC:Request for Comments)。
被監視ノードの設置作業が終了したら、設置作業終了時の資産情報データベース5とバインドデータベース6とを含んだバインド計算機10を、ネットワークを監視しているネットワーク管理装置(ネットワーク管理システム)と同一リンクに接続しておく。
以上の動作によって、被監視ノードに付属の物理識別ID(資産情報データベースの資産ID)と被監視ノードの論理識別ID(IPアドレス)との関連付けができる。これによって、被監視ノードのIPアドレスを用いて資産IDで管理している設置場所の情報を含む資産情報を検索することができる。
次に、図8、図9を用いて、本バインドシステムとネットワーク管理装置との連携と、その効果についてに示す。なお、ネットワーク管理装置は、ネットワーク管理システムでも良い。
被監視ノードの論理識別ID(IPアドレス)と物理識別ID(資産ID)との関連付け作業が終了すると、図8のようにバインド計算機10をネットワーク管理装置20と同一リンクに接続する。図8は、バインド計算機とネットワーク管理装置とを備えるバインドシステム(資産管理システム)の構成図である。このとき、バインド計算機10はネットワーク管理装置20と通信ができればよく、離れたリンク上にバインド計算機があっても良い。
LAN2上には被監視ノードが複数存在し、すでにIPアドレスが自動的に設定されている。機器の設置時にノードに関する資産情報(設置場所の情報、品名、型など)が資産情報データベース5に格納され、このときに生成された資産IDが物理タグ4a,4bとして被監視ノード1a,1bのそれぞれに貼り付けてある。このとき、ネットワーク管理装置20もひとつのノードであることから、物理タグ4cによる管理がされている。
図8のようなシステム構成をしたネットワーク管理装置20とバインド計算機10は、次のように連係動作を行う。
ネットワーク管理装置20は従来どおり、構成管理、障害管理、性能管理などを行い、ネットワーク管理データベース22に逐次管理したデータを保存していく。例えば、被監視ノードのIPアドレスやMIB情報(MIB:Management Information Base)、障害ノードのIPアドレス・障害の発生時間などである。すなわち、ネットワーク管理装置20ではLAN2上の被監視ノードのIPアドレスが発見でき、また障害が発生した場合には障害ノードのIPアドレスがわかる。
バインド計算機10のバインド実行部18は、定期的にネットワーク管理データベース22を参照し、IPアドレス構成に変更が無いか検査する。IPアドレス構成に変更が有る場合の例として、機器のネットワークカードが変更された場合、MACアドレスが変更されるため、IPアドレスも変更される。また、IPv6ルータのプレフィックス部変更に伴って、IPアドレスの上位64ビット部分が変更されるために、IPアドレスが変わる可能性がある。このように、ある被監視ノードのIPアドレスが変更された場合、バインド実行部18はネットワーク管理データベース22から被監視ノードの変更前IPアドレス・変更後IPアドレスを取得する。そして、バインド実行部18はバインドデータベース6から変更前IPアドレスを検索し、変更後IPアドレスに訂正する。
また、あるIPアドレスを持つ被監視ノードに障害が発生した場合、すなわち、ネットワーク管理装置20側でIPアドレスによる通信ができなくなった被監視ノードを発見した場合、バインド計算機10は、図10に示した動作を行う。図10は、被監視ノードに障害が発生した際のバインド計算機の処理のフローチャート図を示す。ここでは、図9の被監視ノード1bに障害が発生したものとする。
図10において、バインド実行部18はネットワーク管理データベース22から障害ノードである被監視ノード1bに関する詳細な情報(障害ノードのIPアドレス、障害の発生時間など)を取得する(S400)。バインド実行部18は、S400で取得した障害ノードのIPアドレスをもとにバインドデータベース6を検索し、IPアドレスに関連付けられた資産IDを取得する(S401,S402)。さらに、資産IDで資産情報データベース5を検索することで、障害ノードの資産情報(設置場所や品名、型名など)が判る(S403,S404)。バインド実行部18は、取得した障害ノードの資産情報19を出力(通知)する。
このとき、バインド実行部18は、障害ノードの資産情報(すべて、もしくはIPアドレスと資産IDなど一部の情報)の出力としてネットワーク管理者にメールで送信しても直接把握できるようにしても良いし、また、バインド実行部18が、ネットワーク管理装置20にSNMP Trap(SNMP:Simple Network Management Protocol)によって送信することで、ネットワーク管理装置20が障害ノードに関する資産情報をネットワーク管理データベース22で管理しても良い(S405)。上記S400〜S405の処理は実行工程により行われる処理である。
ここで、SNMPについて説明する。SNMPはSNMPエージェントとSNMPマネージャの2つから構成されており、SNMPエージェントが各機器に常駐し、機器のMIB(Management Information Base)から取得した様々な情報をSNMPマネージャに伝える。このとき、SNMPエージェントとSNMPマネージャとのやり取りを行う方法として、
(1)SNMPマネージャからSNMPエージェントへ
・SNMP get−request(SNMPエージェントに情報を要求する)
・SNMP set−request(SNMPエージェントを通して、機器のMIBに情報を設定する)
(2)SNMPエージェントからSNMPマネージャへ
・SNMP response(get−requestに対する応答)
・SNMP trap(自発的な応答)
のような操作体系となっている。「SNMP trap」は(2)にあるSNMPエージェントからSNMPマネージャに行う操作で、SNMPエージェントが何らかの状態を条件に、自発的にSNMPマネージャに情報を送信する操作である。
図10のS400では、バインド実行部18がネットワーク管理データベース22を見に行き、障害の発生している障害ノードに関する情報を取得していたが、被監視ノードに障害が発生したことをネットワーク管理装置20からバインド計算機10へ通知されるようにしてもかまわない。
また、バインド計算機10を携帯可能な電子機器で構成すると、障害ノードが設置されている場所近くへ、バインド計算機を移動させることが可能となる。図9のように、バインド計算機10が障害ノードを検知した後で、実際に被監視ノード1bが設置されている当該場所にバインド計算機を持って行くことが可能となる。バインド計算機10の移動後に、物理タグ読取装置7で各ノードに付属している物理タグ内の物理識別ID(資産ID)を読み取り、図10のS402で障害ノードとして検知した資産IDと照合することで、対象の障害ノードの特定を迅速かつ正確に行うことができる。
このとき、バインド計算機10はネットワークに接続されていないため、その間にネットワーク管理装置20で検知したIPアドレスの変更・障害ノードの発見などは、ネットワーク管理データベース22内で履歴を残しておき、次回バインド計算機10をLAN2に接続したときに、バインド実行部18がバインドデータベース6を変更するものとする。
バインド計算機10を携帯可能な電子機器によって構成した場合、例えば現地での障害ノード特定時において、類似した種類のサーバ(被監視ノード)がラック中に積み重ねられている場合は、外見上どのサーバが障害ノードなのかを特定することが困難である。しかし、このような場合でも、図10のS404で取得した障害ノードの資産情報の有する設置場所情報の示す場所までバインド計算機10を携帯して、その場所で各サーバに付属している物理タグ内の物理識別ID(資産ID)を読み取り、図10のS402で障害ノードとして検知した資産IDと照合することで、正確に障害ノードを特定できる。
また、物理タグがRFIDである場合はICチップで構成されているため、無線電波の届く範囲であれば資産IDの読み取りが可能となり、より読み取り作業の効率化を図ることができる。
以上のように、この実施の形態の資産情報管理装置、資産管理システム、資産管理方法は、以下の効果を奏する。
所定の資産を識別する物理識別子と論理識別子との関連付けができる。これによって、所定の資産の論理識別子を用いて物理識別子で管理している設置場所の情報を含む資産情報を検索することができる効果がある。
資産情報に所定の資産が設置されている場所を示す情報が含まれている場合には、論理識別子からその論理識別子に対応する資産の資産情報に含まれる設置場所情報を取得出来る。このことにより、例えば、資産に障害が発生した場合、障害の発生した資産の設置場所を迅速に特定できる効果がある。
タグ読取部によって電子タグから物理識別子を取得でき、また、ネットワーク接続部を介して資産の論理識別子を取得出来る。このため、人手を介することなく、物理識別子と論理識別子とを対応させることが出来る効果がある。
論理識別子をIPアドレスにすることによって、資産と論理識別子とを一意に対応することが出来る効果がある。
ネットワーク管理装置と資産情報管理装置とを備えることによって、例えばネットワーク管理装置が管理する資産に障害が発生した場合に、資産情報管理装置はネットワーク管理装置から障害の発生した資産に関する情報を入力することが出来る。資産情報管理装置は、障害の発生した資産の資産情報を取得してネットワーク管理装置或いはネットワーク管理者に取得した資産情報を通知する。このことにより、ネットワーク管理装置或いはネットワーク管理者は、障害の発生した資産について資産情報を迅速かつ正確に確認できる。
論理識別子をIPアドレスにすることによって、ネットワーク管理装置は従来の管理方式(障害の発生した資産をIPアドレスによって把握する管理方式)を変更せずに、資産の管理を行うことが出来る効果がある。また、IPアドレスが変更になった場合には、ネットワーク管理装置がIPアドレスの変更を管理するので、資産情報管理装置は自身でIPアドレスの変更を管理することなく、ネットワーク管理装置が監視した結果を確認するだけで、IPアドレスの変更を識別子記憶部に反映させることが出来る効果がある。
また、論理識別子をIPアドレスにすることによって、IPv6ステートレスアドレス自動設定を利用して、資産のIPアドレスを自動的に設定できる効果がある。
資産情報管理装置を携帯可能な電子機器で構成すると、資産情報管理装置を資産情報の位置情報の示す場所に移動できる。資産情報管理装置を移動させた後、物理タグ読取装置で各資産に付属している電子タグ内の物理識別子を読み取り、読み取った物理識別子と事前に入力した論理識別子に対応する物理識別子とを照合することで、対象の資産の特定を迅速かつ正確に行うことができる効果がある。
物理タグがRFIDである場合はICチップで構成されているため、無線電波の届く範囲であれば資産IDの読み取りが可能となり、より読み取り作業の効率化を図ることができる効果がある。
この実施の形態では、以下のことを特徴とする資産情報管理装置、資産管理システム、資産管理方法について説明した。
位置情報などの資産に関する情報を登録したデータベースの主キー(資産ID)を物理識別子として資産に貼り付けた後、さらに資産の論理識別子(IPアドレス)と資産の物理識別子を自動的に関連付ける。このとき、資産に障害が発生した場合などに、資産の論理識別子を用いて物理識別子で管理された資産の位置情報を取得し、資産の物理的な位置の特定をする。
資産の論理識別子と物理識別子とを関連付ける実行部(バインド実行部)、資産の論理識別子と物理識別子とを関連付けて保持する識別子記憶部(バインドデータベース)、資産に関する情報を保持する資産情報記憶部(資産情報データベース)、資産に貼り付けている電子タグ(物理タグ)から物理識別子を読み取るタグ読取部、資産とLANと資産情報管理装置とをネットワーク接続するネットワーク接続部、を備える。
論理識別子として資産のIPアドレスを用いる。
資産のIPアドレスが自動的に設定される。
資産のIPアドレスの自動設定にIPv6ステートレスアドレス自動設定(Plug&Play機能)を用いる。
資産の物理識別子に資産情報記憶部(資産情報データベース)および識別子記憶部(バインドデータベース)で使用する資産IDを用いる。
構成管理や障害管理を行うネットワーク管理装置(システム)と資産情報管理装置とが連携することで、ネットワーク管理装置(システム)が発見した障害資産のIPアドレス(論理識別子)をもとに障害資産の物理的な設置場所を資産情報記憶部(資産情報データベース)から検索できる。
資産情報管理装置は、ノート型PCやPDAなどの持ち運びが可能なコンピュータで構成されており、ネットワーク管理装置(システム)が障害資産を発見した場合、タグ読取部を用いて障害資産の設置場所で電子タグの物理識別子を読み取ることで、現地での障害資産確認を可能とする。
資産に付けられる電子タグ(物理タグ)にRFIDタグを用いることで、現地での複数資産の中で電波による一括した電子タグの読み取りを可能とする。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、バインド実行部18は、IPv6ステートレス自動設定(Plug&Play)によるIPアドレス自動設定におけるバインド計算機10の動作を説明した。この実施の形態では、IPv6ステートフル自動設定(DHCPv6:Dynamic Host Configuration Protocol for IPv6)によるIPアドレス自動設定におけるバインド計算機10の動作について説明する。
図11は、実施の形態2のバインドシステムのシステム構成を示す図である。実施の形態1の図1との違いは、経路制御装置3内にDHCPv6サーバが存在することである。他の構成要素については図1と同じであるものとする。このため、被監視ノードを設置するまでの処理、すなわち、資産情報データベース5への資産情報の登録及び物理タグの生成と被監視ノードへの貼り付けは実施の形態1と同様であり、図7のS100〜103、S104、S105、S108〜S112と同様である。
図12は、実施の形態2の資産IDに対応する被監視ノードのアドレスを登録する処理のフローチャート図である。図12において、S100〜103、S104、S105、S108〜S112は、図7の同じステップNOを付した処理と同様の処理内容である。
図12において、実施の形態1と同様に、S105では資産情報データベース5に情報を登録し終えた被監視ノードの設置を行う。このとき、被監視ノードは直接LAN2に接続するのではなく、バインド計算機10に付属のネットワーク接続装置8に接続する。さらに、ネットワーク接続装置8にはLAN2とバインド計算機10も接続する。この接続状態で被監視ノードの電源を投入すると、被監視ノードは自身にIPv6リンクローカルアドレスを設定する。次に、IPv6ステートフル自動設定(DHCPv6)によってIPv6グローバルアドレスが自動設定される(S200)。すなわち、被監視ノードは経路制御装置3内のDHCPv6サーバからIPv6グローバルアドレス情報を受け取り、自動的に設定する。このとき、DHCPv6サーバでは、同一のMACアドレスからのIPアドレス取得要求に対しては、常に同一のIPアドレスを配布できるようにしておく。
また、はじめてバインド計算機10をLAN2に接続したときには、被監視ノードと同様に、バインドシステムにもIPv6リンクローカルアドレスとIPv6グローバルアドレスが設定される(S201)。この時点で、被監視ノード、バインド計算機10がお互いにIPv6アドレスを用いて通信することができるようになる。
ここで、上記したIPv6ステートフル自動設定(DHCPv6)について説明する。IPv6ステートフルアドレス自動設定は、IPv6に対応したDHCP(DHCPv6)によって機器にIPアドレスが自動設定される。この方法ではIPアドレスの設定はDHCPv6のIPアドレス割り当て規則に従う(DHCPv6の設定に従う)。
次に、ネットワーク接続装置8のポート8bからLAN2と接続されているケーブルを外す。これによって、ネットワーク接続装置8を中継として、被監視ノードとバインド計算機のみがネットワークに接続されている状態にする。
バインド計算機10の物理タグ読取装置7で被監視ノードに貼り付けている物理タグを読み込み、物理タグから資産IDを取得する。このとき、バインド計算機10は資産IDを取得した後にバインド実行部18を起動する(S108〜S112)。バインド実行部18によるS108〜S112は、実施の形態1の図7と同様の処理内容である。
このように、実施の形態2のバインド計算機10では、IPv6ステートフルアドレス自動設定(DHCPv6)によるIPアドレス自動生成時においても実施の形態1と同様の効果が得られる。
以上のように、この実施の形態では、論理識別子をIPアドレスにすることによって、IPv6ステートフルアドレス自動設定(DHCPv6)を利用して、資産のIPアドレスを自動的に設定できる効果がある。
この実施の形態では、資産のIPアドレスの自動設定にIPv6ステートフルアドレス設定(DHCPv6)を用いることを特徴とする資産情報管理装置、資産管理システムについて説明した。
実施の形態3.
実施の形態1及び実施の形態2ではIPv6環境でのバインド計算機、バインドシステムの動作を説明した。この実施の形態3では、IPv4環境でのバインド計算機、バインドシステムの動作について説明する。
本バインドシステム及びバインド計算機では、ノードへのIPアドレス設定は自動的に行われることを前提としている。そこで、IPv4アドレスを自動設定するためにはDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)を用いる。
図13は、実施の形態3のバインドシステムのシステム構成を示す図である。実施の形態1の図1との違いは、被監視ノード1はIPv4のみをサポートしている点、及び、経路制御装置3内にDHCPサーバが存在する点、経路制御装置3がMIB(Management Information Base)情報を記憶するMIB記憶部35を備える点である。また経路制御装置3からMIB記憶部35に記憶されたMIB情報を取得できることとする。他の構成要素については図1と同じであるものとする。このため、被監視ノードを設置するまでの処理、すなわち、資産情報データベース5への資産情報の登録及び物理タグの生成と被監視ノードへの貼り付けは実施の形態1と同様であり、図7のS100〜103、S104、S105、S108、S109と同様である。
図15は、実施の形態3の資産IDに対応する被監視ノードのアドレスを登録する処理のフローチャート図である。図15において、S100〜103、S104、S105、S108、S109は、図7の同じステップNOを付した処理と同様の処理内容である。
図15において、実施の形態1と同様に、S105では資産情報データベース5に情報を登録し終えた被監視ノードの設置を行う。このとき、被監視ノードは直接LAN2に接続するのではなく、バインド計算機10に付属のネットワーク接続装置8に接続する。さらに、ネットワーク接続装置8にはLAN2とバインド計算機10も接続する。この接続状態で被監視ノードの電源を投入すると、被監視ノードは経路制御装置3内のDHCPサーバからIPv4アドレス情報を受け取り、自動的に設定する(S300)。このとき、DHCPサーバでは、同一のMACアドレスからのIPアドレス取得要求に対しては、常に同一のIPアドレスを配布できるようにしておく。
また、はじめてバインド計算機10をLAN2に接続したときには、被監視ノードと同様に、バインド計算機10にもIPv4アドレスが設定される(S305)。この時点で、被監視ノード、バインド計算機10がお互いにIPv4アドレスを用いて通信することができるようになる。
ここで、上記したIPv4のDHCPアドレス自動設定について説明する。IPv4のアドレス自動設定は、IPv4に対応したDHCPによって機器にIPアドレスが自動設定される。この方法ではIPアドレスの設定はDHCPのIPアドレス割り当て規則に従う(DHCPの設定に従う)。
次に、バインド計算機10の物理タグ読取装置7で被監視ノードに貼り付けている物理タグを読み込み、物理タグから資産IDを取得する(S108)。このとき、バインド計算機10は、資産IDを取得した後にバインド実行部18を起動し、S301以下の実行工程の処理を行なう。バインド実行部18は、実施の形態1と同様にバインド計算機10の図示しない記憶部に記憶されたプログラムであり、プログラムがロードされて実行可能状態になったものをバインド実行部18と呼ぶ。
はじめに、バインド実行部18は、経路制御装置3内のMIB記憶部35からARP(Address Resolution Protocol)テーブルを取得する(S301)。ARPテーブルにはIPv4アドレスとMACアドレスの対応が記されている。ARPテーブルの情報はMIBのipNetToMediaNetAddressの項目から取得できる。
次に、取得したARPテーブルから、バインド計算機10のIPv4アドレスと経路制御装置3のIPv4アドレス、同一サブネット以外のIPアドレス、既にバインドデータベース6に登録しているIPv4アドレスを削除する(S302)。この時点で、ネットワーク接続装置8のポート8bのLAN2と接続されているケーブルを外す。これによって、ネットワーク接続装置8を中継として、被監視ノードとバインド計算機10のみがネットワークに接続されている状態にする。
次に、バインド実行部18は、ARPテーブルの残りのIPv4アドレスに対して、ICMP ECHO REQUEST/REPLY要求(通常、PINGコマンド)を実行する(S303)。「ICMP ECHO REQUEST/REPLY要求」とは、通信相手までIPパケットが届くかどうかを検査するために使用するコマンドである。ICMP ECHO REQUESTのパケットを送信すると、通信相手は送信元に対してICMP ECHO REPLYパケットを返信する。すなわち、この検査によって、相手が通信可能であるかどうか(=ネットワーク的に稼動しているかどうか)を調べることができる。
S303を実行する際、同一ネットワーク上にはバインド計算機10と被監視ノードのみ接続されているので、ICMP REPLY応答をしたIPv4アドレスが被監視ノードのIPv4アドレスとなる。応答のあったIPv4アドレスとS108で物理タグ読取装置7により取得した被監視ノードの資産IDとを資産IDをキーにして、バインドデータベース6に登録する(S304)。この時点で、被監視ノードのIPv4アドレスと資産IDが関連付けられる。図14は、バインドデータベースのデータ構成の一例を示す図である。
図15のS100〜S304の処理は、すべての設置する被監視ノードに対して行う。作業終了時の資産情報データベース5とバインドデータベース6を含んだバインド計算機10を、ネットワークを監視しているネットワーク管理装置と同一リンクに接続しておく。
以上の動作によって、被監視ノードの物理識別ID(資産ID)と被監視ノードの論理識別ID(IPアドレス)との関連付けができる。これによって、被監視ノードのIPアドレスを用いて資産IDで管理している設置場所の情報を含む資産情報を検索することができる効果がある。
バインド計算機10とネットワーク管理装置(システム)との連携に関しては上記した実施の形態1と同様である。
このように、実施の形態3のバインドシステムでは、DHCPによるIPv4アドレス自動生成時においても実施の形態1と同様の効果が得られる。すなわち、実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3のバインドシステムを用いることで、IPアドレス自動設定環境においては、論理識別IDにIPv4/IPv6の両プロトコルを使用できることが特徴となる。
以上のように、この実施の形態では、論理識別子をIPアドレスにすることによって、IPv4アドレス自動設定を利用して、資産のIPアドレスを自動的に設定できる効果がある。
この実施の形態では、資産のIPアドレスの自動設定にIPv4のDHCPによる設定を用いることを特徴とするバインド計算機、バインドシステムについて説明を行なった。
実施の形態4.
上記実施の形態1〜3では、資産を被監視ノードとしていた。しかし、資産は、ネットワークに接続する機能と、IPアドレスによって識別できるものであれば、例えば空調機でもかまわない。図16は、この実施の形態のバインド計算機とネットワーク管理装置とを備えるバインドシステム(資産管理システム)の構成図である。図16のように、空調機1x,1yがLAN2に接続され、空調機の稼動状態を監視するネットワーク管理装置20が空調機1x,1yを監視する。空調機1yに異常が発生すると、ネットワーク管理装置20は、異常空調機1yのIPアドレスをネットワーク管理データベース22に記憶する。バインド計算機10は、ネットワーク管理データベース22から異常空調機1yのIPアドレスを取得して、バインド実行部18が、バインドデータベース6から、異常空調機の資産IDを取得する。さらに、バインド実行部18は、取得した資産IDの資産情報を資産情報データベース5から取得して、資産情報19を出力する。ビルの監視員は、資産情報19を確認して、資産情報19の位置情報から異常空調機1yの設置場所を知ることができる。位置情報には、例えば、空調機が設置されているビルの名称、フロアー番号、部屋番号が設定されているものとする。このため、監視員は位置情報の示す現場へすぐに行くことができるので、異常空調機のメンテナンスに直ちに取り掛かることが可能である。
以上の実施の形態の説明において「〜部」として説明したものは、一部或いはすべてコンピュータで動作可能なプログラムにより構成することができる。これらのプログラムは、例えば、C言語により作成することができる。
また、実施の形態の説明において「〜部」として説明したものは、ROM(Read Only Memory)に記憶されたファームウェアで実現されていてもかまわない。或いは、ソフトウェア或いは、ハードウェア或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組みあわせで実施されてもかまわない。
また、上記各実施の形態を実施させるプログラムは、記録媒体に記録される。記録媒体は、磁気ディスク装置、FD(Flexible Disk)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)等その他の記録媒体による記憶装置を用いてもかまわない。
上記プログラムは、コンピュータにロードされ、プロセッサの制御に基づいて実行される。
実施の形態1のIPアドレスと資産IDとを自動連携させた資産管理システムを示す全体構成図である。 カード型ネットワーク接続装置を示す図である。 資産情報データベースのデータ構成の例を示す図である。 バインドデータベースのデータ構成の例を示す図である。 ネットワーク接続装置に被監視ノード、LAN、バインド計算機を接続した状態を示す図である。 バインドデータベースのデータ構成の例を示す図である。 資産IDに対応する被監視ノードのアドレス登録処理のフローチャート図である。 バインド計算機とネットワーク管理装置とを備えるバインドシステム(資産管理システム)の構成図である。 バインド計算機とネットワーク管理装置とを備えるバインドシステム(資産管理システム)の構成図である。 被監視ノードに障害が発生した際のバインド計算機の処理のフローチャートを示す図である。 実施の形態2のバインドシステムのシステム構成を示す図である。 実施の形態2の資産IDに対応する被監視ノードのアドレスを登録する処理のフローチャート図である。 実施の形態3のバインドシステムのシステム構成を示す図である。 バインドデータベースのデータ構成の一例を示す図である。 実施の形態3の資産IDに対応する被監視ノードのアドレスを登録する処理のフローチャート図である。 実施の形態4のバインド計算機とネットワーク管理装置とを備えるバインドシステム(資産管理システム)の構成図である。
符号の説明
1,1a,1b 被監視ノード、1x,1y 空調機、2 LAN、3 経路制御装置、4,4a,4b,4c 物理タグ、5 資産情報データベース、6 バインドデータベース、7 物理タグ読取装置、8 ネットワーク接続装置、8a,8b ポート、10 バインド計算機、11 バインドシステム、12 ネットワーク接続部、13 入力装置、14 登録部、15 タグ生成部、16 タグ生成装置、17 タグ読取部、18 バインド実行部、19 資産情報、20 ネットワーク管理装置、22 ネットワーク管理データベース、35 MIB記憶部。

Claims (14)

  1. 所定の資産の資産情報を管理する資産情報管理装置において、
    上記所定の資産を識別する物理識別子と論理識別子とを記憶する識別子記憶部と、
    上記所定の資産の資産情報を所定の資産の物理識別子に対応させて記憶する資産情報記憶部と、
    上記所定の資産の論理識別子を入力して、入力した論理識別子に対応する物理識別子を上記識別子記憶部を検索して取得し、取得した物理識別子に対応する資産情報を上記資産情報記憶部を検索して取得して、取得した資産情報を出力する実行部と
    を備えたことを特徴とする資産情報管理装置。
  2. 上記資産情報は、少なくとも資産の設置されている場所を示す位置情報を有し、
    上記実行部は、上記資産情報の位置情報を出力して、上記入力された論理識別子によって識別される資産の設置場所を通知する
    ことを特徴とする請求項1記載の資産情報管理装置。
  3. 上記所定の資産は、上記物理識別子を記憶した電子タグを備え、
    上記資産情報管理装置は、
    上記所定の資産を接続するネットワーク接続部と、
    上記所定の資産の電子タグから物理識別子を読み取るタグ読取部とを備え、
    上記実行部は、上記ネットワーク接続部を介して上記所定の資産に対して所定の情報が届くことを確認する確認情報を送信して、上記送信した確認情報に対する応答として上記所定の資産から所定の資産の論理識別子を含む応答情報を、上記ネットワーク接続部を介して受信し、上記タグ読取部が上記電子タグから読み取った上記所定の資産の物理識別子と受信した応答情報の論理識別子とを対応させて上記識別子記憶部に記憶する
    ことを特徴とする請求項1記載の資産情報管理装置。
  4. 上記論理識別子は、IP(Internet Protocol)アドレスであることを特徴とする請求項3載の資産情報管理装置。
  5. 所定の資産と、上記資産の資産情報を管理する資産情報管理装置とを備えた資産管理システムにおいて、
    上記資産管理システムは、
    上記資産の状態を監視して資産の障害を発見し、発見した障害の発生している資産の論理識別子を出力するネットワーク管理装置を備え、
    上記資産情報管理装置は、
    上記所定の資産を識別する物理識別子と論理識別子とを記憶する識別子記憶部と、
    上記所定の資産の資産情報を所定の資産の物理識別子に対応させて記憶する資産情報記憶部と、
    上記ネットワーク管理装置が出力した障害の発生している資産の論理識別子を入力して、入力した論理識別子に対応する物理識別子を上記識別子記憶部を検索して取得し、取得した物理識別子に対応する資産情報を上記資産情報記憶部を検索して取得して、取得した資産情報を出力する実行部とを備えた
    ことを特徴とする資産管理システム。
  6. 上記資産情報は、少なくとも資産の設置されている場所を示す位置情報を有し、
    上記実行部は、上記資産情報の位置情報を出力して、上記入力された論理識別子によって識別される資産の設置場所を通知する
    ことを特徴とする請求項5記載の資産管理システム。
  7. 上記論理識別子は、IP(Internet Protocol)アドレスであることを特徴とする請求項5載の資産管理システム。
  8. 上記資産管理システムは、上記所定の資産を接続するネットワークを備え、
    上記所定の資産は、上記ネットワークに接続されて、IPv6(Internet Protocol version6)ステートレスアドレス自動設定(Plug&Play)によって、自己のIPアドレスを設定することを特徴とする請求項7記載の資産管理システム。
  9. 上記資産管理システムは、上記所定の資産を接続するネットワークを備え、
    上記所定の資産は、上記ネットワークに接続されて、IPv6(Internet Protocol version6)ステートレフルアドレス設定(DHCPv6(Dynamic Host Configuration Protocol version6))によって、自己のIPアドレスを設定することを特徴とする請求項7記載の資産管理システム。
  10. 上記資産管理システムは、上記所定の資産を接続するネットワークを備え、
    上記所定の資産は、上記ネットワークに接続されて、IPv4(Internet Protocol version4)のDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)によって、自己のIPアドレスを設定することを特徴とする請求項7記載の資産管理システム。
  11. 上記資産は、自己を識別する物理識別子を記憶した電子タグを備え、
    上記資産管理システムは、
    上記資産の備える電子タグから、上記所定の資産の物理識別子を取得するタグ読取装置を備え、
    上記資産情報管理装置は、
    上記タグ読取装置を接続して所定の資産の備える電子タグから所定の資産の物理識別子を取得することを指示して、所定の資産の物理識別子を取得するタグ読取部と、
    上記所定の資産を接続するネットワーク接続部とを備え、
    上記実行部は、上記ネットワーク接続部を介して上記所定の資産に対して所定の情報が届くことを確認する確認情報を送信して、上記送信した確認情報に対する応答として上記所定の資産から所定の資産の論理識別子を含む応答情報を、上記ネットワーク接続部を介して受信し、上記タグ読取部が上記電子タグから読み取った上記所定の資産の物理識別子と受信した応答情報の論理識別子とを対応させて上記識別子記憶部に記憶する
    ことを特徴とする請求項5記載の資産管理システム。
  12. 上記資産情報管理装置は、携帯型の電子機器であり、上記実行部により出力された位置情報の示す所定の資産の設置場所へ移動させることが可能であることを特徴とする請求項6記載の資産管理システム。
  13. 上記電子タグは、RFIDタグ(Radio Frequency IDタグ)であることを特徴とする請求項11記載の資産管理システム。
  14. 所定の資産の資産情報を管理する資産管理方法において、
    上記所定の資産を識別する物理識別子と論理識別子とを対応させて記憶する識別子記憶工程と、
    上記所定の資産の資産情報を所定の資産の物理識別子に対応させて記憶する資産情報記憶工程と、
    上記所定の資産の論理識別子を入力して、入力した論理識別子に対応する物理識別子を上記識別子記憶工程によって記憶された論理識別子を検索して取得し、取得した物理識別子に対応する資産情報を上記資産情報記憶工程によって記憶された物理識別子を検索して取得して、取得した資産情報を出力する実行工程と
    を有することを特徴とする資産管理方法。
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