JP2000353143A - ネットワークにおけるノード検索方法、装置、および、ノード検索のためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ネットワークにおけるノード検索方法、装置、および、ノード検索のためのプログラムを記録した記録媒体

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JP2000353143A
JP2000353143A JP2000035175A JP2000035175A JP2000353143A JP 2000353143 A JP2000353143 A JP 2000353143A JP 2000035175 A JP2000035175 A JP 2000035175A JP 2000035175 A JP2000035175 A JP 2000035175A JP 2000353143 A JP2000353143 A JP 2000353143A
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node
packet
domain
program
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Atsushi Uchino
敦 内野
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    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/16Multipoint routing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • HELECTRICITY
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    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/50Network services
    • H04L67/51Discovery or management thereof, e.g. service location protocol [SLP] or web services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/10Active monitoring, e.g. heartbeat, ping or trace-route

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ルータを介して接続されたネットワークにお
けるプリンタを、ブロードキャストパケットを用いて検
索する。 【解決手段】 ホスト110は、ルータ200からルー
ティング情報を取得する。ホスト110は、ルーティン
グ情報における、サブネットワークB103のドメイン
名から、そのドメインにおけるブロードキャストアドレ
スを求め、そのブロードキャストアドレスに宛てたプリ
ンタ名を要求するブロードキャストパケットを、ルータ
200を介して送出する。ホスト110は、ブロードキ
ャストパケットに対する応答パケットを受信することに
よって、プリンタ120を検索する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークにお
けるノードの検索を行う技術に係り、特に、ネットワー
ク相互接続装置を介して接続される複数のドメインを含
んで構成されるネットワークにおけるノードの検索を行
うための方法、装置、および、そのためのプログラムを
記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークには、ノード(node)と称
される、アドレス付け可能な装置が、複数接続される。
ノードとしては、例えば、ワークステーション、パーソ
ナルコンピュータ、プリンタ、スキャナ、ルータ等があ
る。この種のネットワークにおいては、すべてのノード
の所在を常に知っておくことは困難であるため、特定の
ノードの存在を検索する必要が生じることがある。例え
ば、特定のサービスを行うノードの検索を行うことがあ
る。
【0003】この目的のため、あるネットワーク内で特
定のサービスを行うノードについて、特定のポート番号
からのブロードキャストに対して、自己の名称および状
態を返送するように設計することが可能である。例え
ば、ホストコンピュータにおける電源投入時または印刷
開始時に、上記特定のポート番号に対してブロードキャ
ストすることによって、特定のサービスを行うノード、
例えば、印刷を行うプリンタを検索することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、ネットワーク相
互接続装置(IWU:InternetWorking Unit)、例え
ば、ルータ(Router)などによって接続された複数のサ
ブネットワークで構成されるネットワークがある。この
ようなネットワークでは、あるサブネットワークでのブ
ロードキャストは、通常、ルータを越えては転送されな
い。このため、上述した方法では、IWUを介して接続さ
れるセクションにおけるサービス提供ノードを検索する
ことはできない。
【0005】例えば、サブネットワークAおよびサブネ
ットワークBがルータによって相互接続されたネットワ
ークが構築されているとする。サブネットワークAおよ
びBにおけるサブネットマスクが255.255.255.0であ
り、サブネットワークAに対するルータのアドレスがxx
x.yyy.22.255であり、サブネットワークBに対するルー
タのアドレスがxxx.yyy.33.255であるとする。このよう
なネットワーク構成においては、サブネットワークAに
接続されているあるノード(ホスト)からのサブネット
ワークA内へのブロードキャストアドレスは、xxx.yyy.2
2.255である。ところが、ルータは、このブロードキャ
ストアドレスを持つブロードキャストパケットをサブネ
ットワークBへは転送しない。
【0006】従って、サブネットワークAにおけるノー
ドからの前述したブロードキャストによっては、通常、
サブネットワークBにおけるノードからの応答を得るこ
とができないという問題がある。
【0007】本発明の目的は、 ネットワーク相互接続
装置を介して複数のドメインが接続されて構成されるネ
ットワークであっても、ブロードキャストパケットを用
いたノード検索を可能とするノード検索方法、装置、お
よび、そのためのプログラムを記録した記録媒体を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の態様によれば、ネットワークにおけ
るノード検索方法において、ネットワーク上に送出され
た、当該ネットワークにおけるドメインが記述されたル
ーティング情報を含むパケットを取得し、上記取得した
ルーティング情報に記述されたドメインに宛てて、特定
サービスを提供するノードの応答を要求するブロードキ
ャストパケットを送出し、上記ブロードキャストパケッ
トに対する応答パケットを受信して、該応答パケットを
送出したノードを検知することを特徴とするノード検索
方法が提供される。
【0009】本発明の第2の態様によれば、ネットワー
クにおけるノード検索方法において、予め設定された、
ルーティング情報を記憶することができるネットワーク
相互接続装置に宛てて、当該ネットワーク相互接続装置
が接続されているネットワークにおけるルーティング情
報を要求するパケットを送出し、上記ルーティング情報
を含むパケットを受信し、上記受信したルーティング情
報に記述されたドメインに宛てて、特定サービスを提供
するノードの応答を要求するブロードキャストパケット
を送出し、上記ブロードキャストパケットに対する応答
パケットを受信して、該応答パケットを送出したノード
を検知することを特徴とするノード検索方法が提供され
る。
【0010】本発明の第3の態様によれば、複数のドメ
インを含んで構成されるネットワークにおけるサービス
提供ノードを検索するためのノード検索方法において、
ネットワークを構成する各ドメインを検索するための第
1の処理と、上記第1の処理において検索されたドメイ
ンのうち少なくとも1つのドメインにおける特定サービ
ス提供ノードを検索するための第2の処理と、を行うこ
とを特徴とするノード検索方法が提供される。
【0011】本発明の第4の態様によれば、ネットワー
クにおけるノード検索方法において、RIP(Routing Info
rmation Protocol)パケットを受信し、上記受信したRIP
パケットから、ネットワークにおける各ドメインのネッ
トワーク番号およびルータアドレスを示す情報を取得
し、上記取得した情報に基づいて、特定のポート番号で
特定のネットワーク内にブロードキャストしてノードを
検索することを特徴とするネットワークにおけるノード
検索方法が提供される。
【0012】本発明の第5の態様によれば、ネットワー
クにおけるノードを検索するためのノード検索装置にお
いて、ネットワークと接続するためのネットワークイン
タフェース手段と、上記ネットワークインタフェース手
段によって取得された、ルーティング情報を含むパケッ
トからドメインを示す情報を取得するための手段と、上
記ドメインに対するブロードキャストアドレスを求める
ための手段と、上記求めたブロードキャストアドレスに
対して、特定のサービスを行うノードからの応答を求め
る要求パケットを生成し、上記ネットワークインタフェ
ース手段を介してネットワークに送出するための手段
と、上記要求パケットに対する応答パケットに含まれる
上記特定のサービスを行うノードを示す情報を抽出して
ノードを検出するための手段とを有することを特徴とす
るノード検索装置が提供される。
【0013】本発明の第6の態様によれば、ネットワー
クにおけるノードを検索するためのノード検索装置にお
いて、予め設定された、ルーティング情報を記憶するこ
とができるネットワーク相互接続装置に宛てて、当該ネ
ットワーク相互接続装置が接続されているネットワーク
におけるルーティング情報を要求するパケットを送出す
るための手段と、上記ルーティング情報を含むパケット
を受信し、該ルーティング情報に含まれるノードを示す
情報を取得するための手段と、上記情報を取得したネッ
トワーク相互接続装置ノードに宛てて、当該ネットワー
ク相互接続装置を介して接続されるドメインに対してブ
ロードキャストされる、特定サービスを提供するノード
の応答を求める要求パケットを送出するための手段と、
上記要求パケットに対する応答パケットを受信して、該
応答パケットを送出したノードを検知するための手段と
を有することを特徴とするノード検索装置が提供され
る。
【0014】本発明の第7の態様によれば、コンピュー
タに実行させて、ネットワークにおけるノードを検索す
るためのプログラムが記憶された、コンピュータ読み取
り可能な記憶媒体において、上記プログラムは、ネット
ワーク上に送出された、当該ネットワークにおけるドメ
インが記述されたルーティング情報を含むパケットを取
得する処理、上記取得したルーティング情報に記述され
たドメインに宛てて、特定サービスを提供するノードの
応答を要求するブロードキャストパケットを送出する処
理、および、上記ブロードキャストパケットに対する応
答パケットを受信して、該応答パケットを送出したノー
ドを検知する処理を上記コンピュータに実行させるもの
であることを特徴とするプログラムを記録した記録媒体
が提供される。
【0015】本発明の第8の態様によれば、コンピュー
タに実行させて、ネットワークにおけるノードを検索す
るためのプログラムが記憶された、コンピュータ読み取
り可能な記憶媒体において、上記プログラムは、予め設
定された、ルーティング情報を記憶することができるネ
ットワーク相互接続装置に宛てて、当該ネットワーク相
互接続装置が接続されているネットワークにおけるルー
ティング情報を要求するパケットを送出する処理と、上
記ルーティング情報を含むパケットを受信する処理と、
上記受信したルーティング情報に記述されたドメインに
宛てて、特定サービスを提供するノードの応答を要求す
るブロードキャストパケットを送出する処理と、上記ブ
ロードキャストパケットに対する応答パケットを受信し
て、該応答パケットを送出したノードを検知する処理と
を上記コンピュータに実行させるものであることを特徴
とするプログラムが記憶された記憶媒体が提供される。
【0016】本発明の第9の態様によれば、コンピュー
タに実行させて、複数のドメインを含んで構成されるネ
ットワークにおけるサービス提供ノードを検索するため
のプログラムが記憶された、コンピュータ読み取り可能
な記憶媒体において、ネットワークを構成する各ドメイ
ンを検索するための第1の処理と、上記第1の処理にお
いて検索されたドメインのうち少なくとも1つのドメイ
ンにおける特定サービス提供ノードを検索するための第
2の処理とを上記コンピュータに実行させるものである
こと、を行うことを特徴とするプログラムを記録した記
録媒体が提供される。
【0017】本発明の第10の態様によれば、コンピュ
ータに実行させて、複数のドメインを含んで構成される
ネットワークにおけるサービス提供ノードを検索するた
めのプログラムが記憶された、コンピュータ読み取り可
能な記憶媒体において、上記プログラムは、RIP(Routin
g Information Protocol)パケットを受信する処理と、
上記受信したRIPパケットから、ネットワークにおける
各ドメインのネットワーク番号およびルータアドレスを
示す情報を取得する処理と、上記取得した情報に基づい
て、特定のポート番号で特定のネットワーク内にブロー
ドキャストしてノードを検索する処理とを上記コンピュ
ータに実行させるものであることを特徴とするプログラ
ムを記録した記録媒体が提供される。
【0018】本発明の第11の態様によればコンピュー
タに実行させて、複数のドメインを含んで構成されるネ
ットワークにおけるサービス提供ノードを検索するため
のプログラムが記憶された、コンピュータ読み取り可能
な記憶媒体において、上記プログラムは、SNMP (Simple
Network Management Protocol)パケットを受信する処
理と、上記受信したSNMPパケットから、ネットワークに
おける各ドメインのネットワーク番号およびルータアド
レスを示す情報を取得する処理と、上記取得した情報に
基づいて、特定のポート番号で特定のネットワーク内に
ブロードキャストしてノードを検索する処理とを上記コ
ンピュータに実行させるものであることを特徴とするプ
ログラムを記録した記録媒体が提供される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0020】まず、本発明の第1の実施形態について説
明する。本実施の形態によって行われるノード検索方法
は、RIP(Routing Information Protocol)プロトコルに
よりネットワークのドメイン情報を取得し、その情報を
基に、情報を取得したドメイン内のノードを検索するも
のである。以下の説明では、ネットワーク相互接続装置
として、ルータ(Router)が用いられたネットワークに適
用される場合について説明する。しかし、本発明はこれ
に限定されない。例えば、他種のネットワーク相互接続
装置、ドメイン間のトラフィックをリレーする機器、例
えば、ブリッジ(Bridge)、ブルータ(Brouter)、ゲー
トウエイ(Gateway)などを用いて相互に接続されるネッ
トワークであっても適用することができる。
【0021】RIPの仕様は、RFC(Request For Comments)
−1058で公開されている。また、機能拡張されたRIP Ve
r2(RIP2とも呼ばれる。)について、RFC−1723にて仕様
が公開されている。さらに、RFC−1923にて状況説明が
行われている。なお、RIP Ver2と区別するために、RFC
−1058におけるRIPを、RIP Ver1、RIP1と呼ぶこともあ
る。
【0022】図1を参照して、本実施の形態に係るノー
ド検索方法について、その概要を説明する。図1におい
て、サブネットワークAおよびサブネットワークBがル
ータ200によって相互接続されたネットワークが構築
されているとする。ここで、サブネットワークAおよびB
におけるサブネットマスクが255.255.255.0であり、
サブネットワークAに対するルータ200のアドレスがx
xx.yyy.22.255であり、サブネットワークBに対するル
ータ200のアドレスがxxx.yyy.33.255であるとする。
【0023】ホストa110が、ルータ200のアドレ
スと、サブネットワークBのネットワークのアドレスと
を知っている場合、xxx.yyy.33.255に対するブロードキ
ャストパケットをルータ200に宛てて送ることができ
る。このようなブロードキャストパケットを受け付ける
と、ルータ200は、このブロードキャストパケットを
サブネットワークBに転送する。
【0024】転送されたブロードキャストパケットは、
サブネットワークBにおける各ノードにおいて受信され
る。例えば、サブネットワークBにおけるプリンタb1
20は、受信したブロードキャストパケットに対する応
答パケットをルータ200に返送する。ルータ200
は、当該応答パケットを発信元であるホストa110に
転送する。
【0025】このようにして、ホストa110は、ルー
タ200を介して接続されたサブネットワークBにある
プリンタb120の存在を知ることができる。
【0026】ネットワークアドレスと、そのネットワー
クへのルータのアドレスのリストとは、RIP(Routing In
formation Protocol)と呼ばれるプロトコルを利用して
得ることができる。通常、このRIPは、ルータ相互にル
ーティング情報を交換するために用いられるものであ
る。ルータは、一定の時間間隔で自己が行えるルーティ
ング情報をブロードキャストしたり、ルーティング情報
の問い合わせに応答したりする。このルーティング情報
をルータから取得することにより、上述したように、ル
ータを介して接続されるネットワークに対するブロード
キャストが行えるようになる。
【0027】また、ネットワーク上で、ルータ相互にル
ーティング情報が交換されることから、ネットワーク上
に送出されたルーティング情報を取得することによって
ルーティング情報を取得することが可能である。
【0028】以下、図2から図14を参照して、本発明
の実施形態について説明する。以下の実施形態では、ノ
ード検索プログラム、上記ノード検索プログラムを実行
することでノード検索を行う方法、および、上記ノード
検索プログラムを実行することでノードを検索する装置
について、それぞれ詳細に説明する。
【0029】まず、図2を参照して、ホストとしてノー
ド検索をおこなうためのクライアント装置(Client P
C)の一例について説明する。図2において、クライア
ント装置10は、プログラムに従って演算処理を行うた
めの中央処理装置(CPU)11と、各種プログラムお
よび作業データを記憶するためのメモリ12と、処理対
象データおよび処理結果データを格納するための補助記
憶装置14と、ネットワーク100と接続するためのネ
ットワークインタフェース15と、ユーザに対する情報
の表示およびユーザによる操作の受付を行うためのマン
マシンインタフェース16と、記憶媒体20に記憶され
ている情報を読み取るための媒体読み取り装置17と、
これらを接続するためのバス18とを有して構成され
る。上記各種プログラムには、オペレーティングシステ
ム(OS)、各種アプリケーション、後述するノードを
検索するための手順が記述されたノード検索プログラム
13等が含まれる。
【0030】次に、図3を参照して、上記ネットワーク
インタフェースについて説明する。ネットワークインタ
フェース15は、ネットワーク100と物理的に接続す
るためのコネクタ15aと、データリンク層15bを構
成する送受信部151と、IPプロトコル15cおよびUD
Pプロトコル15dを実現するためのプロトコル処理部
152とを有して構成される。
【0031】上記マンマシンインタフェース16は、例
えば、キーボード装置およびポインティング装置の少な
くとも一方と、ディスプレイ装置とを備えて構成され
る。また、タッチパネルなどの、入力および出力の機能
を併せて実現する入出力装置を用いて構成してもよい。
【0032】上記媒体読み取り装置17と、記憶媒体2
0とは、互いに対応する形式であればよい。記憶媒体2
0としては、例えば、磁気フロッピディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、磁気テープなどが挙げられる。
【0033】上記ノード検索プログラム13は、これを
メモリ12にロードした状態で、中央処理装置11によ
り実行される。その結果、ノードを検索する機能が実現
される。また、プログラム13のメモリ12へのロード
は、その出所に依存しない。すなわち、プログラム13
は、それがコンピュータ読み取り可能に記録された記録
媒体によって提供されることができる。また、ネットワ
ークを介してダウンロードすることで提供されることが
できる。例えば、補助記憶装置14に予め格納されたも
のをメモリ12にロードすることができる。ネットワー
ク100から伝送されるプログラムをメモリ12にロー
ドすることができる。また、記憶媒体20に格納された
ものを媒体読み取り装置17によって読み取り、メモリ
12にロードしてもよい。
【0034】次に、上記ノード検索プログラム13によ
り実現される機能の構成について説明する。図11に示
すように、ノード検索プログラム13は、メインプログ
ラム(Main program)131と、データベース(Databa
se)132と、RIPエージェント(RIP Agent)133
と、サーバエージェント(Server Agent)134と、ユー
ザインタフェース(User interface)135とをそれぞ
れ機能モジュールとして実現するプログラムを含んでい
る。上記メインプログラム131は、各機能の全体制御
を行うためのものである。これらのプログラムは、CP
U11により実行され、それぞれの機能が実現される。
実行結果は、メモリ12または補助記憶装置14に格納
される。
【0035】上記RIPエージェント133は、RIPの仕様
に従って、RIP 要求(RIP request)パケットを送信
し、RIP 応答(RIP Response)パケットを受信するため
のモジュールである。RIPの仕様は、上述のように、例
えば、RFC−1058、RFC−1723などに記載されている。ま
た、RIPエージェント133は、上記受信されたRIP応答
(RIP Response)パケットに基づきドメインリスト(Do
main list)132dを作成する。
【0036】上記サーバエージェント134は、特定の
サービスを行うサーバに、そのサービスに対応するサー
バ名要求パケットを送信し、サーバ名を含むパケットを
受信するためのものである。また、上記サーバエージェ
ント134は、受信されたサーバを識別する情報を含む
パケットに基づきサーバリスト(Server list)132
sを作成する。上記特定のサービスとしては、例えば、
プリント、スキャンなどが挙げられる。より具体的に
は、例えば、プリンタ名要求(Printer name request)
パケットを指定されたノードに送信し、プリンタ名(pr
inter name)パケットを受信するためのモジュール(プ
リンタエージェント、Printer agent)、スキャナ名要
求(Scanner name request)パケットを指定されたノー
ドに送信し、スキャナ名(Scanner name)パケットを受
信するためのモジュール(スキャナエージェント、Scan
ner agent)などのうち少なくとも1つを含むサーバエ
ージェントを実装することができる。
【0037】上記データベース132は、RIPエージェ
ント133により作成されたドメインリスト132d、
および、サーバエージェント134により作成されたサ
ーバリスト132sをそれぞれ保存する。これらのリス
トのデータは、一時的には、例えば、メモリ12に保存
され、さらに、助記憶装置14に保存される。上記サー
バリスト132sとしては、例えば、上記プリンタエー
ジェント134が受信したプリンタ名パケットから作成
されるプリンタリスト(Printer list)、上記スキャナ
エージェントが受信したスキャナ名パケットから作成さ
れるスキャナ(Scanner list)などが挙げられる。
【0038】上記ユーザインタフェース135では、上
記ドメインリスト132d、および、サーバリスト13
2sを、ユーザに表示するためのモジュールである。ま
た、ユーザインタフェース135において、さらに、例
えば、検索すべきサーバの種別(サービスの内容)、サ
ーバを検索すべきネットワークの範囲(例えば、ホップ
数)などを指定する指示を受け付けるための処理を行
う。ユーザインタフェース135は、マンマシンインタ
フェース16(図2参照)の制御をも行う。
【0039】次に、上記メインプログラムの動作手順に
ついて説明する。図12に、メインプログラム131の
動作手順の一例を示す。これらの手順は、CPU11に
より実行される。
【0040】上記マンマシンインタフェース16を介し
ておこなわれるユーザからのノード検索要求操作を、上
記ユーザインタフェース135により受け付ける(ステ
ップ1311)。すなわち、上記ノード検索プログラム
30を機能させることについての要求を受け付ける。こ
れを契機として、CPU11は、上記RIPエージェント
133を起動し、上記RIPエージェント133にドメイ
ンリスト132dを作成させる(ステップ1312)。
【0041】次に、上記作成したドメインリスト132
dを、上記ユーザインタフェース135によりマンマシ
ンインタフェース16において表示させる(ステップ1
313)。そして、マンマシンインタフェース16を介
しておこなわれる、上記表示させたドメインリスト13
2dから特定のドメインを選択するユーザの操作を、上
記ユーザインタフェース135によって受け付ける(ス
テップ1314)。
【0042】CPU11は、サーバエージェント134
を起動する。そして、サーバエージェント134にサー
バリスト132sを作成させる(ステップ1315)。
これを受けて、サーバエージェント134は、上記選択
されたドメインに対して、特定のサービスに対応するサ
ーバ(例えば、プリンタ、スキャナなど)発見用のパケ
ットを、上記サーバエージェント134によりブロード
キャストする。また、サーバエージェント134は、サ
ーバ発見用のパケットに対する応答パケットによってサ
ーバを発見し、該発見されたサーバについてのサーバリ
スト132sを作成する。
【0043】そして、CPU11は、上記作成したサー
バリスト132sを、上記ユーザインタフェース135
によりマンマシンインタフェース16に表示させる(ス
テップ1316)。
【0044】従って、RIP エージェント133により検
索され、作成されたドメインリスト132dの各々に対
して、それぞれサーバリストの作成を行うことで、ネッ
トワークにおける全サーバのリストアップを行うことが
できる。このとき、各ドメインについて1個ずつのブロ
ードキャストパケットの送出で、ネットワーク全体に対
する検索が実現される。
【0045】次に、RIP エージェント133によるドメ
インリストの作成処理の詳細について、図13を参照し
て説明する。図13には、RIP エージェント133によ
るドメインリストの作成処理手順を示す。
【0046】上記メインプログラム131により起動さ
れると、RIP エージェント133は、まず、クライアン
ト装置におけるオペレーティングシステム(Client O
S)におけるネットワーク設定から、既定ルータ(Defau
lt Router)のIPアドレス、および、ネットマスク(Net
mask)を取得する(ステップ1331)。例えば、ネッ
トワーク設定から、“Default Router:xxx.yyy.1.1, N
etmask:255.255.255.0”という情報が取得される。
【0047】次に、RIP エージェント133は、RIP要
求(RIP request)パケットを作成する(ステップ13
32)。また、RIP エージェント133は、上記作成し
たRIP要求(RIP request)パケットを既定ルータに送出
し、応答を待つ(ステップ1333、1334)。
【0048】RIP エージェント133は、既定ルータか
らの応答として得られたRIP応答(RIP response)パケ
ットからドメインリスト132dを作成し、これをデー
タベース132に登録する(ステップ1335)。
【0049】上記ステップ1334において、一定時間
内に既定ルータからの応答が得られない場合には、RIP
エージェント133は、中止処理をおこなう(ステップ
1336)。すなわち、RIP エージェント133は、既
定ルータに障害が発生しているか、既定ルータがRIPプ
ロトコルをサポートしていない旨の警告を、ユーザイン
タフェース135によりマンマシンインタフェース16
を介してユーザに通知させ、処理を中止する。ここで、
上記一定時間としては、例えば、60秒間と設定するこ
とができる。RFCでは、ルータ相互のルーティング情報
伝送について、RIPパケットを、30秒毎にブロードキ
ャストすることを推奨している。従って、30秒の2倍
の60秒間までは、障害と判断することが妥当であろ
う。
【0050】次に、サーバエージェント134によるサ
ーバリスト132sを作成する手順の詳細について、図
14を参照して説明する。ここでは、サーバとして、プ
リンタのリストを作成する場合について説明する。本発
明はこれに限られない。例えば、他の種別のサービスを
行うサーバのリストも同様の手順にて作成することが可
能である。
【0051】上記メインプログラム131により起動さ
れると、サーバエージェント134は、指定されたドメ
インに対するブロードキャストアドレスを、次式(1)
によって計算する(ステップ1341)。
【0052】 BA=DA or (not NM) …(1) 例えば、ドメインのアドレスがDA=xxx.yyy.2.0で、ネッ
トマスクがNM=255.255.255.0ならば、ブロードキャスト
アドレスBAは、(1)式より、BA=xxx.yyy.2.255とな
る。
【0053】次に、サーバエージェント134は、プリ
ンタ名要求パケットを作成する(ステップ1342)。
上記パケットの作成に際して用いられるTCP/IP ポート
(port)番号は、特別に割り当てられたものを使用す
る。プリンタ名要求パケットであることは、例えば、UD
Pデータに"GetPrintername"という文字列を含めること
によって指定することができる。また、これに加えて、
若しくは、これに代えて、UDPにおけるTCP/IP ポート番
号による指定を行ってもよい。
【0054】サーバエージェント134は、プリンタ名
要求パケットを上記計算したブロードキャストアドレス
に送り、応答を待つ(ステップ1343,1344)。
サーバエージェント134は、一定時間内に得られた応
答を集めて、プリンタリストを作成する(ステップ13
45)。また、一定時間内にプリンタからの応答が得ら
れない場合には、サーバエージェント134は、そのド
メイン内にプリンタが存在しないものとして空のリスト
を作成する(ステップ1346)。
【0055】ここでは、プリントを行うプリンタサーバ
のリストを作成する場合について説明した。本発明はこ
れに限らず、他の種別のサービスを行うノード(サー
バ)のリストを作成に適用することができる。例えば、
スキャンを行うスキャナサーバのリストを作成する場
合、上記プリンタ名要求パケットに代えて、スキャナ名
要求パケットを作成し、これをブロードキャスト送信す
ればよい。スキャナ名要求パケットであることは、例え
ば、UDPデータに"GetScannername"という文字列を含め
ることによって指定することができる。
【0056】次に、図4から図6を参照して、RIPパケ
ットの詳細について説明する。RIPパケットは、トラン
スポート層におけるプロトコルの一つであるUDP(User D
atagram Protocol)におけるUDPデータグラムに組み込ま
れて運ばれる。送信および受信の両方に、UDPポート520
が使われる。ただし、要求元における任意のUDPポート
からの送信も可能であり、この場合であっても、応答
は、UDP520ポートに宛てられる。
【0057】ここで、ルーティング情報伝達のプログラ
ムを起動させている機器(例えば、UNIXワークステーシ
ョンなど)がネットワークに接続されている場合、当該
機器からも、ブロードキャストに対する応答が返され
る。
【0058】図4において、RIPパケット4000は、
イーサネットヘッダ(Ethernet Header)4100と、I
Pヘッダ4200と、UDPヘッダ4300と、RIP要求/
応答メッセージを含むUDPデータ4400とを有して構
成される。上記イーサネットヘッダ4100は14バイ
ト、IPヘッダ4200は20バイト、UDPヘッダ4300
は8バイトの、それぞれ固定長のフォーマットである。R
IP要求/応答メッセージを含むUDPデータ4400
は、その長さに応じた可変長データである。
【0059】上記RIP要求/応答メッセージは、メッセ
ージが要求タイプか応答タイプかを示すためのコマンド
と、RIPのバージョンを示すバージョン番号と、ルート
タグと、アドレスファミリ識別子とを含んで構成され
る。応答タイプのメッセージでは、さらに、ルートエン
トリを含む構成となる。
【0060】ルーティングテーブル(Routing Table)を
要求する場合、上記コマンドとして、“1”がセットさ
れる。このパケットをブロードキャスト(Broadcast)す
ることによって、ネットワーク上のそれぞれのルータか
ら応答メッセージを含むパケットを取得することができ
る。この場合、コマンドとして“2”がセットされてい
る。
【0061】ルーティングテーブルは、5バイト目から
20バイトの繰り返しで、25エントリまでである。これ
を超えるエントリは、さらに、RIP要求(RIP Request)を
行うことによって取得される。従って、ルーティングテ
ーブルが大きい場合は、複数回のRIP要求を行って、ル
ーティングテーブルを完成させることとなる。
【0062】RIP Ver1(Version=1)の場合、上記ルート
タグ、サブネットマスク、および、ネクストホップは、
それぞれ“0”となる。すなわち、ドメイン毎のサブネ
ットマスクの値を取得することはできない。
【0063】上記アドレスファミリ識別子は、アドレス
の表現形式を指定するためのものであり、IP(Intern
et Protocol)の場合は、2がセットされる。なお、I
Pは、インターネットプロトコルセットにおける、ネッ
トワーク層プロトコルである。
【0064】要求タイプのメッセージの場合、コマンド
には、要求を示す“1”がセットされ、アドレスファミ
リ識別子に“0”がセットされ、メトリックには、RIP
Ver1での最大値である“16”をセットする。
【0065】次に、図5を参照して、上記RIP要求メッ
セージの詳細について説明する。図5において、RIP要
求メッセージ4410は、コマンド(Command、1バイ
ト)4411と、バージョン(Version、1バイト)4
412と、未使用バイト(unused、2バイト)4413
と、アドレスファミリ識別子(Address Family Identif
ier、2バイト)4414と、ルートタグ(Route Tag、
2バイト)4415とから構成され、合計8バイトであ
る。
【0066】RIP Ver1に対応する場合の、上記RIP要求
メッセージ4410における値は、コマンド4411に
は要求(request)を示す“1”がセットされ、バージ
ョン4412にはRIP Ver1を示す“1”がセットされ、
アドレスファミリ識別子4414にはIPを示す“2”
がセットされ、ルートタグ4415はRIP Ver1ではサポ
ートされていないため“0”がセットされる。
【0067】次に、図6を参照して、上記RIP応答メッ
セージの詳細について説明する。図6において、RIP応
答メッセージ4420は、コマンド(1バイト)442
1と、バージョン(1バイト)4422と、未使用バイ
ト(2バイト)4423と、アドレスファミリ識別子
(2バイト)4424と、ルートタグ(2バイト)44
25と、ルーティング情報を示すルートエントリ443
0とを含んで構成される。本図では、1つのルートエン
トリが含まれる場合が描かれている。ルートエントリの
数はこれに限られない。2以上のルートエントリが含ま
れる場合もある。従って、RIP応答メッセージは、伝送
すべきテーブルのサイズ、すなわち、ルートエントリの
数によって、メッセージの長さが変わる。
【0068】RIP Ver1に対応する場合の、上記RIP応答
メッセージにおける値は、コマンド4421には応答
(response)を示す“1”がセットされ、バージョン4
422にはRIP Ver1を示す“1”がセットされ、アドレ
スファミリ識別子4424にはIPを示す“2”がセット
され、ルートタグ4415はRIP Ver1ではサポートされ
ていないため“0”がセットされる。そして、これらの
後に、16バイトを1組として、ルーティング可能なア
ドレスがリストされたルートエントリ4430が1以上
続く。
【0069】各ルートエントリ4430は、ドメインの
ネットワークアドレス(Network address)を示すIPア
ドレス(IP Address、4バイト)4431と、そのドメ
インのネットマスク(Netmask)を示すサブネットマス
ク(Subnet Mask、4バイト)4432と、そのドメイ
ンへルーティングすることができるルータのIP アドレ
スを示す次ホップ(Next Hop、4バイト)4433と、
そこまでのルータの数を示すメトリック(Metric、4バ
イト)4434とを有して構成される。
【0070】次に、指定されたドメインに宛ててブロー
ドキャストされる、サーバ名要求パケットについて説明
する。ここでは、サーバとしてプリントサーバを対象と
する場合を例に挙げて説明する。もちろん、本発明が適
用されるサーバにおけるサービス種別はこれに限らな
い。
【0071】まず、図7を参照して、プリンタ名要求パ
ケットについて説明する。図7において、プリンタ名要
求パケット5000は、イーサネットヘッダ(14バイ
ト)5100と、IPヘッダ(20バイト)5200と、UD
Pヘッダ(8バイト)5300と、プリンタ名要求を示す
情報が記述されたUDPデータ(14バイト)5400とを
含んで構成される。
【0072】上記プリンタ名要求を示す情報としては、
例えば、"GetPrintername"という文字列を用いることが
できる。なお、プリンタ名要求を示す情報として、TCP/
IPポート番号を用いる場合には、UDPヘッダにおける宛
先ポート(Destination port)において、ポート番号を指
定すればよい。
【0073】このようなプリンタ名要求パケットが、あ
るドメインに対してブロードキャストされることによ
り、当該ブロードキャストされたドメインにおける各ノ
ードが、プリンタ名要求パケットを解釈し、自己が該当
するサービス(ここでは、プリントである)を提供する
場合には、応答パケットを返送する。
【0074】次に、図8を参照して、プリンタ名要求パ
ケットに対する応答パケットについて説明する。図8に
おいて、応答パケットは、イーサネットヘッダ(14バイ
ト)5100と、IPヘッダ(20バイト)5200と、UD
Pヘッダ(8バイト)5300と、プリンタ名を示す情報
を含むUDPデータ(可変長)5400とを含んで構成さ
れる。応答パケットは、上記プリンタ名要求パケットを
送出したノードに宛ててユニキャストで返送される。
【0075】次に、図9を参照して、ドメインリストの
構成について説明する。図9において、ドメインリスト
132dは、ドメイン名132d1、宛先ルータ132
d2、および、ネットマスク(Netmask)132d3を
示す情報が、互いに関係づけられたリレーショナル構造
を有する。
【0076】ただし、RIP Ver2の仕様では、ネットマス
クを取得することは困難である。従って、すべてのドメ
インについて、起動時に得られた既定ネットマスク(De
fault Netmask)を設定する。これは、自己が属するド
メインのネットマスクが分かっているのなら、他のドメ
インにおいても、同一のネットマスクが使用されている
と考えられるからである。
【0077】また、ドメインごとにネットマスクが違う
場合には、RIP Ver2が使用されていると考えられる。な
ぜならば、ドメインごとにネットマスクを変えているよ
うなネットワークでは、各ドメインのルータは、ルーテ
ィング情報と共に、ネットマスク情報を交換する必要が
あり、このためには、RIP Ver2が要求されるからであ
る。従って、このようなネットワークに適用する場合に
は、RIP Ver2に対応するRIP要求パケットを生成、送出
し、ルーティング情報と共に、ネットマスク情報を取得
すればよい。そして、サブネットマスクの値に応じたブ
ロードキャストアドレスを設定したブロードキャストパ
ケットを生成し、これをそれぞれのドメインに対して送
出することによって、ネットワーク全体に対するノード
検索が可能である。
【0078】ドメイン名は、ヒューマンリーダブルなも
のが割り当てられないため、IPアドレスにおけるネット
ワークアドレス(Network address)を用いる。
【0079】次に、図10を参照して、サーバリストの
一種であるプリンタリストの構成について説明する。図
10において、プリンタリスト132pは、ドメインご
とに区分され、各ドメイン名132p1ごとに、プリン
タ名132p2と、そのIPアドレス132p3とを示す
情報が互いに関係づけられたリレーショナル構造を有す
る。
【0080】図10には、ドメインxxx.yyy.1.0には、
ダイアモンド(diamond)という名称のプリンタが存在
し、ドメインxxx.yyy.2.0には、エメラルド(emerald)
という名称のプリンタ、および、クリスタル(crysta
l)という名称のプリンタの2つのプリンタが存在し、
他のドメインには、プリンタは検索されなかった場合の
プリンタリストが示されている。
【0081】なお、プリンタリストは、ドメイン名13
2p1、プリンタ名132p2およびIPアドレス132
p3を示す情報が、互いに関係づけられたリレーショナ
ル構造を有し、かつ、ドメイン名132p1について並
び替えられたデータ構造としてもよい。
【0082】本実施の形態によれば、ドメイン間のトラ
フィックを選択的にリレーするネットワーク相互接続装
置(例えば、ルータなど)を介して複数のドメインが接
続されて構成されるネットワークであっても、ブロード
キャストパケットを用いたノード検索が可能となる。従
って、各ドメイン毎に1個ずつのブロードキャストパケ
ットの送出で、ネットワーク全体に対するノード検索が
実現される。
【0083】また、検索に使用するプロトコルとして、
現在非常に多くの装置において実装されているRIPプロ
トコルを採用することが可能であり、適用対象とするネ
ットワークが広範囲であるという利点もある。
【0084】さらに、RIPプロトコルでは、ルータが定
期的にルーティング情報を送出しているので、このルー
ティング情報を取得して利用することによって、受動的
動作のみで、ドメインリストを作成することが可能であ
る。
【0085】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。本実施形態は、ハードウエアシステム等の基本
構成は、第1の実施形態と同様であるが、ノード検索方
法において相違する。すなわち、本実施形態に係るノー
ド検索方法は、SNMP (SimpleNetwork Management Proto
col)と称されるプロトコルによりネットワークのドメイ
ン情報を取得し、その情報を基に、ドメイン内のノード
を検索するものである。以下に、ネットワークのドメイ
ン情報をSNMPプロトコルにより取得する手順を中心に説
明する。ドメイン情報を取得するための手順以外は、上
述した第1の実施形態におけるノード検索方法と同様の
手順で行うことができるため、ここで、重ねて説明する
ことは省略する。
【0086】本実施形態は、図15に示すノード検索プ
ログラムを有する。図15に示すように、本実施の形態
では、前述した第1の実施形態のノード検索プログラム
に、SNMPエージェント136がさらに追加されている点
に特徴がある。
【0087】ルータを設定するに際し、意図的にRIPを
オフすることがある。例えば、ルータ間でルーティング
テーブルの自動交換を行わずに、予め作成した静的なテ
ーブルを用いる場合や、他のルーティングテーブル管理
プロトコルを使う場合などがある。このように、RIPが
オフされた状態では、第1の実施形態で述べたドメイン
リスト作成手順が実行できない。このため、別の手順で
ドメインリストを作成することが要求される。例えば、
SNMPを使用することが可能である。
【0088】SNMPは、ネットワークに接続された機器を
管理するためのプロトコルとして広く普及しているもの
であり、ほとんどのルータが採用している。SNMPの仕様
は、例えば、RFC1155、RFC1157、および、RFC1213など
に記載されている。
【0089】RIPのルーティングテーブルに相当する情
報は、SNMPが提供するMIB(Management Information Bas
e)と称されるデータベースにおけるホストソースMIB(H
ost Source MIB)のIPルーティングテーブル(ip Routi
ng Table) (OID:=1.3.6.1.2.1.48.4.21)に記述されて
いる。ここで、OIDは、MIBにおける階層命令体系におけ
るオブジェクトを示すオブジェクト識別子(Object Ide
ntifier)を示し、非負の整数列で、階層構造を通るパ
スを個別に表す。
【0090】SNMPを用いて上記IPルーティングテーブル
を取得し、上述した手順と同様にしてドメインリストを
作成することができる。以下に、ドメインリストをSNMP
を使用して作成する手順について、図16を参照して説
明する。図16は、SNMPを使用してドメインリストを作
成する手順を示す。
【0091】メインプログラム131により起動される
と、SNMPエージェント136は、クライアントOSにお
けるネットワーク設定から、既定ルータ(Default Rout
er)のIPアドレスおよびネットマスクを取得する(ステ
ップ1361)。例えば、ネットワーク設定から、“De
fault Router:xxx.yyy.1.1, Netmask:255.255.255.
0”という情報が取得される。
【0092】次に、SNMPエージェント136は、IPルー
ティングテーブルを表すオブジェクト識別子(OID:=1.
3.6.1.2.1.48.4.21)に対応するSNMP要求(SNMP Get)
パケットを作成する(ステップ1362)。また、SNMP
エージェント136は、上記作成したSNMP要求パケット
を既定ルータに送り、応答を待つ(ステップ1363,
1364)。
【0093】SNMPエージェント136は、応答として得
られたSNMP応答(SNMP response)パケットから、ドメ
インリストを作成し、データベースに登録する(ステッ
プ1365)。
【0094】上記ステップ1364において、一定時間
内に既定ルータからの応答が得られない場合は、SNMPエ
ージェント136は、中止処理をおこなう(ステップ1
366)。すなわち、SNMPエージェント136は、既定
ルータに障害が発生しているか、既定ルータがSNMPをサ
ポートしていない旨の警告を、ユーザインタフェース1
35によりマンマシンインタフェース16を介してユー
ザに通知し、処理を中止する。ここで、一定時間として
は、前述した第1の実施形態と同様に、例えば、60秒
間と設定することができる。
【0095】本実施形態によれば、ドメイン間のトラフ
ィックを選択的にリレーするネットワーク相互接続装置
(例えば、ルータなど)を介して複数のドメインが接続
されて構成されるネットワークであっても、ブロードキ
ャストパケットを用いたノード検索が可能となる。従っ
て、各ドメイン毎に1個ずつのブロードキャストパケッ
トの送出で、ネットワーク全体に対するノード検索が実
現される。また、RIPプロトコルが採用されていないネ
ットワークであっても、SNMPプロトコルが採用されてい
れば、検索の適用対象とすることできる。
【0096】なお、上述した第1の実施形態および第2
の実施形態では、自己が属するドメイン以外のドメイン
におけるノードを検索するための手順について説明し
た。本発明は、これに限られない。例えば、自己が属す
るドメインにおけるノードの検索についても適用するこ
とができる。この場合には、当該ノードにノード名要求
のブロードキャストパケットを送出すればよい。
【0097】また、ドメインを複数階層有するネットワ
ークの場合、すなわち、あるノードに対してルータを複
数介して接続されるドメインが存在する場合であって
も、上記RIPプロトコルまたはSNMPプロトコルにより、
各ドメインのドメイン名を取得することが可能である。
従って、例えば、最も近いドメイン、すなわち、最小の
ホップ数のドメインから検索を順次行い、指定したサー
ビスを提供するノードが少なくとも1つ発見されたと
き、検索をうち切ることが可能である。
【0098】また、検索するネットワークの範囲を指定
する指示を受け付け、指示された範囲にある各ドメイン
について、指定されたサービスを提供するノードすべて
についてのリストを作成することができる。ネットワー
クの範囲の指定は、例えば、ホップ数によって行うこと
ができる。すなわち、指定された数より小さなホップ数
にある各ドメインに対して、それぞれサーバ名を要求す
るブロードキャストパケットし、それぞれのブロードキ
ャストパケットに対する応答パケットを受信することに
よって、ユーザにより定められた範囲のドメインを検索
し、指定されたサービスを提供するすべてのノードをリ
ストアップすることができる。
【0099】以上のように、本発明の各実施形態によれ
ば、各ドメイン毎に1個ずつのブロードキャストパケッ
トの送出で、ネットワーク全体に対するノード検索が実
現される。
【0100】
【発明の効果】本発明によれば、ドメイン間のトラフィ
ックを選択的にリレーするネットワーク相互接続装置を
介して複数のドメインが接続されて構成されるネットワ
ークであっても、ブロードキャストパケットを用いたノ
ード検索が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 複数のネットワークがルータによって相互接
続されて構成されるネットワークを示す説明図である。
【図2】 本発明を適用したノード検索機能を有する装
置のハードウエアシステム構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 ネットワークインタフェースの機能の階層構
造を示す説明図である。
【図4】 RIP要求/応答パケットの構成を模式的に示
す説明図である。
【図5】 RIP要求メッセージの構成を模式的に示す説
明図である。
【図6】 RIP応答メッセージの構成を模式的に示す説
明図である。
【図7】 プリンタ名要求パケットの構成を模式的に示
す説明図である。
【図8】 RIP要求パケットに対する応答パケットの構
成を模式的に示す説明図である。
【図9】 ドメインリストのデータ構造を示す説明図で
ある。
【図10】 プリンタリストのデータ構造を示す説明図
である。
【図11】 本発明の第1の実施形態におけるノード検
索機能の構成を示すブロック図である。
【図12】 メインプログラムの動作手順の一例を示す
フローチャートである。
【図13】 RIPエージェントによるドメインリスト作
成処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図14】 サーバエージェントによるサーバリスト作
成処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図15】 本発明の第2の実施形態におけるノード検
索機能の構成を示すブロック図である。
【図16】 SNMPエージェントによるドメインリスト作
成処理手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…クライアント装置 11…中央処理装置(CPU) 12…メモリ 13…ノード検索プログラム 131…メインプログラム 132…データベース 132d…ドメインリスト 132s…サーバリスト 133…RIPエージェント 134…サーバエージェント 135…ユーザインタフェース 136…SNMPエージェント 14…補助記憶装置 15…ネットワークインタフェース 16…マンマシンインタフェース 17…媒体読み取り装置 18…バス 20…記憶媒体 100…ネットワーク 102,103…サブネットワーク(ドメイン) 110…ホスト機器(クライアント) 120…プリンタ(サーバ) 200…ルータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B021 BB01 BB10 EE04 5B089 GA31 JA35 JB14 KB04 KB06 LB12 5K030 HA08 HD03 HD06 HD10 JA05 KA05 KA07 LA02 LD06 MA06 MD07 MD10 5K033 BA04 CB04 CC01 DA01 DA05 DB12 DB19 DB20 EA07 EC03 9A001 CC03 CC06 CC07 FF03 JJ25 JJ35

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークにおけるノード検索方法に
    おいて、 ネットワーク上に送出された、当該ネットワークにおけ
    るドメインが記述されたルーティング情報を含むパケッ
    トを取得し、 上記取得したルーティング情報に記述されたドメインに
    宛てて、特定サービスを提供するノードの応答を要求す
    るブロードキャストパケットを送出し、 上記ブロードキャストパケットに対する応答パケットを
    受信して、該応答パケットを送出したノードを検知する
    ことを特徴とするノード検索方法。
  2. 【請求項2】 ネットワークにおけるノード検索方法に
    おいて、 予め設定された、ルーティング情報を記憶することがで
    きるネットワーク相互接続装置に宛てて、当該ネットワ
    ーク相互接続装置が接続されているネットワークにおけ
    るルーティング情報を要求するパケットを送出し、 上記ルーティング情報を含むパケットを受信し、 上記受信したルーティング情報に記述されたドメインに
    宛てて、特定サービスを提供するノードの応答を要求す
    るブロードキャストパケットを送出し、 上記ブロードキャストパケットに対する応答パケットを
    受信して、該応答パケットを送出したノードを検知する
    ことを特徴とするノード検索方法。
  3. 【請求項3】 複数のドメインを含んで構成されるネッ
    トワークにおけるサービス提供ノードを検索するための
    ノード検索方法において、 ネットワークを構成する各ドメインを検索するための第
    1の処理と、 上記第1の処理において検索されたドメインのうち少な
    くとも1つのドメインにおける特定サービス提供ノード
    を検索するための第2の処理と、 を行うことを特徴とするノード検索方法。
  4. 【請求項4】 ネットワークにおけるノード検索方法に
    おいて、 RIP(Routing Information Protocol)パケットを受信
    し、 上記受信したRIPパケットから、ネットワークにおける
    各ドメインのネットワーク番号およびルータアドレスを
    示す情報を取得し、 上記取得した情報に基づいて、特定のポート番号で特定
    のネットワーク内にブロードキャストしてノードを検索
    することを特徴とするネットワークにおけるノード検索
    方法。
  5. 【請求項5】 ネットワークにおけるノードを検索する
    ためのノード検索装置において、 ネットワークと接続するためのネットワークインタフェ
    ース手段と、 上記ネットワークインタフェース手段によって取得され
    た、ルーティング情報を含むパケットからドメインを示
    す情報を取得するための手段と、 上記ドメインに対するブロードキャストアドレスを求め
    るための手段と、 上記求めたブロードキャストアドレスに対して、特定の
    サービスを行うノードからの応答を求める要求パケット
    を生成し、上記ネットワークインタフェース手段を介し
    てネットワークに送出するための手段と、 上記要求パケットに対する応答パケットに含まれる上記
    特定のサービスを行うノードを示す情報を抽出してノー
    ドを検出するための手段とを有することを特徴とするノ
    ード検索装置。
  6. 【請求項6】 ネットワークにおけるノードを検索する
    ためのノード検索装置において、 予め設定された、ルーティング情報を記憶することがで
    きるネットワーク相互接続装置に宛てて、当該ネットワ
    ーク相互接続装置が接続されているネットワークにおけ
    るルーティング情報を要求するパケットを送出するため
    の手段と、 上記ルーティング情報を含むパケットを受信し、該ルー
    ティング情報に含まれるノードを示す情報を取得するた
    めの手段と、 上記情報を取得したネットワーク相互接続装置に宛て
    て、当該ネットワーク相互接続装置を介して接続される
    ドメインに対してブロードキャストされる、特定サービ
    スを提供するノードの応答を求める要求パケットを送出
    するための手段と、 上記要求パケットに対する応答パケットを受信して、該
    応答パケットを送出したノードを検知するための手段と
    を有することを特徴とするノード検索装置。
  7. 【請求項7】 コンピュータに実行させて、ネットワー
    クにおけるノードを検索するためのプログラムが記憶さ
    れた、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、 上記プログラムは、 ネットワーク上に送出された、当該ネットワークにおけ
    るドメインが記述されたルーティング情報を含むパケッ
    トを取得する処理、 上記取得したルーティング情報に記述されたドメインに
    宛てて、特定サービスを提供するノードの応答を要求す
    るブロードキャストパケットを送出する処理、および、 上記ブロードキャストパケットに対する応答パケットを
    受信して、該応答パケットを送出したノードを検知する
    処理を上記コンピュータに実行させるものであることを
    特徴とするプログラムを記録した記録媒体。
  8. 【請求項8】 コンピュータに実行させて、ネットワー
    クにおけるノードを検索するためのプログラムが記憶さ
    れた、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、 上記プログラムは、 予め設定された、ルーティング情報を記憶することがで
    きるネットワーク相互接続装置に宛てて、当該ネットワ
    ーク相互接続装置が接続されているネットワークにおけ
    るルーティング情報を要求するパケットを送出する処理
    と、 上記ルーティング情報を含むパケットを受信する処理
    と、 上記受信したルーティング情報に記述されたドメインに
    宛てて、特定サービスを提供するノードの応答を要求す
    るブロードキャストパケットを送出する処理と、 上記ブロードキャストパケットに対する応答パケットを
    受信して、該応答パケットを送出したノードを検知する
    処理とを上記コンピュータに実行させるものであること
    を特徴とするプログラムが記憶された記憶媒体。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のプログラムを記録した
    記録媒体において、 上記ネットワーク相互接続装置は、ルータであることを
    特徴とするプログラムを記録した記録媒体。
  10. 【請求項10】 コンピュータに実行させて、複数のド
    メインを含んで構成されるネットワークにおけるサービ
    ス提供ノードを検索するためのプログラムが記憶され
    た、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、 ネットワークを構成する各ドメインを検索するための第
    1の処理と、 上記第1の処理において検索されたドメインのうち少な
    くとも1つのドメインにおける特定サービス提供ノード
    を検索するための第2の処理とを上記コンピュータに実
    行させるものであること、 を行うことを特徴とするプログラムを記録した記録媒
    体。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のプログラムを記録
    した記録媒体において、 上記第1の処理において、ルーティング情報を要求する
    パケットを、ルーティング情報を記憶する機器に対して
    送信し、該パケットに対する応答に含まれるルーティン
    グ情報から、ドメインを示す情報を取得し、 上記第2の処理において、上記取得したドメインを示す
    情報のうちから、少なくとも1つのドメインを指定する
    操作を受け付け、該指定されたドメインに対して、特定
    のサービスを提供するノード名を要求するサーバ名要求
    パケットをブロードキャスト送信し、該サーバ名要求パ
    ケットに対する応答パケットに含まれるサーバ名から、
    サーバリストを作成することを特徴とするプログラムを
    記録した記録媒体。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のプログラムを記録し
    た記録媒体において、 上記第2の処理において、上記ノードが提供するサービ
    スの種別を指定する操作を、さらに受け付け、当該指定
    されたサービスを提供するノード名を要求するサーバ名
    要求パケットをブロードキャスト送信することを特徴と
    するプログラムを記録した記録媒体。
  13. 【請求項13】 コンピュータに実行させて、複数のド
    メインを含んで構成されるネットワークにおけるサービ
    ス提供ノードを検索するためのプログラムが記憶され
    た、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、 上記プログラムは、 RIP(Routing Information Protocol)パケットを受信す
    る処理と、 上記受信したRIPパケットから、ネットワークにおける
    各ドメインのネットワーク番号およびルータアドレスを
    示す情報を取得する処理と、 上記取得した情報に基づいて、特定のポート番号で特定
    のネットワーク内にブロードキャストしてノードを検索
    する処理とを上記コンピュータに実行させるものである
    ことを特徴とするプログラムを記録した記録媒体。
  14. 【請求項14】 コンピュータに実行させて、複数のド
    メインを含んで構成されるネットワークにおけるサービ
    ス提供ノードを検索するためのプログラムが記憶され
    た、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、 上記プログラムは、 SNMP (Simple Network Management Protocol)パケット
    を受信する処理と、 上記受信したSNMPパケットから、ネットワークにおける
    各ドメインのネットワーク番号およびルータアドレスを
    示す情報を取得する処理と、 上記取得した情報に基づいて、特定のポート番号で特定
    のネットワーク内にブロードキャストしてノードを検索
    する処理とを上記コンピュータに実行させるものである
    ことを特徴とするプログラムを記録した記録媒体。
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