JPH1132082A - インタネットワーク装置 - Google Patents
インタネットワーク装置Info
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- JPH1132082A JPH1132082A JP18793397A JP18793397A JPH1132082A JP H1132082 A JPH1132082 A JP H1132082A JP 18793397 A JP18793397 A JP 18793397A JP 18793397 A JP18793397 A JP 18793397A JP H1132082 A JPH1132082 A JP H1132082A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 特定のインタネットワーク装置が持つ経路情
報を他のインタネットワーク装置に早期に登録すること
が可能な技術を提供する。 【解決手段】 複数のネットワークを相互接続するイン
タネットワーク装置において、受信したフレームを中継
する為の経路情報を格納するルーティングテーブルと、
コマンドの入力によりルーティングテーブルに格納され
ている経路情報を通知する経路情報通知パケットを作成
する経路情報送信コマンド処理部と、前記経路情報送信
コマンド処理部により作成された経路情報通知パケット
を送信するフレーム中継部と、他のインタネットワーク
装置から経路情報通知パケットを受信して受信した経路
情報通知パケット中の経路情報によりルーティングテー
ブルを更新するルーティングプロトコル処理部とを備え
るものである。
報を他のインタネットワーク装置に早期に登録すること
が可能な技術を提供する。 【解決手段】 複数のネットワークを相互接続するイン
タネットワーク装置において、受信したフレームを中継
する為の経路情報を格納するルーティングテーブルと、
コマンドの入力によりルーティングテーブルに格納され
ている経路情報を通知する経路情報通知パケットを作成
する経路情報送信コマンド処理部と、前記経路情報送信
コマンド処理部により作成された経路情報通知パケット
を送信するフレーム中継部と、他のインタネットワーク
装置から経路情報通知パケットを受信して受信した経路
情報通知パケット中の経路情報によりルーティングテー
ブルを更新するルーティングプロトコル処理部とを備え
るものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のネットワー
クを接続するインタネットワーク装置に関し、特に、複
数のネットワークの経路情報を早期に更新するインタネ
ットワーク装置に適用して有効な技術に関するものであ
る。
クを接続するインタネットワーク装置に関し、特に、複
数のネットワークの経路情報を早期に更新するインタネ
ットワーク装置に適用して有効な技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、遠隔地に支店を持つ企業等で
は、本店の構内ネットワーク(Local Area
Network、以下、LANと称す)と支店のLAN
とをインタネットワーク装置を介して物理的に接続し、
広域ネットワーク(Wide Area Networ
k、以下、WANと称す)を構成することが広く行われ
ている。このWANの回線速度は一般に使用されている
もので64kbpsであり、数Mbps〜100Mbp
sの回線速度を誇るLANと比べて回線速度が遅く、ま
たWAN回線として通信時間により課金される(従量課
金制)回線が用いられている場合もある。
は、本店の構内ネットワーク(Local Area
Network、以下、LANと称す)と支店のLAN
とをインタネットワーク装置を介して物理的に接続し、
広域ネットワーク(Wide Area Networ
k、以下、WANと称す)を構成することが広く行われ
ている。このWANの回線速度は一般に使用されている
もので64kbpsであり、数Mbps〜100Mbp
sの回線速度を誇るLANと比べて回線速度が遅く、ま
たWAN回線として通信時間により課金される(従量課
金制)回線が用いられている場合もある。
【0003】前記の様なWANで使われるインタネット
ワーク装置の中継制御では、予め定められた静的な経路
情報により中継を行う経路を決定するスタティックルー
ティングと、一定周期で他のインタネットワーク装置と
の間で動的な経路情報を送受信して中継を行う経路を決
定するダイナミックルーティングと、それらを両方持つ
ものとがある。
ワーク装置の中継制御では、予め定められた静的な経路
情報により中継を行う経路を決定するスタティックルー
ティングと、一定周期で他のインタネットワーク装置と
の間で動的な経路情報を送受信して中継を行う経路を決
定するダイナミックルーティングと、それらを両方持つ
ものとがある。
【0004】ダイナミックルーティングではネットワー
ク構成の動的な変更にも対応可能であるが、一定周期で
経路情報が送受信される為、課金対象のWANセグメン
トではスタティックルーティングを使用して経路情報が
課金されるのを抑止し、非課金対象のLANセグメント
及びWANセグメントではダイナミックルーティングを
使用するのが一般的である。
ク構成の動的な変更にも対応可能であるが、一定周期で
経路情報が送受信される為、課金対象のWANセグメン
トではスタティックルーティングを使用して経路情報が
課金されるのを抑止し、非課金対象のLANセグメント
及びWANセグメントではダイナミックルーティングを
使用するのが一般的である。
【0005】また、従量課金制が導入されているWAN
回線上でダイナミックルーティングを用いる場合には、
課金対策として定期的な経路情報の交換による課金を抑
える為に、経路情報の交換周期を変更する機能をサポー
トするインタネットワーク装置を用いる場合もある。
回線上でダイナミックルーティングを用いる場合には、
課金対策として定期的な経路情報の交換による課金を抑
える為に、経路情報の交換周期を変更する機能をサポー
トするインタネットワーク装置を用いる場合もある。
【0006】前記のダイナミックルーティングは、例え
ば、RFC1058(RIP:Routing Inf
ormation Protocol、1988 Ju
ne)に記されているものがあり、ダイナミックルーテ
ィングにおける中継制御では、インタネットワーク装置
間で経路情報を交換することで、中継制御に必要な経路
情報を学習し、経路制御用のテーブルであるルーティン
グテーブルを作成する。
ば、RFC1058(RIP:Routing Inf
ormation Protocol、1988 Ju
ne)に記されているものがあり、ダイナミックルーテ
ィングにおける中継制御では、インタネットワーク装置
間で経路情報を交換することで、中継制御に必要な経路
情報を学習し、経路制御用のテーブルであるルーティン
グテーブルを作成する。
【0007】ルーティングプロトコルは、各インタネッ
トワーク装置が隣接しているインタネットワーク装置と
経路情報を送受信することによって経路情報を構築する
仕組みであり、一定周期で経路情報を送受信することで
経路情報の取りこぼしの可能性を低くし、経路情報送受
信周期の3〜6倍の時間(以下、エージング時間と称
す)以内に受信しない経路情報を削除するエージング機
能を設けることで、突然の構成変更に対応している。
トワーク装置が隣接しているインタネットワーク装置と
経路情報を送受信することによって経路情報を構築する
仕組みであり、一定周期で経路情報を送受信することで
経路情報の取りこぼしの可能性を低くし、経路情報送受
信周期の3〜6倍の時間(以下、エージング時間と称
す)以内に受信しない経路情報を削除するエージング機
能を設けることで、突然の構成変更に対応している。
【0008】TCP/IPのRIPでは、インタネット
ワーク装置は自身の持っている経路情報を接続している
ネットワークにそのままの形式で一定周期で配布するこ
とで、信頼性の確保を図っている。
ワーク装置は自身の持っている経路情報を接続している
ネットワークにそのままの形式で一定周期で配布するこ
とで、信頼性の確保を図っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のインタネットワ
ーク装置では、一定周期で経路情報を送受信し、エージ
ング機能により突然の構成変更に対応しているが、エー
ジング機能による経路の変更及び経路の復旧に要する時
間は、エージング機能を実行する周期であるエージング
時間に比例しており、経路情報送受信周期が30分のプ
ロトコル及び製品もある為、ネットワーク構成の変更に
よる経路切り替え及び経路情報復旧に時間が掛かるとい
う問題がある。
ーク装置では、一定周期で経路情報を送受信し、エージ
ング機能により突然の構成変更に対応しているが、エー
ジング機能による経路の変更及び経路の復旧に要する時
間は、エージング機能を実行する周期であるエージング
時間に比例しており、経路情報送受信周期が30分のプ
ロトコル及び製品もある為、ネットワーク構成の変更に
よる経路切り替え及び経路情報復旧に時間が掛かるとい
う問題がある。
【0010】本発明の目的は、上記問題を解決し、特定
のインタネットワーク装置が持つ経路情報を他のインタ
ネットワーク装置に早期に登録することが可能な技術を
提供することにある。
のインタネットワーク装置が持つ経路情報を他のインタ
ネットワーク装置に早期に登録することが可能な技術を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】複数のネットワークを相
互接続するインタネットワーク装置において、コマンド
の入力によりルーティングテーブルに格納されている経
路情報を読み出して他のインタネットワーク装置に送信
するものである。
互接続するインタネットワーク装置において、コマンド
の入力によりルーティングテーブルに格納されている経
路情報を読み出して他のインタネットワーク装置に送信
するものである。
【0012】本発明のインタネットワーク装置の経路情
報送信コマンド処理部は、インタネットワーク装置に接
続されたコンソールから経路情報を送信するコマンドを
入力すると、受信したフレームを中継する為の経路情報
を格納しているルーティングテーブルから経路情報を読
み出して経路情報通知パケットを作成し、作成した経路
情報通知パケットをフレーム中継部によって他のインタ
ネットワーク装置に送信する。
報送信コマンド処理部は、インタネットワーク装置に接
続されたコンソールから経路情報を送信するコマンドを
入力すると、受信したフレームを中継する為の経路情報
を格納しているルーティングテーブルから経路情報を読
み出して経路情報通知パケットを作成し、作成した経路
情報通知パケットをフレーム中継部によって他のインタ
ネットワーク装置に送信する。
【0013】また、本発明のインタネットワーク装置の
ルーティングプロトコル処理部は、他のインタネットワ
ーク装置の経路情報送信コマンド処理部によって作成さ
れた経路情報通知パケットを受信すると、受信した経路
情報通知パケット中の経路情報を読み出して、ルーティ
ングテーブルに格納する。
ルーティングプロトコル処理部は、他のインタネットワ
ーク装置の経路情報送信コマンド処理部によって作成さ
れた経路情報通知パケットを受信すると、受信した経路
情報通知パケット中の経路情報を読み出して、ルーティ
ングテーブルに格納する。
【0014】前記の様に、本発明のインタネットワーク
装置では、接続されたコンソールからのコマンドの入力
により、ルーティングテーブル中の経路情報を送信する
ことで、フレームを送信する経路を変更する経路切り替
えや経路切り替えを行った後に経路切り替え前の経路に
戻す切り戻し等により、ルーティングテーブル中の情報
が実際の送受信経路と一致しない状態になった場合に、
ルーティングテーブル中の情報を実際の送受信経路を示
す情報に早期に一致させることが可能である。
装置では、接続されたコンソールからのコマンドの入力
により、ルーティングテーブル中の経路情報を送信する
ことで、フレームを送信する経路を変更する経路切り替
えや経路切り替えを行った後に経路切り替え前の経路に
戻す切り戻し等により、ルーティングテーブル中の情報
が実際の送受信経路と一致しない状態になった場合に、
ルーティングテーブル中の情報を実際の送受信経路を示
す情報に早期に一致させることが可能である。
【0015】以上の様に、本発明のインタネットワーク
装置によれば、ルーティングテーブルに格納されている
経路情報をコマンド入力により他のインタネットワーク
装置に送信するので、特定のインタネットワーク装置が
持つ経路情報を他のインタネットワーク装置に早期に登
録することが可能である。
装置によれば、ルーティングテーブルに格納されている
経路情報をコマンド入力により他のインタネットワーク
装置に送信するので、特定のインタネットワーク装置が
持つ経路情報を他のインタネットワーク装置に早期に登
録することが可能である。
【0016】
(実施形態1)以下に、通信ネットワークシステム内の
1台のインタネットワーク装置に接続されたコンソール
にコマンドを入力して経路情報を送信する実施形態1の
インタネットワーク装置について説明する。
1台のインタネットワーク装置に接続されたコンソール
にコマンドを入力して経路情報を送信する実施形態1の
インタネットワーク装置について説明する。
【0017】図1は、本実施形態のインタネットワーク
装置100、130及び140の概略構成を示す図であ
る。図1に示す様に本実施形態のインタネットワーク装
置100、130及び140は、WAN回線113及び
114を介して接続されており、また、インタネットワ
ーク装置100にはネットワーク150が、インタネッ
トワーク装置130にはネットワーク132が、インタ
ネットワーク装置140にはネットワーク142が接続
されている。
装置100、130及び140の概略構成を示す図であ
る。図1に示す様に本実施形態のインタネットワーク装
置100、130及び140は、WAN回線113及び
114を介して接続されており、また、インタネットワ
ーク装置100にはネットワーク150が、インタネッ
トワーク装置130にはネットワーク132が、インタ
ネットワーク装置140にはネットワーク142が接続
されている。
【0018】インタネットワーク装置100、130及
び140は、ネットワーク132、142及び150に
接続されたエンドシステム133、エンドシステム14
3及びエンドシステム151等のネットワーク構成を示
す動的な経路情報の送受信により、ルーティングテーブ
ル121、ルーティングテーブル131及びルーティン
グテーブル141を作成する。
び140は、ネットワーク132、142及び150に
接続されたエンドシステム133、エンドシステム14
3及びエンドシステム151等のネットワーク構成を示
す動的な経路情報の送受信により、ルーティングテーブ
ル121、ルーティングテーブル131及びルーティン
グテーブル141を作成する。
【0019】インタネットワーク装置100は、装置全
体を制御するCPU101と、フレームの中継処理や経
路情報の送受信処理を行うプログラム及び前記処理に必
要なデータを有するテーブルを格納するメモリ102
と、ICメモリカード111から前記処理を行うプログ
ラムを読み込むICメモリカードインタフェース103
と、コンソール112を接続するシリアルインタフェー
ス104と、WAN回線113及び114やネットワー
ク132、ネットワーク142及びネットワーク150
を接続する送受信ポート108〜110を有するネット
ワークインタフェース105〜107とを備えている。
体を制御するCPU101と、フレームの中継処理や経
路情報の送受信処理を行うプログラム及び前記処理に必
要なデータを有するテーブルを格納するメモリ102
と、ICメモリカード111から前記処理を行うプログ
ラムを読み込むICメモリカードインタフェース103
と、コンソール112を接続するシリアルインタフェー
ス104と、WAN回線113及び114やネットワー
ク132、ネットワーク142及びネットワーク150
を接続する送受信ポート108〜110を有するネット
ワークインタフェース105〜107とを備えている。
【0020】インタネットワーク装置100のメモリ1
02は、受信したフレームを中継する為の経路情報を格
納するルーティングテーブル121と、送受信ポート1
08〜110の状態を管理する情報を格納するポート管
理テーブル122と、コンソール112から入力される
経路情報送信コマンドを処理する経路情報送信コマンド
処理部123と、受信したフレームの中継や経路情報の
送受信を行うフレーム中継部124と、受信した経路情
報によってルーティングテーブル121を更新するルー
ティングプロトコル処理部125とを有している。
02は、受信したフレームを中継する為の経路情報を格
納するルーティングテーブル121と、送受信ポート1
08〜110の状態を管理する情報を格納するポート管
理テーブル122と、コンソール112から入力される
経路情報送信コマンドを処理する経路情報送信コマンド
処理部123と、受信したフレームの中継や経路情報の
送受信を行うフレーム中継部124と、受信した経路情
報によってルーティングテーブル121を更新するルー
ティングプロトコル処理部125とを有している。
【0021】図2は、本実施形態のルーティングテーブ
ル121の一例を示す図である。図2に示す様に本実施
形態のルーティングテーブル121は、インタネットワ
ーク装置100のメモリ102の経路情報を格納するテ
ーブルの例を表しており、受信したフレームの送信先の
ネットワークアドレスを示す宛先201、送受信ポート
108〜110に接続されている装置やLANのアドレ
スを示すネクストホップ202、経路情報を学習した時
間203、経路情報を受信した学習ポート番号204、
宛先201までに存在する中継装置数を示す中継段数2
05から構成されており、ネクストホップ202は、送
受信ポート108〜110に接続されている中継装置や
LANのネットワークアドレスを示すネットワークアド
レス部206と、そのホストアドレスやノードアドレス
を示すステーションアドレス部207とを有している。
ル121の一例を示す図である。図2に示す様に本実施
形態のルーティングテーブル121は、インタネットワ
ーク装置100のメモリ102の経路情報を格納するテ
ーブルの例を表しており、受信したフレームの送信先の
ネットワークアドレスを示す宛先201、送受信ポート
108〜110に接続されている装置やLANのアドレ
スを示すネクストホップ202、経路情報を学習した時
間203、経路情報を受信した学習ポート番号204、
宛先201までに存在する中継装置数を示す中継段数2
05から構成されており、ネクストホップ202は、送
受信ポート108〜110に接続されている中継装置や
LANのネットワークアドレスを示すネットワークアド
レス部206と、そのホストアドレスやノードアドレス
を示すステーションアドレス部207とを有している。
【0022】インタネットワーク装置100では、送受
信ポート108〜110を介してフレームの中継を行う
と、そのフレームに格納されている送信先及び送信元の
アドレスから、特定の宛先201のフレームを送出すべ
きポート番号を学習して学習ポート番号204に格納す
る。
信ポート108〜110を介してフレームの中継を行う
と、そのフレームに格納されている送信先及び送信元の
アドレスから、特定の宛先201のフレームを送出すべ
きポート番号を学習して学習ポート番号204に格納す
る。
【0023】本実施形態のインタネットワーク装置10
0では、前記の様にルーティングテーブル121に格納
された経路情報は、一定周期でインタネットワーク装置
130やインタネットワーク装置140に送信されると
共に、コンソール112から入力されるコマンドに従っ
て送信される。
0では、前記の様にルーティングテーブル121に格納
された経路情報は、一定周期でインタネットワーク装置
130やインタネットワーク装置140に送信されると
共に、コンソール112から入力されるコマンドに従っ
て送信される。
【0024】図3は、本実施形態のポート管理テーブル
122の一例を示す図である。図3に示す様に本実施形
態のポート管理テーブル122は、インタネットワーク
装置100の送受信ポート108〜110の状態を管理
する情報を格納するテーブルの例を表しており、送受信
ポート108〜110に対応するポート番号301、ネ
ットワークアドレス302、ノード番号303及びポー
ト状態フラグ304を有しており、ポート状態フラグ3
04は、「1」のとき当該受信ポートが使用可能である
ことを示している。
122の一例を示す図である。図3に示す様に本実施形
態のポート管理テーブル122は、インタネットワーク
装置100の送受信ポート108〜110の状態を管理
する情報を格納するテーブルの例を表しており、送受信
ポート108〜110に対応するポート番号301、ネ
ットワークアドレス302、ノード番号303及びポー
ト状態フラグ304を有しており、ポート状態フラグ3
04は、「1」のとき当該受信ポートが使用可能である
ことを示している。
【0025】図4は、本実施形態の経路情報通知パケッ
トフォーマットの概要を示す図である。図4に示す様に
本実施形態の経路情報通知パケットフォーマットは、経
路情報410を通知するパケットのフォーマットを表し
ており、経路情報通知パケット400は、データリンク
層のアドレスを示すデータリンク層ヘッダ部401、ネ
ットワーク層のアドレスを示すネットワーク層ヘッダ部
402及びデータ部403から構成されている。
トフォーマットの概要を示す図である。図4に示す様に
本実施形態の経路情報通知パケットフォーマットは、経
路情報410を通知するパケットのフォーマットを表し
ており、経路情報通知パケット400は、データリンク
層のアドレスを示すデータリンク層ヘッダ部401、ネ
ットワーク層のアドレスを示すネットワーク層ヘッダ部
402及びデータ部403から構成されている。
【0026】データリンク層ヘッダ部401は、送信先
のハードウェアアドレスを示す送信先ハードウェアアド
レス部404と、送信元のハードウェアアドレスを示す
送信元ハードウェアアドレス部405を有している。
のハードウェアアドレスを示す送信先ハードウェアアド
レス部404と、送信元のハードウェアアドレスを示す
送信元ハードウェアアドレス部405を有している。
【0027】ネットワーク層ヘッダ部402は、送信先
のプロトコルアドレスを示す送信先プロトコルアドレス
部406と、送信元のプロトコルアドレスを示す送信元
プロトコルアドレス部407を有しており、更に送信先
プロトコルアドレス部406及び送信元プロトコルアド
レス部407は、ネットワーク部408及びステーショ
ン部409を有している。
のプロトコルアドレスを示す送信先プロトコルアドレス
部406と、送信元のプロトコルアドレスを示す送信元
プロトコルアドレス部407を有しており、更に送信先
プロトコルアドレス部406及び送信元プロトコルアド
レス部407は、ネットワーク部408及びステーショ
ン部409を有している。
【0028】経路情報通知パケット400のデータ部4
03は、「経路情報1」から「経路情報n」までの経路
情報410から成り、各経路情報は、ネットワークアド
レス411及び中継段数412を有している。
03は、「経路情報1」から「経路情報n」までの経路
情報410から成り、各経路情報は、ネットワークアド
レス411及び中継段数412を有している。
【0029】以下に、本実施形態のインタネットワーク
装置100、130及び140において、インタネット
ワーク装置100に接続されたコンソール112にコマ
ンドを入力して経路情報410を送信する処理手順につ
いて説明する。
装置100、130及び140において、インタネット
ワーク装置100に接続されたコンソール112にコマ
ンドを入力して経路情報410を送信する処理手順につ
いて説明する。
【0030】図5は、本実施形態のインタネットワーク
装置100、130及び140の処理手順を示すフロー
チャートである。図5に示す様に本実施形態のインタネ
ットワーク装置100、130及び140は、インタネ
ットワーク装置100に接続されたコンソール112に
コマンドを入力して経路情報410を送信する処理を行
う。尚、前提条件として、送受信ポート108〜110
に割り振ったポート番号301を変数iで示し、1パケ
ット中の経路情報数を変数jで表すものとする。
装置100、130及び140の処理手順を示すフロー
チャートである。図5に示す様に本実施形態のインタネ
ットワーク装置100、130及び140は、インタネ
ットワーク装置100に接続されたコンソール112に
コマンドを入力して経路情報410を送信する処理を行
う。尚、前提条件として、送受信ポート108〜110
に割り振ったポート番号301を変数iで示し、1パケ
ット中の経路情報数を変数jで表すものとする。
【0031】ステップ501の処理でインタネットワー
ク装置100のコンソール112からコマンドの入力ま
たはGUI(Graphical User Inter
face)等による特定の操作を行うと、インタネット
ワーク装置100の経路情報送信コマンド処理部123
は、変数iに「0」を設定した後、ステップ502の処
理で変数iとポート数を比較する。
ク装置100のコンソール112からコマンドの入力ま
たはGUI(Graphical User Inter
face)等による特定の操作を行うと、インタネット
ワーク装置100の経路情報送信コマンド処理部123
は、変数iに「0」を設定した後、ステップ502の処
理で変数iとポート数を比較する。
【0032】ステップ502の処理で変数iとポート数
を比較した結果、変数iがポート数より小さい場合には
ステップ503の処理に進み、経路情報送信コマンド処
理部123は、ポート管理テーブル122中のポート番
号301が変数iの値と一致するポートのポート状態フ
ラグ304の値を調べる。
を比較した結果、変数iがポート数より小さい場合には
ステップ503の処理に進み、経路情報送信コマンド処
理部123は、ポート管理テーブル122中のポート番
号301が変数iの値と一致するポートのポート状態フ
ラグ304の値を調べる。
【0033】ステップ503の処理で当該ポートのポー
ト状態フラグ304の値を調べた結果、当該ポートのポ
ート状態フラグ304が使用可能であることを示す
「1」である場合には、経路情報送信コマンド処理部1
23は、変数jに「0」を設定した後、ステップ504
の処理に進み、当該ポートのポート状態フラグ304が
「1」でない場合には、ステップ511の処理で変数i
をインクリメントした後ステップ502の処理に戻る。
ト状態フラグ304の値を調べた結果、当該ポートのポ
ート状態フラグ304が使用可能であることを示す
「1」である場合には、経路情報送信コマンド処理部1
23は、変数jに「0」を設定した後、ステップ504
の処理に進み、当該ポートのポート状態フラグ304が
「1」でない場合には、ステップ511の処理で変数i
をインクリメントした後ステップ502の処理に戻る。
【0034】ステップ504の処理で経路情報送信コマ
ンド処理部123は、ルーティングテーブル121のエ
ントリを指すポインタであるroute_ptrの値
と、当該エントリがルーティングテーブル121の最後
のエントリであることを示す値であるNULLとを比較
する。
ンド処理部123は、ルーティングテーブル121のエ
ントリを指すポインタであるroute_ptrの値
と、当該エントリがルーティングテーブル121の最後
のエントリであることを示す値であるNULLとを比較
する。
【0035】ステップ504の処理でroute_pt
rの値とNULLとを比較した結果、route_pt
rがNULLでなければステップ505の処理に進み、
経路情報送信コマンド処理部123は、ポート番号30
1を示す変数iと、ルーティングテーブル121のro
ute_ptrで示されるエントリの学習ポート番号2
04とを比較する。
rの値とNULLとを比較した結果、route_pt
rがNULLでなければステップ505の処理に進み、
経路情報送信コマンド処理部123は、ポート番号30
1を示す変数iと、ルーティングテーブル121のro
ute_ptrで示されるエントリの学習ポート番号2
04とを比較する。
【0036】ステップ505の処理で変数iと当該エン
トリの学習ポート番号204が一致する場合にはステッ
プ507の処理に進み、経路情報送信コマンド処理部1
23は、route_ptrをルーティングテーブル1
21の次のエントリを指す値に変更する。
トリの学習ポート番号204が一致する場合にはステッ
プ507の処理に進み、経路情報送信コマンド処理部1
23は、route_ptrをルーティングテーブル1
21の次のエントリを指す値に変更する。
【0037】ステップ505の処理で変数iと当該エン
トリの学習ポート番号204が一致しない場合にはステ
ップ506の処理に進み、経路情報送信コマンド処理部
123は、ルーティングテーブル121中の宛先201
と中継段数205を経路情報通知パケット400のデー
タ部403に書き込む。
トリの学習ポート番号204が一致しない場合にはステ
ップ506の処理に進み、経路情報送信コマンド処理部
123は、ルーティングテーブル121中の宛先201
と中継段数205を経路情報通知パケット400のデー
タ部403に書き込む。
【0038】ステップ506の処理で経路情報通知パケ
ット400のデータ部403への書き込みを行った後、
経路情報送信コマンド処理部123は、ステップ508
の処理で経路情報数を示す変数jをインクリメントして
ステップ507の処理に進み、route_ptrをル
ーティングテーブル121の次のエントリを指す値に変
更する。
ット400のデータ部403への書き込みを行った後、
経路情報送信コマンド処理部123は、ステップ508
の処理で経路情報数を示す変数jをインクリメントして
ステップ507の処理に進み、route_ptrをル
ーティングテーブル121の次のエントリを指す値に変
更する。
【0039】ステップ507の処理でroute_pt
rをルーティングテーブル121の次のエントリを指す
値に変更した後、ステップ504の処理で経路情報送信
コマンド処理部123は、route_ptrとNUL
Lとを比較し、route_ptrがNULLに等しい
場合にはステップ509の処理に進む。
rをルーティングテーブル121の次のエントリを指す
値に変更した後、ステップ504の処理で経路情報送信
コマンド処理部123は、route_ptrとNUL
Lとを比較し、route_ptrがNULLに等しい
場合にはステップ509の処理に進む。
【0040】ステップ509の処理で経路情報送信コマ
ンド処理部123は、経路情報数を示す変数jが「0」
に等しいかどうかを調べ、変数jが「0」に等しい場合
にはステップ511の処理に進み、ポート番号301を
示す変数iをインクリメントしてステップ502の処理
に戻る。
ンド処理部123は、経路情報数を示す変数jが「0」
に等しいかどうかを調べ、変数jが「0」に等しい場合
にはステップ511の処理に進み、ポート番号301を
示す変数iをインクリメントしてステップ502の処理
に戻る。
【0041】ステップ509の処理で変数jが「0」に
等しくない場合にはステップ510の処理に進み、デー
タリンク層ヘッダ部401及びネットワーク層ヘッダ部
402を作成して経路情報通知パケット400に書き込
んだ後、経路情報通知パケット400をフレーム中継部
124により変数iで示されるポートから送信する。
等しくない場合にはステップ510の処理に進み、デー
タリンク層ヘッダ部401及びネットワーク層ヘッダ部
402を作成して経路情報通知パケット400に書き込
んだ後、経路情報通知パケット400をフレーム中継部
124により変数iで示されるポートから送信する。
【0042】また、ステップ510の処理と同様にし
て、インタネットワーク装置130またはインタネット
ワーク装置140から経路情報通知パケット400がイ
ンタネットワーク装置100に送信されると、インタネ
ットワーク装置100のルーティングプロトコル処理部
125は、受信した経路情報通知パケット400中の経
路情報410を取り出して、ルーティングテーブル12
1を更新する。
て、インタネットワーク装置130またはインタネット
ワーク装置140から経路情報通知パケット400がイ
ンタネットワーク装置100に送信されると、インタネ
ットワーク装置100のルーティングプロトコル処理部
125は、受信した経路情報通知パケット400中の経
路情報410を取り出して、ルーティングテーブル12
1を更新する。
【0043】経路情報送信コマンド処理部123は、ス
テップ510の処理で経路情報通知パケット400を送
信した後、ステップ511の処理に進み、ステップ51
1の処理で変数iをインクリメントしてステップ502
の処理に戻る。
テップ510の処理で経路情報通知パケット400を送
信した後、ステップ511の処理に進み、ステップ51
1の処理で変数iをインクリメントしてステップ502
の処理に戻る。
【0044】ステップ502の処理で経路情報送信コマ
ンド処理部123は、変数iがポート数と等しくなるま
で処理を続け、ステップ502の処理で変数iとポート
数を比較した結果、変数iがポート数以上である場合に
は経路情報通知パケット400を送信する処理を終了す
る。
ンド処理部123は、変数iがポート数と等しくなるま
で処理を続け、ステップ502の処理で変数iとポート
数を比較した結果、変数iがポート数以上である場合に
は経路情報通知パケット400を送信する処理を終了す
る。
【0045】前記の様に、本実施形態のインタネットワ
ーク装置100、130及び140では、接続されたコ
ンソール112からのコマンドの入力により、ルーティ
ングテーブル121中の経路情報410を送信すること
で、フレームを送信する経路を変更する経路切り替え
や、経路切り替えを行った後に経路切り替え前の経路に
戻す切り戻し等により、ルーティングテーブル121中
の情報が実際の送受信経路と一致しない状態になった場
合に、ルーティングテーブル121中の情報を実際の送
受信経路を示す情報に早期に一致させることが可能であ
る。
ーク装置100、130及び140では、接続されたコ
ンソール112からのコマンドの入力により、ルーティ
ングテーブル121中の経路情報410を送信すること
で、フレームを送信する経路を変更する経路切り替え
や、経路切り替えを行った後に経路切り替え前の経路に
戻す切り戻し等により、ルーティングテーブル121中
の情報が実際の送受信経路と一致しない状態になった場
合に、ルーティングテーブル121中の情報を実際の送
受信経路を示す情報に早期に一致させることが可能であ
る。
【0046】また、本実施形態のインタネットワーク装
置100、130及び140では、コンソール112か
ら経路情報410を送信するコマンドを入力した時間
を、一定周期で経路情報410を送信するタイミングと
することで、経路情報410をインタネットワーク装置
130やインタネットワーク装置140に早期に登録さ
せることとしても良い。
置100、130及び140では、コンソール112か
ら経路情報410を送信するコマンドを入力した時間
を、一定周期で経路情報410を送信するタイミングと
することで、経路情報410をインタネットワーク装置
130やインタネットワーク装置140に早期に登録さ
せることとしても良い。
【0047】以上説明した様に、本実施形態のインタネ
ットワーク装置によれば、ルーティングテーブルに格納
されている経路情報をコマンド入力により他のインタネ
ットワーク装置に送信するので、特定のインタネットワ
ーク装置が持つ経路情報を他のインタネットワーク装置
に早期に登録することが可能である。
ットワーク装置によれば、ルーティングテーブルに格納
されている経路情報をコマンド入力により他のインタネ
ットワーク装置に送信するので、特定のインタネットワ
ーク装置が持つ経路情報を他のインタネットワーク装置
に早期に登録することが可能である。
【0048】(実施形態2)以下に、通信ネットワーク
システム内の1台のインタネットワーク装置に接続され
たコンソールに、送信する経路情報を指定したコマンド
を入力することで、特定の経路情報を送信する実施形態
2のインタネットワーク装置について説明する。
システム内の1台のインタネットワーク装置に接続され
たコンソールに、送信する経路情報を指定したコマンド
を入力することで、特定の経路情報を送信する実施形態
2のインタネットワーク装置について説明する。
【0049】図6は、本実施形態のインタネットワーク
装置100、130及び140の処理手順を示すフロー
チャートである。図6に示す様に本実施形態のインタネ
ットワーク装置100、130及び140は、インタネ
ットワーク装置100に接続されたコンソール112
に、送信する経路情報410を指定したコマンドを入力
することで、特定経路情報を送信する処理を行う。尚、
前提条件として、送受信ポート108〜110に割り振
ったポート番号301を変数iで示し、1パケット中の
経路情報数を変数jで表すものとする。また、本実施形
態のインタネットワーク装置100の構成は図1に示し
たものと同様であるものとする。
装置100、130及び140の処理手順を示すフロー
チャートである。図6に示す様に本実施形態のインタネ
ットワーク装置100、130及び140は、インタネ
ットワーク装置100に接続されたコンソール112
に、送信する経路情報410を指定したコマンドを入力
することで、特定経路情報を送信する処理を行う。尚、
前提条件として、送受信ポート108〜110に割り振
ったポート番号301を変数iで示し、1パケット中の
経路情報数を変数jで表すものとする。また、本実施形
態のインタネットワーク装置100の構成は図1に示し
たものと同様であるものとする。
【0050】ステップ601の処理でインタネットワー
ク装置100のコンソール112からコマンドの入力ま
たはGUI等による特定の操作によって経路情報410
を指定すると、インタネットワーク装置100の経路情
報送信コマンド処理部123は、変数iに「0」を設定
した後、ステップ602の処理で変数iとポート数を比
較する。
ク装置100のコンソール112からコマンドの入力ま
たはGUI等による特定の操作によって経路情報410
を指定すると、インタネットワーク装置100の経路情
報送信コマンド処理部123は、変数iに「0」を設定
した後、ステップ602の処理で変数iとポート数を比
較する。
【0051】ステップ602の処理で変数iとポート数
を比較した結果、変数iがポート数より小さい場合には
ステップ603の処理に進み、経路情報送信コマンド処
理部123は、ポート管理テーブル122中のポート番
号301が変数iの値と一致するポートのポート状態フ
ラグ304の値を調べる。
を比較した結果、変数iがポート数より小さい場合には
ステップ603の処理に進み、経路情報送信コマンド処
理部123は、ポート管理テーブル122中のポート番
号301が変数iの値と一致するポートのポート状態フ
ラグ304の値を調べる。
【0052】ステップ603の処理で当該ポートのポー
ト状態フラグ304の値を調べた結果、当該ポートのポ
ート状態フラグ304が使用可能であることを示す
「1」である場合には、経路情報送信コマンド処理部1
23は、ステップ604の処理に進み、当該ポートのポ
ート状態フラグ304が「1」でない場合には、ステッ
プ610の処理で変数iをインクリメントした後ステッ
プ602の処理に戻る。
ト状態フラグ304の値を調べた結果、当該ポートのポ
ート状態フラグ304が使用可能であることを示す
「1」である場合には、経路情報送信コマンド処理部1
23は、ステップ604の処理に進み、当該ポートのポ
ート状態フラグ304が「1」でない場合には、ステッ
プ610の処理で変数iをインクリメントした後ステッ
プ602の処理に戻る。
【0053】ステップ604の処理で経路情報送信コマ
ンド処理部123は、ルーティングテーブル121のエ
ントリを指すポインタであるroute_ptrの値
と、当該エントリがルーティングテーブル121の最後
のエントリであることを示す値であるNULLとを比較
する。
ンド処理部123は、ルーティングテーブル121のエ
ントリを指すポインタであるroute_ptrの値
と、当該エントリがルーティングテーブル121の最後
のエントリであることを示す値であるNULLとを比較
する。
【0054】ステップ604の処理でroute_pt
rの値とNULLとを比較した結果、route_pt
rがNULLでなければステップ605の処理に進み、
経路情報送信コマンド処理部123は、ポート番号30
1を示す変数iと、ルーティングテーブル121のro
ute_ptrで示されるエントリの学習ポート番号2
04とを比較する。
rの値とNULLとを比較した結果、route_pt
rがNULLでなければステップ605の処理に進み、
経路情報送信コマンド処理部123は、ポート番号30
1を示す変数iと、ルーティングテーブル121のro
ute_ptrで示されるエントリの学習ポート番号2
04とを比較する。
【0055】ステップ605の処理で変数iと当該エン
トリの学習ポート番号204が一致する場合にはステッ
プ609の処理に進み、経路情報送信コマンド処理部1
23は、route_ptrをルーティングテーブル1
21の次のエントリを指す値に変更する。
トリの学習ポート番号204が一致する場合にはステッ
プ609の処理に進み、経路情報送信コマンド処理部1
23は、route_ptrをルーティングテーブル1
21の次のエントリを指す値に変更する。
【0056】ステップ605の処理で変数iと当該エン
トリの学習ポート番号204が一致しない場合にはステ
ップ606の処理に進み、経路情報送信コマンド処理部
123は、コンソール112から入力された経路情報4
10を経路情報通知パケット400のデータ部403に
書き込む。
トリの学習ポート番号204が一致しない場合にはステ
ップ606の処理に進み、経路情報送信コマンド処理部
123は、コンソール112から入力された経路情報4
10を経路情報通知パケット400のデータ部403に
書き込む。
【0057】ステップ606の処理で経路情報通知パケ
ット400のデータ部403への書き込みを行った後、
経路情報送信コマンド処理部123は、ステップ607
の処理でデータリンク層ヘッダ部401及びネットワー
ク層ヘッダ部402を作成して経路情報通知パケット4
00に書き込んだ後、経路情報通知パケット400をフ
レーム中継部124により変数iで示されるポートから
送信する。
ット400のデータ部403への書き込みを行った後、
経路情報送信コマンド処理部123は、ステップ607
の処理でデータリンク層ヘッダ部401及びネットワー
ク層ヘッダ部402を作成して経路情報通知パケット4
00に書き込んだ後、経路情報通知パケット400をフ
レーム中継部124により変数iで示されるポートから
送信する。
【0058】また、ステップ607の処理と同様にし
て、インタネットワーク装置130またはインタネット
ワーク装置140から経路情報通知パケット400がイ
ンタネットワーク装置100に送信されると、インタネ
ットワーク装置100のルーティングプロトコル処理部
125は、受信した経路情報通知パケット400中の経
路情報410を取り出して、ルーティングテーブル12
1を更新する。
て、インタネットワーク装置130またはインタネット
ワーク装置140から経路情報通知パケット400がイ
ンタネットワーク装置100に送信されると、インタネ
ットワーク装置100のルーティングプロトコル処理部
125は、受信した経路情報通知パケット400中の経
路情報410を取り出して、ルーティングテーブル12
1を更新する。
【0059】経路情報送信コマンド処理部123は、ス
テップ607の処理で経路情報通知パケット400を送
信した後、ステップ610の処理に進み、ステップ61
0の処理で変数iをインクリメントしてステップ602
の処理に戻る。
テップ607の処理で経路情報通知パケット400を送
信した後、ステップ610の処理に進み、ステップ61
0の処理で変数iをインクリメントしてステップ602
の処理に戻る。
【0060】ステップ602の処理で経路情報送信コマ
ンド処理部123は、変数iがポート数と等しくなるま
で処理を続け、ステップ602の処理で変数iとポート
数を比較した結果、変数iがポート数以上である場合に
は経路情報通知パケット400を送信する処理を終了す
る。
ンド処理部123は、変数iがポート数と等しくなるま
で処理を続け、ステップ602の処理で変数iとポート
数を比較した結果、変数iがポート数以上である場合に
は経路情報通知パケット400を送信する処理を終了す
る。
【0061】前記の様に、本実施形態のインタネットワ
ーク装置100、130及び140では、接続されたコ
ンソール112からのコマンドの入力により、ルーティ
ングテーブル121中の特定の経路情報410を送信す
ることで、フレームを送信する特定の経路を変更する経
路切り替えや、前記特定の経路切り替えを行った後に経
路切り替え前の特定の経路に戻す切り戻し等により、ル
ーティングテーブル121中の特定の情報が実際の送受
信経路と一致しない状態になった場合に、ルーティング
テーブル121中の特定の情報を実際の送受信経路を示
す情報に早期に一致させることが可能である。
ーク装置100、130及び140では、接続されたコ
ンソール112からのコマンドの入力により、ルーティ
ングテーブル121中の特定の経路情報410を送信す
ることで、フレームを送信する特定の経路を変更する経
路切り替えや、前記特定の経路切り替えを行った後に経
路切り替え前の特定の経路に戻す切り戻し等により、ル
ーティングテーブル121中の特定の情報が実際の送受
信経路と一致しない状態になった場合に、ルーティング
テーブル121中の特定の情報を実際の送受信経路を示
す情報に早期に一致させることが可能である。
【0062】以上説明した様に、本実施形態のインタネ
ットワーク装置によれば、ルーティングテーブルに格納
されている経路情報をコマンド入力により他のインタネ
ットワーク装置に送信するので、特定のインタネットワ
ーク装置が持つ経路情報を他のインタネットワーク装置
に早期に登録することが可能である。
ットワーク装置によれば、ルーティングテーブルに格納
されている経路情報をコマンド入力により他のインタネ
ットワーク装置に送信するので、特定のインタネットワ
ーク装置が持つ経路情報を他のインタネットワーク装置
に早期に登録することが可能である。
【0063】(実施形態3)以下に、インタネットワー
ク装置のコンソールにより経路情報を指定したコマンド
を入力して経路情報を表示させた後、経路情報を編集し
て送信する実施形態3のインタネットワーク装置につい
て説明する。
ク装置のコンソールにより経路情報を指定したコマンド
を入力して経路情報を表示させた後、経路情報を編集し
て送信する実施形態3のインタネットワーク装置につい
て説明する。
【0064】図7は、本実施形態のインタネットワーク
装置100、130及び140の処理手順を示すフロー
チャートである。図7に示す様に本実施形態のインタネ
ットワーク装置100、130及び140は、インタネ
ットワーク装置100のコンソール112により経路情
報410を指定したコマンドを入力して表示させた後、
経路情報410を編集して送信する処理を行う。尚、前
提条件として、送受信ポート108〜110に割り振っ
たポート番号301を変数iで示し、1パケット中の経
路情報数を変数jで表すものとする。また、本実施形態
のインタネットワーク装置100の構成は図1に示した
ものと同様であるものとする。
装置100、130及び140の処理手順を示すフロー
チャートである。図7に示す様に本実施形態のインタネ
ットワーク装置100、130及び140は、インタネ
ットワーク装置100のコンソール112により経路情
報410を指定したコマンドを入力して表示させた後、
経路情報410を編集して送信する処理を行う。尚、前
提条件として、送受信ポート108〜110に割り振っ
たポート番号301を変数iで示し、1パケット中の経
路情報数を変数jで表すものとする。また、本実施形態
のインタネットワーク装置100の構成は図1に示した
ものと同様であるものとする。
【0065】ステップ701の処理でインタネットワー
ク装置100のコンソール112からコマンドの入力ま
たはGUI等による特定の操作によって経路情報410
を指定すると、インタネットワーク装置100の経路情
報送信コマンド処理部123は、ステップ702の処理
でルーティングテーブル121を検索し、ステップ70
3の処理でルーティングテーブル121中の指定経路情
報を表示する。
ク装置100のコンソール112からコマンドの入力ま
たはGUI等による特定の操作によって経路情報410
を指定すると、インタネットワーク装置100の経路情
報送信コマンド処理部123は、ステップ702の処理
でルーティングテーブル121を検索し、ステップ70
3の処理でルーティングテーブル121中の指定経路情
報を表示する。
【0066】ステップ704の処理で、ユーザが経路情
報410の各項目を修正し、修正終了後にステップ70
5の処理でユーザが、送信、再編集または中止の内のど
れかの動作を指定すると、ステップ706の処理で経路
情報送信コマンド処理部123は、指定された動作の内
容を調べ、指定された動作が送信であれば変数iに
「0」を設定した後、ステップ707の処理に進み、再
編集であればステップ703の処理に戻り、中止であれ
ば処理を終了する。
報410の各項目を修正し、修正終了後にステップ70
5の処理でユーザが、送信、再編集または中止の内のど
れかの動作を指定すると、ステップ706の処理で経路
情報送信コマンド処理部123は、指定された動作の内
容を調べ、指定された動作が送信であれば変数iに
「0」を設定した後、ステップ707の処理に進み、再
編集であればステップ703の処理に戻り、中止であれ
ば処理を終了する。
【0067】ステップ707の処理で経路情報送信コマ
ンド処理部123は、変数iとポート数を比較し、変数
iがポート数より小さい場合にはステップ708の処理
に進み、ポート管理テーブル122中のポート番号30
1が変数iの値と一致するポートのポート状態フラグ3
04の値を調べる。
ンド処理部123は、変数iとポート数を比較し、変数
iがポート数より小さい場合にはステップ708の処理
に進み、ポート管理テーブル122中のポート番号30
1が変数iの値と一致するポートのポート状態フラグ3
04の値を調べる。
【0068】ステップ708の処理で当該ポートのポー
ト状態フラグ304の値を調べた結果、当該ポートのポ
ート状態フラグ304が使用可能であることを示す
「1」である場合には、経路情報送信コマンド処理部1
23は、ステップ709の処理に進み、当該ポートのポ
ート状態フラグ304が「1」でない場合には、ステッ
プ710の処理で変数iをインクリメントした後、ステ
ップ707の処理に戻る。
ト状態フラグ304の値を調べた結果、当該ポートのポ
ート状態フラグ304が使用可能であることを示す
「1」である場合には、経路情報送信コマンド処理部1
23は、ステップ709の処理に進み、当該ポートのポ
ート状態フラグ304が「1」でない場合には、ステッ
プ710の処理で変数iをインクリメントした後、ステ
ップ707の処理に戻る。
【0069】ステップ709の処理で経路情報送信コマ
ンド処理部123は、前記編集した経路情報410を経
路情報通知パケット400のデータ部403に書き込
み、データリンク層ヘッダ部401及びネットワーク層
ヘッダ部402を作成して経路情報通知パケット400
に書き込んだ後、経路情報通知パケット400をフレー
ム中継部124により変数iで示されるポートから送信
する。
ンド処理部123は、前記編集した経路情報410を経
路情報通知パケット400のデータ部403に書き込
み、データリンク層ヘッダ部401及びネットワーク層
ヘッダ部402を作成して経路情報通知パケット400
に書き込んだ後、経路情報通知パケット400をフレー
ム中継部124により変数iで示されるポートから送信
する。
【0070】また、ステップ709の処理と同様にし
て、インタネットワーク装置130またはインタネット
ワーク装置140から経路情報通知パケット400がイ
ンタネットワーク装置100に送信されると、インタネ
ットワーク装置100のルーティングプロトコル処理部
125は、受信した経路情報通知パケット400中の経
路情報410を取り出して、ルーティングテーブル12
1を更新する。
て、インタネットワーク装置130またはインタネット
ワーク装置140から経路情報通知パケット400がイ
ンタネットワーク装置100に送信されると、インタネ
ットワーク装置100のルーティングプロトコル処理部
125は、受信した経路情報通知パケット400中の経
路情報410を取り出して、ルーティングテーブル12
1を更新する。
【0071】経路情報送信コマンド処理部123は、ス
テップ709の処理で経路情報通知パケット400を送
信した後、ステップ710の処理に進み、ステップ71
0の処理で変数iをインクリメントしてステップ707
の処理に戻る。
テップ709の処理で経路情報通知パケット400を送
信した後、ステップ710の処理に進み、ステップ71
0の処理で変数iをインクリメントしてステップ707
の処理に戻る。
【0072】ステップ707の処理で経路情報送信コマ
ンド処理部123は、変数iがポート数と等しくなるま
で処理を続け、ステップ707の処理で変数iとポート
数を比較した結果、変数iがポート数以上である場合に
は経路情報通知パケット400を送信する処理を終了す
る。
ンド処理部123は、変数iがポート数と等しくなるま
で処理を続け、ステップ707の処理で変数iとポート
数を比較した結果、変数iがポート数以上である場合に
は経路情報通知パケット400を送信する処理を終了す
る。
【0073】前記の様に、本実施形態のインタネットワ
ーク装置100、130及び140では、接続されたコ
ンソール112からのコマンドの入力により、ルーティ
ングテーブル121中の特定の経路情報410を編集し
て送信することで、インタネットワーク装置100の評
価ツールを実現することが可能である。
ーク装置100、130及び140では、接続されたコ
ンソール112からのコマンドの入力により、ルーティ
ングテーブル121中の特定の経路情報410を編集し
て送信することで、インタネットワーク装置100の評
価ツールを実現することが可能である。
【0074】また、本実施形態のインタネットワーク装
置100、130及び140では、インタネットワーク
装置100に接続されたコンソール112からのコマン
ドにより経路情報410を新規に作成し、新規作成した
経路情報410をインタネットワーク装置130等に送
信することとしても良い。
置100、130及び140では、インタネットワーク
装置100に接続されたコンソール112からのコマン
ドにより経路情報410を新規に作成し、新規作成した
経路情報410をインタネットワーク装置130等に送
信することとしても良い。
【0075】以上説明した様に、本実施形態のインタネ
ットワーク装置によれば、ルーティングテーブルに格納
されている経路情報をコマンド入力により他のインタネ
ットワーク装置に送信するので、特定のインタネットワ
ーク装置が持つ経路情報を他のインタネットワーク装置
に早期に登録することが可能である。
ットワーク装置によれば、ルーティングテーブルに格納
されている経路情報をコマンド入力により他のインタネ
ットワーク装置に送信するので、特定のインタネットワ
ーク装置が持つ経路情報を他のインタネットワーク装置
に早期に登録することが可能である。
【0076】(実施形態4)以下に、インタネットワー
ク装置のコンソールによりポートを指定したコマンドを
入力し、指定したポートから経路情報を送信する実施形
態4のインタネットワーク装置について説明する。
ク装置のコンソールによりポートを指定したコマンドを
入力し、指定したポートから経路情報を送信する実施形
態4のインタネットワーク装置について説明する。
【0077】図8は、本実施形態のインタネットワーク
装置100、130及び140の処理手順を示すフロー
チャートである。図8に示す様に本実施形態のインタネ
ットワーク装置100、130及び140は、インタネ
ットワーク装置100のコンソール112によりポート
を指定したコマンドを入力し、指定したポートから経路
情報410を送信する処理を行う。尚、前提条件とし
て、送受信ポート108〜110に割り振ったポート番
号301を変数iで示し、1パケット中の経路情報数を
変数jで表すものとする。また、本実施形態のインタネ
ットワーク装置100の構成は図1に示したものと同様
であるものとする。
装置100、130及び140の処理手順を示すフロー
チャートである。図8に示す様に本実施形態のインタネ
ットワーク装置100、130及び140は、インタネ
ットワーク装置100のコンソール112によりポート
を指定したコマンドを入力し、指定したポートから経路
情報410を送信する処理を行う。尚、前提条件とし
て、送受信ポート108〜110に割り振ったポート番
号301を変数iで示し、1パケット中の経路情報数を
変数jで表すものとする。また、本実施形態のインタネ
ットワーク装置100の構成は図1に示したものと同様
であるものとする。
【0078】ステップ801の処理でインタネットワー
ク装置100のコンソール112からコマンドの入力ま
たはGUI等による特定の操作によって経路情報410
を送信するポートを指定すると、インタネットワーク装
置100の経路情報送信コマンド処理部123は、指定
されたポートの番号を変数iに設定した後、ステップ8
02の処理で変数iとポート数を比較する。
ク装置100のコンソール112からコマンドの入力ま
たはGUI等による特定の操作によって経路情報410
を送信するポートを指定すると、インタネットワーク装
置100の経路情報送信コマンド処理部123は、指定
されたポートの番号を変数iに設定した後、ステップ8
02の処理で変数iとポート数を比較する。
【0079】ステップ802の処理で変数iとポート数
を比較した結果、変数iがポート数より小さい場合には
ステップ803の処理に進み、経路情報送信コマンド処
理部123は、ポート管理テーブル122中のポート番
号301が変数iの値と一致するポートのポート状態フ
ラグ304の値を調べる。
を比較した結果、変数iがポート数より小さい場合には
ステップ803の処理に進み、経路情報送信コマンド処
理部123は、ポート管理テーブル122中のポート番
号301が変数iの値と一致するポートのポート状態フ
ラグ304の値を調べる。
【0080】ステップ803の処理で当該ポートのポー
ト状態フラグ304の値を調べた結果、当該ポートのポ
ート状態フラグ304が使用可能であることを示す
「1」である場合には、経路情報送信コマンド処理部1
23は、変数jに「0」を設定した後、ステップ804
の処理に進み、当該ポートのポート状態フラグ304が
「1」でない場合には処理を終了する。
ト状態フラグ304の値を調べた結果、当該ポートのポ
ート状態フラグ304が使用可能であることを示す
「1」である場合には、経路情報送信コマンド処理部1
23は、変数jに「0」を設定した後、ステップ804
の処理に進み、当該ポートのポート状態フラグ304が
「1」でない場合には処理を終了する。
【0081】ステップ804の処理で経路情報送信コマ
ンド処理部123は、ルーティングテーブル121のエ
ントリを指すポインタであるroute_ptrの値
と、当該エントリがルーティングテーブル121の最後
のエントリであることを示す値であるNULLとを比較
する。
ンド処理部123は、ルーティングテーブル121のエ
ントリを指すポインタであるroute_ptrの値
と、当該エントリがルーティングテーブル121の最後
のエントリであることを示す値であるNULLとを比較
する。
【0082】ステップ804の処理でroute_pt
rの値とNULLとを比較した結果、route_pt
rがNULLでなければステップ805の処理に進み、
経路情報送信コマンド処理部123は、ポート番号30
1を示す変数iと、ルーティングテーブル121のro
ute_ptrで示されるエントリの学習ポート番号2
04とを比較する。
rの値とNULLとを比較した結果、route_pt
rがNULLでなければステップ805の処理に進み、
経路情報送信コマンド処理部123は、ポート番号30
1を示す変数iと、ルーティングテーブル121のro
ute_ptrで示されるエントリの学習ポート番号2
04とを比較する。
【0083】ステップ805の処理で変数iと当該エン
トリの学習ポート番号204が一致する場合にはステッ
プ807の処理に進み、経路情報送信コマンド処理部1
23は、route_ptrをルーティングテーブル1
21の次のエントリを指す値に変更する。
トリの学習ポート番号204が一致する場合にはステッ
プ807の処理に進み、経路情報送信コマンド処理部1
23は、route_ptrをルーティングテーブル1
21の次のエントリを指す値に変更する。
【0084】ステップ805の処理で変数iと当該エン
トリの学習ポート番号204が一致しない場合にはステ
ップ806の処理に進み、経路情報送信コマンド処理部
123は、ルーティングテーブル121中の宛先201
と中継段数205を経路情報通知パケット400のデー
タ部403に書き込む。
トリの学習ポート番号204が一致しない場合にはステ
ップ806の処理に進み、経路情報送信コマンド処理部
123は、ルーティングテーブル121中の宛先201
と中継段数205を経路情報通知パケット400のデー
タ部403に書き込む。
【0085】ステップ806の処理で経路情報通知パケ
ット400のデータ部403への書き込みを行った後、
経路情報送信コマンド処理部123は、ステップ808
の処理で経路情報数を示す変数jをインクリメントして
ステップ807の処理に進み、route_ptrをル
ーティングテーブル121の次のエントリを指す値に変
更する。
ット400のデータ部403への書き込みを行った後、
経路情報送信コマンド処理部123は、ステップ808
の処理で経路情報数を示す変数jをインクリメントして
ステップ807の処理に進み、route_ptrをル
ーティングテーブル121の次のエントリを指す値に変
更する。
【0086】ステップ807の処理でroute_pt
rをルーティングテーブル121の次のエントリを指す
値に変更した後、ステップ804の処理で経路情報送信
コマンド処理部123は、route_ptrとNUL
Lとを比較し、route_ptrがNULLに等しい
場合にはステップ809の処理に進む。
rをルーティングテーブル121の次のエントリを指す
値に変更した後、ステップ804の処理で経路情報送信
コマンド処理部123は、route_ptrとNUL
Lとを比較し、route_ptrがNULLに等しい
場合にはステップ809の処理に進む。
【0087】ステップ809の処理で経路情報送信コマ
ンド処理部123は、経路情報数を示す変数jが「0」
に等しいかどうかを調べ、変数jが「0」に等しい場合
には処理を終了する。
ンド処理部123は、経路情報数を示す変数jが「0」
に等しいかどうかを調べ、変数jが「0」に等しい場合
には処理を終了する。
【0088】ステップ809の処理で変数jが「0」に
等しくない場合にはステップ810の処理に進み、デー
タリンク層ヘッダ部401及びネットワーク層ヘッダ部
402を作成して経路情報通知パケット400に書き込
んだ後、経路情報通知パケット400をフレーム中継部
124により変数iで示されるポートから送信して処理
を終了する。
等しくない場合にはステップ810の処理に進み、デー
タリンク層ヘッダ部401及びネットワーク層ヘッダ部
402を作成して経路情報通知パケット400に書き込
んだ後、経路情報通知パケット400をフレーム中継部
124により変数iで示されるポートから送信して処理
を終了する。
【0089】また、ステップ810の処理と同様にし
て、インタネットワーク装置130またはインタネット
ワーク装置140から経路情報通知パケット400がイ
ンタネットワーク装置100に送信されると、インタネ
ットワーク装置100のルーティングプロトコル処理部
125は、受信した経路情報通知パケット400中の経
路情報410を取り出して、ルーティングテーブル12
1を更新する。
て、インタネットワーク装置130またはインタネット
ワーク装置140から経路情報通知パケット400がイ
ンタネットワーク装置100に送信されると、インタネ
ットワーク装置100のルーティングプロトコル処理部
125は、受信した経路情報通知パケット400中の経
路情報410を取り出して、ルーティングテーブル12
1を更新する。
【0090】前記の様に、本実施形態のインタネットワ
ーク装置100、130及び140では、接続されたコ
ンソール112からのコマンドの入力により、ルーティ
ングテーブル121中の経路情報410を特定のポート
に送信することで、フレームを送信する経路を変更する
経路切り替えや、経路切り替えを行った後に経路切り替
え前の経路に戻す切り戻し等により、ルーティングテー
ブル121中の情報が実際の送受信経路と一致しない状
態になった場合に、特定のポートに接続された中継装置
のルーティングテーブル121中の情報を実際の送受信
経路を示す情報に早期に一致させることが可能である。
ーク装置100、130及び140では、接続されたコ
ンソール112からのコマンドの入力により、ルーティ
ングテーブル121中の経路情報410を特定のポート
に送信することで、フレームを送信する経路を変更する
経路切り替えや、経路切り替えを行った後に経路切り替
え前の経路に戻す切り戻し等により、ルーティングテー
ブル121中の情報が実際の送受信経路と一致しない状
態になった場合に、特定のポートに接続された中継装置
のルーティングテーブル121中の情報を実際の送受信
経路を示す情報に早期に一致させることが可能である。
【0091】以上説明した様に、本実施形態のインタネ
ットワーク装置によれば、ルーティングテーブルに格納
されている経路情報をコマンド入力により他のインタネ
ットワーク装置に送信するので、特定のインタネットワ
ーク装置が持つ経路情報を他のインタネットワーク装置
に早期に登録することが可能である。
ットワーク装置によれば、ルーティングテーブルに格納
されている経路情報をコマンド入力により他のインタネ
ットワーク装置に送信するので、特定のインタネットワ
ーク装置が持つ経路情報を他のインタネットワーク装置
に早期に登録することが可能である。
【0092】
【発明の効果】本発明によれば、ルーティングテーブル
に格納されている経路情報をコマンド入力により他のイ
ンタネットワーク装置に送信するので、特定のインタネ
ットワーク装置が持つ経路情報を他のインタネットワー
ク装置に早期に登録することが可能である。
に格納されている経路情報をコマンド入力により他のイ
ンタネットワーク装置に送信するので、特定のインタネ
ットワーク装置が持つ経路情報を他のインタネットワー
ク装置に早期に登録することが可能である。
【図1】実施形態1のインタネットワーク装置の概略構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図2】実施形態1のルーティングテーブル121の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図3】実施形態1のポート管理テーブル122の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図4】実施形態1の経路情報通知パケットフォーマッ
トの概要を示す図である。
トの概要を示す図である。
【図5】実施形態1のインタネットワーク装置の処理手
順を示すフローチャートである。
順を示すフローチャートである。
【図6】実施形態2のインタネットワーク装置の処理手
順を示すフローチャートである。
順を示すフローチャートである。
【図7】実施形態3のインタネットワーク装置の処理手
順を示すフローチャートである。
順を示すフローチャートである。
【図8】実施形態4のインタネットワーク装置の処理手
順を示すフローチャートである。
順を示すフローチャートである。
100、130及び140…インタネットワーク装置、
101…CPU、102…メモリ、103…ICメモリ
カードインタフェース、104…シリアルインタフェー
ス、105〜107…ネットワークインタフェース、1
08〜110…送受信ポート、111…ICメモリカー
ド、112…コンソール、113及び114…WAN回
線、121、131及び141…ルーティングテーブ
ル、122…ポート管理テーブル、123…経路情報送
信コマンド処理部、124…フレーム中継部、125…
ルーティングプロトコル処理部、132、142及び1
50…ネットワーク、133、143及び151…エン
ドシステム、201…宛先、202…ネクストホップ、
203…時間、204…学習ポート番号、205…中継
段数、206…ネットワークアドレス部、207…ステ
ーションアドレス部、301…ポート番号、302…ネ
ットワークアドレス、303…ノード番号、304…ポ
ート状態フラグ、400…経路情報通知パケット、40
1…データリンク層ヘッダ部、402…ネットワーク層
ヘッダ部、403…データ部、404…送信先ハードウ
ェアアドレス部、405…送信元ハードウェアアドレス
部、406…送信先プロトコルアドレス部、407…送
信元プロトコルアドレス部、408…ネットワーク部、
409…ステーション部、410…経路情報、411…
ネットワークアドレス、412…中継段数。
101…CPU、102…メモリ、103…ICメモリ
カードインタフェース、104…シリアルインタフェー
ス、105〜107…ネットワークインタフェース、1
08〜110…送受信ポート、111…ICメモリカー
ド、112…コンソール、113及び114…WAN回
線、121、131及び141…ルーティングテーブ
ル、122…ポート管理テーブル、123…経路情報送
信コマンド処理部、124…フレーム中継部、125…
ルーティングプロトコル処理部、132、142及び1
50…ネットワーク、133、143及び151…エン
ドシステム、201…宛先、202…ネクストホップ、
203…時間、204…学習ポート番号、205…中継
段数、206…ネットワークアドレス部、207…ステ
ーションアドレス部、301…ポート番号、302…ネ
ットワークアドレス、303…ノード番号、304…ポ
ート状態フラグ、400…経路情報通知パケット、40
1…データリンク層ヘッダ部、402…ネットワーク層
ヘッダ部、403…データ部、404…送信先ハードウ
ェアアドレス部、405…送信元ハードウェアアドレス
部、406…送信先プロトコルアドレス部、407…送
信元プロトコルアドレス部、408…ネットワーク部、
409…ステーション部、410…経路情報、411…
ネットワークアドレス、412…中継段数。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 将志 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 関野 浩 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立インフォメーションテクノロジー内
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のネットワークを相互接続するイン
タネットワーク装置において、 受信したフレームを中継する為の経路情報を格納するル
ーティングテーブルと、コマンドの入力によりルーティ
ングテーブルに格納されている経路情報を通知する経路
情報通知パケットを作成する経路情報送信コマンド処理
部と、前記経路情報送信コマンド処理部により作成され
た経路情報通知パケットを送信するフレーム中継部と、
他のインタネットワーク装置から経路情報通知パケット
を受信して受信した経路情報通知パケット中の経路情報
によりルーティングテーブルを更新するルーティングプ
ロトコル処理部とを備えることを特徴とするインタネッ
トワーク装置。 - 【請求項2】 前記経路情報送信コマンド処理部は、ル
ーティングテーブル中の特定の経路情報を送信するもの
であることを特徴とする請求項1に記載されたインタネ
ットワーク装置。 - 【請求項3】 前記経路情報送信コマンド処理部は、ル
ーティングテーブル中の経路情報を編集して送信するも
のであることを特徴とする請求項1または請求項2のい
ずれかに記載されたインタネットワーク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18793397A JPH1132082A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | インタネットワーク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18793397A JPH1132082A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | インタネットワーク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1132082A true JPH1132082A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16214730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18793397A Pending JPH1132082A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | インタネットワーク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1132082A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7009941B1 (en) | 1999-04-08 | 2006-03-07 | Seiko Epson Corporation | Node-search method, device, and medium on which a node-search program is recorded |
JP2009164958A (ja) * | 2008-01-08 | 2009-07-23 | Yamaha Corp | 中継装置およびプログラム |
-
1997
- 1997-07-14 JP JP18793397A patent/JPH1132082A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7009941B1 (en) | 1999-04-08 | 2006-03-07 | Seiko Epson Corporation | Node-search method, device, and medium on which a node-search program is recorded |
JP2009164958A (ja) * | 2008-01-08 | 2009-07-23 | Yamaha Corp | 中継装置およびプログラム |
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