JP2013026951A - 端末およびその動作方法 - Google Patents

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義行 美原
Satoshi Sakuma
聡 佐久間
Takefumi Yamazaki
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Abstract

【課題】第1のネットワークと第2のネットワークの境界にルータが設けられている場合において、第1のネットワークに存在する端末から、端末に記憶されていないアドレスを有し、かつ、第2のネットワークに存在する相手の端末にパケットを送信する。
【解決手段】アドレス生成部15は、ルータ2のネットワークN2でのアドレスのホスト部を予め設定された値に置き換えたアドレスを生成する。ここでは、アドレス生成部15は、アドレス「192.168.23.35」のホスト部「35」をi(i=0、2、…、34、36、…、254)に置き換えたアドレスを生成する。パケット送信部12は、端末1のアドレスである送信元アドレス、予め定められた送信元ポート番号、生成されたアドレスである宛先アドレス、予め定められた宛先ポート番号およびネットワークN2に存在する相手の端末に送信すべき情報を含むパケットを生成し、ネットワークN1に送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、端末およびその動作方法に関するものである。
ホームネットワークや中小企業/SOHO等における通信環境において、ネットワークの境界にルータが設けられ、ルータはセキュリティ確保のため、NATという仕組みを用いて、一方のIPv4セグメント(ネットワーク)から他方のネットワークへのパケットを遮断する。
ただし、一部のアプリケーションでは、一方のネットワーク内の端末が他方のネットワーク内の端末(サーバなど)のアドレスやURLを予め保持し、このアドレスやURLから得たアドレスを宛先アドレスとしたパケットをルータに送信し、この場合ルータは、パケットを、宛先アドレスを有する他方のネットワーク内の端末へ送信する。
監修者:阪田史郎,著者:金森重文,齊藤允,佐野勝大「SIP/UPnP情報家電プロトコル」P.67〜P.71
しかし、一方のネットワーク内の端末が他方のネットワーク内の相手の端末のアドレスなどを保持していない場合、一方のネットワーク内の端末は、他方のネットワーク内の端末にパケットを送信できない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、第1のネットワークに存在する端末であって、第1のネットワークと第2のネットワークの境界にルータが設けられている場合において、端末に記憶されていないアドレスを有し、かつ、第2のネットワークに存在する相手の端末にパケットを送信でき、相手の端末からパケットを受信できる端末およびその動作方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、第1の本発明は、第1のネットワークに存在する端末であって、前記第1のネットワークと第2のネットワークの境界にルータが設けられ、前記ルータは、前記第1のネットワークから前記第2のネットワークに存在する端末のアドレスである宛先アドレスを含むパケットが送信されたら、当該パケット内の送信元アドレスである変換前アドレスおよび未使用のポート番号である変換後ポート番号を含むエントリーを記憶し、当該パケットの送信元アドレスおよび送信元ポート番号を前記ルータの第2のネットワークでのアドレスと同じ送信元アドレスおよび前記変換後ポート番号と同じ送信元ポート番号に置き換えたパケットを前記第2のネットワークに送信する一方、前記第2のネットワークからパケットが送信されたら、当該パケットの宛先ポート番号と同じ変換後ポート番号を含むエントリーから変換前アドレスを読み出し、当該パケットの宛先アドレスを当該変換前アドレスと同じ宛先アドレスに置き換えたパケットを前記第1のネットワークに送信するものであり、前記端末は、前記端末である第1端末に記憶されていないアドレスを有し、かつ、前記第2のネットワークに存在する端末である第2端末にパケットを送信すべく、前記ルータの前記第2のネットワークでのアドレスを前記ルータから取得するルータアドレス取得部と、前記取得されたアドレスのホスト部を予め設定された値に置き換えたアドレスを生成するアドレス生成部と、前記第1端末のアドレスである送信元アドレスおよび前記生成したアドレスである宛先アドレスを含むパケットを前記第1のネットワークに送信するパケット送信部とを備えることを特徴とする端末をもって解決手段とする。
第2の本発明は、第1のネットワークに存在する端末であって、前記第1のネットワークと第2のネットワークの境界にルータが設けられ、前記ルータは、前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにブロードキャストパケットを送信するためのブロードキャストアドレスを含むパケットが送信されたら、当該パケット内の送信元アドレスと同じ予約アドレスを含む予め記憶したエントリーから予約ポート番号を読み出し、当該パケットの送信元アドレスおよび送信元ポート番号を前記ルータの前記第2のネットワークでのアドレスおよび当該予約ポート番号に置き換えたパケットを前記第2のネットワークに送信する一方、前記第2のネットワークからパケットが送信されたら、当該パケットの宛先ポート番号と同じ予約ポート番号を含む予め記憶したエントリーから予約アドレスを読み出し、当該パケットの宛先アドレスを当該予約アドレスと同じ宛先アドレスに置き換えたパケットを前記第1のネットワークに送信するものであり、前記端末は、前記端末である第1端末に記憶されていないアドレスを有し、かつ、前記第2のネットワークに存在する端末である第2端末にパケットを送信すべく、前記ルータの前記第2のネットワークでのアドレスを前記ルータから取得するルータアドレス取得部と、前記第2端末に前記パケットを送信すべく、前記第1端末のアドレスである予約アドレスおよび予約ポート番号を含むエントリーを前記ルータに記憶させる制御部と、前記取得されたアドレスのホスト部を予め設定された値に置き換えたブロードキャストアドレスを生成するアドレス生成部と、前記第1端末のアドレスである送信元アドレスおよび前記ブロードキャストアドレスである宛先アドレスを含むパケットを前記第1のネットワークに送信するパケット送信部とを備えることを特徴とする端末をもって解決手段とする。
第3の本発明は、第1のネットワークに存在する端末の動作方法であって、前記第1のネットワークと第2のネットワークの境界にルータが設けられ、前記ルータは、前記第1のネットワークから前記第2のネットワークに存在する端末のアドレスである宛先アドレスを含むパケットが送信されたら、当該パケット内の送信元アドレスである変換前アドレスおよび未使用のポート番号である変換後ポート番号を含むエントリーを記憶し、当該パケットの送信元アドレスおよび送信元ポート番号を前記ルータの第2のネットワークでのアドレスと同じ送信元アドレスおよび前記変換後ポート番号と同じ送信元ポート番号に置き換えたパケットを前記第2のネットワークに送信する一方、前記第2のネットワークからパケットが送信されたら、当該パケットの宛先ポート番号と同じ変換後ポート番号を含むエントリーから変換前アドレスを読み出し、当該パケットの宛先アドレスを当該変換前アドレスと同じ宛先アドレスに置き換えたパケットを前記第1のネットワークに送信するものであり、前記端末の動作方法は、前記端末である第1端末が、前記第1端末に記憶されていないアドレスを有し、かつ、前記第2のネットワークに存在する端末である第2端末にパケットを送信すべく、前記ルータの前記第2のネットワークでのアドレスを前記ルータから取得し、前記第1端末が、前記取得されたアドレスのホスト部を予め設定された値に置き換えたアドレスを生成し、前記第1端末が、前記第1端末のアドレスである送信元アドレスおよび前記生成したアドレスである宛先アドレスを含むパケットを前記第1のネットワークに送信することを特徴とする端末の動作方法をもって解決手段とする。
第4の本発明は、第1のネットワークに存在する端末の動作方法であって、前記第1のネットワークと第2のネットワークの境界にルータが設けられ、前記ルータは、前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにブロードキャストパケットを送信するためのブロードキャストアドレスを含むパケットが送信されたら、当該パケット内の送信元アドレスと同じ予約アドレスを含む予め記憶したエントリーから予約ポート番号を読み出し、当該パケットの送信元アドレスおよび送信元ポート番号を前記ルータの前記第2のネットワークでのアドレスおよび当該予約ポート番号に置き換えたパケットを前記第2のネットワークに送信する一方、前記第2のネットワークからパケットが送信されたら、当該パケットの宛先ポート番号と同じ予約ポート番号を含む予め記憶したエントリーから予約アドレスを読み出し、当該パケットの宛先アドレスを当該予約アドレスと同じ宛先アドレスに置き換えたパケットを前記第1のネットワークに送信するものであり、前記端末の動作方法は、前記端末である第1端末が、前記第1端末に記憶されていないアドレスを有し、かつ、前記第2のネットワークに存在する端末である第2端末にパケットを送信すべく、前記ルータの前記第2のネットワークでのアドレスを前記ルータから取得し、前記第1端末が、前記第2端末に前記パケットを送信すべく、前記第1端末のアドレスである予約アドレスおよび予約ポート番号を含むエントリーを前記ルータに記憶させ、前記第1端末が、前記取得されたアドレスのホスト部を予め設定された値に置き換えたブロードキャストアドレスを生成し、前記第1端末が、前記第1端末のアドレスである送信元アドレスおよび前記ブロードキャストアドレスである宛先アドレスを含むパケットを前記第1のネットワークに送信することを特徴とする端末の動作方法をもって解決手段とする。
本発明によれば、第1のネットワークと第2のネットワークの境界にルータが設けられている場合において、第1のネットワークに存在する端末から、端末に記憶されていないアドレスを有し、かつ、第2のネットワークに存在する相手の端末にパケットを送信し、相手の端末からパケットを受信することができる。
第1の実施の形態に係る端末1を含む通信システムの構成図である。 端末1の概略構成を示すブロック図である。 ルータ2の概略構成を示すブロック図である。 端末3の概略構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る通信システムの動作を示すシーケンス図である。 第2の実施の形態におけるルータ2の概略構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態に係る通信システムの動作を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る端末1を含む通信システムの構成図である。
端末1は、第1のネットワーク(以下、ネットワークN1という)に存在する端末である。ネットワークN1と第2のネットワーク(以下、ネットワークN1という)の境界にルータ2が設けられている。ネットワークN2には、端末3および同様な端末(図示せず)が存在する。
ネットワークN1は、「192.168.11」で始まるIPアドレスとサブネットマスク「255.255.255.0」で規定されるネットワークである。
ネットワークN2は、「192.168.23」で始まるIPアドレスとサブネットマスク「255.255.255.0」で規定されるネットワークである。
端末1のアドレスは、「192.168.11.2」であり、端末3のアドレスは、「「192.168.23.5」である。
ルータ2のネットワークN1でのアドレスは「192.168.11.1」であり、ルータ2のネットワークN2でのアドレスは「192.168.23.35」である。
端末1には、端末3のアドレス「192.168.23.5」が記憶されていないこととする。
図2は、端末1の概略構成を示すブロック図である。
端末1は、ネットワークN1からパケットを受信するパケット受信部11と、ネットワークN1にパケットを送信するパケット送信部12と、ルータ2のネットワークN2でのアドレスを要求するアドレス取得要求をパケット送信部12からルータ2に送信させるアドレス取得要求送信部13と、ルータ2のネットワークN2でのアドレスをルータ2からパケット受信部11を介して取得するルータアドレス取得部14と、取得されたアドレスのホスト部を予め設定された値に置き換えたアドレスを生成するアドレス生成部15と、端末1のアドレスである送信元アドレスおよび生成されたアドレスである宛先アドレスを含むパケットをパケット送信部12からネットワークN1に送信させ、ネットワークN1からパケット受信部11を介してパケットを受信する制御部16とを備える。
図3は、ルータ2の概略構成を示すブロック図である。
ルータ2は、ネットワークN1からパケットを受信するパケット受信部21と、ネットワークN1にパケットを送信するパケット送信部22と、ネットワークN2からパケットを受信するパケット受信部23と、ネットワークN2にパケットを送信するパケット送信部24と、パケット受信部21やパケット受信部23を介して得たパケット内の宛先アドレスと図示しないルーチングテーブルとに基づいて、パケットをパケット送信部12やパケット送信部24を介してネットワークN1やネットワークN2に送信(ルーチング)するルーチング部25と、ネットワークN1からネットワークN2へのパケットのルーチングの際に生成される情報(エントリー)が記憶されるNATテーブル26と、ネットワークN1内の端末からパケット受信部21を介して送信されるアドレス取得要求によりルータ2のネットワークN2でのアドレスをパケット送信部22を介して端末に送信するルータアドレス通知部27とを備える。
図4は、端末3の概略構成を示すブロック図である。
端末3は、ネットワークN2からパケットを受信するパケット受信部31と、ネットワークN2にパケットを送信するパケット送信部32と、ネットワークN2から送信されたパケットに基づいて、ネットワークN2に送信すべきパケットのデータを生成する制御部33とを備える。
図5は、第1の実施の形態に係る通信システムの動作を示すシーケンス図である。
端末1は、アドレス取得要求をネットワークN1に送信する(S1)。
具体的には、アドレス取得要求送信部13は、予め記憶したアドレス取得要求のコマンドをパケット送信部12に送信し、パケット送信部12は、端末1のアドレスである送信元アドレス(192.168.11.2)、予め記憶したルータ2のネットワークN1でのアドレスである宛先アドレス(192.168.11.1)およびアドレス取得要求のコマンドを含むパケットであるアドレス取得要求をネットワークN1に送信する。ネットワークN1において、アドレス取得要求は、その宛先アドレスによりルータ2に送信され、ルータ2のパケット受信部21で受信される。
ルータ2は、アドレス取得要求を受信したなら、ルータ2のネットワークN2でのアドレスを含むアドレス通知をネットワークN1に送信する(S3)。
具体的には、ルータ2のパケット受信部21は、アドレス取得要求内のコマンドをルータアドレス通知部27に送信し、ルータアドレス通知部27は、アドレス取得要求のコマンドが送信されたので、予め記憶したルータ2のネットワークN2でのアドレス(192.168.23.35)をパケット送信部22に送信する。パケット送信部22は、ルータ2のネットワークN1でのアドレスである送信元アドレス(192.168.11.1)、アドレス取得要求内の送信元アドレスと同じ宛先アドレス(192.168.11.2(端末1のアドレス))およびルータ2のネットワークN2でのアドレス(192.168.23.35)を含むパケットであるアドレス通知をネットワークN1に送信する。ネットワークN1において、アドレス通知は、その宛先アドレスにより端末1に送信され、端末1のパケット受信部11で受信される。なお、アドレス通知には、例えば、UPnP IGDと称される技術が用いられ、アドレス通知にはサブネットマスク含まれない。
端末1は、アドレス通知を受信したなら、次にネットワークN1に送信するパケットの宛先アドレスとなるアドレスを生成する(S5)。
具体的には、端末1のパケット受信部11は、アドレス通知からルータ2のネットワークN2でのアドレス(192.168.23.35)を読み出し、ルータアドレス取得部14に送信する。ルータアドレス取得部14は、ルータ2のネットワークN2でのアドレスをアドレス生成部15に送信する。
アドレス生成部15は、送信されたアドレスのホスト部を予め設定された値に置き換えたアドレスを生成する。ここでは、アドレス生成部15は、送信されたアドレス「192.168.23.35」のホスト部「35」をi(i=0、2、…、34、36、…、254)に置き換えたアドレスを生成し、各アドレスを制御部16に送信する。
例えば、アドレス生成部15は、アドレス通知にサブネットマスクが含まれないので、予めホスト部のビット数「8」、ホスト部の最大値「254」を予め記憶し、送信されたアドレスにおけるビット数「8」以外の部分であるネットワーク部を残し、かつ、ビット数「8」の部分であるホスト部が最大値「254」以下になるように、かつ、アドレス「192.168.23.35」を除き、可能な限り多くのアドレスを生成する。
ホスト部のビット数を「8」としたのは、ホスト部のビット数を「8」とするクラスCのアドレスを有する端末からなるネットワークが一般的に多いからである。
次に、端末1は、生成された各アドレスにつき、当該アドレスである宛先アドレスを含むパケット(TCPパケット)をネットワークN1に送信する(S7、…)。
具体的には、制御部16は、各アドレスおよび端末3に送信すべき情報をパケット送信部12に送信し、パケット送信部12は、各アドレス(対象アドレス)につき、予め記憶した端末1のアドレスである送信元アドレス、予め定められたポート番号である送信元ポート番号、当該アドレス(対象アドレス)である宛先アドレス、予め定められたポート番号である宛先ポート番号および端末3に送信すべき情報を含むパケット(TCPパケット)を生成し、ネットワークN1に送信する。ネットワークN1において、各パケットは、その宛先アドレスに「192.168.23」が含まれるつまり宛先アドレスはネットワークN2内の端末のアドレスなので、ルータ2は宛先アドレスとルーチングテーブルとに基づいて、パケットをネットワークN2にルーチングすべきと判定し、パケットは、パケット受信部21で受信される。
ルータ2のルーチング部25は、受信した各パケットにつき、エントリーを生成し、NATテーブル26に記憶させる(S9)。
具体的には、ルーチング部25は、当該パケット内の送信元アドレスである変換前アドレス(192.168.11.2(端末1のアドレス))、パケット内の送信元ポート番号である変換前ポート番号、ルータ2のネットワークN2でのアドレスである変換後アドレス(192.168.23.35)および当該エントリーに割り当てた固有のポート番号である変換後ポート番号を含むエントリーをNATテーブル26に記憶させる。
次に、ルーチング部25は、各パケットにつき、変換後アドレスおよび変換後ポート番号をパケット送信部24に送信し、パケット送信部24は、各パケットにつき、当該パケットの送信元アドレスおよび送信元ポート番号を変換後アドレスと同じ送信元アドレスおよび変換後ポート番号と同じ送信元ポート番号に置き換えたパケットを生成し、ネットワークN2に送信する(S11、…)。ネットワークN2において、端末3のアドレスである宛先アドレスを含むパケット(送信されたパケットの中の1つ)は、端末3に送信され、端末3のパケット受信部31で受信される。ネットワークN2において、その他の端末のアドレスである宛先アドレスを含むパケットは、当該端末に送信され、当該端末で受信される。
端末3は、受信したパケットに対するパケット(TCPパケット)をネットワークN2に送信し(S13)、他の端末は、受信したパケットに対するパケットをルータ2に送信しない。
具体的には、端末3のパケット受信部31は、受信したパケットに対し端末1において格納された、端末3に送信すべき情報を当該パケットから取り出し、制御部33に送信する。制御部33は、端末3に送信すべき情報の内容により、ここでは端末1に情報を送信すべきと判定し、端末1に送信すべき情報をパケット送信部32に送信する。パケット送信部32は、受信したパケット内の宛先アドレスと同じ送信元アドレス(192.168.23.5(端末3のアドレス))、当該パケット内の宛先ポート番号と同じ送信元ポート番号、当該パケット内の送信元アドレスと同じ宛先アドレス(192.168.23.35(ルータ2のネットワークN2でのアドレス))、当該パケット内の送信元ポート番号と同じ宛先ポート番号および端末1に送信すべき情報を含むパケット(TCPパケット)をネットワークN2に送信する。
一方、他の端末は、受信したパケットに対し端末1において格納された、端末3に送信すべき情報をパケットから取り出し、ここでは端末1に情報を送信する必要はないと判定し、処理を終える。
ネットワークN2において、端末3から送信されたパケットは、その宛先アドレスによりルータ2に送信され、ルータ2のパケット受信部23で受信される。
ルータ2は、受信したパケットを基にNATテーブル26からエントリーを検索する(S15)。
具体的には、パケット受信部23は、受信したパケット内の宛先アドレス(192.168.23.35(ルータ2のネットワークN2でのアドレス))および宛先ポート番号をルーチング部25に送信し、ルーチング部25は、宛先アドレスと同じ変換後アドレスおよび宛先ポート番号と同じ変換後ポート番号を含むエントリーをNATテーブル26から検索する。
次に、ルーチング部25は、エントリーから変換前アドレス(192.168.11.2(端末1のアドレス))および変換前ポート番号を読み出し、パケット送信部22に送信する。
パケット送信部22は、受信したパケットの宛先アドレス(端末1のアドレス)および宛先ポート番号を変換前アドレスと同じ宛先アドレスおよび変換前ポート番号と同じ宛先ポート番号に置き換えたパケットをネットワークN1に送信する。パケットは、その宛先アドレスにより端末1に送信され、端末1のパケット受信部11で受信される。
端末1のパケット受信部11は、受信したパケットに対し端末3において格納された、端末1に送信すべき情報および送信元アドレス(192.168.23.5(端末3のアドレス))をパケットから取り出し、制御部16に送信し、制御部16は端末3のアドレスを記憶する。
端末1では、次に端末3にパケットを送信するときは、制御部16が、記憶した端末3のアドレスおよび端末3に次に送信すべき情報をパケット送信部12に送信し、パケット送信部12は端末1のアドレスである送信元アドレス、予め定められたポート番号である送信元ポート番号、制御部16から送信されたアドレスである宛先アドレス(端末3のアドレス)、予め定められたポート番号である宛先ポート番号および端末3に送信すべき情報を含むパケットのみをネットワークN1に送信する。以降、同様の方法でパケットはルーチングされ、端末3で受信される。
なお、端末3がネットワークN2に接続されていない場合、ステップS11のパケットは端末3で受信されないので、端末1は、所定の時間が経過した後、ステップS7のパケットを再び送信し、ステップS11のパケットを送信させるのが好ましい。
したがって、第1の実施の形態によれば、端末1は、端末1に記憶されていないアドレスを有し、かつ、ネットワークN2に存在する端末3にパケットを送信すべく、ルータ2のネットワークN2でのアドレスをルータ2から取得するルータアドレス取得部14と、
取得されたアドレスのホスト部を予め設定された値に置き換えたアドレスを生成するアドレス生成部15と、端末1のアドレスである送信元アドレスおよび生成したアドレスである宛先アドレスを含むパケットをネットワークN1に送信するパケット送信部12とを備えるので、端末3にパケットを送信することができる。
また、ルータ2は、ネットワークN1からネットワークN2に存在する端末のアドレスである宛先アドレスを含むパケットが送信されたら、当該パケット内の送信元アドレスである変換前アドレスおよび未使用のポート番号である変換後ポート番号を含むエントリーを記憶し、当該パケットの送信元アドレスおよび送信元ポート番号をルータ2のネットワークN2でのアドレスと同じ送信元アドレスおよび変換後ポート番号と同じ送信元ポート番号に置き換えたパケットをネットワークN2に送信する一方、ネットワークN2からパケットが送信されたら、当該パケットの宛先ポート番号と同じ変換後ポート番号を含むエントリーから変換前アドレスを読み出し、当該パケットの宛先アドレスを当該変換前アドレスと同じ宛先アドレスに置き換えたパケットをネットワークN1に送信するので、端末1は、端末3からのパケットを受信することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、第1の実施の形態に同一または類似の装置および装置構成を用い、同一または類似のものについては第1の実施の形態で使用した符号を使用して重複説明を略し、第1の実施の形態とは異なる事項を中心に説明を行う。
図6は、第2の実施の形態におけるルータ2の概略構成を示すブロック図である。
ルータ2は、パケット受信部21と、パケット送信部22と、パケット受信部23と、パケット送信部24と、ルーチング部25と、ネットワークN1からネットワークN2へのパケットのルーチングの際に生成される情報(エントリー)が記憶されるポートマッピングテーブル26Aと、ルータアドレス通知部27とを備える。
図7は、第2の実施の形態に係る通信システムの動作を示すシーケンス図である。
ステップS1、S3については、第1の実施の形態と同様であるから、説明を省略する。
端末1は、例えば、アドレス通知を受信したなら(S3)、ポート制御要求をネットワークN1に送信する(S4)。
具体的には、制御部16は、ポート制御要求のコマンドをパケット送信部12に送信し、パケット送信部12は、端末1のアドレスである送信元アドレス、ルータ2のネットワークN1でのアドレスである宛先アドレス、ルータ2で予約したいポート番号(予約対象ポート番号)およびポート制御要求のコマンドを含むパケットであるポート制御要求をネットワークN1に送信する。ネットワークN1において、ポート制御要求は、その宛先アドレスによりルータ2に送信され、ルータ2のパケット受信部21で受信される。
ルータ2のパケット受信部21は、ポート制御要求内のコマンドをルータアドレス通知部27に送信し、ルータアドレス通知部27は、ポート制御要求のコマンドが送信されたので、予約対象ポート番号と同じ予約ポート番号を含むエントリーがポートマッピングテーブル26Aにあるか以下かを判定し、かかる予約ポート番号がなければ、ポート制御要求内の送信元アドレスである予約アドレス(192.168.11.2(端末1のアドレス))および予約対象ポート番号と同じ予約ポート番号(例えば、ポート番号44)を含むエントリーをポートマッピングテーブル26Aに記憶させる。
一方、予約対象ポート番号と同じ予約ポート番号を含むエントリーがポートマッピングテーブル26Aにあれば、かかるエントリーは生成されない。
パケット送信部22は、予め記憶したルータ2のネットワークN1でのアドレスである送信元アドレス(192.168.23.35)、ポート制御要求内の送信元アドレスと同じ宛先アドレス(192.168.11.2(端末1のアドレス))およびエントリーの成否を含むパケットであるポート制御応答をネットワークN1に送信する。ネットワークN1において、ポート制御応答は、その宛先アドレスにより端末1に送信され、端末1のパケット受信部11で受信される。
端末1は、ポート制御応答内のエントリーの成否によりエントリーが記憶されたと判定したなら、次にネットワークN1に送信するパケットの宛先アドレスとなるアドレスを生成する(S5A)。
具体的には、パケット受信部11は、ポート制御応答からエントリーの成否を取り出し、制御部16に送信し、制御部16は、エントリーの成否によりエントリーが記憶されたか否かを判定し、結果をパケット受信部11に通知する。
パケット受信部11は、エントリーが記憶されたとの通知を受けたなら、アドレス通知からルータ2のネットワークN2でのアドレスを取り出し、ルータアドレス取得部14に送信する。ルータアドレス取得部14は、ルータ2のネットワークN2でのアドレスをアドレス生成部15に送信する。
アドレス生成部15は、送信されたアドレスのホスト部を予め設定された値「255」に置き換えたアドレス(ブロードキャストアドレス)を生成する。ホスト部の検出方法は、第1の実施の形態と同様である。
次に、端末1は、生成されたブロードキャストアドレスである宛先アドレスを含むパケット(UDPパケット)をネットワークN1に送信する(S7A)。
具体的には、制御部16は、ブロードキャストアドレス、端末3に送信すべき情報および予約対象ポート番号をパケット送信部12に送信し、パケット送信部12は端末1のアドレスである送信元アドレス(192.168.11.2)、予め定められたポート番号である送信元ポート番号、制御部16から送信されたブロードキャストアドレスである宛先アドレス、予約対象ポート番号と同じ宛先ポート番号および端末3に送信すべき情報を含むパケットをネットワークN1に送信する。ネットワークN1において、パケットは、その宛先アドレスがブロードキャストアドレス「192.168.23.255」なので、ルータ2はパケットをネットワークN2にルーチングすべきと判定し、パケットは、パケット受信部21で受信される。
ルータ2のルーチング部25は、受信したパケットに基づいて、ポートマッピングテーブル26Aからエントリーを検索する(S9A)。
具体的には、具体的には、ルーチング部25は、受信したパケットの送信元アドレスと同じ予約アドレス(192.168.11.2(端末1のアドレス))および受信したパケットの宛先ポート番号と同じ予約ポート番号を含むエントリーをポートマッピングテーブル26Aから検索する。
次に、ルーチング部25は、該当エントリーがあったなら、予約ポート番号(ポート番号44)を読み出し、パケット送信部24に送信する。パケット送信部24は、受信したパケットの送信元アドレスおよび送信元ポート番号をルータ2のネットワークN2でのアドレスと同じ送信元アドレスおよび予約ポート番号と同じ送信元ポート番号(ポート番号44)に置き換えたパケットであるブロードキャストパケットをネットワークN2に送信する(S11A、…)。ネットワークN2において、ブロードキャストアドレスである宛先アドレスを含むブロードキャストパケットは、各端末に送信され、受信される。
端末3は、受信したブロードキャストパケットについて、第1の実施の形態と同様に、例えば、端末1に情報を送信すべきと判定し、これにより、第1の実施の形態と同様に、受信したブロードキャストパケットに対するパケットをルータ2に送信し(S13A)、他の端末は、第1の実施の形態と同様に、例えば、端末1に情報を送信する必要はないと判定し、これにより、受信したブロードキャストパケットに対するパケットをルータ2に送信しない。
ネットワークN2において、端末3から送信されたパケットは、その宛先アドレスによりルータ2に送信され、ルータ2のパケット受信部23で受信される。
ルータ2は、受信したパケットに基づいて、ポートマッピングテーブル26Aからエントリーを検索する(S15A)。
具体的には、パケット受信部23は、受信したパケットから宛先ポート番号(ポート番号44)を読み出し、ルーチング部25に送信し、ルーチング部25は、宛先ポート番号と同じ予約ポート番号を含むエントリーをポートマッピングテーブル26Aから検索する。
次に、ルーチング部25は、エントリーから予約アドレス(192.168.11.2(端末1のアドレス))を読み出し、パケット送信部22に送信する。
パケット送信部22は、受信したパケットの宛先アドレスを予約アドレスと同じ宛先アドレスに置き換えたパケットをネットワークN1に送信する。パケットは、その宛先アドレスにより端末1に送信され、端末1のパケット受信部11で受信される。
これ以降の処理については、第1の実施の形態と同様なので説明を省略する。
なお、端末3がネットワークN2に接続されていない場合、ステップS13Aのパケットは送信されないので、端末1は、所定の時間が経過した後、ステップS7Aのパケットを再び送信するのが好ましい。
したがって、第2の実施の形態によれば、端末1は、ルータ2のネットワークN2でのアドレスをルータ2から取得するルータアドレス取得部14と、端末1のアドレスである予約アドレスおよび予約ポート番号を含むエントリーをルータ2に記憶させる制御部16と、取得されたアドレスのホスト部を予め設定された値に置き換えたブロードキャストアドレスを生成するアドレス生成部15と、端末1のアドレスである送信元アドレスおよびブロードキャストアドレスである宛先アドレスを含むパケットをネットワークN1に送信するパケット送信部12とを備えるので、端末3にパケットを送信することができる。
また、ルータ2は、ネットワークN1からネットワークN2にブロードキャストパケットを送信するためのブロードキャストアドレスを含むパケットが送信されたら、当該パケット内の送信元アドレスと同じ予約アドレスを含む予め記憶したエントリーから予約ポート番号を読み出し、当該パケットの送信元アドレスおよび送信元ポート番号をルータ2のネットワークN2でのアドレスおよび当該予約ポート番号に置き換えたパケットをネットワークN2に送信する一方、ネットワークN2からパケットが送信されたら、当該パケットの宛先ポート番号と同じ予約ポート番号を含む予め記憶したエントリーから予約アドレスを読み出し、当該パケットの宛先アドレスを当該予約アドレスと同じ宛先アドレスに置き換えたパケットをネットワークN1に送信するので、端末1は、端末3からのパケットを受信することができる。
なお、各実施の形態に係る端末1としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録でき、また、インターネットなどの通信網を介して伝送させて、広く流通させることができる。
1、3…端末
2…ルータ
11、21、23、31…パケット受信部
12、22、24、32…パケット送信部
13…アドレス取得要求送信部
14…ルータアドレス取得部
15…アドレス生成部
16…制御部
25…ルーチング部
26…NATテーブル
26A…ポートマッピングテーブル
27…ルータアドレス通知部
33…制御部
N1、N2…ネットワーク

Claims (5)

  1. 第1のネットワークに存在する端末であって、
    前記第1のネットワークと第2のネットワークの境界にルータが設けられ、
    前記ルータは、前記第1のネットワークから前記第2のネットワークに存在する端末のアドレスである宛先アドレスを含むパケットが送信されたら、当該パケット内の送信元アドレスである変換前アドレスおよび未使用のポート番号である変換後ポート番号を含むエントリーを記憶し、当該パケットの送信元アドレスおよび送信元ポート番号を前記ルータの第2のネットワークでのアドレスと同じ送信元アドレスおよび前記変換後ポート番号と同じ送信元ポート番号に置き換えたパケットを前記第2のネットワークに送信する一方、前記第2のネットワークからパケットが送信されたら、当該パケットの宛先ポート番号と同じ変換後ポート番号を含むエントリーから変換前アドレスを読み出し、当該パケットの宛先アドレスを当該変換前アドレスと同じ宛先アドレスに置き換えたパケットを前記第1のネットワークに送信するものであり、
    前記端末は、
    前記端末である第1端末に記憶されていないアドレスを有し、かつ、前記第2のネットワークに存在する端末である第2端末にパケットを送信すべく、前記ルータの前記第2のネットワークでのアドレスを前記ルータから取得するルータアドレス取得部と、
    前記取得されたアドレスのホスト部を予め設定された値に置き換えたアドレスを生成するアドレス生成部と、
    前記第1端末のアドレスである送信元アドレスおよび前記生成したアドレスである宛先アドレスを含むパケットを前記第1のネットワークに送信するパケット送信部と
    を備えることを特徴とする端末。
  2. 第1のネットワークに存在する端末であって、
    前記第1のネットワークと第2のネットワークの境界にルータが設けられ、
    前記ルータは、前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにブロードキャストパケットを送信するためのブロードキャストアドレスを含むパケットが送信されたら、当該パケット内の送信元アドレスと同じ予約アドレスを含む予め記憶したエントリーから予約ポート番号を読み出し、当該パケットの送信元アドレスおよび送信元ポート番号を前記ルータの前記第2のネットワークでのアドレスおよび当該予約ポート番号に置き換えたパケットを前記第2のネットワークに送信する一方、前記第2のネットワークからパケットが送信されたら、当該パケットの宛先ポート番号と同じ予約ポート番号を含む予め記憶したエントリーから予約アドレスを読み出し、当該パケットの宛先アドレスを当該予約アドレスと同じ宛先アドレスに置き換えたパケットを前記第1のネットワークに送信するものであり、
    前記端末は、
    前記端末である第1端末に記憶されていないアドレスを有し、かつ、前記第2のネットワークに存在する端末である第2端末にパケットを送信すべく、前記ルータの前記第2のネットワークでのアドレスを前記ルータから取得するルータアドレス取得部と、
    前記第2端末に前記パケットを送信すべく、前記第1端末のアドレスである予約アドレスおよび予約ポート番号を含むエントリーを前記ルータに記憶させる制御部と、
    前記取得されたアドレスのホスト部を予め設定された値に置き換えたブロードキャストアドレスを生成するアドレス生成部と、
    前記第1端末のアドレスである送信元アドレスおよび前記ブロードキャストアドレスである宛先アドレスを含むパケットを前記第1のネットワークに送信するパケット送信部と を備えることを特徴とする端末。
  3. 第1のネットワークに存在する端末の動作方法であって、
    前記第1のネットワークと第2のネットワークの境界にルータが設けられ、
    前記ルータは、前記第1のネットワークから前記第2のネットワークに存在する端末のアドレスである宛先アドレスを含むパケットが送信されたら、当該パケット内の送信元アドレスである変換前アドレスおよび未使用のポート番号である変換後ポート番号を含むエントリーを記憶し、当該パケットの送信元アドレスおよび送信元ポート番号を前記ルータの第2のネットワークでのアドレスと同じ送信元アドレスおよび前記変換後ポート番号と同じ送信元ポート番号に置き換えたパケットを前記第2のネットワークに送信する一方、前記第2のネットワークからパケットが送信されたら、当該パケットの宛先ポート番号と同じ変換後ポート番号を含むエントリーから変換前アドレスを読み出し、当該パケットの宛先アドレスを当該変換前アドレスと同じ宛先アドレスに置き換えたパケットを前記第1のネットワークに送信するものであり、
    前記端末の動作方法は、
    前記端末である第1端末が、前記第1端末に記憶されていないアドレスを有し、かつ、前記第2のネットワークに存在する端末である第2端末にパケットを送信すべく、前記ルータの前記第2のネットワークでのアドレスを前記ルータから取得し、
    前記第1端末が、前記取得されたアドレスのホスト部を予め設定された値に置き換えたアドレスを生成し、
    前記第1端末が、前記第1端末のアドレスである送信元アドレスおよび前記生成したアドレスである宛先アドレスを含むパケットを前記第1のネットワークに送信する
    ことを特徴とする端末の動作方法。
  4. 第1のネットワークに存在する端末の動作方法であって、
    前記第1のネットワークと第2のネットワークの境界にルータが設けられ、
    前記ルータは、前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにブロードキャストパケットを送信するためのブロードキャストアドレスを含むパケットが送信されたら、当該パケット内の送信元アドレスと同じ予約アドレスを含む予め記憶したエントリーから予約ポート番号を読み出し、当該パケットの送信元アドレスおよび送信元ポート番号を前記ルータの前記第2のネットワークでのアドレスおよび当該予約ポート番号に置き換えたパケットを前記第2のネットワークに送信する一方、前記第2のネットワークからパケットが送信されたら、当該パケットの宛先ポート番号と同じ予約ポート番号を含む予め記憶したエントリーから予約アドレスを読み出し、当該パケットの宛先アドレスを当該予約アドレスと同じ宛先アドレスに置き換えたパケットを前記第1のネットワークに送信するものであり、
    前記端末の動作方法は、
    前記端末である第1端末が、前記第1端末に記憶されていないアドレスを有し、かつ、前記第2のネットワークに存在する端末である第2端末にパケットを送信すべく、前記ルータの前記第2のネットワークでのアドレスを前記ルータから取得し、
    前記第1端末が、前記第2端末に前記パケットを送信すべく、前記第1端末のアドレスである予約アドレスおよび予約ポート番号を含むエントリーを前記ルータに記憶させ、
    前記第1端末が、前記取得されたアドレスのホスト部を予め設定された値に置き換えたブロードキャストアドレスを生成し、
    前記第1端末が、前記第1端末のアドレスである送信元アドレスおよび前記ブロードキャストアドレスである宛先アドレスを含むパケットを前記第1のネットワークに送信することを特徴とする端末の動作方法。
  5. 請求項1または2記載の端末としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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