JP2015132417A - ガスコンロ - Google Patents

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【課題】加熱庫20の開口部200と扉15との隙間から漏出した熱気によるカウンタトップ5の変色や使用者に与える不快感を確実に防止すること。【解決手段】本体ケース10の前面101をカウンタトップ5の前縁部51の下面側から前方へ臨ませた状態でカウンタトップ5の取付口50に埋設されるガスコンロ1であって、食材を収容して加熱調理する加熱庫20を備え、本体ケース10の前面101に、加熱庫20の食材の出し入れ口となる開口部200が設けられ、開口部200が扉15により被閉され、本体ケース10の内部に、加熱庫20から隔離された通気路30と、本体ケース10の外部の空気を通気路30内へ導入する冷却ファン33とが設けられ、本体ケース10における扉15の上縁部155の後方位置に、通気路30内に導入された空気を本体ケース10とカウンタトップ5の前縁部51下面との間の空間S1へ送出させる送風孔172が設けられた。【選択図】図2

Description

本発明は、食材を収容して加熱調理を行う加熱庫を備えたガスコンロ、特に、システムキッチンのカウンタトップに落としこんだ状態で設置されるガスコンロに関する。
加熱庫を備えたガスコンロにおいて、システムキッチンのカウンタトップに開設された取付口に落とし込んだ状態で設置される所謂ビルトイン式のガスコンロが知られている。一般に、この種のガスコンロは、本体ケースの前面に加熱庫の食材の出し入れ口となる開口部が設けられており、上記開口部がカウンタトップの前縁部の下面側から前方へ臨むようにして取付口に装着される。また、上記開口部は、本体ケースの前側から扉によって被閉されており、扉の後面には、加熱庫内の熱気が開口部から外部へ漏出するのを防止するため、扉が閉じられた状態において開口部の周縁に沿って密着当接するパッキング部材が設けられている。
ところが、このものでは、パッキング部材の損傷や劣化、ごみの噛み込みなどにより、開口部と扉との間に隙間が生じてしまう場合がある。そして、この状態で加熱庫が使用されると、加熱庫内の熱気が上記隙間からカウンタトップの前縁部周辺へ漏出し、カウンタトップの変色を招く虞がある。また、上記隙間から漏出した熱気が本体ケースの前方へ流出すれば、使用者がその熱気に触れ、不快感を与えてしまう虞もある。特に、循環ファンを用いて加熱庫内の熱気を循環させるオーブン機能を備えたものでは、加熱庫内への熱気の吹出圧力により、僅かな隙間でも熱気の漏出を引き起こす可能性がある。
その対策として、従来のガスコンロでは、扉の後面に対向する本体ケースの前面で且つ開口部の上方位置に通気孔を設けると共に、加熱庫の上方に、上記通気孔と排気ダクトとを繋ぐ送風路を設け、開口部と扉との隙間から漏出した熱気を、通気孔から送風路内へ導き、排気ダクトを通じて本体ケースの外部へ排出させる構成や、上記送風路内の温度が一定以上高くなれば、加熱庫における加熱調理を停止させる制御構成などが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−64589号公報
しかしながら、上記従来のガスコンロの場合、加熱庫内の熱気が排気ダクトを通じて外部へ排出される際のドラフト力を利用して、開口部と扉との隙間から漏出した熱気を送風路へ導くように構成されている。そのため、運転状態の変化や排気ダクトからの排気不良などの影響により、通気孔の周辺で十分なドラフト力が働かなくなった場合には、上記隙間から漏出した熱気が送風路へ導出されず、カウンタトップの前縁部周辺や本体ケースの前方へ流出する虞があった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、加熱庫の開口部と扉との隙間から漏出した熱気によるカウンタトップの変色や使用者に与える不快感を確実に防止することにある。
本発明は、本体ケースの前面をカウンタトップの前縁部の下面側から前方へ臨ませた状態でカウンタトップの取付口に埋設されるガスコンロであって、食材を収容して加熱調理する加熱庫を備え、本体ケースの前面に、加熱庫の食材の出し入れ口となる開口部が設けられ、前記開口部が扉により被閉され、本体ケースの内部に、加熱庫から隔離された通気路と、本体ケースの外部の空気を通気路内へ導入する冷却ファンとが設けられ、本体ケースにおける前記扉の上縁部の後方位置に、通気路内に導入された空気を本体ケースとカウンタトップの前縁部下面との間の空間へ送出させる送風孔が設けられたものである。
このものでは、本体ケースの外部の空気を送風孔から冷却ファンによって強制的にカウンタトップの前縁部の下方の空間に送出させることができるから、カウンタトップの前縁部が常に安定して冷却される。従って、たとえ加熱庫の開口部と扉との間に生じた隙間から加熱庫内の熱気が漏出しても、カウンタトップの前縁部は過熱状態になり難い。しかも、上記隙間から漏出した熱気は、上記空間にて送風孔から送出された空気と混合され、低温化が図られるから、高温の熱気が本体ケースの前方へ流出する可能性も低減される。
本発明は、さらに、通気路に、送風孔から本体ケースの側方へ向けて空気を送出させるガイド板が設けられたものである。
このものでは、送風孔から送出させた本体ケースの外部の空気がカウンタトップの前縁部の下方の空間に沿って本体ケースの側方へ流れるから、カウンタトップの前縁部がより広範囲に冷却される。従って、たとえ加熱庫の開口部と扉との間の比較的広い範囲に生じた隙間から熱気が漏出しても、カウンタトップの前縁部は過熱状態になり難い。しかも、上記隙間から漏出した熱気は、送風孔から送出された空気と共に上記空間に沿って本体ケースの側方へ導かれるから、高温の熱気が本体ケースの前方へ流出する可能性も一層低減される。
本発明は、さらに、取付口の前端面に対向する本体ケースの上部前壁に送風孔が設けられ、送風孔の上縁部に、送風孔から斜め下向きに空気を送出させる変向板が設けられたものである。
このものでは、送風孔から送出させた本体ケースの外部の空気が上記空間へ集中的に供給されるから、たとえ加熱庫の開口部と扉との間に生じた隙間から熱気が漏出しても、その熱気は、上記空間にて速やかに送風孔から供給された空気と混合され、低温化が図られる。従って、カウンタトップの前縁部がより過熱状態になり難いし、高温の熱気が本体ケースの前方へ流出する可能性も一層低減される。
本発明は、さらに、扉の上縁部が本体ケースの前面上縁より上方に位置することを特徴とするものである。
このものでは、たとえ加熱庫の開口部と扉との間に生じた隙間から熱気が漏出しても、その熱気は、扉の上縁部より前方へ流出し難い。また、送風孔から送出された空気も同様、扉の上縁部より前方へ流出し難いから、上記空間においてより確実に熱気の低温化が図られる。従って、カウンタトップの前縁部がより過熱状態になり難いし、高温の熱気が本体ケースの前方へ流出する可能性も一層低減される。
本発明は、さらに、カウンタトップの前縁部周辺の温度を検知する熱気温度センサを備え、前記熱気温度センサの検知温度が所定の上限温度に達した場合は、加熱庫における加熱調理動作を停止させる制御構成としたものである。
加熱庫の開口部と扉との間に生じた隙間が大きく、加熱庫内から上記隙間を通じて一度に多量の熱気が漏出すれば、その熱気が本体ケースの前方へ流出するのを十分に阻止できない可能性がある。また、システムキッチン内の他の領域へ高温の熱気が回り込めば、他の部材や機器類に熱的な悪影響を与える可能性もある。しかしながら、このものでは、加熱庫にて加熱調理が行われている際、たとえ加熱庫の開口部と扉との間に生じた隙間から多量に熱気が漏出しても、カウンタトップの前縁部周辺の温度が所定の上限温度に達した場合には、加熱庫における加熱調理動作を停止させ、上記隙間からの熱気の漏出を止めるから、カウンタトップの前縁部が過熱状態になり難い。また、高温の熱気がシステムキッチン内の他の領域へ回り込むのも未然に防止できる。
本発明は、さらに、加熱庫内の温度を検知する庫内温度センサを備え、前記庫内温度センサの検知温度が基準庫内温度以上になった場合は、送風孔から送出される空気の量が増加するように、冷却ファンの出力を上昇させる制御構成としたものである。
このものでは、加熱庫にて加熱調理が行われている際、たとえ加熱庫の開口部と扉との間に生じた隙間から熱気が漏出しても、加熱庫内の熱気の温度が高い場合は、送風孔から送出させる空気の量を増加させるから、その分、カウンタトップの冷却度合が高くなるし、また、上記空間において熱気の一層の低温化も図られる。従って、カウンタトップの前縁部がより過熱状態になり難く、高温の熱気が本体ケースの前方へ流出する可能性も一層低減される。
以上のように、本発明のガスコンロによれば、たとえ加熱庫の開口部と扉との間に生じた隙間から加熱庫内の熱気が漏出しても、カウンタトップが過熱状態になり難く、また、高温の熱気が本体ケースの前方へ流出する可能性も低減されるから、カウンタトップが変色したり使用者に不快感を与えたりするのを確実に防止できる。
図1は、本発明の実施の形態に係るガスコンロの側面視概略縦断面図である。 図2は、本発明の実施の形態に係るガスコンロの扉上部周辺の側面視概略縦断面図である。 図3は、本発明の実施の形態に係るガスコンロの前面側の一部分解斜視図である。 図4は、本発明の実施の形態に係るガスコンロの前面側の平面視概略横断面図である。 図5は、本発明の実施の形態に係るガスコンロの冷却ファンの作動パターンを示す表である。 図6は、本発明の他の実施形態に係るガスコンロの扉上部周辺の側面視概略縦断面図である。
次に、上記した本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら詳述する。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係るガスコンロ1は、システムキッチンのカウンタトップ5に開設された取付口50に落とし込んだ状態で設置されるビルトイン式のガスコンロであって、本体ケース10の上縁全周から外側へ向かって張り出すフランジ100を取付口50の外周上面に掛止させてカウンタトップ5に取り付けられる。また、フランジ100の上面には、その全面を上方から覆うようにガラス製の天板11が装着されている。
本体ケース10の内部上域には、五徳13の上部に載置された鍋やフライパンなどの調理容器を加熱する複数のコンロバーナ12が組み込まれている。コンロバーナ12は、天板11の各コンロバーナ12に対応する位置に開設されてたバーナ用開口110に各別に臨んでいる。また、天板11の上面における各バーナ用開口110の開設位置には、五徳13が載置されている。
本体ケース10には、加熱庫20内に食材を収容して加熱調理を行うオーブン2が一体的に組み込まれている。加熱庫20は、本体ケース10の前面(以下、「本体前面」という)101から本体ケース10内の奥側へ向かって延設されている。また、加熱庫20の下部には、燃焼室220が設けられており、燃焼室220内には、ガスの燃焼により熱気を生成するオーブンバーナ22が組み込まれている。
燃焼室220は、加熱庫20の奥壁201に設けられた温風吹出孔202を介して加熱庫20内に繋がっており、オーブンバーナ22によって生成された熱気を温風吹出孔202から加熱庫20内へ供給するように構成されている。また、加熱庫20の奥側には、加熱庫20内の空気を奥壁201に設けられた循環用通孔203からファンケース230内へ取り込み、上記熱気と共に再び温風吹出孔202から加熱庫20内へ送り出す循環ファン23が設けられている。
加熱庫20の上部には、温風吹出孔202から加熱庫20内へ供給された熱気やガスの燃焼排気を本体ケース10の外部へ導出させる排気ダクト24が設けられている。排気ダクト24は、加熱庫20の上壁204に設けられた排気用通孔205から本体ケース10の上方へ向かって延設されている。排気ダクト24の上端の排気口240は、天板11に開設された排気用開口111に臨んでおり、排気ダクト24内へ導入された熱気やガスの燃焼排気は、上記排気口240からガスコンロ1の上方へ排出される。尚、天板11の上面における排気用開口111の開設位置には、排気口240を覆う排気口カバー14が載置されている。また、排気ダクト24内における排気用通孔205の近傍位置には、加熱庫20内の温度を検知する庫内温度センサ20Tが設けられている。
本体ケース10をカウンタトップ5に取り付けた状態において、本体前面101は、カウンタトップ5の前縁部(以下、「カウンタ前縁部」という)51の下面側から前方へ臨んでいる。加熱庫20内への食材の出入口となる開口部200は、本体前面101に設けられている。
加熱庫20の開口部200は、本体前面101に設けられた扉15により被閉されている。扉15は、本体前面101の前下方へ倒して開口部200を開放させるスウィング開閉式の扉であり、本体前面101の下部に対して回動可能な状態で軸支されている。また、扉15の後面151には、扉15が閉じられた状態において、開口部200の外周面の全周に亘って密着当接するパッキング部材16が設けられている。尚、図示しないが、本体前面101には、扉15の開閉を検知する開閉検知センサとして、扉15の開閉に合わせてオンオフするスイッチが設けられている。
図1および図2に示すように、本体前面101の上縁には、カウンタ前縁部51の下面に所定の空間S1を存して対向する前部上壁105が、本体ケース10の後方へ向かって略水平に延設されている。扉15の上縁部155は、前部上壁105の上面より上方へ突出している。尚、本発明の実施の形態に係るガスコンロ1では、施工の際、先に本体ケース10を取付口50に埋設し、扉15を後付けで本体前面101に装着するように構成されている。そのため、扉15の上縁部155が前部上壁105より上方へ突出していても、施工の妨げにならない。
前部上壁105の後縁には、取付口50の前端面501に所定の空間S2を存して対向する上部前壁106が、本体ケース10の上方へ向かって略垂直に延設されている。上部前壁106は、取付口50の内周端面57に対向する本体ケース10の上部周壁17の一部を構成しており、上部周壁17の上端の全周に亘ってフランジ100が形成されている。
本体ケース10内における上部前壁106の後面側の空間には、液晶パネルや表示制御回路等で構成され、ガスコンロ1の運転状態やオーブン2の設定温度など種々の情報を天板11に表示させる表示部として表示ユニット18が組み込まれている。表示ユニット18は、表示面180を天板11の中央前縁寄りの位置に設けられた透明窓118に臨ませた状態で天板11の下方に配設されている。また、表示ユニット18のケース内部には、表示ユニット18の温度を検知する表示部温度センサ18Tが設けられている。
図1から図4に示すように、上部前壁106の後面側には、本体ケース10の外部の空気を送風孔172へ導く通気路として通気ダクト30が設けられており、表示ユニット18は、上記通気ダクト30内の略中央位置に配設される。
通気ダクト30は、加熱庫20や本体ケース10の内部空間から隔離して設けられており、前板31を上部前壁106の後面に重ね合わせて対向させた状態で本体ケース10内の左右の側面へ向かって延設されている。前板31の右側端寄りの位置には、円筒状の空気取込口311が形成されている。また、空気取込口311の形成部を除く前板31の下端には、複数の横長の切欠穴(以下、「空気吹出口」という)312が形成されている。さらに、通気ダクト30内における空気取込口311の奥側には、本体ケース10の外部の空気を通気ダクト30内へ導入するための冷却ファン33が組み込まれている。
上部前壁106の右側端寄りの位置には、空気取込口311が臨む略円形状の吸気孔171が開設されている。また、上部前壁106の左側端寄りの位置から吸気孔171近傍までの範囲には、空気吹出口312が臨む横長長方形状の送風孔172が複数開設されている。送風孔172は、扉15の後面151に対向するよう、上部前壁106の下辺側に沿って配設されている。即ち、本体ケース10における扉15の上縁部155の後方位置に配設されている。従って、冷却ファン33を作動させると、本体ケース10の外部の空気が吸気孔171から通気ダクト30内に導入され、送風孔172から本体ケース10の前部上壁105とカウンタ前縁部51の下面との間の空間S1へ送出される。さらに、上部前壁106の左側端寄りの位置には、カウンタ前縁部51周辺の温度を検知する熱気温度センサ17Tが設けられている。
図4に示すように、表示ユニット18は、通気ダクト30の上板32の下面に配設されており、表示ユニット18の下方には、冷却通路S3が確保されている。従って、冷却ファン33を作動させた際に通気ダクト30内に導入される本体ケース10の外部の空気は、冷却通路S3を通って送風孔172へ導かれる。その結果、表示ユニット18の全体が通気ダクト30内へ導入された空気との熱交換により冷却される。
冷却通路S3には、通気ダクト30の上流側から前板31の中央部に設けられた空気吹出口312へ向かって複数のリブ状のガイド板36Aが立設されている。また、通気ダクト30内における表示ユニット18より下流側の通路にも、冷却通路S3の下流側から前板31の側端寄りの位置に設けられた空気吹出口312へ向かって複数のリブ状のガイド板36Bが立設されている。従って、冷却ファン33を作動させた際に通気ダクト30内へ導入された空気の一部は、ガイド板36Aに沿って前板31中央の空気吹出口312へ導かれ、送風孔172から本体ケース10の左側方へ向けて送出される。また、冷却通路S3を通過した空気の一部は、ガイド板36Bに沿って前板31側端側の空気吹出口312へ導かれ、送風孔172から本体ケース10の左側方へ向けて送出される。その結果、送風孔172から送出された空気は、カウンタ前縁部51の下方の空間S1に沿って本体ケース10の左側方へ流れる。
図2および図3に示すように、送風孔172の上縁部には、斜め前方下向きに変向板175が折曲形成されている。従って、冷却ファン33を作動させた際に通気ダクト30内へ導入された空気は、送風孔172から変向板175に沿って斜め前方下向き、即ち、前部上壁105の上面へ向けて送出される。その結果、カウンタ前縁部51の下方の空間S1へ集中的に本体ケース10の外部の空気が供給される。尚、通気ダクト30の空気吹出口312や通気ダクト30自体が、空気を前部上壁105側へ向けて送出させるように構成されていれば、送風孔172の上縁部に変向板175が設けられていなくてもよい。
図示しないが、本体前面101で且つ扉15の側方に設けられた開閉パネル19の内側には、コンロバーナ12やオーブンバーナ22の点火および消火を行うための点消火操作部、コンロバーナ12や加熱庫20における調理温度を設定するための火力操作部、コンロバーナ12や加熱庫20における調理時間を設定するためのタイマ操作部等が設けられている。また、本体ケース10内には、コンロバーナ12や加熱庫20における加熱調理動作を制御する制御回路が組み込まれている。
上記制御回路は、庫内温度センサ20Tの検知温度に基づいて冷却ファン33の出力を調整する送風量調整部、表示部温度センサ18Tの検知温度に基づいて冷却ファン33の出力を調整する冷却調整部、熱気温度センサ17Tの検知温度に基づいて加熱庫20における加熱調理動作を制限する異常時動作制御部等の回路構成を備えており、これら送風量調整部や冷却調整部、異常時動作制御部等によってオーブン2および冷却ファン33の動作が制御される。
具体的には、図5に示すように、加熱庫20にて加熱調理が行われている場合に、表示部温度センサ18Tの検知温度(表示部温度)T1が所定のファン作動温度(例えば、50℃)に達すれば、冷却ファン33を作動させ、通気ダクト30内へ本体ケース10の外部の空気を導入する。そして、加熱庫20の設定温度TSが標準調理温度(例えば、200℃)以上である場合において、庫内温度センサ20Tの検知温度(庫内温度)T2が基準庫内温度(例えば、190℃)未満であれば、表示部温度T1が基準冷却温度(例えば、70℃)未満である条件の下、通気ダクト30内へ導入される空気の量が「弱」になるよう、冷却ファン33の出力を低出力に設定する。また、庫内温度T2が基準庫内温度未満ではあるものの、表示部温度T1が基準冷却温度以上であれば、通気ダクト30内へ導入される空気の量が弱より多い「強」になるよう、冷却ファン33の出力を所定値まで上昇させて高出力に設定する。
一方、設定温度TSが標準調理温度以上である場合において、庫内温度T2が基準庫内温度以上であれば、表示部温度T1にかかわらず、通気ダクト30内へ導入される空気の量が弱より多い「強」になるよう、冷却ファン33の出力を所定値まで上昇させて高出力に設定する。また、設定温度TSが標準調理温度未満である場合は、庫内温度T2にかかわらず、通気ダクト30内への空気の導入量を上述したように表示部温度T1に応じて切り替える。
そして、加熱庫20における加熱調理が終了した場合は、庫内温度T2や表示部温度T1にかかわらず、通気ダクト30内への空気の導入量を「弱」に設定し、所定時間(例えば、3分)経過後に冷却ファン33を停止させる。
一方、加熱庫20にて加熱調理が行われているときに、熱気温度センサ17Tの検知温度(カウンタ温度)T3が所定の上限温度(例えば、90℃)に達した場合や、扉15が開かれた場合など、異常が検知された場合には、加熱庫20における加熱調理動作および冷却ファン33を強制的に停止させると共に、「熱気もれ」の虞がある旨のエラー情報を表示ユニット18の表示面180や本体ケース10に組み込まれた図示しない音声出力部から報知させる。
このように、上記ガスコンロ1は、本体ケース10の外部の空気を、本体ケース10の上部前壁106に設けられた送風孔172から冷却ファン33によって強制的にカウンタ前縁部51の下方の空間S1へ送出させることができるから、カウンタ前縁部51が常に安定して冷却される。従って、たとえパッキング部材16の損傷や劣化、ごみの噛み込みなどにより、加熱庫20内の熱気が開口部200と扉15との間に生じた隙間からその上方へ漏出しても、カウンタ前縁部15は過熱状態になり難い。しかも、上記隙間から漏出した熱気は、空間S1にて送風孔172から送出された空気と混合され、低温化が図られるから、高温の熱気が本体ケース10の前方へ流出する可能性も低減される。これにより、カウンタ前縁部51が変色したり使用者に不快感を与えたりするのを確実に防止できる。
また、上記ガスコンロ1では、送風孔172から送出させた本体ケース10外部の空気が、カウンタ前縁部51の下方の空間S1に沿って本体ケース10の側方へ流れるから、カウンタ前縁部51がより広範囲で冷却される。従って、たとえ上記隙間から熱気が漏出しても、カウンタ前縁部51は過熱状態になり難い。しかも、上記隙間から漏出した熱気は、送風孔172から送出された空気と共に空間S1に沿って本体ケース10の側方へ導かれるから、高温の熱気が本体ケース10の前方へ流出する可能性も一層低減される。これにより、カウンタ前縁部51が変色したり使用者に不快感を与えたりするのをより確実に防止できる。
さらに、上記ガスコンロ1は、送風孔172から送出させた本体ケース10の外部の空気が、カウンタ前縁部51の下方の空間S1へ向けて集中的に供給されるから、たとえ上記隙間から熱気が漏出しても、空間S1にて速やかに送風孔172から供給された空気と混合され、低温化が図られる。よって、カウンタ前縁部51がより過熱状態になり難いし、高温の熱気が本体ケース10の前方へ流出する可能性も一層低減される。これにより、カウンタ前縁部51が変色したり使用者に不快感を与えたりするのをより確実に防止できる。
また、上記ガスコンロ1では、扉15の上縁部155が本体前面101の上縁(前部上壁105の上面)より上方に位置するように構成されているため、たとえ上記隙間から熱気が漏出しても、その熱気は、扉15の上縁部155より前方へ流出し難い。また、送風孔172から送出された空気も同様、扉15の上縁部155より前方へ流出し難いから、空間S1においてより確実に熱気の低温化が図られる。よって、カウンタ前縁部51がより過熱状態になり難いし、高温の熱気が本体ケース10の前方へ流出する可能性も一層低減される。これにより、カウンタ前縁部51が変色したり使用者に不快感を与えたりするのをより確実に防止できる。
また、上記ガスコンロ1では、加熱庫20にて加熱調理が行われている際、たとえ上記隙間から多量の熱気が漏出しても、カウンタ前縁部51周辺の温度(カウンタ温度)T3が上限温度に達すれば、加熱庫20における加熱調理動作を強制的に停止させ、上記隙間からの熱気の漏出を止めるから、カウンタ前縁部51がより過熱状態になり難い。これにより、カウンタ前縁部51が変色するのをより確実に防止できる。また、高温の熱気がシステムキッチン内の他の領域へ回り込むのも未然に防止できる。
また、上記ガスコンロ1では、加熱庫20にて加熱調理が行われている際、たとえ上記隙間から熱気が漏出しても、加熱庫20内の温度(庫内温度)T2が基準庫内温度以上であれば、冷却ファン33の出力を所定値まで上昇させ、送風孔172から送出させる空気の量を増加させるから、その分、カウンタ前縁部51の冷却度合が高くなるし、また、空間S1において熱気の一層の低温化も図られる。よって、カウンタ前縁部51がより過熱状態になり難く、高温の熱気が本体ケース10の前方へ流出する可能性も一層低減される。これにより、カウンタ前縁部51が変色したり使用者に不快感を与えたりするのをより確実に防止できる。
また、上記ガスコンロ1では、通気ダクト30内に表示ユニット18が設けられているから、たとえ上記隙間から漏出した熱気が本体ケース10の内部上方へ流れ込んだとしても、表示ユニット18は、通気ダクト30内に導入される空気によって冷却される。従って、過熱状態になり難い。しかも、このものでは、加熱庫20にて加熱調理が行われている際、たとえ上記隙間から熱気が漏出しても、表示ユニット18の温度(表示部温度)T1が基準冷却温度以上であれば、冷却ファン33の出力を所定値まで上昇させ、通気ダクト30内へ導入される空気の量を増加させるから、その分、表示ユニット18の冷却度合が高くなる。よって、カウンタ前縁部51のみならず、表示ユニット18も過熱状態になり難い。
さらに、このものでは、カウンタトップ5を冷却するためのファンと、表示ユニット18を冷却するためのファンとを共通にすることが可能であるから、ガスコンロ1全体の構成も簡略化できる。
尚、上記実施の形態では、本体ケース10の上部前壁106に送風孔172が設けられたものを説明したが、図6に示すように、本体ケース10の前部上壁105に送風孔176が設けられたものとしてもよい。
詳述すると、通気ダクト30の下部には、加熱庫20や本体ケース10の内部空間から隔離された通気路として連絡通路S4が設けられており、通気ダクト30は、通気ダクト30の下板34に設けられた複数の通孔342を介して連絡通路S4に繋がっている。連絡通路S4は、通気ダクト30の下板34の下面側から本体ケース10の前部上壁105の下面側まで延設されており、前部上壁105に送風孔176が開設されている。従って、冷却ファン33を作動させた際に通気ダクト30内に導入された本体ケース10の外部の空気は、通孔342を通じて連絡通路S4へ流れ込み、送風孔176からカウンタ前縁部51の下方の空間S1へ送出される。また、連絡通路S4には、連絡通路S4の上流側から送風孔176の配設部下方へ向かってガイド板37Aが立設されており、冷却ファン33を作動させた際に連絡通路S4内へ導入された本体ケース10の外部の空気は、ガイド板37Aに沿って送風孔176の配設部下方へ導かれ、送風孔176から本体ケース10の左側方へ向けて送出される。その結果、送風孔176から送出された空気は、カウンタ前縁部51の下方の空間S1に沿って本体ケース10の左側方へ流れる。さらに、送風孔176の後縁部には、斜め上方前向きに変向板177が折曲形成されており、冷却ファン33を作動させた際に連絡通路S4内へ導入された空気は、送風孔176から変向板177に沿って斜め上方前向き、即ち、前部上壁105の上面に沿って送出される。その結果、カウンタ前縁部51の下方の空間S1へ集中的に本体ケース10の外部の空気が供給される。よって、上記実施形態と同様の作用効果を奏する。
本発明は、循環ファンを用いて加熱庫内の熱気を循環させるオーブン機能を備えたガスコンロに限らず、バーナから放出された燃焼ガスによって直接的に加熱庫内の食材を加熱するグリル機能を備えたガスコンロにも適用できる。
1 ガスコンロ
10 本体ケース
101 本体前面(本体ケースの前面)
106 上部前壁
15 扉
155 扉の上縁部
172 送風孔
17T 熱気温度センサ
18 表示ユニット(表示部)
18T 表示部温度センサ
20 加熱庫
200 開口部
20T 庫内温度センサ
30 通気ダクト(通気路)
33 冷却ファン
5 カウンタトップ
50 取付口
501 取付口の前端面
51 カウンタ前縁部(カウンタトップの前縁部)
S1 空間

Claims (6)

  1. 本体ケースの前面をカウンタトップの前縁部の下面側から前方へ臨ませた状態でカウンタトップの取付口に埋設されるガスコンロであって、
    食材を収容して加熱調理する加熱庫を備え、
    本体ケースの前面に、加熱庫の食材の出し入れ口となる開口部が設けられ、
    前記開口部が扉により被閉され、
    本体ケースの内部に、加熱庫から隔離された通気路と、本体ケースの外部の空気を通気路内へ導入する冷却ファンとが設けられ、
    本体ケースにおける前記扉の上縁部の後方位置に、通気路内に導入された空気を本体ケースとカウンタトップの前縁部下面との間の空間へ送出させる送風孔が設けられた、ガスコンロ。
  2. 請求項1に記載のガスコンロにおいて、
    通気路に、送風孔から本体ケースの側方へ向けて空気を送出させるガイド板が設けられた、ガスコンロ。
  3. 請求項1または2に記載のガスコンロにおいて、
    取付口の前端面に対向する本体ケースの上部前壁に送風孔が設けられ、
    送風孔の上縁部に、送風孔から斜め下向きに空気を送出させる変向板が設けられた、ガスコンロ。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のガスコンロにおいて、
    扉の上縁部が本体ケースの前面上縁より上方に位置することを特徴とする、ガスコンロ。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載のガスコンロにおいて、
    カウンタトップの前縁部周辺の温度を検知する熱気温度センサを備え、
    前記熱気温度センサの検知温度が所定の上限温度に達した場合は、加熱庫における加熱調理動作を停止させる制御構成とした、ガスコンロ。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載のガスコンロにおいて、
    加熱庫内の温度を検知する庫内温度センサを備え、
    前記庫内温度センサの検知温度が基準庫内温度以上になった場合は、送風孔から送出される空気の量が増加するように、冷却ファンの出力を上昇させる制御構成とした、ガスコンロ。
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