JP2015132059A - 鋼管矢板の継手構造 - Google Patents

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公久 城野
寿雄 加藤
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寿雄 加藤
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Hiroshi Yamanoguchi
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【課題】 先行して打設する鋼管矢板の継手(P型継手)の内部に土砂が侵入することを防止し、さらに、先行して打設する鋼管矢板の継手(P型継手)の内部に、後行して打設する鋼管矢板の継手(T型継手)を容易に挿入可能とする。【解決手段】 T型継手20に防水部材30を取り付け、P型継手40の内部にT型継手20を挿入して、隣合う鋼管矢板10同士を接続する。T型継手20は、その下端部から延長して設けた突出部21を有し、P型継手40は、長さ方向に連続したスリット状の開口部41を有する。当該開口部41は、閉塞部材42により閉塞する。閉塞部材42は、開口部41の長さ方向に沿って脆弱部43を有する。先行鋼管矢板10に隣接させて後行鋼管矢板10を打設する際に、P型継手40に設けた閉塞部材42の脆弱部43を突出部21で切り裂きながら、P型継手40の内部にT型継手20を挿入する。【選択図】図4

Description

本発明は、鋼管矢板の継手構造に関するものであり、特に、鋼管矢板を施工する際に、継手内に土砂や礫分が侵入することを防止するための継手構造に関するものである。
鋼管矢板は、鋼管の外周部に継手を取り付け、隣合う鋼管の継手同士を接続することにより、止水壁を構築する際に使用する部材である。具体的には、港湾や河川における岸壁、護岸、波除堤、都市土木における土留め、締切り、橋梁における鋼管矢板基礎等を構築する際に使用する。鋼管矢板の継手には、P型、T型、L型等、種々の形状のものがあり、例えば、L型とT型、P型とP型、P型とT型を組み合わせて隣合う鋼管矢板を接続することにより、土留めや締切り等の止水壁を構築する。
例えば、P型継手とT型継手を有する鋼管矢板を用いて止水壁等を構築する際には、隣合う鋼管同士で、P型継手内にT型継手を挿入して両者を接続する。また、鋼管矢板のT型継手には、P型継手の内面に密着する防水部材(例えば、漏洩防止ゴム)を取り付けてある。
この際、先行して打設した鋼管矢板(以下、先行鋼管矢板という)のP型継手の上部から、当該P型継手の内部に新たな鋼管矢板(以下、後行鋼管矢板という)のT型継手を挿入しながら打設し、先行鋼管矢板と後行鋼管矢板とを接続する。
このような鋼管矢板の打設工程において、P型継手に設けたスリット状の開口部から、P型継手の内部に土砂や礫分が侵入することがある。そして、P型継手の内部に土砂や礫分が侵入した場合には、先行鋼管矢板のP型継手の内部へ後行鋼管矢板に設けたT型継手を挿入することが困難となったり、防水部材が損傷したり、鋼管矢板の鉛直性が損なわれたりするおそれがある。
このため、鋼管矢板を打設する際に、種々の対策が施されていた。例えば、P型継手の内部への土砂侵入を防止しつつ、T型継手の貫入抵抗を低減するために、P型継手のスリットに合成の低い合成樹脂等の蓋材を設置し、あるいは、P型継手の内部にベントナイト泥水等を注入していた(特許文献1、特許文献2参照)。
特許文献1に記載された鋼管矢板における継手の止水方法は、鋼管矢板の本体両側に設けた継手のうち、次に建て込む鋼管矢板と連結する継手の底面を底蓋で閉塞し、かつ継手の鉛直方向に形成されたスリット状の開口部を閉塞する閉塞パイプを継手内に取外し可能に配置する。そして、鋼管矢板の建て込み後に、継手内に遅延性固化材を充填して、閉塞パイプを引抜きつつ、閉塞パイプの容積分に相当する量の遅延性固化材を追加充填するようになっている。
特許文献2に記載された鋼管矢板継手用充填材は、鋼管矢板の雌側継手(例えば、P型継手)に予め充填する粒状充填材に関するものであり、粒状充填材は木粉とベントナイトを含有している。
特開2001−355232号公報 特開2009−155915号公報
しかし、上述した特許文献1に記載された技術は、P型継手の底面を底蓋で閉塞するとともに、スリット状の開口部を閉塞する閉塞パイプをP型継手の内部に挿入して、P型継手内への土砂の侵入を防止しながら鋼管矢板を打設する。そして、鋼管矢板を打設した後に、P型継手の内部に固化材を充填して、固化材が固化する前に閉塞パイプを引き抜き、さらに不足分の固化材を追加充填するという作業が必要である。このため、鋼管矢板の打設作業が煩雑となるばかりではなく、継手内に充填した固化材が固化してしまうと、閉塞パイプを引き抜くことができないという問題があった。
また、特許文献2に記載された技術は、継手内に粒状充填材を充填することにより、継手の内部へ土砂が侵入することを防止している。しかし、このような粒状充填材を継手の内部に充填するだけでは、土砂が継手の内部へ侵入することを確実に防止できない場合があった。
すなわち、従来の土砂侵入防止対策では、鋼管矢板周面の摩擦抵抗が大きい砂礫や採石等を含んだ地盤に対して鋼管矢板を打設する際に、砂礫や採石等により継手(例えば、P型継手)に設けた蓋材が損傷して、継手内に土砂が侵入するおそれがあった。また、このような地盤において、継手内に充填材を充填する方法では、充填材の抵抗が不足して継手の内部に土砂が侵入するおそれがあった。このため、P型継手の内部にT型継手を挿入する際に、防水部材(漏洩防止ゴム)が損傷し、あるいは、鋼管矢板の鉛直性が損なわれるという従来の問題を確実に解決しているとは言い難かった。
本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、鋼管矢板を打設する際に、先行して打設する鋼管矢板の継手の内部に土砂が侵入することを防止でき、さらに、先行して打設する鋼管矢板の継手の内部に、後行して打設する鋼管矢板の継手を容易に挿入することが可能な鋼管矢板の継手構造を提供することを目的とする。
本発明の鋼管矢板の継手構造は、上述した目的を達成するため,以下の特徴を有している。すなわち、本発明の鋼管矢板の継手構造は、一方の鋼管矢板の継手(例えば、T型継手)に防水部材を取り付け、他方の鋼管矢板の継手(例えば、P型継手)の内部に一方の鋼管矢板の継手(T型継手)を挿入して、隣合う鋼管矢板同士を接続する構造を有する継手構造であって、一方の鋼管矢板の継手(T型継手)は、その下端部から延長して設けた突出部を有し、他方の鋼管矢板の継手(P型継手)は、長さ方向に連続したスリット状の開口部を有するとともに、当該開口部を閉塞する閉塞部材を有し、閉塞部材には、開口部の長さ方向に沿って脆弱部を設けたことを特徴とするものである。そして、先行して打設した鋼管矢板に隣接させて他の鋼管矢板を打設する際に、他方の継手(P型継手)に設けた閉塞部材の脆弱部を、一方の継手(T型継手)に設けた突出部で切り裂きながら、他方の継手(P型継手)に一方の継手(T型継手)を挿入する。
また、上述した構成の鋼管矢板の継手構造において、突出部は、先端に向かって鋭角状となった刃口部を有することが好ましい。
また、上述した構成の鋼管矢板の継手構造において、閉塞部材は、平板材(例えば、フラットバー)により形成し、当該平板材の一面にV字状の切り込み溝を設けることにより、脆弱部を形成することが可能である。
本発明の鋼管矢板の継手構造によれば、長さ方向に連続したスリット状の開口部を有する継手(P型継手)に対して、開口部を閉塞する閉塞部材を取り付け、閉塞部材には、開口部の長さ方向に沿って脆弱部を設けてある。そして、開口部を有する継手(P型継手)の内部に挿入する継手(T型継手)には、その下端部から延長して突出部を設けてある。
したがって、鋼管矢板を地盤中に打設する際に、継手(P型継手)の開口部が閉塞部材により塞がれているため、継手(P型継手)の内部に土砂等が侵入することがない。このため継手(P型継手)の内部に継手(T型継手)を挿入する際に、継手(T型継手)に取り付けた防水部材(例えば、漏洩防止ゴム)が損傷することがなく、さらに、鋼管矢板の鉛直性が損なわれることがない。
また、先行鋼管矢板に隣接させて後行鋼管矢板を打設する際に、継手(P型継手)に設けた閉塞部材の脆弱部を突出部で切り裂きながら、継手(P型継手)内に継手(T型継手)を挿入することができる。
したがって、先行鋼管矢板の継手(P型継手)の内部に、後行鋼管矢板の継手(T型継手)を容易に挿入することが可能となる。また、突出部に対して、先端に向かって鋭角状となった刃口部を設けることにより、後行鋼管矢板の打設を、さらに一層容易に行うことができる。
本発明の実施形態に係る鋼管矢板の継手構造におけるT型継手の正面図。 本発明の実施形態に係る鋼管矢板の継手構造におけるT型継手の平面図。 本発明の実施形態に係る鋼管矢板の継手構造におけるT型継手の側面図。 本発明の実施形態に係る鋼管矢板の継手構造におけるP型継手の断面図(実施例1)。 本発明の実施形態に係る鋼管矢板の継手構造におけるP型継手の断面図(実施例2)。 本発明の実施形態に係る鋼管矢板の継手構造におけるP型継手の断面図(実施例3)。 本発明の実施形態に係る鋼管矢板の継手構造において、P型継手の内部にT型継手を挿入した状態の断面図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。図1〜図7は本発明の実施形態に係る鋼管矢板の継手構造を説明するもので、図1はT型継手の正面図、図2はT型継手の平面図、図3はT型継手の側面図、図4は実施例1のP型継手の断面図、図5は実施例2のP型継手の断面図、図6は実施例3のP型継手の断面図、図7はP型継手の内部にT型継手を挿入した状態の断面図である。
<鋼管矢板の継手構造の概要>
本発明の実施形態に係る鋼管矢板の継手構造は、図7に示すように、一方の鋼管矢板10の継手(T型継手20)に防水部材30を取り付け、他方の鋼管矢板10の継手(P型継手40)の内部に一方の鋼管矢板10の継手(T型継手20)を挿入して、隣合う鋼管矢板10同士を接続する構造を有する継手構造に関するものである。この鋼管矢板10は、上述したように、P型継手40とT型継手20を備えており、T型継手20に防水部材30を取り付け、P型継手40の内部に挿入するようになっている。
そして、本実施形態に係る鋼管矢板10の継手構造は、図4〜図6に示すように、P型継手40が有するスリット状の開口部41を閉塞部材42で閉塞することにより、鋼管矢板10を打設する際に、P型継手40の内部に土砂や礫分が侵入し難くしたものである。特に、鋼管矢板10の周面の摩擦抵抗が大きい砂礫や採石等を含んだ地盤に鋼管矢板10を打設する際に有用な技術であり、P型継手40の内部にT型継手20を挿入する際に、防水部材30が損傷したり、鋼管矢板10の鉛直性が損なわれたりすることがない。
<鋼管矢板>
鋼管矢板10は止水壁等を構築する際に使用する部材であり、本体部11の外周部に本体部11の長さ方向に沿って継手(P型継手40、T型継手20)が取り付けられている。鋼管矢板10を地盤中に施工するには、油圧による静荷重により鋼管矢板10を地盤中に圧入したり、本体部11内にオーガースクリューを挿入し、本体部11内の土砂を掘削排土しながら鋼管矢板10を地盤中に圧入したり、予め削孔を行って孔内に鋼管矢板10を挿入したり等、種々の施工方法が存在する。
この際、本体部11に取り付けられた継手(P型継手40、T型継手20)も、本体部11と一体となって地盤中に施工される。鋼管矢板10の施工に際しては、P型継手40のスリット状の開口部41を閉塞部材42で閉塞した状態で地盤中に貫入する。
<継手>
上述したように、鋼管矢板10は、図1〜図6に示すように、その外周面の長手方向に沿って継手(P型継手40及びT型継手20)が取り付けられている。特に、本発明を有効に利用できる継手は、図7に示すように、P型継手40とT型継手20の組合せであり、T型継手20にはP型継手40の内面に密着させる防水部材30が取り付けられている。なお、少なくとも一方の継手に防水部材30が取り付けられ、当該防水部材30が他方の継手の内面に密着する構造であれば、P型継手40とT型継手20との組合せに限定されるものではなく、他の形状の継手の組合せであってもよい。
<T型継手>
T型継手20は、図1〜図3に示すように、本体部(鋼管部)11の外周面から突出して設けた継手であり、鋼管矢板10の本体部11の長手方向に沿って延長して設けてあり、断面が略T字状となっている。このT型継手20を、P型継手40の内部に挿入することにより、隣合う鋼管矢板10同士を連結することができる。
<突出部>
T型継手20は、図1〜図3に示すように、その下端部から延長して設けた突出部21を有している。この突出部21により、P型継手40の内部にT型継手20を挿入する際に、閉塞部材42の脆弱部を容易に切り裂くことができる。
<刃口部>
さらに、図1〜図3に示すように、突出部21は、先端に向かって鋭角状となった刃口部22を有している。この刃口部22により、P型継手40の内部にT型継手20を挿入する際に、閉塞部材42の脆弱部をさらに容易に切り裂くことができる。
<防水部材>
防水部材30は、図7に示すように、T型継手20の表面に取り付けたゴム板等からなり、T型継手20をP型継手40内に挿入した際に、折れ曲がってP型継手40の内面に密着する形状となっている。防水部材30は、可撓性及び弾性を有することが必要であるが、連結する継手(P型継手40)の内面に閉塞空間を形成することができれば、材料、大きさ、形状等、特に限定されるものではない。
<P型継手>
P型継手40は、図4〜図6に示すように、長さ方向に連続したスリット状の開口部41を有するとともに、当該開口部41を閉塞する閉塞部材42を有している。また、閉塞部材42には、開口部41の長さ方向に沿って脆弱部43を設けてある。この閉塞部材42により、鋼管矢板10を打設する際に、P型継手40内に土砂等が侵入することを防止できる。この閉塞部材42は、特に、鋼管矢板10の周面の摩擦抵抗が大きい砂礫や採石等を含んだ地盤に鋼管矢板10を打設する際に有用となる。
<開口部>
開口部41は、P型継手40の長さ方向に沿って連続したスリット状の部分で、先行鋼管矢板10に隣接して、後行鋼管矢板10を打設する際に、先行鋼管矢板10のP型継手40の内部に、後行鋼管矢板10のT型継手20を挿入することができる。
<閉塞部材>
閉塞部材42は、P型継手40の開口部41を閉塞するための板状部材であり、例えば、綱製のフラットバーにより作成することができる。この閉塞部材42をP型継手40の外周面に取り付けることにより、開口部41を閉塞することができる。閉塞部材42をP型継手40の外周面に取り付けるには、例えば、溶接を行えばよい。なお、閉塞部材42をP型継手40の外周面に強固に取り付けることができれば、取り付け方法は溶接に限られず、接着剤を用いた接着等、他の取り付け方法を用いてもよい。
実施例1の閉塞部材42は、図4に示すように、P型継手40の開口部41において、P型継手40の外方に突出した形状となっている。また、実施例2の閉塞部材42は、図5に示すように、P型継手40の開口部41において、P型継手40の外周面とほぼ連続した円弧状となっている。また、実施例3の閉塞部材42は、図6に示すように、P型継手40の開口部41において、P型継手40の内方に入り込んだ形状となっている。
<脆弱部>
上述したいずれの実施例に係る閉塞部材42も、開口部41の長さ方向に沿って脆弱部43を設けてある。この脆弱部43は、P型継手40の内部にT型継手20を挿入する際に、閉塞部材42を容易に切り裂くための部分であり、例えば、フラットバーの一面に設けたV字状の切り込み溝からなる。なお、脆弱部43は、V字状の切り込み溝に限定されるものではなく、閉塞部材42を容易に切り裂くことができれば、どのような構成であってもよい。
<鋼管矢板の打設手順>
上述したように、複数の鋼管矢板10を順次打設して止水壁等を構築する。先行鋼管矢板10に隣接させて後行鋼管矢板10を打設する際に、P型継手40に設けた閉塞部材42の脆弱部43を、T型継手20に設けた突出部21(刃口部22)で切り裂きながら、P型継手40の内部にT型継手20を挿入する。
そして、図7に示すように、T型継手20に取り付けられた防水部材30が、P型継手40の内面に密着し、隣合う鋼管矢板10の継手が接続状態となる。また、図示しないが、P型継手40の内部にモルタルを充填することにより、さらに止水性を完全なものとすることができる。
10 鋼管矢板
11 本体部
20 T型継手
21 突出部
22 刃口部
30 防水部材
40 P型継手
41 開口部
42 閉塞部材
43 脆弱部

Claims (3)

  1. 一方の鋼管矢板の継手に防水部材を取り付け、他方の鋼管矢板の継手の内部に前記一方の鋼管矢板の継手を挿入して、隣合う鋼管矢板同士を接続する構造を有する継手構造であって、
    前記一方の鋼管矢板の継手は、その下端部から延長して設けた突出部を有し、
    前記他方の鋼管矢板の継手は、長さ方向に連続したスリット状の開口部を有するとともに、当該開口部を閉塞する閉塞部材を有し、
    前記閉塞部材には、前記開口部の長さ方向に沿って脆弱部を設け、
    先行して打設した鋼管矢板に隣接させて他の鋼管矢板を打設する際に、前記他方の継手に設けた閉塞部材の脆弱部を前記突出部で切り裂きながら、前記他方の継手内に前記一方の継手を挿入することを特徴とする鋼管矢板の継手構造。
  2. 前記突出部は、先端に向かって鋭角状となった刃口部を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の鋼管矢板の継手構造。
  3. 前記閉塞部材は、板状部材からなり、
    前記脆弱部は、板状部材の一面に設けたV字状の切り込み溝からなる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の鋼管矢板の継手構造。
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